JP2007228411A - 音響機器及びテレビジョン受像機 - Google Patents

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Abstract

【課題】テレビジョン受像機等の音響機器において、電源をオン状態にしたときに、音声出力手段から出力する音声のボリュームが大音量になることを防ぐと共に、ユーザが出力する音声ボリュームを調整する手間の低減ができる。
【解決手段】リモコンの電源ボタンが操作されて、テレビの電源がオン状態に切り替わると(S21)、制御用マイコンは、スピーカから出力する音声のボリュームを所定の値に設定した後(S22)、スピーカに出力する音声信号の振幅をEEPROMから読み取り(S23)、読み取った音声信号の振幅の平均値を算出し(S24)、この算出結果が所定の値より大きいか否かを判断する(S25)。この判断の結果、大きい場合(S26でYES)、制御用マイコンは、ディスプレイに、ユーザに現在のボリューム設定値を変更するか否かを確認するための画面を表示する(S27)。
【選択図】図4

Description

本発明は、音響機器に関し、特に出力する音声のボリュームの値に関する。
近年、テレビ等のスピーカから出力する音声のボリュームは、電子ボリュームを用いて調整される。そのため、ユーザは、テレビ画面に表示された音声ボリュームの調整値を見ながら、リモコン等に設けられた音声ボリューム調整ボタンを操作することにより、スピーカから出力する音声のボリュームを所望の値に設定する。しかし、電子ボリュームを用いた音声ボリュームの調整は、テレビ等の電源状態がオン状態である場合にのみ行うことができる。そのため、前回の視聴時にスピーカから出力する音声のボリュームが大音量に設定されていた場合、テレビの電源をオン状態にした直後には、スピーカから大音量の音声が出力されてしまうことを防ぐことができないという問題がある。
ところで、テレビの電源をオン状態にした直後に、音声の出力を停止するか、又はユーザに不快感を与えない程度のボリュームにて音声の出力を行うテレビが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、テレビの電源をオン状態にしたときに、前回の電源オフ時に記憶された音声ボリュームに係わらず、音声のボリュームを消音にするテレビが知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、テレビの電源をオン状態にした時点から所定の時間が経過するまでの間は、音声増幅回路の動作を停止させて、スピーカから音声を出力させないテレビが知られている(例えば、特許文献3参照)。また、深夜から早朝の間にテレビの電源をオン状態にした場合、音声増幅回路を制御して、出力する音声のボリュームを一定レベル以下とするテレビが知られている。(例えば、特許文献4参照)。
しかし、上記特許文献1乃至特許文献4に記載された発明では、テレビ等の電源をオン状態にした直後に出力する音声のボリュームの平均を算出し、算出結果が所定の値よりも大きいか否かを判断することにより、ユーザに音声ボリュームの調整を促す概念は示されていない。そのため、ユーザは、テレビ等の電源をオン状態にした直後に出力される音声のボリュームに関係なく、音声のボリュームを調整する操作が必要であり、操作が煩雑となる可能性がある。
特開2000−184310号公報 特開2001−275062号公報 特開平9−93056号公報 特開平6−276457号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、電源をオン状態にしたときに、音声出力手段から出力する音声のボリュームが大音量になることを防ぐと共に、ユーザが出力する音声ボリュームを調整する手間を低減することが可能な音響機器及びテレビジョン受像機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、テレビジョン放送信号(以下、TV放送信号という)を受信するチューナと、ケーブルを介して接続されたDVDプレーヤ、又はハードディスクレコーダ等から送信される動画再生信号(以下、再生信号という)の受信を行うためのケーブルインタフェースと、前記チューナによって受信したTV放送信号、及び前記ケーブルインタフェースによって受信した再生信号に含まれる映像信号に対して所定の処理を行う映像信号処理手段と、前記映像信号処理手段から出力された映像信号に基いた映像、及び各種のメッセージ等を表示する表示手段と、前記チューナによって受信したTV放送信号、及び前記ケーブルインタフェースによって受信した再生信号に含まれる音声信号に対して所定の処理を行う音声信号処理手段と、前記音声信号処理手段から出力された音声信号に基いて音声を出力する音声出力手段と、装置本体の電源を投入するための電源ボタン、及び前記音声出力手段から出力する音声のボリュームの調整をするためのボリューム調整ボタン等を有する操作手段と、装置各部を制御する制御手段とを備えたテレビジョン受像機において、前記音声出力手段から出力する音声のボリュームを所定の値に設定するボリューム設定手段と、前記音声信号処理手段から出力された音声信号を一時的に格納する一時記憶手段と、前記一時記憶手段に格納された音声信号の振幅の平均値を算出し、算出した値が所定の値より大きいか否かを判定する音声出力判定手段とをさらに備え、前記制御手段は、ユーザが前記電源ボタンを用いて装置本体の電源をオン状態にしたとき、前記ボリューム設定手段により、前記音声出力手段から出力する音声のボリュームを所定の値に設定した後、前記音声出力判定手段により、前記音声出力手段に出力する音声信号の振幅の平均値を算出し、この算出結果が所定の値より大きいか否かを判断し、この判断の結果、大きい場合に、前記表示手段にユーザに現在のボリューム設定値を変更するか否かを確認するための画面を表示し、ユーザが前記操作手段を操作して現在のボリューム設定値を変更することを選択した場合、該表示手段にボリュームを調整するための画面を表示し、ユーザが該操作手段を操作して、ボリュームの値を入力した後、入力した値を確定するものである。
請求項2の発明は、各種のメッセージ等を表示する表示手段と、入力された音声信号に対して所定の処理を行う音声信号処理手段と、前記音声信号処理手段から出力された音声信号に基いて音声を出力する音声出力手段と、前記音声出力手段から出力する音声のボリュームを調整するための音量調整ボタン等を有する操作手段と、装置各部を制御する制御手段とを備えた音響機器において、前記音声出力手段から出力する音声のボリュームを所定の値に設定するボリューム設定手段と、前記音声信号処理から出力された音声信号を一時的に格納する一時記憶手段と、前記一時記憶手段に格納された音声信号の振幅の平均値を算出し、算出した値が所定の値より大きいか否かを判定する音声出力判定手段とをさらに備え、前記制御手段は、装置本体の電源がオン状態にされたとき、前記ボリューム設定手段により、前記音声出力手段から出力する音声のボリュームを所定の値に設定した後、前記音声出力判定手段により、前記音声出力手段に出力する音声信号の振幅の平均値を算出し、この算出結果が所定の値より大きいか否かを判断し、この判断の結果、大きい場合、ユーザに現在のボリューム設定値を変更するか否かを確認するための画面を前記表示手段に表示するものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の音響機器において、前記制御手段は、前記ボリューム設定値を変更するか否かを確認するための画面を前記表示手段に表示したときに、ユーザが、前記ボリューム設定値を変更することを選択した場合、前記表示手段にボリュームを調整するための画面を表示して、ユーザが前記操作手段によりボリュームの値を変更し得るようにしたものである。
本発明によれば、装置本体の電源をオン状態にしたとき、出力する音声のボリュームを所定の値に設定するので、装置本体の電源をオン状態にしたときに出力する音声のボリュームが大音量になることを防ぐことができる。
また、出力する音声信号の振幅の平均値の算出結果が所定の値よりも大きい場合でも、ユーザが現在のボリューム設定値を変更することを選択した場合に限り、ボリュームを調整するための画面を表示する。そのため、ユーザは、音声信号の振幅が所定の値よりも小さい場合に加えて、音声信号の振幅が所定の値よりも大きい場合でも、現在のボリューム設定値を変更する必要がないと判断した場合には、出力する音声のボリュームを調整することがないので、従来と比べて音声ボリュームを調整する手間を低減することができる。
以下、本発明の第1の実施形態について、図1、及び図2を参照して説明する。本発明は、テレビジョン受像機等の音響機器に関するものである。以下の実施形態では、本発明をテレビジョン受像機に適用した場合について説明する。なお、以下に記載した実施形態は、本発明を網羅するものではなく、本発明は、下記の実施形態に限定されない。
図1は、スピーカ23(音声出力手段)を有するテレビ2(テレビジョン受像機)と、このテレビ2にケーブル4を介して接続されたハードディスクレコーダ3(以下、HDDという)とから構成された家電ネットワークシステム1を示し、図2は、同テレビ2の内部構成を示す。テレビ2は、ユーザが、リモコン5(操作手段)を操作することにより操作されるものである。リモコン5は、本体の電源を投入するための電源ボタン53、及びスピーカ23から出力する音声のボリュームの調整をするためのボリューム調整ボタン51、52等を有する。なお、ここでは、HDD3は、映像及び音声を含む動画再生信号(以下、再生信号という)をテレビ2にケーブル4を介して送信しているものとする。
テレビ2は、アンテナ6を介してテレビジョン放送信号(以下、TV放送信号という)を受信するチューナ29と、ケーブル4を介して接続されたHDD3から送信される再生信号の受信を行うためのケーブルインタフェース28と、チューナ29によって受信したTV放送信号、及びケーブルインタフェース28によって受信した再生信号に含まれる映像信号に対して所定の処理を行う映像信号処理部26(映像信号処理手段)と、映像信号処理部26から出力された映像信号に基いた映像、及び各種のメッセージ等を表示するディスプレイ22と、チューナ29によって受信したTV放送信号、及びケーブルインタフェース28によって受信した再生信号に含まれる音声信号に対して所定の処理を行う音声信号処理部27(音声信号処理手段)と、音声信号処理部27から出力された音声信号に基いて音声を出力するスピーカ23と、装置各部を制御する制御用マイコン21(制御手段)とを備えている。
また、テレビ2は、リモコン5から送信された信号を受光し、制御用マイコン21へ出力するリモコン信号受信部20と、音声信号処理部27から出力された音声信号を一時的に格納するEEPROM25(一時記憶手段)とを備える。
制御用マイコン21は、スピーカ23から出力する音声のボリュームを所定の値に設定するボリューム設定手段と、EEPROM25に格納された音声信号の振幅の平均値を算出し、算出した値が所定の値より大きいか否かを判定する音声出力判定手段としても機能する。
次に、本実施形態に係るテレビ2を電源オン状態にした直後にスピーカ23から出力する音声ボリュームの制御処理について、図3を参照して説明する。まず、ユーザによりリモコン5の電源ボタン53が操作されて、テレビ2の電源がオフ状態からオン状態に切り替わると(S1)、制御用マイコン21は、スピーカ23から出力する音声のボリュームを所定の値に設定した後(S2)、スピーカ23に出力する音声信号の振幅をEEPROM25から読み取り(S3)、読み取った音声信号の振幅の平均値を算出し(S4)、この算出結果が所定の値より大きいか否かを判断する(S5)。
この判断の結果、大きくない場合(S6でNO)、制御用マイコン21は、出力する音声のボリュームを前述したS2において設定するより前のボリュームに戻し(S13)、処理を終了する。一方、前述したS5の判断の結果、大きい場合(S6でYES)、制御用マイコン21は、ディスプレイ22に、ユーザに現在のボリューム設定値を変更するか否かを確認するための画面(以下、ボリューム確認画面という)を表示する(S7)。
ユーザがリモコン5を操作して現在のボリューム設定値を変更することを選択した場合(S8でYES)、制御用マイコン21は、ボリュームを調整するための画面(以下、ボリューム調整画面という)をディスプレイ22にさらに表示する(S9)。そして、ユーザがリモコン5のボリューム調整ボタン51、52を操作して、ボリュームの値を入力した後(S10)、入力した値を確定すると(S11)、制御用マイコン21は、ディスプレイ22に表示していたボリューム調整画面を閉じ(S12)、さらにディスプレイ22に表示していたボリューム確認画面を閉じて(S15)、処理を終了する。
一方、ユーザがリモコン5を操作して現在のボリューム設定値を変更することを選択しない場合(S8でNO)、制御用マイコン21は、出力する音声のボリュームを前述したS2において設定するより前のボリュームに戻し(S14)、ディスプレイ22に表示していたボリューム確認画面を閉じて(S15)、処理を終了する。
上記のように、第1の実施形態に係るテレビ2によれば、テレビ2の電源をオン状態にした時、スピーカ23から出力する音声のボリュームを所定の値に設定するので、スピーカ23から出力する音声のボリュームが大音量になることを防ぐことができる。
また、テレビ2は、スピーカ23から出力する音声信号の振幅の平均値の算出結果が所定の値よりも大きい場合でも、ユーザが現在のボリューム設定値を変更することを選択した場合に限り、ボリュームを調整するための画面をディスプレイ22に表示する。そのため、ユーザは、音声信号の振幅が所定の値よりも小さい場合に加えて、音声信号の振幅が所定の値よりも大きい場合でも、現在のボリューム設定値を変更する必要がないと判断した場合には、出力する音声のボリュームを調整することがないので、従来と比べて音声ボリュームを調整する手間を低減することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態は、図1及び図2に示した家電ネットワークシステム1と同様の構成であり、テレビ2には、ケーブル4を介してHDD3が接続されている。
本実施形態に係るテレビ2を電源オン状態にした直後にスピーカ23から出力する音声ボリュームの制御処理について、図4を参照して説明する。まず、リモコン5の電源ボタン53が操作されて、テレビ2の電源がオフ状態からオン状態に切り替わると(S21)、制御用マイコン21は、スピーカ23から出力する音声のボリュームを所定の値に設定した後(S22)、スピーカ23に出力する音声信号の振幅をEEPROM25から読み取り(S23)、読み取った音声信号の振幅の平均値を算出し(S24)、この算出結果が所定の値より大きいか否かを判断する(S25)。
この判断の結果、大きくない場合(S26でNO)、制御用マイコン21は、出力する音声のボリュームを前述したS22において設定するより前のボリュームに戻し(S35)、処理を終了する。一方、前述したS25の判断の結果、大きい場合(S26でYES)、制御用マイコン21は、ディスプレイ22に、ユーザに現在のボリューム設定値を変更するか否かを確認するための画面(以下、ボリューム確認画面という)を表示する(S27)。
ユーザがリモコン5を操作して現在のボリューム設定値を変更することを選択した場合(S28でYES)、制御用マイコン21は、ボリュームを調整するための画面(以下、ボリューム調整画面という)をディスプレイ22にさらに表示し(S29)、ボリュームを所定の値に設定する(S30)。ユーザは、制御用マイコン21により設定されたボリュームの値が適当でないと判断した場合(S31でNO)、リモコン5のボリューム調整ボタン51、52を操作して、ボリュームの値を変更し(S32)、ボリュームの値を確定する(S33)。そして、制御用マイコン21は、ディスプレイ22に表示していたボリューム調整画面を閉じ(S34)、さらにディスプレイ22に表示していたボリューム確認画面を閉じて(S37)、処理を終了する。一方、ユーザが制御用マイコン21により入力されたボリュームの値が適当であると判断した場合(S31でYES)、リモコン5を操作してボリュームの値を確定し(S33)、前述したS34とS37との処理を行い、処理を終了する。
一方、ユーザがリモコン5を操作して現在のボリューム設定値を変更することを選択しない場合(S28でNO)、制御用マイコン21は、出力する音声のボリュームを前述したS22にて設定する前のボリュームに戻し(S36)、ディスプレイ22に表示していたボリューム確認画面を閉じ(S37)、処理を終了する。
上記のように、第2の実施形態に係るテレビ2によれば、第1の実施形態に示したテレビと同様の効果を得られる。また、前述したS30により、制御用マイコン21が、出力するボリュームの値を所定の値に設定するので、ユーザは出力する音声のボリュームの値を入力する手間を低減することができる。
なお、上記の各実施形態では、HDD3から送信される再生信号をテレビ2が再生する場合の例について示したが、これに限られず、DVD再生機から送信される再生信号、又はTV放送信号等に含まれる音声信号をスピーカ23から出力する場合に本発明を適用してもよい。
また、上記の各実施形態は、制御用マイコン21が、時間帯毎に異なった値を、出力する音声のボリュームの値に設定するものであってもよい。例えば、深夜、又は早朝の時間帯は、音声のボリュームの値を通常よりも小さい値に設定するものであってもよい。
本発明の第1の実施形態に係るテレビと、このテレビに接続されたHDDの外観を示す図。 上記テレビの内部構成を示すブロック図。 上記テレビの電源をオン状態にした直後にスピーカから出力する音声ボリュームの値の制御処理の手順を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係るテレビの電源をオン状態にした直後にスピーカから出力する音声ボリュームの値の制御処理の手順を示すフローチャート。
符号の説明
2 テレビ(テレビジョン受像機)
5 リモコン(操作手段)
21 制御用マイコン(制御手段、ボリューム設定手段、音声出力判定手段)
22 ディスプレイ(表示手段)
23 スピーカ(音声出力手段)
24 音声出力検出回路(音声出力検出手段)
25 EEPROM(一時記憶手段)
26 映像信号処理部(映像信号処理手段)
27 音声信号処理部(音声信号処理手段)
28 ケーブルインタフェース
29 チューナ

Claims (3)

  1. テレビジョン放送信号(以下、TV放送信号という)を受信するチューナと、
    ケーブルを介して接続されたDVDプレーヤ、又はハードディスクレコーダ等から送信される動画再生信号(以下、再生信号という)の受信を行うためのケーブルインタフェースと、
    前記チューナによって受信したTV放送信号、及び前記ケーブルインタフェースによって受信した再生信号に含まれる映像信号に対して所定の処理を行う映像信号処理手段と、
    前記映像信号処理手段から出力された映像信号に基いた映像、及び各種のメッセージ等を表示する表示手段と、
    前記チューナによって受信したTV放送信号、及び前記ケーブルインタフェースによって受信した再生信号に含まれる音声信号に対して所定の処理を行う音声信号処理手段と、
    前記音声信号処理手段から出力された音声信号に基いて音声を出力する音声出力手段と、
    装置本体の電源を投入するための電源ボタン、及び前記音声出力手段から出力する音声のボリュームの調整をするためのボリューム調整ボタン等を有する操作手段と、
    装置各部を制御する制御手段とを備えたテレビジョン受像機において、
    前記音声出力手段から出力する音声のボリュームを所定の値に設定するボリューム設定手段と、
    前記音声信号処理手段から出力された音声信号を一時的に格納する一時記憶手段と、
    前記一時記憶手段に格納された音声信号の振幅の平均値を算出し、算出した値が所定の値より大きいか否かを判定する音声出力判定手段とをさらに備え、
    前記制御手段は、
    ユーザが前記電源ボタンを用いて装置本体の電源をオン状態にしたとき、前記ボリューム設定手段により、前記音声出力手段から出力する音声のボリュームを所定の値に設定した後、前記音声出力判定手段により、前記音声出力手段に出力する音声信号の振幅の平均値を算出し、この算出結果が所定の値より大きいか否かを判断し、
    この判断の結果、大きい場合に、前記表示手段にユーザに現在のボリューム設定値を変更するか否かを確認するための画面を表示し、ユーザが前記操作手段を操作して現在のボリューム設定値を変更することを選択した場合、該表示手段にボリュームを調整するための画面を表示し、ユーザが該操作手段を操作して、ボリュームの値を入力した後、入力した値を確定することを特徴とするテレビジョン受像機。
  2. 各種のメッセージ等を表示する表示手段と、
    入力された音声信号に対して所定の処理を行う音声信号処理手段と、
    前記音声信号処理手段から出力された音声信号に基いて音声を出力する音声出力手段と、
    前記音声出力手段から出力する音声のボリュームを調整するための音量調整ボタン等を有する操作手段と、
    装置各部を制御する制御手段とを備えた音響機器において、
    前記音声出力手段から出力する音声のボリュームを所定の値に設定するボリューム設定手段と、
    前記音声信号処理から出力された音声信号を一時的に格納する一時記憶手段と、
    前記一時記憶手段に格納された音声信号の振幅の平均値を算出し、算出した値が所定の値より大きいか否かを判定する音声出力判定手段とをさらに備え、
    前記制御手段は、
    装置本体の電源がオン状態にされたとき、前記ボリューム設定手段により、前記音声出力手段から出力する音声のボリュームを所定の値に設定した後、前記音声出力判定手段により、前記音声出力手段に出力する音声信号の振幅の平均値を算出し、この算出結果が所定の値より大きいか否かを判断し、
    この判断の結果、大きい場合、ユーザに現在のボリューム設定値を変更するか否かを確認するための画面を前記表示手段に表示することを特徴とする音響機器。
  3. 前記制御手段は、
    前記ボリューム設定値を変更するか否かを確認するための画面を前記表示手段に表示したときに、
    ユーザが、前記ボリューム設定値を変更することを選択した場合、前記表示手段にボリュームを調整するための画面を表示して、ユーザが前記操作手段によりボリュームの値を変更し得るようにしたことを特徴とする請求項2に記載の音響機器。
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