JP5067240B2 - 遅延制御装置 - Google Patents
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Description
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、オーディオ信号を遅延させて出力するオーディオ機器において、オーディオ信号のディレイ時間を変更した場合におけるノイズの発生を軽減することのできる技術を提供することを目的とする。
<A:構成>
本発明は、AVレシーバやホームシアター向け商品などの各種AV装置に適用することができるが、ここでは、DSP(Digital Signal Processor)等でデジタル処理を施した後にアンプで増幅を行う、いわゆるAVアンプに適用した実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるAVアンプ1の全体構成を示すブロック図である。
図において、制御部11は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備え、ROM又は記憶部12に記憶されているコンピュータプログラムを読み出して実行することによりAVアンプ1の各部を制御する。記憶部12は、制御部11によって実行されるコンピュータプログラムやその実行時に使用されるデータを記憶するための記憶手段であり、例えばEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)である。この記憶部12には、オーディオ信号のディレイ時間を示すディレイ時間データが記憶されている。表示部13は、LEDパネルや液晶パネルなどの表示パネルを備え、制御部11による制御の下に各種の画像を表示する。操作部14は、テンキー等の各種キーを備え、AVアンプ1の利用者による操作に応じた信号を制御部11に出力する。利用者は、操作部14を用いて、オーディオ信号のディレイ時間を調節することができる。なお、この実施形態では、表示部13と操作部14とがAVアンプ1に含まれている場合について説明するが、表示部13や操作部14がAVアンプ1に外付けされる形式であってもよい。
次に、本実施形態の動作について説明する。利用者は、DVDプレーヤ等の映像再生装置の操作部を用いて、映像及び音声を再生する旨の操作を行う。映像再生装置は、操作された内容に応じて、ビデオ信号を映像表示装置に出力するとともに、オーディオ信号をAVアンプ1に出力する。AVアンプ1にオーディオ信号が入力されると、入力されたオーディオ信号はオーディオセレクタ17を介してオーディオ信号処理部20に供給される。制御部11は、記憶部12に記憶されたディレイ時間データの示すディレイ時間をオーディオ信号処理部20に指示する。オーディオ信号処理部20のデコーダ202は入力されたオーディオ信号に対してデコード処理を施して遅延処理部2031に出力する。遅延処理部2031は制御部11から指示されたディレイ時間だけオーディオ信号を遅延させる。なお、ディレイ時間データがオーディオ信号を遅延させない旨を示す場合には、遅延処理部2031はオーディオ信号を遅延させずにそのまま出力する。ゲイン調整部2032は、遅延処理部2031から出力されるオーディオ信号をそのままポストプロセッサ204に出力する。ポストプロセッサ204はオーディオ信号に対して残響効果付与処理等を実行し、D/Aコンバータ21に出力する。D/Aコンバータ21はデジタル形式のオーディオ信号をアナログ信号に変換する。アナログ信号に変換されたオーディオ信号はアンプ22によって増幅され、スピーカ端子23を介して外部接続されたスピーカに出力される。利用者は、映像表示装置に表示される映像とスピーカから放音される音とを視聴することで、映像再生装置によって再生される映像及び音声を楽しむことができる。
図4において時刻t1から時刻t2になるまでの時間(同様に時刻t2から時刻t3までの時間)に関しては、長すぎると音量の変化が不自然になり、逆に短すぎると信号の不連続を新たに生じさせてしまう。視聴など実験的に試した結果、約100msが最適値となっている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。
(1)上述の実施形態において、利用者がディレイ時間の切り替えを連続して行った場合には、最後の操作に対応する処理のみを行うようにしてもよい。すなわち、制御部11が、予め定められた時間内に予め定められた数以上のディレイ時間設定命令を検出した場合に、該予め定められた時間内において最後に検出した命令についてディレイ切り替え処理及びフェードアウト・フェードイン処理を行い、それ以外の命令を無視する(破棄する)ようにしてもよい。このようにすることで、オーディオ信号を再生しつつディレイ時間を切り替える場合であっても、放音される音声をより自然につなげることができる。
Claims (2)
- オーディオ信号が入力される入力端子と、
前記入力端子に入力されたオーディオ信号を指示されたディレイ時間だけ遅延させて出力する遅延手段と、
利用者によって操作される操作手段から出力される信号であって、前記ディレイ時間を変更する旨を示す信号を検出する信号検出手段と、
前記信号検出手段によって前記信号が検出されたときに、前記遅延手段が出力するオーディオ信号に対してフェードアウト処理を施すフェードアウト手段と、
前記信号検出手段によって検出された信号に応じたディレイ時間を前記遅延手段に指示するディレイ時間変更手段と、
前記フェードアウト手段によってフェードアウト処理を施されたオーディオ信号の出力レベルが予め定められた閾値を下回った後に、前記ディレイ時間変更手段により指示されたディレイ時間だけ前記遅延手段により遅延されて出力されたオーディオ信号に対してフェードイン処理を施すフェードイン手段と
を具備することを特徴とする遅延制御装置。 - 前記フェードアウト手段は、前記信号検出手段によって予め定められた時間内に予め定められた数以上の前記信号が検出された場合には、該予め定められた時間内において最後に検出した信号以外の信号を無視する
ことを特徴とする請求項1に記載の遅延制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008090527A JP5067240B2 (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 遅延制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008090527A JP5067240B2 (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 遅延制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009246660A JP2009246660A (ja) | 2009-10-22 |
JP5067240B2 true JP5067240B2 (ja) | 2012-11-07 |
Family
ID=41308100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008090527A Active JP5067240B2 (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 遅延制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5067240B2 (ja) |
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-
2008
- 2008-03-31 JP JP2008090527A patent/JP5067240B2/ja active Active
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JP2009246660A (ja) | 2009-10-22 |
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