JP2011139360A - 映像表示装置、動作モード切替方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

映像表示装置、動作モード切替方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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浩章 奥本
Koichi Takaku
晃一 高久
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Koichi Hirata
浩一 平田
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健志 大森
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篤 小川
Yusuke Hattori
雄介 服部
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弘治 岩崎
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Abstract

【課題】ユーザーが人感センサの検知範囲内にいる場合であっても、セーブモードに切り替えることができる映像表示装置を提供する。
【解決手段】テレビ10は、リモコンに設けられた所定の指示部が操作されることによる視聴者からの入力指示を受け付けるリモコン受光部35と、判定部110において人感(熱)センサ52が視聴者を検知している場合にリモコン受光部35から切り替え指示の受付の通知を受けると、動作モードを通常消費電力モードからセーブモードに切り替える動作モード切替部111と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、人感センサを備えた映像表示装置に関するものであり、特には人感センサを備えたテレビジョン受像機に関するものである。
近年、テレビジョン受像機(テレビ)の大型化が進み、遠く離れた場所からでも視聴することのできるテレビが普及してきている。また、大型のテレビは、リビングなど広い場所に設置されていることが多い。
日中にテレビを視聴している場合、例えば、テレビの設定されている部屋とは異なる居室での用事などにより、テレビの前を離れることが度々生じる。この場合、ユーザーは用事が済み次第、再度テレビを視聴することが多いため、テレビをつけたままテレビの前を離れることが多い。一方、夜間にテレビを視聴している場合、例えば、就寝のためにテレビを離れるときには、テレビを消してテレビの前を離れるのが一般的である。しかし、テレビを視聴している最中にうたた寝してしまったり、テレビを消し忘れて就寝してしまった場合、ユーザーがテレビを視聴していないにも関わらず、テレビがついたままの状態となってしまう。
このように、ユーザーがテレビを視聴していないにも関わらず、テレビがついている状態(すなわち、テレビが映像を出力している状態)が維持されることは、電力を無駄に消費していることになり、ユーザーに経済的な負担を強いることになる。また、環境に対する配慮の点からも、無駄な電力を消費することは好ましくない。
例えば、特許文献1〜3および非特許文献1には、ユーザーがテレビを視聴していないときに消費電力を削減するための技術が開示されている。より具体的には、特許文献1〜3および非特許文献1には、ユーザーの存在の有無を検知することにより消費電力の削減を図る技術が開示されている。すなわち、特許文献1には、部屋がある閾値より明るくなったと判断し、かつ、その時に視聴者が居ると判断した場合には、自動的にテレビの電源をオンにするという技術が開示されている。特許文献2には、視聴者がテレビの画面の近距離に居る場合、または、部屋の明るさが暗い場合には、自動的にテレビの電源をオフにするという技術が開示されている。また、特許文献3には、視聴者がテレビの電源をオフせずに所定の時間以上テレビの前から離れた場合、自動的にテレビの電源をオフにするという技術が開示されている。
さらに、非特許文献1には、視聴者がテレビの電源をオフせずに一定時間以上テレビの前から離れた場合、音声の出力を停止することなく映像の出力を停止する技術が開示されている。さらに、一定時間以内に視聴者が戻って来た場合には映像の表示を再開し、一定時間以内に視聴者が戻って来ない場合には、音声の出力も停止するという技術も開示されている。また、部屋の明るさに応じてテレビの画面の明るさを自動で調節するという技術についても併せて開示されている。
また、特許文献4および5には、押下されたときに消費電力を低減した動作モードに切り替えることができるボタンを備えた装置が開示されている。
特開2008−252526号公報(平成20年10月16日公開) 特開2004−120049号公報(平成16年4月15日公開) 特開平6−78246号公報(平成6年3月18日公開) 特開2002−44481公報(平成14年2月8日公開) 特開2000−97473号公報(平成12年4月4日公開)
[online]、ソニー、(平成21年11月13日検索)、インターネット<http://www.sony.jp/bravia/shoene/index02.html>
しかしながら、人感センサによって視聴者の存在が検知されない場合に、より消費電力の小さい低消費電力モードに自動的に切り替わる従来の映像表示装置においては、人感(熱)センサにより視聴者の存在が検知されていない状態を人為的に作り出さない限り、低消費電力モードに切り替えることができないという問題があった。例えば、非特許文献1に開示されているテレビでは、映像表示を停止し、音声出力のみとすることにより消費電力の低減を図ることができるものの、これは人感(熱)センサにより視聴者の存在が検知されていないときに限られたものである。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、周囲に視聴者が居ない場合に低消費電力モードに切り替わる映像表示装置において、人感センサにより視聴者の存在が検知されていない状態を人為的に作り出さずとも、視聴者が手動操作により低消費電力モードに切り替えることができる映像表示装置を提供することにある。
本発明に係る映像表示装置は、上記課題を解決するために、人感センサが視聴者の存在を検知している状態から検知していない状態に遷移した時点、および、上記人感センサが視聴者の存在を検知している状態で視聴者により所定の指示部が操作された時点で、当該映像表示装置の動作モードを、映像および音声を出力する第1の動作モードから、映像および音声の少なくともいずれかを出力し、かつ、上記第1の動作モードよりも消費電力の小さい第2の動作モードに切り替える切替手段を備えていることを特徴としている。
本発明に係る映像表示装置は、人感センサが視聴者の存在を検知している状態から検知していない状態に遷移した時点で映像および音声を出力する第1の動作モードから、映像および音声の少なくとも何れかを出力し、かつ、第1の動作モードよりも消費電力の小さい第2の動作モードに自動的に切り替える以外に、人感センサが視聴者の存在を検知している状態で視聴者により所定の指示部が操作された時点でも第1の動作モードから第2の動作モードに動作モードを切り替える。
このように、本発明に係る映像表示装置では、人感センサが視聴者の存在を検知している場合であっても、視聴者からの手動による操作に基づいて、動作モードを第1の動作モードから第2の動作モードに切り替えることができる。
これによって、本発明に係る映像表示装置では、視聴者が所望するときに第1の動作モードよりも消費電力の小さい第2の動作モードに切り替えることができる効果を奏する。
例えば、人感センサの検知範囲内に居つつ、映像表示装置から出力される音声のみを聞きたいときであっても、所定の指示部を操作することにより、映像の表示を停止し、音声のみを出力する動作モードに切り替えることができる。これによって、人感センサの検知結果に基づいて、動作モードを切り替える映像表示装置におけるユーザービリティを向上することができる。
本発明に係る映像表示装置では、さらに、上記指示部は、当該映像表示装置、および、当該映像表示装置を操作するための遠隔制御装置の少なくともいずれかに設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、映像表示装置および遠隔制御装置の少なくともいずれかに設けられている指示部を操作することができる。これによって、映像表示装置または遠隔制御装置のどちらか一方に指示部が設けられている場合、視聴者は、映像表示装置または遠隔制御装置のうち指示部が設けられている装置を選択し、選択した装置に設けられた指示部を操作することができる。また、映像表示装置および遠隔制御装置のどちらにも指示部が設けられている場合、視聴者は、映像表示装置または遠隔制御装置のうち、視聴者が操作し易い装置(例えば、視聴者の近くにある装置)を選択し、選択した装置に設けられた指示部を操作することができる。
本発明に係る映像表示装置では、さらに、上記第2の動作モードで動作しているとき、上記第2の動作モードにより動作する際の消費電力の低減効果を示す映像を表示する映像表示手段を備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、第2の動作モードで動作することによる消費電力の低減効果を示す映像がディスプレイ上に表示される。
これによって、本発明に係る映像表示装置では、視聴者が消費電力の低減度合いを容易に把握することができる効果を奏する。
本発明に係る映像表示装置では、さらに、上記第2の動作モードは、消費電力の低減効果の異なる複数のモードを含み、上記切替手段は、上記所定のボタンが押下されるたびに、上記第2の動作モードとして選択されるモードを順次切り替えることが好ましい。
上記の構成によれば、所定のボタンが押下されるたびに、消費電力の低減効果の異なるモードを第2の動作モードとして選択する。
これによって、本発明に係る映像表示装置では、消費電力を低減するモードのうち視聴者が現状に即したモードを適宜選択することができる効果を奏する。
本発明に係る映像表示装置では、さらに、上記複数のモードのそれぞれにおける消費電力を低減するための動作が、予め定められていることが好ましい。
本発明に係る映像表示装置では、さらに、上記第2の動作モードでは、検知した照度に応じて、表示される映像の輝度を調整することが好ましい。
上記の構成によれば、第2の動作モードでは、検知した照度に応じて、表示される映像の輝度を調整することができる。すなわち、本願発明に係る映像表示装置では、第2の動作モードに切り替わると共に、検知した照度に応じて、表示される映像の輝度を調整する機能が動作する。
これによって、検知した照度に応じて、表示される映像の輝度を調整する機能を動作させることを失念することを防止することができる効果を奏する。
本発明に係る映像表示装置では、さらに、上記第2の動作モードは、映像を出力しつつ、音声の出力を停止する動作モードであることが好ましい。
本発明に係る映像表示装置では、さらに、上記切替手段は、上記所定のボタンが押下されたときに加えて、上記遠隔制御装置を介した視聴者からの入力が所定の時間内にないとき、または、表示される映像が所定時間内に変化しないときに、動作モードを上記第2の動作モードに切り替えることが好ましい。
本発明に係る映像表示装置では、さらに、受信した放送波に基づいて番組映像を生成する番組映像生成手段を備えており、上記切替手段は、上記所定のボタンが押下されたときに加えて、上記番組映像生成手段において生成した番組映像のうちCM部分の映像を表示するときに、動作モードを上記第2の動作モードに切り替えることが好ましい。
本発明に係る映像表示装置では、さらに、上記人感センサは、焦電型赤外線センサであることが好ましい。
本発明に係る遠隔制御装置は、映像表示装置の動作モードを、映像および音声を出力する第1の動作モードから、映像および音声の少なくともいずれかを出力し、かつ、上記第1の動作モードよりも消費電力の小さい第2の動作モードに切り替えるための指示部が設けられていることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明にかかる映像表示装置を、遠隔制御装置によって操作することができる。これによって、映像表示装置の動作モードを、第1の動作モードから第2の動作モードに切り替えるために、視聴者が映像表示装置まで移動して指示部を操作する手間を省き、視聴者は、遠隔操作にて映像表示装置の動作モードを切り替えることができる。
本発明に係る動作モード切替方法は、上記課題を解決するために、人感センサを備えた映像表示装置における動作モード切替方法であって、上記人感センサが視聴者の存在を検知している状態から検知していない状態に遷移した時点、および、上記人感センサが視聴者の存在を検知している状態で視聴者により所定の指示部が操作された時点で、当該映像表示装置の動作モードを、映像および音声を出力する第1の動作モードから、映像および音声の少なくともいずれかを出力し、かつ、上記第1のモードよりも消費電力の小さい第2の動作モードに切り替える切替ステップを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係る映像表示装置と同様の作用効果を奏する。
なお、本発明に係る映像表示装置を動作させるためのプログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させることを特徴とするプログラムおよびそれらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に含まれる。
本発明に係る映像表示装置は、人感センサが視聴者の存在を検知している状態から検知していない状態に切り替わった時点で映像および音声を出力する第1の動作モードから、映像および音声の少なくとも何れかを出力し、かつ、第1の動作モードよりも消費電力の小さい第2の動作モードに自動的に切り替える以外に、人感センサが視聴者の存在を検知している状態で視聴者により所定のボタンが押下された時点で第1の動作モードから第2の動作モードに動作モードを切り替える。
これによって、本発明に係る映像表示装置では、視聴者が所望するときに第1の動作モードよりも消費電力を低減した第2の動作モードに切り替えることができる効果を奏する。
実施形態に係るテレビジョン受像機における制御部の要部構成を示すブロック図である。 実施形態に係るテレビジョン受像機の要部構成を示すブロック図である。 (a)はリモートコントローラ36に設けられたセーブモードボタンの一例を示す図であり、(b)は通知映像の一例を示す図である。 セーブモードとして設定されている各モードにおいて実行される動作を示す図である。 図4に示した各モードにおける消費電力の低減度合いを示す通知映像を示す図であり、(a)はモードAを選択している場合の通知映像であり、(b)はモードBを選択している場合の通知映像であり、(c)はモードCを選択している場合の通知映像である。 (a)は、通常消費電力モード時のバックライトの調整値と消費電力との対応を示すテーブルであり、(b)はモードA〜モードCにおけるメニュー表示上でのバックライトの調光値と、調光設定値との対応を示す図である。 音量の調整値と消費電力との対応を示す図である。
本発明に係る映像表示装置の一実施形態について、図1〜図7を参照しつつ以下に説明する。本実施形態では、映像表示装置がテレビジョン受像機である場合を例に挙げて説明する。
(表示装置の構成)
まず、人感(熱)センサを備えたテレビジョン受像機の構成について、図2を参照しつつ以下に説明する。図2は、テレビジョン受像機10(以下、テレビ10とも称する)の要部構成を示すブロック図である。
テレビ10は、例えば、図2に示すように、メモリ7、アナログチューナー部12、デジタルチューナー部14、デジタル復調部15、分離部16、ビデオデコード部17、ビデオセレクタ部18、映像処理部19、表示制御部21、液晶表示装置22、IP放送チューナー部23、EPG/OSD処理部24、オーディオデコード部25、オーディオセレクタ部26、音声出力変換部27、スピーカ28、外部入力部31、記録/再生部32、選局部33、通信制御部34、リモコン受光部35、OPC(RGB)センサ51、人感(熱)センサ52、電源部53、および制御部100により構成することができる。また、テレビ10は、アンテナ11、アンテナ13、および外部機器30を接続可能に構成されており、リモートコントローラ36(遠隔制御装置)による操作が可能である。
アナログチューナー部12は、アンテナ11において受信したアナログ放送信号から、選局部33にて選択されたチャンネルに重畳された映像信号および音声信号を抽出し、抽出した映像信号をビデオセレクタ部18に供給すると共に、抽出した音声信号をオーディオセレクタ部26に供給する。
デジタルチューナー部14は、アンテナ13において受信したデジタル放送信号から、選局部33にて選択されたチャンネルに重畳されたデジタル信号を抽出し、抽出したデジタル信号をデジタル復調部15に供給する。デジタル復調部15は、デジタルチューナー部14にて抽出されたデジタル信号から、所定の形式(例えば、MPEG2−TS形式)のストリームデータを生成し、生成したストリームデータを分離部16に供給する。
IP放送チューナー部23は、ネットワークを介して接続された外部装置(例えば、サーバ装置)から、選局部33にて選択されたチャンネルのストリームデータを取得し、取得したストリームデータを分離部16に供給する。IP放送チューナー部23によるストリームデータの取得は、通信制御部34を介して行われる。なお、ネットワークとしては、特に限定されるものではない。例えば、電話回線、LAN、HDMIケーブルなどを用いたネットワークを挙げることができる。
また、外部入力部31は、外部機器30(例えば、HDD、外部メモリ、BDプレイヤ、DVDプレイヤ、CDプレイヤなどが挙げられる)に記録されている映像信号および音声信号を、制御部100からの指令に基づいて読み出し、映像データをビデオセレクタ部18に供給し、音声データをオーディオセレクタ部26に供給する。
なお、テレビ10には、記録/再生部32として光ディスクドライブ装置が内蔵されている。記録/再生部32は、外部入力部31に接続されており、テレビ10は、外部記録されているコンテンツデータを再生する場合と同様に、記録/再生部32に記録されているコンテンツデータを再生することができる。
分離部16は、デジタルチューナー部14またはIP放送チューナー部23から供給されたストリームデータを映像データ、音声データ、および、付加データに分離する。分離部16にて分離された映像データ、音声データ、および、付加データは、それぞれ、ビデオデコード部17、オーディオデコード部25、および、EPG/OSD処理部24に供給される。分離部16にて分離された付加データは、また、メモリ7に記憶される。
ビデオデコード部17は、分離部16において分離された映像データをデコードする。ビデオデコード部17にて得られた映像信号は、必要に応じてアナログ信号にDA変換されてビデオセレクタ部18に供給される。
オーディオデコード部25は、分離部16において分離された音声データをデコードする。オーディオデコード部25にて得られた音声信号は、必要に応じてアナログ信号にDA変換されてオーディオセレクタ部26に供給される。
EPG/OSD処理部24は、分離部16にて分離された付加データに基づいて、OSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)表示すべき映像を表す映像信号を生成する。OSD表示する映像としては、EPG(電子番組表)や字幕などが挙げられる。EPG/OSD処理部24にて生成された映像信号は、合成部20に供給される。
ビデオセレクタ部18には、上述したアナログチューナー部12、および、ビデオデコード部17からの映像信号の他に、外部入力部31を介して外部機器30(例えば、HDD、外部メモリ、BDプレイヤ、DVDプレイヤなど)から出力された映像信号が供給される。ビデオセレクタ部18は、制御部100からの指令に基づき、これらの映像信号のうちから再生対象とする映像信号を選択し、選択した映像信号を映像処理部19に供給する。
映像処理部19は、ビデオセレクタ部18にて選択された映像信号を処理する。ここでの処理としては、例えばIP変換やフレームレート変換などを挙げることができる。映像処理部19にて処理された映像信号は、合成部20に供給される。合成部20は、映像処理部19にて処理された映像信号と、EPG/OSD処理部24にて生成された映像信号とを合成し、表示制御部21に供給する。表示制御部21は、合成された映像信号に基づき、液晶表示装置22を駆動する。
オーディオセレクタ部26には、上述したアナログチューナー部12、および、オーディオデコード部25からの音声信号の他に、外部入力部31を介して外部機器30(例えば、HDD、外部メモリ、BDプレイヤ、DVDプレイヤ、CDプレイヤなど)から出力された音声信号が供給される。オーディオセレクタ部26は、制御部100からの指令に基づき、これらの音声信号のうちから再生対象とする音声信号を選択し、選択した音声信号を音声出力変換部27に供給する。音声出力変換部27は、オーディオセレクタ部26にて選択された音声信号を増幅し、増幅された音声信号をスピーカ28に供給する。
リモコン受光部35は、リモートコントローラ36から発せられるリモコン信号(赤外線信号)を受け付ける。リモコン受光部35において受け付けられたリモコン信号に基づいて、制御部100は、選局部33におけるチャンネルの選局、描画するOSDの変更などを指示する。
なお、選局部33におけるチャンネル選局処理、分離部16における処理および各データのデコード処理は、制御部100がメモリ7を用いて制御している。メモリ7は制御部100が直接読み書き可能な主記憶装置である。
OPC(RGB)センサ51は、周囲の照度を感知するセンサである。OPC(RGB)センサ51は、感知した周囲の照度に応じた値をとる電気信号(以下、「照度信号」と呼称する)制御部100に供給する。
人感(熱)センサ52は、周囲の温度変化を感知するセンサである。人感(熱)センサ52は、感知した周囲の温度変化に応じた値をとる電気信号(以下、「人感信号」と呼称する)を制御部100に供給する。人感(熱)センサ52は、例えば、焦電型赤外線センサなどにより構成することができる。
人感(熱)センサ52は、周囲に人が存在するか否かを感知するセンサである。人感(熱)センサ52は、例えば、熱源の移動を検出することによって、あるいは、熱源の温度と周囲の温度との差を検出することによって、周囲に人が存在するか否かを感知する。人感(熱)センサ52の出力信号(以下、「人感信号」と呼称する)は、増幅回路(不図示)によって増幅された後、ADC(不図示)によってデジタル信号に変換され、制御部100に供給される。
なお、人感(熱)センサ52には、赤外線を照射し、その反射を検出するアクティブセンサと、赤外線を照射せず、対象物から発せられた赤外線を検出するパッシブセンサとがある。焦電型赤外線センサは、パッシブセンサの一例である。
テレビ10の周囲(より正確には、人感センサ52の感知範囲)に人(視聴者)が居る場合、人感(熱)センサ52により感知される温度変化が大きくなり、テレビ10の周囲に人が居ない場合、人感(熱)センサ52により感知される温度変化が小さくなる。このため、人感(熱)センサ52から供給される人感信号の値を参照することにより、テレビ10の周囲に人がいるか否かを判定することができる。
電源部53は、視聴モード、または、スタンバイモードのいずれかで動作する。ここで、視聴モードとは、図2に示すブロック(電源部53を除く)のうち、電力を消費するほぼ全てのブロックに電力を供給する動作モードであり、スタンバイモードは、図2に示すブロック(電源部53を除く)のうち、外部インタフェース(外部入力部31、通信制御部34、リモコン受光部35)、センサ(OPCセンサ51、人感センサ52)、制御部100に限定して電力を供給する動作モードである。電源部53は、視聴モードおよびスタンバイモード以外の動作モードで動作するようにしてもよい。視聴モードおよびスタンバイモード以外の動作モードとしては、例えば、テレビ10に設けられている各部材の動作を検査する際に使用する動作検査モードを挙げることができる。
電源部53の視聴モードは、通常消費電力モードとセーブモードの2つの動作モードを含む。電源部53が視聴モードで動作するとは、電源部53が通常消費電力モードまたはセーブモードのいずれかの動作モードで動作していることを意味している。電源部53を通常消費電力モードで動作させるか、あるいはセーブモードで動作させるかの決定は、下記に詳述する。なお、本実施形態では、電源部53をある動作モードで動作させることと、テレビ10をある動作モードで動作させこととを同義として説明する。
制御部100は、リモートコントローラ36が送信し、リモコン受光部35が受信したリモコン信号に基づいて、電源部53の動作モードを切り替える。具体的には、視聴モードにおいて、リモートコントローラ36に設けられた電源ボタン(不図示)が押下されると、電源部53をスタンバイモードに切り替え、スタンバイモードにおいて、リモートコントローラ36に設けられた電源ボタンが押下されると、電源部53を視聴モードに切り替える。また、制御部100は、視聴モードで動作している場合、人感センサ52から供給される人感信号、および、OPCセンサから供給される照度信号に基づいて視聴モードにおける各動作モードを切り替える。
(セーブモードの詳細)
上述したように、視聴モードは、通常消費電力モードおよびセーブモードの2つの動作モードを含む。通常消費電力モードとは、図2に示すブロック(電源部53を除く)のうち、電力を消費する全てのブロックに電力を供給する動作モードである。
一方、セーブモードとは、通常電力消費モードと比較してテレビ10において消費する電力を低減した動作モードである。より具体的には、セーブモードとは、映像表示に関する動作、音声出力に関する動作、および、その他の機能を実行する各動作の少なくともいずれかにおいて、通常消費電力モードと比較して消費する電力を低減した動作を実行する動作モードである。もちろん、各動作において処理に矛盾が生じない限り、消費電力を低減する動作を複数同時に実行していてもよい。
映像表示に関する動作および音声出力に関する動作のうち、セーブモードとして動作する際に実行される動作の詳細について以下に簡単に説明する。
映像表示に関する動作としては、例えば、バックライトの光量を減光した減光動作、バックライトを消灯する消灯動作、ディスプレイ上の映像表示領域を縮小する縮小表示動作、および、入力映像のダウンスケーリング処理によるメモリ使用量削減動作などを挙げることができる。
音声出力に関する動作としては、音量を下げる(あるいはミュートする)音量低下動作、少なくとも1つのスピーカを無効にするスピーカ停止動作、ウーファー(低域アンプ)を停止するアンプ停止動作などを挙げることができる。なお、テレビ10に接続されたAVアンプと一体のスピーカに、音量低下動作、スピーカ停止動作、アンプ停止動作などの動作をさせることによって、テレビ10をセーブモードで動作させる構成を採用してもよい。
その他の機能を実行する動作としては、照度センサを動作させる照度センサの作動および裏選局機能を無効にする裏選局停止動作などを挙げることができる。
これらの動作のうち、例えば、減光動作および縮小表示動作を同時に実行するセーフモードの場合、映像の表示領域以外の領域におけるバックライトは消灯し、映像表示領域におけるバックライトが減光することになる。また、例えば、音量低下動作および減光動作を同時に実行するセーフモードの場合、バックライトが減光し、音量が低下することになる。
テレビ10をセーブモードで動作させる際に、映像表示に関する動作、音声出力に関する動作、および、その他の機能を実行する各動作をいずれの動作を実行するのかについては、テレビ10において予め設定されていることが好ましい。もちろん、ユーザーが各動作を選択することにより、ユーザーの生活スタイルなどに合わせたセーフモードを設定することができるようにしてもよい。
(人感(熱)センサ52に基づいた動作モードの変更)
ここで、人感(熱)センサ52に基づいた動作モードの切替処理について説明する。テレビ10では、人感(熱)センサ52から供給される人感信号の値に基づいて、人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居る状態から居ない状態に状態が遷移した場合には、動作モードを通常電力消費モードからセーブモードに切り替える。
なお、テレビ10は、通常電力消費モードからセーブモードへの切り替え機能に加えて、人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居ない状態から居る状態に状態が遷移した場合に、セーブモードから通常消費電力モードに動作モードが切り替わる機能を備えていてもよい。
(制御部100の構成)
次に、本実施形態に係るテレビ10に備えられている制御部100の構成について、図1を参照しつつ以下に説明する。図1は、テレビ10に備えられている制御部100の要部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、制御部100は、判定部110、動作モード切替部111および映像表示制御部112を備えている。これらの部材について以下に説明する。
(判定部110)
判定部110は、人感(熱)センサ52から取得した人感信号の値と、メモリ7に記録されている所定の閾値とを比較することによって、人感(熱)センサ52の検知範囲内(すなわち、テレビジョン受像機10の周囲)に人が居るか否かを判定する。
判定部110における判定方法としては、例えば、人感(熱)センサ52から取得した人感信号の値が閾値よりも大きい場合、検知範囲内にユーザーが居ると判定し、人感信号の値が閾値よりも小さい場合、検知範囲内にユーザーが居ないと判定する方法を挙げることができる。
なお、メモリ7に記録されている閾値の値は、予め定められている固定値であってもよいし、ユーザーにより設定される可変値であってもよい。
(動作モード切替部111)
動作モード切替部111は、リモコン受光部35においてリモートコントローラ36から動作モードの切り替えを指示するリモコン信号を受け付けると、判定部110における人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居るか否かの判定を確認する。そして、動作モード切替部111は、判定部110において人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居ないと判定されたときに、動作モードを通常電力消費モードからセーブモードに切り替える。
(映像表示制御部112)
映像表示制御部112は、動作モードが通常電力消費モードからセーブモードに切り替えられたときに、セーブモードが通常電力消費モードに対してどの程度消費電力を低減しているのかを示す通知映像を液晶表示装置22に表示するように指示する。
通知映像としては、電力の低減度合いを示す映像であってもよいし、消費電力の低減度合いを関連付けた二酸化炭素の排出量の低減度合いを示す映像であってもよい。また、低減度合いは、棒グラフ、円グラフなどのグラフを用いて表してもよいし、数値を用いて表してもよい。
なお、映像表示制御部112において表示を指示する映像は、予めメモリに記録されている映像であることが好ましが、もちろんこれに限定されるものではない。例えば、セーブモードにおいて実行される動作に基づいて、消費電力の低減度合いを算出し、算出した値を示す映像を生成するようにしてもよい。
(セーブモードへの切り替え処理の詳細)
続いて、テレビ10におけるユーザー操作によるセーブモードへの切り替え処理の詳細について、以下に説明する。なお、本項では、リモートコントローラ36に設けられているセーブモードボタンを押下することにより、リモコン受光部35がセーブモードへの切り替えを指示を受け付ける場合を例に挙げて説明する。もちろん、ユーザー操作による切り替え指示はこれに限定されるものではなく、テレビ10の本体部に設けられたセーブモードボタンを押下することによってセーブモードへの切り替えてもよい。
まず、ユーザーがリモートコントローラ36に設けられているセーブモードボタンを押下すると、リモートコントローラ36からリモコン受光部35に対して、動作モードをセーブモードに切り替えることを指示する切替指示信号(リモコン信号)が送信される。
リモコン受光部35は、切替指示信号を受け付けると、切替指示信号を受け付けたことを制御部100における動作モード切替部111に通知する。リモコン受光部35からの通知を受けた動作モード切替部111は、人感(熱)センサ52がユーザーの存在を検知しているか否かの判定を確認する。ここで、判定部110における人感(熱)センサ52がユーザーの存在を検知しているか否かを判定について説明する。
判定部110は、人感(熱)センサ52から取得した人感信号の値と、メモリ7に記録されている所定の閾値とを比較する。すなわち、判定部110は、人感(熱)センサ52の周囲の温度変化(すなわち、テレビ10の周囲の温度変化)が基準の温度変化よりも大きいか否かを判定する。
判定部110が人感(熱)センサ52の周囲の温度変化が基準の温度変化よりも大きいと判定した場合、判定部110は人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居ると認識して、動作モード切替部111にユーザーを検知していることを示す信号を出力する。一方、判定部110が人感(熱)センサ52の周囲の温度変化が基準の温度変化よりも小さいと判定した場合、判定部110は人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居ないと認識して、動作モード切替部111にユーザーを検知していないことを示す信号を出力する。
動作モード切替部111は、判定部110においてユーザーを検知していることを示す信号を受け付けていれば、動作モードを通常消費電力モードからセーブモードに切り替えるように、電源部53に指示を送る。さらに、動作モード切替部111は、映像表示制御部112に対してセーブモードに切り替えることを通知する。一方、判定部110においてユーザーを検知していないことを示す信号を受け付けている場合は、すでに動作モードがセーブモードに切り替えられているため、特段の処理は実行しない。
動作モード切替部111からの指示を受けた電源部53は、セーブモードとして動作する際に電力の供給を遮断する部材に対する電力の供給を遮断すると共に、セーブモードとして動作する際に電力の供給を開始する部材に対する電力の供給を開始する。電源部53により電力の供給が遮断される部材、電力の供給が開始される部材は、上述したセーブモードとして実行する動作の選択に応じて適宜変更される。
また、動作モード切替部111からの通知を受けた映像表示制御部112は、通知映像をメモリから読み出すようにビデオセレクタ部18に指示する。
指示を受けたビデオセレクタ部18は、セーブモードとして動作する際の消費電力の低減効果を示す通知映像を表す映像信号をメモリから読み出して映像処理部19に供給する。映像処理部19において処理された通知映像を表す映像信号は、合成部20において放送番組の映像を表す映像信号に合成され、表示制御部21に供給される。表示制御部21は、合成部20において合成された映像信号の表す映像を液晶表示装置22に表示する。
これによって、セーブモードとして動作する際の消費電力の低減効果を示す通知映像が液晶表示装置22のディスプレイ上に表示されることになる。
なお、通知映像の格納されているメモリはメモリ7であってもよいし、他のメモリであってもよい。また、テレビ10に内蔵されている内蔵メモリであってもよいし、テレビ10に外部接続された外部メモリであってもよい。
(テレビ10の利点)
以上説明したように、テレビ10は、人感(熱)センサ52がユーザーの存在を検知しており、かつ、リモコン受光部35がリモートコントローラ36を介したユーザーからの操作による入力指示を受け付けたときに、動作モードを通常消費電力モードからセーブモードに切り替える。
このように、テレビ10では、人感(熱)センサ52がユーザーの存在を検知している場合であっても、リモートコントローラ36を介したユーザーからの操作による入力指示に基づいて、動作モードをセーブモードに切り替えることができる。これによって、テレビ10では、ユーザーの意図に応じて消費電力を低減したセーブモードで動作させることができる。
(通知映像の表示)
ここで、液晶表示装置22に表示される通知映像の一例について、図3(a)および(b)を参照して以下に説明する。図3(a)はリモートコントローラ36に設けられたセーブモードボタンの一例を示す図であり、図3(b)は通知映像の一例を示す図である。
上述したように、ユーザーが図3(a)に示すリモートコントローラ36に設けられたセーブモードボタンを押下すると、液晶表示装置22のディスプレイには図3(b)に示す通知映像が表示される。
通知映像の表示は、セーブモードとして動作している際に必ず表示しなければならないわけではない。例えば、図3(a)に示すセーブモードボタンを再度押下することにより、セーブモードとして動作させつつ、通知映像の表示を中止することができるようにしてもよい。また、セーブモードボタンまたはリモートコントローラ36に設けられている所定のボタンを押下することにより、通知映像の表示が変化するようにしてもよい。例えば、セーブモードボタンを押下することにより、図3(b)に示す棒グラフが数値表示に変化するようにしてもよい。
(セーブモードとして複数の動作モードが設定されている場合)
上述したテレビ10では、セーブモードとして1つの動作モードが設定されている場合を説明しているが、もちろんこれに限定されるものではない。ここでは、テレビ10において、セーブモードとして複数の動作モードが設定されている場合について、図4を参照しつつ以下に説明する。
図4は、セーブモードとして設定されている各モード(モードA、モードBおよびモードC)において実行される動作を示すテーブルである。
「セーブモードの詳細」の項において説明したように、セーブモードは消費電力を低減する動作を少なくとも1つ実行する動作モードであるため、消費電力を低減する動作の組み合わせにより消費電力の低減効果の異なる複数の動作モードを設定することができる。
図4では、消費電力の低減効果の小さい順にモードA、モードBおよびモードCとしている。図4における「標準セーブモード」とは、セーブモードとして動作させる際にテレビ10においてデフォルトとして設定されている動作である。したがって、「標準セーブモード」は、モードA、モードBおよびモードCのいずれを選択したときでも実行される。
また、「標準セーブモード」と共に、モードA、モードBおよびモードCにおいて共通する動作である「明るさセンサ(OPCセンサ)を有効にする」は、OPC(RGB)センサ51の起動をセーブモードへの切り替えと同期させることである。OPC(RGB)センサ51を動作させることにより、テレビ10の周囲の照度に応じて、バックライトの輝度を調節することができるようになるため、消費電力の低減を図ることができる。また、OPC(RGB)センサ51の起動をセーブモードへの切り替えと同期させることにより、OPC(RGB)センサ51の起動のし忘れにより、消費電力の低減を図ることができなくなることを防止することができる。
図4に示すその他の動作については、より一層の消費電力の低減効果を図るために実行される動作であるため、モードA、モードBおよびモードCのそれぞれで実行する動作が異なる。モードA〜モードCの各モードにおいてどのような動作を実行させるのかについては、予め設定されていてもよいし、ユーザーが設定できるようにしてもよい。
また、予め設定されているモードに加えて、ユーザー指定モードとしてユーザーが設定したモードを追加できるようにしてもよい。なお、図4に示す動作は一例であり、各モードは図4に示されている動作以外の消費電力を低減する動作を含んでもよい。
(セーブモードの切り替え)
次に、セーブモードとして複数のモードが設定されているときの各モードの選択について以下に説明する。また同時に、各モードにおける通知映像の表示切替について、図5(a)〜(c)を参照しつつ以下に説明する。
セーブモードに複数のモードが設定されているときには、セーブモードボタンを押下するたびに、各モードが切り替えられるようにすることが好ましい。すなわち、動作モード切替部111は、リモコン受光部35から切替指示信号の受付の通知を受けるたびに、セーブモードとして選択するモードを切り替えるように電源部52に指示する。また同時に、動作モード切替部111は、現在選択されているモードに応じた通知映像を表示するように映像表示制御部112に指示する。
これによって、セーブモードとして複数のモードが設定されている場合であっても、図5(a)〜(c)に示すように、通知映像も選択されているモードに応じた映像に切り替わる。図5(a)〜(c)は、図4に示した各モードにおける消費電力の低減度合いを示す通知映像を示す図であり、(a)はモードAを選択している場合の通知映像であり、(b)はモードBを選択している場合の通知映像であり、(c)はモードCを選択している場合の通知映像である。
なお、テレビ10においてモードCにおいて動作しているときにユーザーがセーブモードボタンを押下すると、セーブモードでの動作を終了するようにしてもよいし、モードAが再度選択されるようにしてもよい。
もちろん、セーブモードにおける各モードの選択はこれに限定されるものではなく、リモートコントローラ36にモードを選択するボタンが設けられており、そのボタンを押下することにより各モードが選択されるようにしてもよい。
(セーブモードでの動作時におけるバックライト調整値)
次に、テレビ10をセーブモードで動作する際のバックライトの調整値と消費電力との関係に基づいた調整値の設定について図6(a)および(b)を参照しつつ以下に説明する。本項でも、セーブモードとして、上述したモードA〜モードCを選択することが可能であるとする。図6(a)は、通常消費電力モード時のバックライトの調整値と消費電力との対応を示すテーブルであり、図6(b)はモードA〜モードCにおけるメニュー表示上でのバックライトの調光値と、調光設定値との対応を示す図である。
図6(a)に示すように、通常消費電力モードにおいて、バックライトの調整値(−8が最小値であり、+8が最大値である17段階)を増加させると、消費電力も増大する。例えば、通常消費電力モードにおいて、バックライトの調整値を最大値である「+8」に設定した場合には、消費電力は100Wとなる。このバックライトの調整値は、液晶表示装置22のディスプレイ上に表示されるメニュー画面において設定および確認することができる。
ここで、テレビ10の動作モードがセーブモードに切り替わると、図6(b)に示すグラフに基づいて、調光設定値を補正する。例えば、モードCで動作するときには、バックライトの調整値を「+8」に設定した場合には調光設定値は50%であるため、実際には調整値「0」となる。したがって、消費電力もまた調整値「0」に相当する60Wに低減されることになる。調光メニューにおける値に応じて調光設定値は定められているため、図6(b)に示すグラフに基づいて各値における調光設定値は設定される。
なお、セーブモードにおける調整値の補正は、バックライトの調整値に限定されるものではなく、例えば音量でも実行するようにしてもよい。図7は、音量の調整値と消費電力との対応を示すテーブルである。音量の調整値は、図7に示すテーブルでは0〜60までの61段階である。
(セーブモードボタン以外での切り替え)
上述した処理では、リモートコントローラ36に設けられたセーブモードボタンの押下により、テレビ10の動作モードが通常消費電力モードからセーブモードに切り替わる場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、リモートコントローラ36の操作部がタッチ式(接触式)である場合には、テレビ10の動作モードをセーブモードに切り替える指示部をタッチすることによって通常消費電力モードからセーブモードに切り替えてもよい。もちろん、他のボタンや指示部を操作することにより、テレビ10の動作モードを通常消費電力モードからセーブモードに切り替わるようにしてもよい。
例えば、リモコン受光部35は、リモートコントローラ36に設けられているミュートボタン(消音ボタン)が押下されることによるリモコン信号を受け付けたときに、動作モード切替部111に対してセーブモードへの切り替え指示を受けたことを通知するようにしてもよい。
また、テレビ10の動作モードの切り替えは、リモートコントローラ36に設けられたボタンの押下に加えて、以下の処理をトリガとしてもよい。リモートコントローラ36に設けられたボタンの押下以外のトリガとしては、テレビ10が所定時間内にユーザー操作を検出しない場合、液晶表示装置22に表示される映像が所定時間同一である場合、および液晶表示装置22に表示される映像がCMに切り替わる場合などを挙げることができる。
なお、本実施形態では、リモートコントローラ36に設けられたセーブモードボタンを操作することによって、テレビ10の動作モードを通常消費電力モードからセーブモードに切り替える構成を示したが、これに限定されるものではなく、テレビ10に設けられたセーブモードボタン(不図示)を操作することによって、テレビ10の動作モードを切り替えてもよい。
なお、本実施形態では、人感(熱)センサ52がテレビ10に備えられている構成を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、リモートコントローラ36に人感(熱)センサ52が備えられている構成を採用してもよい。
所定時間内にユーザー操作を検出しない場合は、ユーザーがテレビ10をつけたままうたた寝をしているなどのようにテレビ10を視聴していない可能性が高いため、動作モードをセーブモードに切り替えることにより、ユーザーがテレビ10を視聴していないときに要する消費電力を低減することができる。なお、映画などを視聴している際には2時間程度操作しない可能性もあるため、閾値としてこれを超えるように設定しておくことが好ましい。
また、液晶表示装置22に表示される映像が所定時間同一である場合は、例えばBD、DVDコンテンツのメニュー画面であったり、テレビ放送終了後のテスト信号の映像であったりする可能性が高い。この場合も、ユーザーは既にテレビ10を視聴していない可能性が高いため、動作モードをセーブモードに切り替えることにより、ユーザーがテレビ10を視聴していないときに要する消費電力を低減することができる。
さらに、映像がCMに切り替わる場合は、ユーザーがテレビ10をながら見する可能性が高い。この場合も、動作モードをセーブモードに切り替えることにより、ユーザーがテレビ10を視聴していないときに要する消費電力を低減することができる。なお、放送番組においてCM部分を検出する技術としては、従来公知のCM検出技術を用いるようにすればよい。
(プログラムおよび記録媒体)
テレビ10に含まれている制御部100は、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、制御部100は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するMPUなどのCPU、このプログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを実行可能な形式に展開するRAM(Random Access Memory)、および、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。
そして、本発明の目的は、制御部100のプログラムメモリに固定的に担持されている場合に限らず、上記プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、または、ソースプログラム)を記録した記録媒体をテレビ10に供給し、テレビ10が上記記録媒体に記録されている上記プログラムコードを読み出して実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体は、特定の構造または種類のものに限定されない。すなわちこの記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また、制御部100(またはテレビ10)を通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介して制御部100に供給する。この通信ネットワークは制御部100にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえばインターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえばIEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係る映像表示装置は人感センサを備えたテレビジョン受像機として好適に利用することができる。
7 メモリ
10 テレビジョン受像機(映像表示装置)
11 アンテナ
12 アナログチューナー部
13 アンテナ
14 デジタルチューナー部
15 デジタル復調部
16 分離機(DMUX)
17 ビデオデコード部
18 ビデオセレクタ部
19 映像処理部
20 合成部
21 表示制御部
22 液晶表示装置
23 IP放送チューナー部
24 EPG/OSD処理部
25 オーディオデコード部
26 オーディオセレクタ部
27 音声出力変換部
28 スピーカ
30 外部機器
31 外部入力部
32 記録/再生部
33 選局部
34 通信制御部
35 リモコン受光部(受付手段)
36 リモートコントローラ(遠隔制御装置)
51 OPC(RGB)センサ(照度センサ)
52 人感(熱)センサ(人感センサ)
53 電源部
100 制御部
110 判定部
111 動作モード切替部(切替手段)
112 映像表示制御部(映像表示手段)

Claims (14)

  1. 人感センサが視聴者の存在を検知している状態から検知していない状態に遷移した時点、および、上記人感センサが視聴者の存在を検知している状態で視聴者により所定の指示部が操作された時点で、当該映像表示装置の動作モードを、映像および音声を出力する第1の動作モードから、映像および音声の少なくともいずれかを出力し、かつ、上記第1の動作モードよりも消費電力の小さい第2の動作モードに切り替える切替手段を備えていることを特徴とする映像表示装置。
  2. 上記指示部は、当該映像表示装置、および、当該映像表示装置を操作するための遠隔制御装置の少なくともいずれかに設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 上記第2の動作モードで動作しているとき、上記第2の動作モードにより動作する際の消費電力の低減効果を示す映像を表示する映像表示手段を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の映像表示装置。
  4. 上記第2の動作モードは、消費電力の低減効果の異なる複数のモードを含み、
    上記切替手段は、上記所定の指示部が操作されるたびに、上記第2の動作モードとして選択されるモードを順次切り替えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  5. 上記複数のモードのそれぞれにおける消費電力を低減するための動作が、予め定められていることを特徴とする請求項4に記載の映像表示装置。
  6. 上記第2の動作モードでは、検知した照度に応じて、表示される映像の輝度を調整することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  7. 上記第2の動作モードは、映像を出力しつつ、音声の出力を停止する動作モードであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  8. 上記切替手段は、上記所定の指示部が操作されたときに加えて、上記遠隔制御装置を介した視聴者からの入力が所定の時間内にないとき、または、表示される映像が所定時間内に変化しないときに、動作モードを上記第2の動作モードに切り替えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  9. 受信した放送波に基づいて番組映像を生成する番組映像生成手段を備えており、
    上記切替手段は、上記所定のボタンが押下されたときに加えて、上記番組映像生成手段において生成した番組映像のうちCM部分の映像を表示するときに、動作モードを上記第2の動作モードに切り替えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  10. 上記人感センサは、焦電型赤外線センサであることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  11. 映像表示装置を遠隔制御する遠隔制御装置であって、
    上記映像表示装置の動作モードを、映像および音声を出力する第1の動作モードから、映像および音声の少なくともいずれかを出力し、かつ、上記第1の動作モードよりも消費電力の小さい第2の動作モードに切り替えるための指示部が設けられている、
    ことを特徴とする遠隔制御装置。
  12. 人感センサが視聴者の存在を検知している状態から検知していない状態に遷移した時点、および、上記人感センサが視聴者の存在を検知している状態で視聴者により所定の指示部が操作された時点で、当該映像表示装置の動作モードを、映像および音声を出力する第1の動作モードから、映像および音声の少なくともいずれかを出力し、かつ、上記第1の動作モードよりも消費電力の小さい第2の動作モードに切り替える切替ステップを備えていることを特徴とする映像表示装置。
  13. 請求項1から10のいずれか1項に記載の映像表示装置が備えているコンピュータを動作させるプログラムであって、上記コンピュータを上記の各手段として機能させるためのプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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