JP2012147113A - コンテンツ再生装置、およびコンテンツ再生装置の動作方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンテンツ再生装置は、起動命令受付部201と、受付けた起動命令による実行開始にともないレジューム処理により音声付コンテンツを再生するように構成されたアプリケーションである再生アプリを実行する再生アプリ実行部202と、レジューム処理に利用可能な音声出力ボリューム値を少なくとも保持する不揮発性の記憶部203と、再生アプリ実行前に記憶部203に保持されている音声出力ボリューム値を変更可能なボリューム値変更部204と、を有する。
【選択図】図2
Description
<概要>
図1は、本実施例のコンテンツ再生装置におけるコンテンツ再生の一例を説明するための概念図である。この図1(a)にあるように、例えばユーザが外出先にてテレビ番組を視聴するため、携帯型のテレビ装置(コンテンツ再生装置)の画面をタッチし装置を起動した。すると本実施例のテレビ装置は、図1(b)に示すように、テレビ番組を画面に表示し音声を出力する前に、音量調節用のGUI画面を表示する。そして、図1(c)に示すように、ユーザがそのGUI画面を操作して音量調整を確定させると、本実施例のテレビ装置はテレビ番組の表示(コンテンツの再生)を実行する、と言う具合である。
図2は、本実施例のコンテンツ再生装置における機能ブロックの一例を表す図である。なお、以下に記載する本装置の機能ブロックは、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせとして実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPUや主メモリ、バス、あるいは二次記憶装置(ハードディスクや不揮発性メモリ、CDやDVDなどの記憶メディアとそれらメディアの読取ドライブなど)、情報入力に利用される入力デバイス、印刷機器や表示装置、その他の外部周辺装置などのハードウェア構成部、またその外部周辺装置用のインターフェース、通信用インターフェース、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、ユーザ・インターフェース用アプリケーションなどが挙げられる。そして主メモリ上に展開したプログラムに従ったCPUの演算処理によって、入力デバイスやその他インターフェースなどから入力され、メモリやハードディスク上に保持されているデータなどが加工、蓄積されたり、上記各ハードウェアやソフトウェアを制御するための命令が生成されたりする。あるいは本装置の機能ブロックは専用ハードウェアによって実現されてもよい。
図3は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、コンテンツ再生装置における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して音声付コンテンツのレジューム再生処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
図4は、本実施例のコンテンツ再生装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、上記のような計算機の各ハードウェア構成によって実行されるステップであっても良いし、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、音声付コンテンツの再生終了に伴い、レジューム処理に利用可能な音声出力ボリューム値を不揮発性の記憶部に記録する(ステップS0401)。その後、起動命令を受付ける(ステップS0402)と、受付けた起動命令による実行開始にともないレジューム処理により音声付コンテンツを再生するように構成されたアプリケーションである再生アプリを、例えばCPUなどのスレッドに登録するなどして起動する(ステップS0403)。つづいて、その起動した再生アプリの実行前に音声出力ボリューム値を変更可能なボリューム値変更用のGUIを表示するなどして音声ボリューム値の入力受付待ちとなる。そして、音声ボリューム値が入力される(ステップS0404)と、不揮発性の記憶部に記録されている音量ボリューム値を更新し(ステップS0405)、その更新した音量ボリューム値での音声付コンテンツの再生を再生アプリに実行させる(ステップS0406)。
以上のように本実施例のコンテンツ再生装置によって、再生アプリの起動によって、そのままレジューム処理によって音声付コンテンツが再生されるコンテンツ再生装置であっても、その再生前に音声ボリューム値を変更することができる。したがって、例えば静かな館内で突然大音量でのコンテンツ再生が為されてしまい迷惑をかけてしまったり、あるいは逆に騒音の中で再生開始時の音声が聞き取れずに再生が続けられたりする、といった問題の発生を防ぐことができる。
<概要>
本実施例は、上記実施例1と同様に音声付コンテンツの再生装置に関するもので以下のような特徴点を有する。すなわち、前回の音声付コンテンツの再生をイヤホン出力で終了させていた場合に、今回のコンテンツ再生開始の前に音声の出力先の選択画面を表示する。そして、例えばユーザがイヤホン出力ではなく内蔵スピーカ出力を選択したら、本実施例のコンテンツ再生装置は、イヤホンからのレジューム出力ではなく、内蔵スピーカからの音声出力によるコンテンツ再生を実行する、という具合である。
図5は、本実施例のコンテンツ再生装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「コンテンツ再生装置」(0500)は、「起動命令受付部」(0501)と、「再生アプリ実行部」(0502)と、「記憶部」(0503)と、「出力先変更部」(0504)と、を有する。なお、「起動命令受付部」および「再生アプリ実行部」については、上記実施例1の同名の構成要件と基本的には同じであるのでその説明は省略する。
図6は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、コンテンツ再生装置における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して音声付コンテンツのレジューム再生処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
図7は、本実施例のコンテンツ再生装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、上記のような計算機の各ハードウェア構成によって実行されるステップであっても良いし、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、音声付コンテンツの再生終了に伴い、レジューム処理に利用可能な音声出力先を示す識別情報を不揮発性の記憶部に記録する(ステップS0701)。その後、起動命令を受付ける(ステップS0702)と、受付けた起動命令による実行開始にともないレジューム処理により音声付コンテンツを再生するように構成されたアプリケーションである再生アプリを、例えばCPUなどのスレッドに登録するなどして起動する(ステップS0703)。つづいて、その起動した再生アプリの実行前に音声出力先を変更するためのGUI画面を表示するなどして音声出力先の入力受付待ちとなる。そして、音声出力先が入力される(ステップS0704)と、不揮発性の記憶部に記録されている音声出力先の識別情報を更新し(ステップS0705)、その更新した音声出力先へコンテンツの音声出力が為されるよう制御し、再生アプリを実行する(ステップS0706)。
以上のように本実施例のコンテンツ再生装置によって、再生アプリの起動によって、そのままレジューム処理によって音声付コンテンツが再生されるコンテンツ再生装置であっても、その再生前に音声出力先を変更することができる。したがって、例えば予期しない出力先から音声が出力しているために音声出力がなされていないといった勘違いが起こるなどの事態を防ぐことができる。
<概要>
本実施例は、音声付コンテンツの中でも特に多重音声付コンテンツの再生装置に関するもので以下のような特徴点を有する。すなわち、多重音声付コンテンツの再生を前回英語で行っていた場合に、今回の多重音声付コンテンツ再生開始の前に、その多重音声の中から再生する言語の選択画面を表示する。そして、例えばユーザが日本語を選択したら、本実施例のコンテンツ再生装置は、前回終了時の英語によるレジューム出力ではなく、日本語音声出力によるコンテンツ再生を実行する、という具合である。
図8は、本実施例のコンテンツ再生装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「コンテンツ再生装置」(0800)は、「起動命令受付部」(0801)と、「再生アプリ実行部」(0802)と、「記憶部」(0803)と、「出力先変更部」(0804)と、を有する。なお、「起動命令受付部」については、上記実施例1の同名の構成要件と基本的には同じであるのでその説明は省略する。
図9は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、コンテンツ再生装置における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して音声付コンテンツのレジューム再生処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
図10は、本実施例のコンテンツ再生装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、上記のような計算機の各ハードウェア構成によって実行されるステップであっても良いし、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、多重音声付コンテンツの再生終了に伴い、レジューム処理に利用可能な再生音声を示す識別情報を不揮発性の記憶部に記録する(ステップS1001)。その後、起動命令を受付ける(ステップS1002)と、受付けた起動命令による実行開始にともないレジューム処理により多重音声付コンテンツを再生するように構成されたアプリケーションである再生アプリを、例えばCPUなどのスレッドに登録するなどして起動する(ステップS1003)。つづいて、その起動した再生アプリの実行前に再生音声を変更するためのGUI画面を表示するなどして再生音声の入力受付待ちとなる。そして、再生音声が入力される(ステップS1004)と、不揮発性の記憶部に記録されている再生音声の識別情報を更新し(ステップS1005)、その更新した再生音声でのコンテンツの再生がなされるよう再生アプリを実行する(ステップS1006)。
以上のように本実施例のコンテンツ再生装置によって、多重音声付コンテンツの再生前に再生音声を適宜選択することができる。したがって、例えば前回視聴時のユーザと別のユーザが視聴する場合でも、自分に適した再生音声でのコンテンツを視聴することができる。
0201 起動命令受付部
0202 再生アプリ実行部
0203 記憶部
0204 ボリューム値変更部
Claims (6)
- 起動命令受付部と、
受付けた起動命令による実行開始にともないレジューム処理により音声付コンテンツを再生するように構成されたアプリケーションである再生アプリを実行する再生アプリ実行部と、
前記レジューム処理に利用可能な音声出力ボリューム値を少なくとも保持する不揮発性の記憶部と、
再生アプリ実行前に前記記憶部に保持されている音声出力ボリューム値を変更可能なボリューム値変更部と、
を有するコンテンツ再生装置。 - 起動命令受付部と、
受付けた起動命令による実行開始にともないレジューム処理により音声付コンテンツを再生するように構成されたアプリケーションである再生アプリを実行する再生アプリ実行部と、
前記レジューム処理のために少なくとも音声出力先の識別情報を保持する不揮発性の記憶部と、
再生アプリ実行前に前記記憶部に保持されている音声出力先の識別情報を変更可能な出力先変更部と、
を有するコンテンツ再生装置。 - 起動命令受付部と、
受付けた起動命令による実行開始にともないレジューム処理により多重音声付コンテンツを少なくとも1種類の音声付コンテンツとして再生するように構成されたアプリケーションである再生アプリを実行する再生アプリ実行部と、
前記レジューム処理のために少なくとも多重音声のうち再生すべき音声の識別情報を保持する不揮発性の記憶部と、
再生アプリ実行前に前記記憶部に保持されている前記音声の識別情報を変更可能な多重音声変更部と、
を有するコンテンツ再生装置。 - 起動命令受付ステップと、
受付けた起動命令による実行開始にともないレジューム処理により音声付コンテンツを再生するように構成されたアプリケーションである再生アプリを実行する再生アプリ実行ステップと、
前記レジューム処理に利用可能な音声出力ボリューム値を少なくとも保持するために不揮発性の記憶部に記録する記録ステップと、
再生アプリ実行前に前記記憶部に保持されている音声出力ボリューム値を変更可能なボリューム値変更ステップと、
を計算機にて実行するコンテンツ再生装置の動作方法。 - 起動命令受付ステップと、
受付けた起動命令による実行開始にともないレジューム処理により音声付コンテンツを再生するように構成されたアプリケーションである再生アプリを実行する再生アプリ実行ステップと、
前記レジューム処理のために少なくとも音声出力先の識別情報を保持するために不揮発性の記憶部に記録する記録ステップと、
再生アプリ実行前に前記記憶部に保持されている音声出力先の識別情報を変更可能な出力先変更ステップと、
を計算機に実行させるコンテンツ再生装置の動作方法。 - 起動命令受付ステップと、
受付けた起動命令による実行開始にともないレジューム処理により多重音声付コンテンツを少なくとも1種類の音声付コンテンツとして再生するように構成されたアプリケーションである再生アプリを実行する再生アプリ実行ステップと、
前記レジューム処理のために少なくとも多重音声のうち再生すべき音声の識別情報を保持するために不揮発性の記憶部に記録する記録ステップと、
再生アプリ実行前に前記記憶部に保持されている前記音声の識別情報を変更可能な多重音声変更ステップと、
を計算機に実行させるコンテンツ再生装置の動作方法。
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