JP2007250062A - 再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】音声再生時に所定レベル以上の音量が設定されている場合でも、ユーザに注意を喚起しつつ、音量調整の手間を少なくすること。
【解決手段】
音量を調整する音量調整手段と、該調整された音量に関するデータを記憶する手段と、該記憶されたデータに応じた音量で音声データを再生出力させる再生出力制御手段とを具備する再生装置において、前記再生出力制御手段は、音声データを再生させる際に、前記記憶された音量に関するデータが所定のレベル以上である場合、一定期間音声データを出力させず、一定期間経過後に前記記憶されたデータに応じた音量で音声データを出力する。
【選択図】図6

Description

本発明は、再生装置に係り、予め設定されていた音量が大きい場合に、ユーザに注意を喚起しつつ、音量調整の手間を少なくした再生装置に関する。
CDプレーヤやMDプレーヤ等の音楽再生装置において、音楽を再生させる場合、前回使用時の音量が大きかったために、ユーザの所望以上に大きな音量で音楽が再生されることがある。例えば、日中は騒音が大きいため、大きめの音量で音楽を聴いており、その音量のまま再び深夜に音楽を聴くと周囲が静かであるため、音量が大きすぎると感じる場合や、ユーザの気分により、大きな音量に設定し使用していたが、次にその設定していた音量で音楽を再生すると、大きすぎると感じる場合がある。このような場合、ユーザは意図していない音量であるため、驚くとともに、不快感を感じる。
上記のような問題を解決するために、特許文献1に、電源投入後、電源供給手段により装置に電力が供給されると、音量監視手段により音量制御手段を監視し、所定の音量制御値以上であれば音響信号遮断手段および上記異常通知手段を動作させ、過大音量がスピーカから出力されることを防止するとともに異常メッセージを出力し使用者にその旨を知らせる音響信号増幅装置が提案されている。
特開平7−226630号
しかし、上述のような従来技術の音響信号増幅装置では、音量監視手段により所定の音量制御値であると判断された場合、出力を停止させるものであるため、ユーザが好んで大きな音量で聞きたい場合でも、聞くことができず、音量制御値を所定の音量制御値以下に設定する動作が必要となる。またこの操作後、再度再生させてから、ユーザの所望する音量まで再び戻す操作が必要となる。このように、これらの操作は、ユーザにとって、大変な手間となる。
本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、再生時に設定されている音量が大きい場合に、ユーザに注意を喚起しつつ、音量調整の手間を少なくすることを目的とする。
本発明は、音量に関するデータを記憶する手段と、前記データに応じた音量で再生出力させる再生出力制御手段とを具備し、前記再生出力制御手段は、再生出力の際に、前記音量が所定のレベル以上である場合、所定期間再生出力させず、該所定期間経過後に前記データに応じた音量で再生出力させることを特徴とする再生装置である。
また、再生出力の際に、前記音量が所定のレベル以上である場合、警告する警告手段を具備することを特徴とする。
また、前記警告手段は、所定期間経過後に、警告を止めることを特徴とする。また、前記警告手段は、前記所定期間経過前に音量調整手段による調整がされた場合、警告を止めることを特徴とする。
さらに、周囲の音量を検知する周囲音量検知手段を具備し、前記所定のレベルは、該周囲音量検知手段により検知された周囲の音量に応じて設定されることを特徴とする。
本発明は、記憶されたデータに基づく音量での再生出力の際に、該音量が所定のレベル以上である場合、所定期間再生出力させず、該所定期間経過後に前記音量で再生出力する再生装置における再生出力制御方法である。
本発明によれば、再生時に所定レベル以上の音量が設定されている場合でも、ユーザが操作をせずとも、再生時にユーザが驚くことのないようにできる。
以下、発明を実施するための最良の形態について、詳細な説明をする。本発明は、再生装置に適用でき、携帯型プレイヤー又はホーム用オーディオ、車載用オーディオ等に適する。
図1は、本発明の第1の実施例である再生装置1の構成例を示すブロック図である。制御部2は、ユーザによる電源3のオンや、ソース選択キー4や再生キー5を含む操作部6からの操作により、CD(Compact Disc)7やMD(Mini Disc)8、ラジオ9等を含む音声ソース10からソース選択又は再生操作があると、再生する音量を記憶している設定音量記憶部11及び音質設定等を記憶しているメモリ12から設定データを読み出し、音声をDSP(Digital Signal Processer)13に入力し、EQ(Equalizer)14等で音声の音質等を調整し、増幅器15を介して、スピーカ16に音声を出力する。このとき制御部2は、DSP13に音質に関する制御信号DT1を送ることにより音質を制御し、音量に関する制御信号DT2を増幅器15に送ることにより音量を調整する。また、音質情報や音量情報等を表示部17に表示する。上記の構成において、再生操作等により、制御部2は設定音量記憶部11から音量を読み出し、その音量が所定レベル以上であると判断すると、増幅器15に対して、すぐには音声を出力させず、所定期間経過後に出力を行うよう制御する。こうすることにより、再生する音量が大きい場合でも、ユーザに注意を喚起しつつ、音量調整の手間を少なくすることができる。なお、音量調整は制御信号DT1に含めてDSP13で、音量を制御するようにしてもよい。
図2は、本発明の第2の実施例であり、図3(a)に示すような表示部35及び操作部37を含むナビゲーションとオーディオとの複合装置21に適用した場合の構成例を示すブロック図である。この複合装置21は、例えば、図3(b)に示すように運転席と助手席とのほぼ中央のダッシュボード部分に配置される。また、スピーカ34も車両の各場所に配置される。図2中、22はCDやMD等の音声データが記憶された媒体を再生する CD/MD再生部、23はラジオ放送波を受信するラジオ受信部、24はテレビジョン (TV)放送波を受信できるTV受信部、25はDVD(Digital Versatile Disc)等の映像データや音声データ、文字データ等を再生できるDVD再生部、26は音楽データや画像データを記憶させているHD(Hard Disk)にHD再生部、27は外部から音声データや映像データを入力させることができる外部音声/映像入力部である。また、28は音声や映像により目的地案内ができるナビゲーション部である。
各種ソース(CD/MD再生部22、ラジオ受信部23、TV受信部24、DVD再生部25、HD再生部26及び外部音声/映像入力部27)からの音声や画像は、制御部29からの指示に基づき、セレクタ30を介して、音声調整部31及び画像調整部32に入力される。また、音声調整部31及び画像調整部32には、ナビゲーション部28からの音声及び画像も入力される。そして制御部29は、設定されている音量を記憶している設定音量記憶部33を有しており、該設定音量調整部33から読み出した音量を、車両内に複数備え付けられた各スピーカ34への分配や音量、音声を調整させる音声調整部31を介して出力させることができるように構成されている。
また制御部29は、図4で示すように、マイクロプロセッサなどで構成され、インターフェース51を介して、表示装置内の各部や各回路を統括的に制御しているCPU52を備えている。このCPU52には、表示装置の動作に必要な各種のプログラムを保持するROMからなるプログラム記憶部53と、各種のデータを保持するRAMからなるデータ記憶部54とが設けられている。なお、ROMやRAM等は、CPUに内蔵されたものでも、外部に設けたものでも使用することが可能である。又、ROMはフラッシュメモリの様に電気的に書き換え可能な不揮発性メモリでもよい。
図5は、音声調整部31の概要を示すブロック図である。第1の音声データDT3はセレクタ30で選択された各種ソースからの音声データであり、第2の音声データDT4はナビゲーション部28からの案内音声である。ただし、図5中の第1の音声データDT3及び第2の音声データDT4は、図2中の音声データDT3及び音声データDT4に対応している。制御部29は設定されている音量を記憶している設定音量記憶部33から設定されている音量を読出す。そして制御部29からのソース指示信号DT5でセレクタ61を介して出力させたい音源が、A/D変換器62にてアナログ信号からデジタル信号に変換され、DSP(Digital Signal Processer)63に入力される。ここで音源がデジタルの場合は、A/D変換器62の代わりにDIR (Digital Interface Receiver)や特定のサンプリングレートで記録されたデジタル信号を、別のサンプリング周波数に変換するSRC (Sampling Rate Converter)等を介してDSP63に入力される。DSP63では、制御部29から音質に関する制御信号DT6を受信し、この信号 DT6に基づき、デジタル圧縮音声のデータを元の状態に戻しサラウンド音声データを引き出したり、引き出されたサラウンド音声データを含め、 すべての音声データに対して、サラウンド音声処理や残響音の付加など音場処理を行ったりするといった音質調整等の各処理を行う。そして、DSP63で処理された音声データは、D/A変換器64でデジタル信号からアナログ信号に変換され、増幅器65に送られる。増幅器65では、制御部 29から音声に関する制御信号DT7に基づいて、音量が増幅され、スピーカ34にて出力される。スピーカ34が複数ある場合は、各スピーカに出力させる音源や音量・音質等を制御部29の指示により制御させて、出力される。また、ナビ音声は、割り込みで必要に応じて出力される。ただし、DSP63に増幅機能を含むようにして増幅器65を設けないなど、これらの組み合せは複数パターン有り、本実施例に限られるものではない。
画像調整部32では、各種ソース及びナビゲーション部28からの映像データの輝度や色調、コントラストなどが調整され、調整された画像が表示部35に表示される。また、表示部35の表面にタッチパネル36が取り付けられており、タッチ操作による操作が可能である。
ユーザは、上記各種ソースのコントロールを、上記タッチパネル36や表示部35の周囲に設けられたスイッチ、もしくは音声認識等の入力操作や選択操作が可能で、ソース選択キー48や再生キー49を含む操作部37によって行うことができる。また操作部37は、つまみ型やスライド型、スイッチ型等の形状をした電子ボリュームもしくは可変抵抗型ボリューム等の音量調整手段46を有しており、これらを操作することで、音量の変更操作をすることができる。また、リモコン送受信部38を介して、リモコン39により入力もしくは選択操作をしてもよい。
制御部29は、このタッチパネル36や操作部37の操作に従って、各種ソース等を含めた制御を行っている。例えば、図2で示した各種ソースの一例について説明をすると、HD再生部26を選択した場合、HDに記憶されたMP3ファイル等の音楽データやJPEGファイル等の画像データ、ナビゲーション用の地図データ等が読み出され、音楽データを選択するためのメニュー表示や画像データを表示させることができる。
また、制御部29は、周辺環境検知手段40により周辺の明るさ(例えば、車のイルミネーション情報など)や音の情報(例えば、マイクから採取した騒音や、車速から検知した走行音など)などを検知した情報や、乗員検知手段41により検知された乗員座席位置情報、乗員認識手段42により認識された乗員に関する情報等を基に、出力画像や音声の設定を変更する制御等を行うようになっている。また、通信ユニット43とETC車載器44とが制御部29に接続されており、制御部29はETC車載器44からの料金情報等を表示部35に表示させる制御を行ったり、携帯電話などと無線接続するための通信ユニット43を制御して、該制御に関する情報を表示部35に表示させる制御等を行ったりするようになっている。また制御部29は、メモリ45に画像・音声設定情報やプログラム、車両情報等の各種設定情報を記憶させることも行うようになっている。
ナビゲーション部28は、ナビゲーションの為に利用される地図情報を記憶した地図情報記憶部を備え、VICS情報やGPS情報を入手し、ナビゲーション動作の為の画像を作成し、表示させることができる。また、ラジオ受信部23はアナログラジオ放送及びデジタルラジオ受信放送を受信でき、TV受信部24も、アナログテレビ放送波及びデジタルTV放送波を受信できる。
次に、本発明の実施例である再生装置の制御部29が行う第1の処理例について、図6に示したフローチャートに基づいて説明する。車両から再生装置21に給電するACC (Accessory)電源47のオン後、初めて音楽CDの再生操作を行う(ST1)と、設定音量記憶部33から最初に設定されている音量のデータを読み出し(ST2)、該設定音量が所定レベル(例えば、−20dB:最大音量を0dBとした場合)以上であるかを判断する(ST3)。音量が所定レベル以上である場合、直ちには音声出力をさせず、ユーザにより音量調整操作がされたかを判断する(ST4)。ここで、音量調整操作がされず、再生開始から5秒の所定時間を経過した場合は(ST5)、そのままの音量で音声出力がされる(ST7)。また、再生開始から5秒経過前に音量調整操作がされた場合には、音量を調整し(ST6)、調整された音量で音声出力を行う(ST7)。ここで、ST2において、最初の設定音量が所定レベル未満である場合、直ちに該設定音量で音声出力がされる(ST7)。
つまり、電源オン後の再生開始時に設定されている音量が、過大音量かそうではないかを判断し、その音量が所定レベル未満で過大ではないと判断されると、所定期間をおかずにそのままの音量で音声再生出力し、過大であると判断されると、直ちには出力しない。これにより最初の設定が過大な音量でも、いきなり大きな音で始まることは防ぐことができる。さらに、過大な音量のため出力させていない間に、つまり所定時間経過前に、ユーザが音量調整手段46により音量を調整すると、その調整された音量で音声出力することにより、ユーザは過大な音量で再生されるの防ぎかつ適度な音量で音声を聴くことができる。しかし、過大な音量であっても、ユーザがその音量で聴きたい場合も想定されるため、音量調整操作がされないまま、再生開始時から所定時間経過後に、自動的に最初の音量で音声出力することにより、再度ユーザが再生操作又は音量調整操作をすることなく、所望の音量で聴くことができる。
ここで、過大な音量とは所定レベル以上の音量のことを言い、過大な音量かそうでないかの判断の基準にする所定レベルは、予め決まっていても良いし、ユーザが予め決まっている値から選択もしくは値を直接選択できるものでも良い。また、電源オンと再生開始の関係であるが、電源オンすると自動的に再生が開始されるものは、電源オン操作が再生開始操作を兼ねており、別々の場合は再生操作が再生開始操作となる。また、最初に設定されている音量とは、電源オン後で初めての再生開始時に設定されている音量を言うが、本発明は電源オン後初めてだけではなく、例えば、再生させるソースをラジオからCDに変更場合や再生を停止させていたCDを再生させる場合においても適用できるため、これらの場合における最初の音量とは、ソース変更や再度再生開始時の音量である。また所定時間は、本発明を、例えばカーオーディオのようにユーザがすぐそばに居て操作可能な再生装置に適用した場合は約3〜5秒に設定し、ホームオーディオのように離れることがある場合は、少し長めの約5〜10に設定しておくのが好ましいが、ユーザが別に時間設定を行っても良い。
次に、本発明の実施例である制御部29の行う第2の処理例について図7のフローチャートに基づいて説明する。再生装置21のACC電源47オン後、初めて再生を開始させる(ST11)と、設定音量記憶部33から最初に設定されている音量のデータを読み出し(ST12)、音量警告モードに設定されているかを判断する(ST13)。ここで、音量警告モードが設定されていない場合は、その読み出した音量で音声出力を行う(ST14)。ST13において、音量警告モードに設定されていた場合、該設定音量が所定レベル以上であるかの判断を行う(ST15)。音量が所定レベル未満である場合、直ちに該設定音量で音声出力がされる(ST14)。また、音量が所定レベル以上である場合、該設定音量と所定音量レベルと差を検知し(ST16)、直ちには再生した音声の出力を行わず、警告手段50により、その音量差に応じた警告報知や警告表示などのユーザへの警告を行う(ST17)。そして、ユーザにより音量調整操作がされたかを判断する(ST18)。ここで、音量調整操作がされず、再生開始から5秒の所定時間を経過した場合は(ST19)、警告通知を停止し、そのままの音量で音声出力がされる(ST14)。また、再生開始から5秒経過前に音量調整操作がされた場合にも、警告を停止し、音量を調整し(ST20)、調整された音量で音声出力を行う(ST14)。
図8は、第2の処理例における音量警告モード設定及び設定音量が所定レベル以上である場合のタイムチャートである。図9(a)は、再生が開始されると、警告され、再生開始から5秒以内に、音量調整操作が行われなかった場合で、再生開始から5秒経過後に警告が停止されるとともに、音声出力が行われる。図8(b)は、再生開始から5秒以内に、音量調整操作が行われた場合で、音量調整操作が行われると、直ちに警告が停止され、音声出力が開始される。ここで、音量調整操作と音声出力のタイミングであるが、例えば、音量減少ボタンを1回押下すると同時に音声出力を開始しても良いし、複数回行ってから音声出力を行っても良い。また、音声出力のトリガとしては、ボタンが押されたことであっても良いし、押されたボタンが離されたことでも良く、押している時間としても良い。ただし、これらはその他の操作においても適用される。
このように、ユーザが再生を開始すると、音量警告モードに設定されていて、音量が所定レベル以上のとき、設定されている音量と所定音量レベルの差を検出し、その差に応じた警告が発せられる。ここで、音量警告モードとは、再生開始時の設定音量が所定レベル以上であれば、ユーザに音や表示により警告通知を行うモードである。図9に、音量警告モード、音警告、表示警告、所定音量レベルの各設定を行うための音量警告通知設定手段の設定画像例を示す。再生装置1に表示部15が具備されている場合、図9の表示画像のような初期音量警告設定画面により、ユーザが、タッチパネル36や操作部37のボタン操作等で該各設定を、有効か無効か決定するボタン70があり、これらを選択することにより変更することができる。音量警告とは、音量警告モードに設定するか否かの設定である。また音警告とは警告時に、音によりユーザに通知するモードであり、表示警告とは警告時に警告表示によりユーザに通知するモードである。音警告と表示警告は、どちらか一方を用いても良いし、両警告を同時に用いても良い。ただし、両警告とも設定しないことも可能であるが、この場合ユーザに警告通知の意図が伝わらないため、好ましくない。さらに、音量設定とは、警告通知を行うか否かの閾値である所定音量レベルを、予め定められた値から設定したり、ユーザが値を設定したりすることができる。所定音量レベルの表示72及び増加又は減少のボタン73を表示させて、これを選択することにより変更できる。
より詳細に説明すると、音警告としては、「ピピピ」等のビープ音等があり、設定音量及び設定音量と所定音量レベルの差に応じて、警告音の大きさやピッチを一定、もしくは変化させて、ユーザに知らせることができる。またビープ音の代わりに、「音量に注意してください」等の音声で音警告を行っても良い。図10(a)に、警告表示の表示例を示す。警告表示では、設定音量及びユーザに対して設定音量に注意することを呼びかける旨の表示80とを表示し、さらに該設定音量のままで良いか(「OK」)、または音量を下げるかを選択できる選択肢81を表示する。文字表示以外の背景部82としては、単一色やオーディオ操作画面やナビゲーション画面、TV画面等とする。このとき、ユーザが「OK」を選択すると、該設定音量のままで直ちに音声出力が始まり、「音量を下げる」を選択すると、設定音量が所定音量レベルに調整された後に、音声出力が開始される。ここで、図7のフローチャートにおいて、ST18は音量調整操作があった場合に、音量を調整して音声出力をするとしているが、警告表示で「OK」を選択した場合は、音量は変更せずに直ちに音声を出力する。
また、「音量注意!」等の警告表示を強調するために、文字又は背景色や点灯を、設定音量及び設定音量と所定音量レベルの差に応じて変化させても良い。例えば図11の音量差と警告方法の関係に示すように、差が0dB以上3dB未満の場合は背景を白色に、3dB以上6dB未満の場合は背景を黄色に、6dB以上の場合は赤色にすると、ユーザは設定音量の大きさが分かりやすくなる。また、表示の点灯を、差が0dB以上3dB未満の場合は点滅をさせずに点灯し続け、3dB以上6dB未満の場合は1秒ごとに点滅、6dB以上の場合は0.25秒ごとに点滅するようにすると、ユーザは点滅速度により、音量の大きさが分かりやすくなる。これは、図10(b)に示すように、1行くらいの文字を表示できる表示部83に表示させた音量通知に対しても適用できる。このように、文字の背景色や表示の点滅の一方又は、両方で警告表示を行うことにより、ユーザに設定音量の大きさや音量差をも視覚的に知らせることができ、より警告通知が伝わりやすくなる。
さらに、処理例1及び処理例2において、図6のフローチャートST3及び図7のフローチャートST15にあるように、再生開始時に設定されている音量が所定音量レベルより大きいか否かを判断していたが、再生開始時に周囲の音量により使用者が不快に感じる音量が異なる場合がある。例えば、車載用オーディオにおいては、再生開始時に設定されていた音量が同じであっても、静かな場所でエンジンを始動し、オーディオの再生を開始した場合にはユーザにとってうるさく感じ不愉快に思うかもしれないが、周囲がにぎやかな場所で再生を開始した場合や高速道路等を走行中に再生を開始した場合では、それほどうるさくなく不愉快に感じない場合もある。このような場合、所定音量レベルは、静かな場所ではちょうど良くても、にぎやかな場所や走行中では小さいものとなり、ユーザが不愉快と感じないのに、警告通知を行う場合がある。そのため、周囲音量検知手段により検知された周囲の音量に応じて、所定音量レベルを変更させることにより、その場面に合った警告ができる。これにより、ユーザは快適な音量で音声を聴くことができる。また、所定音量レベルは、ユーザによっても異なるため、顔認識又は指紋や静脈認識等の生体認識等を利用した乗員認識手段42により、誰が使用しているのかを判断させて、所定音量レベルを設定・変更するようにしてもよい。この場合、ユーザ登録と所定音量レベル値を設定しておけば良い。また、再生時の設定音量が、その音量で音声を出力すると、機器に不具合がでるような臨界音量である場合は、出力を停止させて、音量調整操作により、該臨界音量もしくは所定音量レベル以下に調整されてから、出力させるようにしても良い。ただし、臨界音量は機器に予め設定しておくか、他の機器と接続して読み出すようにしても良いし、ユーザが音量を設定しても良い。
また、再生開始時に設定されていた音量が所定音量レベル以上場合、音声の出力をさせないとしていたが、CDやDVD等の先頭からユーザにより再生可能なソースについては、音声出力をさせずに、AMやFM,TV等の電源を入れると自動的に音声が流れてくるソースについては、微音で出力させるようにしても良い。その他、処理例1と処理例2とが共通な部分については、処理例1又は処理例2で説明した動作が互いに適用される。
本発明の第1の実施例である再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施例であるナビゲーションとオーディオ装置の複合装置の構成を示すブロック図である。 再生装置及び再生装置の搭載例を示す斜視図である。 制御部2及び29の概略を示すブロック図である。 音声調整部31の概要を示すブロック図である。 本発明の第1の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第2の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例である再生装置のタイムチャートである。 初期音量警告設定画面の表示例である。 警告表示の表示を示す表示例である。 音量差と警告方法の関係である。
符号の説明
1、21 再生装置
2、29 制御部
3、47 電源部
4、48 ソース選択キー
5、49 再生キー
6、37 操作部
9、33 設定音量記憶部
10 音声ソース
12、45 メモリ
13、63 DSP
14 EQ
15、65 増幅器
16、34 スピーカ
17、35 表示部
31 音声調整部

Claims (6)

  1. 音量に関するデータを記憶する手段と、
    前記データに応じた音量で再生出力させる再生出力制御手段とを具備し、
    前記再生出力制御手段は、再生出力の際に、前記音量が所定のレベル以上である場合、所定期間再生出力させず、該所定期間経過後に前記データに応じた音量で再生出力させることを特徴とする再生装置。
  2. 再生出力の際に、前記音量が所定のレベル以上である場合、警告する警告手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記警告手段は、所定期間経過後に、警告を止めることを特徴とする請求項2に記載の再生装置。
  4. 前記警告手段は、前記所定期間経過前に前記音量調整手段による調整がされた場合、警告を止めることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の再生装置。
  5. 周囲の音量を検知する周囲音量検知手段を具備し、
    前記所定のレベルは、該周囲音量検知手段により検知された周囲の音量に応じて設定されることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の再生装置。
  6. 記憶されたデータに基づく音量での再生出力の際に、該音量が所定のレベル以上である場合、所定期間再生出力させず、該所定期間経過後に前記音量で再生出力する再生装置における再生出力制御方法。
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