JP3640775B2 - 車両用avシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の状態、スイッチの操作内容などに応じて、複数の音声の中から最適な音声を選択して、スピーカから出力させる車両用AVシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車などに設けられた車両用AVシステムでは、ラジオ装置、カセット装置、TV装置(テレビジョン装置)などの各種AV機器(オーディオ・ビジュアル機器)から出力される音声信号などを予め指定されたスピーカ、例えばTV装置から出力される音声信号については、前側に設けられた2つのスピーカから出力させ、またラジオ装置やカセット装置などから出力される音声信号については、後側に設けられた2つのスピーカから出力させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の車両用AVシステムにおいては、次に述べるような問題があった。
【0004】
すなわち、車両に設けられた4つのスピーカのうち、前側の2つをTV装置専用に使用し、後側の2つをオーディオ専用に使用するようにしているので、他のAV機器を追加する場合、このAV機器用のスピーカを用意しなければならず、その分だけスピーカの使用効率が低下してしまうという問題があった。
【0005】
また、TV装置を使用したまま、ラジオ装置などのスイッチをオン状態にすると、前側のスピーカから出力されるTV装置の音声と、後側のスピーカから出力されるラジオ装置の音声とが混在してしまい、聞き難いという問題があった。
【0006】
このような問題を解決する方法として、図4に示すように、運転者などによって操作される切換回路103によってラジオ装置101やカセット装置102などのAV機器から出力される音声信号などの1つを選択し、この選択動作によって得られた音声信号をアンプ回路104で増幅させてスピーカ105から音声を出力させる車両用AVシステム100も開発されている。
【0007】
しかしながら、このような車両用AVシステム100では、ラジオ装置101やカセット装置102などのAV機器から出力される音声信号などの1つを選択する際、運転者などによって切換回路103を操作しなければならないことから、手動操作時に運転が疎かになってしまうという問題があった。
【0008】
そこで、図5のフローチャートに示すように、速度センサなどから出力される速度信号の値などに基づき、車両が走行状態であるかどうかをチェックし、車両が走行していないときには(ステップST101)、TV装置から出力される映像信号、音声信号の方より、ラジオ装置などのオーディオ装置などから出力される音声信号を優先させて、表示器、各スピーカから出力させ(ステップST104)、前記車両が走行状態になった時点で(ステップST101)、TV装置から出力される映像信号をカットして表示器上に地図情報などを提示しながら、オーディオ装置から出力される音声信号より、TV装置から出力される音声信号の方を優先させて(ステップST102、ST103)、各スピーカから出力させる方法も考えられる。
【0009】
しかしながら、このような優先度切換方法では、停車中にTV画面と、TV音声とを出力させている状態から車両を走行させた場合には、TV画面は表示されなくなるが、オーディオ装置がオフ状態である場合には、TV音声のみが出力されてしまうという不具合がある。
【0010】
本発明は上記の事情に鑑み、運転者の注意を運転に集中させることができるとともに、バッテリの消耗を防止できる車両用AVシステムを提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、請求項1では、車両に搭載され、各AV機器から出力される映像信号や音声信号を取り込んで、指定された表示器、スピーカから映像、音声を出力する車両用AVシステムにおいて、前記各AV機器から出力される各映像信号や各音声信号を取り込んで、これら各映像信号や各音声信号のうち、指定された映像信号や音声信号を選択して、指定された出力端子から出力する切換回路と、入力された切換指示に応じ、前記切換回路を制御して、前記各AV機器から出力される各映像信号や各音声信号のいずれかの信号を選択させ、これを指定した出力端子から出力させるコントロール回路と、備え、前記コントロール回路は、車両に設けられたパーキングブレーキセンサから出力されるパーキングブレーキ信号、または車両に設けられた車速センサから出力される速度信号に基づいて停車状態が検出されたときには、TVチューナ装置から出力される音声信号の選択を許可するとともに、停車状態が検出され、かつイグニッションキー信号またはエンジン回転数信号に基づいてエンジンのオン状態が検出されたときには、TVチューナ装置から出力される映像信号と音声信号の双方の選択を許可することを特徴としている。
【0015】
また、請求項2では、請求項1に記載の車両用AVシステムにおいて、前記コントロール回路は、車両が走行状態から停止状態になった場合に、走行状態になる前の音声信号を選択させることを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は本発明による車両用AVシステムの参考例1を示すブロック図である。
【0023】
この図に示す車両用AVシステム1は、車両に取り付けられ、リモコン装置からの指示に応じ、指定されたTV放送を受信して、映像信号、音声信号などを出力するTVチューナ装置2と、車両に取り付けられ、前記リモコン装置からの指示に応じ、指定されたラジオ放送を受信して、音声信号などを出力するラジオ装置3と、車両に設けられたパーキングブレーキセンサ(パーキングブレーキの状態を検知するセンサ)から出力されるパーキングブレーキ信号(PKB信号)、車両に設けられた車速センサから出力される速度信号、前記リモコン装置から出力される指示信号などに基づき、TVチューナ装置2、ラジオ装置3などから出力される音声信号の選択する際に必要なオーディオ指示信号などを生成するコントロール回路4と、このコントロール回路4から出力されるオーディオ指示信号に基づき、TVチューナ装置2、ラジオ装置3などから出力される音声信号のうち、指定された方の音声信号を選択して増幅するとともに、複数、設けられた各出力端子のうち、指定された出力端子から出力するオーディオアンプ回路5と、このオーディオアンプ回路5の各出力端子毎に配置され、対応する出力端子から音声信号が出力されているとき、この音声信号を取り込んで音声を出力する複数のスピーカ6を備えている。
【0024】
そして、図2のフローチャートに示すように、運転者などによってリモコン装置が操作され(ステップST1)、ソース(Sources:出所)の切換指示が入力されると(ステップST2)、切換先のソースがTVチューナ装置2であれば(ステップST3)、コントロール回路4によりTVチューナ装置2を選択する指示信号と、出力先となるスピーカ6を選択する指示信号とを含むオーディオ指示信号が生成され、これがオーディオアンプ回路5に供給される。
【0025】
オーディオアンプ回路5では、TVチューナ装置2から出力される音声信号が選択されて増幅された後、指定されたスピーカ6に対応する出力端子から出力され、指定されたスピーカ6からTV画面に対応するTV音声が出力される(ステップST4)。
【0026】
また、リモコン装置が操作され、指定された切換先のソースがTVチューナ装置2以外であれば(ステップST1〜ST3)、コントロール回路4によってラジオ装置2を選択する指示信号と、出力先となるスピーカ6を選択する指示信号とを含むオーディオ指示信号が生成され、これがオーディオアンプ回路5に供給される。
【0027】
オーディオアンプ回路5では、ラジオ装置3から出力される音声信号が選択されて増幅された後、指定されたスピーカ6に対応する出力端子から出力され、指定されたスピーカ6からラジオの音声が出力される(ステップST5)。
【0028】
また、リモコン装置が操作され(ステップST1)、ソースの切換指示以外の指示、例えば音量調整指示が入力されると(ステップST2、ST6)、コントロール回路4によって音量調節指示信号を含むオーディオ指示信号が生成され、これがオーディオアンプ回路5に供給される。
【0029】
オーディオアンプ回路5では、増幅率が調整され、ラジオ装置3から出力される音声信号またはTVチューナ装置2から出力される音声信号のうち、現在選択されている音声信号の大きさが調整された後、指定されたスピーカ6に対応する出力端子から出力され、指定されたスピーカ6から指定された音量のラジオ音声またはTV音声が出力される(ステップST7)。
【0030】
このようにこの参考例1においては、オーディオアンプ回路5に入力切換機能、出力切換機能を持たせ、リモコン装置の操作内容に応じてコントロール回路4を動作させて、オーディオアンプ回路5の入力切換機能、出力切換機能を制御させ、TVチューナ装置2から出力される音声信号、ラジオ装置3から出力される音声信号のうち、前記リモコン装置で選択された方の音声信号を増幅させて、各スピーカ6のうち、前記リモコン装置で指定された1つ以上のスピーカ6から出力させるようにしている。このため、TVチューナ装置2、ラジオ装置3などの各AV機器から出力される音声信号などを選択させて、指定されたスピーカ6から音声を出すことができ、これにより、AV機器の数に比べてスピーカ6の数が少ない場合にも、各AV機器から出力される音声信号を指定した各スピーカ6から効率的に出力させ、各スピーカ6の使用効率を向上させることができる。
【0031】
さらに、この際、各スピーカ6から複数の音声が同時に出力されないようにしているので、聞き取り易さを大幅に向上させることができるとともに、運転者の注意を運転に集中させて、安全性を向上させることができる。
【0032】
参考例2>
次に、本発明による車両用AVシステムの参考例2を説明する。なお、システム構成は、図1に示した参考例1のものと同様であるため図示を省略する。
【0033】
参考例2が参考例1と異なる点は、参考例1におけるコントロール回路4では、車両が走行しているかどうかにかかわらず、TVチューナ装置2から出力される音声信号を選択し得るのに対し、参考例2におけるコントロール回路4では、車両に設けられたパーキングブレーキセンサから出力されるパーキングブレーキ信号(PKB信号)、車両に設けられた車速センサから出力される速度信号に基づき、車両が完全に停車状態にあるかどうかをチェックし、車両が完全に停車状態になっている場合にのみ、TVチューナ装置2から出力される音声信号を選択し得るようにしたことである。
【0034】
次に、図3に示すフローチャートを参照しながら、この参考例2の動作について、詳細に説明する。
【0035】
まず、運転者などによってリモコン装置が操作され(ステップST11)、ソースの切換指示が入力されると(ステップST12)、コントロール回路4によって切換先のソースがTVチューナ装置2であるかどうかがチェックされ、切換先がTVチューナ装置2であれば(ステップST13)、パーキングブレーキセンサから出力されるパーキングブレーキ信号(PKB信号)と、車速センサから出力される速度信号とに基づき、車両が完全に停車状態になっているかどうかがチェックされる。
【0036】
車両が完全に停車状態であれば(ステップST14)、コントロール回路4では、前記リモコン装置でTV画面表示モードが指定されているかどうかがチェックされ、このTV画面表示モードが指定されていれば(ステップST15)、TVチューナ装置2から出力される映像信号、音声信号を選択するのに必要な指示信号を含むオーディオ指示信号が生成され、これがオーディオアンプ回路5に供給される(ステップST16)。
【0037】
これにより、TVチューナ装置2から出力される映像信号が表示器に導かれ、TV画面が表示されるとともに、オーディオアンプ回路5によって、TVチューナ装置2から出力される音声信号が選択されて増幅された後、指定されたスピーカ6に対応する出力端子から出力されて、指定されたスピーカ6からTV画面に対応するTV音声が出力される(ステップST17)。
【0038】
また、このとき、リモコン装置によってTV画面表示モードが指定されていなければ(ステップST15)、上述したTV画面の表示動作がスキップされるとともに、コントロール回路5によって、TV画面に対応するTV音声の出力動作がスキップされる。
【0039】
また、リモコン装置が操作され、ソースの切換先としてTVチューナ装置2を選択する指示が入力されたとき(ステップST11〜ST13)、車両が完全に停止状態になっていなければ(ステップST14)、コントロール回路4によって、前記リモコン装置でTV画面表示モードが指定されているかどうかがチェックされ、このTV画面表示モードが指定されていれば(ステップST18)、TVチューナ装置2から出力される映像信号、ラジオ装置3から出力される音声信号を選択するのに必要な指示信号を含むオーディオ指示信号が生成されて、これがオーディオアンプ回路5に供給される。
【0040】
これにより、TVチューナ装置2から出力される映像信号が表示器に導かれて、TV画面が表示されるとともに、オーディオアンプ回路5によって、ラジオ装置3から出力される音声信号が選択されて増幅された後、指定されたスピーカ6に対応する出力端子から出力されて、指定されたスピーカ6からラジオの音声が出力される(ステップST19)。
【0041】
また、このとき、リモコン装置によってTV画面表示モードが指定されていなければ(ステップST18)、上述したTV画面の表示動作がスキップされるとともに、コントロール回路4によって、TV画面に対応するTV音声、ラジオの音声などの切換動作がスキップされる。
【0042】
また、リモコン装置が操作されて指定された切換先のソースがTVチューナ装置2以外であれば(ステップST11〜ST13)、コントロール回路4によってTV表示モードをクリアする指示信号と、ラジオ装置3を選択する指示信号と、出力先となるスピーカ6を選択する指示信号とを含むオーディオ指示信号が生成されて、これがオーディオアンプ回路5に供給される。
【0043】
オーディオアンプ回路5では、TVチューナ装置2から出力される音声信号がカットされるとともに、ラジオ装置3から出力される音声信号が選択されて増幅された後、指定されたスピーカ6に対応する出力端子から出力されて、指定されたスピーカ6からラジオの音声が出力される(ステップST20)。
【0044】
また、リモコン装置が操作されて、ソースの切換指示以外の指示、例えば音量調整指示が入力されると(ステップST11、ST12、ST21)、コントロール回路4によって音量調節指示信号を含むオーディオ指示信号が生成され、これがオーディオアンプ回路5に供給される。
【0045】
オーディオアンプ回路5では、増幅率が調整されて、ラジオ装置3から出力される音声信号またはTVチューナ装置2から出力される音声信号のうち、現在選択されている音声信号の大きさが調整された後、指定されたスピーカ6に対応する出力端子から出力されて、指定されたスピーカ6から指定された音量のラジオ音声またはTV音声が出力される(ステップST22)。
【0046】
このようにこの参考例2においては、コントロール回路4に車両が停車しているかどうかを判定させる停車判定機能を持たせるとともに、オーディオアンプ回路5に入力切換機能、出力切換機能を持たせ、リモコン装置の操作内容に応じてコントロール回路4を動作させて、車両が停車状態にあるかどうかを判定させるとともに、この判定結果に基づき、オーディオアンプ回路5の入力切換機能、出力切換機能を制御させ、TVチューナ装置2から出力される音声信号、ラジオ装置3から出力される音声信号のうち、リモコン装置で選択された方の音声信号を増幅させて、複数、設けられている各スピーカのうち、前記リモコン装置で指定された1つ以上のスピーカ6から出力させるようにしている。このため、TVチューナ装置2、ラジオ装置3などの各AV機器から出力される音声信号などを選択して、指定されたスピーカ6から音声を出すことができ、これによってAV機器の数に比べてスピーカ6の数が少ない場合にも、各AV機器から出力される音声信号を指定した各スピーカ6から効率的に出力させ、各スピーカ6の使用効率を向上させることができる。
【0047】
また、この際、各スピーカ6から複数の音声が同時に出力されないようにしているので、聞き取り易さを大幅に向上させることができるとともに、運転者の注意を運転に集中させて、安全性を向上させることができる。
【0048】
さらに、この参考例2では、リモコン装置が操作されて、TVチューナ装置2から出力される映像信号、音声信号を選択する指示が入力されたとき、車両が完全に停車状態にあるかどうかをチェックし、車両が完全に停車状態になっているとき、TVチューナ装置2から出力される映像信号を表示器に導いて、TV画面を表示させるとともに、TVチューナ装置2から出力される音声信号を選択し、これを指定されたスピーカ6に導いて、TV音声を出力させ、また車両が完全に停車状態になっていないときには、ラジオ装置3から出力される音声信号を選択して、これを指定されたスピーカ6からラジオの音声を出力させるようにしている。このため、リモコン装置から出力される切換先指定信号と、車両の走行状態とに応じて、TVチューナ装置2、ラジオ装置3から出力される映像信号や音声信号などのうち、禁止されていない、いずれか1つ以上を自動的に選択させ、これを指定された表示器、スピーカ6などから出力させることができる。
【0049】
これによって、車両が走行中のときなどに、TV音声が出力されないようにして、運転者の注意を運転に集中させることができる。
【0050】
なお、この参考例2では、リモコン装置が操作されて、ソースの切換指示が入力されたときに、車両が走行状態になっているかどうかをチェックして、TVチューナ装置2から出力される音声信号、ラジオ装置3から出力される音声信号の選択処理を行なうようにしているが、コントロール回路4の判断で、オーディオアンプ回路5の入力切換機能、出力切換機能を制御して、スピーカ6から出力される音声の種類を変更した後で、車両が停止したとき、コントロール回路4によって、オーディオアンプ回路5の入力切換機能、出力切換機能を再度、制御して、スピーカ6から出力される音声の種類を元に戻すようにしても良い。
【0051】
このようにすることにより、車両を停止させている状態で、リモコン装置を操作して、スピーカ6から出力される音声の種類を指定した後で、車両が走行を開始して、スピーカ6から出力される音声の種類が自動的に変更されても、車両を停止させたとき、スピーカ6から出力される音声の種類を元に戻して、運転者側の負担を軽くすることができる。
【0052】
実施の形態
上述した参考例では、エンジンのオン、オフに拘わらず、車両が完全に停車状態になっていれば、TV画像と、TV音声とを出力するようにしているが、
図1に示すコントロール回路4にパーキングブレーキ(PKB)信号、速度信号、リモコン装置からの指示信号に加えて、イグニッションキー信号またはエンジン回転数信号を加え、車両停車中で、かつエンジンがオン状態の場合にのみ、TV画像と、TV音声を同時に出力させるようにしてもよい。
【0053】
この場合の処理手順を図6のフローチャートに示す。リモコン装置からの選択指示でTVが選択されると、車両が完全に停車状態で、かつエンジンがオンである場合(ステップST14YES、ST23YES)に、TV表示モードが指定されていれば(ステップST15YES)、TVチューナ装置2から出力される映像信号、音声信号を選択するのに必要な指示信号を含むオーディオ指示信号が生成され、これがオーディオアンプ回路5に供給される(ステップST16)。
【0054】
これにより、TVチューナ装置2から出力される映像信号が表示器に導かれ、TV画面が表示されるとともに、オーディオアンプ回路5によって、TVチューナ装置2から出力される音声信号が選択されて増幅された後、指定されたスピーカ6からTV画面に対応するTV音声が出力される(ステップST17)。なお、以下の処理は図3のフローチャートと同様であるので、その説明は省略する。
【0055】
このようにこの実施の形態では、車両が完全に停車状態であり、かつエンジンがオンである場合に限り、TV画像とTV音声とを同時に出力するように構成したので、車両走行中にTV音声が聞こえるのを防止できるという効果に加えてTV画面表示中におけるバッテリーの消耗を防止することができるという効果を奏する。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、車両に設けられたパーキングブレーキセンサから出力されるパーキングブレーキ信号、または車両に設けられた車速センサから出力される速度信号に基づいて停車状態が検出されたときには、TVチューナ装置から出力される音声信号の選択を許可するとともに、停車状態が検出され、かつイグニッションキー信号またはエンジン回転数信号に基づいてエンジンのオン状態が検出されたときには、TVチューナ装置から出力される映像信号と音声信号の双方の選択を許可するようにしたので、車両走行中にTV音声が聞こえるのを防止することができるとともに、TV画面表示中のバッテリの消耗を防止することができる。
【0059】
また、請求項2では、走行状態から停止状態に移行した場合には、走行状態になる前の音声信号が選択され、走行前の音声に自動復帰するので、これによって運転者側の音声選択に要する負担を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用AVシステムの実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明による車両用AVシステムの第1の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明による車両用AVシステムの第2の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【図4】従来から知られている車両用AVシステムの一例を示すブロック図である。
【図5】従来から知られている車両用AVシステムの動作例を示すフローチャートである。
【図6】本発明による車両用AVシステムの第3の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 車両用AVシステム
2 TVチューナ装置(AV機器)
3 ラジオ装置(AV機器)
4 コントロール回路
5 オーディオアンプ回路(切換回路)
6 スピーカ

Claims (2)

  1. 車両に搭載され、各AV機器から出力される映像信号や音声信号を取り込んで、指定された表示器、スピーカから映像、音声を出力する車両用AVシステムにおいて、
    前記各AV機器から出力される各映像信号や各音声信号を取り込んで、これら各映像信号や各音声信号のうち、指定された映像信号や音声信号を選択して、指定された出力端子から出力する切換回路と、
    入力された切換指示に応じ、前記切換回路を制御して、前記各AV機器から出力される各映像信号や各音声信号のいずれかの信号を選択させ、これを指定した出力端子から出力させるコントロール回路と、
    を備え、
    前記コントロール回路は、
    車両に設けられたパーキングブレーキセンサから出力されるパーキングブレーキ信号、または車両に設けられた車速センサから出力される速度信号に基づいて停車状態が検出されたときには、TVチューナ装置から出力される音声信号の選択を許可するとともに、停車状態が検出され、かつイグニッションキー信号またはエンジン回転数信号に基づいてエンジンのオン状態が検出されたときには、TVチューナ装置から出力される映像信号と音声信号の双方の選択を許可することを特徴とする車両用AVシステム。
  2. 請求項1に記載の車両用AVシステムにおいて、
    前記コントロール回路は、車両が走行状態から停止状態になった場合に、走行状態になる前の音声信号を選択させることを特徴とする車両用AVシステム。
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