JP2002165298A - 車載用音響装置 - Google Patents

車載用音響装置

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JP2002165298A
JP2002165298A JP2000361722A JP2000361722A JP2002165298A JP 2002165298 A JP2002165298 A JP 2002165298A JP 2000361722 A JP2000361722 A JP 2000361722A JP 2000361722 A JP2000361722 A JP 2000361722A JP 2002165298 A JP2002165298 A JP 2002165298A
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JP
Japan
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volume
vehicle
noise
sound source
value
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JP2000361722A
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Inventor
Takashi Toda
貴 戸田
Hiroyuki Kyojo
裕之 京條
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の音源の出力を各ユーザに適した音量レ
ベルに設定する。 【解決手段】 複数の音源1〜5の中から1つの音源を
セレクタ6により選択し、選択された音源の音量を電子
ボリューム7で調整し、アンプ8で増幅した後、スピー
カ9から出力する音響装置において、操作者が各音源に
ついてスピーカ9から出力される音量を聞きながらレベ
ルオフセットを設定して記憶手段10に記憶する。マイ
コン11は、ユーザが調整した音量レベルの値に設定し
たレベルオフセット値を加えて電子ボリューム7を制御
することにより、ユーザがある音源を選択すると、その
音源についてユーザが自己に適するように予め設定した
レベルオフセットを考慮した音量がスピーカから出力さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジオやCD、M
Dなどの複数の音源を備えた車載用音響装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車載用音響装置において
は、ラジオのFM放送やAM放送の音量レベルとCDや
MDの出力レベルが異なるため、音源を切り替える毎
に、また車両の走行/停止の毎に、ボリュームによる音
量調整が必要になっていた。例えば、停車中にCDを聞
いている場合は、電子ボリュームの調整点が25であっ
たものを、途中でFM放送に切り替えて場合は、調整点
を21に下げることにより、CDと同程度の音量で聞く
ことができる。この状態から車両が走行すると、周囲の
騒音の影響により、電子ボリュームの調整点を23に上
げ、さらにCDに切り替えた場合は、調整点を27に上
げるような調整が必要であった。このような音量調整を
行わなくても済むように、ボリュームの調整位置が同じ
であれば、各音源とも同じような音量で出力できる音量
制御装置を備えた音響装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車載用音響装置では、ユーザの嗜好や地域または仕
向け値の放送局の変調率の違いにより、各音源の快適な
音量設定レベルがユーザ毎に異なるので、上記のような
音量制御装置を備えていても、ユーザは音源を切り替え
る毎に、また車両の走行/停止の毎に、ボリュームを調
整し直さなければならない煩わしさがあった。
【0004】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、複数の音源の出力を各ユーザに適した音
量レベルに設定することのできる車載用音響装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の車載用音響装置
は、複数の音源の中から1つの音源を選択するセレクタ
と、前記選択された音源の音量を調整する電子ボリュー
ムと、前記調整された音量で音声を出力するスピーカ
と、操作者が前記スピーカから出力される音量を聞きな
がら各音源について設定したレベルオフセットを記憶す
る記憶手段と、前記調整された電子ボリュームの値に前
記記憶されたレベルオフセットを加えて音量制御を行う
制御手段とを備えたものであり、ユーザがある音源を選
択すると、その音源についてユーザが自己に適するよう
に予め設定したレベルオフセットを考慮した音量がスピ
ーカから出力されることとなる。
【0006】また、本発明の車載用音響装置は、車両走
行中の車室内の騒音を検出する騒音検出手段を備え、前
記制御手段が、前記検出された騒音の値を加えて音量制
御を行うことを特徴とするものであり、車両走行中は走
行中の騒音を考慮した音量に制御することにより、より
快適な音量がスピーカから出力されることとなる。
【0007】また、本発明の車載用音響装置は、車両の
走行および停止を検出する走行/停止検出手段を備え、
前記制御手段が、車両走行中が検出された場合は、前記
検出された騒音の値を加えて音量制御を行い、車両停止
中が検出された場合は、前記検出された騒音の値を加え
ないで音量制御を行うことを特徴とするものであり、車
両の走行中または停止中の騒音を考慮した音量に制御す
ることにより、より快適な音量がスピーカから出力され
ることとなる。
【0008】また、本発明の車載用音響装置は、前記制
御手段が、現時点で検出された騒音の値を加えて音量制
御を行うことを特徴とするものであり、車両走行中は、
市街地から高速道路に入った場合に騒音が低下したり、
夜間には昼間よりも騒音が低下するので、その時々に応
じた騒音を考慮することにより、より快適な音量がスピ
ーカから出力されることとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態におけ
る車載用音響装置の構成を示している。図1において、
音源は、CDデッキ1、MDデッキ2、AMチューナ
3、FMチューナ4、およびビデオなどの外部入力5の
5種類を備えている。なお、さらにテープカセットデッ
キを備えていてもよい。これらの音源はセレクタ6によ
りいずれか1つが選択される。選択された音源は、電子
ボリューム7により音量が調整され、アンプ8により増
幅されてスピーカ9から出力される。スピーカ9は、前
部両側の2本のスピーカが一般的であるが、後部両側と
後部中央のサブウーハー、さらにはセンタースピーカを
使用して、より迫力のある臨場感溢れた音響が得られる
ようにしてもよい。
【0010】スピーカ9から出力される音量レベルの調
整は、操作部10の音量調整ボタンをユーザが押す毎
に、その押した回数に応じた制御値をマイコン11が記
憶部12のボリュームテーブルから読み出して電子ボリ
ューム7に設定することにより行われる。ユーザが選択
した音量レベルは、表示制御部13により表示部14に
表示される。表示部13は蛍光管やLEDを備え、ユー
ザの指示をグラフィカルに表示する。
【0011】マイク15と騒音検出部16は騒音検出手
段を構成し、窓を開けた状態における車両走行中の騒音
を検出する。騒音検出部16は、マイク15が集音した
騒音レベルをデジタル信号に変換してマイコン16に出
力する。車速センサ17および走行検出部18は走行/
停止検出手段を構成し、車速センサ17が検出した車輪
の回転パルスから車速を検出し、走行検出部18で走行
か停止かの信号をマイコン11に出力する。
【0012】次に、本実施の形態におけるユーザの指示
に応じて各音源毎にボリューム調整レベルをずらすレベ
ルオフセット設定動作について、図2のフローを参照し
て説明する。図2において、まずステップS1で操作部
10から所定のボタンを押してレベルオフセット設定モ
ードをオンする。これにより、図3に示すように、この
音響装置における各音源についての出力レベルが棒グラ
フで表示される。この表示を見ながらステップS2でい
ずれかの音源、例えばCDデッキ1をカーソルCにより
選択して再生ボタンを押すと、スピーカ9からCDの音
声が電子ボリュームにより調整された音量で出力され
る。そこで、ユーザは、その音量を聞きながらステップ
S3で十字キーを操作して自分に適した音量レベルに調
整する。例えば、十字キーの上キーを1回押せば、ステ
ップS4でオフセット値および表示値が+1だけ上が
り、2回押せば+2だけ上がり、十字キーの下キーを1
回押せば、オフセット値および表示値が−1だけ下が
り、2回押せば−2だけ下がる。また、左キーまたは右
キーを押せば、ステップS5で図3の表示例の左隣また
は右隣の音源が選択されてスピーカ9から出力されるの
で、同様にステップS3で十字キーを操作して自分に適
した音量に調整する。調整が終了した時は、ステップS
6でエンターキーを押すことにより、ステップS7にお
いて、上記の調整されたレベルオフセット値が記憶部1
2に記憶され、レベルオフセット設定モードが終了す
る。
【0013】このようなレベルオフセットの設定が終了
すると、以後、車両が停止中は、音響装置の電源を投入
して、セレクタ6により音源を選択する毎に、ユーザが
操作した音量調整ボタンの調整値に、上記の各音源につ
いて設定したレベルオフセット値を加えた値の信号が、
制御部11から電子ボリューム7に送られて音量が制御
される。また、車両が走行を開始して、それを車速セン
サ17および走行検出部18が検出すると、マイコン1
1は、マイク15および騒音検出部16が検出した車両
走行時における平均的な騒音レベル値、または走行中の
現時点における騒音レベル値から、その騒音レベル値に
対応する調整値を、上記した音量調整ボタンの調整値と
上記したレベルオフセット値に加えて、電子ボリューム
7に与えて音量を制御する。
【0014】このように、本実施の形態によれば、ユー
ザがある音源を選択すると、その音源についてユーザが
自己に適するように予め設定したレベルオフセットを考
慮した音量がスピーカから出力させることができる。ま
た、車両走行中が検出された場合は、検出された騒音の
値を加えて音量制御を行い、車両停止中が検出された場
合は、検出された騒音の値を加えないで音量制御を行う
ことができ、さらに、車両走行中には、その時々に応じ
た騒音を考慮することにより、より快適な音量をスピー
カから出力することができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明は、複数の音源の
中から1つの音源を選択するセレクタと、前記選択され
た音源の音量を調整する電子ボリュームと、前記調整さ
れた音量で音声を出力するスピーカと、操作者が前記ス
ピーカから出力される音量を聞きながら各音源について
設定したレベルオフセットを記憶する記憶手段と、前記
調整された電子ボリュームの値に前記記憶されたレベル
オフセットを加えて音量制御を行う制御手段とを備えた
ものであり、ユーザがある音源を選択すると、その音源
についてユーザが自己に適するように予め設定したレベ
ルオフセットを考慮した音量がスピーカから出力され、
複数の音源の出力を各ユーザに適した音量レベルに設定
することができ、ユーザは音源を切り替える毎に、また
車両の走行/停止の毎に、ボリュームを調整し直さなけ
ればならない煩わしさから解放されるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における車載用音響装置の
回路構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態におけるレベルオフセット
設定動作を示すフロー図
【図3】本発明の実施の形態における各音源についての
音量レベル表示例を示す模式図
【符号の説明】
1 CDデッキ 2 MDデッキ 3 AMチューナ 4 FMチューナ 5 外部入力 6 セレクタ 7 電子ボリューム 8 アンプ 9 スピーカ 10 操作部 11 マイコン 12 記憶部 13 表示制御部 14 表示部 15 マイク 16 騒音検出部 17 車速センサ 18 走行検出部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の音源の中から1つの音源を選択す
    るセレクタと、前記選択された音源の音量を調整する電
    子ボリュームと、前記調整された音量で音声を出力する
    スピーカと、操作者が前記スピーカから出力される音量
    を聞きながら各音源について設定したレベルオフセット
    を記憶する記憶手段と、前記調整された電子ボリューム
    の値に前記記憶されたレベルオフセットを加えて音量制
    御を行う制御手段とを備えた車載用音響装置。
  2. 【請求項2】 車両走行中の車室内の騒音を検出する騒
    音検出手段を備え、前記制御手段が、前記検出された騒
    音の値を加えて音量制御を行うことを特徴とする請求項
    1記載の車載用音響装置。
  3. 【請求項3】 車両の走行および停止を検出する走行/
    停止検出手段を備え、前記制御手段が、車両走行中が検
    出された場合は、前記検出された騒音の値を加えて音量
    制御を行い、車両停止中が検出された場合は、前記検出
    された騒音の値を加えないで音量制御を行うことを特徴
    とする請求項2記載の音響装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、現時点で検出された騒
    音の値を加えて音量制御を行うことを特徴とする請求項
    2または3記載の車載用音響装置。
JP2000361722A 2000-11-28 2000-11-28 車載用音響装置 Pending JP2002165298A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005062293A1 (ja) * 2003-12-05 2005-07-07 Kabushikikaisha Kenwood オーディオ機器制御装置、オーディオ機器制御方法及びプログラム
JP2007176292A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Kenwood Corp 車載機器の管理システム
JP2009149113A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Mazda Motor Corp 車両のオーディオ装置

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