JP2001095081A - 案内音声補正装置 - Google Patents

案内音声補正装置

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JP2001095081A
JP2001095081A JP26721599A JP26721599A JP2001095081A JP 2001095081 A JP2001095081 A JP 2001095081A JP 26721599 A JP26721599 A JP 26721599A JP 26721599 A JP26721599 A JP 26721599A JP 2001095081 A JP2001095081 A JP 2001095081A
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signal
correction
audio sound
gain
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JP26721599A
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Koichi Nakada
孝一 中田
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Alpine Electronics Inc
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーディオ音の出力と並行して案内音声が出
力される際の違和感、不快感を低減することができる案
内音声補正装置を提供すること。 【解決手段】 音声補正装置10は、入力される案内音
声信号に対して案内音声補正部20によって明瞭度を増
す補正を行うとともに、入力されるオーディオ音信号に
対してオーディオ音補正部30によって明瞭度を低下さ
せる補正を行う。切替スイッチ50を切り替えることに
より、案内音声が入力されたときには補正後の案内音声
とオーディオ音とが同時に出力され、案内音声が入力さ
れないときには補正前の元のオーディオ音のみが出力さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一音響空間内に
オーディオ音と同時に出力されるナビゲーション装置等
の案内音声に対して補正を行う案内音声補正装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両の走行案内を行うナビゲーション装
置においては、車両の位置を検出してCD−ROM等か
ら車両位置周辺の地図データを読み出し、地図画像をデ
ィスプレイ装置に描画するとともにこの地図画像の所定
位置に車両位置マーク(自車位置マーク)を重ねて描画
する。そして、車両が移動するに伴って地図画像をスク
ロールして、常に、車両位置周辺の地図情報が一目で判
るようになっている。
【0003】このようなナビゲーション装置は、出発地
から目的地までの誘導経路を設定する機能、誘導経路を
地図画像上に表示する機能、誘導経路上の交差点におい
て曲がる方向を音声で案内する機能等を備えている。例
えば経路誘導時に、誘導経路を他の道路と識別可能に表
示するとともに、接近中の交差点から所定距離内に入る
と、交差点案内図(交差点拡大図とこの交差点での進行
方向を示す矢印)を表示し、いずれの道路を走行すれば
よいか、交差点でどの方向に進んだらよいかを表示す
る。また、交差点における進行方向が右折の場合には
「この先を右です」等のように音声案内を行い、現車両
位置から交差点までの距離がある程度以上ある場合には
「しばらく道なりです」等の音声案内を適宜行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したナ
ビゲーション装置の音声案内は、CDプレーヤやラジオ
受信機等を含むオーディオシステムからオーディオ音が
出力された状態では聞き取りにくくなる。このため、音
声案内を行うときは、オーディオ音の出力を一時停止し
たり、音量を一時的に下げたりして、案内音声を聞き取
りやすくする対策がなされている。
【0005】ところが、このようにしてオーディオ音の
音量調節を行うと、音声案内が頻繁に行われた場合に、
オーディオ音の出力が頻繁に停止されたり、頻繁に音量
が低下したりすることになるため、このようなオーディ
オ音を聴取する利用者は、違和感、不快感を感じること
になる。
【0006】また、助手席や後部座席に座っている搭乗
者にとっては、ナビゲーション装置から出力される案内
音声には興味がなく、オーディオ音のみを継続して聴取
したいと考える場合があるため、案内音声が出力されて
いる間に、オーディオ音の出力が停止されたり、音量が
低下すること自体が問題であり、案内音声が出力されて
いる間であってもオーディオ音の出力停止や極端な音量
低下がなく、継続的にオーディオ音を聴取可能な手法が
望まれている。
【0007】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、オーディオ音の出力と並行
して案内音声が出力される際の違和感、不快感を低減す
ることができる案内音声補正装置を提供することにあ
る。
【0008】また、本発明の他の目的は、案内音声の出
力時にオーディオ音の音量低下の程度を軽減することが
できる案内音声補正装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の案内音声補正装置は、案内音声に対し
ては、案内音声補正手段によって、明瞭度に貢献する度
合いが大きい周波数帯域ほど信号レベルを大きく、反対
に明瞭度に貢献する度合いが小さい周波数帯域ほど信号
レベルを小さくする補正を行い、オーディオ音に対して
は、オーディオ音補正手段によって、明瞭度に貢献する
度合いが大きい周波数帯域ほど信号レベルを小さく、反
対に明瞭度に貢献する度合いが小さい周波数帯域ほど信
号レベルを大きくする補正を行っている。したがって、
案内音声を明瞭度が増すような周波数分布に補正し、反
対にオーディオ音を明瞭度が低下するような周波数分布
に補正しているため、これら2つの音を同時に出力する
場合であっても、オーディオ音の出力停止や極端な音量
低下がなく、利用者が感じる違和感、不快感を低減する
ことができる。また、オーディオ音のみを聴取したい利
用者にとっては、音量低下の程度が軽減されたオーディ
オ音を継続的に聴取することができる。
【0010】特に、切替手段を備えることによって、案
内音声信号が入力されない場合に、補正がなされていな
い元のオーディオ音信号を出力し、案内音声信号が入力
された場合に、補正がなされた後のオーディオ音信号を
出力することが望ましい。案内音声とオーディオ音とが
同時に出力されるタイミングでは案内音声の明瞭度を増
すための工夫を行い、案内音声が出力されていないタイ
ミングでは、補正がされていない元のオーディオ音を出
力することにより、オーディオ音の良好な聴取状態を確
保することができる。
【0011】また、調整手段によって、補正がなされる
前の案内音声信号の信号レベルに応じて、補正後の案内
音声信号の信号レベルを調整することが望ましい。案内
音声に対して明瞭度が増す補正がなされることによって
信号レベルが変化して、案内音声が大きくなったり小さ
くなったりして聴取しにくくなる不都合を回避すること
ができ、聴取に適した信号レベルの案内音声を出力する
ことができる。
【0012】また、上述した案内音声に対する補正は、
必ずしも入力された後の案内音声に対して行う必要はな
く、案内音声を生成する、あるいは収録する際に、明瞭
度が増す補正を行うようにしてもよい。すなわち、既に
明瞭度が増す補正がなされた案内音声信号を用意してお
き、案内音声信号の入力の有無に応じて、切替手段によ
って、補正前のオーディオ音と補正後のオーディオ音と
を選択的に出力するようにしてもよい。これにより、案
内音声が出力されないタイミングでは、オーディオ音の
良好な聴取状態を確保することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一実施形
態の音声補正装置について、図面を参照しながら説明す
る。
【0014】図1は、一実施形態の音声補正装置の構成
を示す図である。同図に示す音声補正装置10は、チュ
ーナやCDプレーヤ等を含むオーディオ装置100から
出力されるオーディオ音信号とナビゲーション装置20
0から出力される案内音声信号とが入力されており、こ
れらの各信号に対して案内音声の明瞭度を増すために所
定の補正を行うものであり、補正後の音声がスピーカ3
00から車室内に出力される。
【0015】図1に示すように、音声補正装置10は、
案内音声補正部20、オーディオ音補正部30、合成部
40、切替スイッチ50、アンプ60、70を含んで構
成されている。
【0016】案内音声補正部20は、ナビゲーション装
置200から入力される案内音声信号に対して、この案
内音声の明瞭度を増す所定の補正を行う。図2は、案内
音声補正部20の詳細構成を示す図である。同図に示す
ように、案内音声補正部20は、n個のバンドパスフィ
ルタ(BPF)21−1〜21−n、n個のゲイン補正
用のアンプ22−1〜22−n、合成部23、ゲイン調
整用アンプ24、目標レベル設定用アンプ25、演算部
26を含んで構成されている。
【0017】バンドパスフィルタ21−1〜21−n
は、入力される案内音声信号の周波数帯域をn分割した
ときに、それぞれの分割領域の周波数成分を抽出する。
ゲイン補正用のn個のアンプ22−1〜22−nは、バ
ンドパスフィルタ21−1〜21−nのそれぞれによっ
て抽出された各周波数成分に対して、所定のゲインに基
づいて信号レベルを増幅し、あるいは減衰させる。アン
プ22−1〜22−nのそれぞれに設定されるゲイン
は、案内音声の明瞭度を増すために、明瞭度に貢献する
度合いが大きい周波数成分については大きな値が設定さ
れ、反対に明瞭度に貢献する度合いが小さい周波数成分
については小さな値が設定される。これらのゲインの設
定方法の詳細については後述する。合成部23は、n個
のアンプ22−1〜22−nのそれぞれから出力された
各周波数成分の信号を合成する。
【0018】また、ゲイン調整用アンプ24は、所定の
ゲインαが設定されており、合成部23から出力される
信号の信号レベルを調整する。この信号レベルが調整さ
れた後の信号が、補正後の案内音声信号として案内音声
補正部20から出力される。このゲイン調整用アンプ2
4のゲインαは、演算部26から出力される差信号が最
小となるように制御される。
【0019】目標レベル設定用アンプ25は、明瞭度を
増す補正がなされた後の案内音声の信号レベル(音量)
が聴感上不自然にならないように、信号の目標レベルを
決定するためのゲインG1が設定されており、明瞭度を
増す補正がなされる前の元の案内音声信号に対して、こ
のゲインG1で信号レベルを調整する。
【0020】演算部26は、目標レベル設定用アンプ2
5から出力される信号と、ゲイン調整用アンプ24から
出力される信号とが入力されており、これらの信号レベ
ルの差を求めて差信号を出力する。上述したように、こ
の差信号は、ゲイン調整用アンプ24にフィードバック
されており、この差信号が最小となるようにゲイン調整
用アンプ24のゲインαが制御されるため、最終的に
は、ゲイン調整用アンプ24から出力される補正後の案
内音声信号の信号レベルが、目標レベル設定用アンプ2
5から出力される目標レベルに一致するようになる。
【0021】また、図1に示すオーディオ音補正部30
は、オーディオ装置100から入力されるオーディオ音
信号に対して、このオーディオ音の明瞭度を低下させる
所定の補正を行う。このオーディオ音補正部30は、基
本的には上述した案内音声補正部20と同じ構成を有し
ている。
【0022】図3は、オーディオ音補正部30の詳細構
成を示す図である。同図に示すように、オーディオ音補
正部30は、m個のバンドパスフィルタ(BPF)31
−1〜31−m、m個のゲイン補正用のアンプ32−1
〜32−m、合成部33、ゲイン調整用アンプ34、目
標レベル設定用アンプ35、演算部36を含んで構成さ
れている。なお、バンドパスフィルタとゲイン補正用ア
ンプの数mは、上述した案内音声補正部20内のバンド
パスフィルタとゲイン補正用アンプの数nと必ずしも一
致させる必要はなく、互いに異なる値に設定してもよ
い。
【0023】バンドパスフィルタ31−1〜31−m
は、入力されるオーディオ音信号の周波数帯域をm分割
したときに、それぞれの分割領域の周波数成分を抽出す
る。ゲイン補正用のm個のアンプ32−1〜32−m
は、バンドパスフィルタ31−1〜31−mのそれぞれ
によって抽出された各周波数成分に対して、所定のゲイ
ンに基づいて信号レベルを増幅し、あるいは減衰させ
る。アンプ32−1〜32−mのそれぞれに設定される
ゲインは、オーディオ音の明瞭度を低下させるために、
明瞭度に貢献する度合いが小さい周波数成分については
大きな値が設定され、反対に明瞭度に貢献する度合いが
大きい周波数成分については小さな値が設定される。こ
れらのゲインの設定方法の詳細については後述する。合
成部33は、m個のアンプ32−1〜32−nのそれぞ
れから出力された各周波数成分の信号を合成する。
【0024】また、ゲイン調整用アンプ34は、所定の
ゲインβが設定されており、合成部33から出力される
信号の信号レベルを調整する。この信号レベルが調整さ
れた後の信号が、補正後のオーディオ音信号としてオー
ディオ音補正部30から出力される。このゲイン調整用
アンプ34のゲインβは、演算部36から出力される差
信号が最小となるように制御される。
【0025】目標レベル設定用アンプ35は、明瞭度を
低下させる補正がなされた後のオーディオ音の信号レベ
ル(音量)が聴感上不自然にならないように、信号の目
標レベルを決定するためのゲインG2が設定されてお
り、明瞭度を低下させる補正がなされる前の元の案内オ
ーディオ音信号に対して、このゲインG2で信号レベル
を調整する。
【0026】演算部36は、目標レベル設定用アンプ3
5から出力される信号と、ゲイン調整用アンプ34から
出力される信号とが入力されており、これらの信号レベ
ルの差を求めて差信号を出力する。上述したように、こ
の差信号は、ゲイン調整用アンプ34にフィードバック
されており、この差信号が最小となるようにゲイン調整
用アンプ34のゲインβが制御されるため、最終的に
は、ゲイン調整用アンプ34から出力される補正後のオ
ーディオ音信号の信号レベルが、目標レベル設定用アン
プ35から出力される目標レベルに一致するようにな
る。
【0027】また、図1に示した切替スイッチ50は、
オーディオ装置100から音声補正装置10に入力され
た補正前のオーディオ音信号と、オーディオ音補正部3
0から出力される補正後のオーディオ音信号とが入力さ
れており、ナビゲーション装置200から入力される切
替指示信号に応じて、いずれか一方のオーディオ音信号
を選択的に出力する。ナビゲーション装置200から出
力される切替指示信号は、音声案内が行われた際にオー
ディオ音の出力を停止させていた従来の手法で用いられ
ていたミュート信号に対応するものである。ナビゲーシ
ョン装置200から案内音声信号が出力されるタイミン
グで切替指示信号が入力されると補正後のオーディオ音
信号が選択され、それ以外のタイミングでは補正前のオ
ーディオ音信号が選択されるように、切替スイッチ50
が切り替えられる。
【0028】合成部40は、所定の補正がなされた後の
案内音声信号がアンプ60によって増幅された後に入力
されるとともに、所定の補正がなされた後、あるいは補
正がなされる前の元のオーディオ音信号がアンプ70に
よって増幅された後に入力されており、これら2種類の
信号を合成する。
【0029】上述した案内音声補正部20が案内音声補
正手段に、オーディオ音補正部30がオーディオ音補正
手段に、切替スイッチ50が切替手段に、ゲイン調整用
アンプ24、目標レベル設定用アンプ25、演算部26
が調整手段にそれぞれ対応する。
【0030】本実施形態の音声補正装置10はこのよう
な構成をしており、次にその動作を説明する。
【0031】ナビゲーション装置200から案内音声補
正部20に入力された案内音声信号は、n個のバンドパ
スフィルタ21−1〜21−nに並行に入力され、それ
ぞれの周波数帯域毎にn分割される。こうして分割され
た案内音声信号の各周波数成分は、n個のゲイン補正用
のアンプ22−1〜22−nにそれぞれ入力される。n
個のバンドパスフィルタ21−1〜21−nとn個のア
ンプ22−1〜22−nは、それぞれが1対1で対応付
けられている。例えば、バンドパスフィルタ21−1を
通過した信号はアンプ22−1に入力されてゲイン補正
が行われ、バンドパスフィルタ21−2を通過した信号
はアンプ22−2に入力されてゲイン補正が行われる。
【0032】n個のアンプ22−1〜22−nから出力
された各周波数帯域毎の案内音声信号は、合成部23に
入力され、分割される前の周波数帯域にわたる信号に合
成された後に、ゲイン調整用アンプ24に入力される。
【0033】上述したように、ゲイン調整用アンプ24
のゲインαは、明瞭度を増す補正がなされた後の案内音
声信号が聴感上不自然にならないように信号レベルを調
整するためのものである。ゲイン調整用アンプ24で
は、演算部26から出力される差信号が最小となるよう
にゲインαを変更する制御が行われ、この制御動作によ
って、案内音声信号の信号レベルが目標レベルに一致す
るように調整される。
【0034】例えば、ゲイン調整用アンプ24のゲイン
αの設定方法の具体例を以下に示す。時間が経過するに
したがって影響の度合いが少なくなるものとすると、N
番目に入力される補正前の案内音声信号の平均パワーP
(N)は、 P(N)=a・P(N−1)+b・P(N−2)+… …(1) と表すことができる。同様に、N番目に入力される補正
後の案内音声信号の平均パワーP′(N)は、 P′(N)=a・P′(N−1)+b・P′(N−2)+… …(2) と表すことができる。なお、ここで各係数a、b、…
は、各音声の過去の平均パワーが影響する度合いを示す
値であり、 a+b+… =1 …(3) a>b>… …(4) の関係を有する。(1)式で平均パワーが表される補正
前の案内音声信号はゲインG1の目標レベル設定用アン
プ25を通した後に演算部26に導かれ、(2)式で平
均パワーが表される補正後の案内音声信号はゲインαの
ゲイン調整用アンプ24を通した後に演算部26に導か
れ、これらの差がなくなるように制御されるため、 α・P′(N)=G1・P(N) …(5) の関係が成立する。したがって、(5)式を満たすよう
にゲイン調整用アンプ24のゲインαの値を更新するこ
とにより、演算部26から出力される差信号を最小にす
る制御が可能になる。
【0035】一方、オーディオ装置100からオーディ
オ音補正部30に入力されたオーディオ音信号は、m個
のバンドパスフィルタ31−1〜31−nに並行に入力
され、それぞれの周波数帯域毎にm分割される。こうし
て分割されたオーディオ音信号の各周波数成分は、m個
のゲイン補正用のアンプ32−1〜32−nにそれぞれ
入力される。m個のバンドパスフィルタ31−1〜31
−nとm個のアンプ32−1〜32−nは、それぞれが
1対1で対応付けられている。例えば、バンドパスフィ
ルタ31−1を通過した信号はアンプ32−1に入力さ
れてゲイン補正が行われ、バンドパスフィルタ31−2
を通過した信号はアンプ32−2に入力されてゲイン補
正が行われる。
【0036】m個のアンプ32−1〜32−nから出力
された各周波数帯域毎のオーディオ音信号は、合成部3
3に入力され、分割される前の周波数帯域にわたる信号
に合成された後に、ゲイン調整用アンプ34に入力され
る。
【0037】上述したように、ゲイン調整用アンプ34
のゲインβは、明瞭度を低下させる補正がなされた後の
オーディオ音信号が聴感上不自然にならないように信号
レベルを調整するためのものである。ゲイン調整用アン
プ34では、演算部36から出力される差信号が最小と
なるようにゲインβを変更する制御が行われ、この制御
動作によって、オーディオ音信号の信号レベルが目標レ
ベルに一致するように調整される。
【0038】なお、ゲイン調整用アンプ34のゲインβ
の設定方法は、基本的には上述したゲイン調整用アンプ
24のゲインαの設定方法と同じである。すなわち、時
間が経過するにしたがって影響の度合いが少なくなるも
のとすると、M番目に入力される補正前のオーディオ音
信号の平均パワーQ(M)は、 Q(N)=a・Q(M−1)+b・Q(M−2)+… …(6) と表すことができる。同様に、M番目に入力される補正
後のオーディオ音信号の平均パワーQ′(M)は、 Q′(M)=a・Q′(M−1)+b・Q′(M−2)+… …(7) と表すことができる。なお、ここで各係数a、b、…
は、各音声の過去の平均パワーが影響する度合いを示す
値であり、上述した(3)式および(4)式の関係を有
する。(6)式で平均パワーが表される補正前のオーデ
ィオ音信号はゲインG2の目標レベル設定用アンプ35
を通した後に演算部36に導かれ、(7)式で平均パワ
ーが表される補正後のオーディオ音信号はゲインβのゲ
イン調整用アンプ34を通した後に演算部36に導か
れ、これらの差がなくなるように制御されるため、 β・Q′(M)=G2・Q(M) …(8) の関係が成立する。したがって、(8)式を満たすよう
にゲイン調整用アンプ34のゲインβの値を更新するこ
とにより、演算部36から出力される差信号を最小にす
る制御が可能になる。
【0039】このようにして、明瞭度を低下させる補正
がなされた後のオーディオ音信号がオーディオ音補正部
30から出力され、切替スイッチ50に入力される。切
替スイッチ50に入力された補正後のオーディオ音信号
は、案内音声信号が出力されるタイミングでナビゲーシ
ョン装置200から切替指示信号が入力されている場合
に、後段のアンプ70を介して合成部40に出力され
る。
【0040】また、ナビゲーション装置200から案内
音声が出力されていないタイミングでは切替指示信号も
出力されないため、切替スイッチ50からは、補正がな
されていない元のオーディオ音信号がアンプ70を介し
て合成部40に出力される。
【0041】合成部40は、案内音声補正部20から出
力された補正およびゲイン調整後の案内音声信号と、オ
ーディオ音補正部30から出力された補正およびゲイン
調整後のオーディオ音信号とを合成して出力し、この合
成音がスピーカ300から出力される。また、案内音声
補正部20による補正動作が行われないタイミング、す
なわちナビゲーション装置200から案内音声信号が出
力されていない状態においては、合成部40は、切替ス
イッチ50から入力される補正前のオーディオ音信号の
みを出力し、このオーディオ音信号がスピーカ300か
ら出力される。
【0042】次に、案内音声補正部20およびオーディ
オ音補正部30において行われる明瞭度を増すあるいは
低下させる補正の詳細について説明する。図4は、音声
の周波数と明瞭度との関係を示す図である。横軸が音声
の周波数に、縦軸が明瞭度指数貢献度Dをそれぞれ示し
ている。明瞭度指数貢献度Dは、音声の各周波数成分が
人間の聴覚上の明瞭度に与える影響の度合いを数値化し
たものであり、この値が大きい周波数成分ほど明瞭度に
貢献する度合いが大きいことを示している。
【0043】明瞭度に貢献する度合は音声の周波数帯域
毎に異なっており、図4に示す例では、700kHz近
傍の音声が最も明瞭度への貢献度が高いことがわかる。
また、700kHzから周波数が高くなるにしたがっ
て、あるいは700kHzから周波数が低くなるにした
がって次第に明瞭度指数貢献度Dが低下していって、そ
れぞれの周波数の音声が明瞭度に貢献する度合いが低く
なることが分かる。したがって、案内音声補正部20に
おいて案内音声に対して明瞭度を増す補正を行う場合に
は、入力される案内音声に含まれる700kHz近傍の
周波数成分を最も大きなゲインで増幅し、この中心周波
数から外れるにしたがって増幅のゲインを小さくすれば
よい。このような各周波数成分毎に異なるゲインで信号
レベルを調整するために図2に示したn個のアンプ22
−1〜22−nが設けられている。
【0044】図4に示した明瞭度指数貢献度が反映され
るようにアンプ22−1〜22−nのそれぞれのゲイン
i (i=1,2,…,n)を設定すると、
【0045】
【数1】
【0046】となる。ここで、fliはi番目の周波数帯
域の下限周波数を、fuiはi番目の周波数帯域の上限周
波数をそれぞれ示している。図5は、明瞭度指数貢献度
Dと各アンプのゲインwi との関係を示す図である。
(7)式に示したように、各アンプのゲインwi は、n
分割した各周波数帯域毎に明瞭度指数貢献度Dの面積平
均を求めたものであるため、各ゲインwi は、明瞭度指
数貢献度Dの曲線に沿った値を有している。なお、各周
波数帯域においては、明瞭度指数貢献度Dを直線で近似
しても大きな誤差とはならないため、各周波数帯域の中
心周波数に対応する明瞭度指数貢献度Dの値をゲインw
i として採用するようにしてもよい。
【0047】また、上述した(7)式および図4に示し
たように、アンプ22−1〜22−nの各ゲインwi
明瞭度指数貢献度Dに基づいて忠実に設定すると、明瞭
度に対する貢献度の低い低域成分および高域成分のゲイ
ンwi が極端に小さな値になってしまう。これにより、
補正の前後で案内音声を聴いたときに受ける印象が大き
く異なる場合もあるため、ゲインwi の変化の度合い
(ダイナミックレンジ)が大きい場合には、この変化の
度合いを小さくしたゲインwi ′を用いるようにしても
よい。図6は、明瞭度指数貢献度Dと変化の度合いを小
さくしたゲインw i ′との関係を示す図である。
【0048】また、オーディオ音については、案内音声
とは反対に、ある音量でスピーカ300から出力されて
いても、同時に出力される案内音声の聴取を阻害しない
ようにする補正を行う。具体的には、オーディオ音補正
部30においてオーディオ音に対して明瞭度を低下させ
る補正を行う場合には、入力されるオーディオ音に含ま
れる700kHz近傍の周波数成分を最も小さなゲイン
で増幅し、この中心周波数から外れるにしたがって増幅
のゲインを大きくすればよい。
【0049】例えば、図4に示した明瞭度指数貢献度が
反映されるように、m分割された各周波数帯域に対応す
るゲインをwj (j=1,2,…,m)としたときに、
アンプ32−1〜32−mのそれぞれのゲインwj
は、 wj ″=Dmax −wj となる。ここで、Dmax は、図4に示した明瞭度指数貢
献度Dの最大値を示している。但し、各アンプ32−1
〜32−mの後段にはゲイン調整用アンプ34が接続さ
れており、オーディオ音信号の信号レベルが目標レベル
に一致するように制御されるため、上述したDmax の代
わりに所定の固定値を用いるようにしてもよい。また、
上述した案内音声に対応して設定されたn個のゲインw
i の場合と同様に、アンプ32−1〜32−mの各ゲイ
ンwj ″のダイナミックレンジが大きい場合には、この
ダイナミックレンジを小さくしたゲイン(例えばDmax
から図6に示したwi ′を差し引いたゲイン)を用いる
ようにしてもよい。
【0050】このように、本実施形態の音声補正装置1
0は、入力される案内音声信号に対して案内音声補正部
20によって明瞭度を増す補正を行うとともに、入力さ
れるオーディオ音信号に対してオーディオ音補正部30
によって明瞭度を低下させる補正を行っている。したが
って、補正後の案内音声とオーディオ音とが同時にスピ
ーカ300から出力された場合であっても、案内音声を
明瞭に聴取することができ、しかもオーディオ音につい
ては出力停止や極端な音量低下がないため、利用者が感
じる違和感や不快感を低減することができる。特に、オ
ーディオ音のみを聴取したい利用者にとっては、音量低
下の程度が軽減されたオーディオ音を継続的に聴取する
ことができるという利点がある。
【0051】また、案内音声補正部20内のゲイン調整
用アンプ24のゲインαを可変に制御して案内音声の信
号レベルを目標レベルに一致されるとともに、オーディ
オ音補正部30内のゲイン調整用アンプ34のゲインβ
を可変に制御してオーディオ音の信号レベルを目標レベ
ルに設定しているため、補正によって案内音声やオーデ
ィオ音の音量が極端に変化することを防止することがで
き、明瞭度を補正したことにより生じる聴感上の不自然
さを軽減することができる。
【0052】また、切替スイッチ50によって補正の前
後のオーディオ音信号を選択的に出力することにより、
案内音声が出力されるタイミングで明瞭度を低下させた
オーディオ音信号を出力し、それ以外のタイミングでは
明瞭度に関する補正がなされていない元のオーディオ音
信号を出力することができるため、利用者は、案内音声
が出力されない通常時には元の音質が良好なオーディオ
音を聴取することができる。
【0053】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変
形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、
ナビゲーション装置200から入力された案内音声に対
して明瞭度を増す補正を行ったが、ナビゲーション装置
200から出力される案内音声として既に明瞭度を増す
補正がなされたものを用いるようにしてもよい。すなわ
ち、案内音声を生成する段階で、あるいは収録する段階
で明瞭度を増す補正がなされた案内音声がナビゲーショ
ン装置200から出力される場合には、音声補正装置1
0内の案内音声補正部20を省略することができるた
め、装置の構成を簡略化することができる。
【0054】また、上述した実施形態においては、案内
音声補正部20およびオーディオ音補正部30によって
案内音声信号やオーディオ音信号に対して帯域分割を行
った後に各周波数帯域毎に設定されたゲインに基づいて
信号レベルを調整するようにしたが、オーディオ装置1
00に内蔵された、あるいは別に接続されたイコライザ
回路を有する場合には、明瞭度を増すあるいは低下させ
るために設定された各ゲインに対応する特性をイコライ
ザ回路に持たせておいて、案内音声が出力されるタイミ
ングでイコライザ回路の特性を切り替えるようにしても
よい。
【0055】また、上述した実施形態においては、案内
音声補正部20内のゲイン調整用アンプ24のゲインα
を可変に制御することにより、明瞭度の補正がなされた
後の案内音声の信号レベルを目標レベルに一致させるよ
うにしたが、このゲインαの値を可変に制御するのでは
なく、メモリ等にあらかじめ数種類の値を格納しておい
て、利用者によって選択された値を用いるようにしても
よい。オーディオ音補正部30についても同様であり、
ゲイン調整用アンプ34のゲインβを可変に制御する代
わりに、利用者によって選択された値を用いるようにし
てもよい。
【0056】また、上述した実施形態においては、オー
ディオ音補正部30の出力側に切替スイッチ50を設け
たが、図7に示すように、案内音声補正部20の出力側
にも切替スイッチ50Aを設けて音声補正装置10Aを
構成するようにしてもよい。このように、切替スイッチ
50Aを設け、オーディオ音信号が出力されていないと
きに案内音声信号が出力される状態を検出部80で検出
してこの切替スイッチ50Aを切り替えることにより、
案内音声のみが出力される場合に、明瞭度を増す補正が
なされていない元の案内音声を出力することができるた
め、案内音声の音質を向上させることができる。
【0057】また、上述した実施形態では、ナビゲーシ
ョン装置200から出力される案内音声の明瞭度を増す
場合について考えたが、他の車載用機器、例えばオーデ
ィオ装置100の各種操作を案内音声を用いて利用者に
通知する場合等においてこの案内音声の明瞭度を増す場
合に本発明を適用することができる。また、車載用機器
に限らず、家庭用の各種機器から出力される案内音声等
について広く本発明を適用することができる。
【0058】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、案内
音声に対して明瞭度が増すような周波数分布に補正し、
反対にオーディオ音に対して明瞭度が低下するような周
波数分布に補正しているため、これら2つの音を同時に
出力する場合であっても、案内音声を明瞭に聴取するこ
とができ、しかも、オーディオ音の出力停止や極端な音
量低下がないため、利用者が感じる違和感、不快感を低
減することができる。また、オーディオ音のみを聴取し
たい利用者にとっては、音量低下の程度が軽減されたオ
ーディオ音を継続的に聴取することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の音声補正装置の構成を示す図であ
る。
【図2】案内音声補正部の詳細構成を示す図である。
【図3】オーディオ音補正部の詳細構成を示す図であ
る。
【図4】音声の周波数と明瞭度との関係を示す図であ
る。
【図5】明瞭度指数貢献度と各アンプのゲインとの関係
を示す図である。
【図6】明瞭度指数貢献度と各アンプのゲインとの関係
の他の例を示す図である。
【図7】音声補正装置の変形例を示す図である。
【符号の説明】
10 音声補正装置 20 案内音声補正部 21−1〜21−n、31−1〜31−m バンドパス
フィルタ(BPF) 22−1〜22−n、32−1〜32−m アンプ 23、33、40 合成部 26、36 演算部 24、34 ゲイン調整用アンプ 25、35 目標レベル設定用アンプ 30 オーディオ音補正部 50、50A 切替スイッチ 60、70 アンプ 100 オーディオ装置 200 ナビゲーション装置 300 スピーカ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内音声信号が入力され、明瞭度に貢献
    する度合いが大きい周波数帯域ほど信号レベルを大き
    く、反対に明瞭度に貢献する度合いが小さい周波数帯域
    ほど信号レベルを小さくする補正を行う案内音声補正手
    段と、 オーディオ音信号が入力され、明瞭度に貢献する度合い
    が大きい周波数帯域ほど信号レベルを小さく、反対に明
    瞭度に貢献する度合いが小さい周波数帯域ほど信号レベ
    ルを大きくする補正を行うオーディオ音補正手段と、 を備えることを特徴とする案内音声補正装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記案内音声信号が
    入力されない場合に、前記オーディオ音補正手段による
    補正がなされていない元の前記オーディオ音信号を出力
    し、前記案内音声信号が入力された場合に、前記オーデ
    ィオ音補正手段による補正がなされた後の前記オーディ
    オ音信号を出力する切替手段を備えることを特徴とする
    案内音声補正装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記案内音声補正手段による補正がなされる前の前記案
    内音声信号の信号レベルに応じて、補正後の前記案内音
    声信号の信号レベルを調整する調整手段を備えることを
    特徴とする案内音声補正装置。
  4. 【請求項4】 オーディオ音信号が入力され、明瞭度に
    貢献する度合いが大きい周波数帯域ほど信号レベルを小
    さく、反対に明瞭度に貢献する度合いが小さい周波数帯
    域ほど信号レベルを大きくする補正を行うオーディオ音
    補正手段と、 明瞭度に貢献する度合いが大きい周波数帯域ほど信号レ
    ベルを大きく、反対に明瞭度に貢献する度合いが小さい
    周波数帯域ほど信号レベルを小さくする補正がなされた
    後の案内音声信号が入力された場合に、前記オーディオ
    音補正手段による補正がなされた後の前記オーディオ音
    信号を出力し、補正がなされた後の前記案内音声信号が
    入力されない場合に、前記オーディオ音補正手段による
    補正がなされていない元の前記オーディオ音信号を出力
    する切替手段と、 を備えることを特徴とする案内音声補正装置。
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