JP5545697B2 - オーディオ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、音出力の複数のチャンネルを有するオーディオ装置に関する。
従来、音出力の複数のチャンネルを有し、ユーザがチャンネルを切替えながら各チャンネルの音出力の遅延量を調整することによって音の定位調整を行うことのできるオーディオ装置が提案されている(特許文献1参照)。この従来のオーディオ装置によれば、任意の位置のユーザに対して所定の音場を形成することができるようになる。
特許第3909749号公報
ところで、音の定位調整では、ユーザは、音を出力すべきチャンネルを切替えるための操作と、各チャンネルの音出力の遅延量を調整するための操作とを行って、更に、実際に各チャンネル(スピーカ)からの出力音を聴いて音の定位判断をしなければならず、その調整作業は、一般に煩わしいものとなっている。また、実際に各チャンネルからの出力音を聴いて適切な音の定位判断を行うためには、異なる周波数帯域を受け持つチャンネルの低域と高域の周波数特性を決めるネットワークパラメータの調整が適切になされていることが好ましい。即ち、ネットワークパラメータの調整を行うための所謂ネットワーク調整と、音の定位調整とは一連のものとして行うことが好ましい。
しかし、調整作業の煩わしい音の定位調整の前に、調整対象のチャンネルを切替えるための操作と、各チャンネルのネットワークパラメータを調整するための操作とを行って、実際に各チャンネル(スピーカ)からの出力音を聴いて音響効果が適切であるか否かを判断するなど、更に、煩わしいネットワーク調整のための作業を行わなければならない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ネットワーク調整及び音の定位調整の一連作業を効率的に行うための支援が可能となるオーディオ装置を提供するものである。
本発明に係るオーディオ装置は、音出力の複数のチャンネルを有するオーディオ装置であって、異なる周波数帯域を受け持つチャンネルについての低域と高域の周波数特性を決めるネットワークパラメータを調整するためのネットワーク調整モードにおいて、調整対象となるチャンネルを有効にし、ネットワークパラメータの調整が終了する毎にその有効とするチャンネルを切替えるネットワーク調整時チャンネル切替え手段と、前記複数のチャンネル全てについて前記ネットワーク調整モードでの調整が終了したときに、前記複数のチャンネルについての音出力の遅延量を調整するための定位調整モードに移行させる第1モード移行制御手段と、前記定位調整モードにおいて、調整対象となるチャンネルを有効にし、遅延量の調整が終了する毎にその有効とするチャンネルを切替える定位調整時チャンネル切替え手段と、前記複数のチャンネル全てについて定位調整モードでの調整が終了したときに、既に前記ネットワーク調整モードでの調整がなされた前記複数のチャンネルについてのネットワークパラメータの再調整のために前記ネットワーク調整モードに移行させる第2モード移行制御手段と、前記複数のチャンネルについてのネットワークパラメータの再調整がなされる前に、既にネットワーク調整モードでの調整にて得られているネットワークパラメータの補正を行う補正手段とを有する構成となる。
このような構成により、ネットワーク調整モードにおいて、調整対象となるチャンネルが有効にされ、ユーザによるネットワークパラメータの調整が終了する毎にその有効とされるチャンネルが切り替えられる。そのようにして複数のチャンネル全てについてのネットワーク調整モードでの処理が終了すると、前記ネットワーク調整モードから定位調整モードに移行され、その定位調整モードにおいて、調整対象となるチャンネルが有効され、ユーザによる遅延量の調整が終了する毎にその有効とされるチャンネルが切り替えられる。
そして、ネットワーク調整モード及び定位調整モードそれぞれでの調整が終了した後に、再度のネットワーク調整モードに移行され、ユーザは、ネットワーク調整モードでの調整が既になされた複数のチャンネルについてのネットワークパラメータの再調整を行うことができるようになる。
更に、ネットワーク調整モードでのネットワークパラメータの再調整がなされるのに先立って、既に得られているネットワークパラメータが補正されることになるので、ユーザによる前記ネットワークパラメータの再調整は微調整で済ませることができるようになり、その調整を全体として効率的に行うことができるようになる。

また、本発明に係るオーディオ装置において、前記ネットワーク調整モードにおいて、該ネットワーク調整モードを示す情報を表示ユニットに表示させ、前記定位調整モードにおいて、該定位調整モードを示す情報を前記表示ユニットに表示させる調整モード表示制御手段を有する構成することができる。
このような構成により、ユーザは、表示ユニットに表示される情報を見ることによって、現在ネットワーク調整モード、あるいは定位調整モードのいずれのモードでの調整が可能であるかを知ることができる。従って、ユーザは、前記ネットワーク調整モード及び定位調整モードのいずれかにすべきかについて迷うことなく、その可能となるモードでの調整を行えばよい。
更に、本発明に係るオーディオ装置において、ネットワーク調整モードにおいて、有効となるチャンネルを示す情報を前記表示ユニットに表示させるネットワーク時調時チャンネル表示制御手段を有する構成とすることができる。
このような構成により、ネットワーク調整モードにおいて、ユーザは、表示ユニットに表示されている情報を見ることにより、現在有効となってネットワークパラメータの調整が可能となるチャンネルを知ることができる。従って、ユーザは、いずれのチャンネルについて調整を行うべきかを迷うことなく、その調整が可能となるチャネルについてネットワークパラメータを調整すればよい。
また、本発明に係るオーディオ装置において、前記定位調整モードにおいて、有効となるチャンネルを示す情報を前記表示ユニットに表示させる定位調整時チャンネル表示制御手段を有する構成とすることができる。
このような構成により、定位調整モードにおいて、ユーザは、表示ユニットに表示されている情報を見ることによって、現在有効となって遅延量の調整が可能となるチャンネルを知ることができる。従って、ユーザは、いずれのチャンネルについて遅延量の調整を行うべきかを迷うことなく、その調整が可能となるチャンネルについて遅延量を調整すればよい。
本発明に係るオーディオ装置によれば、ネットワーク調整モードにおいてユーザがネットワークパラメータの調整を行う際に調整対象として有効となるチャンネルの組が順次切り替えられ、そのネットワーク調整モードでの調整が終了すると、定位調整モードに移行され、該定位調整モードにおいてユーザが遅延量を調整する際に調整対象として有効となるチャンネルの組が順次切り替えられるようになるので、ネットワーク調整及び音の定位調整の一連作業を効率的に行うための支援が可能となる。
本発明の実施の一形態に係るオーディオ装置を示すブロック図である。 図1に示すオーディオ装置においてなされる処理の手順を示すフローチャート(その1)である。 図1に示すオーディオ装置においてなされる処理の手順を示すフローチャート(その2)である。 調整モードの選択メニューの表示例を示す図である。 ネットワーク・定位連動調整モードにおける実行可能な調整種類の表示例(その1)を示す図である。 ネットワーク調整における調整可能なチャンネルの表示例(その1)を示す図である。 ネットワーク調整における調整可能なチャンネルの表示例(その2)を示す図である。 ネットワーク・定位連動調整モードにおける実行可能な調整種類の表示例(その2)を示す図である。 定位調整における調整可能なチャンネルの表示例を示す図である。 ネットワーク調整と定位調整の流れを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
本発明の実施の一形態に係るオーディオ装置は、図1に示すように構成される。このオーディオ装置は車載用のものである。
図1において、このオーディオ装置は、高音用の左側スピーカ(以下、この実施の態様の説明において、左ツイータという)25L、高音用の右側スピーカ(以下、この実施の形態の説明において、右ツイータという)25R、低音用の左側スピーカ(以下、この実施の形態において、左ウーハという)26L、及び低音用の右側スピーカ(以下、この実施の形態において、右ウーハという)26Rを有している。左ツイータ25Lは、車室内の左前方所定位置に設置され、右ツイータ25Rは、車室内の右前方所定位置に設置されている。また、左ウーハ26Lは、車室内の左後方所定位置に設置され、右ウーハ26Rは、車室内の右後方所定位置に設置されている。これら4つのスピーカにより、2つの左側チャンネル(高音用チャンネル及び低音用チャンネル)及び2つの右側チャンネル(高音用チャンネル及び低音用チャンネル)の計4つの音出力のチャンネルが形成される。
また、このオーディオ装置は、CD等の演奏ソース100(音源)から読み出される左側チャンネル用及び右側チャンネル用のデジタルオーディオ信号をそれぞれアナログの信号に変換するD/A変換部20、第1のネットワーク部21a、第2のネットワーク部21b、チャンネル切替部22、前記4つのチャンネルに対応した4つの遅延部23at、23aw、23bw、23bt、及び4つのアンプ部24at、24aw、24bw、24atを有している。第1のネットワーク部21aには、左側の高音用チャンネル及び低音用チャンネルの高域と低域の周波数特性を決めるネットワークパラメータ(ハイパスフィルタ及びローパスフィルタのカットオフ周波数、先鋭度Q、ゲイン等)が設定される。第2のネットワーク部21bには、右側の高音用チャンネル及び低音用チャンネルの高域と低域の周波数特性を決めるネットワークパラメータが設定される。遅延部23atには、左ツイータ25Lに供給すべきオーディオ信号の遅延量が設定され、遅延部23awには、左ウーハ26Lに供給すべきオーディオ信号の遅延量が設定される。また、遅延部23bwには、右ウーハ26Rに供給すべきオーディオ信号の遅延量が設定され、遅延部23btには、右ツイータ25Lに供給すべきオーディオ信号の遅延量が設定される。アンプ部24at、24aw、24bw、24btのそれぞれは、遅延部23at、23aw、23bw、23btを経たオーディオ信号を増幅して対応するスピーカ25L、26L、25R、26Rに供給する。
このオーディオ装置では、演奏ソース100(音源)から読み出されてD/A変換部20により得られたアナログの左側チャンネル用のオーディオ信号は、第1のネットワーク部21aによって、更に、ネットワークパラメータに従った周波数特性となる高音域オーディオ信号と低音域オーディオ信号とに分配される。そして、高音域オーディオ信号は、チャンネル切替部22、遅延部23at及びアンプ部24atを介して左ツイータ25Lに供給され、左側チャンネルにおける高音域の音が遅延部23atに設定される遅延量に従った遅延作用を受けて左ツイータ25Lから出力される。また、低音域オーディオ信号は、チャンネル切替部22、遅延部23aw及びアンプ部24atを介して左ウーハ26Lに供給され、左側チャンネルにおける低音域の音が遅延部23awに設定される遅延量に従った遅延作用を受けて左ウーハ26Lから出力される。
一方、D/A変換部20により得られるアナログの右側チャンネル用のオーディオ信号は、第2のネットワーク部21bによって、更に、ネットワークパラメータに従った周波数特性となる高音域オーディオ信号と低音域オーディオ信号とに分配される。そして、高音域オーディオ信号は、チャンネル切替部22、遅延部23bt及びアンプ部24btを介して右ツイータ25Rに供給され、右側チャンネルにおける高音域の音が遅延部23btに設置される遅延量に従った遅延作用を受けて右ツイータ25Rから出力される。また、低音域オーディオ信号は、チャンネル切替部22、遅延部23bw及びアンプ部24bwを介して右ウーハ26Rに供給され、右側チャンネルにおける低音域の音が遅延部23bwに設定される遅延量に従った遅延作用を受けて右ウーハ26Rから出力される。
更に、このオーディオ装置は、処理ユニット(CPU)10、表示部11、操作部12、パラメータ記録部14、調整種別検出部15、ネットワーク設定部16、チャンネル切替制御部17、遅延設定部18及び補正演算部19を有している。調整種別検出部15は、操作部12のユーザによる操作に基づいてユーザからの調整に係る操作指示を検出し、その操作指示を処理ユニット10に提供する。処理ユニット10はその操作指示に従った制御処理を実行する。ネットワーク設定部16は、処理ユニット10による制御のもと、操作部12の操作によって調整されるネットワークパラメータを第1のネットワーク部21a及び第2のネットワーク部21bに設定する。チャンネル切替設定部17は、処理ユニット10からの指示に従って調整対象として有効にすべきチャンネルを切替えるようにチャンネル切替部22を制御する。遅延設定部18は、処理ユニット10の制御のもと、操作部12の操作によって調整される遅延量を各遅延部23at、23aw、23bw、23btに設定する。
パラメータ記録部14は、処理ユニット10の制御のもと、ネットワーク設定部16によって第1のネットワーク部21a及び第2のネットワーク部21bに設定されるネットワークパラメータを記録し、また、遅延設定部18によって各遅延部23at、23aw、23bw、23btに設定される遅延量を記録する。表示部11は、処理ユニット10の制御のもと、調整メニュー等を含む各種情報を表示する。補正演算部19は、ネットワークパラメータの再調整に際して、パラメータ記録部14に記録された既に設定されているネットワークパラメータに対する補正演算を実行する。
ユーザ(車両の乗員)は、操作部12を操作することにより、自分の座席位置に適した音場を設定するための音の定位調整及び好みにあった再生音の高音域及び低音域の周波数特性を得るためのネットワーク調整を行うことができる。ユーザがこのような定位調整及びネットワーク調整を行う際、オーディオ装置では、図2及び図3に示す手順に従ってその調整を支援するための処理がなされる。
図2において、ユーザが操作部12により調整に係る所定の操作を行うと、処理ユニット10は、表示部11に、例えば、図4に示すような選択可能な調整モードを一覧表示する調整メニューウィンドウを表示させる(S0)。この例では、各チャンネルのネットワークパラメータを調整するためのネットワーク調整モード(1.ネットワーク調整)、各チャンネルの出力音の遅延量を調整する定位調整モード(2.定位調整)及び前記ネットワーク調整モードと前記定位調整モードとを一連にしたネットワーク・定位連動調整モード(3.ネットワーク・定位連動調整)が選択可能な調整モードとして表示される。
ここで、表示部11に表示される調整メニューウィンドウを見たユーザが操作部12によってネットワーク・定位連動調整モードの選択操作を行うと、処理ユニット10は、その選択操作に応じて、表示部11に、例えば、図5に示すようなネットワーク・定位連動調整ウィンドウを表示させる。このネットワーク・定位連動調整ウィンドウでは、ネットワーク調整モードと定位調整モードとが実行されるべき調整モードとして表示され、更に、ネットワーク調整モードを指示するカーソル(▲参照)が表示される(S1)。ユーザは、このネットワーク・定位調整ウィンドウ(図5参照)の表示内容により、ネットワーク調整及び定位調整のうちのカーソルによって指示されるネットワーク調整を実行すべきであることを知ることができる。
ここで、ユーザが操作部12によって調整開始の操作を行うと、処理ユニット10は、ネットワーク調整についての調整開始イベントを取得する(S2)。これにより、当該オーディオ装置においてネットワーク調整が可能な状態となる。再生音の高音域及び低音域の周波数特性を決めるためのネットワーク調整は、左ツイータ25Lの高音用チャンネル及び左ウーハ26Lの低音用チャンネルからなる左側チャンネルと、右ツイータ25Rの高音用チャンネル及び右ウーハ26Rの低音用チャンネルからなる右側チャンネルとに分けてなされる。まず、左側チャンネルについての調整が可能となるように、処理ユニット10からの指令に基づいたチャンネル切替制御部17の制御のもとチャンネル切替部22が、第1のネットワーク部21aと左側チャンネルに対応する各遅延部23at、23awとを接続して左側チャンネルを有効にする(S3)。そして、処理ユニット10は、例えば、図6に示すようなネットワーク調整ウィンドウを表示部11に表示させる。このネットワーク調整ウィンドウでは、左側チャンネル及び右側チャンネルがネットワーク調整すべきチャンネルとして表示され、更に、左側チャンネルを指示するカーソル(▲参照)が表示される。ユーザは、このネットワーク調整ウィンドウ(図6参照)の表示内容により、左側チャンネル及び右側チャンネルのうちカーソルによって指示される左側チャンネルについてネットワーク調整を行うべきことを知ることができる。
この状態で、処理ユニット10は、左側チャンネルのネットワーク調整が終了したか否かの判断を継続的に行う(S4)。ユーザは、表示部11に表示されるネットワーク調整ウィンドウ(図6参照)を見て、左側チャンネルについてのネットワーク調整操作を始める。
ユーザによって提供された調整用CD(演奏ソース100)から読み出されてD/A変換部20により得られた左側チャンネル用のオーディオ信号(アナログ信号)が、第1のネットワーク部21aによって、更に、ネットワークパラメータに従って高音域オーディオ信号と低音域オーディオ信号とに分配される。その高音域オーディオ信号がチャンネル切替部22、遅延部23at及びアンプ部24atを介して左ツイータ25Lに供給され、左ツイータ25Lから高音域の楽曲音が発せられる。また、第1のネットワーク部21aからの低音域オーディオ信号がチャンネル切替部22、遅延部23aw及びアンプ部24awを介して左ウーハ26Lに供給され、左ウーハ26Lから低音域の楽曲音が発せられる。
ユーザは、左ツイータ25L及び左ウーハ26Lから発せられる高音域及び低音域の楽曲音を聴きながら高音帯域及び低音帯域の周波数特性を決めるネットワークパラメータ(ハイパスフィルタ及びローパスフィルタのカットオフ周波数、先鋭度Q、ゲイン等)の調整操作を操作部12にて行う。このようにネットワークパラメータの調整操作がなされると、ネットワーク設定部16が、処理ユニット10の制御のもと、第1のネットワーク部21aに設定されるネットワークパラメータをその調整操作に応じて順次変更する。第1のネットワーク部21aにおけるネットワークパラメータの変化により、左側チャンネルの高音域オーディオ信号と低音域オーディオ信号の周波数特性が変化し、左ツイータ25L及び左ウーハ26Lから発せられる高音域及び低音域の楽曲音の音質が変わる。
ユーザが、好みの音質になったとして、操作部12にて調整終了の操作を行うと、処理ユニット10は、左側チャンネルのネットワーク調整が終了したと判定し(S4でYES)、前述したように順次変更されて最終的に第1のネットワーク部21aに設定されているネットワークパラメータをパラメータ記録部14に記録する(S5)。その後、右側チャンネルについてのネットワーク調整が可能となるように、処理ユニット10からの指令に基づいたチャンネル切替制御部17の制御のもとチャンネル切替部22が、第2のネットワーク部21bと右側チャンネルに対応する各遅延部23bt、24bwとを接続して有効となるチャンネルを左側チャンネルから右側チャンネルに切り替える(S6)。そして、処理ユニット10は、ネットワーク調整ウィンドウにおいて左側チャンネルを指示する位置あったカーソル(図6参照)を、図7に示すように右側チャンネルを指示する位置に移動させる。左側チャンネルについてのネットワーク調整を終わらせたユーザは、このネットワーク調整ウィンドウ(図7参照)の表示内容により、カーソルによって指示される右側チャンネルについてネットワーク調整を行うべきことを知ることができる。
この状態で、処理ユニット10は、右側チャンネルのネットワーク調整が終了したか否かの判断を継続的に行う(S7)。ユーザは、表示部11に表示されるネットワーク調整ウィンドウ(図7参照)を見て、右側チャンネルについてのネットワーク調整操作を始める。
調整用CDの再生が行われる際に得られる右側チャンネル用のオーディオ信号が、第2のネットワーク部21bによって、更に、ネットワークパラメータに従って高音域オーディオ信号と低音域オーディオ信号に分配される。その高音域オーディオ信号がチャンネル切替部22、遅延部23bt及びアンプ部24btを介して右ツイータ25Rに供給され、右ツイータ25Rから高音域の楽曲音が発せられる。また、第2のネットワーク部21bからの低音域オーディオ信号がチャンネル切替部22、遅延部23bw及びアンプ部24bwを介して右ウーハ26Rに供給され、右ウーハ26Rから低音域の楽曲音が発せられる。
ユーザは、右ツイータ25R及び右ウーハ26Rから発せられる高音域及び低音域の楽曲音を聴きながら高音帯域及び低音帯域の周波数特性を決めるネットワークパラメータの調整操作を操作部12にて行う。このようにネットワークパラメータの調整操作がなされると、前述した左側チャンネルの場合と同様に、ネットワーク設定部16が、処理ユニット10の制御のもと、第2のネットワーク部21bに設定されるネットワークパラメータをその調整操作に応じて順次変更する。第2のネットワーク部21bにおけるネットワークパラメータの変化により、右ツイータ25R及び左ウーハ26Rから発せられる高音域及び低音域の楽曲音の音質が変わり、ユーザは、好みの音質になると、操作部12にて調整終了の操作を行う。すると、処理ユニット10は、右側チャンネルのネットワーク調整が終了したと判定し(S7でYES)、前述したように順次変更されて最終的に第2のネットワーク部21bに設定されたネットワークパラメータをパラメータ記録部14に記録する(S8)。
前述したようにして左側チャンネル及び右側チャンネルの全チャンネルについてのネットワークパラメータの調整が終了すると、処理が図3に示す手順に移行し、処理ユニット10は、表示部11の表示をネットワーク調整ウィンドウ(図7参照)から図8に示すネットワーク・定位連動調整ウィンドウに切り替える。このネットワーク・定位連動調整ウィンドウでは、現時点で実行可能となる調整モードが出力音の定位調整であることを表すように、定位調整モードを指示するカーソル(▲参照)が表示される(S11)。ユーザは、このネットワーク・定位調整ウィンドウ(図8)の表示内容により、カーソルによって指示される定位調整を実行すべきであることを知ることができる。
ここで、ユーザが操作部12によって調整開始の操作を行うと、処理ユニット10は、定位調整についての調整開始イベントを取得する(S12)。これにより、当該オーディオ装置において定位調整が可能な状態となる。各チャンネルの遅延量を調整する定位調整では、通常、ユーザ(右前座席の運転者)から最遠点にある左ウーハ26Lから発せられる音を基準として、他のチャンネルの出力音の遅延量が決められる。従って、これに合わせて有効にされるチャンネルの組み合わせが切り替えられる。処理ユニット10の指令に基づいたチャンネル切替制御部17の制御のもとチャンネル切替部22は、例えば、左ウーハ26Lと左ツイータ25Lとの組み合わせ、右ウーハ26Rと右ツイータ25Rとの組み合わせ、左ウーハ26Lと右ウーハ26Rとの組み合わせ、左ツイータ25Lと右ツイータ25Rとの組み合わせ、及び全スピーカの順で、チャンネルの切り替えを行う(S13)。具体的には、有効となるチャンネルが前記切り替え順に従って切り替えられるように、第1のネットワーク部21a及び第2のネットワーク部21bと4つの遅延部23at、23aw、23bw、23btとの接続切り替えがなされる。
そのチャンネル切替がなされる過程で、処理ユニット10は、例えば、図9に示すような定位調整ウィンドウを表示部11に表示させる。この定位調整ウィンドウでは、定位調整(遅延量調整)の対象となるチャンネルの組み合わせが表示され、現在有効となるチャンネルの組み合わせを指示するカーソル(▲参照)が表示される。そして、有効となるチャンネルの組み合わせが切り替わる毎にカーソルの位置が移動される。ユーザは、前記定位調整ウィンドウの表示内容により、定位調整の対象となるチャンネルの組み合わせを知ることができる。
前記チャンネル切替により有効となるチャンネルの組み合わせに対応する各スピーカに、前記調整用CDの再生により得られる右側の高音域及び低音域オーディオ信号及び左側の高音域及び低音域オーディオ信号のうちのいずれかのオーディオ信号が供給され、そのスピーカから対応する音域の楽曲音が発せられる。ユーザは、この楽曲音を聴きながら、遅延量の調整操作を操作部12にて行う。このように遅延量の調整操作がなされると、遅延量設定部18が、処理ユニット10の制御のもと、有効となったチャンネルに対応する遅延部23に設定される遅延量をその調整操作に応じて順次変更する。この遅延量の変更により有効となるチャンネルのスピーカから発せられる楽曲音により形成される音場が変わる。
そして、ユーザが、ユーザの位置に適した音場が形成されたと判断して、操作部12にて調整終了の操作を行うと、処理ユニット10は、当該有効となるチャンネルについての遅延量調整が終了したと判定し(S14でYES)、前述したように順次変更されて最終的に対応する遅延部23に設定されている遅延量をパラメータ記録部14に記録する(S15)。以後、全てのチャンネルの組み合わせについての遅延量の調整が終了するまで(S16参照)、前記処理(S13、S14、S15)が繰り返し実行される。
全てのチャンネルの組み合わせについての遅延量の調整が終了すると(S16でYES)、処理ユニット10は、前記ネットワーク調整を再度行うか否かのメッセージを表示部11に表示させる(S17、図示略)。そして、ユーザが操作部12にてネットワーク調整を再度行うことの選択操作を行うと(S17でYES)、ネットワーク調整のユーザによる実行の前に、処理ユニット10の制御のもと、補正演算部19が、パラメータ記録部14に記録されているネットワークパラメータ及び遅延量を用いて当該ネットワークパラメータに対する補正演算を行う。この補正演算では、設定されるネットワークパラメータと遅延量との相関などを参考にして現在設定されている遅延量に適したネットワークパラメータとなるように、現在設定されているネットワークパラメータが所定のアルゴリズムに従って補正される。この補正演算により得られたネットワークパラメータは、処理ユニット10の制御のもとネットワーク設定部16によって第1のネットワーク部21a及び/または第2のネットワーク部21bに設定される。
前述したようなネットワークパラメータの補正演算が終了すると、処理が図2に示す手順に戻り、処理ユニット10は、再度のネットワーク調整を支援するために、図6に示すネットワーク調整ウィンドウを表示部11に表示させる(S1)。以後、前述したのと同様の処理(S2〜S8)がなされ、その処理の過程で、第1のネットワーク部21a及び第2のネットワーク部21bに再調整により得られた左側チャンネル用及び右側チャンネル用のネットワークパラメータが設定される。その後、処理が図3に示す手順に移行し、処理ユニットは、再度の定位調整を支援するために、図9に示す定位調整ウィンドウを表示部11に表示させる(S11)。以後、前述したのと同様の処理(S12〜S17)がなされ、その処理の過程で、各遅延部23at、23aw、23bw、23btに再調整により得られた遅延量が設定される。そして、ユーザが操作部12にてネットワーク調整を再度行わないことの選択操作を行うと(S17でNO)、調整に係る処理が終了する。以後、このオーディオ装置では、前述した処理にて設定されたネットワークパラメータ及び遅延量をもってCD等の演奏ソース100からの楽曲の再生処理がなされる。
なお、ネットワーク・定位連動調整モードについて説明したが、ネットワーク調整モードが選択された場合、オーディオ装置では、図2に示すS2〜S4、S6〜S7の処理が行われる。その過程で、ユーザは、前述したのと同様に、有効となる左側チャンネル及び右側チャンネルについてのネットワークパラメータの調整操作を行う。また、定位調整モードが選択された場合、オーディオ装置では、図3に示すS12〜S14、S16の処理が行われる。その過程で、ユーザは、前述したのと同様に、有効となるチャンネルに対応した遅延部23に対する遅延量の調整操作を行う。
前述したようなネットワーク・定位連動調整モードでの処理により、図10に示すように、ネットワークが未設定(初期設定)で遅延量が未調整な状態(a)で、まず、ネットワーク調整がなされ、そのネットワークが設定Aの状態(b)となる。次いで、ネットワークが設定Aの状態(b)で、遅延量の調整がなされてその遅延量がXの状態(c)となる。前記設定Aのネットワークが前記遅延量Xに影響された状態(c)で、再度のネットワークの調整がなされて当該ネットワークが設定Bの状態(d)となる。その後、遅延量Xが設定Bのネットワークに影響された状態(d)で、再度の遅延量の調整がなされてその遅延量がYとなる(e)。その結果、最終的に、ネットワークが設定Bで、遅延量がYの状態となる
このように、本実施の形態に係るオーディオ装置では、一連となるネットワーク調整と遅延量の調整(音の定位調整)とが繰り返し実行される。そして、その過程で、ユーザは、調整モードの切り替え及び調整対象となるチャンネルの切り替えに沿って調整操作を行っていけばよいので、調整モードの切り替えやチャンネルの切り替えに煩わされることなく、ネットワーク調整及び音の定位調整に集中することができ、そのネットワーク調整及び音の定位調整の一連作業を効率的に行うことができるようになる。更に、現在行うべき調整モードや有効となるチャンネルが表示部11に表示されるようになるので、ユーザは、その表示内容に従って調整操作を行えるので、更に効率的な調整を行うことができる。
なお、再度のネットワーク調整に先立って、既に設定されているネットワークパラメータの補正(図3におけるS18)は行わなくてもよい。ただし、その補正を行う場合、ユーザが行う再度のネットワーク調整を、ネットワークパラメータを微調整する程度で済ませることができるようになってネットワーク調整及び音の定位調整の一連作業を更に効率的に行うことができる点で好ましい。
以上、説明したように、本発明に係るオーディ装置は、ネットワーク調整及び音の定位調整の一連作業を効率的に行うための支援が可能となるという効果を有し、音出力の複数のチャンネルを有するオーディオ装置として有用である。
10 処理ユニット(CPU)
11 調整メニュー表示部
12 ユーザ操作部
14 パラメータ記録部
15 調整種別検出部
16 ネットワーク設定部
17 チャンネル切替設定部
18 遅延設定部
19 補正演算部
20 D/A変換部
21a 第1のネットワーク部
21b 第2のネットワーク部
22 チャンネル切替部
23at、23aw、23bw、23bt 遅延部
24at、24aw、24bw、23bw アンプ部
25L 左ツイータ
25R 右ツイータ
26L 左ウーハ
26R 左ウーハ
100 演奏ソース(音源)

Claims (4)

  1. 音出力の複数のチャンネルを有するオーディオ装置であって、
    異なる周波数帯域を受け持つチャンネルについての低域と高域の周波数特性を決めるネットワークパラメータを調整するためのネットワーク調整モードにおいて、調整対象となるチャンネルを有効にし、ネットワークパラメータの調整が終了する毎にその有効とするチャンネルを切替えるネットワーク調整時チャンネル切替え手段と、
    前記複数のチャンネル全てについて前記ネットワーク調整モードでの調整が終了したときに、前記複数のチャンネルについての音出力の遅延量を調整するための定位調整モードに移行させる第1モード移行制御手段と、
    前記定位調整モードにおいて、調整対象となるチャンネルを有効にし、遅延量の調整が終了する毎にその有効とするチャンネルを切替える定位調整時チャンネル切替え手段と
    前記複数のチャンネル全てについて定位調整モードでの調整が終了したときに、既に前記ネットワーク調整モードでの調整がなされた前記複数のチャンネルについてのネットワークパラメータの再調整のために前記ネットワーク調整モードに移行させる第2モード移行制御手段と、
    前記複数のチャンネルについてのネットワークパラメータの再調整がなされる前に、既にネットワーク調整モードでの調整にて得られているネットワークパラメータの補正を行う補正手段とを有するオーディオ装置。
  2. 前記ネットワーク調整モードにおいて、該ネットワーク調整モードを示す情報を表示ユニットに表示させ、前記定位調整モードにおいて、該定位調整モードを示す情報を前記表示ユニットに表示させる調整モード表示制御手段を有する請求項1記載のオーディオ装置。
  3. ネットワーク調整モードにおいて、有効となるチャンネルを示す情報を前記表示ユニットに表示させるネットワーク調整時チャンネル表示制御手段を有する請求項2記載のオーディオ装置。
  4. 前記定位調整モードにおいて、有効となるチャンネルを示す情報を前記表示ユニットに表示させる定位調整時チャンネル表示制御手段を有する請求項または記載のオーディオ装置。
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