JP2008108334A - 再生装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】一度の設定操作だけで以降、いずれの再生装置においても再設定の必要なくプログラム再生が可能となり、利便性が向上する再生装置を提供する。
【解決手段】制御部6は、USBインタフェース8に接続されたUSBメモリに記憶されたファイルの再生順序を表す情報であるプログラム設定情報をリモコン操作に基づきメモリ7上に作成し、該作成されたプログラム設定情報をUSBメモリに記憶させることを行い、また、制御部6は、USBメモリに記憶されたプログラム設定情報を読み込みメモリ7に記憶させ、該記憶されたプログラム設定情報に基づきUSBメモリに記憶されたファイルを順次読み出し再生させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、USBインタフェースを有する再生装置に関する。
従来から、USBメモリを装着可能でUSBメモリに記憶されたファイルを再生できるような再生装置が開発されている(このような再生装置としては、例えば特許文献1参照)。
また、従来から、CDやMDに記録された曲をユーザが設定した曲順で再生可能な、いわゆるプログラム再生が可能な再生装置が開発されている。このような再生装置には、ユーザが設定した曲順を本体内に記憶できるものも開発されている。
そこで上記のような再生装置を組み合わせることにより、USBメモリに記憶されたファイルをプログラム再生可能で、ユーザが設定したファイルの再生順序を本体内に記憶できる再生装置を開発することが考えられる。このような再生装置によれば、ユーザが一度ファイルの再生順序を設定すれば、以降再設定の必要なくプログラム再生することができる。
特開2005−72799号公報
しかし、上記の再生装置では、本体内にファイルの再生順序が記憶された再生装置とは別の再生装置にUSBメモリを装着してプログラム再生させようとする場合、該再生装置にはファイルの再生順序は記憶されていないため、ユーザは再生順序を再設定する必要があり利便性が低いという問題がある。
上記問題点を鑑み本発明は、一度の設定操作だけで以降、いずれの再生装置においても再設定の必要なくプログラム再生が可能となり、利便性が向上する再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の再生装置は、USBインタフェースと、
該USBインタフェースに接続された外部記憶装置に記憶されたファイルの再生順序を表す情報を操作手段における操作に基づき作成する手段と、
該作成された情報を前記USBインタフェースに接続された前記外部記憶装置に記憶させる手段と、を備えることを特徴としている。
また、上記目的を達成するために本発明の再生装置は、USBインタフェースと、
該USBインタフェースに接続された外部記憶装置に記憶された、該外部記憶装置に記憶されたファイルの再生順序を表す情報に基づき、該ファイルを順次再生する手段と、を備えることを特徴としている。
このような構成によれば、一度の設定操作だけで以降、いずれの再生装置においても再設定の必要なくプログラム再生が可能となり、利便性が向上する。
また、上記目的を達成するために本発明のプログラムは、操作手段と、USBインタフェースとを有するコンピュータを、
該USBインタフェースに接続された外部記憶装置に記憶されたファイルの再生順序を表す情報を操作手段における操作に基づき作成する手段、および
該作成された情報を前記USBインタフェースに接続された前記外部記憶装置に記憶させる手段、として機能させるためのプログラムとしている。
本発明の再生装置やプログラムによれば、一度の設定操作だけで以降、いずれの再生装置においても再設定の必要なくプログラム再生が可能となり、利便性が向上する。
本発明の実施形態について図面を参照しながら以下説明する。図1に、本発明に係るUSBインタフェース搭載型DVDプレーヤのブロック図を示す。
本発明に係るUSBインタフェース搭載型DVDプレーヤは、DVDドライブ1と、デコード部2と、OSD部3と、オーディオDAコンバータ4と、ビデオエンコーダ5と、制御部6と、メモリ7と、USBインタフェース8と、リモコン受信部9とを備える。
DVDドライブ1は、ディスクから映像音声情報を読み出しデコード部2に出力する。デコード部2は、DVDドライブ1から入力される映像音声情報を伸長し、デジタル音声信号をオーディオDAコンバータ4に出力し、デジタル画像信号をOSD部3に出力する。オーディオDAコンバータ4は、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換して外部のスピーカ(不図示)へ出力する。OSD部3は、制御部6の指示により図形文字信号を生成して、デコード部2からのデジタル画像信号と合成して合成信号を生成し、合成信号をビデオエンコーダ5に出力する。また、OSD部3は、合成せずに図形文字信号をビデオエンコーダ5に出力もする。ビデオエンコーダ5は、OSD部3からの合成信号や図形文字信号をビデオ信号に変換して外部の表示装置(不図示)に出力する。USBインタフェース8は、不図示のUSBメモリを装着可能なインタフェースである。デコード部2は、制御部6がUSBインタフェース8を介してUSBメモリから読み出したファイルを伸長し、デジタル音声信号をオーディオDAコンバータ4に出力したり、デジタル画像信号をOSD部3に出力したりする。リモコン受信部9は、不図示のリモコンから赤外線信号を受信し制御部6へコード信号を出力する。
このような構成の本発明に係るUSBインタフェース搭載型DVDプレーヤにおけるプログラム再生に関する動作について以下、図2に示すフローチャートに沿って説明する。
予めファイルと、ファイル情報と、フォルダ情報とが記憶され、プログラム設定情報は記憶されていないUSBメモリがUSBインタフェース8に装着されると、ステップS21で、制御部6はUSBインタフェース8を介してUSBメモリからファイル情報およびフォルダ情報を読み出してそれらをメモリ7に記憶させる。ファイル情報は、ファイル位置情報、ファイル名情報、アドレス情報、サイズ情報を含む。フォルダ情報は、フォルダ位置情報、フォルダ名情報を含む。
そして、ステップS22で、制御部6はUSBインタフェース8を介してUSBメモリを読みに行き、USBメモリに後述するプログラム設定情報が記憶されているか否かを判定する。ここでは、USBメモリにプログラム設定情報はまだ記憶されていないため(ステップS22のN)、ステップS24に進む。
ステップS24で、制御部6がキー入力受付状態となり、リモコンにおいてプログラム画面表示用キーが入力されると、制御部6はリモコン受信部9から対応するコード信号を受信し、ステップS25へ進む。
ステップS25で、制御部6はメモリ7にプログラム設定情報が記憶されているか否かを判定する。ここでは、メモリ7にプログラム設定情報は記憶されていないので(ステップS25のN)、ステップS28に進む。
ステップS28で、制御部6は、メモリ7に記憶されたファイル情報およびフォルダ情報に基づきOSD部3に図形文字信号を生成するよう指示し、表示装置に図3のような通常のプログラム画面が表示される。ここでは、ルートフォルダ直下にあるフォルダのフォルダ名が先頭にマーク101を付されて表示され、ルートフォルダ直下にあるMP3ファイルのファイル名が先頭にマーク102を付されて表示され、ルートフォルダ直下にあるWMAファイルのファイル名が先頭にマーク103を付されて表示され、ルートフォルダ直下にあるJPEGファイルのファイル名が先頭にマーク104を付されて表示される。また、ハイライト105および被選択ファイル表示領域106も併せて表示される。本画面において、ユーザはファイルの再生順序を設定することができる。
そして、ステップS29では、図4に示すフローチャートの動作に移行する。
ステップS41で、制御部6は変数Iに1を代入する。
ここで、ハイライト105はリモコン操作により移動可能であり、ハイライト105によりファイル名が選択できる。また、ルートフォルダ直下にあるフォルダのフォルダ名がハイライト105により選択された状態でリモコンにおいて決定キーが入力されると、選択されたフォルダ名のフォルダ直下にあるファイルやフォルダのファイル名やフォルダ名が表示され、ここでもハイライト105によりファイル名を選択可能である。同様にあらゆる階層のフォルダ直下にあるファイルのファイル名がハイライト105により選択可能である。
ステップS42で、上記のようにハイライト105によりファイル名が選択された状態でリモコンにおいて決定キーが入力され、制御部6が対応するコード信号を受信すると、ステップS43に進む。ステップS43で、制御部6はOSD部3に図形文字信号を生成するよう指示し、ハイライト105により選択されたファイル名が先頭に対応するマークを付されて被選択ファイル表示領域106に表示される。図5は、図3においてファイル名「WMA_01」がハイライト105により選択され決定された場合の画面を示す。
そして、ステップS44で、制御部6は、ハイライト105により選択されたファイル名に対応するファイル位置情報およびファイル名情報を、変数Iを表すプログラム番号情報と対応させてメモリ7に記憶させる。
その後、ステップS45で、制御部6は変数Iを1だけ増加させ、以降ステップS42でファイル名が選択および決定されるたびに同様の動作が繰り返される。
そして、ステップS45が終わった状態でリモコンにおいて再生キーが入力され、制御部6が対応するコード信号をリモコン受信部9から受信すると(図2のステップS30)、ステップS31で、制御部6は、図4に示す動作によりメモリ7に記憶されたプログラム番号情報、ファイル位置情報、ファイル名情報をプログラム設定情報として、USBインタフェース8を介してUSBメモリに記憶させる。
その後、ステップS32で、制御部6は、メモリ7に記憶されたプログラム番号情報が表す番号が小さい順に、プログラム番号情報に対応するファイル位置情報およびファイル名情報に対応したメモリ7に記憶されたアドレス情報が表すUSBメモリのアドレスから順次ファイルを読み出し、ファイルが順次再生される。
次に、このようにプログラム設定情報が記憶されたUSBメモリをUSBインタフェース8に装着すると、ステップS21でUSBメモリからファイル情報およびフォルダ情報が読み出されメモリ7に記憶された後、ステップS22で制御部6はUSBメモリにプログラム設定情報が記憶されているか否かを判定する。ここでは、USBメモリにプログラム設定情報が記憶されているので(ステップS22のY)、ステップS23に進む。
ステップS23で、制御部6は、USBメモリからプログラム設定情報をUSBインタフェース8を介して読み出し、メモリ7に記憶させる。
そして、ステップS24で、制御部6がキー入力受付状態となり、リモコンにおいてプログラム画面表示用キーが入力されると、制御部6はリモコン受信部9から対応するコード信号を受信し、ステップS25へ進む。
ステップS25で、制御部6はメモリ7にプログラム設定情報が記憶されているか否かを判定する。ここでは、メモリ7にプログラム設定情報は記憶されているので(ステップS25のY)、ステップS26に進む。
ステップS26で、制御部6は、メモリ7に記憶されたファイル情報、フォルダ情報、プログラム設定情報に基づきOSD部3に図形文字信号を生成するよう指示し、表示装置にプログラム画面が表示される。ここでは、前述したステップS28での通常の表示内容に加えて、プログラム番号情報が表す番号が小さい順に、対応するファイル名が先頭に対応するマークを付されて被選択ファイル表示領域106に表示される。すなわち、前述したステップS29におけるファイルの再生順序の設定内容が表示されることになる。
そして、ステップS27で、リモコンにおいて再生キーが入力され、制御部6が対応するコード信号をリモコン受信部9から受信すると、ステップS32で、制御部6は、メモリ7に記憶されたプログラム番号情報が表す番号が小さい順に、プログラム番号情報に対応するファイル位置情報およびファイル名情報に対応したメモリ7に記憶されたアドレス情報が表すUSBメモリのアドレスから順次ファイルを読み出し、ファイルが順次再生される。
このように本発明に係るUSBインタフェース搭載型DVDプレーヤによれば、USBメモリに記憶されたファイルの再生順序をユーザが一度設定すれば、以降、当該USBインタフェース搭載型DVDプレーヤやそれとは別の本発明に係るUSBインタフェース搭載型DVDプレーヤのいずれにおいても再設定の必要なく設定された再生順序でのファイル再生を行うことができ、利便性の高いものとなる。
また、プログラム設定情報のUSBメモリへの記憶は、以下のようにパーソナルコンピュータによって行ってもよい。図6にパーソナルコンピュータの概略構成図を示す。図6に示すパーソナルコンピュータは、キー入力装置10と、マウス装置11と、メモリ12と、制御部13と、USBインタフェース14と、表示装置15とを備える。
ファイル、ファイル情報、フォルダ情報が記憶され、プログラム設定情報は記憶されていない不図示のUSBメモリがUSBインタフェース14に装着された状態で、メモリ12に記憶された制御プログラムの読み込みを制御部13が開始すると、図7に示すフローが開始される。
ステップS71で制御部13は、USBインタフェース14を介してUSBメモリからファイル情報およびフォルダ情報を読み出しメモリ12に記憶させる。ファイル情報およびフォルダ情報については前述と同様である。
そして、ステップS72で、制御部13は、メモリ12に記憶されたファイル情報およびフォルダ情報に基づき表示用信号を生成し表示装置15に出力する。すると、表示装置15において、前述した図2のフローチャートのステップS28で表示されるプログラム画面と同様の画面にさらに「記録」と書かれたボタンが表示されたような画面が表示される。図8に表示例を示す。本画面からユーザはファイルの再生順序を設定できる。
そして、ステップS73では、図4に示すフローチャートの動作に移行する。
ステップS41で、制御部13は変数Iに1を代入する。
ここで、ハイライト107はマウス装置11のクリック操作により移動可能であり、ハイライト107によりファイル名が選択できる。また、ルートフォルダ直下にあるフォルダのフォルダ名がハイライト107により選択された状態でマウス装置11においてダブルクリック操作がされると、選択されたフォルダ名のフォルダ直下にあるファイルやフォルダのファイル名やフォルダ名が表示され、ここでもハイライト107によりファイル名を選択可能である。同様にあらゆる階層のフォルダ直下にあるファイルのファイル名がハイライト107により選択可能である。
ステップS42で、上記のようにハイライト107によりファイル名が選択された状態でマウス装置11においてダブルクリック操作がされ、制御部13が操作信号を受信すると、ステップS43に進む。ステップS43で、制御部13は表示用信号を生成し表示装置15に出力し、表示装置15においてハイライト107により選択されたファイル名が先頭に対応するマークを付されて被選択ファイル表示領域108に表示される。
そして、ステップS44で、制御部13は、ハイライト107により選択されたファイル名に対応するファイル位置情報およびファイル名情報を、変数Iを表すプログラム番号情報と対応させてメモリ12に記憶させる。
その後、ステップS45で、制御部13は変数Iを1だけ増加させ、以降ステップS42でファイル名が選択および決定されるたびに同様の動作が繰り返される。
そして、ステップS45が終わった状態で、マウス装置11のクリック操作により画面上の「記録」と書かれたボタン109が押し下げられると(図7のステップS74)、ステップS75で、制御部13は、図4に示す動作によりメモリ12に記憶されたプログラム番号情報、ファイル位置情報、ファイル名情報をプログラム設定情報として、USBインタフェース14を介してUSBメモリに記憶させる。
このようにプログラム設定情報が記憶されたUSBメモリを前述した本発明に係るUSBインタフェース搭載型DVDプレーヤに装着すれば、前述した図2のステップS21、22、23、24、25、26、27、32の順の処理により、パーソナルコンピュータで設定された再生順序でUSBメモリに記憶されたファイルが順次再生される。従って、パーソナルコンピュータでの一度の設定操作だけで以降、いずれのUSBインタフェース搭載型DVDプレーヤにおいても再設定の必要なく設定した再生順序でファイルを再生でき、利便性の高いものとなる。
は、本発明に係るUSBインタフェース搭載型DVDプレーヤのブロック図である。 は、本発明に係るUSBインタフェース搭載型DVDプレーヤのプログラム再生に関する動作のフローチャートである。 は、プログラム画面例を示す図である。 は、プログラム設定情報の作成に関するフローチャートである。 は、プログラム画面例を示す図である。 は、パーソナルコンピュータの概略構成図である。 は、パーソナルコンピュータにおけるプログラム設定情報のUSBメモリへの記憶に関する動作のフローチャートである。 は、プログラム画面例を示す図である。
符号の説明
1 DVDドライブ
2 デコード部
3 OSD部
4 オーディオDAコンバータ
5 ビデオエンコーダ
6 制御部
7 メモリ
8 USBインタフェース
9 リモコン受信部
10 キー入力装置
11 マウス装置
12 メモリ
13 制御部
14 USBインタフェース
15 表示装置

Claims (4)

  1. USBインタフェースと、
    該USBインタフェースに接続された外部記憶装置に記憶されたファイルの再生順序を表す情報を操作手段における操作に基づき作成する手段と、
    該作成された情報を前記USBインタフェースに接続された前記外部記憶装置に記憶させる手段と、
    前記USBインタフェースに接続された外部記憶装置に記憶された、該外部記憶装置に記憶されたファイルの再生順序を表す情報に基づき、該ファイルを順次再生する手段と、を備えることを特徴とする再生装置。
  2. USBインタフェースと、
    該USBインタフェースに接続された外部記憶装置に記憶されたファイルの再生順序を表す情報を操作手段における操作に基づき作成する手段と、
    該作成された情報を前記USBインタフェースに接続された前記外部記憶装置に記憶させる手段と、を備えることを特徴とする再生装置。
  3. USBインタフェースと、
    該USBインタフェースに接続された外部記憶装置に記憶された、該外部記憶装置に記憶されたファイルの再生順序を表す情報に基づき、該ファイルを順次再生する手段と、を備えることを特徴とする再生装置。
  4. 操作手段と、USBインタフェースとを有するコンピュータを、
    該USBインタフェースに接続された外部記憶装置に記憶されたファイルの再生順序を表す情報を操作手段における操作に基づき作成する手段、および
    該作成された情報を前記USBインタフェースに接続された前記外部記憶装置に記憶させる手段、として機能させるためのプログラム。
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