JP2005051706A - 画像再生装置及び画像再生プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のファイルを順次再生するスライドショー再生時に、画像とともに再生される音声とBGMとを適切に調停し、BGMをより有効に活用する。
【解決手段】スライドショー再生時に音声付き静止画ファイル(静止画ファイルに関連付けて音声ファイルが記録されているもの)を再生する場合に、音声ファイルのヘッダー情報を読み込み(ステップS30)、その音声ファイルがデジタルカメラで記録されたものかどうかを識別する(ステップS32)。音声ファイルがデジタルカメラで記録されたものでない場合には、BGMのボリュームをゼロにし、静止画ファイル及び音声ファイルを再生する(ステップS34、S36、S38)。一方、音声ファイルがデジタルカメラ以外で記録されている場合には、BGMは消音させずに、静止画ファイル及び音声ファイルを再生する(ステップS42、S44)。
【選択図】 図6
【解決手段】スライドショー再生時に音声付き静止画ファイル(静止画ファイルに関連付けて音声ファイルが記録されているもの)を再生する場合に、音声ファイルのヘッダー情報を読み込み(ステップS30)、その音声ファイルがデジタルカメラで記録されたものかどうかを識別する(ステップS32)。音声ファイルがデジタルカメラで記録されたものでない場合には、BGMのボリュームをゼロにし、静止画ファイル及び音声ファイルを再生する(ステップS34、S36、S38)。一方、音声ファイルがデジタルカメラ以外で記録されている場合には、BGMは消音させずに、静止画ファイル及び音声ファイルを再生する(ステップS42、S44)。
【選択図】 図6
Description
本発明は画像再生装置及び画像再生プログラムに係り、特に音声付き静止画ファイルを含む複数のファイルを順番に再生するスライドショー再生を行う画像再生装置及び画像再生プログラムに関する。
現在のデジタルカメラは静止画のみならず動画記録、音声記録、音声付き静止画記録などの複数の形態の情報をファイル形式で記録できるようになっている。これらの複数のファイルは、パーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という)のフォルダに保存され、パソコンのビューアソフトなどに組み込まれているスライドショー再生機能により、スライドショー再生で順次再生できるようになっている。
スライドショー再生の典型は、例えば数十枚の静止画を撮影順に5秒ずつ順次画面表示するものである。このとき、映像表現を豊かにするために、バックグランド・ミュージック(BGM)を指定できるスライドショー再生装置がある。
5秒ずつ60枚の静止画を再生するには5分間を要するため、演奏時間が5分程度の楽曲を割り当てることで、60枚の静止画の順次再生中にはその楽曲がBGMとして再生される。
ところで、スライドショー再生の対象が静止画ファイルだけでなく、音声付き静止画ファイル、動画ファイル、又は音声ファイルを含むとき、それらのファイルのもつ音声情報の再生と、BGMのサウンド再生の調停が問題となる。
特許文献1には、音声データを付帯する静止画データの再生時には、音声データが聞き取りやすいようにBGMの出力レベルを下げてBGMと音声データを合成再生する技術が開示されている。
また、特許文献2、3には、静止画の再生時間と音声の再生時間の長さを調停する技術が開示されているが、複数の音声情報が同時に再生される状況における優先度の調整は考慮されていない。
特開平11−168692号公報
特開2001−339682号公報
特開平10−145730号公報
ところで、音声データには、デジタルカメラで撮影した画像に対し、同時もしくは後から録音機能によって解説などを付加記録したものや、単にボイスレコーダとして音声のみを記録したものなどがあるが、BGMを合成しても特に破綻しない類のものと、それ自体楽曲として記録され、BGMを合成すると2つの楽曲が重なって破綻する類のものとがある。
特許文献1に記載の発明は、この2つの音声データの識別の必要性に着目しておらず、音声データを付帯する画像データの再生時には、必ずBGMの出力レベルを下げるようにしているため、BGMを必要とするケースにBGMを利用することができないという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、音声付き静止画ファイルを含む複数のファイルを順次再生するスライドショー再生時にBGMを流す際に、ファイルの再生時に再生される音声とBGMとを適切に調停し、BGMをより有効に活用することができる画像再生装置及び画像再生プログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に係る発明は、音声付き静止画ファイルを含む複数のファイルを順番に再生するスライドショー再生を行うスライドショー再生機能を有し、再生するファイルが音声付き静止画ファイルの場合には、音声とともに画像を再生する画像再生装置において、前記スライドショー再生時にバックグランド・ミュージック(BGM)を再生するBGM再生手段と、前記スライドショー再生機能に基づいて再生される音声と、前記BGM再生手段によって再生されるBGMとをミキシングして出力するミキシング手段と、前記スライドショー再生機能に基づいて再生される音声ファイルがデジタルカメラによって生成されたものか否かを識別する識別手段と、前記識別手段によって前記スライドショー再生機能に基づいて再生される音声ファイルがデジタルカメラによって生成されたものでないと判別されると、該音声ファイルの再生期間中、前記ミキシング手段によってミキシングされる前記BGMのボリュームをゼロにする音声制御手段と、を備えたことを特徴としている。
即ち、スライドショー再生機能に基づいて再生される音声と、BGM再生手段によって再生されるBGMとがミキシングされる場合に、これらの2つの音声のミキシング音が破綻するか否かを識別し、ミキシング音が破綻する場合には、その期間だけBGMのボリュームをゼロにし、一方、破綻しない場合には、2つの音声のミキシングを可能にする。前記2つの音声のミキシング音が破綻するか否かの識別は、スライドショー再生時に再生される音声ファイルがデジタルカメラ以外によって生成されたものか否かによって行う。即ち、デジタルカメラによって生成される音声ファイル(例えば、ボイスメモとして静止画ファイルに付属する音声ファイルや、デジタルカメラのボイスレコーダ機能によって音声のみが記録された音声ファイル)の再生音は楽曲ではないため、BGM(楽曲)と重なっても破綻を来さないが、デジタルカメラ以外の機器で作成された音声ファイルの再生音は、楽曲である可能性が高く、BGMがミキシングされると破綻を来す。
請求項2に示すように、請求項1に記載の画像再生装置において、前記識別手段は、前記スライドショー再生機能に基づいて再生される音声付き動画ファイルがデジタルカメラによって生成されたものか否かを識別し、前記音声制御手段は、前記識別手段によって前記スライドショー再生機能に基づいて再生される音声付き動画ファイルがデジタルカメラによって生成されたものでないと判別されると、該音声付き動画ファイルの再生期間中、前記ミキシング手段によってミキシングされる前記BGMのボリュームをゼロにすることを特徴としている。
音声付き動画ファイルを再生する場合も、音声付き静止画ファイルと同様に、その音声付き動画ファイルがデジタルカメラで作成されている場合には、再生される音声にBGMをミキシングして動画再生の表現を豊かにし、一方、例えばパソコン上で動画ファイルと楽曲等の音声ファイルとを一体化させた音声付き動画ファイルの場合には、再生される音声にBGMをミキシングしないようにしている。
請求項3に示すように、請求項1又は2に記載の画像再生装置において、前記識別手段は、前記音声ファイル又は音声付き動画ファイルがデジタルカメラによって生成されたものか否かを該ファイルのヘッダー情報にデジタルカメラでの記録を示す情報が含まれているか否かに基づいて識別することを特徴としている。
デジタルカメラで作成されるファイルのヘッダー情報には、カメラ機種名などの情報が含まれており、この種の情報の有無によって音声ファイル又は音声付き動画ファイルがデジタルカメラによって生成されたものか否かを識別するようにしている。
請求項4に係る画像再生プログラムは、音声付き静止画ファイルを含む複数のファイルを順番に再生するスライドショー再生を行うスライドショー再生機能であって、再生するファイルが音声付き静止画ファイルの場合には、音声とともに画像を再生させるスライドショー再生機能と、前記スライドショー再生時にバックグランド・ミュージック(BGM)を再生させるBGM再生機能と、前記スライドショー再生機能に基づいて再生される音声と、前記BGM再生機能によって再生されるBGMとをミキシングして出力させるミキシング機能と、前記スライドショー再生機能に基づいて再生される音声ファイルがデジタルカメラによって生成されたものか否かを識別する識別機能と、前記識別機能によって前記スライドショー再生機能に基づいて再生される音声ファイルがデジタルカメラによって生成されたものでないと判別されると、該音声ファイルの再生期間中、前記ミキシング機能によってミキシングされる前記BGMのボリュームをゼロにさせる音声制御機能と、をコンピュータに実現させることを特徴としている。
以上説明したように本発明によれば、スライドショー再生機能に基づいて複数のファイルを順次再生する際に再生される音声とBGMとが重なる場合に、前記音声とBGMとをミキシングした音声が破綻するか否かを考慮してBGMをミキシングするか否かを識別し、破綻を来す場合のみミキシングするBGMのボリュームをゼロにするようにしたため、破綻を来さない場合にはBGMをミキシングすることができ、BGMをより有効に活用することができる。
以下添付図面に従って本発明に係る画像再生装置及び画像再生プログラムの好ましい実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る画像再生装置としての機能を備えたパソコンのハードウェア構成例を示すブロック図である。
図1に示すようにパソコン1は、主として各構成要素の動作を制御する中央処理装置(CPU)10と、装置の制御プログラムが格納されたり、プログラム実行時の作業領域となる主メモリ12と、パソコン1のオペレーティングシステム(OS)、パソコン1に接続された周辺機器のデバイスドライバ、本発明に係る画像再生処理のプログラムを含む各種のアプリケーションソフト、ユーザの画像等が格納されるハードディスク装置14と、DVD−R/RW装置16と、表示用データを一時記憶する表示メモリ18と、この表示メモリ18からの画像データ、文字データ等により画像や文字等を表示するCRTモニタや液晶モニタ等のモニタ装置20と、サウンド・カード22と、スピーカ24と、キーボード26と、位置入力装置としてのマウス28、マウス28の状態を検出してモニタ装置20上のマウスポインタの位置やマウス28の状態等の信号をCPU10に出力するマウスコントローラ30と、デジタルカメラ2と接続して画像データ等の入力が可能なUSB(Universal Serial Bus)などのインターフェース32と、上記各構成要素を接続するバス34とから構成されている。
尚、上記構成のパソコン1は、ハードディスク装置14に格納されている、本発明に係る画像再生処理のアプリケーションソフト、サウンド・カード22を除いて周知のものであるため、各構成要素の詳細な説明については省略する。この画像再生処理のアプリケーションソフトは、該アプリケーションソフトが記録されたCD−ROMをパソコン1のDVD−R/RW装置16にセットすることにより、パソコン1にインストールすることができる。このDVD−R/RW装置16は、CD−R/RWの機能も有している。
次に、インターフェース32を介して接続されているデジタルカメラ2内のメモリカード、又はパソコン1のハードディスク装置14に格納されている静止画ファイル、音声付き静止画ファイル、音声ファイル、音声付き動画ファイル等の複数のファイルを、所定のインターバルで順次再生するスライドショー再生について説明する。
<前提>
デジタルカメラ2は、静止画を撮影する撮影モード、音声付き動画を撮影する動画モード、音声を録音するボイスレコーダ・モード、静止画の撮影後に録音メモ(コメント)を付けることができるボイスメモ・モード等を有しており、ボイスメモ・モードが選択された状態で静止画の撮影モードで撮影が行われると、その撮影後、最大30秒のコメントを録音することができ、静止画ファイルと音声ファイルとが関連付けられた音声付き静止画ファイルを作成し、動画モードで撮影が行われると、音声付き動画ファイルを作成する。
<前提>
デジタルカメラ2は、静止画を撮影する撮影モード、音声付き動画を撮影する動画モード、音声を録音するボイスレコーダ・モード、静止画の撮影後に録音メモ(コメント)を付けることができるボイスメモ・モード等を有しており、ボイスメモ・モードが選択された状態で静止画の撮影モードで撮影が行われると、その撮影後、最大30秒のコメントを録音することができ、静止画ファイルと音声ファイルとが関連付けられた音声付き静止画ファイルを作成し、動画モードで撮影が行われると、音声付き動画ファイルを作成する。
上記デジタルカメラ2で作成された各種のファイルは、インターフェース32を介してパソコン1のハードディスク装置14の所定のフォルダに格納される。
また、ハードディスク装置14内には、デジタルカメラ2以外の手段で取得した静止画ファイル、動画ファイル、音声ファイル等を格納することもできる。
図2はスライドショー再生される再生対象ファイルとそのファイル名の一例を示す図表である。
図2に示すようにデジタルカメラで作成される静止画ファイル等には、DCF(Design rule for Camera File system: デジタルカメラの統一記録フォーマット) などによる命名規則によりファイル名が自動生成されて付けられている。また、デジタルカメラにおいて、ボイスメモ・モードが選択された状態で撮影された静止画が記録された静止画ファイルと、その撮影後に録音された音声が記録された音声ファイルとは、同じファイル名で拡張子のみが異なるように命名されている(前者の拡張子は「JPG 」、後者の拡張子は「WAV 」) 。
図3は図2に示した音声ファイルC’と音声ファイルD’のファイル構造の一例を示している。
音声ファイルC’、D’はそれぞれWindows(商標) において標準となっているWAV フォーマット(Waveform Format) の音声ファイルであるが、音声ファイルC’( ファイル名:DSCF0003.WAV)は、デジタルカメラ以外のものによって作成されたものであり、音声ファイルD’( ファイル名:DSCF0004.WAV)は、デジタルカメラによって作成されたものである。
尚、音声ファイルがデジタルカメラによって作成されたものか否かは、図3(B)に示すように音声ファイルのヘッダー情報にカメラ機種名40が付帯しているか否かによって識別することができる。
図4は図1に示したサウンド・カード22の要部ブロック図であり、このサウンド・カード22は、ミキシング回路22A、スイッチ22B等を含んでいる。
ミキシング回路22Aの一方の入力には、音声付き静止画ファイル等の再生時に再生される音声データが加えられ、他方の入力には、予め指定した楽曲のBGMの再生によって出力されるBGMデータが、スイッチ22Bを介して加えられるようになっており、ミキシング回路22Aは前記音声データとBGMデータとを同時に入力する場合には、これらの音声データとBGMデータとをミキシングしてスピーカ24に出力する。
尚、スイッチ22Bは、CPU10からのON/OFF制御信号によってON/OFFが制御され、後述するように音声データとBGMデータとをミキシングすると、音声データが破綻する場合にOFFになるように制御される。
次に、図2に示した再生対象ファイルに基づいてスライドショー再生を行う場合の本発明の画像再生処理について、図5乃至図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。
図5において、まず本発明に係る画像再生用のアプリケーションソフトを起動し、音声付き画像ファイル等が格納されているフォルダとBGMとを選択してスライドショー再生を開始させると、指定されたフォルダからスライドショー再生する対象のファイルリストを作成し(ステップS10)、選択したBGMの再生を開始する(ステップS12)。
次に、ファイルリスト(例えば、図2に示すようにファイル名の末尾が4桁の連番になっている場合には、番号の小さい方)から1つのファイルを取り出し(ステップS14)、続いて取り出したファイルのタイプを識別する(ステップS16)。この実施の形態では、取り出した1つのファイルが、音声付き静止画ファイル、音声ファイル、静止画ファイル、及び動画ファイルのうちの何れのタイプかを識別するようにしている。この識別は、ファイル名に付されている拡張子(JPG,WAV,AVI)によって、静止画ファイル、音声ファイル、動画ファイルを識別し、更に、静止画ファイルのファイル名と同じファイル名で、「WAV 」の拡張子を有する音声ファイルがある場合には、その静止画ファイルは、音声付き静止画ファイルとして識別する。
いま、図2に示した静止画ファイルAがファイルリストから取り出されると、その静止画ファイルAを再生し、図8(A)に示すように静止画aを、予め設定したインターバル(5秒間)だけ表示させる(ステップS18)。この静止画ファイルAには、音声ファイルが付属していないため、BGMのみが出力される(図8(C)、(D))。
静止画aの表示が終了すると、ファイルリスト上の全てのファイルの再生が終了したか否かが判別され(ステップS26)、終了していない場合にはステップS14に戻り、ファイルリストから次のファイルを取り出す。
ファイルリストから図2に示した静止画ファイルBが取り出されると、その静止画ファイルBを再生し、図8に示すように静止画bを5秒間表示させる(ステップS18)。
ファイルリストから図2に示した音声付き静止画ファイル(静止画ファイルC、音声ファイルC’)が取り出されると、音声付き静止画の再生を開始する(ステップS20)。
即ち、図6に示すように静止画ファイルCに関連付けられた音声ファイルC’のヘッダー情報を読み込む(ステップS30)。続いて、読み込んだヘッダー情報に基づいてデジタルカメラによって記録された音声ファイルかどうかを識別する(ステップS32)。図3で説明したように、音声ファイルがデジタルカメラによって記録されたものかどうかは、ヘッダー情報中にカメラ機種名40が記録されているかどうかによって識別しており、この実施の形態では、音声ファイルC’はデジタルカメラによって記録されたものではないため、BGMのボリュームをゼロにし(ステップS34)、静止画ファイルCを再生して静止画cを表示するとともに、音声ファイルC’を再生する(ステップS36、S38)。尚、音声付き静止画ファイルの再生時間は、スライドショー再生のインターバル、及び音声ファイルの再生時間のうちの長い時間に合わせて静止画も再生される。
図8に示す実施の形態では、8秒間の音声c’の再生が終了すると、BGMのボリュームを元に戻す(ステップS40)。従って、音声付き静止画ファイル(静止画ファイルC、音声ファイルC’)の再生時には、BGMが消音され、音声c’のみが出力される。即ち、音声付き静止画ファイル(静止画ファイルC、音声ファイルC’)の再生時には、CPU10からサウンド・カード22のスイッチ22BをOFFにする制御信号が出力され、ミキシング回路22AにBGMデータが入力されないようにしている。
一方、ファイルリストから図2に示した音声付き静止画ファイル(静止画ファイルD、音声ファイルD’)が取り出され、この音声付き静止画ファイルの再生時には、図6の(ステップS32において、音声ファイルD’のヘッダー情報中に含まれるカメラ機種名40によりデジタルカメラによって記録された音声ファイルとして識別されるため、静止画ファイルDを再生して静止画dを表示するとともに、音声ファイルc’を再生し(ステップS42、S44)、BGMの消音は行わない。これにより、ミキシング回路22Aは、音声データとBGMデータとを所定の割合でミキシングしてスピーカ24に出力する。
また、ファイルリストから音声付き動画ファイルが取り出されると、音声付き静止画ファイルと同様にして、その音声付き動画ファイルがデジタルカメラによって記録されたものか否かを識別し、デジタルカメラによって記録されたものである場合には、動画ファイルの動画eとともに再生される音声e’にBGMをミキシングし、一方、デジタルカメラ以外によって記録されたものである場合には、BGMを消音し、動画ファイルの動画とともに再生される音声のみを出力させる。
更に、ファイルリストから音声ファイル(静止画ファイルに付属しない音声ファイル)が取り出されると、音声ファイル単独の再生を開始する(ステップS24)。即ち、図7に示すように音声ファイルのヘッダー情報を読み込む(ステップS50)。続いて、読み込んだヘッダー情報に基づいてデジタルカメラによって記録された音声ファイルかどうかを識別する(ステップS52)。デジタルカメラによって記録された音声ファイルの場合には音声ファイルを再生し、その再生した音声にBGMをミキシングする(ステップS54)。一方、デジタルカメラによって記録された音声ファイルでない場合には、BGMのボリュームをゼロにし(ステップS56)、音声ファイルを再生する(ステップS58)。そして、音声ファイルの再生が終了すると、BGMのボリュームを元に戻す(ステップS60)。即ち、デジタルカメラ以外の機器で記録された音声ファイルの再生時には、その再生期間中のBGMは消音される。
図5に戻って、上記のようにしてファイルリスト内の全てのファイルの再生が終了すると(ステップS26)、BGMの再生も終了させてスライドショー再生を終了させる(ステップS28)。
また、パソコン1は、上記スライドショー再生された画像データ及び音声データをDVD−R/RW装置16によりDVD−RやCD−Rに記録することができ、DVD−R等に記録された画像データ及び音声データは、通常のDVDプレーヤ等で再生することができる。
尚、この実施の形態では、パソコンを例に説明したが、スライドショー再生時のBGM制御機能を備えた専用の画像再生装置でもよい。また、この実施の形態では、音声ファイルがデジタルカメラによって記録されたものか否かを音声ファイルのヘッダー情報中にカメラ機種名が含まれているか否かによって識別するようにしたが、これに限らず、例えば音声ファイルのヘッダー情報中に著作権情報が含まれているか否かによっても識別することができる。デジタルカメラによって記録される音声ファイルのヘッダー情報中には、通常、著作権情報はないが、楽曲等が記録されている音声ファイルのヘッダー情報中には、著作権情報があるからである。
1…パソコン、2…デジタルカメラ、10…中央処理装置(CPU)、12…主メモリ、14…ハードディスク装置、16…DVD−R/RW装置、20…モニタ装置、22…サウンド・カード、22A…ミキシング回路、22B…スイッチ、24…スピーカ、32…インターフェース
Claims (4)
- 音声付き静止画ファイルを含む複数のファイルを順番に再生するスライドショー再生を行うスライドショー再生機能を有し、再生するファイルが音声付き静止画ファイルの場合には、音声とともに画像を再生する画像再生装置において、
前記スライドショー再生時にバックグランド・ミュージック(BGM)を再生するBGM再生手段と、
前記スライドショー再生機能に基づいて再生される音声と、前記BGM再生手段によって再生されるBGMとをミキシングして出力するミキシング手段と、
前記スライドショー再生機能に基づいて再生される音声ファイルがデジタルカメラによって生成されたものか否かを識別する識別手段と、
前記識別手段によって前記スライドショー再生機能に基づいて再生される音声ファイルがデジタルカメラによって生成されたものでないと判別されると、該音声ファイルの再生期間中、前記ミキシング手段によってミキシングされる前記BGMのボリュームをゼロにする音声制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像再生装置。 - 前記識別手段は、前記スライドショー再生機能に基づいて再生される音声付き動画ファイルがデジタルカメラによって生成されたものか否かを識別し、前記音声制御手段は、前記識別手段によって前記スライドショー再生機能に基づいて再生される音声付き動画ファイルがデジタルカメラによって生成されたものでないと判別されると、該音声付き動画ファイルの再生期間中、前記ミキシング手段によってミキシングされる前記BGMのボリュームをゼロにすることを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
- 前記識別手段は、前記音声ファイル又は音声付き動画ファイルがデジタルカメラによって生成されたものか否かを該ファイルのヘッダー情報にデジタルカメラでの記録を示す情報が含まれているか否かに基づいて識別することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像再生装置。
- 音声付き静止画ファイルを含む複数のファイルを順番に再生するスライドショー再生を行うスライドショー再生機能であって、再生するファイルが音声付き静止画ファイルの場合には、音声とともに画像を再生させるスライドショー再生機能と、
前記スライドショー再生時にバックグランド・ミュージック(BGM)を再生させるBGM再生機能と、
前記スライドショー再生機能に基づいて再生される音声と、前記BGM再生機能によって再生されるBGMとをミキシングして出力させるミキシング機能と、
前記スライドショー再生機能に基づいて再生される音声ファイルがデジタルカメラによって生成されたものか否かを識別する識別機能と、
前記識別機能によって前記スライドショー再生機能に基づいて再生される音声ファイルがデジタルカメラによって生成されたものでないと判別されると、該音声ファイルの再生期間中、前記ミキシング機能によってミキシングされる前記BGMのボリュームをゼロにさせる音声制御機能と、
をコンピュータに実現させることを特徴とする画像再生プログラム。
Priority Applications (1)
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Family Applications (1)
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2003
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