JP2007188561A - 音楽付きスライドショー自動生成装置及びプログラム - Google Patents

音楽付きスライドショー自動生成装置及びプログラム Download PDF

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尚宜 椿
Keisuke Yuzawa
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Abstract

【課題】任意の楽曲の終了時点とスライドショーで再生する任意枚数の画像の再生終了とを一致又はほぼ一致させ、かつ楽曲の曲調変換点に同期させて画像の切り替えを行う。
【解決手段】楽曲データ受付部50によりスライドショーのBGMとして使用する任意の楽曲データを入力し、静止画受付部56によりスライドショーにて表示する複数枚の静止画を入力する。曲調変換点検出部52は、入力された楽曲データに基づいて楽曲の曲調変換点を検出する。スライドショー自動生成部54は、前記楽曲データの再生時間と、複数の静止画と、楽曲の曲調変換点とに基づき、少なくとも曲調変換点を静止画の切り替えタイミングとし、かつ1枚当りの再生時間がほぼ均等になるように静止画の切り替えタイミングを決定し、楽曲データに基づく楽曲の再生とともに、前記決定した切り替えタイミングにしたがって複数の静止画を順番に切り替えて出力する。
【選択図】 図2

Description

本発明は音楽付きスライドショー自動生成装置及びプログラムに係り、特に複数枚の静止画を任意の楽曲に合わせて順番に再生するスライドショーを行う技術に関する。
従来、この種のスライドショーを行うプログラムとして、音楽を再生するとともに、画像の切り替えタイミングとして音楽のフレーズ(小節)の境界を使用し、小節ごとに画像を切り替え、音楽と画像との同期をとるようにしたものが提案されている(特許文献1、2)。
また、特許文献2には、楽曲の演奏時間をスライドショーで再生する画像の数で割って1画像当りの表示時間を演算し、この表示時間毎に画像を切り替える技術が開示されている。
一方、特許文献3〜5には、与えられた任意の譜面情報などから、それぞれ楽曲の調性、サビ区間、及び楽曲構造を検知し、その変換点を通知する技術が開示されている。
特開2002−260340号公報 特開2003−288094号公報 特開平5−273976号公報 特開2004−233965号公報 特開2004−184769号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載のように楽曲の小節ごとに画像を切り替える場合には、通常、楽曲の小節数と任意に指定されるスライドショーで再生する画像数とは一致せず、楽曲が途中で終わったり、又は楽曲中に全ての画像を再生することができないという問題が生じる。
一方、引用文献2に記載のように、楽曲の演奏時間をスライドショーで再生する画像の数で割って1画像当りの表示時間を演算し、この表示時間毎に画像を切り替える場合には、楽曲の終了時点と全ての画像の再生の終了時点とを一致させることができるが、画像の切り替えタイミングと楽曲の変換点とを合わせることができないという問題がある。尚、楽曲の小節の境界は、必ずしも楽曲の曲調が変換する曲調変換点ではない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、任意の楽曲の終了時点とスライドショーで再生する任意枚数の画像の再生終了とを一致又はほぼ一致させるとともに、楽曲の曲調変換点に同期させて画像を切り替えることができる音楽付きスライドショー自動生成装置及びプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に係る音楽付きスライドショー自動生成装置は、任意の楽曲データを受け付ける楽曲受付手段と、前記受け付けた楽曲データに基づいて楽曲の曲調変換点を検出する曲調変換点検出手段と、任意の複数枚の静止画を受け付ける静止画受付手段と、前記受け付けた楽曲データに基づく楽曲の再生時間と前記静止画の枚数と前記検出した曲調変換点とに基づいて各静止画の切り替えタイミングを決定する手段であって、少なくとも前記検出した曲調変換点に同期して前記受け付けた静止画が切り替わるように前記複数の静止画の切り換えタイミングを決定する切り替えタイミング決定手段と、前記受け付けた楽曲データに基づいて楽曲を再生するとともに、前記決定した切り替えタイミングにしたがって前記複数の静止画を順番に切り替えて再生するための音楽付きスライドショー画像を自動生成するスライドショー自動生成手段と、を備えたことを特徴としている。
即ち、スライドショーのバックグランド・ミュージックとして使用する任意の楽曲データに基づいて楽曲の曲調変換点を検出する。この楽曲の再生時間と、スライドショーで再生する任意の枚数の静止画と、前記検出した楽曲の曲調変換点とに基づいて少なくとも前記曲調変換点を静止画の切り替えタイミングとし、かつ1枚当りの再生時間がほぼ均等になるように静止画の切り替えタイミングを決定する。そして、前記受け付けた楽曲データに基づく楽曲の再生時に、前記決定した静止画の切り替えタイミングにしたがって複数の静止画を順番に切り替えることにより、楽曲の終了時点と任意枚数の画像の再生終了とを一致、又はほぼ一致させることができるとともに、楽曲の曲調変換点に同期させて静止画を切り替えることができるようにしている。
請求項2に示すように請求項1に記載の音楽付きスライドショー自動生成装置において、前記曲調変換点検出手段は、前記受け付けた楽曲データに基づいて楽曲の調性、サビ区間、及び楽曲構造のうちの少なくとも1つを検出し、前記検出した楽曲の調性の変化点、サビ区間の開始点、及び楽曲構造の変化点のうちの少なくとも1つを曲調変化点として検出することを特徴としている。
請求項3に示すように請求項1又は2に記載の音楽付きスライドショー自動生成装置において、前記受け付けた複数枚の静止画の再生の順番に関するスライドショー生成情報の入力が可能なスライドショー生成情報入力手段を更に備え、前記スライドショー自動生成手段は、前記スライドショー生成情報入力手段からスライドショー生成情報を入力すると、その入力したスライドショー生成情報にしたがって前記複数の静止画の再生の順番を決定して音楽付きスライドショー画像を自動生成することを特徴としている。
請求項4に示すように請求項3に記載の音楽付きスライドショー自動生成装置において、前記スライドショー生成情報は、前記複数の静止画の重要度に関する情報を含み、前記スライドショー自動生成手段は、前記スライドショー生成情報入力手段から入力したスライドショー生成情報に基づいて重要度の高い静止画を、前記検出した曲調変換点に同期して再生させるべく前記複数の静止画の再生の順番を決定して音楽付きスライドショー画像を自動生成することを特徴としている。
請求項5に示すように請求項4に記載の音楽付きスライドショー自動生成装置において、前記スライドショー自動生成手段は、前記検出した曲調変換点のうちの楽曲のサビ区間の開始点から前記重要度の高い静止画を再生させるべく前記複数の静止画の再生の順番を決定して音楽付きスライドショー画像を自動生成することを特徴としている。即ち、楽曲の曲調変換点が複数ある場合には、その楽曲のサビ区間の開始点を最も重要な曲調変換点とし、この曲調変換点に同期して重要度の高い静止画(複数の場合には最も重要度の高い静止画)を再生させる。また、重要度の高い静止画の数が楽曲の曲調変換点の数よりも多く、曲調変換点に同期させることができない重要度の高い静止画は、前記楽曲のサビ区間に再生するようにしてもよい。
請求項6に示すように請求項1乃至5のいずれかに記載の音楽付きスライドショー自動生成装置において、前記スライドショー自動生成手段は、前記曲調変換点検出手段が検出した曲調変換点の時刻から所定の時間だけ前の時刻までの区間を、画像切り替え特殊効果を伴う画像切り替えを行わせる切り替え効果区間とし、該切り替え効果区間に少なくとも前記曲調変換点の静止画を使用した画像切り替え特殊効果を伴う動画を生成することを特徴としている。
即ち、画像切り替え特殊効果を伴う動画の再生を行った直後の曲調変換点で静止画の再生を行うことにより、楽曲の曲調の変化とともに、画像切り替え特殊効果を演出することができる。
請求項7に示すように請求項6に記載の音楽付きスライドショー自動生成装置において、前記切り替え効果区間は、前記曲調変換点検出手段が検出した曲調変換点の時刻から該変換点の直前の小節の開始時刻までの区間であることを特徴としている。
請求項8に係る音楽付きスライドショー自動生成プログラムは、任意の楽曲データを受け付ける機能と、前記受け付けた楽曲データに基づいて楽曲の曲調変換点を検出する機能と、任意の複数枚の静止画を受け付ける機能と、前記受け付けた楽曲データに基づく楽曲の再生時間と前記静止画の枚数と前記検出した曲調変換点とに基づいて各静止画の切り替えタイミングを決定する機能であって、少なくとも前記検出した曲調変換点に同期して前記受け付けた静止画が切り替わるように前記複数の静止画の切り換えタイミングを決定する機能と、前記受け付けた楽曲データに基づいて楽曲を再生するとともに、前記決定した切り替えタイミングにしたがって前記複数の静止画を順番に切り替えて再生するための音楽付きスライドショー画像を自動生成する機能と、をコンピュータに実現させることを特徴としている。
本発明によれば、任意の楽曲の終了時点とスライドショーで再生する任意枚数の静止画の再生終了とを一致又はほぼ一致させることができるとともに、楽曲の曲調変換点に同期させて静止画を切り替えることができる。
以下、添付図面に従って本発明に係る音楽付きスライドショー自動生成装置及びプログラムの好ましい実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る音楽付きスライドショー自動生成装置としての機能を備えたパソコンのハードウエア構成例を示すブロック図である。
図1に示すようにパソコン1は、主として各構成要素の動作を制御する中央処理装置(CPU)10と、装置の制御プログラムが格納されたり、プログラム実行時の作業領域となる主メモリ12と、パソコン1のオペレーティングシステム(OS)、パソコン1に接続された周辺機器のデバイスドライバ、本発明に係る音楽付きスライドショー自動生成プログラムを含む各種のアプリケーションソフト、ユーザーの静止画データや楽曲データ等が格納されるハードディスク装置14と、DVD−R/RW装置16と、表示用データを一時記憶する表示メモリ18と、この表示メモリ18からの画像データ、文字データ等により画像や文字等を表示するCRTモニタや液晶モニタ等のモニタ装置20と、サウンド・カード22と、スピーカ24と、キーボード26と、位置入力装置としてのマウス28、マウス28の状態を検出してモニタ装置20上のマウスポインタの位置やマウス28の状態等の信号をCPU10に出力するマウスコントローラ30と、デジタルカメラ2と接続して画像データ等の入力が可能なUSB(Universal Serial Bus)などのインターフェース32と、上記各構成要素を接続するバス34とから構成されている。
尚、上記構成のパソコン1は、ハードディスク装置14に格納されている、本発明に係る音楽付きスライドショー自動生成プログラムを除いて周知のものであるため、各構成要素の詳細な説明については省略する。この音楽付きスライドショー自動生成プログラムは、該プログラムが記録されたCD−ROMをパソコン1のDVD−R/RW装置16にセットすることにより、又は図示しない通信手段を介してネットワークを通じてパソコン1にインストールすることができる。
図2は上記パソコン1における音楽付きスライドショー自動生成装置としての機能を示す機能ブロック図である。
同図に示すように、この音楽付きスライドショー自動生成装置は、主として楽曲データ受付部50、曲調変換点検出部52、スライドショー自動生成部54、静止画受付部56、及びスライドショー生成情報入力部58から構成されている。
楽曲データ受付部50は、ハードディスク装置14に記憶され、又はDVD−R/RW装置16にセットされているCD等に記憶されている楽曲データから任意の楽曲データが指定されると、その指定された楽曲データの受け付けを行う。即ち、ユーザーは、楽曲データ受付部50によりスライドショーのバックグランド・ミュージック(BGM)として用いる楽曲データを入力する。
前記楽曲データ受付部50により入力された楽曲データは、曲調変換点検出部52及びスライドショー自動生成部54に出力される。ここで、楽曲データは、WAVファイルなどの音そのもののバイナリ形式の情報ではなく、MIDIファイルなどのいわゆる譜面情報形式の楽譜データが好ましい。楽曲データが音そのものの情報の場合には、その楽曲データと正確に同期した時刻情報を持つ楽譜データも同時に渡すか、又は公知の自動採譜手段を利用して楽譜データに変換する。尚、楽譜データへの変換は、楽曲データ受付部50で行ってもよいし、曲調変換点検出部52で行ってもよい。
静止画受付部56は、複数の静止画の画像ファイルが保存されている1又は複数のフォルダ、もしくは複数の静止画の画像ファイルが指定されると、その指定されたフォルダ内の画像ファイル、又は指定された静止画の画像ファイルを受け付ける。即ち、ユーザーは、静止画受付部56によりスライドショーにて表示するための複数枚の静止画の入力を行う。
静止画受付部56により入力された複数の静止画の画像ファイルは、スライドショー自動生成部54に出力される。
スライドショー生成情報入力部58は、前記静止画受付部56にて受け付けられた複数の静止画のスライドショー再生時の並び順(再生の順番)等に関するスライドショー生成情報を入力するもので、並び順の指定や、複数の静止画の重要度のランク付け、あるいは画像処理の有無(トリミング、色補正など)を行うことができる。
例えば、図3に示すように50枚の静止画が受け付けられた場合(ファイル名:DSCF0001.JPG〜DSCF0050.JPG)、スライドショー生成情報入力部58は、並び順として、撮影日・昇順(降順)、ファイル番号・昇順(降順)等の指定ができる。図3に示すように並び順として撮影日・昇順が指定されると、画像ファイルのタグ情報として記録されている撮影日に基づいて撮影日の古い順から新しい順となるように50枚の静止画の再生の順番(並び順)が決定される。
また、スライドショー生成情報入力部58は、静止画の重要度として、例えば、重要度(大)、重要度(中)、重要度(小)等のランク付けをすることができる。この静止画の重要度情報は、並び順に優先する並び替えの情報(静止画の配置情報)として使用される。尚、静止画の重要度情報は、その静止画のファイル名と関連づけられる。このようにして指定されたスライドショー生成情報は、スライドショー自動生成部54に出力される。
曲調変換点検出部52は、入力する楽曲データから楽曲の構成を解析し、曲調変換点を検出する。即ち、曲調変換点検出部52は、入力する楽曲データから楽曲の調性の検出、サビ区間の検出、楽曲構成の検出等を行い、楽曲の調性の変化点(ハ長調→イ短調等)、サビ区間の開始点、及び楽曲構造の変化点を曲調変化点として検出する。調性判定のアルゴリズムは、特開平5−273976号公報(特許文献3)に開示されており、サビ区間検出のアルゴリズムは、特開2004−233965号公報(特許文献4)に開示され、楽曲構造の検出装置は、特開2004−184769号公報(特許文献5)に開示されており、曲調変換点検出部52は、上記のような公知の技術を適用して曲調変換点を検出することができる。
図4は楽曲Aの構造例を示す。同図に示すように、この楽曲Aは、96小節から構成され、更に8小節、又は16小節からなる8つの楽節(イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、間奏、Aメロ、Bメロ、サビ)に区切られている。曲調変換点検出部52は、各楽節間の境界点を曲調変換点として検出するとともに、サビ区間の検出等を行う。尚、曲調変換点は、楽節間の境界点に限らず、例えば、1小節の途中で調性が変化する場合には、その調性の変化点は曲調変換点として検出される。
曲調変換点検出部52によって検出された楽曲の曲調変換点の情報(時刻情報)は、スライドショー自動生成部54に出力される。
スライドショー自動生成部54は、楽曲データ受付部50から入力した楽曲データに基づく楽曲の再生時間(演奏時間)と、静止画受付部56から入力する静止画(静止画ファイル)の枚数と、曲調変換点検出部52から入力する曲調変換点情報とに基づいて各静止画の切り替えタイミングを決定する切り替えタイミング決定手段を含み、前記入力した楽曲データに基づいて楽曲を再生するとともに、切り替えタイミング決定手段で決定した切り替えタイミングにしたがって複数の静止画を順番に切り替えて再生するための音楽付きスライドショー画像を自動生成する。特に、スライドショー自動生成部54は、静止画1枚当りの再生時間がほぼ均等になるように静止画を順番に切り替えるとともに、少なくとも楽曲の曲調変換点では、その曲調変換点に同期して静止画が切り替わるように画像切り替えを行うことを特徴としている。
また、スライドショー自動生成部54は、スライドショー生成情報入力部58から入力するスライドショー生成情報に基づいて重要度の高い画像を、楽曲の曲調変換点やサビ区間で再生するように並び順を決定するようにしている。
次に、上記スライドショー自動生成部54の動作等について更に詳細に説明する。
図5は主としてスライドショー自動生成部54の処理の流れを示すフローチャートである。
図5において、曲調変換点検出部52は、前述したように入力する楽曲データから楽曲の曲調変換点を検出し(ステップS10)、その曲調変換点の情報(曲調変換点の楽譜上の位置、曲調変換点の種類(サビ区間の先頭位置)等)をスライドショー自動生成部54に渡す(ステップS12)。
スライドショー自動生成部54は、楽曲データ受付部50から入力する楽曲データの音楽ファイルのタグ情報から楽曲の長さ(演奏時間)を取得するとともに、静止画受付部56から入力する画像ファイルから静止画の枚数(画像ファイル数)を取得する(ステップS14)。そして、前記取得した楽曲の長さと、静止画の枚数とから静止画1枚当りの再生時間(スライドショー切り替え周期)を決定する(ステップS16)。
例えば、楽曲の長さが3分(180秒)で、静止画の枚数が50枚の場合には、スライドショー切り替え周期は、3.6(=180/50)秒とする。
図6及び図7はそれぞれ楽曲中の画像切り替えタイミングの実施の形態を示す図であり、五線譜上に画像切り替えタイミングを模式的に示している。
図6及び図7において、移動前の画像切り替えタイミングは、ステップS16で求めたスライドショー切り替え周期で複数の静止画を順次切り替える場合のタイミングを示しており、移動後の画像切り替えタイミングは、ステップS16で求めたスライドショー切り替え周期で複数の静止画を順次切り替えるとともに、楽曲の曲調変換点に同期して静止画を切り替える場合のタイミングを示している。
図5に戻って、ステップS18では、楽曲の曲調変換点の小節(図6に示すように曲調変換点が小節の頭にある場合には、曲調変換点の直前の斜線で示した小節)に、移動前の画像切り替えタイミング(スライドショー切り替え)が含まれるか否かを判別する。そして、曲調変換点の小節に画像切り替えタイミングが含まれる場合(図6(A)、(B)、及び図7(A)、(B)の場合)には、その小節に含まれる画像切り替えタイミングを曲調変換点までずらす(ステップS20)。また、このときのずらし量だけ、曲調変換点以降の画像切り替えタイミングもずらす(平行移動させる)。尚、曲調変換点の小節に2以上の画像切り替えタイミングが含まれる場合(図6(B)、図7(B)の場合)には、最初の画像切り替えタイミングを曲調変換点までずらす。
一方、曲調変換点の小節に画像切り替えタイミングが含まれない場合には、曲調変換点の前後の画像切り替えタイミングのうちのいずれの画像切り替えタイミングが曲調変換点に近いかを判別する(ステップS22)。そして、曲調変換点の直前の画像切り替えタイミングの方が近い場合には、その画像切り替えタイミングを曲調変換点にずらし(ステップS24)(図6(C)、図7(C)参照)、一方、曲調変換点の直後の画像切り替えタイミングの方が近い場合には、その画像切り替えタイミングを曲調変換点にずらす(ステップS26)(図6(D)、図7(D)参照)。
続いて、楽曲の曲調変換点が楽曲中の最後のものか否かを判別する(ステップS28)。最後の曲調変換点でない場合には、ステップS18に戻り、画像切り替えタイミングを曲調変換点にずらす処理を行わせ、最後の曲調変換点の場合には、画像切り替えタイミングの配置が完了する(ステップS30)。
次に、スライドショー生成情報入力部58から入力したスライドショー生成情報に基づいて複数の静止画の並び順(再生順)を決定する(ステップS32)。即ち、スライドショー生成情報(並び順の情報)として、例えば、図3に示したように撮影日・昇順が指定されている場合には、複数の静止画を撮影日の古い順から新しい順に並べる。尚、並び順の指定がない場合には、デフォルトの並び順にする。
続いて、スライドショー生成情報に重要度情報があるか否かを判別する(ステップS34)。そして、重要度情報がある場合には、その重要度情報を有する静止画(複数ある場合には、最も重要度が高い静止画)を、楽曲のサビ区間の開始点に相当する曲調変換点に配置し、ステップS32で決定した並び順の並び替えを行う(ステップS36)。また、重要度情報を有する静止画が複数ある場合には、これらの静止画がサビ区間で再生されるように並び替えたり、サビ区間の開始点に相当する曲調変換点以外の曲調変換点で再生されるように並び替える。
上記のようにして画像切り替えタイミングが決定され、かつ各画像切り替えタイミングで切り替える静止画が決定されると、スライドショー自動生成部54は、入力した楽曲データに基づいて楽曲を再生するとともに、前記決定した切り替えタイミングにしたがって静止画受付部56から入力した複数の静止画を、前記決定した並び順で切り替えて再生するためのスライドショー動画を自動生成して出力する。
また、スライドショー自動生成部54は、楽曲の小節の先頭から曲調変換点までの区間(図6及び図7の斜線で示した区間)では、曲調変換点で切り替えられる静止画を使用して画像切り替え特殊効果を伴う画像切り替え動画を生成して出力する。尚、画像切り替え特殊効果(トランジション)としては、ズームイン・ズームアウト、フェードイン・フェードアウト、ワイプ等の公知のものを適用することができる。また、前記区間の前後の2枚の静止画に基づいて画像切り替え特殊効果を伴う動画を生成するようにしてもよい。このように楽曲の曲調変換点の前の小節区間に画像切り替え特殊効果を伴う動画を表示することにより、曲調変換点の画像に対して見る人を惹きつける効果がある。
尚、図6及び図7に示した画像切り替えタイミングで画像を切り替える場合、楽曲の曲調変換点に合わせて画像切り替えタイミングをずらすため、曲調変換点で切り替えられる画像の直前の画像の再生時間(スライドショー切り替え周期)は、図5のステップS16で求めたスライドショー切り替え周期と異なる。また、曲調変換点以降の画像切り替えタイミングを一律にずらすため(図6(A)乃至(C)及び図7(A)乃至(C)の場合は、楽曲の終了側にずらし、図6(D)及び図7(D)の場合には、楽曲の始まり側にずらすため)、楽曲の終了時と、並び順の最後の画像の表示終了時とを一致させることができず、楽曲の終了までに表示できない画像が生じたり、楽曲の終了前に並び順の最後の画像の表示が終了する場合がある。
この問題を解決するためには、楽曲の曲調変換点で画像切り替えタイミングをずらす毎に、それ以降の楽曲の長さと、静止画の残り枚数とによってスライドショー切り替え周期を再計算し、画像切り替えタイミングを決定すればよい。
また、この実施の形態では、楽曲の曲調変換点から小節の先頭までの区間(図6及び図7の斜線で示した区間)を、画像切り替え特殊効果を伴う動画の再生期間としたため、その区間の長さに合わせて画像切り替え特殊効果を伴う動画の再生期間も可変にし、小節の先頭から切り替わりが始まり、曲調変換点までの間に徐々に切り替わりが進み、曲調変換点で切り替わりが完了するように調整する必要がある。
尚、自動生成された音楽付きスライドショー動画のデータをDVD−R/RW装置によりDVD−RやCD−Rに記録するようにしてもよい。また、この実施の形態では、パソコンを例にソフトウエアで音楽付きスライドショー動画を自動生成する場合について説明したが、ハードウエアで実現するようにしてもよい。
図1は本発明に係る音楽付きスライドショー自動生成装置としての機能を備えたパソコンのハードウエア構成例を示すブロック図である。 図2は上記パソコンにおける音楽付きスライドショー自動生成装置としての機能を示す機能ブロック図である。 図3はスライドショー生成情報を説明するために用いた図表である。 図4は任意の楽曲の構造例を示す図である。 図5は主としてスライドショー自動生成部の処理の流れを示すフローチャートである。 図6は楽曲中の画像切り替えタイミングの実施の形態を示す図であり、五線譜上に画像切り替えタイミングを模式的に示した図である。 図7は楽曲中の画像切り替えタイミングの他の実施の形態を示す図であり、五線譜上に画像切り替えタイミングを模式的に示した図である。
符号の説明
1…パソコン、2…デジタルカメラ、10…中央処理装置(CPU)、12…主メモリ、14…ハードディスク装置、16…DVD−R/RW装置、20…モニタ装置、22…サウンド・カード、24…スピーカ、32…インターフェース、50…楽曲データ受付部、52…曲調変換点検出部、54…スライドショー自動生成部、56…静止画受付部、58…スライドショー生成情報入力部

Claims (8)

  1. 任意の楽曲データを受け付ける楽曲受付手段と、
    前記受け付けた楽曲データに基づいて楽曲の曲調変換点を検出する曲調変換点検出手段と、
    任意の複数枚の静止画を受け付ける静止画受付手段と、
    前記受け付けた楽曲データに基づく楽曲の再生時間と前記静止画の枚数と前記検出した曲調変換点とに基づいて各静止画の切り替えタイミングを決定する手段であって、少なくとも前記検出した曲調変換点に同期して前記受け付けた静止画が切り替わるように前記複数の静止画の切り換えタイミングを決定する切り替えタイミング決定手段と、
    前記受け付けた楽曲データに基づいて楽曲を再生するとともに、前記決定した切り替えタイミングにしたがって前記複数の静止画を順番に切り替えて再生するための音楽付きスライドショー画像を自動生成するスライドショー自動生成手段と、
    を備えたことを特徴とする音楽付きスライドショー自動生成装置。
  2. 前記曲調変換点検出手段は、前記受け付けた楽曲データに基づいて楽曲の調性、サビ区間、及び楽曲構造のうちの少なくとも1つを検出し、前記検出した楽曲の調性の変化点、サビ区間の開始点、及び楽曲構造の変化点のうちの少なくとも1つを曲調変化点として検出することを特徴とする請求項1に記載の音楽付きスライドショー自動生成装置。
  3. 前記受け付けた複数枚の静止画の再生の順番に関するスライドショー生成情報の入力が可能なスライドショー生成情報入力手段を更に備え、前記スライドショー自動生成手段は、前記スライドショー生成情報入力手段からスライドショー生成情報を入力すると、その入力したスライドショー生成情報にしたがって前記複数の静止画の再生の順番を決定して音楽付きスライドショー画像を自動生成することを特徴とする請求項1又は2に記載の音楽付きスライドショー自動生成装置。
  4. 前記スライドショー生成情報は、前記複数の静止画の重要度に関する情報を含み、前記スライドショー自動生成手段は、前記スライドショー生成情報入力手段から入力したスライドショー生成情報に基づいて重要度の高い静止画を、前記検出した曲調変換点に同期して再生させるべく前記複数の静止画の再生の順番を決定して音楽付きスライドショー画像を自動生成することを特徴とする請求項3に記載の音楽付きスライドショー自動生成装置。
  5. 前記スライドショー自動生成手段は、前記検出した曲調変換点のうちの楽曲のサビ区間の開始点から前記重要度の高い静止画を再生させるべく前記複数の静止画の再生の順番を決定して音楽付きスライドショー画像を自動生成することを特徴とする請求項4に記載の音楽付きスライドショー自動生成装置。
  6. 前記スライドショー自動生成手段は、前記曲調変換点検出手段が検出した曲調変換点の時刻から所定の時間だけ前の時刻までの区間を、画像切り替え特殊効果を伴う画像切り替えを行わせる切り替え効果区間とし、該切り替え効果区間に少なくとも前記曲調変換点の静止画を使用した画像切り替え特殊効果を伴う動画を生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の音楽付きスライドショー自動生成装置。
  7. 前記切り替え効果区間は、前記曲調変換点検出手段が検出した曲調変換点の時刻から該変換点の直前の小節の開始時刻までの区間であることを特徴とする請求項6に記載の音楽付きスライドショー自動生成装置。
  8. 任意の楽曲データを受け付ける機能と、
    前記受け付けた楽曲データに基づいて楽曲の曲調変換点を検出する機能と、
    任意の複数枚の静止画を受け付ける機能と、
    前記受け付けた楽曲データに基づく楽曲の再生時間と前記静止画の枚数と前記検出した曲調変換点とに基づいて各静止画の切り替えタイミングを決定する機能であって、少なくとも前記検出した曲調変換点に同期して前記受け付けた静止画が切り替わるように前記複数の静止画の切り換えタイミングを決定する機能と、
    前記受け付けた楽曲データに基づいて楽曲を再生するとともに、前記決定した切り替えタイミングにしたがって前記複数の静止画を順番に切り替えて再生するための音楽付きスライドショー画像を自動生成する機能と、
    をコンピュータに実現させることを特徴とする音楽付きスライドショー自動生成プログラム。
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