JP2004147202A - Dvd記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】編集の操作手順を少なくし、編集時に必要な再生動作が直ぐ出来るようにすること。
【解決手段】制御部と、映像音声源と、符号化復号化部と、バッファメモリ部と、DVD記録再生部から構成されるDVD記録再生装置であって、
制御部は、録画キーが押下された時は録画処理を行い、再生キーが押下された時は再生処理を行うと共に編集処理を行い、メニューキーが押下された時は選択処理を行った後、再生処理を行うと共に編集処理を行うように制御し、
前記編集処理は、編集用のキーが押下されると、再生処理を中断してそのキーに対応する編集処理を行い、編集処理が終了すると再生処理を再開する。
【選択図】 図1
【解決手段】制御部と、映像音声源と、符号化復号化部と、バッファメモリ部と、DVD記録再生部から構成されるDVD記録再生装置であって、
制御部は、録画キーが押下された時は録画処理を行い、再生キーが押下された時は再生処理を行うと共に編集処理を行い、メニューキーが押下された時は選択処理を行った後、再生処理を行うと共に編集処理を行うように制御し、
前記編集処理は、編集用のキーが押下されると、再生処理を中断してそのキーに対応する編集処理を行い、編集処理が終了すると再生処理を再開する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、DVDに記録し再生するDVD記録再生装置に関し、特に映像・音声データ本体を編集する機能を有するDVD記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
記録技術の向上により、リムーバブルディスク記録媒体は、その記録容量が格段に大きくなり、又ビット当たりの記録単価も低下し、種々の用途に使用されている。例えば動画・音声を含むAVデータ信号を記録再生可能なDVDは、映画や音楽ビデオやゲームソフト等の利用が見込まれている。このDVDに記録された映像・音声データ本体(以下「タイトル」という。例えば、1時間ドラマ1本を1タイトルという)を編集して、ユーザに適したタイトルにするための編集機能を有するDVD記録再生装置は、従来から知られている。
【0003】
このような編集機能を有するDVD記録再生装置を、図5〜図12を用いて説明する。図5はDVD記録再生装置の従来例の構成を、図6はその動作のフローチャートを、図7はその選択処理動作のフローチャートを、図8はその編集処理動作のフローチャートを、図9はディスクナビ画面を、図10は再生選択画面を、図11は編集画面選択画面を、図12は編集選択画面を、それぞれ示す図である。
【0004】
図5において、DVD記録再生装置は、制御部1と、映像音声源2と、符号化復号化部3と、バッファメモリ部4と、DVD記録再生部5から構成されている。制御部1は、外部機器である操作装置(リモコン)又はDVD記録再生装置に設けられている操作部(図示しない)からの記録、再生、編集指令信号その他の各種操作指令信号を受けて、映像音声源2、符号化復号化部3、バッファメモリ部4、DVD記録再生部5を制御する。映像音声源2は、動画・音声を含むAVデータ信号を発生するものであり、チューナや、直接又はネットワークシステムを介した外部の映像音声装置との間でAVデータ信号を送受信するインターフェースが想定される。符号化復号化部3は、映像音声源2から出力されたAVデータ信号をデジタル化し圧縮処理して符号化データとし、またDVD記録再生部5から再生した符号化データを伸張処理しアナログ化してAVデータとする。バッファメモリ部4は、符号化復号化部3に入出力される符号化データのデータ量の変動と、DVD記録再生部5のDVD6への書き込み読み出し速度の変動とを吸収するために設けられたものであり、符号化復号化部3から出力される符号化データを一時的に記憶し、DVD記録再生部5の書き込み速度に合わせてDVD記録再生部5に出力すると共に、DVD記録再生部5から読み出される符号化データを一時的に記憶し、符号化復号化部3の符号化データのデータ量の変動に合わせて符号化復号化部3に出力する。DVD記録再生部5は、符号化データをDVD6に記録し、またDVD6から読み出し再生する。
【0005】
DVD記録再生装置の従来の動作を、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
【0006】
制御部1は、ステップS61において、モードキーが押下されるのを待ち、モードキーが押下されるとどのモードキーが押下されたかを判断し(ステップS62)、録画キーが押下された時は録画モードと判断して録画処理を行い(ステップS63)、再生キーが押下された時は再生モードと判断して再生処理を行い(ステップS64)、編集キーが押下された時は編集モードと判断して編集処理を行い(ステップS65)、メニューキーが押下された時は選択再生モードと判断して選択処理を行った(ステップS66)後、再生処理を行う(ステップS64)。なお、ステップS63の録画処理とステップS64の再生処理は周知であるので、説明は省略する。
【0007】
ステップS66の選択処理は、図7に示すように、制御部1が、ステップS71において、図9に示すディスクナビの画面を表示する。ディスクナビの画面には、タイトル画面がタイトル番号順に表示され、選択されているサムネール(タイトル番号1)が反転表示されている。その下にはタイトル名が表示される。ユーザが、操作装置の上下左右キーを用いて再生したいタイトル、例えばタイトル番号2を選択する(ステップS72)と、図10に示すように、タイトル番号2のサムネールが反転表示され、タイトル番号1のサムネールは元に戻る(ステップS73)。その結果、選択したタイトルが何かが画面上に明示される。そこで、決定キーを押下する(ステップS74)と選択処理は終了し、タイトル番号2のタイトルの再生処理に進む。
【0008】
ステップS65の編集処理は、図8に示すように、制御部1が、ステップS81において、図11に示す編集(OR)時のタイトル選択画面を表示する。図11は、図9の画面名「ディスクナビ」が「編集(OR)」に変わっただけである。次に、プレイリスト作成キーが押下されたか否かを判断し(ステップS82)、押下された時はステップS89に進んで、プレイリスト作成処理を行う。ここで、プレイリストとは、各タイトル、各シーン(1タイトル中の1カット)の再生順序を登録したものである。プレイリスト作成キーが押下されない時は、ユーザが、操作装置の上下左右キーを用いて編集したいタイトルを選択するのを待つ(ステップS83)。タイトルが選択されると、図12に示す編集選択画面を表示する(ステップS84)。ユーザは、操作装置の上下キーを用いて、「シーン消去」、「タイトル名変更」、「チャプターマーク追加」その他の編集の1つを選択して、決定キーを押下する。制御部1は、ステップS85において、何の編集が選択されたかを判断し、「シーン消去」が選択された時はシーン消去処理を行い(ステップS86)、「タイトル名変更」が選択された時はタイトル名変更処理を行い(ステップS87)、「チャプターマーク追加」が選択された時はチャプターマーク追加処理を行い(ステップS88)、編集処理を終了する。ここで、「シーン消去」とは、タイトル中の不要なカット、例えばCMのシーンを消去することであり、タイトルを選択し再生しながら消去したいシーンの始めと終わりにマーキングして行う。「タイトル名変更」とは、タイトル毎に付けられている名前を変更することであり、タイトルを選択し、図12の編集選択画面中の「タイトル名変更」を選択し、表示されているタイトル名の文字をカーソルキーで選んで変更する。「チャプターマーク追加」とは、タイトルにチャプターマークを追加することであり、タイトルを選択し再生しながら必要箇所にチャプターマークを付加する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べた編集は、再生中には行えず、一旦再生を終了してから、編集モードに入る必要があり、編集するのに必要な操作手順が多い。そのため、再生モードや録画モードが多く選択されるのに比べて、ユーザがなかなか編集モードを選択せず、編集の機能が使用されないという問題があった。
【0010】
本発明は、以上述べた従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、編集の操作手順が少なくて済み、且つ編集時に必要な再生動作が直ぐ出来るようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、
請求項1の記載に係る発明は、
制御部と、映像音声源と、符号化復号化部と、バッファメモリ部と、DVD記録再生部から構成されるDVD記録再生装置であって、
制御部は、録画キーが押下された時は録画処理を行い、再生キーが押下された時は再生処理を行うと共に編集処理を行い、メニューキーが押下された時は選択処理を行った後、再生処理を行うと共に編集処理を行うように制御し、
前記編集処理は、編集用のキーが押下されると、再生処理を中断してそのキーに対応する編集処理を行い、編集処理が終了すると再生処理を再開する、
ことを特徴とする。
【0012】
請求項2の記載に係る発明は、
請求項1に記載されたDVD記録再生装置において、
前記編集処理は、シーン消去処理、タイトル名変更処理、チャプターマーク追加処理、プレイリスト作成処理がふくまれる、
ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のDVD記録再生装置の実施例について図1〜図4を用いて説明する。図1は本発明のDVD記録再生装置の構成を、図2はその動作のフローチャートを、図3はその編集処理動作のフローチャート(1)を、図4はその編集処理動作のフローチャート(2)を、それぞれ示す図である。
【0014】
本発明のDVD記録再生装置は、従来例のDVD記録再生装置において、制御部1に代えて図2〜図4に示す処理フローの制御を行う制御部7を設けると共に、操作装置(リモコン)又は操作部に、編集用のシーン消去キー、タイトル名変更キー、チャプターマーク追加キー、プレイリスト作成キー、その他の編集キーを付設してなるものである。図1において、DVD記録再生装置は、制御部7と、映像音声源2と、符号化復号化部3と、バッファメモリ部4と、DVD記録再生部5から構成されている。
【0015】
図2において、制御部7は、ステップS21において、モードキーが押下されるのを待ち、モードキーが押下されるとどのモードキーが押下されたかを判断し(ステップS22)、録画キーが押下された時は録画モードと判断して録画処理を行い(ステップS23)、再生キーが押下された時は再生モードと判断して再生処理を行う(ステップS24)と共に、図3に示すフローチャートの編集処理を行い(ステップS26)、メニューキーが押下された時は選択再生モードと判断して選択処理を行った(ステップS25)後、再生処理を行う(ステップS24)と共に編集処理を行う(ステップS26)。即ち、再生処理を行う際に、本発明の編集処理を並行して行うようにしている。
【0016】
ステップS26の編集処理は、図3、図4に示すように、制御部7が、ステップS31において、プレイリスト作成キーが押下されたか否かを判断し、押下された時はステップS50に進む。プレイリスト作成キーが押下されないと判断した時は、ステップS32〜ステップS34に進んで、チャプターマーク追加キー、タイトル名変更キー、シーン消去キー、が押下されたか否かを判断し、押下された時はステップS47、ステップS44、ステップS41に進む。
【0017】
ステップS41、ステップS44、ステップS47、ステップS50では、制御部7のCPUに割り込みを掛けて、動作中の再生処理を中断し、続くステップS42、ステップS45、ステップS48、ステップS51で、シーン消去処理、タイトル名変更処理、チャプターマーク追加処理、プレイリスト作成処理を行う。これらの処理が終了したら、ステップS43、ステップS46、ステップS49、ステップS52で、制御部7のCPUに掛けた割り込みを終了して、再生処理を再開し、ステップS31に戻ってステップS31からの処理を繰り返す。編集用の前記キー(シーン消去キー、タイトル名変更キー、チャプターマーク追加キー、プレイリスト作成キー、その他の編集キー)が何れも押下されないで、ステップS35において、ステップS24の再生処理が終了したと判断した時は、この編集処理を終了する。
【0018】
なお、編集の種類を増やす場合は、図3のステップS31とステップS32の間に点線で示した処理を挿入すれば良い。また、編集用の前記キー(シーン消去キー、タイトル名変更キー、チャプターマーク追加キー、プレイリスト作成キー、その他の編集キー)は、付設する代わりに、既設のキーを用い且つ何らかの条件で押下するようにしても良い。
【0019】
本発明のDVD記録再生装置は、従来例のように一旦編集モードに入って図11に示す編集(OR)の画面を表示してから編集種類を選択するのでなく、再生モード中に編集用の前記キーが押下された時は、CPUに割り込んで再生処理を中断させ所望の編集処理を行い、その際再生動作が必要であれば再生させ、所望の編集処理が終了したら中断させた再生処理を再開させるようにしたので、編集の操作手順が少なくて済み、且つ編集時に必要な再生動作が直ぐ出来る。
【0020】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明は、編集の操作手順が少なくて済み、且つ編集時に必要な再生動作が直ぐ出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のDVD記録再生装置の構成を示す図である。
【図2】本発明のDVD記録再生装置の動作のフローチャートを示す図である。
【図3】本発明の編集処理動作のフローチャート(1)を示す図である。
【図4】本発明の編集処理動作のフローチャート(2)を示す図である。
【図5】DVD記録再生装置の従来例の構成を示す図である。
【図6】DVD記録再生装置の従来例の動作のフローチャートを示す図である。
【図7】従来例の選択処理動作のフローチャートを示す図である。
【図8】従来例の編集処理動作のフローチャートを示す図である。
【図9】従来例のディスクナビ画面を示す図である。
【図10】従来例の再生選択画面を示す図である。
【図11】従来例の編集画面選択画面を示す図である。
【図12】従来例の編集選択画面を示す図である。
【符号の説明】
1 制御部
2 映像音声源
3 符号化復号化部
4 バッファメモリ部
5 DVD記録再生部
6 DVD
7 制御部
【発明の属する技術分野】
本発明は、DVDに記録し再生するDVD記録再生装置に関し、特に映像・音声データ本体を編集する機能を有するDVD記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
記録技術の向上により、リムーバブルディスク記録媒体は、その記録容量が格段に大きくなり、又ビット当たりの記録単価も低下し、種々の用途に使用されている。例えば動画・音声を含むAVデータ信号を記録再生可能なDVDは、映画や音楽ビデオやゲームソフト等の利用が見込まれている。このDVDに記録された映像・音声データ本体(以下「タイトル」という。例えば、1時間ドラマ1本を1タイトルという)を編集して、ユーザに適したタイトルにするための編集機能を有するDVD記録再生装置は、従来から知られている。
【0003】
このような編集機能を有するDVD記録再生装置を、図5〜図12を用いて説明する。図5はDVD記録再生装置の従来例の構成を、図6はその動作のフローチャートを、図7はその選択処理動作のフローチャートを、図8はその編集処理動作のフローチャートを、図9はディスクナビ画面を、図10は再生選択画面を、図11は編集画面選択画面を、図12は編集選択画面を、それぞれ示す図である。
【0004】
図5において、DVD記録再生装置は、制御部1と、映像音声源2と、符号化復号化部3と、バッファメモリ部4と、DVD記録再生部5から構成されている。制御部1は、外部機器である操作装置(リモコン)又はDVD記録再生装置に設けられている操作部(図示しない)からの記録、再生、編集指令信号その他の各種操作指令信号を受けて、映像音声源2、符号化復号化部3、バッファメモリ部4、DVD記録再生部5を制御する。映像音声源2は、動画・音声を含むAVデータ信号を発生するものであり、チューナや、直接又はネットワークシステムを介した外部の映像音声装置との間でAVデータ信号を送受信するインターフェースが想定される。符号化復号化部3は、映像音声源2から出力されたAVデータ信号をデジタル化し圧縮処理して符号化データとし、またDVD記録再生部5から再生した符号化データを伸張処理しアナログ化してAVデータとする。バッファメモリ部4は、符号化復号化部3に入出力される符号化データのデータ量の変動と、DVD記録再生部5のDVD6への書き込み読み出し速度の変動とを吸収するために設けられたものであり、符号化復号化部3から出力される符号化データを一時的に記憶し、DVD記録再生部5の書き込み速度に合わせてDVD記録再生部5に出力すると共に、DVD記録再生部5から読み出される符号化データを一時的に記憶し、符号化復号化部3の符号化データのデータ量の変動に合わせて符号化復号化部3に出力する。DVD記録再生部5は、符号化データをDVD6に記録し、またDVD6から読み出し再生する。
【0005】
DVD記録再生装置の従来の動作を、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
【0006】
制御部1は、ステップS61において、モードキーが押下されるのを待ち、モードキーが押下されるとどのモードキーが押下されたかを判断し(ステップS62)、録画キーが押下された時は録画モードと判断して録画処理を行い(ステップS63)、再生キーが押下された時は再生モードと判断して再生処理を行い(ステップS64)、編集キーが押下された時は編集モードと判断して編集処理を行い(ステップS65)、メニューキーが押下された時は選択再生モードと判断して選択処理を行った(ステップS66)後、再生処理を行う(ステップS64)。なお、ステップS63の録画処理とステップS64の再生処理は周知であるので、説明は省略する。
【0007】
ステップS66の選択処理は、図7に示すように、制御部1が、ステップS71において、図9に示すディスクナビの画面を表示する。ディスクナビの画面には、タイトル画面がタイトル番号順に表示され、選択されているサムネール(タイトル番号1)が反転表示されている。その下にはタイトル名が表示される。ユーザが、操作装置の上下左右キーを用いて再生したいタイトル、例えばタイトル番号2を選択する(ステップS72)と、図10に示すように、タイトル番号2のサムネールが反転表示され、タイトル番号1のサムネールは元に戻る(ステップS73)。その結果、選択したタイトルが何かが画面上に明示される。そこで、決定キーを押下する(ステップS74)と選択処理は終了し、タイトル番号2のタイトルの再生処理に進む。
【0008】
ステップS65の編集処理は、図8に示すように、制御部1が、ステップS81において、図11に示す編集(OR)時のタイトル選択画面を表示する。図11は、図9の画面名「ディスクナビ」が「編集(OR)」に変わっただけである。次に、プレイリスト作成キーが押下されたか否かを判断し(ステップS82)、押下された時はステップS89に進んで、プレイリスト作成処理を行う。ここで、プレイリストとは、各タイトル、各シーン(1タイトル中の1カット)の再生順序を登録したものである。プレイリスト作成キーが押下されない時は、ユーザが、操作装置の上下左右キーを用いて編集したいタイトルを選択するのを待つ(ステップS83)。タイトルが選択されると、図12に示す編集選択画面を表示する(ステップS84)。ユーザは、操作装置の上下キーを用いて、「シーン消去」、「タイトル名変更」、「チャプターマーク追加」その他の編集の1つを選択して、決定キーを押下する。制御部1は、ステップS85において、何の編集が選択されたかを判断し、「シーン消去」が選択された時はシーン消去処理を行い(ステップS86)、「タイトル名変更」が選択された時はタイトル名変更処理を行い(ステップS87)、「チャプターマーク追加」が選択された時はチャプターマーク追加処理を行い(ステップS88)、編集処理を終了する。ここで、「シーン消去」とは、タイトル中の不要なカット、例えばCMのシーンを消去することであり、タイトルを選択し再生しながら消去したいシーンの始めと終わりにマーキングして行う。「タイトル名変更」とは、タイトル毎に付けられている名前を変更することであり、タイトルを選択し、図12の編集選択画面中の「タイトル名変更」を選択し、表示されているタイトル名の文字をカーソルキーで選んで変更する。「チャプターマーク追加」とは、タイトルにチャプターマークを追加することであり、タイトルを選択し再生しながら必要箇所にチャプターマークを付加する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べた編集は、再生中には行えず、一旦再生を終了してから、編集モードに入る必要があり、編集するのに必要な操作手順が多い。そのため、再生モードや録画モードが多く選択されるのに比べて、ユーザがなかなか編集モードを選択せず、編集の機能が使用されないという問題があった。
【0010】
本発明は、以上述べた従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、編集の操作手順が少なくて済み、且つ編集時に必要な再生動作が直ぐ出来るようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、
請求項1の記載に係る発明は、
制御部と、映像音声源と、符号化復号化部と、バッファメモリ部と、DVD記録再生部から構成されるDVD記録再生装置であって、
制御部は、録画キーが押下された時は録画処理を行い、再生キーが押下された時は再生処理を行うと共に編集処理を行い、メニューキーが押下された時は選択処理を行った後、再生処理を行うと共に編集処理を行うように制御し、
前記編集処理は、編集用のキーが押下されると、再生処理を中断してそのキーに対応する編集処理を行い、編集処理が終了すると再生処理を再開する、
ことを特徴とする。
【0012】
請求項2の記載に係る発明は、
請求項1に記載されたDVD記録再生装置において、
前記編集処理は、シーン消去処理、タイトル名変更処理、チャプターマーク追加処理、プレイリスト作成処理がふくまれる、
ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のDVD記録再生装置の実施例について図1〜図4を用いて説明する。図1は本発明のDVD記録再生装置の構成を、図2はその動作のフローチャートを、図3はその編集処理動作のフローチャート(1)を、図4はその編集処理動作のフローチャート(2)を、それぞれ示す図である。
【0014】
本発明のDVD記録再生装置は、従来例のDVD記録再生装置において、制御部1に代えて図2〜図4に示す処理フローの制御を行う制御部7を設けると共に、操作装置(リモコン)又は操作部に、編集用のシーン消去キー、タイトル名変更キー、チャプターマーク追加キー、プレイリスト作成キー、その他の編集キーを付設してなるものである。図1において、DVD記録再生装置は、制御部7と、映像音声源2と、符号化復号化部3と、バッファメモリ部4と、DVD記録再生部5から構成されている。
【0015】
図2において、制御部7は、ステップS21において、モードキーが押下されるのを待ち、モードキーが押下されるとどのモードキーが押下されたかを判断し(ステップS22)、録画キーが押下された時は録画モードと判断して録画処理を行い(ステップS23)、再生キーが押下された時は再生モードと判断して再生処理を行う(ステップS24)と共に、図3に示すフローチャートの編集処理を行い(ステップS26)、メニューキーが押下された時は選択再生モードと判断して選択処理を行った(ステップS25)後、再生処理を行う(ステップS24)と共に編集処理を行う(ステップS26)。即ち、再生処理を行う際に、本発明の編集処理を並行して行うようにしている。
【0016】
ステップS26の編集処理は、図3、図4に示すように、制御部7が、ステップS31において、プレイリスト作成キーが押下されたか否かを判断し、押下された時はステップS50に進む。プレイリスト作成キーが押下されないと判断した時は、ステップS32〜ステップS34に進んで、チャプターマーク追加キー、タイトル名変更キー、シーン消去キー、が押下されたか否かを判断し、押下された時はステップS47、ステップS44、ステップS41に進む。
【0017】
ステップS41、ステップS44、ステップS47、ステップS50では、制御部7のCPUに割り込みを掛けて、動作中の再生処理を中断し、続くステップS42、ステップS45、ステップS48、ステップS51で、シーン消去処理、タイトル名変更処理、チャプターマーク追加処理、プレイリスト作成処理を行う。これらの処理が終了したら、ステップS43、ステップS46、ステップS49、ステップS52で、制御部7のCPUに掛けた割り込みを終了して、再生処理を再開し、ステップS31に戻ってステップS31からの処理を繰り返す。編集用の前記キー(シーン消去キー、タイトル名変更キー、チャプターマーク追加キー、プレイリスト作成キー、その他の編集キー)が何れも押下されないで、ステップS35において、ステップS24の再生処理が終了したと判断した時は、この編集処理を終了する。
【0018】
なお、編集の種類を増やす場合は、図3のステップS31とステップS32の間に点線で示した処理を挿入すれば良い。また、編集用の前記キー(シーン消去キー、タイトル名変更キー、チャプターマーク追加キー、プレイリスト作成キー、その他の編集キー)は、付設する代わりに、既設のキーを用い且つ何らかの条件で押下するようにしても良い。
【0019】
本発明のDVD記録再生装置は、従来例のように一旦編集モードに入って図11に示す編集(OR)の画面を表示してから編集種類を選択するのでなく、再生モード中に編集用の前記キーが押下された時は、CPUに割り込んで再生処理を中断させ所望の編集処理を行い、その際再生動作が必要であれば再生させ、所望の編集処理が終了したら中断させた再生処理を再開させるようにしたので、編集の操作手順が少なくて済み、且つ編集時に必要な再生動作が直ぐ出来る。
【0020】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明は、編集の操作手順が少なくて済み、且つ編集時に必要な再生動作が直ぐ出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のDVD記録再生装置の構成を示す図である。
【図2】本発明のDVD記録再生装置の動作のフローチャートを示す図である。
【図3】本発明の編集処理動作のフローチャート(1)を示す図である。
【図4】本発明の編集処理動作のフローチャート(2)を示す図である。
【図5】DVD記録再生装置の従来例の構成を示す図である。
【図6】DVD記録再生装置の従来例の動作のフローチャートを示す図である。
【図7】従来例の選択処理動作のフローチャートを示す図である。
【図8】従来例の編集処理動作のフローチャートを示す図である。
【図9】従来例のディスクナビ画面を示す図である。
【図10】従来例の再生選択画面を示す図である。
【図11】従来例の編集画面選択画面を示す図である。
【図12】従来例の編集選択画面を示す図である。
【符号の説明】
1 制御部
2 映像音声源
3 符号化復号化部
4 バッファメモリ部
5 DVD記録再生部
6 DVD
7 制御部
Claims (2)
- 制御部と、映像音声源と、符号化復号化部と、バッファメモリ部と、DVD記録再生部から構成されるDVD記録再生装置であって、
制御部は、録画キーが押下された時は録画処理を行い、再生キーが押下された時は再生処理を行うと共に編集処理を行い、メニューキーが押下された時は選択処理を行った後、再生処理を行うと共に編集処理を行うように制御し、
前記編集処理は、編集用のキーが押下されると、再生処理を中断してそのキーに対応する編集処理を行い、編集処理が終了すると再生処理を再開する、
ことを特徴とするDVD記録再生装置。 - 請求項1に記載されたDVD記録再生装置において、
前記編集処理は、シーン消去処理、タイトル名変更処理、チャプターマーク追加処理、プレイリスト作成処理がふくまれる、
ことを特徴とするDVD記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002311442A JP2004147202A (ja) | 2002-10-25 | 2002-10-25 | Dvd記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002311442A JP2004147202A (ja) | 2002-10-25 | 2002-10-25 | Dvd記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004147202A true JP2004147202A (ja) | 2004-05-20 |
Family
ID=32456662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002311442A Pending JP2004147202A (ja) | 2002-10-25 | 2002-10-25 | Dvd記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004147202A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1724669A1 (en) * | 2005-05-10 | 2006-11-22 | Ming-Chiao Ho | Press key operating type optical disk duplicating system |
WO2007074621A1 (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Pioneer Corporation | 光ディスク再生装置および再生方法 |
WO2011102116A1 (ja) * | 2010-02-16 | 2011-08-25 | クラリオン株式会社 | オーディオ装置、オーディオシステム、及び、オーディオ装置の制御方法 |
-
2002
- 2002-10-25 JP JP2002311442A patent/JP2004147202A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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