JP2006190471A - 音響再生装置、および音響再生方法 - Google Patents

音響再生装置、および音響再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シャッフルの単位としてアルバム選定を可能とし、ユーザの好みに合ったミュージックの再生を実現する。
【解決手段】ミュージックが格納されている記録媒体から所定のミュージックを読み出して再生する音響再生方法であって、シャッフルの単位として曲またはアルバムのユーザ設定を可能とし、シャッフルの単位としてアルバムの設定がなされていると認識される場合には、再生した曲が含まれるアルバムの全ての曲を順序通り再生し、次に別のアルバムがランダムに選択され、この別のアルバムの全ての曲を順序通りに再生する。
【選択図】図8

Description

本発明は、音響再生装置等に関し、より詳しくはランダム再生可能な音響再生装置等に関する。
従来の音響再生装置では、CD(Compact Disk)やMD(Mini Disk)等の記録媒体に録音された曲を再生する際に、録音された曲をランダムに再生するランダム再生を行なうことが可能に構成されている。特に、車載用の音響再生装置では、車を運転中に曲を選択するという行為は安全性にも影響があるため、ランダム再生が利用されることが多い。かかるランダム再生では、再生する対象の範囲を限定して指定することはできるものの、ランダムに選択する対象は1曲毎に限られていた。
ここで、従来技術として、再生の対象となるミュージックファイルをランダムに選択する場合、まず、各ミュージックファイルを直接格納している各領域(フォルダ)のうちから1つをランダムに選択し、その選択されたフォルダに格納されている各ミュージックファイルのうちから再生の対象とする1つのミュージックファイルを選択して再生し、そのミュージックファイルを再生した後は、再度フォルダの選択から開始してミュージックファイルを1つずつランダムに再生する技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−269958号公報(第3−5頁、図1)
しかしながら、従来のCDやMD等の小容量の記録媒体を再生する再生装置では、1曲毎のランダム再生ができれば十分であったが、昨今のDVD(Digital Versatile Disc)やハードディスク等の大容量ストレージ装置を利用した音響再生装置では大量のアルバムが記録できるようになったため、1曲毎のランダム再生に加えてアルバムまたはフォルダ単位でのランダム再生のニーズが高まっている。
特に車載用の音響再生装置では、多くのアルバムの中から1つのアルバムを選択したり、曲を選択するという行為は、車の運転中であるという観点から安全性に問題があるためランダム再生が利用されることが多いが、従来のランダム再生では1曲単位であったため、好きな曲が再生され、このアルバムを全部聴きたいと思った場合には、ランダム再生モードを解除し、そのアルバムを聴き終わった後、再びランダム再生モードに戻すという面倒な操作が必要であった。このため、アルバムまたはフォルダ単位でランダム再生を行う機能は運転者にとって利便性が高いが、従来はかかる機能を有する音響再生装置は存在しなかった。
なお、上記の特許文献1に記載された技術では、第1選択手段としてフォルダ毎の選択を行い、次に第2選択手段として選択されたフォルダの中から1つのミュージックファイルを選択するというランダム再生を繰り返し、同一のフォルダ内のミュージックファイルが連続して選択されることを極力避けるようにした1曲毎のランダム再生装置であり、アルバムまたはフォルダ単位でのランダム再生を行うための有効な技術は開示されていない。
そこで本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたものであり、その目的とするところは、シャッフルの単位として「アルバム」の選定を可能とし、ユーザの好みに合ったミュージックの再生を実現することにある。
かかる目的のもと、本発明の音響再生装置は、複数のミュージックファイルが階層的に記録された音響ソース源においてミュージックファイルを一まとめに再生するミュージックファイル群の単位を指定し、指定された単位でミュージックファイル群をランダムに選択して、この選択されたミュージックファイル群に含まれるミュージックファイルの全てを再生することを特徴としている。また、音響ソース源は、フォルダと、フォルダに形成されたアルバムと、アルバムに形成されたミュージックファイルとが階層的に形成され、一まとめに再生するミュージックファイル群の単位としてミュージックファイル、アルバム、またはフォルダを指定できることを特徴とすることができる。特に、一まとめに再生するミュージックファイル群の単位としてフォルダが指定された場合に、選択されたミュージックファイル群からアルバムをランダムに選択し、選択されたアルバム毎にミュージックファイルを再生することを特徴とすることもできる。
また、ミュージックファイル群の選択領域を指定することを特徴とすることができる。特に、フォルダと、フォルダに形成されたアルバムと、アルバムに形成されたミュージックファイルとが階層的に形成された音響ソース源に対して、アルバム、フォルダ、または音響ソース源の全ての領域をミュージックファイル群の選択領域として指定することができることを特徴とすることができる。
さらに、選択されたミュージックファイル群に含まれるミュージックファイルを再生するに際し、ミュージックファイル群に含まれるミュージックファイルを記録された順番に再生することを特徴とすることができる。また、選択されたミュージックファイル群に含まれるミュージックファイルをランダムに再生することを特徴とすることもできる。
また、本発明は、ミュージックが格納されている記録媒体から所定のミュージックを再生する音響再生装置であって、シャッフルの単位として曲またはアルバムを設定する設定手段と、この設定手段によりシャッフルの単位としてアルバムの設定がなされている場合に、アルバムの全ての曲を順序通りに再生し、次にランダムに別のアルバムを選択しこの別のアルバムの全ての曲を順序通りに再生する再生手段とを含んで構成される。本発明は、例えば、図8に示されるような処理として実現できる。
ここで、この設定手段により曲の設定がなされている場合に、曲をシャッフルして再生する曲設定時再生手段を更に備えたことを特徴とすることができる。
また、設定手段は、1曲の再生終了前にシャッフルの単位である曲またはアルバムの設定を可能とすることを特徴とすれば、例えば、ユーザが久々に聴いた曲が収録されたアルバムを全部聴きたいと思った場合に、一旦ランダム再生モードをキャンセルし、そのアルバムを再生し終えた際に、再度ランダム再生モードに設定するような面倒な操作が不要となる点で好ましい。
一方、本発明が適用される音響再生装置は、シャッフルの単位として曲またはアルバムを設定する設定手段と、この設定手段によりシャッフルの単位としてアルバムの設定がなされている場合に、アルバムの全ての曲が再生終了しているか否かを判断する判断手段と、この判断手段により全ての曲が再生終了していないと判断される場合にこのアルバム内の次の曲を再生し、このアルバムの全ての曲が再生終了したと判断される場合にランダムに別のアルバムを選択し最初の曲を再生する再生手段とを含んで構成される。
ここで、この再生手段は、この別のアルバムの全ての曲を順序通りに再生することを特徴とすることができる。
また、設定手段は、設定のためのユーザインターフェースとしてメニュー画面を表示し、このメニュー画面は、設定された結果としてシャッフルさせる単位である曲またはアルバムの表示の色を変化させて表示することを特徴とすることができる。
また、本発明は、ミュージックが格納されている記録媒体から所定のミュージックを読み出して再生する音響再生方法であって、シャッフルの単位として曲またはアルバムのユーザ設定を可能とするメニュー画面を表示し、シャッフルの単位としてアルバムの設定がなされていると認識される場合には、再生した曲が含まれるアルバムの全ての曲を順序通り再生し、次に別のアルバムがランダムに選択され、この別のアルバムの全ての曲を順序通りに再生することを特徴としている。
また、シャッフルの単位として曲の設定がなされていると認識される場合には、ランダムに曲を選択して再生することを特徴とすることができる。
さらに、本発明をプログラムとして捉え、複数のミュージックファイルが階層的に記録された音響ソース源においてミュージックファイルを一まとめに再生するミュージックファイル群の単位を指定する再生単位指定機能と、再生単位指定機能により指定された単位でミュージックファイル群をランダムに選択するミュージックファイル群選択機能と、ミュージックファイル群選択機能により選択されたミュージックファイル群に含まれるミュージックファイルの全てを再生する再生機能とを実現させることを特徴としている。
また、ミュージックファイル群の選択領域を指定する選択領域指定機能をさらに含むことを特徴とすることができる。さらに、再生単位指定機能において、フォルダと、フォルダに形成されたアルバムと、アルバムに形成されたミュージックファイルとが階層的に形成された音響ソース源からフォルダが指定された場合に、ミュージックファイル群選択機能において選択されたミュージックファイル群からアルバムをランダムに選択するアルバム選択機能をさらに含み、再生機能はアルバム毎にミュージックファイルを再生することを特徴とすることができる。
以上説明したように、本発明によれば、シャッフルの単位としてアルバムを選定することが可能となり、また、アルバムが選定された際に、アルバム毎には順序通りに再生され、再生後、アルバムがランダムに選択されることで、アルバム単位での順序通りの再生を確保した状態にて、ユーザの好みに合ったミュージックの再生を実現することが可能となった。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明について詳細に説明する。
図1に示すものは、本実施の形態における音響再生装置の構成を説明するブロック図である。この音響再生装置1は、ハードディスクやDVD等からなる大量のデータを記録可能な大容量の音響ソース源10、音響ソース源10からの信号を外部に出力する出力装置20、ユーザが音響再生装置1の動作状態を把握し、かつ音響再生装置1を操作するためのユーザインターフェース(UI)30、音響再生装置1全体を制御するシステム制御部40を備えている。
音響ソース源10は、音響ソースとしてのミュージックファイルを階層構造に記録している。図2は、ミュージックファイルを階層構造に記録した音響ソース源10の内部構成の一例を説明する図である。図2に示すように、音響ソース源10には、複数のフォルダが形成され、各フォルダ毎に1または複数のアルバムが形成されている。ここでアルバムとは、1または複数の曲(ミュージックファイル)を一まとめにしたミュージックファイル群を形成する集合をいい、一般的にはCD1枚分を1アルバムという。また、フォルダとは1または複数のアルバムを一まとめにしたミュージックファイル群を形成する集合をいう。
すなわち、音響ソース源10では、第1の階層として複数のフォルダが形成され、第2の階層として各フォルダの中にアルバムが記録され、さらに第3の階層として各アルバムの中に音響ソースファイルとしてのMusicが記録されている。
図2に示した音響ソース源10の内部構成例においては、音響ソース源10に配設されているハードディスク(メインフォルダ)には、フォルダ1、2、…、nのn個のフォルダが形成されている。フォルダ1にはアルバム1a、1b、…、1mが記録され、フォルダ2にはアルバム2a、2b、…、2pが記録されている。フォルダ3〜nについても同様である。さらに、アルバム1aにはミュージックファイルMusic−1a1、Music−1a2、…、Music−1ax、アルバム1bにはミュージックファイルMusic−1b1、Music−1b2、…、Music−1by、またアルバム2aにはミュージックファイルMusic−2a1、Music−2a2、…、Music−2azが記録されている。その他のアルバムについても同様である。
なお、図2に示した構成例に加えて、フォルダの中にさらにフォルダを形成した構成をとることも可能である。
出力装置20は、音響ソース源10から出力された信号をスピーカ、外部アンプ、ヘッドフォン等に出力できる信号に変換する装置である。出力装置20にスピーカを配設して、直接的に音として外部に出力するように構成することも可能である。
ユーザインターフェース30は、表示部と操作部とで構成され、ユーザが表示部での表示に基づいて音響再生装置1の動作状態を把握したり、ユーザの意思に基づいて操作部から音響再生装置1を操作するユニットである。例えば、表示部では、音量レベル、低音・高音レベル、前後左右の音量バランス等が表示される。また、操作部では、電源スイッチ、ランダム再生モードの変更入力等の各種入力が行える。なお、表示部を液晶モニターで構成し、表示部の表示画面にタッチパネル、タッチスクリーン等を含むタブレットを使用し、画面に触れることで上記の各種入力を行えるように構成して、表示部と操作部とを一体的に構成してもよい。また、操作部としてジョグダイアル等で構成されるリモートコントローラ等を用いて、表示部と操作部とを別体構成とすることもできる。
システム制御部40は、マイクロコンピュータで構成されている。そしてユーザインターフェース30から入力された信号により、音響ソース源10に対し曲を選択して再生したり、曲の早送りやリバースを行ったり、さらに次に説明する曲のランダム再生についての制御等を行う。また出力装置20に対し出力レベルや音質等の変更を行ったり、またユーザインターフェース30に表示内容を送信する。このように、システム制御部40は音響再生装置1全体をコントロールしている。
次に、システム制御部40が行うランダム再生について説明する。本実施の形態では、ランダム再生を行う単位として1曲毎に加えて、アルバムまたはフォルダを一単位としてアルバム毎またはフォルダ毎に行うことが可能である。すなわち、1サイクルで再生するミュージックファイル群の単位として、1ミュージックファイル、アルバム、フォルダのいずれかを選択することができる。ここで、アルバム毎のランダム再生をシャッフル・アルバム(SHUF−A)、フォルダ毎のランダム再生をシャッフル・フォルダ(SHUF−F)と表記する。システム制御部40では、ユーザインターフェース30からの入力により、1曲毎にランダム再生を行うモードに加えて、SHUF−Aを行うSHUF−Aモード、およびSHUF−Fを行うSHUF−Fモードを設定することができる。
図3は、システム制御部40がSHUF−Aを行う場合の処理の流れを示すフローチャートであり、図4は、システム制御部40がSHUF−Fを行う場合の処理の流れを示すフローチャートである。図3に示すように、SHUF−Aでは、まず現在選択されている曲の再生を行い(S101)、その曲の再生が終了したかどうかを判断し(S102)、終了していない場合には引き続き再生を行う。終了した場合にはユーザがSHUF−Aモードを指定しているかどうかを判断する(S103)。SHUF−Aモードに設定されていない場合には、通常次に再生する曲(アルバム内を全曲再生し終えた場合には、次のアルバムへ移動し、そのアルバムの最初の曲)へ移動し(S104)、ステップS101に戻りその曲を再生する。
SHUF−Aモードに設定されている場合には、それまでに再生してきたアルバム内の曲を全曲再生し終えたかどうかを判断し(S105)、そのアルバム内に未だ再生されていない曲がある場合にはそのアルバム内の次の曲に移動して(S106)、ステップ101に戻りその曲を再生する。
アルバム内の全曲を再生し終えた場合には、次に再生するアルバムをランダムに選択し(S107)、そのアルバム内の最初の曲へ移動し(S108)、ステップ101に戻りその曲を再生する。
なお、本実施の形態のSHUF−Aでは、ステップ106においてアルバム内の次の曲を選択する際にアルバムに収録された曲の順に選択したが、そのアルバム内をランダムに選曲することによりアルバム内をシャッフルし、アルバム内の全曲の再生の終了後に次のアルバムを選択する(S107)ことも可能である。
次に、図4に示すように、SHUF−Fでは、まず現在選択されている曲の再生を行い(S201)、その曲の再生が終了したかどうかを判断し(S202)、終了していない場合には引き続き再生を行う。終了した場合には現在ユーザがSHUF−Fモードを設定しているかどうかを判断する(S203)。SHUF−Fモードに設定されていない場合には、通常次に再生する曲(フォルダ内を全曲再生し終えた場合には、次のフォルダへ移動し、そのフォルダの最初の曲)へ移動し(S204)、ステップS201に戻りその曲を再生する。
SHUF−Fモードに設定されている場合には、それまでに再生してきたフォルダ内の曲を全曲再生し終えたかどうかを判断し(S205)、そのフォルダ内に未だ再生されていない曲がある場合にはそのフォルダ内の次の曲に移動して(S206)、ステップ201に戻りその曲を再生する。ここで、フォルダ内に複数のアルバムが含まれる場合には、予め設定されたアルバムの順に先頭の曲から順に移動するように再生する。
フォルダ内の全曲を再生し終えた場合には、次に再生するフォルダをランダムに選択し(S207)、そのフォルダ内の最初の曲へ移動し(S208)、ステップ201に戻りその曲を再生する。
なお、本実施の形態のSHUF−Fでは、ステップ206においてフォルダ内の次の曲を選択する際にフォルダに収録された曲の順に選択し、フォルダ内に複数のアルバムが含まれる場合には、予め設定されたアルバムの順に先頭の曲から順に移動して再生するように構成したが、そのフォルダ内においてランダムに選曲することによりフォルダ内をシャッフルし、フォルダ内の全曲の再生の終了後に次のフォルダを選択する(S207)ことも可能である。
また、ステップ206においてフォルダ内のアルバムをランダムに選択してフォルダ内をアルバム単位でシャッフルし、その選択されたアルバムを収録された曲の順に再生したり、さらにその選択されたアルバム内でランダムに選曲することによりアルバム内をシャッフルして再生することも可能である。そしてフォルダ内の全曲の再生の終了後に次のフォルダを選択する(S207)。
次に、ユーザがランダム再生モードを選択する際の手順を説明する。ここでは、1曲毎にランダム再生するモードとアルバム毎にランダム再生するモード(SHUF−A)とを有する場合を説明する。ここで、1曲毎にランダム再生するモードをシャッフル・ワンソング(SHUF−1)と表記する。
図5は、SHUF−1を選択した場合のユーザインターフェース30に表示されるメニュー画面を示したものである。まず、ユーザインターフェース30の表示画面には、図5(a)に示したように、シャッフルさせる最小単位を指定するメニュー画面が表示され、SHUF−1を選択した場合には、「One Song」の表示の色が変化する。図中では、色の変化を斜線掛けで表示している(以下、同様に表示する)。このようにシャッフルさせる最小単位が指定されたら、次に表示画面にはシャッフルさせる範囲を指定するメニュー画面が表示される。図5(b)は、シャッフルさせる範囲として「Album」を選択した場合を示している。この場合には、まずアルバムがランダムに選択されるかまたはユーザによって指定され、そのアルバム内で1曲がランダムに選択され、再生されることを繰り返す。
ここで、図5(b)において、「All」とは音響ソース源10に記録されている全ての曲がランダム再生の対象となる領域であることを示し、「Folder」とはランダムに選択されるかまたはユーザによって指定されたフォルダの中がランダム再生の対象となる領域であることを示し、「Album」とはランダムに選択されるかまたはユーザによって指定されたアルバムの中がランダム再生の対象となる領域であることを示し、「Off」とはランダム再生モードを停止させることを示している。以下、同様である。
図6は、SHUF−Aを選択した場合のユーザインターフェース30に表示されるメニュー画面を示したものである。この場合には、ユーザインターフェース30の表示画面には、図6(a)に示したように、シャッフルさせる最小単位を指定するメニュー画面において、SHUF−Aを選択した場合の、「Album」の表示の色が変化する。次に表示画面にはシャッフルさせる範囲を指定するメニュー画面が表示されるが、その際SHUF−Aを選択しているため、「Album」を選択するのは意味がないので、「Album」が選択できないことを表示するべく、図6(b)に示したように「Album」をトーンダウンで表示するか、または図6(c)に示したように「Album」を表示しない。したがって、ユーザは、シャッフルさせる範囲を指定するメニュー画面のうち、「All」、「Folder」、または「Off」のいずれかを選択することになり、図6(b)、(c)では、「Folder」を選択した場合を示している。
したがって、この場合には、まずフォルダがランダムに選択されるかまたはユーザによって指定され、そのフォルダ内でアルバムがランダムに選択され、その選択されたアルバム内の全曲が順に、またはランダムに選択されて再生される。そのアルバムが全曲再生された後に、さらにそのフォルダ内でアルバムがランダムに選択され、フォルダ内の全アルバムの再生が終了するまで、この動作が繰り返される。
ここで、シャッフルさせる範囲の指定を行う際に、システム制御部40が行うメニュー画面の表示の手順を説明する。なお、ここでは、1曲毎にランダム再生するモードとアルバム毎にランダム再生するモードとを有する場合を説明する。
図7は、シャッフルさせる範囲の指定を行う際のメニュー画面の表示の流れを説明するフローチャートである。まず、シャッフルさせる最小単位の指定を選択するメニュー画面が表示される(S301)。すなわち、シャッフルさせる最小単位の指定を優先して行い、「Album」と「One Song」との中からいずれかを選択することができる。次に、「One Song」すなわち1曲が選択された場合には、シャッフルさせる範囲を指定する画面として、「All」、「Folder」、「Album」、「Off」が表示される(S302)。一方、「Album」すなわちアルバムが選択された場合には、シャッフルさせる範囲を指定する画面として、「All」、「Folder」、「Off」が表示される(S303)。
次に、SHUF−1とSHUF−Aとを選択する機能を有する場合のシステム制御部40が行うランダム再生処理について説明する。図8は、ユーザがSHUF−1とSHUF−Aとのいずれかを選択する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
図8に示すように、ランダム再生モードが選択された場合、まず、ユーザインターフェース30にはシャッフルさせる最小単位を指定するメニュー画面が表示され、シャッフルさせる最小単位が設定される(S401)。次に、選択された最小単位に対応してシャッフルさせる範囲の指定をするメニュー画面が表示され、シャッフルする範囲の設定が行われる(S402)。
その次に、現在再生されている曲の再生が終了したかどうかを判断し(S403)、終了していない場合には引き続き再生を行う。終了した場合には、ステップ401においてユーザにより指定されたシャッフルさせる最小単位が1曲単位かアルバム単位かを判定する(S404)。ここでSHUF−1が指定されている場合には、ステップ402において指定されたシャッフルさせる範囲を判定し、その指定された範囲の中でランダムに曲を選択し、その曲を再生する(S405)。
ステップ404においてSHUF−Aが指定されている場合には、現在再生されている曲が収録されたアルバム内の曲が全て再生されたかどうかを判断する(S406)。ステップ406においてアルバム内の曲に未だ再生されていない曲がある場合には、そのアルバム内の次に収録されている曲を再生する(S407)。一方、アルバム内に収録された曲の全ての再生が終了したと判断された場合には、ステップ402において指定されたシャッフルさせる範囲の中でランダムにアルバムを選択し、そのアルバムの最初の曲から再生を開始し、収録された曲を全て再生する(S408)。そして、指定された範囲内のアルバムが全て再生されるまで、ランダムにアルバムが選択され、再生される。
なお、上記の実施の形態では、シャッフルさせる最小単位の指定を選択した後、シャッフルさせる範囲を指定するように構成したが、シャッフルさせる最小単位の指定を選択した後、シャッフルさせる範囲を音響ソース源10に記録された全領域に自動的に設定するように構成することも可能である。
このように、本実施の形態では、1サイクルで再生するミュージックファイル群の単位としてアルバム単位またはフォルダ単位でのランダム再生を行うことが可能となるように構成することで、従来の1曲毎のランダム再生のように、例えばユーザが久々に聴いた曲が収録されたアルバムを全部聴きたいと思った場合に、一旦ランダム再生モードをキャンセルし、そのアルバムを再生し終えた際に、再度ランダム再生モードに設定するような面倒な操作が不要となった。さらに、ユーザは様々なバリエーションのランダム再生を選択することが可能となり、好みに合った再生方法を楽しむことが可能となった。
本発明の音響再生装置の構成を説明するブロック図である。 ミュージックファイルを階層構造に記録した音響ソース源の内部構成の一例を説明する図である。 SHUF−Aを行う場合の処理の流れを示すフローチャートである。 SHUF−Fを行う場合の処理の流れを示すフローチャートである。 1曲毎にランダム再生するモードを選択した場合のメニュー画面を示した図である。 アルバム毎にランダム再生するモードを選択した場合のメニュー画面を示した図である。 シャッフルさせる範囲の指定を行う際のメニュー画面の表示の流れを説明するフローチャートである。 1曲毎のランダム再生モードとアルバム毎のランダム再生モードとを選択する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10…音響ソース源、20…出力装置、30…ユーザインターフェース、40…システム制御部

Claims (8)

  1. ミュージックが格納されている記録媒体から所定のミュージックを再生する音響再生装置であって、
    シャッフルの単位として曲またはアルバムを設定する設定手段と、
    前記設定手段によりシャッフルの単位としてアルバムの設定がなされている場合に、アルバムの全ての曲を順序通りに再生し、次にランダムに別のアルバムを選択し当該別のアルバムの全ての曲を順序通りに再生する再生手段と
    を含む音響再生装置。
  2. 前記設定手段により曲の設定がなされている場合に、曲をシャッフルして再生する曲設定時再生手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の音響再生装置。
  3. 前記設定手段は、1曲の再生終了前にシャッフルの単位である曲またはアルバムの設定を可能とすることを特徴とする請求項1記載の音響再生装置。
  4. ミュージックが格納されている記録媒体から所定のミュージックを再生する音響再生装置であって、
    シャッフルの単位として曲またはアルバムを設定する設定手段と、
    前記設定手段によりシャッフルの単位としてアルバムの設定がなされている場合に、アルバムの全ての曲が再生終了しているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により全ての曲が再生終了していないと判断される場合に前記アルバム内の次の曲を再生し、当該アルバムの全ての曲が再生終了したと判断される場合にランダムに別のアルバムを選択し最初の曲を再生する再生手段と
    を含む音響再生装置。
  5. 前記再生手段は、前記別のアルバムの全ての曲を順序通りに再生することを特徴とする請求項4記載の音響再生装置。
  6. 前記設定手段は、設定のためのユーザインターフェースとしてメニュー画面を表示し、当該メニュー画面は、設定された結果としてシャッフルさせる単位である曲またはアルバムの表示の色を変化させて表示することを特徴とする請求項4記載の音響再生装置。
  7. ミュージックが格納されている記録媒体から所定のミュージックを読み出して再生する音響再生方法であって、
    シャッフルの単位として曲またはアルバムのユーザ設定を可能とするメニュー画面を表示し、
    シャッフルの単位としてアルバムの設定がなされていると認識される場合には、再生した曲が含まれるアルバムの全ての曲を順序通り再生し、次に別のアルバムがランダムに選択され、当該別のアルバムの全ての曲を順序通りに再生することを特徴とする音響再生方法。
  8. シャッフルの単位として曲の設定がなされていると認識される場合には、ランダムに曲を選択して再生することを特徴とする請求項7記載の音響再生方法。
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