JP2003203463A - データ再生装置 - Google Patents

データ再生装置

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JP2003203463A
JP2003203463A JP2002000798A JP2002000798A JP2003203463A JP 2003203463 A JP2003203463 A JP 2003203463A JP 2002000798 A JP2002000798 A JP 2002000798A JP 2002000798 A JP2002000798 A JP 2002000798A JP 2003203463 A JP2003203463 A JP 2003203463A
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JP2002000798A
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Takayuki Tanaka
隆之 田中
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の楽曲が録音された記録メディアを対象
として、簡易な操作により常に所望の1或いは複数の楽
曲を再生することが出来るデータ再生装置を提供する。 【解決手段】 本発明に係るデータ再生装置1は、記録
メディア2の装填が可能であって、データの再生が可能
な記録再生回路11、複数のプリセットキーを具えたキー
入力装置16及び制御回路15を具えている。ユーザ操作に
応じて各プリセットキーと各プリセットキーが操作され
たときに再生すべき1或いは複数の楽曲を特定するため
の特定情報とを含むテーブルデータが記録されている記
録メディア2が装填されている状態で、プリセットキー
が操作されたとき、制御回路15は、記録メディア2に記
録されているテーブルデータに基づき該キーに対する操
作に応じて再生すべき1或いは複数の楽曲を特定し、該
楽曲の再生を記録再生回路11に指令する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録メディアの装
填が可能であって、記録メディアに記録されている複数
の一連データを再生することが可能なデータ再生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、予め所望の複数のチャンネル
を登録(プリセット)しておき、これらのチャンネルの中
から1つのチャンネルを簡易な操作によって選局するこ
とが可能なプリセット機能付ラジオ受信機が知られてい
る。複数のプリセットキーを具えたラジオ受信機におい
ては、聴取者は予め各プリセットキーに所望の1つのチ
ャンネルを登録しておき、所望の1つのチャンネルを選
局せんとする際には、該チャンネルのプリセットキーを
操作することによって該チャンネルを選局することが出
来る。ところで、上記プリセット機能をCDやCD−R
等のディスクに記録されている音響データの再生が可能
な音響再生装置に実現することが考えられる。この種の
音響再生装置においては、例えば、予め各プリセットキ
ーに1つの楽曲の曲番が登録され、プリセットキーが操
作されたときに該プリセットキーに登録された曲番を有
する楽曲の再生が開始される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記プ
リセット機能を有する音響再生装置においては、装置本
体に装填されているディスクがプリセットキーに対する
曲番の登録の際に装填されていたディスクである場合に
は、プリセットキーに対する操作によって所望の楽曲の
再生を開始させることが出来るが、プリセットキーに対
する曲番の登録の際に装填されていたディスクでない場
合には、所望の楽曲の曲番はディスク毎に異なるため、
所望の楽曲の曲番が何れのプリセットキーにも登録され
ていない場合があり、この場合、プリセットキーに対す
る操作によって所望の楽曲の再生を開始させることが出
来ない問題がある。本発明の目的は、複数の一連データ
が記録された記録メディアを対象として、簡易な操作に
より常に所望の1或いは複数の一連データを再生するこ
とが出来るデータ再生装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】そこで、ディスク毎に各プ
リセットキーに所望の楽曲の曲番を登録する音響再生装
置が考えられる。この種の音響再生装置においては、例
えば、ユーザによる情報入力操作に応じて、各プリセッ
トキーの識別情報と各プリセットキーが操作されたとき
に再生すべき1つの楽曲の曲番とを含むキー登録テーブ
ルデータがディスク毎に作成され、各ディスクのキー登
録テーブルデータは内蔵メモリに格納される。その後、
プリセットキーが操作されたときには、装置本体に装填
されているディスクについてのキー登録テーブルデータ
に基づいて、該プリセットキーに割り当てられた曲番が
特定され、特定された曲番を有する楽曲の再生が開始さ
れる。
【0005】しかしながら、ディスク毎に各プリセット
キーに所望の楽曲の曲番を登録する音響再生装置におい
ては、ディスク毎に作成されたキー登録テーブルデータ
が装置本体の内蔵メモリに格納されるため、格納可能な
キー登録テーブルデータの数が内蔵メモリの容量によっ
て制限される問題がある。そこで、本発明者らは、かか
る問題を解決すべく鋭意研究を行なった結果、各ディス
クのキー登録テーブルデータを各ディスクに記録するこ
とに想到し、本発明の完成に至った。
【0006】本発明に係るデータ再生装置は、記録メデ
ィアの装填が可能であって、記録メディアに記録されて
いる複数の一連データの内、所望の1或いは複数の一連
データを再生する際に操作すべき1或いは複数の再生キ
ーを具えている。そして、該データ再生装置は、各再生
キーの識別情報と各再生キーが操作されたときに再生す
べき1或いは複数の一連データを特定するための特定情
報とを含むキー登録テーブルデータが記録されている記
録メディアが装填されている状態で、前記1或いは複数
の操作キーの内、何れか1つの再生キーが操作されたと
き、該記録メディアに記録されているキー登録テーブル
データに基づいて、該記録メディアに記録されている複
数の一連データの中から該再生キーに対する操作に応じ
て再生すべき1或いは複数の一連データを特定し、特定
した1或いは複数の一連データの再生を開始させる。
【0007】ユーザは、本発明に係るデータ再生装置を
用いて記録メディアに記録されている複数の一連データ
を再生するに際して、予め、各再生キーに所望の1或い
は複数の一連データを割り当てるための操作を行なっ
て、各再生キーの識別情報と各再生キーが操作されたと
きに再生すべき1或いは複数の一連データを特定するた
めの特定情報とを含むキー登録テーブルデータを記録メ
ディアに記録しておく。その後、ユーザは、該記録メデ
ィアに記録されている複数の一連データの内、所望の1
或いは複数の一連データを再生せんとする際、該所望の
1或いは複数の一連データが割り当てられた1つの再生
キーに対して操作を行なう。該操作が行なわれると、記
録メディアに記録されているキー登録テーブルデータに
基づいて、該記録メディアに記録されている複数の一連
データの中から前記再生キーに対する操作に応じて再生
すべき1或いは複数の一連データが特定され、特定され
た1或いは複数の一連データの再生が開始される。この
様にして、前記所望の1或いは複数の一連データの再生
が開始されることになる。本発明に係るデータ再生装置
によれば、記録メディア毎に記録されているキー登録テ
ーブルデータに基づいて、ユーザによる再生キーに対す
る操作に応じて再生すべき1或いは複数の一連データが
特定されるので、再生キーに対する簡易な操作によって
常に所望の1或いは複数の一連データを再生することが
出来る。又、各記録メディアのキー登録テーブルデータ
は各記録メディアに記録されるので、記録メディアを交
換すれば、キー登録テーブルデータを無制限に記録する
ことが出来る。従って、キー登録テーブルデータが内蔵
メモリに格納される上記音響再生装置の様に格納可能な
キー登録テーブルデータの数が内蔵メモリの容量によっ
て制限されることはない。
【0008】具体的には、ユーザによる情報入力操作に
応じて、各再生キーの識別情報と各再生キーが操作され
たときに再生すべき1或いは複数の一連データを特定す
るための特定情報とを含むキー登録テーブルデータを作
成し、作成したキー登録テーブルデータを装填されてい
る記録メディアに書き込む書込み手段を具えている。
【0009】上記具体的構成においては、ユーザが各再
生キーに所望の1或いは複数の一連データを割り当てる
べく情報入力操作を行なうと、該操作に応じて、各再生
キーの識別情報と、各再生キーが操作されたときに再生
すべき1或いは複数の一連データを特定するための特定
情報とを含むキー登録テーブルデータが作成され、該キ
ー登録テーブルデータは、装填されている記録メディア
に記録される。この様にして、各記録メディアのキー登
録テーブルデータは各記録メディアに記録されるので、
記録メディアを交換すれば、キー登録テーブルデータを
無制限に記録することが出来る。
【0010】又、具体的には、データ表示装置と、記録
メディアが装填されたときに該記録メディアに記録され
ているキー登録テーブルデータに誤りがあるか否かを判
断する判断手段と、キー登録テーブルデータに誤りがあ
ると判断された場合に、その旨をデータ表示装置に表示
する表示処理手段とを具えている。
【0011】上記具体的構成においては、記録メディア
に記録されているキー登録テーブルデータに誤りがある
場合、その旨がデータ表示装置に表示されるので、ユー
ザはキー登録テーブルデータに誤りがあることを知るこ
とが出来る。従って、ユーザがキー登録テーブルデータ
に誤りがあることを知らずに再生キーに対して操作を行
なうことを防止することが出来る。
【0012】更に具体的には、キー登録テーブルデータ
を表示する際に操作すべき表示キーを具え、前記表示処
理手段は、記録メディアが装填されている状態で表示キ
ーが操作されたとき、該記録メディアに記録されている
キー登録テーブルデータをデータ表示装置に表示する。
【0013】上記具体的構成においては、ユーザは表示
キーを操作することによってキー登録テーブルデータを
データ表示装置に表示させれば、各再生キーの登録内容
を視覚的に確認することが出来る。
【0014】
【発明の効果】本発明に係るデータ再生装置によれば、
簡易な操作によって常に所望の1或いは複数の一連デー
タを再生することが出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を音響記録再生装置
に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明す
る。図1は、本発明に係る音響記録再生装置の構成を表
わしている。本発明に係る音響記録再生装置は、記録メ
ディア(2)としてCD及びCD−Rを互換性をもって装
填可能であって、CD−Rに対するデジタル音響データ
の記録が可能であると共にCD及びCD−Rに記録され
ているデジタル音響データの再生が可能な記録再生回路
(11)、MPEG1オーディオ方式の1つの方式であるM
P3方式による圧縮処理や伸長処理等を行なうと共にデ
ジタルデータをアナログ信号に変換する信号処理回路(1
2)、アナログ信号を増幅するアンプ回路(13)、及びスピ
ーカ(14)が直列に接続されている。記録再生回路(11)及
び信号処理回路(12)には、マイクロコンピュータからな
る制御回路(15)が接続されており、制御回路(15)によっ
て、これらの回路(11)(12)の動作が制御されている。制
御回路(15)には、キー入力装置(16)及びディスプレイ(1
7)が接続されており、キー入力装置(16)には、所望の1
或いは複数の楽曲を再生する際に操作すべき6つのプリ
セットキー(図示省略)や後述のプリセットファイルの内
容をディスプレイ(17)に表示する際に操作すべき表示キ
ー(図示省略)が配備されている。又、ディスプレイ(17)
には、プリセットファイルの内容や後述のエラーメッセ
ージが表示される。
【0016】上記音響記録再生装置においては、CD−
Rの論理フォーマットとして、CD−ROMの標準論理
フォーマットであるISO9660が採用されており、
CD−Rのリードイン部とリードアウト部の間の信号記
録領域には、システムエリア、ボリューム記述子記録エ
リア、パステーブル記録エリア及びファイル記録エリア
が設けられる。ボリューム記述子記録エリアには、ファ
イルシステムの識別情報やボリュームの大きさ等のボリ
ューム記述子が記録され、ファイル記録エリアには、後
述の音楽ファイル、プレイリストファイル及びプリセッ
トファイルが記録される。パステーブル記録エリアに
は、各ファイルの識別情報と各ファイルの記録開始位置
を表わす位置情報とを含むパステーブルが記録され、フ
ァイルの読出しの際には、該パステーブルが参照され
る。
【0017】図2は、CD−Rのファイルシステムの構
造を表わしている。図示の如く、ルートディレクトリ
(“root”)に1或いは複数のファイルが記録されると共
に、ルートディレクトリ(“root”)に複数のフォルダ
(“folder1”、“folder2”、“folder3”・・・)が作
成されて、これらのフォルダに夫々、1或いは複数のフ
ァイルが記録される。上記音響記録再生装置は、CDに
録音されている複数の楽曲の全て或いは一部をCD−R
に録音することが可能であって、CDから読み出された
デジタル音響データは、音楽ファイル(“track1.mp
3”、“track2.mp3”、“track3.mp3”・・・)としてル
ートディレクトリ(“root”)或いは複数のフォルダ(“f
older1”、“folder2”、“folder3”・・・)に記録さ
れる。又、上記音響記録再生装置は、CD−Rに録音さ
れている複数の楽曲をユーザの所望の再生順序に従って
再生することが可能であって、ユーザの入力操作に応じ
て該再生順序を表わすプログラムリストが作成され、該
リストは、プレイリストファイル(“playlist1.m3u”、
“playlist2.m3u”・・・)としてルートディレクトリ
(“root”)或いは複数のフォルダ(“folder1”、“fold
er2”、“folder3”・・・)に記録される。更に、上記
音響記録再生装置は、特徴的構成において、CD−R毎
に各プリセットキーに上述の音楽ファイル、プレイリス
トファイル及びフォルダの内、何れか1つのファイル或
いはフォルダを割り当てることが可能であって、各プリ
セットキーと1つのファイル或いはフォルダとの対応関
係を表わすキー登録テーブルデータは、プリセットファ
イル(“preset.text”)としてルートディレクトリ(“ro
ot”)に記録される。
【0018】図3は、プリセットファイルを構成するキ
ー登録テーブルデータを表わしており、キー登録テーブ
ルデータは、図示の如く、プリセットキーの識別情報
と、特定情報としてのフォルダ名或いはファイル名とを
含む宣言文によって構成されている。尚、キー登録テー
ブルデータのデータ形式としては、図3に示すデータ形
式に限らず、その他の種々のデータ形式を採用すること
が可能である。図3に示す例においては、プリセットキ
ー1(Button1)にはトラック番号が3番の音楽ファイル
(track3.mp3)、プリセットキー2(Button2)にはトラッ
ク番号が15番の音楽ファイル(track15.mp3)、プリセ
ットキー3(Button3)にはフォルダ番号が2番のフォル
ダ(folder2)、プリセットキー4(Button4)にはリスト番
号が1番のプレイリストファイル(playlist1.m3u)、プ
リセットキー5(Button5)にはリスト番号が2番のプレ
イリストファイル(playlist2.m3u)が割り当てられてお
り、プリセットキー6(Button6)にはファイル及びフォ
ルダの何れも割り当てられていない。
【0019】図4は、上記制御回路(15)によって実行さ
れる録音制御手続を表わしている。図示の如く、先ずス
テップS1では、録音設定開始操作が行なわれたか否か
を判断し、ノーと判断された場合はステップS1にて同
じ判断を繰り返す。一方、ユーザがCDに録音されてい
る複数の楽曲の全て或いは一部をCD−Rに録音すべく
録音設定開始操作を行なうと、ステップS1にてイエス
と判断され、ステップS2にて装置本体にCDが装填さ
れているか否かを判断し、ノーと判断された場合はステ
ップS2にて同じ判断を繰り返す。
【0020】装置本体にCDが装填されている場合は、
ステップS2にてイエスと判断され、ステップS3に移
行して、CDに記録されている複数の音楽ファイルの中
からCD−Rに記録せんとする複数の音楽ファイルを選
択する操作が終了したか否かを判断し、ノーと判断され
た場合はステップS3にて同じ判断を繰り返す。前記フ
ァイル選択操作が終了すると、ステップS3にてイエス
と判断されてステップS4に移行し、前記選択された複
数の音楽ファイルの読出しを記録再生回路(11)に指令す
ると共に、記録再生回路(11)が該指令に応じてCDから
読み出した音楽ファイルを内蔵メモリに格納する。この
とき、ユーザによりフォルダ作成操作が行なわれた場合
は、該操作に応じて1或いは複数のフォルダを作成す
る。又、ユーザによりプログラムリスト作成操作が行な
われた場合は、該操作に応じてプログラムリストを作成
し、該リストをプレイリストファイルとして内蔵メモリ
に格納する。
【0021】続いてステップS5では、CDがCD−R
に入れ替えられたか否かを判断し、ノーと判断された場
合はステップS5にて同じ判断を繰り返す一方、イエス
と判断された場合はステップS6に移行して、キー登録
開始操作が行なわれたか否かを判断し、ノーと判断され
た場合は、ステップS7にて、内蔵メモリに格納されて
いる複数の音楽ファイルを記録再生回路(11)に供給する
と共に、CD−Rに対するファイルの記録を記録再生回
路(11)に指令して、上記手続を終了する。ここで、内蔵
メモリにプレイリストファイルが格納されている場合
は、該プレイリストファイルを前記複数の音楽ファイル
と共に記録再生回路(11)に供給する。
【0022】一方、ユーザが各プリセットキーにフォル
ダ或いはファイルを割り当てるべくキー登録開始操作を
行なうと、ステップS6にてイエスと判断されてステッ
プS8に移行し、各プリセットキーについて1つのファ
イル或いはフォルダを選択するプリセット操作が終了し
たか否かを判断し、ノーと判断された場合はステップS
8にて同じ判断を繰り返す。前記プリセット操作が終了
すると、ステップS8にてイエスと判断されてステップ
S9に移行し、前記プリセット操作に応じてキー登録テ
ーブルデータを作成して、該テーブルデータをプリセッ
トファイルとして内蔵メモリに格納する。次にステップ
S10では、内蔵メモリに格納されている音楽ファイル
及びプリセットファイルを記録再生回路(11)に供給する
と共に、CD−Rに対するファイルの記録を記録再生回
路(11)に指令して、上記手続を終了する。ここで、内蔵
メモリにプレイリストファイルが格納されている場合
は、該プレイリストファイルを前記複数の音楽ファイル
と共に記録制御回路(11)に供給する。
【0023】上記手続によれば、ユーザがCDを装置本
体に装填して録音設定開始操作を行なった後、CDに記
録されている複数の音楽ファイルの中からCD−Rに記
録せんとする複数の音楽ファイルを選択する操作を行な
うと、該選択された複数の音楽ファイルがCDから読み
出されて、制御回路(15)の内蔵メモリに格納される。そ
の後、ユーザがCDをCD−Rに入れ替えてキー登録操
作を行なった後、各プリセットキーについて1つのファ
イル或いはフォルダを選択するプリセット操作を行なう
と、該操作に応じてキー登録テーブルデータが作成さ
れ、該テーブルデータがプリセットファイルとして制御
回路(15)の内蔵メモリに格納される。続いて、制御回路
(15)の内蔵メモリに格納されている複数の音楽ファイル
及びプリセットファイルがCD−Rに記録される。これ
に対し、ユーザがキー登録操作を行なわなかった場合
は、制御回路(15)の内蔵メモリに格納されている音楽フ
ァイルのみがCD−Rに記録される。
【0024】図5及び図6は、CD−Rが装置本体に装
填されたときに上記制御回路(15)によって実行される再
生制御手続を表わしている。図示の如く、先ずステップ
S11では、装置本体にCD−Rが装填されたか否かを
判断し、ノーと判断された場合はステップS11にて同
じ判断を繰り返す一方、イエスと判断された場合はステ
ップS12に移行して、パステーブルの読出しを記録再
生回路(11)に指令する。次にステップS13では、CD
−Rから読み出されたパステーブルにプリセットファイ
ルの識別情報が含まれているか否かを判断し、ノーと判
断された場合は、ステップS14に移行して、CD−R
に録音されている複数の楽曲をCD−Rへの録音順序に
従って再生する通常再生の開始を記録再生回路(11)に指
令した後、図6のステップS22に移行する。
【0025】パステーブルにプリセットファイルの識別
情報が含まれている場合は、図5のステップS13にて
イエスと判断されてステップS15に移行し、プリセッ
トファイルの読出しを記録再生回路(11)に指令した後、
ステップS16にて、前記読み出したプリセットファイ
ルの書式にエラーが存在しないかを判断し、イエスと判
断された場合はステップS17に移行して、プリセット
ファイルの内容にエラーが存在しないかを判断する。
【0026】プリセットファイルの書式にエラーが存在
する場合はステップS16にてノーと判断されてステッ
プS18に移行する一方、プリセットファイルの内容に
エラーが存在する場合はステップS17にてノーと判断
されてステップS18に移行する。ステップS18で
は、プリセットファイルの書式或いは内容にエラーが存
在する旨を表わすエラーメッセージをディスプレイ(17)
に表示し、続いてステップS19では、CD−Rに録音
されている複数の楽曲をCD−Rへの録音順序に従って
再生する通常再生の開始を記録制御回路(11)に指令した
後、図6のステップS22に移行する。
【0027】プリセットファイルの書式及び内容にエラ
ーが存在しない場合は、ステップS16及びステップS
17にてイエスと判断されてステップS20に移行し、
プリセットファイルを内蔵メモリに格納する。続いてス
テップS21では、CD−Rに録音されている複数の楽
曲をCD−Rへの録音順序に従って再生する通常再生の
開始を記録制御回路(11)に指令した後、図6のステップ
S22に移行する。
【0028】ステップS22では、キー操作が行なわれ
たか否かを判断し、ノーと判断された場合はステップS
22にて同じ判断を繰り返す一方、イエスと判断された
場合はステップS23に移行して、前記キー操作はプリ
セットキーに対する操作であるか否かを判断し、ノーと
判断された場合はステップS24に移行して、前記キー
操作は表示キーに対する操作であるか否かを判断する。
ここでノーと判断された場合は、ステップS25に移行
して、操作の行なわれた操作キーに応じた処理を実行し
た後、ステップS22に戻る。
【0029】前記キー操作がプリセットキーに対する操
作である場合は、ステップS23にてイエスと判断され
てステップS26に移行し、内蔵メモリにプリセットフ
ァイルが格納されているか否かを判断する。ここでノー
と判断された場合はステップS22に戻る一方、イエス
と判断された場合はステップS27に移行して、プリセ
ットファイルを構成するキー登録テーブルデータに基づ
いて、操作の行なわれたプリセットキーに応じた再生動
作を記録制御回路(11)に指令した後、ステップS22に
戻る。一方、前記キー操作が表示キーに対する操作であ
る場合は、ステップS24にてイエスと判断されてステ
ップS28に移行し、内蔵メモリにプリセットファイル
が格納されているか否かを判断する。ここでノーと判断
された場合はステップS22に戻る一方、イエスと判断
された場合はステップS29に移行して、プリセットフ
ァイルの内容をディスプレイ(17)に表示した後、ステッ
プS22に戻る。
【0030】上記手続によれば、プリセットファイルが
記録されていないCD−Rが装置本体に装填された場
合、CD−Rに録音されている複数の楽曲をCD−Rへ
の録音順序に従って再生する通常再生が開始される。こ
の場合、その後にプリセットキー或いは表示キーが操作
された場合であっても何ら処理は実行されない。プリセ
ットファイルが記録されているCD−Rが装置本体に装
填された場合は、該プリセットファイルの書式及び内容
にエラーが存在しないかが判断され、書式或いは内容に
エラーが存在する場合は、ディスプレイ(17)にその旨が
表示された後、CD−Rに録音されている複数の楽曲を
CD−Rへの録音順序に従って再生する通常再生が開始
される。この場合においても、その後にプリセットキー
或いは表示キーが操作された場合であっても何ら処理は
実行されない。
【0031】プリセットファイルの書式及び内容にエラ
ーが存在しない場合は、プリセットファイルが制御回路
(15)の内蔵メモリに格納された後、CD−Rに録音され
ている複数の楽曲をCD−Rへの録音順序に従って再生
する通常再生が開始される。この場合、その後にプリセ
ットキーが操作されると、前記プリセットファイルを構
成するキー登録テーブルデータに基づいて、プリセット
キーに応じた再生動作が実行される。図3に示す例にお
いては、プリセットキー1が操作されると、トラック番
号が3番の楽曲が再生され、プリセットキー3が操作さ
れると、フォルダ番号が2番のフォルダに記録されてい
る複数の楽曲が順次再生されることになる。又、プリセ
ットキー4が操作されると、リスト番号が2番のプレイ
リストファイルを構成するプログラムリストの表わす再
生順序に従って複数の楽曲が順次再生されることにな
る。又、その後に表示キーが操作されると、プリセット
ファイルの内容がディスプレイ(17)に表示される。
【0032】本発明に係る音響記録再生装置によれば、
上述の如く各CD−Rのキー登録テーブルデータはプリ
セットファイルとして各CD−Rに記録されるので、C
D−Rを交換すれば、キー登録テーブルデータを無制限
に記録することが出来る。又、CD−R毎に記録されて
いるキー登録テーブルデータに基づいてプリセットキー
に対するユーザ操作に応じた再生動作が実行されるの
で、プリセットキーに対する簡易な操作によって、常に
所望の1或いは複数の楽曲を再生することが出来る。
又、CD−Rに記録されているプリセットファイルの書
式或いは内容にエラーが存在する場合、その旨がディス
プレイ(17)に表示されるので、ユーザは、プリセットフ
ァイルにエラーが存在することを知ることが出来る。従
って、ユーザがプリセットファイルにエラーのあること
を知らずにプリセットキーに対する操作を行なうことを
防止することが出来る。更に、表示キーを操作すること
によってプリセットファイルの内容をディスプレイ(15)
に表示させれば、各プリセットキーの登録内容を確認す
ることが出来る。更に又、CD−R毎に記録されている
キー登録テーブルデータに基づいてプリセットキーに対
するユーザ操作に応じた再生動作が実行されるので、各
プリセットキーに1つのファイル或いはフォルダを割り
当てる操作を行なった装置に限らず、他の装置であって
も、改めてファイル或いはフォルダを割り当てる操作を
行なうことなくプリセットキーに対する操作によって所
望の1或いは複数の楽曲を再生することが出来る。
【0033】尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に
限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の
変形が可能である。例えば、上記実施の形態において
は、本発明を、CD及びCD−Rを互換性をもって装填
可能な音響記録再生装置に実施しているが、これに拘わ
らず、CD及びCD−Rを同時に装填可能な音響記録再
生装置に実施することも可能である。又、本発明は、上
記再生動作のみ可能な音響再生装置に実施することも可
能である。更に、本発明は、デジタル映像データ等、種
々のデジタルデータの記録再生装置に実施することも可
能である。更に又、書込み可能な記録メディアとしてC
D−Rを採用しているが、これに限らず、MD、CD−
RW、半導体メモリ等、その他の周知の書込み可能な記
録メディアを採用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した音響記録再生装置の構成を表
わすブロック図である。
【図2】CD−Rのファイルシステムの構造を表わす図
である。
【図3】プリセットファイルを構成するキー登録テーブ
ルデータの構成を表わす図である。
【図4】上記音響記録再生装置の制御回路によって実行
される録音制御手続を表わすフローチャートである。
【図5】上記制御回路によって実行される再生制御手続
の前半を表わすフローチャートである。
【図6】上記手続の後半を表わすフローチャートであ
る。
【符号の説明】
(1) 音響記録再生装置 (11) 記録再生回路 (12) 信号処理回路 (13) アンプ回路 (14) スピーカ (15) 制御回路 (16) キー入力装置 (17) ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 AB06 BC03 CC04 DE17 DE49 EF05 FG18 5D077 AA26 AA38 BA14 CA11 DC02 HC11 HC14 5D110 BB02 DA09 DA12 DA15 DB02 DE04 EA07 FA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録メディアの装填が可能であって、記
    録メディアに記録されている複数の一連データの内、所
    望の1或いは複数の一連データを再生する際に操作すべ
    き1或いは複数の再生キーを具えたデータ再生装置にお
    いて、各再生キーの識別情報と各再生キーが操作された
    ときに再生すべき1或いは複数の一連データを特定する
    ための特定情報とを含むキー登録テーブルデータが記録
    されている記録メディアが装填されている状態で、前記
    1或いは複数の操作キーの内、何れか1つの再生キーが
    操作されたとき、該記録メディアに記録されているキー
    登録テーブルデータに基づいて、該記録メディアに記録
    されている複数の一連データの中から該再生キーに対す
    る操作に応じて再生すべき1或いは複数の一連データを
    特定し、特定した1或いは複数の一連データの再生を開
    始させることを特徴とするデータ再生装置。
  2. 【請求項2】 ユーザによる情報入力操作に応じて、各
    再生キーの識別情報と各再生キーが操作されたときに再
    生すべき1或いは複数の一連データを特定するための特
    定情報とを含むキー登録テーブルデータを作成し、作成
    したキー登録テーブルデータを装填されている記録メデ
    ィアに書き込む書込み手段を具えている請求項1に記載
    のデータ再生装置。
  3. 【請求項3】 データ表示装置と、記録メディアが装填
    されたときに該記録メディアに記録されているキー登録
    テーブルデータに誤りがあるか否かを判断する判断手段
    と、キー登録テーブルデータに誤りがあると判断された
    場合に、その旨をデータ表示装置に表示する表示処理手
    段とを具えている請求項1又は請求項2に記載のデータ
    再生装置。
  4. 【請求項4】 キー登録テーブルデータを表示する際に
    操作すべき表示キーを具え、前記表示処理手段は、記録
    メディアが装填されている状態で表示キーが操作された
    とき、該記録メディアに記録されているキー登録テーブ
    ルデータをデータ表示装置に表示する請求項3に記載の
    データ再生装置。
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