JP2004362697A - ハードディスクへのオーディオ記録装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハードディスクの容量を節約しつつ、思い通りのプレイリストを生成して音楽を再生することができるようにする。
【解決手段】CD50の収録曲がハードディスク12に既に録音済みであるときに、当該録音済みの曲を除いた残りの収録曲をハードディスク12に録音するように制御する録音制御部4と、CD50の全ての収録曲を含んだプレイリスト22を生成して記録するプレイリスト記録部5とを設け、ハードディスク12に録音済みの曲は改めて録音しないようにするとともに、録音済みの曲を除いて録音が行われたか否かにかかわらず、全ての収録曲を含んだプレイリスト22を生成して記録することにより、同じ曲をハードディスク12に重複して記録する無駄を省くとともに、未録音の曲があってもその曲が抜け落ちていない、収録曲通りのプレイリスト22を生成して音楽を再生できるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】CD50の収録曲がハードディスク12に既に録音済みであるときに、当該録音済みの曲を除いた残りの収録曲をハードディスク12に録音するように制御する録音制御部4と、CD50の全ての収録曲を含んだプレイリスト22を生成して記録するプレイリスト記録部5とを設け、ハードディスク12に録音済みの曲は改めて録音しないようにするとともに、録音済みの曲を除いて録音が行われたか否かにかかわらず、全ての収録曲を含んだプレイリスト22を生成して記録することにより、同じ曲をハードディスク12に重複して記録する無駄を省くとともに、未録音の曲があってもその曲が抜け落ちていない、収録曲通りのプレイリスト22を生成して音楽を再生できるようにする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はハードディスクへのオーディオ記録装置および方法に関し、特に、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disk)などの記録媒体に記録されている音楽をハードディスクに録音する際における曲データおよびプレイリストの記録方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、車室内の大きな振動や温度変化に十分耐えうるハードディスクの開発が進み、ハードディスクを搭載した車載オーディオ装置が提供されるようになってきている。この種の車載オーディオ装置によれば、CDやDVDなどの各種メディアに記録されているオーディオデータをハードディスクに録音することにより、複数枚のメディアを抜き差しすることなく多くの音楽を楽しむことができる。
【0003】
この種の装置では、CDやDVDをハードディスクに録音すると、それらの収録内容を表すプレイリストが作成され、ハードディスクに記録される。再生時には、画面上に表示されたプレイリストの中からユーザが所望のものを選択することにより、ハードディスクに録音されているCDやDVDのオーディオデータを再生することができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−123267号公報
【0005】
ところで、ハードディスクに多数の曲を録音できると言っても、ハードディスクの容量には制限がある。特に、車載用のハードディスクは、パーソナルコンピュータ用の一般的なハードディスクに比べてその容量は小さい。そのため、同じ曲を重複して記録することを避けたいという要望がある。
【0006】
従来、この要望に答えるために、車載ハードディスクにCDを録音しようとした場合に、そのCDの中に既に録音済みの曲があれば、録音済みである旨をユーザに知らせる機能が提供されている(例えば、上記特許文献1参照)。また、あるCDの録音を途中で中断した場合に、次回それと同じCDを録音するときは、前回の録音時に生成したプレイリストを参照して、前回録音した曲の次から続けて未録音の曲だけを録音するといった機能も存在する。
【0007】
録音しようとする曲がハードディスクに既に録音済みか否かを判断する際は、その曲の曲名やアーティスト名などが利用される。ただし、CDにはこれらの曲名やアーティスト名などの付加情報は直接記録されていない。そのため、上記特許文献1に記載のシステムでは、WWWサーバにアクセスしてこれらの付加情報を取得するようになっている。CDの付加情報をWWWサーバにアクセスして取得する仕組みは、例えば特許文献2にも記載されている。
【0008】
【特許文献2】
特開平11−288557号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術のように、既に録音済みの曲があった場合にその曲の録音を行わないようにすると、以下のような問題が生じる。例えば、異なるCDに同じ曲が入っている場合、それらのCDをハードディスクに録音しようとすると、最初に録音したCDについては、オリジナルのCD通りにプレイリストが生成される。
【0010】
ところが、後から録音するCDについては、既に録音されている曲については改めて録音されないため、重複している曲が抜け落ちたプレイリストが出来てしまう。これでは、そのプレイリストを再生時に選択しても、オリジナルのCD通りに再生が行われず、他のCDと重複している曲が抜け落ちた状態で再生が行われてしまうことになる。
【0011】
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、同じ曲を重複して記録しないことによりハードディスクの容量を節約しつつ、収録曲通りのプレイリストを生成して再生を行うことができるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本発明では、ハードディスクに既に録音済みの曲が収録されているオーディオ記録媒体を録音する際には、既に録音済みの曲は新たに録音せずに、残りの収録曲だけを録音する。また、プレイリストに関しては、当該録音済みの曲も含めて全収録曲のプレイリストを生成して記録するようにする。
【0013】
上記のように構成した本発明によれば、あるオーディオ記録媒体を録音しようとするとき、ハードディスクに既に録音済みの曲があれば、その曲は新たに録音されることがない。これにより、容量に制限のあるハードディスク内に同じ曲が重複して記録されるという無駄をなくすことができる。また、曲データ自体が録音されなくても、プレイリストにはその曲に対応する情報も記録されるので、未録音の曲があってもその曲が抜け落ちたプレイリストが出来ることはない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明によるハードディスクへのオーディオ記録装置を実施したオーディオ記録再生装置の構成例を示す機能ブロック図である。
【0015】
図1に示すように、本実施形態によるオーディオ記録装置10は、データ読取部1、CD情報取得部2、比較判定部3、録音制御部4およびプレイリスト記録部5を備えて構成されている。また、このオーディオ記録装置10を適用したオーディオ記録再生装置100は、当該オーディオ記録装置10の他に、CDDB(CD Database)11、ハードディスク12、再生制御部13、D/A変換器14、アンプ15およびスピーカ16を備えて構成されている。
【0016】
CDDB11は、各種の音楽CDに収録された楽曲に関する情報(収録曲の曲名、アーティスト名、アルバム名、ジャンル、演奏時間など)を提供するためのデータベースである。なお、ここではCDDB11をオーディオ記録再生装置100自身が備える構成を示しているが、この例に限定されない。例えば、オーディオ記録再生装置100の外部にCDDB11を備え、オーディオ記録再生装置100とCDDB11とをインターネット等のネットワークで接続するようにしても良い。
【0017】
ハードディスク12は、曲データ21、当該曲データ21に関する付加情報(曲名、アーティスト名、アルバム名、ジャンル、演奏時間など)22、プレイリスト23を記録している。再生制御部13は、上述の曲データ21、付加情報22およびプレイリスト23を用いて楽曲の再生制御を行う。すなわち、ユーザによって所望のプレイリスト23が選択されると、そのプレイリスト23によって指定される曲データ21を読み出して、D/A変換器14に供給する。このとき、付加情報22を図示しないディスプレイに表示する。
【0018】
D/A変換器14は、再生制御部13により再生されたデジタルの曲データ21をアナログオーディオ信号に変換する。アンプ15は、D/A変換器14から出力されたアナログオーディオ信号を所定レベルに増幅する。スピーカ16は、アンプ15により増幅されたアナログオーディオ信号をもとに、再生音声を出力する。
【0019】
データ読取部1は、CD50(本発明のオーディオ記録媒体に相当)から収録曲の曲データおよびその付随情報であるTOC(Table of Contents)情報を読み出す。CD情報取得部2は、データ読取部1により読み出されたTOC情報をキーとしてCDDB11にアクセスして情報を検索し、そのCD50に関する楽曲情報(収録曲の曲名、アーティスト名、アルバム名、ジャンル、演奏時間など)を取得する。このCD情報取得部2は、本発明の収録曲特定手段に相当する。
【0020】
比較判定部3は、CD情報取得部2により特定されたCD50の楽曲情報と、ハードディスク12に既に記録されている付加情報22とを比較して、CD50の収録曲がハードディスク12に曲データ21として既に録音済みか否かを判定する。ここで、比較に用いる情報は、曲名、アーティスト名、アルバム名、ジャンル、演奏時間などの全てであっても良いし、この中の一部であっても良い。本来は違う曲を同じであると誤判断することを避けるため、曲名、アーティスト名および演奏時間などの複数の情報を用いて比較するのが好ましい。
【0021】
なお、本実施形態のオーディオ記録装置10は、CD50の録音時に記録ビットレート(圧縮率)をユーザが任意に指定できるように構成しても良い。この場合に、ビットレート情報も付加情報22の一部として記録しておくようにする。そして、上述の楽曲情報に加えて、ユーザが指定したビットレートと付加情報22のビットレートとを比較し、楽曲情報が同じでもビットレートが異なれば違う曲であると判断するようにしても良い。
【0022】
録音制御部4は、比較判定部3による判定結果に応じて、CD50の録音を制御する。具体的には、比較判定部3によって、ハードディスク12に既に録音済みの曲がCD50に含まれていると判断されたときに、当該録音済みの曲を除いた残りの収録曲を曲データ21としてハードディスク12に録音するように制御する(録音済みの曲は録音しない)。また、このとき録音する曲に対応する楽曲情報を、付加情報22としてハードディスク12に記録するように制御する。
【0023】
プレイリスト記録部5は、録音済みの曲を除いて録音が行われたか否かにかかわらず、CD50の全ての収録曲を含んだプレイリスト23を生成してハードディスク12に記録する。ここで生成するプレイリスト23は、例えば、収録曲の曲名(CD情報取得部2により取得されたもの)と、ハードディスク12内での曲データ21の記録場所を表すアドレス情報とを含んでいる。
【0024】
図2は、上記のように構成したオーディオ記録装置10の動作を説明するための図である。ここでは、最初にCDアルバムAを録音し、その後で別のCDアルバムBを録音する場合を想定している。CDアルバムAとCDアルバムBの中には、同じ曲αが収録されている(その他の曲は全て異なっている)ものとする。
【0025】
まず、CDアルバムAをハードディスク12に録音するときは、CDアルバムAの収録曲は、全てハードディスク12に未だ録音されていない状態である。したがって、この場合は全ての収録曲を曲データ21Aとしてハードディスク12に録音するとともに、全ての収録曲を含んだプレイリスト23Aを生成してハードディスク12に記録する。
【0026】
次に、CDアルバムBをハードディスク12に録音するときは、その中の曲αは、ハードディスク12に既に録音されている。したがって、この場合は、当該録音済みの曲αを除いた残りの収録曲を曲データ21Bとしてハードディスク12に録音する(曲αは録音しない)。ただし、この場合でも、曲αを含む全ての収録曲のプレイリスト23Bを生成してハードディスク12に記録する。
【0027】
ここで、プレイリスト23Bの構成について説明する。ハードディスク12に新たに録音された曲(曲α以外)に関しては、当該新たに録音された曲の曲名と、新たに録音された曲の記録場所を表すアドレス情報とをプレイリスト23B中に記述することによって、CDアルバムBの曲データ21Bに対して直接関連付けを行う。
【0028】
一方、既に録音済みのためハードディスク12に録音されなかった曲αに関しては、既に録音済みのCDアルバムAの曲データ21Aに対して直接または間接的に関連付けを行う。すなわち、プレイリスト23Bの曲αに該当する部分に、曲αの曲名と、CDアルバムA中の曲αの記録場所を表すアドレス情報とを記述することによって、CDアルバムAの曲データ21Aに対して直接関連付けを行うことが可能である(▲1▼)。また、プレイリスト23Bの曲αに該当する部分に、曲αの曲名と、プレイリスト23A中の曲αに該当する部分へのリンク情報とを記述することによって、CDアルバムAの曲データ21Aに対して間接的に関連付けを行うようにしても良い(▲2▼)。
【0029】
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、CD50をハードディスク12に録音しようとするときに、収録曲がハードディスク12に既に録音済みか否かを判定し、既に録音済みの曲が含まれているときには、当該録音済みの曲はハードディスク12に録音しないようにするとともに、全ての収録曲を含んだプレイリスト23を生成して記録するようにしたので、同じ曲を重複して記録する無駄を省いてハードディスク12の容量を節約しつつ、収録曲通りのプレイリスト23を生成して、音楽を再生することができる。特に、ベスト盤のCD50を録音しようとしたときは、かなり有効である。
【0030】
なお、上記実施形態では、オーディオ記録媒体の例としてCD50を挙げて説明したが、オーディオDVDなど他の記録媒体であっても良い。また、図示しないWebサーバから好みの楽曲(例えば、MP3(MPEG−1 Audio Layer−3)形式の音楽ファイル)をダウンロードしてハードディスク12に録音する場合にも、上記実施形態を適用することが可能である。この場合には、同じ曲を重複して記録する無駄を省いてハードディスク12の容量を節約しつつ、ユーザが思い通りのプレイリスト23を生成して音楽再生を楽しむことができる。
【0031】
また、上記実施形態では、TOC情報をもとにCDDB11を検索することによって楽曲情報を特定する例について説明したが、CDテキストを含んだ音楽CDであれば、CDDB11にアクセスしなくても、当該CDテキストから直接楽曲情報を特定することが可能である。また、例えばMP3形式の音楽ファイルをWebサーバからダウンロードする場合において、音楽ファイルに楽曲情報が付属していれば、当該付属情報から楽曲情報を直接特定することが可能である。
【0032】
また、上記実施形態は、車載オーディオシステムだけでなく、家屋内に設置されるホームオーディオシステムにも適用することが可能である。
【0033】
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明は上述したように、オーディオ記録媒体をハードディスクに録音しようとするときに、収録曲がハードディスクに既に録音済みか否かを判定し、既に録音済みの曲が含まれているときには、当該録音済みの曲を除いてハードディスクに録音するとともに、全ての収録曲を含んだプレイリストを生成して記録するようにしたので、同じ曲を重複して記録する無駄を省いてハードディスクの容量を節約しつつ、思い通りのプレイリストを生成して音楽を再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハードディスクへのオーディオ記録装置を実施したオーディオ記録再生装置の構成例を示す機能ブロック図である。
【図2】本実施形態によるオーディオ記録装置の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 データ読取部
2 CD情報取得部
3 比較判定部
4 録音制御部
5 プレイリスト記録部
10 オーディオ記録装置
11 CDDB
12 ハードディスク
13 再生制御部
14 D/A変換器
15 アンプ
16 スピーカ
21 曲データ
22 付加情報
23 プレイリスト
【発明の属する技術分野】
本発明はハードディスクへのオーディオ記録装置および方法に関し、特に、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disk)などの記録媒体に記録されている音楽をハードディスクに録音する際における曲データおよびプレイリストの記録方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、車室内の大きな振動や温度変化に十分耐えうるハードディスクの開発が進み、ハードディスクを搭載した車載オーディオ装置が提供されるようになってきている。この種の車載オーディオ装置によれば、CDやDVDなどの各種メディアに記録されているオーディオデータをハードディスクに録音することにより、複数枚のメディアを抜き差しすることなく多くの音楽を楽しむことができる。
【0003】
この種の装置では、CDやDVDをハードディスクに録音すると、それらの収録内容を表すプレイリストが作成され、ハードディスクに記録される。再生時には、画面上に表示されたプレイリストの中からユーザが所望のものを選択することにより、ハードディスクに録音されているCDやDVDのオーディオデータを再生することができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−123267号公報
【0005】
ところで、ハードディスクに多数の曲を録音できると言っても、ハードディスクの容量には制限がある。特に、車載用のハードディスクは、パーソナルコンピュータ用の一般的なハードディスクに比べてその容量は小さい。そのため、同じ曲を重複して記録することを避けたいという要望がある。
【0006】
従来、この要望に答えるために、車載ハードディスクにCDを録音しようとした場合に、そのCDの中に既に録音済みの曲があれば、録音済みである旨をユーザに知らせる機能が提供されている(例えば、上記特許文献1参照)。また、あるCDの録音を途中で中断した場合に、次回それと同じCDを録音するときは、前回の録音時に生成したプレイリストを参照して、前回録音した曲の次から続けて未録音の曲だけを録音するといった機能も存在する。
【0007】
録音しようとする曲がハードディスクに既に録音済みか否かを判断する際は、その曲の曲名やアーティスト名などが利用される。ただし、CDにはこれらの曲名やアーティスト名などの付加情報は直接記録されていない。そのため、上記特許文献1に記載のシステムでは、WWWサーバにアクセスしてこれらの付加情報を取得するようになっている。CDの付加情報をWWWサーバにアクセスして取得する仕組みは、例えば特許文献2にも記載されている。
【0008】
【特許文献2】
特開平11−288557号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術のように、既に録音済みの曲があった場合にその曲の録音を行わないようにすると、以下のような問題が生じる。例えば、異なるCDに同じ曲が入っている場合、それらのCDをハードディスクに録音しようとすると、最初に録音したCDについては、オリジナルのCD通りにプレイリストが生成される。
【0010】
ところが、後から録音するCDについては、既に録音されている曲については改めて録音されないため、重複している曲が抜け落ちたプレイリストが出来てしまう。これでは、そのプレイリストを再生時に選択しても、オリジナルのCD通りに再生が行われず、他のCDと重複している曲が抜け落ちた状態で再生が行われてしまうことになる。
【0011】
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、同じ曲を重複して記録しないことによりハードディスクの容量を節約しつつ、収録曲通りのプレイリストを生成して再生を行うことができるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本発明では、ハードディスクに既に録音済みの曲が収録されているオーディオ記録媒体を録音する際には、既に録音済みの曲は新たに録音せずに、残りの収録曲だけを録音する。また、プレイリストに関しては、当該録音済みの曲も含めて全収録曲のプレイリストを生成して記録するようにする。
【0013】
上記のように構成した本発明によれば、あるオーディオ記録媒体を録音しようとするとき、ハードディスクに既に録音済みの曲があれば、その曲は新たに録音されることがない。これにより、容量に制限のあるハードディスク内に同じ曲が重複して記録されるという無駄をなくすことができる。また、曲データ自体が録音されなくても、プレイリストにはその曲に対応する情報も記録されるので、未録音の曲があってもその曲が抜け落ちたプレイリストが出来ることはない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明によるハードディスクへのオーディオ記録装置を実施したオーディオ記録再生装置の構成例を示す機能ブロック図である。
【0015】
図1に示すように、本実施形態によるオーディオ記録装置10は、データ読取部1、CD情報取得部2、比較判定部3、録音制御部4およびプレイリスト記録部5を備えて構成されている。また、このオーディオ記録装置10を適用したオーディオ記録再生装置100は、当該オーディオ記録装置10の他に、CDDB(CD Database)11、ハードディスク12、再生制御部13、D/A変換器14、アンプ15およびスピーカ16を備えて構成されている。
【0016】
CDDB11は、各種の音楽CDに収録された楽曲に関する情報(収録曲の曲名、アーティスト名、アルバム名、ジャンル、演奏時間など)を提供するためのデータベースである。なお、ここではCDDB11をオーディオ記録再生装置100自身が備える構成を示しているが、この例に限定されない。例えば、オーディオ記録再生装置100の外部にCDDB11を備え、オーディオ記録再生装置100とCDDB11とをインターネット等のネットワークで接続するようにしても良い。
【0017】
ハードディスク12は、曲データ21、当該曲データ21に関する付加情報(曲名、アーティスト名、アルバム名、ジャンル、演奏時間など)22、プレイリスト23を記録している。再生制御部13は、上述の曲データ21、付加情報22およびプレイリスト23を用いて楽曲の再生制御を行う。すなわち、ユーザによって所望のプレイリスト23が選択されると、そのプレイリスト23によって指定される曲データ21を読み出して、D/A変換器14に供給する。このとき、付加情報22を図示しないディスプレイに表示する。
【0018】
D/A変換器14は、再生制御部13により再生されたデジタルの曲データ21をアナログオーディオ信号に変換する。アンプ15は、D/A変換器14から出力されたアナログオーディオ信号を所定レベルに増幅する。スピーカ16は、アンプ15により増幅されたアナログオーディオ信号をもとに、再生音声を出力する。
【0019】
データ読取部1は、CD50(本発明のオーディオ記録媒体に相当)から収録曲の曲データおよびその付随情報であるTOC(Table of Contents)情報を読み出す。CD情報取得部2は、データ読取部1により読み出されたTOC情報をキーとしてCDDB11にアクセスして情報を検索し、そのCD50に関する楽曲情報(収録曲の曲名、アーティスト名、アルバム名、ジャンル、演奏時間など)を取得する。このCD情報取得部2は、本発明の収録曲特定手段に相当する。
【0020】
比較判定部3は、CD情報取得部2により特定されたCD50の楽曲情報と、ハードディスク12に既に記録されている付加情報22とを比較して、CD50の収録曲がハードディスク12に曲データ21として既に録音済みか否かを判定する。ここで、比較に用いる情報は、曲名、アーティスト名、アルバム名、ジャンル、演奏時間などの全てであっても良いし、この中の一部であっても良い。本来は違う曲を同じであると誤判断することを避けるため、曲名、アーティスト名および演奏時間などの複数の情報を用いて比較するのが好ましい。
【0021】
なお、本実施形態のオーディオ記録装置10は、CD50の録音時に記録ビットレート(圧縮率)をユーザが任意に指定できるように構成しても良い。この場合に、ビットレート情報も付加情報22の一部として記録しておくようにする。そして、上述の楽曲情報に加えて、ユーザが指定したビットレートと付加情報22のビットレートとを比較し、楽曲情報が同じでもビットレートが異なれば違う曲であると判断するようにしても良い。
【0022】
録音制御部4は、比較判定部3による判定結果に応じて、CD50の録音を制御する。具体的には、比較判定部3によって、ハードディスク12に既に録音済みの曲がCD50に含まれていると判断されたときに、当該録音済みの曲を除いた残りの収録曲を曲データ21としてハードディスク12に録音するように制御する(録音済みの曲は録音しない)。また、このとき録音する曲に対応する楽曲情報を、付加情報22としてハードディスク12に記録するように制御する。
【0023】
プレイリスト記録部5は、録音済みの曲を除いて録音が行われたか否かにかかわらず、CD50の全ての収録曲を含んだプレイリスト23を生成してハードディスク12に記録する。ここで生成するプレイリスト23は、例えば、収録曲の曲名(CD情報取得部2により取得されたもの)と、ハードディスク12内での曲データ21の記録場所を表すアドレス情報とを含んでいる。
【0024】
図2は、上記のように構成したオーディオ記録装置10の動作を説明するための図である。ここでは、最初にCDアルバムAを録音し、その後で別のCDアルバムBを録音する場合を想定している。CDアルバムAとCDアルバムBの中には、同じ曲αが収録されている(その他の曲は全て異なっている)ものとする。
【0025】
まず、CDアルバムAをハードディスク12に録音するときは、CDアルバムAの収録曲は、全てハードディスク12に未だ録音されていない状態である。したがって、この場合は全ての収録曲を曲データ21Aとしてハードディスク12に録音するとともに、全ての収録曲を含んだプレイリスト23Aを生成してハードディスク12に記録する。
【0026】
次に、CDアルバムBをハードディスク12に録音するときは、その中の曲αは、ハードディスク12に既に録音されている。したがって、この場合は、当該録音済みの曲αを除いた残りの収録曲を曲データ21Bとしてハードディスク12に録音する(曲αは録音しない)。ただし、この場合でも、曲αを含む全ての収録曲のプレイリスト23Bを生成してハードディスク12に記録する。
【0027】
ここで、プレイリスト23Bの構成について説明する。ハードディスク12に新たに録音された曲(曲α以外)に関しては、当該新たに録音された曲の曲名と、新たに録音された曲の記録場所を表すアドレス情報とをプレイリスト23B中に記述することによって、CDアルバムBの曲データ21Bに対して直接関連付けを行う。
【0028】
一方、既に録音済みのためハードディスク12に録音されなかった曲αに関しては、既に録音済みのCDアルバムAの曲データ21Aに対して直接または間接的に関連付けを行う。すなわち、プレイリスト23Bの曲αに該当する部分に、曲αの曲名と、CDアルバムA中の曲αの記録場所を表すアドレス情報とを記述することによって、CDアルバムAの曲データ21Aに対して直接関連付けを行うことが可能である(▲1▼)。また、プレイリスト23Bの曲αに該当する部分に、曲αの曲名と、プレイリスト23A中の曲αに該当する部分へのリンク情報とを記述することによって、CDアルバムAの曲データ21Aに対して間接的に関連付けを行うようにしても良い(▲2▼)。
【0029】
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、CD50をハードディスク12に録音しようとするときに、収録曲がハードディスク12に既に録音済みか否かを判定し、既に録音済みの曲が含まれているときには、当該録音済みの曲はハードディスク12に録音しないようにするとともに、全ての収録曲を含んだプレイリスト23を生成して記録するようにしたので、同じ曲を重複して記録する無駄を省いてハードディスク12の容量を節約しつつ、収録曲通りのプレイリスト23を生成して、音楽を再生することができる。特に、ベスト盤のCD50を録音しようとしたときは、かなり有効である。
【0030】
なお、上記実施形態では、オーディオ記録媒体の例としてCD50を挙げて説明したが、オーディオDVDなど他の記録媒体であっても良い。また、図示しないWebサーバから好みの楽曲(例えば、MP3(MPEG−1 Audio Layer−3)形式の音楽ファイル)をダウンロードしてハードディスク12に録音する場合にも、上記実施形態を適用することが可能である。この場合には、同じ曲を重複して記録する無駄を省いてハードディスク12の容量を節約しつつ、ユーザが思い通りのプレイリスト23を生成して音楽再生を楽しむことができる。
【0031】
また、上記実施形態では、TOC情報をもとにCDDB11を検索することによって楽曲情報を特定する例について説明したが、CDテキストを含んだ音楽CDであれば、CDDB11にアクセスしなくても、当該CDテキストから直接楽曲情報を特定することが可能である。また、例えばMP3形式の音楽ファイルをWebサーバからダウンロードする場合において、音楽ファイルに楽曲情報が付属していれば、当該付属情報から楽曲情報を直接特定することが可能である。
【0032】
また、上記実施形態は、車載オーディオシステムだけでなく、家屋内に設置されるホームオーディオシステムにも適用することが可能である。
【0033】
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明は上述したように、オーディオ記録媒体をハードディスクに録音しようとするときに、収録曲がハードディスクに既に録音済みか否かを判定し、既に録音済みの曲が含まれているときには、当該録音済みの曲を除いてハードディスクに録音するとともに、全ての収録曲を含んだプレイリストを生成して記録するようにしたので、同じ曲を重複して記録する無駄を省いてハードディスクの容量を節約しつつ、思い通りのプレイリストを生成して音楽を再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハードディスクへのオーディオ記録装置を実施したオーディオ記録再生装置の構成例を示す機能ブロック図である。
【図2】本実施形態によるオーディオ記録装置の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 データ読取部
2 CD情報取得部
3 比較判定部
4 録音制御部
5 プレイリスト記録部
10 オーディオ記録装置
11 CDDB
12 ハードディスク
13 再生制御部
14 D/A変換器
15 アンプ
16 スピーカ
21 曲データ
22 付加情報
23 プレイリスト
Claims (5)
- 録音対象となるオーディオ記録媒体に記録されている付随情報によって特定される収録曲と、ハードディスクに記録されている既に録音済みの曲に関する付加情報によって特定される録音曲とを比較して、上記オーディオ記録媒体の収録曲が上記ハードディスクに既に録音済みか否かを判定する判定手段と、
上記判定手段によって、上記ハードディスクに既に録音済みの曲が上記オーディオ記録媒体に含まれていると判断されたときに、当該録音済みの曲を除いた残りの収録曲を上記ハードディスクに録音するように制御する録音制御手段と、
上記録音制御手段により上記録音済みの曲を除いて録音が行われたか否かにかかわらず、上記オーディオ記録媒体の全ての収録曲を含んだプレイリストを生成して記録するプレイリスト記録手段とを備えたことを特徴とするハードディスクへのオーディオ記録装置。 - 上記オーディオ記録媒体の付随情報に基づいて、上記オーディオ記録媒体の収録曲に関する情報を格納したデータベースにアクセスして情報を検索し、当該収録曲の曲名、アーティスト名、演奏時間の少なくとも一の楽曲情報を特定する収録曲特定手段を備え、
上記判定手段は、上記収録曲特定手段により特定された上記楽曲情報と、上記ハードディスクに記録されている上記付加情報とを比較して、上記オーディオ記録媒体の収録曲が上記ハードディスクに既に録音済みか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載のハードディスクへのオーディオ記録装置。 - 上記プレイリスト記録手段は、上記ハードディスクに新たに録音された曲に関しては、当該新たに録音された曲に対して関連付けを行い、既に録音済みのため上記ハードディスクに録音されなかった曲に関しては、既に録音済みの曲に対して直接または間接的に関連付けを行ったプレイリストを生成することを特徴とする請求項1に記載のハードディスクへのオーディオ記録装置。
- 録音対象となるオーディオ記録媒体に記録されている収録曲がハードディスクに既に録音済みか否かを判定し、上記ハードディスクに既に録音済みの曲が上記オーディオ記録媒体に含まれているときに、当該録音済みの曲を除いた残りの収録曲を上記ハードディスクに録音するとともに、上記オーディオ記録媒体の全ての収録曲を含んだプレイリストを生成して記録するようにしたことを特徴とするハードディスクへのオーディオ記録方法。
- 上記プレイリストは、上記ハードディスクに新たに録音された曲に関しては当該新たに録音された曲に対して関連付けが成されるとともに、既に録音済みのため上記ハードディスクに録音されなかった曲に関しては当該既に録音済みの曲に対して直接または間接的に関連付けが成されたものであることを特徴とする請求項4に記載のハードディスクへのオーディオ記録方法。
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---|---|---|---|
JP2003161343A JP2004362697A (ja) | 2003-06-05 | 2003-06-05 | ハードディスクへのオーディオ記録装置および方法 |
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Cited By (3)
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JP2007272815A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Kenwood Corp | コンテンツサーバ装置、ジャンル設定方法、およびコンピュータプログラム |
JP2009122608A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-06-04 | Denso Corp | オーディオ装置 |
JP2009181648A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Oki Electric Ind Co Ltd | デジタルデータ蓄積装置、デジタルデータ蓄積方法、蓄積用データ送信装置、蓄積用データ通信システム及び蓄積用データ通信方法 |
-
2003
- 2003-06-05 JP JP2003161343A patent/JP2004362697A/ja active Pending
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