JP2005044391A - プレイリストを用いたオーディオ記録再生装置およびプレイリスト作成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】音楽の発売日や季節キーワードにちなんだ楽曲の再生を、処理負荷の重い全検索処理を行うことなく短時間で開始できるようにする。
【解決手段】TOC情報に基づいてCD50の発売日をCDDB5から取得するCD情報取得部12と、当該発売日を基準としたプレイリスト22を作成して記録するプレイリスト記録部14とを設け、CD50のハードディスク6への録音時にプレイリスト22を作成して記録するようにすることにより、例えば発表年が同じ楽曲を選択的に再生することを希望する場合にも、録音時にあらかじめ作成されているプレイリスト22を選択することによって当該再生を実現できるようにして、再生開始時にハードディスク6上をスキャンして全検索処理する必要をなくす。
【選択図】 図1
【解決手段】TOC情報に基づいてCD50の発売日をCDDB5から取得するCD情報取得部12と、当該発売日を基準としたプレイリスト22を作成して記録するプレイリスト記録部14とを設け、CD50のハードディスク6への録音時にプレイリスト22を作成して記録するようにすることにより、例えば発表年が同じ楽曲を選択的に再生することを希望する場合にも、録音時にあらかじめ作成されているプレイリスト22を選択することによって当該再生を実現できるようにして、再生開始時にハードディスク6上をスキャンして全検索処理する必要をなくす。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプレイリストを用いたオーディオ記録再生装置およびプレイリスト作成方法に関し、例えば、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disk)などのオーディオ記録媒体からハードディスクやメモリカードなどの記録媒体に録音した音楽をプレイリストに基づいて再生する機能を有する装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、車室内の大きな振動や温度変化に十分耐えうるハードディスクの開発が進み、ハードディスクを搭載した車載オーディオ装置が提供されるようになってきている。この種の車載オーディオ装置によれば、CDやDVDなどの各種メディアに記録されているオーディオデータをハードディスクに録音することにより、複数枚のメディアを抜き差しすることなく多くの音楽を楽しむことができる。
【0003】
このように、ハードディスクを搭載した車載オーディオ装置では、メディアの面倒な抜き差し操作をしなくても、多数曲の中から所望の曲を選択して再生することができ、この機能がユーザにとって大きな魅力となっている。ところが、ハードディスクに記録される曲数が多くなると、その中から所望の曲を探し出すのが大変になる。そこで、ハードディスクに記録されている膨大な楽曲を整理しておくことが望まれる。
【0004】
ハードディスク搭載型の車載オーディオ装置の殆どでは、CDやDVDをハードディスクに録音すると、そのアルバムの収録内容を表すプレイリストが作成され、ハードディスクに記録される。ハードディスク内の曲は、このプレイリストによって整理される。再生時には、画面上に表示されたプレイリストの中からユーザが所望のプレイリストを選択することにより、ハードディスクに録音されている曲をアルバム単位で再生することができるようになっている。
【0005】
また、CDチェンジャに関する技術ではあるが、複数のCDに記録されている曲のアーティスト名をアルファベット順にソートしてRAMに格納し、アーティスト名のアルファベット順に曲を再生したり、選択したアーティストの曲だけを再生したりすることができるようにした再生装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−31379号公報
【0007】
さらに、ハードディスク搭載型の車載オーディオ装置において、ハードディスクを所定の条件で検索し、多数曲の中から検索条件にヒットする曲だけを抽出して再生することを可能とした装置も提案されている。例えば、曲データの付属情報としてCDの発売日や発表年の情報をハードディスクに記録しておき、ユーザが所望の発売日や発表年を指定したときに、ハードディスク上を検索して指定条件にヒットする曲を選択的に再生する機能を備えたものが存在する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述のハードディスク検索機能を利用すれば、プレイリストとして登録されているアルバム単位、あるいはアーティスト名単位以外の再生を行うことが可能である。しかしながら、この場合は、ハードディスク全体をスキャンして検索条件にヒットする曲を抽出する必要があり、再生開始までに多くの時間がかかってしまうという問題があった。
【0009】
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、音楽の発売日や季節キーワードにちなんだ楽曲の再生を、処理負荷の重い全検索処理を行うことなく短時間で開始できるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本発明では、ハードディスクなどの記録媒体に対する曲データの録音時に、当該曲データの発売日または発表年に基づいて、発売日または発表年を基準として複数の楽曲を集めたプレイリストを作成して記録するようにしている。または、カレンダ上の月にちなんだキーワードが曲名またはアルバム名中に含まれる楽曲を集めたプレイリストを作成して記録するようにしている。
【0011】
上記のように構成した本発明によれば、録音時にプレイリストを随時作成または更新するので、例えば発売日または発表年が同じ楽曲を選択的に再生することを希望するときにも、録音時にあらかじめ作成されているプレイリストを選択することによって当該再生を実現することができ、再生開始時にハードディスク上をスキャンして全検索処理する必要がなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明を実施したオーディオ記録再生装置の構成例を示す機能ブロック図である。
【0013】
図1に示すように、本実施形態によるオーディオ記録再生装置100は、CPU、ROM、RAMなどを備えて構成されるマイクロコンピュータ(マイコン)1、操作部2、表示部3、年月日を含む現在時刻を計時するRTC(Real Time Clock)4、CDDB(CD Database)5、ハードディスク6、再生部7、D/A変換器8、アンプ9およびスピーカ10を備えて構成されている。
【0014】
上記マイコン1は、その機能構成として、データ読取部11、CD情報取得部12、録音制御部13、プレイリスト記録部14、対応テーブル記憶部15および再生制御部16を備えている。ハードディスク6には、CD50(本発明のオーディオ記録媒体に相当)に収録されている曲データ21および後述するプレイリスト22が記録される。
【0015】
操作部2は、曲データ21のハードディスク6への録音や、ハードディスク6に記録されている曲データ21の再生に関する指示をユーザが行うためのユーザインタフェースである。再生時には、マイコン1の制御によって表示部3に表示されるプレイリスト22の中から所望のものを選択する操作を行うために、操作部2が利用される。この操作部2および表示部3は、本発明のユーザインタフェース手段を構成する。
【0016】
CDDB5は、各種CDに収録された楽曲に関する情報(収録曲の曲名、アーティスト名、アルバム名、ジャンル、発売日または発表年など)を提供するためのデータベースである。なお、ここではCDDB5をオーディオ記録再生装置100自身が備える構成としているが、この例に限定されない。例えば、オーディオ記録再生装置100の外部にCDDB5を備え、オーディオ記録再生装置100とCDDB5とをインターネット等のネットワークで接続するようにしても良い。
【0017】
データ読取部11は、CD50から収録曲の曲データおよびその付随情報であるTOC(Table of Contents)情報を読み出す。CD情報取得部12は、データ読取部11により読み出されたTOC情報をキーとしてCDDB5にアクセスして情報を検索し、そのCD50に関する楽曲情報(収録曲の曲名、アーティスト名、アルバム名、ジャンル、発売日または発表年など)を取得する。このCD情報取得部12は、本発明の楽曲情報取得手段に相当する。
【0018】
録音制御部13は、データ読取部11によりCD50から読み取られた曲データ21をハードディスク6に録音する制御を行う。プレイリスト記録部14は、CD情報取得部12によりCDDB5から取得された楽曲情報に基づいて、発売日または発表年を基準としたプレイリスト22を作成してハードディスク6に記録する。ここで作成するプレイリスト22は、例えば、曲データ21の曲名と、ハードディスク6内での曲データ21の記録場所を表すアドレス情報とを含んで構成される。
【0019】
このようなプレイリスト22の記録処理は、CD50の曲データ21をハードディスク6に録音するときに併せて行う。すなわち、データ読取部11によりCD50から読み取った曲データ21を録音制御部13がハードディスク6に録音するときに、CD情報取得部12がTOC情報に基づいてCDDB5を検索し、CD50の楽曲情報(収録曲の曲名や発売日または発表年など)を取得する。そして、発売日または発表年を基準としたプレイリスト22を作成してハードディスク6に記録する。
【0020】
発売日または発表年を基準としたプレイリスト22の例としては、発表年あるいは発表月が同じ楽曲を集めたプレイリストが考えられる。例えば、録音対象となるCD50の発表年が2003年であるとして、2003年発表用のプレイリストがハードディスク6に未だ記録されていないときには、プレイリスト記録部14は、CD50の収録曲を含んだプレイリストを、2003年発表用のプレイリストとして新たに作成する。また、2003年発表用のプレイリストがハードディスク6に既に作成されているときは、プレイリスト記録部14は、当該2003年発表用のプレイリスト中にCD50の収録曲を追加して内容を更新する。
【0021】
また、発売日または発表年を基準としたプレイリスト22の他の例として、発売日順にソートされたプレイリストを作成することが考えられる。例えば、発売日順用のプレイリストを1つ用意する。そして、CD50をハードディスク6に録音するときに、その収録曲に関する情報を発売日順用のプレイリストに発売日順となるように並べて追加することにより、発売日順用のプレイリストの内容を更新するようにする。なお、上述した個々の発表年用のプレイリスト内に含まれる各曲を発売日順にソートするようにしても良い。
【0022】
本実施形態で作成するプレイリスト22は、発売日または発表年を基準としたものに限定されるものではない。例えば、曲名やアルバム名の中に、暦や季節にちなんだキーワードが含まれる曲用のプレイリストを作成するようにしても良い。このようなプレイリストを作成する際には、対応テーブル記憶部15に記憶されているテーブル情報を利用する。
【0023】
図2は、このテーブル情報の内容例を示す図である。図2に示すように、対応テーブル記憶部15には、カレンダの各月と所定のキーワードとを対応付けたテーブル情報が記憶されている。プレイリスト記録部14は、CD情報取得部12により取得された曲名またはアルバム名の中に、図2に示すテーブル情報で管理されているキーワードが含まれているか否かを判定する。何れかのキーワードが含まれている場合には、そのキーワードに対応する月用のプレイリストに当該楽曲を追加する。例えば、曲名の中に“冬”というキーワードが含まれていた場合は、その楽曲を1月用のプレイリストに追加する。このように、各月ごとにあらかじめ定めたキーワードが含まれる楽曲を月単位で集めたプレイリストを12個(1月〜12月まで)作成してハードディスク6に記録することも可能である。
【0024】
再生制御部16は、上述の曲データ21およびプレイリスト22を用いて楽曲の再生制御を行う。すなわち、マイコン1の制御によって表示部8に表示された各種プレイリスト22の中から、操作部2を用いたユーザ操作によって所望のプレイリスト22が選択されると、そのプレイリスト22によって指定される曲データ21をハードディスク6から読み出して、再生部7に供給する。再生部7は、ハードディスク6から読み出された曲データ21をデコードしてD/A変換器8に供給する。
【0025】
D/A変換器8は、再生部7により再生されたデジタルの曲データ21をアナログオーディオ信号に変換する。アンプ9は、D/A変換器8から出力されたアナログオーディオ信号を所定レベルに増幅する。スピーカ10は、アンプ9により増幅されたアナログオーディオ信号をもとに、再生音声を出力する。上記再生制御部16、再生部7、D/A変換器8、アンプ9およびスピーカ10は、本発明の再生手段を構成する。
【0026】
なお、ここではユーザが所望のプレイリスト22を選択することによって再生を行う例について説明したが、ユーザが所望の曲を個別に選択することによって再生することも可能である。また、RTC4により計時された現在の月に該当するプレイリスト(発売日に基づき作成された各月用のプレイリスト、あるいは、テーブル情報に基づきキーワードにちなんで作成された各月用のプレイリスト)に従って楽曲の再生を行うことも可能である。
【0027】
次に、上記のように構成した本実施形態によるオーディオ記録再生装置100の動作を説明する。図3は、オーディオ記録再生装置100の録音時における動作を示すフローチャートである。
【0028】
図3において、まず、マイコン1は、操作部2を用いたユーザ操作によりCD50の録音開始が指示されたか否かを判定する(ステップS1)。録音開始の指示があった場合に、マイコン1内では、データ読取部11がCD50から収録曲の曲データ21を順次読み取り、読み取った曲データ21を録音制御部13がハードディスク6に録音する(ステップS2)。
【0029】
この録音動作と同時に、または録音動作の後に、CD情報取得部12は、データ読取部11によりCD50から読み取ったTOC情報をもとにCDDB5にアクセスし、CD50の楽曲情報を取得する(ステップS3)。そして、取得した楽曲情報をもとに、上述の発売日や発表年を基準としたプレイリスト22、あるいはキーワードにちなんだプレイリスト22を作成してハードディスク6に記録する(ステップS4)。なお、ステップS3およびステップS4の処理は、ステップS2の前に行っても良い。
【0030】
以上詳しく説明したように、本実施形態では、CD50の録音時に発売日または発表年を含む楽曲情報を取得し、当該発売日または発表年を基準としたプレイリスト22を録音時に作成して記録しておくようにしたので、所望の発売日や発表年を指定して音楽再生したいときには、所望のプレイリストを指定すれば、当該プレイリストに従って順次再生が行われるようになる。このとき、発売日または発表年を検索条件としてハードディスク6上を全スキャンして該当する曲を探し出す必要がないので、再生指示から実際に再生が開始されるまでの時間を短くすることができる。
【0031】
また、本実施形態では、CD50の録音時に曲名やアルバム名を含む楽曲情報を取得し、当該曲名やアルバム名の中に各月にちなんだキーワードが含まれる曲を集めたプレイリスト22を作成して記録しておくようにしたので、ハードディスク6上をスキャンして全検索処理をすることなく、多数曲の中から季節感のある曲を選択的に再生することができるようになる。
【0032】
なお、ハードディスク6の全検索処理を行ったときに、当該検索により抽出された楽曲のプレイリストを作成してハードディスク6に記録しておくようにすることも考えられる。このようにすれば、次回以降はプレイリストを利用して音楽再生をすることができる。しかし、少なくとも1回目は全検索処理を行う必要がある。これに対して、上記実施形態のように録音時にプレイリストを作成するようにすれば、最初からハードディスク6の全検索処理を行う必要がないというメリットを有する。
【0033】
なお、上記実施形態では、オーディオ記録媒体の例としてCD50を挙げて説明したが、オーディオDVDなど他の記録媒体であっても良い。また、図示しないWebサーバから好みの曲(例えば、MP3(MPEG−1 Audio Layer−3)形式の音楽ファイル)をダウンロードしてハードディスク6に録音する場合にも、上記実施形態を適用することが可能である。
【0034】
また、上記実施形態では、CD50の付随情報であるTOC情報をもとにCDDB5を検索することによって楽曲情報を取得する例について説明したが、CDテキストのような付属情報を含んだ音楽CDであれば、CDDB5にアクセスしなくても、当該CDテキストから直接楽曲情報を取得することが可能である。また、例えばMP3形式の音楽ファイルをWebサーバからダウンロードする場合において、音楽ファイルに楽曲情報が付属していれば、当該付属情報から楽曲情報を直接取得することが可能である。
【0035】
また、上記実施形態では、大容量記録媒体の例としてハードディスク6を用いているが、メモリカードなどの他の記録媒体を用いても良い。
【0036】
また、以上に説明した本実施形態によるプレイリスト作成の手法は、DSP、ソフトウェアの何れによっても実現することが可能である。例えばソフトウェアによって実現する場合、プレイリスト作成機能は、実際にはコンピュータのCPUあるいはMPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROMに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。
【0037】
したがって、コンピュータが上記本実施形態の機能を果たすように動作させるプログラムを例えばCD−ROMのような記録媒体に記録し、コンピュータに読み込ませることによって実現できるものである。上記プログラムを記録する記録媒体としては、CD−ROM以外に、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光ディスク、光磁気ディスク、DVD、不揮発性メモリカード等を用いることができる。また、上記プログラムをインターネット等のネットワークを介してコンピュータにダウンロードすることによっても実現できる。
【0038】
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、記録媒体への録音時に、発売日または発表年を基準としたプレイリスト、または、各月にちなんだキーワードを基準としたプレイリストを作成して記録するようにしたので、例えば発表年が同じ楽曲を選択的に再生したり、所望の月にちなんだキーワードを含む楽曲を選択的に再生したりすることを希望する場合にも、録音時にあらかじめ作成されているプレイリストを選択することによって当該再生を実現することができる。これにより、再生時に記録媒体上をスキャンして全検索処理する必要がなくなり、再生開始までの時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したオーディオ記録再生装置の構成例を示す機能ブロック図である。
【図2】対応テーブル記憶部に記憶されるテーブル情報の内容例を示す図である。
【図3】本実施形態によるオーディオ記録再生装置の録音時における動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 マイコン
2 操作部
3 表示部
4 RTC
5 CDDB
6 ハードディスク
7 再生部
8 D/A変換器
9 アンプ
10 スピーカ
11 データ読取部
12 CD情報取得部
13 録音制御部
14 プレイリスト記録部
15 対応テーブル記憶部
16 再生制御部
100 オーディオ記録再生装置
【発明の属する技術分野】
本発明はプレイリストを用いたオーディオ記録再生装置およびプレイリスト作成方法に関し、例えば、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disk)などのオーディオ記録媒体からハードディスクやメモリカードなどの記録媒体に録音した音楽をプレイリストに基づいて再生する機能を有する装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、車室内の大きな振動や温度変化に十分耐えうるハードディスクの開発が進み、ハードディスクを搭載した車載オーディオ装置が提供されるようになってきている。この種の車載オーディオ装置によれば、CDやDVDなどの各種メディアに記録されているオーディオデータをハードディスクに録音することにより、複数枚のメディアを抜き差しすることなく多くの音楽を楽しむことができる。
【0003】
このように、ハードディスクを搭載した車載オーディオ装置では、メディアの面倒な抜き差し操作をしなくても、多数曲の中から所望の曲を選択して再生することができ、この機能がユーザにとって大きな魅力となっている。ところが、ハードディスクに記録される曲数が多くなると、その中から所望の曲を探し出すのが大変になる。そこで、ハードディスクに記録されている膨大な楽曲を整理しておくことが望まれる。
【0004】
ハードディスク搭載型の車載オーディオ装置の殆どでは、CDやDVDをハードディスクに録音すると、そのアルバムの収録内容を表すプレイリストが作成され、ハードディスクに記録される。ハードディスク内の曲は、このプレイリストによって整理される。再生時には、画面上に表示されたプレイリストの中からユーザが所望のプレイリストを選択することにより、ハードディスクに録音されている曲をアルバム単位で再生することができるようになっている。
【0005】
また、CDチェンジャに関する技術ではあるが、複数のCDに記録されている曲のアーティスト名をアルファベット順にソートしてRAMに格納し、アーティスト名のアルファベット順に曲を再生したり、選択したアーティストの曲だけを再生したりすることができるようにした再生装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−31379号公報
【0007】
さらに、ハードディスク搭載型の車載オーディオ装置において、ハードディスクを所定の条件で検索し、多数曲の中から検索条件にヒットする曲だけを抽出して再生することを可能とした装置も提案されている。例えば、曲データの付属情報としてCDの発売日や発表年の情報をハードディスクに記録しておき、ユーザが所望の発売日や発表年を指定したときに、ハードディスク上を検索して指定条件にヒットする曲を選択的に再生する機能を備えたものが存在する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述のハードディスク検索機能を利用すれば、プレイリストとして登録されているアルバム単位、あるいはアーティスト名単位以外の再生を行うことが可能である。しかしながら、この場合は、ハードディスク全体をスキャンして検索条件にヒットする曲を抽出する必要があり、再生開始までに多くの時間がかかってしまうという問題があった。
【0009】
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、音楽の発売日や季節キーワードにちなんだ楽曲の再生を、処理負荷の重い全検索処理を行うことなく短時間で開始できるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本発明では、ハードディスクなどの記録媒体に対する曲データの録音時に、当該曲データの発売日または発表年に基づいて、発売日または発表年を基準として複数の楽曲を集めたプレイリストを作成して記録するようにしている。または、カレンダ上の月にちなんだキーワードが曲名またはアルバム名中に含まれる楽曲を集めたプレイリストを作成して記録するようにしている。
【0011】
上記のように構成した本発明によれば、録音時にプレイリストを随時作成または更新するので、例えば発売日または発表年が同じ楽曲を選択的に再生することを希望するときにも、録音時にあらかじめ作成されているプレイリストを選択することによって当該再生を実現することができ、再生開始時にハードディスク上をスキャンして全検索処理する必要がなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明を実施したオーディオ記録再生装置の構成例を示す機能ブロック図である。
【0013】
図1に示すように、本実施形態によるオーディオ記録再生装置100は、CPU、ROM、RAMなどを備えて構成されるマイクロコンピュータ(マイコン)1、操作部2、表示部3、年月日を含む現在時刻を計時するRTC(Real Time Clock)4、CDDB(CD Database)5、ハードディスク6、再生部7、D/A変換器8、アンプ9およびスピーカ10を備えて構成されている。
【0014】
上記マイコン1は、その機能構成として、データ読取部11、CD情報取得部12、録音制御部13、プレイリスト記録部14、対応テーブル記憶部15および再生制御部16を備えている。ハードディスク6には、CD50(本発明のオーディオ記録媒体に相当)に収録されている曲データ21および後述するプレイリスト22が記録される。
【0015】
操作部2は、曲データ21のハードディスク6への録音や、ハードディスク6に記録されている曲データ21の再生に関する指示をユーザが行うためのユーザインタフェースである。再生時には、マイコン1の制御によって表示部3に表示されるプレイリスト22の中から所望のものを選択する操作を行うために、操作部2が利用される。この操作部2および表示部3は、本発明のユーザインタフェース手段を構成する。
【0016】
CDDB5は、各種CDに収録された楽曲に関する情報(収録曲の曲名、アーティスト名、アルバム名、ジャンル、発売日または発表年など)を提供するためのデータベースである。なお、ここではCDDB5をオーディオ記録再生装置100自身が備える構成としているが、この例に限定されない。例えば、オーディオ記録再生装置100の外部にCDDB5を備え、オーディオ記録再生装置100とCDDB5とをインターネット等のネットワークで接続するようにしても良い。
【0017】
データ読取部11は、CD50から収録曲の曲データおよびその付随情報であるTOC(Table of Contents)情報を読み出す。CD情報取得部12は、データ読取部11により読み出されたTOC情報をキーとしてCDDB5にアクセスして情報を検索し、そのCD50に関する楽曲情報(収録曲の曲名、アーティスト名、アルバム名、ジャンル、発売日または発表年など)を取得する。このCD情報取得部12は、本発明の楽曲情報取得手段に相当する。
【0018】
録音制御部13は、データ読取部11によりCD50から読み取られた曲データ21をハードディスク6に録音する制御を行う。プレイリスト記録部14は、CD情報取得部12によりCDDB5から取得された楽曲情報に基づいて、発売日または発表年を基準としたプレイリスト22を作成してハードディスク6に記録する。ここで作成するプレイリスト22は、例えば、曲データ21の曲名と、ハードディスク6内での曲データ21の記録場所を表すアドレス情報とを含んで構成される。
【0019】
このようなプレイリスト22の記録処理は、CD50の曲データ21をハードディスク6に録音するときに併せて行う。すなわち、データ読取部11によりCD50から読み取った曲データ21を録音制御部13がハードディスク6に録音するときに、CD情報取得部12がTOC情報に基づいてCDDB5を検索し、CD50の楽曲情報(収録曲の曲名や発売日または発表年など)を取得する。そして、発売日または発表年を基準としたプレイリスト22を作成してハードディスク6に記録する。
【0020】
発売日または発表年を基準としたプレイリスト22の例としては、発表年あるいは発表月が同じ楽曲を集めたプレイリストが考えられる。例えば、録音対象となるCD50の発表年が2003年であるとして、2003年発表用のプレイリストがハードディスク6に未だ記録されていないときには、プレイリスト記録部14は、CD50の収録曲を含んだプレイリストを、2003年発表用のプレイリストとして新たに作成する。また、2003年発表用のプレイリストがハードディスク6に既に作成されているときは、プレイリスト記録部14は、当該2003年発表用のプレイリスト中にCD50の収録曲を追加して内容を更新する。
【0021】
また、発売日または発表年を基準としたプレイリスト22の他の例として、発売日順にソートされたプレイリストを作成することが考えられる。例えば、発売日順用のプレイリストを1つ用意する。そして、CD50をハードディスク6に録音するときに、その収録曲に関する情報を発売日順用のプレイリストに発売日順となるように並べて追加することにより、発売日順用のプレイリストの内容を更新するようにする。なお、上述した個々の発表年用のプレイリスト内に含まれる各曲を発売日順にソートするようにしても良い。
【0022】
本実施形態で作成するプレイリスト22は、発売日または発表年を基準としたものに限定されるものではない。例えば、曲名やアルバム名の中に、暦や季節にちなんだキーワードが含まれる曲用のプレイリストを作成するようにしても良い。このようなプレイリストを作成する際には、対応テーブル記憶部15に記憶されているテーブル情報を利用する。
【0023】
図2は、このテーブル情報の内容例を示す図である。図2に示すように、対応テーブル記憶部15には、カレンダの各月と所定のキーワードとを対応付けたテーブル情報が記憶されている。プレイリスト記録部14は、CD情報取得部12により取得された曲名またはアルバム名の中に、図2に示すテーブル情報で管理されているキーワードが含まれているか否かを判定する。何れかのキーワードが含まれている場合には、そのキーワードに対応する月用のプレイリストに当該楽曲を追加する。例えば、曲名の中に“冬”というキーワードが含まれていた場合は、その楽曲を1月用のプレイリストに追加する。このように、各月ごとにあらかじめ定めたキーワードが含まれる楽曲を月単位で集めたプレイリストを12個(1月〜12月まで)作成してハードディスク6に記録することも可能である。
【0024】
再生制御部16は、上述の曲データ21およびプレイリスト22を用いて楽曲の再生制御を行う。すなわち、マイコン1の制御によって表示部8に表示された各種プレイリスト22の中から、操作部2を用いたユーザ操作によって所望のプレイリスト22が選択されると、そのプレイリスト22によって指定される曲データ21をハードディスク6から読み出して、再生部7に供給する。再生部7は、ハードディスク6から読み出された曲データ21をデコードしてD/A変換器8に供給する。
【0025】
D/A変換器8は、再生部7により再生されたデジタルの曲データ21をアナログオーディオ信号に変換する。アンプ9は、D/A変換器8から出力されたアナログオーディオ信号を所定レベルに増幅する。スピーカ10は、アンプ9により増幅されたアナログオーディオ信号をもとに、再生音声を出力する。上記再生制御部16、再生部7、D/A変換器8、アンプ9およびスピーカ10は、本発明の再生手段を構成する。
【0026】
なお、ここではユーザが所望のプレイリスト22を選択することによって再生を行う例について説明したが、ユーザが所望の曲を個別に選択することによって再生することも可能である。また、RTC4により計時された現在の月に該当するプレイリスト(発売日に基づき作成された各月用のプレイリスト、あるいは、テーブル情報に基づきキーワードにちなんで作成された各月用のプレイリスト)に従って楽曲の再生を行うことも可能である。
【0027】
次に、上記のように構成した本実施形態によるオーディオ記録再生装置100の動作を説明する。図3は、オーディオ記録再生装置100の録音時における動作を示すフローチャートである。
【0028】
図3において、まず、マイコン1は、操作部2を用いたユーザ操作によりCD50の録音開始が指示されたか否かを判定する(ステップS1)。録音開始の指示があった場合に、マイコン1内では、データ読取部11がCD50から収録曲の曲データ21を順次読み取り、読み取った曲データ21を録音制御部13がハードディスク6に録音する(ステップS2)。
【0029】
この録音動作と同時に、または録音動作の後に、CD情報取得部12は、データ読取部11によりCD50から読み取ったTOC情報をもとにCDDB5にアクセスし、CD50の楽曲情報を取得する(ステップS3)。そして、取得した楽曲情報をもとに、上述の発売日や発表年を基準としたプレイリスト22、あるいはキーワードにちなんだプレイリスト22を作成してハードディスク6に記録する(ステップS4)。なお、ステップS3およびステップS4の処理は、ステップS2の前に行っても良い。
【0030】
以上詳しく説明したように、本実施形態では、CD50の録音時に発売日または発表年を含む楽曲情報を取得し、当該発売日または発表年を基準としたプレイリスト22を録音時に作成して記録しておくようにしたので、所望の発売日や発表年を指定して音楽再生したいときには、所望のプレイリストを指定すれば、当該プレイリストに従って順次再生が行われるようになる。このとき、発売日または発表年を検索条件としてハードディスク6上を全スキャンして該当する曲を探し出す必要がないので、再生指示から実際に再生が開始されるまでの時間を短くすることができる。
【0031】
また、本実施形態では、CD50の録音時に曲名やアルバム名を含む楽曲情報を取得し、当該曲名やアルバム名の中に各月にちなんだキーワードが含まれる曲を集めたプレイリスト22を作成して記録しておくようにしたので、ハードディスク6上をスキャンして全検索処理をすることなく、多数曲の中から季節感のある曲を選択的に再生することができるようになる。
【0032】
なお、ハードディスク6の全検索処理を行ったときに、当該検索により抽出された楽曲のプレイリストを作成してハードディスク6に記録しておくようにすることも考えられる。このようにすれば、次回以降はプレイリストを利用して音楽再生をすることができる。しかし、少なくとも1回目は全検索処理を行う必要がある。これに対して、上記実施形態のように録音時にプレイリストを作成するようにすれば、最初からハードディスク6の全検索処理を行う必要がないというメリットを有する。
【0033】
なお、上記実施形態では、オーディオ記録媒体の例としてCD50を挙げて説明したが、オーディオDVDなど他の記録媒体であっても良い。また、図示しないWebサーバから好みの曲(例えば、MP3(MPEG−1 Audio Layer−3)形式の音楽ファイル)をダウンロードしてハードディスク6に録音する場合にも、上記実施形態を適用することが可能である。
【0034】
また、上記実施形態では、CD50の付随情報であるTOC情報をもとにCDDB5を検索することによって楽曲情報を取得する例について説明したが、CDテキストのような付属情報を含んだ音楽CDであれば、CDDB5にアクセスしなくても、当該CDテキストから直接楽曲情報を取得することが可能である。また、例えばMP3形式の音楽ファイルをWebサーバからダウンロードする場合において、音楽ファイルに楽曲情報が付属していれば、当該付属情報から楽曲情報を直接取得することが可能である。
【0035】
また、上記実施形態では、大容量記録媒体の例としてハードディスク6を用いているが、メモリカードなどの他の記録媒体を用いても良い。
【0036】
また、以上に説明した本実施形態によるプレイリスト作成の手法は、DSP、ソフトウェアの何れによっても実現することが可能である。例えばソフトウェアによって実現する場合、プレイリスト作成機能は、実際にはコンピュータのCPUあるいはMPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROMに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。
【0037】
したがって、コンピュータが上記本実施形態の機能を果たすように動作させるプログラムを例えばCD−ROMのような記録媒体に記録し、コンピュータに読み込ませることによって実現できるものである。上記プログラムを記録する記録媒体としては、CD−ROM以外に、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光ディスク、光磁気ディスク、DVD、不揮発性メモリカード等を用いることができる。また、上記プログラムをインターネット等のネットワークを介してコンピュータにダウンロードすることによっても実現できる。
【0038】
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、記録媒体への録音時に、発売日または発表年を基準としたプレイリスト、または、各月にちなんだキーワードを基準としたプレイリストを作成して記録するようにしたので、例えば発表年が同じ楽曲を選択的に再生したり、所望の月にちなんだキーワードを含む楽曲を選択的に再生したりすることを希望する場合にも、録音時にあらかじめ作成されているプレイリストを選択することによって当該再生を実現することができる。これにより、再生時に記録媒体上をスキャンして全検索処理する必要がなくなり、再生開始までの時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したオーディオ記録再生装置の構成例を示す機能ブロック図である。
【図2】対応テーブル記憶部に記憶されるテーブル情報の内容例を示す図である。
【図3】本実施形態によるオーディオ記録再生装置の録音時における動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 マイコン
2 操作部
3 表示部
4 RTC
5 CDDB
6 ハードディスク
7 再生部
8 D/A変換器
9 アンプ
10 スピーカ
11 データ読取部
12 CD情報取得部
13 録音制御部
14 プレイリスト記録部
15 対応テーブル記憶部
16 再生制御部
100 オーディオ記録再生装置
Claims (7)
- 記録媒体に録音した楽曲をプレイリストに基づいて再生する機能を有するオーディオ記録再生装置であって、
オーディオ記録媒体の曲データを上記記録媒体に録音するときに、上記オーディオ記録媒体の発売日または発表年を含む楽曲情報を取得する楽曲情報取得手段と、
上記楽曲情報取得手段により取得された楽曲情報に基づいて、上記発売日または発表年を基準としたプレイリストを作成して記録するプレイリスト記録手段とを備えたことを特徴とするプレイリストを用いたオーディオ記録再生装置。 - 所定のキーワードとカレンダとを対応付けたテーブル情報を記憶する対応テーブル記憶手段を備え、
上記楽曲情報取得手段は、録音対象となる曲データの曲名およびアルバム名の少なくとも一の楽曲情報を更に取得し、
上記プレイリスト記録手段は、上記楽曲情報取得手段により取得された曲名またはアルバム名に基づいて、上記テーブル情報を参照して、上記キーワードが含まれる楽曲を上記カレンダの月別に集めたプレイリストを作成して記録することを特徴とする請求項1に記載のプレイリストを用いたオーディオ記録再生装置。 - 記録媒体に録音した楽曲をプレイリストに基づいて再生する機能を有するオーディオ記録再生装置であって、
所定のキーワードとカレンダとを対応付けたテーブル情報を記憶する対応テーブル記憶手段と、
上記記録媒体に曲データを録音するときに、録音対象となる曲データの曲名およびアルバム名の少なくとも一の楽曲情報を取得する楽曲情報取得手段と、
上記楽曲情報取得手段により取得された曲名またはアルバム名に基づいて、上記テーブル情報を参照して、上記キーワードが含まれる楽曲を上記カレンダの月別に集めたプレイリストを作成して記録するプレイリスト記録手段とを備えたことを特徴とするプレイリストを用いたオーディオ記録再生装置。 - 上記プレイリスト記録手段により記録された1以上のプレイリストの中からユーザが所望のものを選択可能とするためのユーザインタフェース手段と、
上記ユーザインタフェース手段を通じて上記ユーザにより選択されたプレイリストに従って楽曲の再生を行う再生手段とを備えたことを特徴とする請求項1または3に記載のプレイリストを用いたオーディオ記録再生装置。 - 計時動作を行う時計手段と、
上記時計手段により計時された年月に該当するプレイリストに従って楽曲の再生を行う再生手段とを備えたことを特徴とする請求項1または3に記載のプレイリストを用いたオーディオ記録再生装置。 - 記録媒体に録音した楽曲をプレイリストに基づいて再生する機能を有するオーディオ記録再生装置において、
上記記録媒体に曲データを録音するときに、当該曲データの発売日または発表年を含む楽曲情報を取得し、当該取得した楽曲情報に基づいて、上記発売日または発表年を基準としたプレイリストを作成して記録するようにしたことを特徴とするプレイリスト作成方法。 - 記録媒体に録音した楽曲をプレイリストに基づいて再生する機能を有するオーディオ記録再生装置において、
上記記録媒体に曲データを録音するときに、当該曲データの曲名およびアルバム名の少なくとも一の楽曲情報を取得し、所定のキーワードとカレンダとを対応付けたテーブル情報を参照して、上記曲名またはアルバム名中に上記キーワードが含まれる楽曲を上記カレンダの月別に集めたプレイリストを作成して記録するようにしたことを特徴とするプレイリスト作成方法。
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