JP2004095015A - オーディオ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】多数の音楽ソースが記録されたメディアの中から好みの曲を簡単に探し出すことができ、しかも、選曲した音楽をスムーズに再生できるようにする。
【解決手段】CDチェンジャー20内のCDの中から好みの曲を選択してプリセットできるようにするとともに、プリセットされた曲を特定するための識別情報とその曲の冒頭部分のデータとをプリセットメモリ12に記録し、プリセットされた曲をユーザが選曲した場合には、まずプリセットメモリ12に保存してある冒頭部分を再生し、その再生が終わるまでの間にCDドライブ23からオリジナルの音楽データを識別情報に基づき検索して、検索された音楽データに切り替えて再生するようにすることにより、好みの曲をワンタッチで再生できるようにするとともに、ディスクを跨いだ選曲時にも、比較的長くかかるディスクチェンジ時間に関係なくスムーズに再生することができるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】CDチェンジャー20内のCDの中から好みの曲を選択してプリセットできるようにするとともに、プリセットされた曲を特定するための識別情報とその曲の冒頭部分のデータとをプリセットメモリ12に記録し、プリセットされた曲をユーザが選曲した場合には、まずプリセットメモリ12に保存してある冒頭部分を再生し、その再生が終わるまでの間にCDドライブ23からオリジナルの音楽データを識別情報に基づき検索して、検索された音楽データに切り替えて再生するようにすることにより、好みの曲をワンタッチで再生できるようにするとともに、ディスクを跨いだ選曲時にも、比較的長くかかるディスクチェンジ時間に関係なくスムーズに再生することができるようにする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はオーディオ装置に関し、特に、多数のソースデータの中から好みのソースを探し出して再生する機能を有するオーディオ装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、データを記録するための記録媒体として、多種多様なメディアが提供されている。近年では、比較的大容量のデータを読み書きすることができる便利さが受けて、書込可能型コンパクトディスクあるいは追記型コンパクトディスク(以下、CD−R/RWと記す)が普及している。
【0003】
このCD−R/RWの普及に伴い、車載用のオーディオ装置においても、従来のカセットテープやMD(ミニディスク)等に代わってCD−R/RWが用いられるようになることが予想される。つまりユーザは、各自好みの音楽ソースをCD−R/RWに多数書き込み、車内オーディオとして楽しむようになる。
【0004】
ところで、最近では、デジタルの音楽ソースをMP3(MPEGオーディオ−レイヤ3)、ATRAC3(Adaptive Transform Acoustic Coding)などの形式に従って圧縮し、圧縮されたデータを記録媒体に記録することがよく行われる。例えば、音楽ソースをMP3形式にてCD−R/RWに書き込んだ場合、1枚のCD−R/RWに100曲以上の音楽を書き込むことが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような実情から、今後は、CD−R/RWの記録再生が可能で、かつ、MP3やATRAC3等の様々な圧縮形式に対応したCDチェンジャーの開発が予想される。例えば、MP3対応の6枚CDチェンジャーが開発された場合、ユーザは1枚に100曲以上を書き込んだCD−R/RWを6枚、合計で600曲以上に及ぶ多数の音楽ソースを1つのマガジンに収めることが可能となる。
【0006】
しかしながら、このように多数の音楽ソースを記録した場合、その中から特にお気に入りの曲を探し出すことは、非常に面倒になる。すなわち、所望の曲を探し出すためには、リモコンのスキップボタン等を順次操作して、画面上に表示される曲名を見たり曲の出だしを聴いたりして1つ1つ確認する必要がある。あるいは、CD−R/RWに記録した音楽の曲名を列挙したレーベル等をユーザが事前に作成している場合は、そのレーベルを見て所望の曲を探し出し、その後でリモコンを操作して該当する位置までスキップさせる必要がある。
【0007】
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、多数のソースデータが記録されたメディアの中から好みのソースをワンタッチで簡単に探し出すことができ、しかも、選択したソースをスムーズに再生できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本発明のオーディオ装置では、第1の記録媒体に記録された複数のソースデータの中から好みのソースデータを選択してプリセットできるようにするとともに、プリセットされたソースデータを特定するための識別情報とそのソースデータの冒頭部分のデータとを、第1の記録媒体に比べて高速再生が可能な第2の記録媒体に記録する。そして、プリセットされた好みのソースデータをユーザが選択した場合には、まず第2の記録媒体に保存してある冒頭部分を再生し、その再生をしている間に第1の記録媒体からオリジナルのソースデータを検索して、検索されたソースデータに切り替えて再生する。
【0009】
上記のように構成した本発明によれば、好みのソースデータをプリセットしておくことで、多数のソースデータの中から好みのソースがワンタッチで再生される。しかも、第1の記録媒体上でオリジナルのソースデータを検索している間も、高速再生可能な第2の記録媒体から該当するソースデータの再生が直ちに行われる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態による車載オーディオ装置の要部構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態の車載オーディオ装置は、装置全体を制御するヘッドユニット10と、装填された複数枚のCD−R/RW、CD−ROMを交換して再生可能なCDチェンジャー20と、ユーザが各種の操作を行うためのリモコン等の操作部30と、スピーカ40とを備えて構成されている。
【0011】
ヘッドユニット10は、装置全体を制御するシステムコントローラ11、プリセットメモリ12、MP3デコーダ13、D/A変換器14およびアンプ15を備えて構成されている。また、CDチェンジャー20は、当該CDチェンジャー20の作動を制御する制御部21、選曲部22、CDドライブ23、MP3デコーダ24およびD/A変換器25を備えて構成されている。
【0012】
図1に示すオーディオ装置では、システムコントローラ11が制御部21に制御信号を出力することにより、ヘッドユニット10とCDチェンジャー20とを全体で一つのオーディオプレーヤとして統一的に動作させることができるようにしている。
【0013】
操作部30は、CDチェンジャー20のCDドライブ23に装填された複数枚のCD−R/RW、CD−ROMに記録されている多数の音楽ソースの中から、ユーザ好みの曲を選択してプリセット登録する操作を行うために使用する。例えば、CDドライブ23に装填されたCDの中で特にお気に入りの曲がある場合、操作部30を操作することによってその曲をプリセットすることができる。この操作を複数回行うことにより、複数の曲をプリセットすることが可能である。また、操作部30は、プリセットされた複数の曲の中から何れかを選択して再生を指示するためにも使用する。
【0014】
ヘッドユニット10内のプリセットメモリ12は、操作部30の操作によってプリセットされた曲を特定するために必要な識別情報と、当該プリセットされた曲の冒頭一部分のデータとを記憶する。そのための記録動作は、システムコントローラ11によって行われる。このプリセットメモリ12は、CDチェンジャー20に比べて音楽データの高速再生が可能なRAMによって構成される。例えば、ヘッドユニット10に着脱可能なメモリスティックのような半導体メモリによりプリセットメモリ12を構成することが可能である。
【0015】
本実施形態のように複数枚のディスクを装填可能なCDチェンジャー20を用いる場合、プリセットされた曲を特定するための識別情報は、例えば、CDドライブ23内の何番目のトレイに装填されたディスクであるかを表すディスク番号、ディスク内の何番目に記録されたデータであるかを表すトラック番号、および曲名である。
【0016】
曲名は必ずしも必須ではないが、これも記録するのが好ましい。すなわち、プリセットしたときのディスクがCDドライブ23から抜かれて他のディスクに交換された場合に、そのプリセット番号を指定して曲の再生が指示されたとき、ディスク番号とトラック番号だけではプリセット登録時と異なる曲が再生されてしまう。これに対して、プリセット登録時に曲名も記録しておき、再生指示が行われたときにこれを照合することにより、全く関係のない曲が再生されてしまう不都合を防止できる。
【0017】
また、プリセットメモリ12に記録される冒頭部分のデータは、例えば曲の始めから数秒間の音楽データである。CD−R/RW等に音楽データがMP3形式で記録されている場合、当該MP3の圧縮形式で規定される記録単位であるフレームを数個分、プリセットメモリ12に記録するようにする。具体的には、曲の検索指示が出されてから、CDチェンジャー20がディスクをチェンジして該当する曲を取り出すまでにかかる最大の時間よりも長い時間分だけ、MP3データの冒頭の数フレームをプリセットメモリ12に記録する。このように、プリセットメモリ12には曲の冒頭部分のみを記録しているので、RAMの容量を比較的小さくすることができる。
【0018】
MP3デコーダ13は、プリセットメモリ12から再生されるMP3形式の圧縮音楽データをデコードする。このMP3デコーダ13は、システムコントローラ11により動作が制御される。ここでデコードされた音楽データは、D/A変換器14を介してアンプ15に出力される。アンプ15は、D/A変換器14より供給されたオーディオ信号を増幅し、スピーカ40から出力する。
【0019】
また、CDチェンジャー20内の選曲部22は、システムコントローラ11から供給される選曲指示に応じて、CDドライブ23の動作を制御し、任意の曲を選曲する。CDドライブ23内では、1枚のディスクをプレーヤにかけて、それをモータにより回転するとともに、ディスクの半径方向にピックアップを移動することによって、所定の位置に記録された曲のデータを読み取っている。あるディスクを再生しているときに、他のディスク内の選曲指示が出された場合には、プレーヤにかけるディスクを交換した後、ピックアップを移動することにより、選曲された音楽データを読み取る。
【0020】
MP3デコーダ24は、CDドライブ23から再生されるMP3形式の圧縮音楽データを、収録曲の曲名等の情報を記録した情報データと、オーディオ信号を記録した音楽データとに分離してデコードする。このMP3デコーダ24は、制御部21により動作が制御される。ここでデコードされた音楽データは、D/A変換器25を介してヘッドユニット10内のアンプ15に出力される。
【0021】
上述したシステムコントローラ11は、操作部30の操作によって、プリセット番号を指定しての選曲指示が行われた場合、まずプリセットメモリ12に記録されている冒頭部分の音楽データを検索して再生する。その再生と同時に、プリセットメモリ12に記憶されている識別情報を選曲部22に伝えて選曲指示を出し、CDドライブ23から該当する音楽データを検索する。
【0022】
そして、システムコントローラ11は、プリセットメモリ12に記録された音楽データの再生後に、制御部21に対して制御信号を出力し、CDドライブ23から検索された音楽データに切り替えて再生するようにする。プリセットメモリ12に記憶されている冒頭部分の音楽データがMP3形式の場合、当該プリセットメモリ12から複数フレーム分の音楽データを再生した後、その次のフレームからCDチェンジャー20に切り替えて音楽データを再生するようにする。
【0023】
上記の構成において、操作部30は、本発明の登録手段および再生指示手段に相当する。また、システムコントローラ11は、本発明の記録手段に相当する。さらに、システムコントローラ11、MP3デコーダ13、D/A変換器14、アンプ15、選曲部22、制御部21、MP3デコーダ24およびD/A変換器25は、本発明の再生手段に相当する。
【0024】
次に、上記のように構成した本実施形態によるオーディオ装置の動作を説明する。ユーザは、CDドライブ23に装填されたCDの音楽を聴いているときに、お気に入りの曲があった場合、操作部30を操作することによってその曲をプリセットする。このとき、システムコントローラ11が操作部30からの指示を受けて制御部21に制御信号を出力することにより、プリセットされる曲の冒頭部分をCDドライブ23から読み出す。
【0025】
そして、システムコントローラ11は、CDドライブ23から読み出された冒頭部分のデータを、制御部21を介して取得してプリセットメモリ12に記録する。また、当該取得した曲のディスク番号およびトラック番号も取得し、プリセットメモリ12に記録する。さらに、プリセットされる曲に関してMP3デコーダ24によりデコードされた曲名も取得し、これも合わせてプリセットメモリ12に記録する。
【0026】
その後、ユーザが操作部30を操作して、プリセットされたお気に入りの曲を選曲した場合、システムコントローラ11は、まずプリセットメモリ12に記録されている冒頭部分の音楽データを検索して再生する。プリセットメモリ12より再生された冒頭部分の音楽データは、MP3デコーダ13、D/A変換器14およびアンプ15を介してアナログのオーディオ信号となり、スピーカ40から出力される。
【0027】
また、システムコントローラ11は、このプリセットメモリ12からの再生が行われている間に、プリセットメモリ12に記憶されている識別情報(ディスク番号、トラック番号、曲名)を選曲部22に伝えて選曲指示を出し、CDドライブ23から該当する音楽データを検索する。その後、システムコントローラ11は、制御部21に制御信号を出力することにより、プリセットメモリ12からCDドライブ23に切り替えて音楽データを再生するようにする。このときCDドライブ23より再生された音楽データは、MP3デコーダ24、D/A変換器25およびアンプ15を介してアナログのオーディオ信号となり、スピーカ40から出力される。
【0028】
図2は、プリセットデータの再生時における動作フローを示す図である。図2に示すように、プリセットされた曲を選択した場合、まずはプリセットメモリ12に保存してある曲始めの音楽データを再生し、その再生が終わるまでの間に、CDドライブ23において指定された曲が入っているディスクにチェンジする。そして、プリセットメモリ12の再生が終わった段階で、CDドライブ23に切り替えて音楽データを再生する。
【0029】
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、好みの曲をプリセットしておくことで、複数枚のCDに記録された多数の曲の中から好みの曲をワンタッチで再生することができる。しかも、再生中のディスクと異なるディスク内に記録された曲を選曲した場合でも、その曲が再生されるまでにかかる時間は、プリセットメモリ12の音楽データを再生するのに必要な短い時間で済む。すなわち、ディスクを跨いだ選曲時にも、選曲された曲の再生を、比較的長くかかるディスクチェンジ時間に関係なくスムーズに行うことができる。
【0030】
なお、上記実施形態では、多数の音楽データを記録する記録媒体として、複数枚のCD−R/RWやCD−ROMを装填可能なCDチェンジャー20を用いる例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ハードディスクを用いても良い。近年の車載オーディオ装置は、車両の振動にも十分耐え得るハードディスクの開発を背景に、ハードディスクを搭載したものも提供されている。この種の車載オーディオ装置においても、多数の音楽ソースをハードディスクに書き込み、車内オーディオとして楽しむことが可能である。
【0031】
このようなハードディスク搭載型のオーディオ装置に本発明を適用することにより、好みの曲をワンタッチで再生することができるとともに、ハードディスクの検索にかかる時間よりも短い時間で、選曲された曲をプリセットメモリ12から再生することができる。すなわち、ハードディスクに比べて半導体メモリの方がアクセス速度は速い。しかも、プリセットされた音楽データだけを半導体メモリに記憶しているので、多量の音楽データが記録されたハードディスクを直に検索する場合に比べて探索空間が小さくなる。これにより、ハードディスク搭載型のオーディオ装置においても本発明を適用することにより、選曲をよりスムーズに行うことが可能となる。
【0032】
また、上記実施形態では、プリセットメモリ12をヘッドユニット10の中に設ける例について説明したが、CDチェンジャー20の中に設けても良い。CDチェンジャー20の中に設けた場合、ヘッドユニット10内のMP3デコーダ13およびD/A変換器は不要とすることができる。
【0033】
また、上記実施形態では、プリセットメモリ12を半導体メモリにより構成する例について説明したが、ハードディスクにより構成しても良い。ハードディスクを用いた場合でも、CDチェンジャー20にてディスクチェンジをしている間に冒頭部分を再生することができる。
【0034】
また、上記実施形態では、プリセットメモリ12に記憶する識別情報としてディスク番号、トラック番号、曲名を用いる例について説明したが、これに限定されない。例えば、ディスクの所定部分においてそのディスクに記録している内容等を書き込んであるTOC(Title of Contents)情報を用いても良い。また、フォルダやファイルの配置等を表す記録構造(パステーブル)を用いても良い。パステーブルは、曲名と同様にファイルの照合に使用する。
【0035】
また、上記実施形態では、プリセットメモリ12に記録する冒頭部分の音楽データを制御部21がCDドライブ23から読み出して取得する例について説明したが、これに限定されない。例えば、MP3デコーダ24がCDドライブ23から取り出した音楽データをメモリに記憶しておき、それを制御部21が取得するようにしても良い。
【0036】
また、上記実施形態では、プリセットメモリ12に記録された冒頭部分の音楽データを再生し終わった後に、CDドライブ23内のCDに記録された音楽データに切り替えて再生する例について説明したが、これに限定されない。例えば、プリセットメモリ12の再生途中でも、システムコントローラ11がCDチェンジャー20からディスクチェンジ完了通知を受けることによって、音楽データの再生を切り替えるようにしても良い。
【0037】
また、上記実施形態では、MP3形式で圧縮された音楽データを再生する場合を例にとって説明したが、圧縮形式はこれに限定されない。例えば、ATRAC3、AAC(Advanced Audio Coding)、AC−3(Dolby Digital)、TwinVQ、WMA(Windows Media Audio)などの圧縮形式であっても良い。
【0038】
また、上記実施形態では、音楽データを再生する例について説明したが、映像データを再生する場合にも同様に本発明を適用することが可能である。
【0039】
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、第1の記録媒体に記録された多数のソースデータの中から好みのソースをワンタッチで簡単に探し出すことができるとともに、第1の記録媒体に関して比較的長くかかるデータ取得時間に関係なく、高速再生が可能な第2の記録媒体を利用して好みのソースデータをスムーズに再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による車載オーディオ装置の要部構成を示す図である。
【図2】プリセットデータの再生時における動作フローを示す図である。
【符号の説明】
10 ヘッドユニット
11 システムコントローラ
12 プリセットメモリ(RAM)
13 MP3デコーダ
14 D/A変換器
15 アンプ
20 CDチェンジャー
21 制御部
22 選曲部
23 CDドライブ
24 MP3デコーダ
25 D/A変換器
30 操作部
40 スピーカ
【発明の属する技術分野】
本発明はオーディオ装置に関し、特に、多数のソースデータの中から好みのソースを探し出して再生する機能を有するオーディオ装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、データを記録するための記録媒体として、多種多様なメディアが提供されている。近年では、比較的大容量のデータを読み書きすることができる便利さが受けて、書込可能型コンパクトディスクあるいは追記型コンパクトディスク(以下、CD−R/RWと記す)が普及している。
【0003】
このCD−R/RWの普及に伴い、車載用のオーディオ装置においても、従来のカセットテープやMD(ミニディスク)等に代わってCD−R/RWが用いられるようになることが予想される。つまりユーザは、各自好みの音楽ソースをCD−R/RWに多数書き込み、車内オーディオとして楽しむようになる。
【0004】
ところで、最近では、デジタルの音楽ソースをMP3(MPEGオーディオ−レイヤ3)、ATRAC3(Adaptive Transform Acoustic Coding)などの形式に従って圧縮し、圧縮されたデータを記録媒体に記録することがよく行われる。例えば、音楽ソースをMP3形式にてCD−R/RWに書き込んだ場合、1枚のCD−R/RWに100曲以上の音楽を書き込むことが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような実情から、今後は、CD−R/RWの記録再生が可能で、かつ、MP3やATRAC3等の様々な圧縮形式に対応したCDチェンジャーの開発が予想される。例えば、MP3対応の6枚CDチェンジャーが開発された場合、ユーザは1枚に100曲以上を書き込んだCD−R/RWを6枚、合計で600曲以上に及ぶ多数の音楽ソースを1つのマガジンに収めることが可能となる。
【0006】
しかしながら、このように多数の音楽ソースを記録した場合、その中から特にお気に入りの曲を探し出すことは、非常に面倒になる。すなわち、所望の曲を探し出すためには、リモコンのスキップボタン等を順次操作して、画面上に表示される曲名を見たり曲の出だしを聴いたりして1つ1つ確認する必要がある。あるいは、CD−R/RWに記録した音楽の曲名を列挙したレーベル等をユーザが事前に作成している場合は、そのレーベルを見て所望の曲を探し出し、その後でリモコンを操作して該当する位置までスキップさせる必要がある。
【0007】
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、多数のソースデータが記録されたメディアの中から好みのソースをワンタッチで簡単に探し出すことができ、しかも、選択したソースをスムーズに再生できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本発明のオーディオ装置では、第1の記録媒体に記録された複数のソースデータの中から好みのソースデータを選択してプリセットできるようにするとともに、プリセットされたソースデータを特定するための識別情報とそのソースデータの冒頭部分のデータとを、第1の記録媒体に比べて高速再生が可能な第2の記録媒体に記録する。そして、プリセットされた好みのソースデータをユーザが選択した場合には、まず第2の記録媒体に保存してある冒頭部分を再生し、その再生をしている間に第1の記録媒体からオリジナルのソースデータを検索して、検索されたソースデータに切り替えて再生する。
【0009】
上記のように構成した本発明によれば、好みのソースデータをプリセットしておくことで、多数のソースデータの中から好みのソースがワンタッチで再生される。しかも、第1の記録媒体上でオリジナルのソースデータを検索している間も、高速再生可能な第2の記録媒体から該当するソースデータの再生が直ちに行われる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態による車載オーディオ装置の要部構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態の車載オーディオ装置は、装置全体を制御するヘッドユニット10と、装填された複数枚のCD−R/RW、CD−ROMを交換して再生可能なCDチェンジャー20と、ユーザが各種の操作を行うためのリモコン等の操作部30と、スピーカ40とを備えて構成されている。
【0011】
ヘッドユニット10は、装置全体を制御するシステムコントローラ11、プリセットメモリ12、MP3デコーダ13、D/A変換器14およびアンプ15を備えて構成されている。また、CDチェンジャー20は、当該CDチェンジャー20の作動を制御する制御部21、選曲部22、CDドライブ23、MP3デコーダ24およびD/A変換器25を備えて構成されている。
【0012】
図1に示すオーディオ装置では、システムコントローラ11が制御部21に制御信号を出力することにより、ヘッドユニット10とCDチェンジャー20とを全体で一つのオーディオプレーヤとして統一的に動作させることができるようにしている。
【0013】
操作部30は、CDチェンジャー20のCDドライブ23に装填された複数枚のCD−R/RW、CD−ROMに記録されている多数の音楽ソースの中から、ユーザ好みの曲を選択してプリセット登録する操作を行うために使用する。例えば、CDドライブ23に装填されたCDの中で特にお気に入りの曲がある場合、操作部30を操作することによってその曲をプリセットすることができる。この操作を複数回行うことにより、複数の曲をプリセットすることが可能である。また、操作部30は、プリセットされた複数の曲の中から何れかを選択して再生を指示するためにも使用する。
【0014】
ヘッドユニット10内のプリセットメモリ12は、操作部30の操作によってプリセットされた曲を特定するために必要な識別情報と、当該プリセットされた曲の冒頭一部分のデータとを記憶する。そのための記録動作は、システムコントローラ11によって行われる。このプリセットメモリ12は、CDチェンジャー20に比べて音楽データの高速再生が可能なRAMによって構成される。例えば、ヘッドユニット10に着脱可能なメモリスティックのような半導体メモリによりプリセットメモリ12を構成することが可能である。
【0015】
本実施形態のように複数枚のディスクを装填可能なCDチェンジャー20を用いる場合、プリセットされた曲を特定するための識別情報は、例えば、CDドライブ23内の何番目のトレイに装填されたディスクであるかを表すディスク番号、ディスク内の何番目に記録されたデータであるかを表すトラック番号、および曲名である。
【0016】
曲名は必ずしも必須ではないが、これも記録するのが好ましい。すなわち、プリセットしたときのディスクがCDドライブ23から抜かれて他のディスクに交換された場合に、そのプリセット番号を指定して曲の再生が指示されたとき、ディスク番号とトラック番号だけではプリセット登録時と異なる曲が再生されてしまう。これに対して、プリセット登録時に曲名も記録しておき、再生指示が行われたときにこれを照合することにより、全く関係のない曲が再生されてしまう不都合を防止できる。
【0017】
また、プリセットメモリ12に記録される冒頭部分のデータは、例えば曲の始めから数秒間の音楽データである。CD−R/RW等に音楽データがMP3形式で記録されている場合、当該MP3の圧縮形式で規定される記録単位であるフレームを数個分、プリセットメモリ12に記録するようにする。具体的には、曲の検索指示が出されてから、CDチェンジャー20がディスクをチェンジして該当する曲を取り出すまでにかかる最大の時間よりも長い時間分だけ、MP3データの冒頭の数フレームをプリセットメモリ12に記録する。このように、プリセットメモリ12には曲の冒頭部分のみを記録しているので、RAMの容量を比較的小さくすることができる。
【0018】
MP3デコーダ13は、プリセットメモリ12から再生されるMP3形式の圧縮音楽データをデコードする。このMP3デコーダ13は、システムコントローラ11により動作が制御される。ここでデコードされた音楽データは、D/A変換器14を介してアンプ15に出力される。アンプ15は、D/A変換器14より供給されたオーディオ信号を増幅し、スピーカ40から出力する。
【0019】
また、CDチェンジャー20内の選曲部22は、システムコントローラ11から供給される選曲指示に応じて、CDドライブ23の動作を制御し、任意の曲を選曲する。CDドライブ23内では、1枚のディスクをプレーヤにかけて、それをモータにより回転するとともに、ディスクの半径方向にピックアップを移動することによって、所定の位置に記録された曲のデータを読み取っている。あるディスクを再生しているときに、他のディスク内の選曲指示が出された場合には、プレーヤにかけるディスクを交換した後、ピックアップを移動することにより、選曲された音楽データを読み取る。
【0020】
MP3デコーダ24は、CDドライブ23から再生されるMP3形式の圧縮音楽データを、収録曲の曲名等の情報を記録した情報データと、オーディオ信号を記録した音楽データとに分離してデコードする。このMP3デコーダ24は、制御部21により動作が制御される。ここでデコードされた音楽データは、D/A変換器25を介してヘッドユニット10内のアンプ15に出力される。
【0021】
上述したシステムコントローラ11は、操作部30の操作によって、プリセット番号を指定しての選曲指示が行われた場合、まずプリセットメモリ12に記録されている冒頭部分の音楽データを検索して再生する。その再生と同時に、プリセットメモリ12に記憶されている識別情報を選曲部22に伝えて選曲指示を出し、CDドライブ23から該当する音楽データを検索する。
【0022】
そして、システムコントローラ11は、プリセットメモリ12に記録された音楽データの再生後に、制御部21に対して制御信号を出力し、CDドライブ23から検索された音楽データに切り替えて再生するようにする。プリセットメモリ12に記憶されている冒頭部分の音楽データがMP3形式の場合、当該プリセットメモリ12から複数フレーム分の音楽データを再生した後、その次のフレームからCDチェンジャー20に切り替えて音楽データを再生するようにする。
【0023】
上記の構成において、操作部30は、本発明の登録手段および再生指示手段に相当する。また、システムコントローラ11は、本発明の記録手段に相当する。さらに、システムコントローラ11、MP3デコーダ13、D/A変換器14、アンプ15、選曲部22、制御部21、MP3デコーダ24およびD/A変換器25は、本発明の再生手段に相当する。
【0024】
次に、上記のように構成した本実施形態によるオーディオ装置の動作を説明する。ユーザは、CDドライブ23に装填されたCDの音楽を聴いているときに、お気に入りの曲があった場合、操作部30を操作することによってその曲をプリセットする。このとき、システムコントローラ11が操作部30からの指示を受けて制御部21に制御信号を出力することにより、プリセットされる曲の冒頭部分をCDドライブ23から読み出す。
【0025】
そして、システムコントローラ11は、CDドライブ23から読み出された冒頭部分のデータを、制御部21を介して取得してプリセットメモリ12に記録する。また、当該取得した曲のディスク番号およびトラック番号も取得し、プリセットメモリ12に記録する。さらに、プリセットされる曲に関してMP3デコーダ24によりデコードされた曲名も取得し、これも合わせてプリセットメモリ12に記録する。
【0026】
その後、ユーザが操作部30を操作して、プリセットされたお気に入りの曲を選曲した場合、システムコントローラ11は、まずプリセットメモリ12に記録されている冒頭部分の音楽データを検索して再生する。プリセットメモリ12より再生された冒頭部分の音楽データは、MP3デコーダ13、D/A変換器14およびアンプ15を介してアナログのオーディオ信号となり、スピーカ40から出力される。
【0027】
また、システムコントローラ11は、このプリセットメモリ12からの再生が行われている間に、プリセットメモリ12に記憶されている識別情報(ディスク番号、トラック番号、曲名)を選曲部22に伝えて選曲指示を出し、CDドライブ23から該当する音楽データを検索する。その後、システムコントローラ11は、制御部21に制御信号を出力することにより、プリセットメモリ12からCDドライブ23に切り替えて音楽データを再生するようにする。このときCDドライブ23より再生された音楽データは、MP3デコーダ24、D/A変換器25およびアンプ15を介してアナログのオーディオ信号となり、スピーカ40から出力される。
【0028】
図2は、プリセットデータの再生時における動作フローを示す図である。図2に示すように、プリセットされた曲を選択した場合、まずはプリセットメモリ12に保存してある曲始めの音楽データを再生し、その再生が終わるまでの間に、CDドライブ23において指定された曲が入っているディスクにチェンジする。そして、プリセットメモリ12の再生が終わった段階で、CDドライブ23に切り替えて音楽データを再生する。
【0029】
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、好みの曲をプリセットしておくことで、複数枚のCDに記録された多数の曲の中から好みの曲をワンタッチで再生することができる。しかも、再生中のディスクと異なるディスク内に記録された曲を選曲した場合でも、その曲が再生されるまでにかかる時間は、プリセットメモリ12の音楽データを再生するのに必要な短い時間で済む。すなわち、ディスクを跨いだ選曲時にも、選曲された曲の再生を、比較的長くかかるディスクチェンジ時間に関係なくスムーズに行うことができる。
【0030】
なお、上記実施形態では、多数の音楽データを記録する記録媒体として、複数枚のCD−R/RWやCD−ROMを装填可能なCDチェンジャー20を用いる例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ハードディスクを用いても良い。近年の車載オーディオ装置は、車両の振動にも十分耐え得るハードディスクの開発を背景に、ハードディスクを搭載したものも提供されている。この種の車載オーディオ装置においても、多数の音楽ソースをハードディスクに書き込み、車内オーディオとして楽しむことが可能である。
【0031】
このようなハードディスク搭載型のオーディオ装置に本発明を適用することにより、好みの曲をワンタッチで再生することができるとともに、ハードディスクの検索にかかる時間よりも短い時間で、選曲された曲をプリセットメモリ12から再生することができる。すなわち、ハードディスクに比べて半導体メモリの方がアクセス速度は速い。しかも、プリセットされた音楽データだけを半導体メモリに記憶しているので、多量の音楽データが記録されたハードディスクを直に検索する場合に比べて探索空間が小さくなる。これにより、ハードディスク搭載型のオーディオ装置においても本発明を適用することにより、選曲をよりスムーズに行うことが可能となる。
【0032】
また、上記実施形態では、プリセットメモリ12をヘッドユニット10の中に設ける例について説明したが、CDチェンジャー20の中に設けても良い。CDチェンジャー20の中に設けた場合、ヘッドユニット10内のMP3デコーダ13およびD/A変換器は不要とすることができる。
【0033】
また、上記実施形態では、プリセットメモリ12を半導体メモリにより構成する例について説明したが、ハードディスクにより構成しても良い。ハードディスクを用いた場合でも、CDチェンジャー20にてディスクチェンジをしている間に冒頭部分を再生することができる。
【0034】
また、上記実施形態では、プリセットメモリ12に記憶する識別情報としてディスク番号、トラック番号、曲名を用いる例について説明したが、これに限定されない。例えば、ディスクの所定部分においてそのディスクに記録している内容等を書き込んであるTOC(Title of Contents)情報を用いても良い。また、フォルダやファイルの配置等を表す記録構造(パステーブル)を用いても良い。パステーブルは、曲名と同様にファイルの照合に使用する。
【0035】
また、上記実施形態では、プリセットメモリ12に記録する冒頭部分の音楽データを制御部21がCDドライブ23から読み出して取得する例について説明したが、これに限定されない。例えば、MP3デコーダ24がCDドライブ23から取り出した音楽データをメモリに記憶しておき、それを制御部21が取得するようにしても良い。
【0036】
また、上記実施形態では、プリセットメモリ12に記録された冒頭部分の音楽データを再生し終わった後に、CDドライブ23内のCDに記録された音楽データに切り替えて再生する例について説明したが、これに限定されない。例えば、プリセットメモリ12の再生途中でも、システムコントローラ11がCDチェンジャー20からディスクチェンジ完了通知を受けることによって、音楽データの再生を切り替えるようにしても良い。
【0037】
また、上記実施形態では、MP3形式で圧縮された音楽データを再生する場合を例にとって説明したが、圧縮形式はこれに限定されない。例えば、ATRAC3、AAC(Advanced Audio Coding)、AC−3(Dolby Digital)、TwinVQ、WMA(Windows Media Audio)などの圧縮形式であっても良い。
【0038】
また、上記実施形態では、音楽データを再生する例について説明したが、映像データを再生する場合にも同様に本発明を適用することが可能である。
【0039】
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、第1の記録媒体に記録された多数のソースデータの中から好みのソースをワンタッチで簡単に探し出すことができるとともに、第1の記録媒体に関して比較的長くかかるデータ取得時間に関係なく、高速再生が可能な第2の記録媒体を利用して好みのソースデータをスムーズに再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による車載オーディオ装置の要部構成を示す図である。
【図2】プリセットデータの再生時における動作フローを示す図である。
【符号の説明】
10 ヘッドユニット
11 システムコントローラ
12 プリセットメモリ(RAM)
13 MP3デコーダ
14 D/A変換器
15 アンプ
20 CDチェンジャー
21 制御部
22 選曲部
23 CDドライブ
24 MP3デコーダ
25 D/A変換器
30 操作部
40 スピーカ
Claims (4)
- 第1の記録媒体に記録された複数のソースデータの中から一以上のソースデータを選択して登録するための登録手段と、
上記登録手段により登録されたソースデータを特定するために必要な識別情報および上記登録されたソースデータの冒頭の一部分を、上記第1の記録媒体に比べて高速再生が可能な第2の記録媒体に記録する記録手段と、
上記登録手段により登録されたソースデータの再生を指示するための再生指示手段と、
上記再生指示手段により指示されたソースデータに関して上記第2の記録媒体に記録されている冒頭の一部分を再生するとともに、その再生をしている間に、上記第2の記録媒体に記憶されている識別情報に基づいて、上記第1の記録媒体から上記指示されたソースデータを検索し、検索されたソースデータに切り替えて再生する再生手段とを備えたことを特徴とするオーディオ装置。 - 上記第1の記録媒体は、ディスク交換機能を有する装置に装填された複数のディスクであることを特徴とする請求項1に記載のオーディオ装置。
- 上記第2の記録媒体は、装置本体に着脱可能に成された半導体メモリであることを特徴とする請求項1に記載のオーディオ装置。
- 上記第1の記録媒体および上記第2の記録媒体に記録されるソースデータは、所定の圧縮形式で圧縮された音楽データであり、
上記記録手段は、上記ソースデータの冒頭の一部分として、上記圧縮形式で規定される記録単位を数単位分だけ上記第2の記録媒体に記録するようにし、
上記再生手段は、上記第2の記録媒体から上記数単位分のソースデータを再生した後、その次の記録単位から上記第1の記録媒体に切り替えてソースデータを再生するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のオーディオ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002252521A JP2004095015A (ja) | 2002-08-30 | 2002-08-30 | オーディオ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2002252521A JP2004095015A (ja) | 2002-08-30 | 2002-08-30 | オーディオ装置 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004095015A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8520478B2 (en) | 2005-06-29 | 2013-08-27 | Sony Corporation | Readout device, readout method, program, and program recording medium |
-
2002
- 2002-08-30 JP JP2002252521A patent/JP2004095015A/ja active Pending
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