JP2015046803A - 遠隔操作被制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の遠隔操作装置からの遠隔操作信号に応じて適切に動作することが可能な遠隔操作被制御装置を提供する。
【解決手段】 複数の遠隔操作装置からの遠隔操作信号に応じて遠隔操作される遠隔操作被制御装置は、受信部が遠隔操作信号を受信した場合に、制御部が、遠隔操作信号に電源オン/スタンバイに関する遠隔操作コードが含まれているか否かを記憶部を参照して判断し、含まれていると判断し、かつ、入力信号検出部が所定時間内に信号入力の有無が変化することを検出する場合には、制御部が、対応する遠隔操作コードの一組を遠隔操作被制御装置の遠隔操作コードの組として設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遠隔操作装置から遠隔操作される遠隔操作被制御装置に関し、特に、複数の遠隔操作装置からの遠隔操作信号に応じて適切に動作することが可能な遠隔操作被制御装置に関する。
テレビなどの映像および音声を再生するディスプレイ装置には、HDDビデオレコーダー、等の映像記録再生装置、あるいは、アンプおよびスピーカーを内蔵する音声再生装置、等の外部機器が接続されて使用される場合がある。これらの外部機器は、ディスプレイ装置から出力される映像信号または音声信号を受けて、映像信号を記録する、あるいは、音声を再生する、等の動作を行う。ディスプレイ装置に接続する外部機器として、代表的には、アンプおよびスピーカーを含んでディスプレイ装置から出力される音声信号を音声に変換して再生するスピーカー装置がある。音声再生能力に優れるスピーカー装置は、ディスプレイ装置が有するスピーカーに代えて、音声を再生するのに用いられる。
ディスプレイ装置並びに外部機器は、それぞれに遠隔操作が可能なリモートコントローラーを有する場合がある。例えば、ディスプレイ装置にスピーカー装置を接続した場合に、ディスプレイ装置のリモコンのみでディスプレイ装置だけでなく同時に使用するスピーカー装置の遠隔操作も可能であることが好ましいので、従来のスピーカー装置では、ディスプレイ装置のリモコンからの遠隔操作信号(リモコンコード)を受けることができて、動作の制御が可能なものが存在する。
ディスプレイ装置に接続する外部機器からみると、複数のディスプレイ装置との連動動作を可能にするのに、多数存在するディスプレイ装置のリモコンコードを予め取得しておく必要がある。ディスプレイ装置のリモコンコードは、基本的に一つのコードに一意の機能操作が割り当てられており、メーカーによって異なる組み合わせが用いられているからである。従来には、例えば、複数のリモコン(複数の遠隔操作信号のフォーマット)に対応する遠隔操作被制御装置がある(特許文献1)。また、ディスプレイ装置に接続するスピーカー装置では、ディスプレイ装置の電源オン/オフに連動するのに、音声信号の有無、あるいは、制御信号の有無を判断して動作するものがある(特許文献2、特許文献3)。
ただし、単一のメーカーのリモコンコードであっても、コードに割り当てられた機能操作が年代を経て変更されていることが有り、ディスプレイ装置のリモコンをユーザーが操作して外部機器を制御しようとすると、ユーザーが望む所定の動作を外部機器が行わないことがあるという問題がある。例えば、あるテレビメーカーのテレビAに付属するリモートコントローラーaのリモコンコード“0002”には「Volume Up操作」が割り当てられていても、後年の別のテレビBに付属するリモートコントローラーbのリモコンコード“0002”には「Channel Up操作」が割り当てられていることがある。この場合には、ユーザーがリモートコントローラーbで「Channel Up操作」を行った際に、テレビBに接続したリモコン信号を受信したスピーカー装置が、「Volume Up操作」が行われたと判断して再生音量を増加してしまうというような問題を生じる可能性がある。
特開平5−122780号公報 特開2002−223487号公報 特開2007−214834号公報
本発明は、上記の従来技術が有する問題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の遠隔操作装置からの遠隔操作信号に応じて適切に動作することが可能な遠隔操作被制御装置を提供することにある。
本発明の遠隔操作被制御装置は、複数の遠隔操作装置からの遠隔操作信号に応じて遠隔操作される遠隔操作被制御装置であって、遠隔操作信号を受信する受信部と、複数の遠隔操作装置に対応した複数の遠隔操作コードの組が記憶されている記憶部と、入力端子に映像信号または音声信号が入力されているか否かを検出する入力信号検出部と、遠隔操作被制御装置を制御する制御部と、を備え、受信部が遠隔操作信号を受信した場合に、制御部が、遠隔操作信号に電源オン/スタンバイに関する遠隔操作コードが含まれているか否かを記憶部を参照して判断し、含まれていると判断し、かつ、入力信号検出部が所定時間内に信号入力の有無が変化することを検出する場合には、制御部が、対応する遠隔操作コードの一組を遠隔操作被制御装置の遠隔操作コードの組として設定する。
好ましくは、本発明の遠隔操作被制御装置は、制御部が、遠隔操作被制御装置の遠隔操作コードの組を設定する場合に、遠隔操作被制御装置がスタンバイ状態である場合には、さらに、遠隔操作被制御装置を電源オン状態へ移行させる、あるいは、遠隔操作被制御装置が電源オン状態である場合には、さらに、遠隔操作被制御装置をスタンバイ状態へ移行させる。
好ましくは、本発明の遠隔操作被制御装置は、受信部が遠隔操作信号を受信した場合に、制御部が、遠隔操作信号に電源オン/スタンバイに関する遠隔操作コードが含まれているか否かを記憶部を参照して判断し、含まれていないと判断する場合、または、含まれていると判断し、かつ、入力信号検出部が所定時間内に信号入力の有無が変化しないことを検出する場合には、遠隔操作被制御装置の遠隔操作コードの組を設定しない。
また、好ましくは、本発明の遠隔操作被制御装置は、入力端子に入力された音声信号を増幅する増幅部と、増幅部からの出力が入力されて音声を再生するスピーカー部と、をさらに備え、御部が、遠隔操作被制御装置を電源オン状態へ移行させる場合に、スピーカー部に音声を再生させるように増幅部を制御する。
以下、本発明の作用について説明する。
本発明の遠隔操作被制御装置は、複数の遠隔操作装置からの遠隔操作信号に応じて遠隔操作される遠隔操作被制御装置であって、遠隔操作信号を受信する受信部と、複数の遠隔操作装置に対応した複数の遠隔操作コードの組が記憶されている記憶部と、遠隔操作被制御装置を制御する制御部と、を備える。遠隔操作被制御装置は、受信部が遠隔操作信号を受信した場合に、その制御部が、遠隔操作信号に電源オン/スタンバイに関する遠隔操作コードが含まれているか否かを記憶部を参照して判断する。制御部は、電源オン/スタンバイに関する遠隔操作コードが含まれていると判断し、かつ、入力信号検出部が所定時間内に信号入力の有無が変化することを検出する場合には、対応する遠隔操作コードの一組を遠隔操作被制御装置の遠隔操作コードの組として設定する。したがって、遠隔操作被制御装置は、複数の異なるリモートコントローラーからのリモコンコードに対応して電源オン/スタンバイに関する動作することが可能になる。
ここで、遠隔操作被制御装置は、入力端子に映像信号または音声信号が入力されているか否かを検出する入力信号検出部を備えるので、ディスプレイ装置等に接続される外部機器として、入力信号の有無の変化を判断して、遠隔操作装置に対応する遠隔操作コードの一組を特定することができる。つまり、例えば、遠隔操作被制御装置に接続されるディスプレイ装置のリモートコントローラーにより制御されることが可能なように、ディスプレイ装置の電源オン/スタンバイに関する遠隔操作コードが送信されてきたことを、ディスプレイ装置からの入力信号の有無が変化したことを併せて判断して、確実にすることができる。ディスプレイ装置等の他の機器が電源オンになれば、ディスプレイ装置からは映像信号または音声信号が出力されるようになり、遠隔操作被制御装置への入力信号が無から有に変化するので、受信した遠隔操作コードがディスプレイ装置のリモートコントローラーからの電源オン/スタンバイに関する遠隔操作コードであったことが確認できるからである。
一方で、遠隔操作被制御装置の制御部は、遠隔操作信号に電源オン/スタンバイに関する遠隔操作コードが含まれているか否かを記憶部を参照して判断し、含まれていないと判断する場合、または、遠隔操作コードが含まれていても、入力信号検出部が所定時間内に信号入力の有無が変化することを検出しない場合には、遠隔操作被制御装置の遠隔操作コードの組を設定しない。後者の場合には、受信した遠隔操作コードがディスプレイ装置のリモートコントローラーからの電源オン/スタンバイに関する遠隔操作コードであったことが、入力信号の有無が変化せずに確認できないからである。その結果、遠隔操作被制御装置が接続されるディスプレイ装置等の他の機器との電源連動動作が確実なものになり、遠隔操作コードの重複等を原因とする誤動作が発生しなくなるというという利点がある。
また、遠隔操作被制御装置の制御部は、遠隔操作被制御装置の遠隔操作コードの組を設定する場合に、遠隔操作被制御装置がスタンバイ状態である場合には、さらに、遠隔操作被制御装置を電源オン状態へ移行させる。あるいは、遠隔操作被制御装置の制御部は、遠隔操作被制御装置の遠隔操作コードの組を設定する場合に、遠隔操作被制御装置が電源オン状態である場合には、さらに、遠隔操作被制御装置をスタンバイ状態へ移行させる。したがって、遠隔操作被制御装置が電源オン状態/スタンバイ状態であるかに関わらず、対応する遠隔操作コードの一組を遠隔操作被制御装置の遠隔操作コードの組として設定することができ、引き続いて新たに設定された対応する遠隔操作装置で操作することが可能になる。
また、遠隔操作被制御装置は、入力端子に入力された音声信号を増幅する増幅部と、増幅部からの出力が入力されて音声を再生するスピーカー部と、をさらに備えていてもよい。遠隔操作被制御装置の制御部は、遠隔操作被制御装置を電源オン状態へ移行させる場合に、スピーカー部に音声を再生させるように増幅部を制御する。したがって、リモートコントローラーから電源オンの遠隔操作がなされると、速やかに入力された音声信号を音声再生することができる。
本発明の遠隔操作被制御装置は、複数の遠隔操作装置からの遠隔操作信号に応じて適切に動作することが可能になり、他の機器との電源連動動作が確実なものになり、速やかに入力された音声信号を音声再生することができる。
本発明の好ましい実施形態による遠隔操作被制御装置(スピーカー装置)を含むコンテンツ再生システムについて説明する図である。(実施例1) メモリに記憶されている複数のリモートコントローラーに対応した複数のリモコンコードの組を説明する図である。(実施例1) スピーカー装置のマイコンにおける動作制御を説明するフローチャートである。(実施例1)
以下、本発明の好ましい実施形態による遠隔操作被制御装置について説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。
図1は、本発明の好ましい実施形態による遠隔操作被制御装置を含むコンテンツ再生システム1について説明するブロック図である。具体的には、遠隔操作被制御装置は、ディスプレイ2に接続されて音声を再生するスピーカー装置10であり、ディスプレイ2ならびにスピーカー装置10を遠隔操作するリモートコントローラー3とともにコンテンツ再生システム1を構成する。なお、説明に不要な一部の構造や、内部構造等は、図示ならびに説明を省略している。
ディスプレイ2は、例えば、テレビジョン放送、インターネット放送、等による映像/音声コンテンツ、または、CD(Compact Disc)あるいはDVD(Digital Versatile Disc)といった(図示しない)ディスクプレイヤーから再生された映像/音声コンテンツを再生するディスプレイであり、映像をそのディスプレイに映写するとともに、コンテンツ音声をデジタル音声信号として出力することができる。なお、ディスプレイ2から出力する音声信号は、モノラル信号、ステレオ信号、マルチチャンネル信号を問わず、また、アナログ信号でも、デジタル信号でもよい。
ディスプレイ2に付属するリモートコントローラー3は、赤外線制御信号4を送信してユーザー操作をディスプレイ2の動作に反映させる。リモートコントローラー3には、対応するディスプレイ2を操作するのに必要なリモコンコードの組が記憶されている。リモートコントローラー3は、ユーザー操作に応じて赤外線制御信号4を送信する。なお、赤外線制御信号4は、有線/無線による他の制御信号であってもよい。
スピーカー装置10は、スピーカー装置10全体の動作を制御するマイコン11と、ディスプレイ2からデジタル音声信号を入力される音声信号入力端子12と、リモートコントローラー3からの赤外線制御信号4を受信する受信回路13と、マイコン11に接続してスピーカー装置10の制御に必要なデータを記憶するメモリ14と、デジタル音声信号を左右ステレオのアナログ音声信号に変換するD/A変換器を含むDSP(Digital Signal Processor)回路15と、アナログ音声信号を増幅するアンプ回路16と、アンプ回路16から出力される音声信号を音声に変換する電気音響変換器であるスピーカー17と、電源回路18と、を備える。
スピーカー装置10のマイコン11は、リモートコントローラー3または(図示しない)操作入力回路からのユーザー操作を受けてそれぞれの回路を制御する。電源回路18は、マイコン11の制御を受けてスピーカー装置10のそれぞれの回路に電源を供給する。スピーカー装置10は、電源回路18がそれぞれの回路に電源を供給しない電源オフ状態と、電源回路18が全ての回路に電源を供給して通常の動作が可能な電源オン状態と、リモートコントローラー3または操作入力回路からの「電源オン」のユーザー操作を待ち受けるスタンバイ状態と、のいずれかの動作状態に遷移する。スタンバイ状態では、電源回路18は、マイコン11および受信回路13等の必要な回路へ最小限の電圧を供給して、待機電力の省力化を図っている。
また、スピーカー装置10は、ディスプレイ2から入力されるデジタル音声信号を、左右ステレオのアナログ音声信号に変換し、さらに電力増幅してスピーカー17に出力することにより、コンテンツの音声を音波に変換して再生する。スピーカー装置10は、様々な異なるメーカーが供給するディスプレイ2に接続して利用されることを想定されている。そこで、スピーカー装置10は、ディスプレイ2に付属するリモートコントローラー3から送信される赤外線制御信号4を受信して、ユーザー操作をその動作に反映させることができるように構成されている。
具体的には、スピーカー装置10は、各メーカーのリモートコントローラー3が送信する赤外線制御信号4に含まれるリモコンコードを受信して遠隔操作を可能にするために、複数のリモートコントローラー3に対応した複数のリモコンコードの組を、メモリ14に予め記憶している。スピーカー装置10のマイコン11は、メモリ14に予め記憶された複数のリモコンコードの組の中からディスプレイ2に対応する一組を特定して、遠隔操作コードの組として設定してスピーカー装置10を制御する。
したがって、例えば、ユーザーがディスプレイ2に付属するリモートコントローラー3を操作して、再生音量を大きくする「Volume Up」をコンテンツ再生システム1に指示する場合には、本来はディスプレイ2に対する制御信号である「Volume Up」のリモコンコードをスピーカー装置10が受信して、スピーカー装置10のマイコン11は、アンプ回路16からの出力電圧を増大させてスピーカー17からの再生音量を大きくするように制御することができる。
図2の表は、メモリ14に記憶されている複数のリモートコントローラーA〜Cに対応したリモコンコードの組を説明する図である。リモコンコードの組は、少なくとも、電源オン状態/スタンバイ状態を切り換える操作機能“POWER”と、再生音量を大きくする操作機能“VOL+”と、再生音量を小さくする操作機能“VOL−”と、再生音を一時的に消音する操作機能“MUTE”と、を含み、好ましくは、テレビの放送チャンネルを変更する“CH+”、または、“CH−”と、を含む。それぞれのリモコンコードは、本実施例では4桁の数字として表記しており、基本的に一つのコードに一意の機能操作が割り当てられている。例えば、異なるリモートコントローラーA〜Cの操作機能“POWER”には、それぞれ異なるリモコンコード“0001”、“0011”、“0101”、が割り当てられている。
ただし、本実施例の図2に示すように、例えば、あるテレビメーカーのリモートコントローラーAのリモコンコード“0002”には「Volume Up操作」が割り当てられている一方で、別のリモートコントローラーBのリモコンコード“0002”には「Channel Up操作」が割り当てられている。したがって、スピーカー装置10を制御するリモートコントローラーを特定しておかなければ、ユーザーが、リモートコントローラーAで「Volume Up操作」を行った際に、あるいは、リモートコントローラーBで「Channel Up操作」を行った際に、スピーカー装置10がリモコンコード“0002”を受信して、ユーザーが意図しない動作をしてしまうという問題を生じるおそれがある。
図3は、スピーカー装置10の受信回路13が赤外線制御信号4を受信した場合に、スピーカー装置10のマイコン11が実行する動作制御を説明するフローチャートである。ここでは、ディスプレイ2およびスピーカー装置10が、スタンバイ状態であり、コンテンツ再生を待機している状態を想定している。この状態では、映像及び音声は再生されておらず、ディスプレイ2からはスピーカー装置10へ音声信号は出力されていない。コンテンツ再生システム1を使用してコンテンツ再生を行う場合に、ユーザーは、リモートコントローラー3の操作機能“POWER”が割り当てられているボタンを押して、操作機能“POWER”に割り当てられているリモコンコードを赤外線制御信号4として送信する。
マイコン11は、”POWER”操作に該当するリモコンコードが入力されたか否かを判断する(S001)。マイコン11は、メモリ14を参照して、入力されたリモコンコードが、リモートコントローラーA〜Cの操作機能“POWER”に割り当てられている“0001”、“0011”、“0101”のいずれかに該当するか否かを判断し、”POWER”操作に該当するリモコンコードでなければ処理を終了する(S001:No)。この場合には、マイコン11は、リモコンコードの組の設定を変更しない。
一方で、”POWER”操作に該当するリモコンコードであると判断する場合(S001:Yes)には、続いてマイコン11は、音声入力変化監視タイマーをスタートさせる(S002)。デジタル音声信号が入力されるDSP回路15は、ディスプレイ2から音声信号が出力されているか否かを判別できるので、マイコン11は、DSP回路15から音声入力有無状態の読み込みを行い(S003)、音声入力の有無に変化があるか否かを判断する(S004)。
ここで、リモートコントローラー3が、ディスプレイ2に対応した遠隔制御可能なリモートコントローラーであるならば、ユーザーの操作によって送信された赤外線制御信号4に操作機能“POWER”が割り当てられているリモコンコードが含まれているので、ディスプレイ2はスタンバイ状態から電源オン状態へ遷移し、結果的に映像/音声コンテンツの再生を開始することになる。したがって、ディスプレイ2から音声信号が出力されて、スピーカー装置10の信号入力端子12に音声信号が入力されると、DSP回路15は音声信号が入力されたことを検出する。したがって、マイコン11は、所定時間内に音声入力の有無に変化があることを検出する(S004:Yes)。
一方で、リモートコントローラー3が、ディスプレイ2に対応した遠隔制御可能なリモートコントローラーであっても、所定時間内にスピーカー装置10の信号入力端子12に音声信号が入力されなければ、ユーザーの操作によって送信された赤外線制御信号4に操作機能“POWER”が割り当てられているリモコンコードが含まれていても、ディスプレイ2がスタンバイ状態から電源オン状態へ遷移したという確認ができない。したがって、ディスプレイ2が所定時間内に映像/音声コンテンツの再生を開始しない場合には、マイコン11は、音声入力変化監視タイマーがタイムアウトしていなければ(S005:No)、DSP回路15から音声入力有無状態の読み込みを再び行い(S003)、所定時間内に音声入力の有無に変化があるかどうかを引き続き確認する。また、マイコン11は、音声入力変化監視タイマーがタイムアウトしたことを検出すれば処理を終了する(S005:Yes)。この場合にも、マイコン11は、リモコンコードの組の設定を変更しない。
マイコン11が、所定時間内に音声入力の有無に変化があることを検出する場合(S004:Yes)には、マイコン11は、受信した”POWER”操作に該当するリモコンコードが“0001”であるか否かを判断する(S006)。リモコンコードが“0001”であれば(S006:Yes)、リモートコントローラー3がリモートコントローラーAであると特定できるので、マイコン11は、スピーカー装置10を以後リモートコントローラーAのコード操作割当に従って動作するようにリモコンコードの組として設定する(S007)。
また、マイコン11は、受信した”POWER”操作に該当するリモコンコードが“0001”でないと判断する場合(S006:No)には、“0011”であるか否かを判断する(S008)。リモコンコードが“0011”であれば(S008:Yes)、リモートコントローラー3がリモートコントローラーBであると特定できるので、マイコン11は、スピーカー装置10を以後リモートコントローラーBのコード操作割当に従って動作するようにリモコンコードの組として設定する(S009)。
また、マイコン11は、受信した”POWER”操作に該当するリモコンコードが“0011”でもないと判断する場合(S008:No)には、リモコンコードは“0101”になることになる。したがって、リモートコントローラー3がリモートコントローラーCであると特定できるので、マイコン11は、スピーカー装置10を以後リモートコントローラーCのコード操作割当に従って動作するようにリモコンコードの組として設定する(S010)。
そして、マイコン11は、リモートコントローラーA〜Cのいずれかのコード操作割当に従って動作するようにリモコンコードの組として設定した後に、スタンバイ状態のスピーカー装置10を電源オン状態に移行させ(S011)、一連の処理を終了する。したがって、スタンバイ状態であったディスプレイ2およびスピーカー装置10が電源オン状態に移行するので、映像ならびに音声を含むコンテンツ再生が開始されることになる。マイコン11は、スピーカー装置10を電源オン状態へ移行させる場合に、スピーカー17からに音声を再生させるようにアンプ回路16でのミュート動作、あるいは、ボリューム動作を制御する。したがって、スピーカー装置10は、リモートコントローラー3から電源オンの遠隔操作がなされると、速やかにディスプレイ2から入力された音声信号を音声再生することができる。
上記の場合の説明では、ディスプレイ2およびスピーカー装置10がスタンバイ状態で待機している状態を想定しているが、電源オン状態からスタンバイ状態に移行するようにリモートコントローラー3から”POWER”操作に該当するリモコンコードが送信された場合にも、スピーカー装置10のマイコン11は同様に動作する。この場合には、ディスプレイ2は電源オン状態からスタンバイ状態へ遷移し、結果的に映像/音声コンテンツの再生を停止することになる。したがって、ディスプレイ2から音声信号が出力されなくなり、スピーカー装置10の信号入力端子12に音声信号が入力されなくなると、DSP回路15は音声信号が入力されなくなったことを検出する。
その結果、マイコン11は、所定時間内に音声入力の有無に変化があることを検出(S004:Yes)するので、受信した”POWER”操作に該当するリモコンコードに応じて、リモートコントローラーA〜Cのいずれかのコード操作割当に従って動作するように、スピーカー装置10のリモコンコードの組を設定することができる(S007、S009、S010)。この場合には、マイコン11は、電源オン状態のスピーカー装置10をスタンバイ状態に移行させて(S011)、一連の処理を終了すればよい。
上記のように、スピーカー装置10は、入力端子に映像信号または音声信号が入力されているか否かを検出する入力信号検出部を備えるので、ディスプレイ2に接続される外部機器として、ディスプレイ2からの入力信号の有無の変化を判断して、リモートコントローラー3に対応する遠隔操作コードの一組を確実に特定することができる。つまり、マイコン11は、受信した遠隔操作コードが、ディスプレイ2のリモートコントローラー3からの電源オン/スタンバイに関するリモコンコードであったことが、ディスプレイ2からの入力信号の有無が変化したことを併せて判断して、確認できるからである。
一方で、マイコン11は、DSP回路15が所定時間内に信号入力の有無が変化することを検出しない場合には、受信した遠隔操作コードが、ディスプレイ2のリモートコントローラー3からの電源オン/スタンバイに関するリモコンコードであったことが入力信号の有無が変化せずに確認できないから、リモコンコードの組を設定しない。したがって、スピーカー装置10が接続されるディスプレイ2との電源連動動作を確実なものにすることができ、リモコンコードの重複等を原因とする誤動作を防止できる。
その結果、本実施例の図2に示すように、リモートコントローラーAのリモコンコード“0002”には「Volume Up操作」が割り当てられている一方で、別のリモートコントローラーBのリモコンコード“0002”には「Channel Up操作」が割り当てられていても、スピーカー装置10を制御するリモートコントローラーが特定できるので、ユーザーが、リモートコントローラーAで「Volume Up操作」を行った際に、あるいは、リモートコントローラーBで「Channel Up操作」を行った際に、スピーカー装置10がリモコンコード“0002”を受信して、ユーザーが意図しない動作をしてしまうという問題が生じない。
なお、一連のマイコン11における動作制御は、上記の場合に限られない。スピーカー装置10のリモコンコードの組を設定するだけに留める場合には、スタンバイ状態のスピーカー装置10を電源オン状態に移行させるステップ、あるいは、電源オン状態のスピーカー装置10をスタンバイ状態に移行させるステップ、は省略するようにしてもよい。また、上記実施例のマイコン11における動作制御は、リモートコントローラー3に対応する遠隔操作コードの一組を特定するためのモードのみにおいて動作するようにしてもよい。
なお、上記実施例のスピーカー装置10は、音声信号を入力信号とするアンプおよびスピーカー内蔵の音声再生装置であるが、遠隔操作被制御装置は、映像信号を入力信号とする入力端子を有するAVアンプであってもよい。その場合には、DSP回路15は、音声信号に代えて映像信号の入力の有無を検出してもよい。遠隔操作被制御装置は、CDプレイヤー2、DVDプレイヤー3またはチューナー4といったコンテンツ再生装置を内蔵していてもよい。本発明の遠隔操作被制御装置は、パーソナルコンピューター等の電子計算機に内蔵されていてもよい。また、上記実施例のスピーカー装置では、制御部であるマイコン11は、一つまたは複数のCPUあるいはDSPなどであって、制御処理および音声信号処理を行う演算回路であってもよい。
本発明の遠隔操作被制御装置は、デジタル音声信号含むコンテンツを再生するステレオ装置、あるいは、マルチチャンネルサラウンド音声再生装置のみならず、ディスプレイ等の映像・音響機器、等にも適用が可能である。
1 コンテンツ再生システム
2 ディスプレイ
3 リモートコントローラー
4 赤外線制御信号
10 スピーカー装置
11 マイコン
12 音声信号入力端子
13 制御信号受信回路
14 メモリ
15 DSP回路
16 アンプ回路
17 スピーカー
18 電源回路

Claims (4)

  1. 複数の遠隔操作装置からの遠隔操作信号に応じて遠隔操作される遠隔操作被制御装置であって、
    該遠隔操作信号を受信する受信部と、複数の該遠隔操作装置に対応した複数の該遠隔操作コードの組が記憶されている記憶部と、入力端子に映像信号または音声信号が入力されているか否かを検出する入力信号検出部と、該遠隔操作被制御装置を制御する制御部と、を備え、
    該受信部が該遠隔操作信号を受信した場合に、該制御部が、該遠隔操作信号に電源オン/スタンバイに関する該遠隔操作コードが含まれているか否かを該記憶部を参照して判断し、含まれていると判断し、かつ、該入力信号検出部が所定時間内に信号入力の有無が変化することを検出する場合には、該制御部が、対応する該遠隔操作コードの一組を該遠隔操作被制御装置の遠隔操作コードの組として設定する、
    遠隔操作被制御装置。
  2. 前記制御部が、該遠隔操作被制御装置の前記遠隔操作コードの組を設定する場合に、該遠隔操作被制御装置がスタンバイ状態である場合には、さらに、該遠隔操作被制御装置を電源オン状態へ移行させる、あるいは、該遠隔操作被制御装置が該電源オン状態である場合には、さらに、該遠隔操作被制御装置を該スタンバイ状態へ移行させる、
    請求項1に記載の遠隔操作被制御装置。
  3. 前記受信部が前記遠隔操作信号を受信した場合に、前記制御部が、該遠隔操作信号に電源オン/スタンバイに関する該遠隔操作コードが含まれているか否かを前記記憶部を参照して判断し、含まれていないと判断する場合、または、含まれていると判断し、かつ、該入力信号検出部が所定時間内に信号入力の有無が変化しないことを検出する場合には、該遠隔操作被制御装置の該遠隔操作コードの組を設定しない、
    請求項1または2に記載の遠隔操作被制御装置。
  4. 前記入力端子に入力された前記音声信号を増幅する増幅部と、該増幅部からの出力が入力されて音声を再生するスピーカー部と、をさらに備え、
    前記御部が、前記遠隔操作被制御装置を前記電源オン状態へ移行させる場合に、該スピーカー部に該音声を再生させるように該増幅部を制御する、
    請求項1〜3のいずれかに記載の遠隔操作被制御装置。
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