JPS6114238Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6114238Y2
JPS6114238Y2 JP16469179U JP16469179U JPS6114238Y2 JP S6114238 Y2 JPS6114238 Y2 JP S6114238Y2 JP 16469179 U JP16469179 U JP 16469179U JP 16469179 U JP16469179 U JP 16469179U JP S6114238 Y2 JPS6114238 Y2 JP S6114238Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
low
sound
operational amplifier
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16469179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5683199U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16469179U priority Critical patent/JPS6114238Y2/ja
Publication of JPS5683199U publication Critical patent/JPS5683199U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6114238Y2 publication Critical patent/JPS6114238Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は体で感じ取れる機械的な体感振動を発
生させる振動ユニツトを有効に駆動するための駆
動装置に関するものである。
最近、スピーカからの音に加えて、低域の音声
信号により音とはならない機械的な体感振動を発
生させ、スピーカからの音を耳で聴くと共に低域
音を機械的体感振動を変換して体で感じ取り、音
楽を楽しむ事が実現されつつなる。
ここで、機械的体感振動を発生させる振動ユニ
ツト(電気−機械変換器)は、特顔昭53−58518
号の明細書の記載から明らかなように、コイルに
発生する電磁力と永久磁石の磁力との相互干渉作
用により振動板を振動させて、耳で可聴不可能な
音を伴なわない肌で感じ取るための機械的体感振
動を発生させる構造となつている。
音に対する人間の聴覚の応答性は対数直線型で
あることが知られており、対数グラフを使つて音
に対する人間の聴覚の応答性Sを表わすと、第1
図に示すように、直線で表わすことができるもの
である。
振動ユニツトで発生する体感、振動に対する人
間の応答性について実験を重ねた結果、入力が小
さくなると、人間は体感振動の強さが音の強さと
比較して過小になりすぎると感じ、逆に入力を
徐々に大きくしていくと、音の強さと適合する範
囲があるが、その範囲を過ぎると、体感振動の強
さが過大すぎてしまうと感じるのであることが解
つた。この結果からすれば、体感振動に対する人
間の応答性Vは、第1図に示すように、聴覚の対
数直線型に比較すると非直線型の傾向を示すもの
であることが解つてきた。
そのために、スピーカからの音を耳で聴くと同
時に、音源からの出力で振動ユニツトを駆動させ
て発生させた体感振動を肌で感じ取つて音楽を楽
しむ場合に、音源からの出力をそのまま振動ユニ
ツトに入力させるとすれば、スピーカからの音と
振動ユニツトからの体感振動とを人間が受け入れ
る際にその両者の間に不協和を感じることにな
り、それを解消するには音量を変化させる毎に振
動ユニツトの出力を調節しなければならず、操作
が煩雑になつてしまうものである。
そこで、本考案は第2図に示すように音源から
の出力を小音量の領域の領域ではそのレベル巾の
圧縮度を小さくさせ、音量が大音量の領域に移行
するにつれてレベル巾の圧縮度を大きくさせた曲
線Cで示すような出力を振動ユニツトに入力さ
せ、体感振動に対する人間の応答性Vが音に対す
る耳の応答性Sに一致するようにし、音源からの
出力変化に対して耳で聴きとる音と肌で感じ取る
体感振動との間に不協和が生じないようにしたこ
とを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。
第3図において、1はステレオ装置の左チヤン
ネルL、右チヤンネルRからの音声信号を混合す
るミクサーであつて、ミクサー1の出力側にはレ
ベル圧縮回路2が結線されている。
レベル圧縮回路2にはレベル調整器3を介して
ローパスフイルタ4が結線され、ローパスフイル
タ4には、一定値以上の入力に対しては出力の大
きさを増さないで一定の値に抑えるような特性を
もつリミツタ手段としての制限増幅器5が結線さ
れている。
制限増幅器5には、制限増幅器5で遮断された
音声信号の波形が矩形波化されたときに角の部分
をなくして歪を補正するローパスフイルタ6が結
線され、ローパスフイルタ6には、ローパスフイ
ルタ6からの出力を電力増幅する増幅器7が結線
され、増幅器7には体感振動させるための振動ユ
ニツト8が結線されることになる。なお、ローパ
スフイルタ4,6の遮断周波数は約150Hz位が良
い。
第4図はレベル圧縮回路2の具体的な電気回路
である。抵抗R1,R2は左チヤンネルL、右チヤ
ンネルRにそれぞれ結線され、抵抗R3は接地さ
れておりり、抵抗R1,R2,R3によりミクサー1
が構成され、抵抗R1,R2と抵抗R3とによりレベ
ル圧縮回路2への入力レベルが調整されている。
演算増幅器A1の+端子Pは抵抗R4を介して接
地され、演算増幅器A1の出力端子Oは抵抗R5
介して一端Mに結線されている。演算増幅器A1
の一端子Mは電界効果トランジスタFETのドレ
ンDに結線され、電界効果トランジスタFETの
ソースSは接地され、ゲートGとドレンDとの間
には負帰還インピーダンスとしてのコンデンサ
C3及び抵抗R6が結線され、コンデンサC3及び抵
抗R6により歪の改善を行なつている。ここで、
電界効果トランジスタFETには可変抵抗器とし
ての働きを持たせており、抵抗R5と電界効果ト
ランジスタFETの抵抗分とにより演算増幅器A1
の増幅度が可変となる。
電界効果トランジスタFETのゲートGには平
滑用のコンンデンサC4と、放電時定数用の抵抗
R7が結線されていると共に、コンデンサC4はダ
イオードD1,D2を介してそれぞれ演算増幅器
A1,A2のそれぞれ出力端子Oに結線されてい
る。
演算増幅器A1の出力端子Oと演算増幅器A2
一端子Mとの間には抵抗R9が結線され、演算増
幅器A2の一端子Mと出力端子Oとの間には抵抗
R10が結線され、演算増幅器A2の+端子Pは抵抗
R11を介して接地されてている。尚、コンデンサ
C1は直流分をカツトする働きをするものであ
る。
このものにおいては、ミクサー1から混合され
た音声信号がコンデンサC1を介して演算増幅器
A1の+端子に入力すると、演算増幅器A1の出力
端子OからコンデンサC4に電流が流れてコンデ
ンサC4が充電される。この場合、交流成分であ
る音声信号のうちプラス部分の音声信号のうちプ
ラス部分の音声信号が入力すると、コンデンサ
C4には電流が流れないが、整流回路9の演算増
幅器A2でその音声信号が反転させられるので、
演算増幅器A2の出力端子OからコンデンサC4
電流が流れてコンデンサC4が充電されることに
なり、output側に歪んだ出力が出なくなる。
コンデンサC4に充電された電荷は抵抗R7の時
定数に基いて放電し、トランジスタFETのゲー
トGに電圧が印加されて電界効果トランジスタ
FETが作動する。ここで、演算増幅器A1の増幅
度は抵抗R5と電界効果トランジスタFETの抵抗
分ととの関係で変化するものであるから、無信号
時トランジスタFETは抵抗R7,R8でアースされ
て0電圧でONの状態になつており、トランジス
タFETの抵抗値は最小となり、トランジスタ
FETの抵抗値と抵抗R5の抵抗値との比は最大と
なる。したがつて演算増幅器A1の増幅度は最大
となる。また、入力レベルが増してトランジスタ
FETのバイアスが深くなりトランジスタFETの
抵抗値が増大し、演算増幅器A1の増幅度が遂に
は1となつてしまう。
以上のようにミクサー1からの音声信号の出力
レベルに応じてトランジスタFETの抵抗値が可
変し、それに応じて演算増幅器A1の増幅度が変
化するからout put側にはレベル巾が圧縮された
第2図に示すような電気信号が出力されることに
なる。
演算増幅器A1のout put側に出力された電気信
号のうち低域周波数の信号のみがローパスフイル
タ4を通過し、ローパスフイルタ4を通過した信
号は制限増幅器5により振動ユニツト8に適した
出力の信号となる。増幅器5からの出力波形に歪
があると、ローパスフイルタ6でその歪が補正さ
れて増幅器7で伝力増幅され、振動ユニツト8に
供給される。
尚、前述した実施例では、リミツタ手段5、ロ
ーパスフイルタ6を使用したが、レベル圧縮回路
2でレベル圧縮されるものであるから、第5図に
示すようにリミツタ手段5及びローパスフイルタ
6を回路から削除しても良いものである。また、
本実施例では、電界効果トランジスタFETを使
用したが、これに代えて通常のトランジスタ或い
はトランスコンタクタンス増幅器等を使用しても
良い。さらに、本実施例においては音源としてス
テレオ装置を使用したが、モノラルの音源を使用
しても良く、この場合にはミクサー1は不要とな
る。
以上のように本考案はレベル圧縮回路を通して
音源からの出力のレベル巾を圧縮して振動ユニツ
トに加え体感振動の出力を修正して肌で感じ取る
ようにしたので、体感振動に対する人間の応答性
が音に対する人間の耳の応答性に一致することに
なり音源の音量を変化させてもスピーカからの音
と体感振動との間に不協和がなくなり、両者を自
然感をもつて感じ取れることができ、音量変化に
伴なう体感振動の強さを調節する操作を必要とせ
ず、音楽を十分に楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は音と体感振動とに対する人間の応答性
の特性図である。第2図はレベル圧縮回路の入力
に対する出力を表わすグラフである。第3図、第
5図は本考案の各実施例におけるブロツクダイヤ
グラムである。第4図はレベル圧縮回路の具体例
を示す電気回路図である。 2……レベル圧縮回路、4,6……ローパスフ
イルタ、5……リミツタ手段、7……増幅器、8
……振動ユニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 音源からの出力のレベル巾を圧縮するレベル圧
    縮回路と、該レベル圧縮回路の出力のうち振動ユ
    ニツトのための低域の信号を通過させるローパス
    フイルタと、該ローパスフイルタからの出力を増
    幅する増幅器と、からなる振動ユニツトの駆動装
    置。
JP16469179U 1979-11-28 1979-11-28 Expired JPS6114238Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16469179U JPS6114238Y2 (ja) 1979-11-28 1979-11-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16469179U JPS6114238Y2 (ja) 1979-11-28 1979-11-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5683199U JPS5683199U (ja) 1981-07-04
JPS6114238Y2 true JPS6114238Y2 (ja) 1986-05-02

Family

ID=29675627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16469179U Expired JPS6114238Y2 (ja) 1979-11-28 1979-11-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6114238Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5683199U (ja) 1981-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8565448B2 (en) Dynamic bass equalization with modified Sallen-Key high pass filter
US20080205666A1 (en) Device For Processing Audio Data, A Method Of Processing Audio Data, A Program Element And A Computer-Readable Medium
JP4868647B2 (ja) 空間的拡張ステレオ・オーディオ・イメージのセントラライジング
JPS6114238Y2 (ja)
JPH0145192Y2 (ja)
JPH05115100A (ja) 音声強調回路
JPS6236396Y2 (ja)
JPS6029275Y2 (ja) 振動ユニツトの駆動装置
JPS583305A (ja) 自動音量調節回路
JP2000190785A (ja) 車載用音響装置
JPH0611632Y2 (ja) 自動ラウドネス制御回路
JPS6324714Y2 (ja)
WO2000002418A1 (en) Hearing instrument
JPS6137038Y2 (ja)
KR910000521Y1 (ko) 음향기기의 자동청감 보정회로
JP2522936B2 (ja) 自動ラウドネス制御回路
JPH062397Y2 (ja) 拡声装置
JP2875409B2 (ja) 音声信号再生装置
JPH04119708A (ja) 増幅器の自動雑音抑圧方法及び自動雑音抑圧装置
KR200269429Y1 (ko) 고주파 대역의 증폭회로를 구비한 보청기
JPS6035352Y2 (ja) 残響装置
JPH0585117U (ja) オーディオ信号処理装置
JPH0646098Y2 (ja) オートラウドネス回路
KR200269430Y1 (ko) 고주파 대역의 주파수 변조 회로를 구비한 보청기
RU2098923C1 (ru) Звуковоспроизводящий агрегат