JPS6236396Y2 - - Google Patents

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JPS6236396Y2
JPS6236396Y2 JP14815279U JP14815279U JPS6236396Y2 JP S6236396 Y2 JPS6236396 Y2 JP S6236396Y2 JP 14815279 U JP14815279 U JP 14815279U JP 14815279 U JP14815279 U JP 14815279U JP S6236396 Y2 JPS6236396 Y2 JP S6236396Y2
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JP
Japan
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vibration unit
speaker
audio signal
ultrasonic wave
low
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JP14815279U
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JPS5669195U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、体で感じ取れる機械的な体感振動を
発生させる振動ユニツトをワイヤレス方式で駆動
させるための駆動装置に関するものである。
最近、スピーカからの音に加えて低域の音声信
号により音とはならない機械的な体感振動を発生
させ、スピーカからの音を耳で聴くと同時に、低
域音に同期した体感振動を肌で感じ取り、音楽を
楽しむ装置が開発されている。
ここに、機械的な体感振動を発生させる振動ユ
ニツトは、低域の音声電流が通電させることによ
りコイルに発生する電磁力と永久磁石の磁力との
相互干渉作用により振動板を振動させて、耳で可
聴可能な音を伴なわない機械的体感振動を発生さ
せるものであり、この振動ユニツトに関する出願
としては特願昭53−58518号等がある。
従来、振動ユニツトを駆動するには、ステレオ
装置から有線方式で振動ユニツトに音声信号を伝
送していたものである。しかしながら、音の空気
中における伝搬速度は1mあたり約2.9ミリセカン
ドであり、例えばスピーカと受聴者との距離が
3.55mはなれていたとすれば、実に10ミリセカン
ドもの時間遅れが生じてしまい体感振動もなんら
かの手段により10ミリセカンドの時間遅れをつく
つてやらないとスピーカと体感振動との一体感が
くずれてしまうことになる。
これらを解決すべく、遅延回路を設けることが
考えられるが、スピーカと振動ユニツトとの距離
に応じてその遅延度合を可変とするには遅延回路
が複雑になり、また遅延回路を設けたとしても時
間差を確実に一致させることはできないものであ
つた。
また、音声信号を有線方式で伝送しているの
で、コードがステレオ装置と振動ユニツトとの間
に存在することになり、コードが絡み合つたり又
は断線事故などが生じ易いという問題があつた。
本考案は前記問題点を解消するもので、振動ユ
ニツトを駆動する音声信号を、超音波に変調して
送波し、スピーカからの音と、超音波送波器から
の超音波との間の時間差をなくしスピーカからの
音と振動ユニツトからの体感振動との一体化を図
るように構成したことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。
1は音源としてのステレオ装置であつて、ステ
レオ装置1の出力側には左、右のスピーカ2,3
が結線され、且つ左、右チヤンネルの音声信号を
混合するミクサー4が結線されている。
ミクサー4の出力側にはローパスフイルタ5が
結線されており、ローパスフイルタ5の出力側に
は変調器6が結線されており、ローパスフイルタ
5からの出力信号により高周波発振器7からの高
周波(数10KHz)が変調器6で変調されて出力さ
れる。ここで、ローパスフイルタ5の遮断周波数
は150Hz位である。
変調器6の出力側には増巾器8を介して超音波
送波器9が結線されており、電気的エネルギーで
ある変調波は超音波送波器9から機械的エネルギ
である超音波として送波される。ここで、超音波
送波器9としては電歪振動子、高音用スピーカ
(ツイター)、電歪バイモルフなどが用いられる。
ここで、ステレオ装置からの信号をミクサー4
で混合したが、装置1からの左右チヤンネルの信
号をそれぞれ変調器6で超音波に変調させて独立
して各チヤンネルの信号を超音波として送波する
ようにしても良くこの場合には受信側で送波され
てきた左右チヤンネルの音声信号をミクサーで混
合するようにすれば良い。またローパスフイルタ
5を設けたが、受信側でローパスフイルタ13を
設けているので、必ずしも必要とはしない。
尚、変調器6を使用したが、高周波発振器7を
ローパスフイルタ6の出力に基いて発振させて変
調波を出力させるようにしても良い。
10は超音波を電気信号に変換する超音波受波
器であり、超音波受波器10としては電歪振動
子、高音用スピーカ(ツイタ)、電歪バイモルフ
などが用いられる。超音波受波器10には増幅器
11を介して復調器12が結線され、復調器12
の出力側には前段のローパスフイルタ13が接続
されている。
ローパスフイルタ13の遮断周波数は約150Hz
位である。
ローパスフイルタ13の出力側には、一定値以
上の入力に対しては出力の大きさが増さないで一
定の値に抑えるような特性をもつリミツタ手段と
しての制限増幅器15が接続され、制限増幅器1
5により振動ユニツト18に過大な電力が印加さ
れるのを防止している。
16は後段のローパスフイルタであつて、ロー
パスフイルタ16は、制限増幅器15で遮断され
た音声信号の波形が矩形波化されたときに角の部
分をなくして歪を補正するものである。ローパス
フイルタ16の遮断周波数は約150Hz位である。
17はローパスフイルタ16からの信号を電力
増幅する電力増幅器であり、電圧利得はOdBであ
る。
尚、受信側の復調器12より後の回路構成はこ
れ以外のものでも良く、またステレオ装置を音源
としたが、モノラルのものを音源としても良い。
本考案においては、ステレオ装置のスピーカ
2,3と送波器9とを同一線x上に位置させる。
この状態でステレオ装置1を作動させると、音声
信号によりスピーカ2,3が作動する。これと同
時に、左、右チヤンネルの音声信号はミクサー4
で混合され、ローパスフイルタ5に入力する。ロ
ーパスフイルタ5からの出力信号で高周波発振器
7の高周波が変調器6で変調され送波器9から超
音波として送波される。
受波器10で受波された超音波は電気信号に変
換され、復調器12でローパスフイルタ5の出力
信号が復調され、この出力信号に基いて振動ユニ
ツト18が駆動される。
以上のように本考案は振動ユニツトを駆動させ
る音声信号を超音波として伝送するようにしたの
で、スピーカの音との間に位相のずれが生じるこ
となく、送波器とスピーカとを同一線上に配設し
たことにより、送波器およびスピーカから受聴者
までの距離が変更されたとしても振動ユニツト駆
動のための信号は超音波として送波されるから何
ら調整することはなく、受聴者の位置変更に自動
的に追従することになるので、至便である。また
ステレオ装置と振動ユニツトとの間にはコードが
存在しないので、コードが絡み合つたり又は断線
したりする事故が発生せず、また持運びに便利で
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すブロツクダイヤグ
ラムである。 1……ステレオ装置、4……ミクサー、5……
ローパスフイルタ、6……変調器、7……高周波
発振器、9……超音波送波器、10……超音波受
波器、12……復調器、18……振動ユニツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 音源からの音声信号でスピーカを駆動すると
    ともに、該音源からの音声信号で振動ユニツト
    を振動させ、前記スピーカの音を聴きながら振
    動ユニツトの振動を体感する装置において、前
    記音源からの音声信号を超音波に変調させる変
    調部と、該変調部からの信号を超音波として送
    波する超音波送波器と、該超音波送波器からの
    信号を電気信号に変換する超音波受波器と、該
    超音波受波器に結線された復調器と、を設け、
    前記超音波送波器を、前記スピーカと同一線上
    に配設したことを特徴とする振動ユニツトの駆
    動装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、前
    記変調部を高周波発振器と変調器とから構成し
    てなる振動ユニツトの駆動装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項において、前
    記変調部を高周波発振器とし、該高調波発振器
    を前記音源からの音声信号の出力に基いて発振
    させて変調波を出力させてなる振動ユニツトの
    駆動装置。
JP14815279U 1979-10-25 1979-10-25 Expired JPS6236396Y2 (ja)

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JPS5669195U JPS5669195U (ja) 1981-06-08
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JPH0619269Y2 (ja) * 1984-03-02 1994-05-18 ボデイソニツク株式会社 体感音響装置
JPH0633743Y2 (ja) * 1984-09-17 1994-08-31 ボデイソニツク株式会社 体感音響装置
JP6456513B2 (ja) * 2015-10-09 2019-01-23 シャープ株式会社 体感制御装置
JP2018045270A (ja) * 2016-09-12 2018-03-22 ソニー株式会社 通信装置および方法、並びにプログラム

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