JPH06269074A - 音に合わせて振動するヘッドホンやイヤホン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】ラジオやテレビやステレオなどに使用するヘッ
ドホンやイヤホンの音響効果を増大すると共に、音漏れ
の防止と耳の保護を目的としたものである。 【構成】ヘッドホンやイヤホン本体（１）内に電磁石
（２）と、振動板（３）を設けて電磁石（２）の力によ
り音に合わせて振動板（３）が振動するように構成した
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明はラジオやテレビやステ
レオに使用する音に合わせて振動する、振動装置を設け
たヘッドホンやイヤホンに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来のヘッドホンやイヤホンには振動装
置はなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来は次のような欠点
があった。ヘッドホンやイヤホンは、小型のために大型
スピーカーで聴くような身体に感じる音の迫力がなく、
おのずとボリウムを上げて聴くものとなり音漏れで他人
に迷惑をかけたり自分の耳を悪くする可能性もあった。
本発明はこのような課題を解決になされるものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】ヘッドホンやイヤホン本
体（１）内に電磁石（２）と、電磁石（２）の作用によ
り可動する振動板（３）を設ける。電磁石（２）の電気
はミニスピーカー（４）に通じる回路と同一とする。本
発明は以上の構成なるヘッドホンやイヤホンである。

【０００５】

【作用】このヘッドホンやイヤホンを耳にして使用する
ことで、音に合って振動が加わるので体感音が増し大型
のスピーカーに近い音響効果が得られ、むやみにボリウ
ムをあげる必要なく音を聴くことができる。

【０００６】

【実施例】以下本発明の実施例について説明する。ヘッ
ドホンやイヤホン本体（１）内に電磁石（２）と、電磁
石（２）の磁力により可動する振動板（３）を設ける。
制作はミニスピーカー（４）の磁力と、電磁石の磁力と
が干渉しないように防磁板（５）を設け、防磁板（５）
の両側にミニスピーカー（４）と電磁石（２）を固定す
る。振動板（３）は電磁石（２）の力により振れるよう
に宙吊り構造とし、電磁石（２）が作動する電気はミニ
スピーカー（４）に通じる回路と同じとする。他の制作
方法としてミニスピーカー（４）のコーン紙の動きを、
直接取り出して振動板（３）をダイレクトに可動する方
法とすることもできる。使用方法は従来と変わらずヘッ
ドホンやイヤホンを耳に装着して使用する。

【０００７】

【発明の効果】このヘッドホンやイヤホンを使用するこ
とで音に合わせて振動が加わるので、大型スピーカーで
聴くような音の迫力を感じるために、むやみにボリウム
を上げる必要もなく音漏れが少なくなり、他人に迷惑を
かけることなく自分の耳も保護ができて音響効果が増大
し、他に補聴器にも応用ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明イヤホンの一例の分解斜視図である。

【図２】本発明イヤホンの内部の側面図である。

【符号の説明】

１イヤホン本体 ２電磁石 ３振動板 ４ミニスピーカ
ー ５防磁板 ６電線

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】音に合わせて振動する振動装置を設けたヘ
   ッドホンやイヤホン