JP3045032B2 - ヘッドホン - Google Patents

ヘッドホン

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JP3045032B2
JP3045032B2 JP7032129A JP3212995A JP3045032B2 JP 3045032 B2 JP3045032 B2 JP 3045032B2 JP 7032129 A JP7032129 A JP 7032129A JP 3212995 A JP3212995 A JP 3212995A JP 3045032 B2 JP3045032 B2 JP 3045032B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポータブル音響機器を
中心として、音楽を個人で楽しむため耳に装着して使用
されるヘッドホンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヘッドホンは頭蓋に係止し耳介及びその
周辺に圧接するヘッドバンドタイプと耳介の中に挿入し
て係止するインナーイヤータイプに大別されるが、近
年、いずれのタイプも重低音の再現のため様々な工夫が
成されるようになった。
【0003】以下図面を参照しながら、従来のヘッドホ
ンについてインナーイヤータイプの一例を用いて説明す
る。
【0004】図8は従来のヘッドホンの略断面を示すも
のである。図8において、61は電気信号を音響信号に
変換する電気音響変換装置であり、61aは軟鉄ででき
ており磁気回路の磁路を担うと共に電気音響変換装置を
構成する上でのベースになるヨーク、61bはヨーク6
1aに固定されネオジウム鉄またはサマリウムコバルト
でできたマグネット、61cはマグネット61bに固定
されヨーク61aと共に磁気ギャップを構成するため軟
鉄でできたプレート、61dは直径50ミクロンの銅鍍
金アルミ線を2重に巻いて円筒形に成したボイスコイ
ル、61eは6ミクロンのポリエステルフィルムを加熱
整形してできたダイヤフラムでありボイスコイル61d
が接着されている。61fは0.5mm厚の真鍮の板を
プレスしドーナツ形状に成したリングであり、ダイヤフ
ラム61e及びヨーク61aに固定されている。62は
筐体であり、62aはハウジング、62bはユニットキ
ャップ、62cはダクトキャップ、62dはゴムブッシ
ュである。電気音響変換装置61は、ハウジング62a
とユニットキャップ62bとで挟み込むことによって固
定されている。また、63はステンレスネット、64は
2本のリッツ線に塩化ビニールの外皮を施したコード、
65は制動布、66は低音用音口である。
【0005】コード64を介して電気音響変換装置61
へ送り込まれた電気信号は、ボイスコイル61dを流れ
て力を受け結果ダイヤフラム61eが動き音を生じるの
であるが、前面に生じる音はユニットキャップ62bに
設けられた孔を通じステンレスネット63を通過して耳
道へ導かれる。一方、背面に生じる音は、音響周波数特
性を制御するために利用されている。つまり、一定の音
響インピーダンスを通じて筐体62の外へ放出されてい
る。ハウジング62aに張りつけられた制動布65は高
音域に対して中低域を減衰させる方向でバランスを取る
ために設けられた音響抵抗成分である。特に、低音域に
ついてはハウジング62aとダクトキャップ62c及び
低音用音口66によって構成されたU字型のダクトによ
って設けられた音響L成分によって低音域における音響
インピーダンスを下げることでレベルアップを図ってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな従来のヘッドホンは、アンプ側で電気音響変換装置
の耐入力限界付近まで重低音域をブーストしても一定の
迫力の重低音までしか再生できないことと、仮に耐入力
を上げられたとしてもその重低音はあくまでも鼓膜で感
じるだけの音に留まり、重低音再生装置を接続したステ
レオセットの音を聴取する時のような体に伝わる迫力の
重低音を体験することができないという問題点を有して
いた。
【0007】本発明は、前記従来の問題点に鑑み、電気
音響変換装置の限界を超えた迫力のある重低音を手軽に
体験することのできるヘッドホンを提供することを目的
としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明のヘッドホンは、電気信号を音響信号に変換す
る電気音響変換装置と、当該電気音響変換装置を格納す
る筐体と、一端が前記筐体もしくは当該筐体と一体の基
台に固定された弾性支持部材と、該弾性支持部材の他端
に設けられた振動部材と、前記電気音響変換装置に供給
される電気信号の低周波成分を取り出すためのフィルタ
とを備え、前記振動部材は、一定の質量を付加してその
合計質量と弾性支持部材の弾性係数とで決定される振動
の共振周波数を、前記フィルタを介して取り出された前
記電気音響変換装置に供給される電気信号の低周波成分
によって振動するように設定しており、前記振動部材の
振動を、前記電気音響変換装置に供給される電気信号と
相関を持つ一次振動として当該一次振動が筐体に伝達さ
れることにより筐体に二次振動を発生させるように構成
したものである。
【0009】
【作用】本発明は前記した構成によって、電気音響変換
装置から生じる音響信号と相関を持った信号に同期した
振動を二次振動として筐体に伝達することにより、この
振動を筐体に直に触れている耳介等の皮膚に伝えること
ができ、その音響信号を音として鼓膜に伝えると同時
に、振動部材の振動を低音成分の信号と相関を持つ振動
により皮膚に伝えることで低音を体感することを可能と
し、電気音響変換装置の限界を超えた迫力のある低音の
再生を実現することとなる。
【0010】
【実施例】以下本発明ヘッドホンの実施例について、図
1〜図7を参照しながら詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施例におけるヘッ
ドホンの略断面図を、図2は本発明の第1の実施例にお
けるヘッドホンに内蔵された振動発生部分を抜き出した
もので(a)は上面図を、(b)は正面図を、(c)は
側面図をそれぞれ示すものである。図1及び図2におい
て、1は電気音響変換装置、2は筐体、2a〜2gは筐
体2を構成する部品であり、2aは第1のハウジング、
2bは第1のハウジング2aと共に電気音響変換装置1
を挟み込み固定するためのユニットキャップ、2cはダ
クトキャップ、2dはゴムブッシュ、2eは第2のハウ
ジング、2fは第1のハウジング2aに固定され振動発
生部分を構成するためのベースとなる振動基台、2gは
エラストマで成形されユニットキャップ2bの外周に弾
性圧着されたゴムリングである。3は振動基台2fに1
端を固定された弾性支持部材、4は弾性支持部材3の他
端に固定された振動部材、4a〜4dは後述するコイル
9と供に振動部材4を構成する部品である。4aは軟鉄
をプレスによって絞り込み磁気回路の磁路を担うと共に
振動部材を構成する上でのベースになるヨーク、4bは
ヨーク4aに固定されネオジウム鉄またはサマリウムコ
バルトでできたマグネット、4cはマグネット4bに固
定されヨーク4aと共に磁気ギャップを構成するため軟
鉄をプレスしドーナツ形状に成したプレート、4dは前
記ヨーク4a,マグネット4b,プレート4cを保持す
ると共に弾性支持部材3に振動部材4を固定するための
カシメピンである。
【0012】5はステンレスネット、6は3本のリッツ
線を内蔵し塩化ビニールの被覆を施したコード、7は電
気音響変換装置1の背面に生ずる音に対して一定の音響
抵抗を付加するための制動布、8は第2のハウジング2
eに設けられた低音用音口である。9は振動基台2fに
接着され直径50ミクロンの絶縁被覆付銅線を2重に巻
いて円筒形に成したコイルであり、10は弾性支持部材
3の1端と振動基台2fを固定するためのビス、11は
第1のハウジング2aと第2のハウジング2e及びダク
トキャップ2cとを固定するためのビス、12は振動基
台2fに固定されたプリント基板、13はコイル9の引
き出し線である。プリント基板12は、前記コイル9よ
りの2本の引き出し線13の端子12a及び12bを有
し、一方の端子12aを電気音響変換装置1及びコード
6への引き出し線13a,13b、他方の端子12bを
コード6側へ接続する引き出し線13cのための端子板
として機能させている。
【0013】図3は本発明の第1の実施例におけるヘッ
ドホンを駆動するための回路構成を示した概略ブロック
図である。図3において、1は音響出力を得る電気音響
変換装置、9は振動出力を得る振動部材4を構成する前
記コイルである。L,Rはステレオ入力された左右チャ
ンネルの電気信号入力端子、14は左右に独立したパワ
ーアンプ、15は左右のパワーアンプ14に入力された
電気信号が2次のローパスフィルタを介して入力される
センターパワーアンプ、16はセンターパワーアンプ1
5の出力を入力とした位相反転バッファ、17は位相反
転バッファの出力を入力とした振動ドライバーアンプで
ある。左右独立のパワーアンンプ14の出力はそれぞれ
左右の電気音響変換装置1を介してセンターパワーアン
プ15の出力に接続されている。振動ドライバアンプ1
7の出力は左右のコイル9を介して共通となり同じくセ
ンターパワーアンプ15の出力に接続されている。前記
2次のローパスフィルタは図3のとおり独立の1次ロー
パスフィルタが直列に接続されており、それぞれの1次
ローパスフィルタのカットオフ周波数は数Hz以下に設
定されているため、パワーアンプ14の入力に対してセ
ンターパワーアンプ15の入力においては10Hz以上
の周波数で位相が反転し且つ12dB/Oct.の傾斜
を持つ特性を持っている。振動ドライバ17の出力特性
は、位相反転バッファを介しているため、センターパワ
ーアンプ15の出力特性に対し、位相が反転し、且つ一
定のゲインを持ち、更に周波数特性が相似の特性となっ
ている。すなわち、図3の特性観測ポイントA,B,C
における特性は図4のそれぞれ(a),(b),(c)
に示すとおりとなっている。
【0014】以上のように構成されたヘッドホンについ
て、以下その動作について説明する。まず、図4の
(a)及び(b)の周波数特性からわかるとおり、約1
50Hzでパワーアンプ14とセンターパワーアンプ1
5の出力レベルが同等となり、且つ位相が反転している
ため、150Hzの時の電気音響変換装置1の両端に印
可される電気信号はBTL駆動となり、1kHz以上の
周波数と比較すると約6dBのゲインアップになると同
時に約4倍の電力が供給されることとなる。150Hz
以下の周波数では、電気音響変換装置1の両端に供給さ
れる電気信号はさらにゲインアップ量を増していくた
め、結果電気音響変換装置1へ供給される電気信号は低
音域でブーストされることとなる。一方、コイル9の両
端に供給される電気信号は図4の(b)と(c)の周波
数特性の差分の特性となる。ただし、図4(b)に対し
て(c)は約15dBのゲイン差を持って相似の特性で
あるため、概して(c)の特性がコイル9の両端に供給
される電気信号の周波数特性となる。コイル9に電流が
流れると電気音響変換装置1と全く同じ原理でコイル9
とヨーク4aとの間に力を生じ、この力によって弾性支
持部材3を変形させることによってコイル9とヨーク4
aとの相対距離が変化する。コイル9に供給される電気
信号は前記のとおり低音域を中心にした交流信号である
ため、この信号に応じてコイル9とヨーク4aの相対距
離は変化つまり振動する。また振動の振幅はコイル9に
供給される電気信号のレベルの大小に正の相関を持つ。
【0015】ここで振動の共振周波数について触れるこ
とにする。コイル9が接着された振動基台2fを固定部
側として考えると、振動部材4の振動の共振周波数は振
動部材全体の質量と弾性支持部材3の弾性係数によって
決定づけられる。本実施例においては、一例として、比
較試聴を繰り返して最も自然な効果が得られるよう40
Hzに設定した。そのため、弾性支持部材3は、例えば
厚さ100ミクロンのステンレスの板に選定すると共
に、図2(a)の如く板の幅を非均一な形状にすると共
に、その表面にシリコンゴムを薄くコーティング(図示
せず)することで共振のQダンプを行った。以上のよう
にして得られた低音域における振動は、振動基台2fを
介して筐体2全体に伝わり、その結果、当該振動が、ヘ
ッドホンを装着した耳介の皮膚に伝わることとなる。
【0016】以上のように本実施例によれば、耳介に挿
入して装着し使用されるインナーイヤータイプのヘッド
ホンにおいて、電気信号を音響信号に変換する電気音響
変換装置を格納する筐体内に、当該筐体に一端を固定さ
れた弾性支持部材と、当該弾性支持部材の他端に設けら
れた振動部材とを有し、前記電気信号からローパスフィ
ルタを介して得られた電気信号によって当該振動部材が
振動するよう構成され、結果その振動が前記弾性支持部
材を通じて筐体に伝達されるように構成したことによっ
て低音域の電気信号に応じた振動を耳介付近の皮膚で感
じることが可能となり、電気音響変換装置の限界を超え
た迫力のある重低音を体感することができる。
【0017】図5は本発明の第2の実施例におけるバン
ドタイプのヘッドホンの一例を示した略断面図である。
図5において、1は電気音響変換装置、2は筐体、3は
弾性支持部材、4は振動部材である。本実施例の駆動回
路及び動作は第1の実施例と同等のため省略する。
【0018】第6図は本発明の第3の実施例におけるヘ
ッドホンの振動部材の平面図を示しているものであり、
同図(a)(b)において、振動部材4を支持する弾性
支持部材3を複数の支持部としたものであり、振動基台
2fが環状に形成され、その中央部に振動部材4が位置
されるようになっている。
【0019】また、第7図は本発明の第4の実施例にお
けるヘッドホンの振動部材の略断面図を示しているもの
であり、同図において、振動基台2f上にスペーサ2h
とカバー2iによって挟持した上下一対の弾性支持部材
3a,3bにより、振動部材4をその上下で支持するも
のであり、図示例では振動部材4を構成するリング状の
ヨーク4a,マグネット4b及びプレート4cを、2カ
所以上で支持するように構成している。このように、複
数の弾性支持部材とすることにより、振動部材4の振動
をより安定に行うことができるものである。
【0020】また、更に他の実施例によれば、電気信号
を振動に変換する方式として、圧電素子やマグネティッ
クスピーカの原理を応用したものでもよい。また、電気
音響変換装置のヨークに直接弾性支持部材を取りつけて
一体化したユニットとしてもよい。また、振動部材の質
量をかなり大きくし同時に弾性支持部材の弾性係数を大
きくし共振周波数をキープすれば、振動ドライバアンプ
を廃止し電気音響変換装置に供給される電気信号と同じ
電気信号を振動の発生信号としてそのまま使用してほぼ
同等の効果を得ることも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、電気信号を音響
信号に変換する電気音響変換装置と、当該電気音響変換
装置を格納する筐体と、一端が前記筐体もしくは当該筐
体と一体の基台に固定された弾性支持部材と、該弾性支
持部材の他端に設けられた振動部材と、前記電気音響変
換装置に供給される電気信号の低周波成分を取り出すた
めのフィルタとを備え、前記振動部材は、一定の質量を
付加してその合計質量と弾性支持部材の弾性係数とで決
定される振動の共振周波数を、前記フィルタを介して取
り出された前記電気音響変換装置に供給される電気信号
の低周波成分によって振動するように設定しており、前
振動部材の振動を、前記電気音響変換装置に供給され
る電気信号と相関を持つ一次振動として当該一次振動が
筐体に伝達されることにより筐体に二次振動を発生させ
るように構成したものであり、電気音響変換装置から生
じる音響信号と相関を持った信号に同期した一次振動
、振動部材と弾性支持部材の共振によってより有効に
筐体に伝達し、筐体に発生した二時振動を当該筐体を通
じ耳介に伝えることができ、その音響信号を音として鼓
膜に伝えると同時に、振動部材の振動を低音成分の信号
と相関を持つ振動により皮膚に伝えることで低音を体感
することを可能とし、電気音響変換装置の限界を超えた
迫力のある低音の再生を実現することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるヘッドホンの略
断面図。
【図2】本発明の第1の実施例におけるヘッドホンに内
蔵された振動発生部分を抜き出した上面図、正面図、側
面図。
【図3】本発明の第1の実施例におけるヘッドホンを駆
動するための回路構成を示した略ブロック図。
【図4】本発明の第1の実施例におけるヘッドホンの駆
動回路の周波数特性。
【図5】本発明の第2の実施例におけるヘッドホンの略
断面図。
【図6】本発明の第3の実施例におけるヘッドホンの振
動部材の支持状態を示す平面図。
【図7】本発明の第4の実施例におけるヘッドホンの振
動部材の支持状態を示す断面図。
【図8】従来のヘッドホンの略断面図。
【符号の説明】
1 電気音響変換装置 2 筐体 3 弾性支持部材 4 振動部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気信号を音響信号に変換する電気音響
    変換装置と、当該電気音響変換装置を格納する筐体と、
    一端が前記筐体もしくは当該筐体と一体の基台に固定さ
    れた弾性支持部材と、該弾性支持部材の他端に設けられ
    た振動部材と、前記電気音響変換装置に供給される電気
    信号の低周波成分を取り出すためのフィルタとを備え、 前記振動部材は、一定の質量を付加してその合計質量と
    弾性支持部材の弾性係数とで決定される振動の共振周波
    数を、前記フィルタを介して取り出された前記電気音響
    変換装置に供給される電気信号の低周波成分によって振
    動するように設定しており、 前記 振動部材の振動を、前記電気音響変換装置に供給さ
    れる電気信号と相関を持つ一次振動として当該一次振動
    が筐体に伝達されることにより筐体に二次振動を発生さ
    せるように構成したことを特徴とするヘッドホン。
  2. 【請求項2】 筐体に発生させる二次振動は、その筐体
    に触れている皮膚を介して当該人体に感じるに充分足り
    る振動であることを特徴とする請求項1記載のヘッドホ
    ン。
  3. 【請求項3】 振動部材を支持する弾性支持部材が、複
    数であることを特徴とする請求項1または2記載のヘッ
    ドホン。
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