JP2017118469A - スピーカ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スピーカ装置において、トランジェント特性を含めた高品音質化を維持し、低音と高音強調ができるようにする。【解決手段】複合スピーカ部SP(L)、SP(R)は低音用の第1の単位スピーカ部Aと、高音用の第2の単位スピーカ部Bとを向き合わせて本体内に収納している。第1、第2の単位スピーカ部A、Bの第1、第2の振動膜が同一方向に振動する。第1の単位スピーカ部Aに音声信号を供給する第1の供給回路37に第1の抵抗R1を、第2の単位スピーカ部Bに同じ音声信号を供給する第2の供給回路55に第2の抵抗R2を直列接続する。第1(第2)のスイッチSW1(SW2)は、第1の抵抗R1の短絡、第1、第2の抵抗R1、R2の開放、第2の抵抗R2の短絡を順次切り換える。【選択図】図4

Description

本発明はスピーカ装置に係り、特に、使用者の耳に装着するイヤホンやヘッドホンとして使用可能なスピーカ装置の改良に関する。
従来、使用者の耳に装着するスピーカ装置としては、例えば図9に示すように、ケース本体1内に配置したカップ状ヨーク3内に円柱状マグネット(図9では隠れて見えない。)の一方の端面を固定し、このマグネットの他方の端面との間で間隔を置いて対面するように薄い振動膜5をヨーク3の先端に固定してヨーク3の開口部を覆い、振動膜5に固定した円筒状コイル(図9では隠れて見えない。)をマグネット3の外周とヨーク3内壁との間に間隔を置いて挿入した構成が良く知られている。
図9において、ケース本体1は、基部1aとこの先端(図中右側)を覆う前面カバー1bからなっている。ヨーク3の開口部先端が前面カバー1b内に固定されており、振動膜5の振動によって発音された音を外部へ導出する音通筒体7が前面カバー1bから一体的に突設され、音通筒体7には可撓性の図示しないイヤーチップ(イヤパット、イヤピース)が嵌められる。
このスピーカ装置では、振動膜5を振動させる駆動部9を上述したマグネットおよびコイルで形成し、外部からケーブル(図示省略)でコイルに音声信号を印加することによって振動膜5を振動させて発音させ、発音された音が音通筒体7の音通孔11から外部へ伝搬される。
そして、この種のスピーカ装置は、図示は省略するが、例えば外耳道挿入型にして実際に製品化され、使用者の耳珠、対珠、耳甲介で囲まれた耳甲介腔に振動膜5を耳甲介に近接させるようにしてケース本体1を挿入するとともに、耳甲介腔から鼓膜へ延びる外耳道にイヤーチップを弾性的に当接させるように挿入して使用される。
このようなスピーカ装置では、発音する駆動音や歪みについて改善の余地があることから、本出願人は、新規のイヤホン装置を国際公開番号WO2014/061092号公報(特許文献1)をもって提案した。
このイヤホン装置は、第1のヨークと、この第1のヨークに支持された第1の振動膜と、その第1のヨーク内に支持され印加される音声信号によってその第1の振動膜を駆動させる第1の駆動部とを有する第1のスピーカ部を形成し、第2のヨークと、この第2のヨークに支持された第2の振動膜と、その第2のヨーク内に支持され印加されるその音声信号によってその第2の振動膜を駆動させる第2の駆動部とを有する第2のスピーカ部を形成している。
しかも、それら第1および第2の振動膜が間隔を置くとともにその間を気密状態にして対面するようそれら第1および第2のスピーカ部を配置して一体化し、それら第1および第2の振動膜が同方向に変位振動する構成である。
このようなイヤホン装置では、それら第1および第2のスピーカ部により、駆動音の増大を図るとともに、音質に悪影響のあるとされる奇数次の歪みを低減して駆動音の高品質化が可能である。
WO2014/061092号公報
しかしながら、近年のスピーカ装置に対しては、一般のユーザから、使用者自身が好みの音質特性、特に高音や低音音圧を調整できる構成の要望が強くなっている。
このような要望に対して、上述した図9に示したスピーカ装置では、基部1aにおけるヨーク3の背面に小孔13aを貫通形成したり、前面カバー1bに小孔13bを貫通形成するとともに、それら小孔13a、13bを開けたり塞ぐことにより、図10に示すように、低音音圧のレベル調整が可能であった。
さらに、上述した図9に示したスピーカ装置において、前面カバー1b内部で音通孔11を音響フィルタ17で塞ぐことにより、図10に示すように、高音音圧を低下調整することも可能であった。
しかしながら、図9に示す構成を、本出願人が提案した第1および第2のスピーカ部を対で配置した構成では、小孔13a、13bや音響フィルタ15の形成・配置位置が第1および第2の複合スピーカ部に複雑に影響し、実用的な低音・高音の音圧レベル調整が困難であったり、左右のユニット別々に調整しなければならない不便さもあった。
さらに別の手法としては、図11に示すように、単体のダイナミック型スピーカ構成の駆動コイル17に音声信号源19から音声信号を供給する供給回路において、音質調整用のコンデンサC1、C2を直列的および並列的に接続するとともに、それらコンデンサC1、C2の両端を短絡する切り換えスイッチsw1、sw2を接続した構成も知られている。
この構成では、図12に示すように、直列挿入されたコンデンサC1両端の短絡・開放によって低音の音圧レベル調整が可能であり、並列挿入されたコンデンサC2両端の短絡・開放によって高音の音圧レベル調整が可能となる。
しかし、図11のような構成を、上述した本出願人が提案した構成に適用しようとすると、単体のスピーカ構成に対して2個ずつのコンデンサC1、C2およびスイッチsw1、sw2を必要とし、回路構成が複雑化するうえ調整も煩雑となる難点がある。
しかも、構成部品の定数の選び方によっては、大型の部品を使わざるを得ない場合もあり、小型のイヤホンなどではスペースの確保も深刻な問題となるし、コンデンサ部品の選定によっては音質劣化に繋がる欠点がある。
そこで、本発明者は、上述した第1および第2のスピーカ部を配置してなる構成を観察・検討した結果、第1および第2のスピーカ部の特徴を生かすとともに、印加される音声信号の供給回路の抵抗値を変化させることにより、高音・低音の音圧強調の調整が可能であることを見出し、本発明を完成させた。
本発明はそのような課題を解決するためになされたもので、駆動音の増大を維持しつつ駆動音の高品質化が可能であり、音圧に係る周波数特性の調整、特に高音又は低音音圧の強調調整が可能なスピーカ装置の提供を目的とする。
そのような課題を解決するために本発明のスピーカ装置は、音声信号の印加によって第1の振動膜を振動させて発音するダイナミック型の第1の単位スピーカ部と、同じ音声信号の印加によって第2の振動膜を振動させその第1の単位スピーカ部とは周波数特性が異なる特性で発音するダイナミック型の第2の単位スピーカ部とを向き合わせた状態で同一本体内に収納してなる複合スピーカ部であって、それら第1および第2の振動膜が同一方向に振動される複合スピーカ部と、その第1の単位スピーカ部にその音声信号を供給する第1の供給回路に直列的に挿入接続された第1の抵抗と、その第2の単位スピーカ部にその音声信号を供給する第2の供給回路に直列的に挿入接続された第2の抵抗と、その第1の抵抗の短絡、それら第1および第2の抵抗の開放、その第2の抵抗の短絡の3ポジションを順次切り換えるスイッチとを具備している。
本発明のスピーカ装置は、上記第1の単位スピーカ部を低音まで発音する低音用に形成し、上記第2の単位スピーカ部をその第1の単位スピーカ部より高音まで発音する高音用に形成してなる構成も可能である。
本発明のスピーカ装置は、上記第1および第2の単位スピーカ部が、それら第1および第2の振動膜を僅かな間隔で対面させるとともに第1および第2の振動膜の間を密封又はほぼ密閉して配置される構成も可能である。
本発明のスピーカ装置は、上記第1の抵抗が第1の単位スピーカ部の内部抵抗の1/2から5倍以内の値に設定され、上記第2の抵抗が第2の単位スピーカ部の内部抵抗の1/2から5倍以内の値に設定される構成も可能である。
本発明のスピーカ装置は、2個一対のそれらスピーカ装置の一方を左チャンネル用とし他方を右チャンネル用とし、左右チャンネルの前記音声信号を供給する主ケーブルとこの主ケーブルから分岐された左右チャンネルの分岐ケーブルとを有し、左チャンネルの分岐ケーブルは左チャンネルのそれら第1および第2の供給部を形成し、右チャンネルの分岐ケーブルは右チャンネルのそれら第1および第2の供給部を形成し、左右チャンネルのスピーカ装置における各々のスイッチは、外部からの動作によって一度に同じ切り換え動作をするスイッチ構成とされるとともに、当該分岐位置の近傍に配置されてなる構成も可能である。
このような本発明のスピーカ装置では、周波数特性が異なる特性で発音するダイナミック型の第1および第2の単位スピーカ部を向き合わせるとともに、第1および第2の振動膜が同一方向に振動される複合スピーカ部を形成し、その第1の単位スピーカ部への第1の供給回路に第1の抵抗を、その第2の単位スピーカ部への第2の供給回路に第2の抵抗を各々直列的に挿入接続し、その第1の抵抗の短絡、それら第1および第2の抵抗の開放、その第2の抵抗の短絡の3ポジションを順次切り換えるスイッチを具備しているので、駆動音の増大を維持しつつ駆動音の高品質化が可能であるうえ、再生音の音圧に係る強調調整が可能である。
本発明のスピーカ装置では、上記第1の単位スピーカ部を低音まで発音する低音用に形成し、上記第2の単位スピーカ部をその第1の単位スピーカ部より高音まで発音する高音用に形成してなる構成では、特に、低音域および高音域の強調調節が可能である。
本発明のスピーカ装置では、上記第1および第2の単位スピーカ部の第1および第2の振動膜を僅かな間隔で対面させ、第1および第2の振動膜の間を密封又はほぼ密閉して配置すれば、特に、低音域および高音域の安定・確実な強調調節が可能である。
本発明のスピーカ装置では、上記第1、第2の抵抗を当該第1、第2の単位スピーカ部の内部抵抗の1/2から5倍以内の値に設定すれば、実用的な範囲で音圧の強調調整が可能である。
本発明のスピーカ装置では、2個一対のそれらスピーカ装置の一方を左チャンネル用とし他方を右チャンネル用とし、左右チャンネル用のそれらスピーカ装置の各々のスイッチを、外部動作によって一度に同じ切り換え動作させるスイッチ構成とし、第1および第2の供給部を形成する左右チャンネルの分岐ケーブルにおける主ケーブルからの分岐位置近傍に配置することにより、左右チャンネルの音圧強調調整が可能であるうえ、外部から左右両チャンネルのスイッチ操作が一度に簡単に行える。
本発明に係るスピーカ装置の実施に適した複合スピーカ部の一例を示す縦断面図である。 図1の複合スピーカ部に係る要部を示す概略断面図である。 図1の複合スピーカ部の動作を説明する波形図である。 本発明に係るスピーカ装置の実施の形態例を示す回路図である。 図4のスピーカ装置の動作を説明する要部回路図である。 図4のスピーカ装置に係る特性図である。 図4のスピーカ装置に係る特性図である。 図4のスピーカ装置を実際の製品に応用した例を示す外観図である。 従来のスピーカ装置を示す断面図である。 図9のスピーカ装置の特性図である。 従来のスピーカ装置を示す回路図である。 図11のスピーカ装置の特性図である。
以下、本発明に係るスピーカ装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。
まず、本発明に係るスピーカ装置に用いる複合スピーカ部SPを図1、図2を参照して説明する。
図1において、本発明に用いる複合スピーカ部SPは、第1の単位スピーカ部Aとこれとほぼ同一形状の第2の単位スピーカ部Bを互いに対面するよう共軸的に配置し、一体化して形成された複合スピーカ部である。
第1の単位スピーカ部Aは、図2に示すように、磁性体製でカップ状の第1のヨーク21と、この第1のヨーク21に支持された第1の振動膜23と、音声信号によってその第1の振動膜23を駆動させる第1の駆動部25とを有している。
第1のヨーク21の内底部には、円筒状の第1のマグネット27の一端面が重ねられるとともに、他方の端面には磁性体性材料からリング状に形成された第1の抑え板29が重ねられ、第1のヨーク21の外底部には第1の回路基板31が重ねられている。
第1のヨーク21の内底部、第1のマグネット27、第1の抑え板29および第1の回路基板31の各中央部には第1の支持筒33が貫通され、この第1の支持筒33の両先端が拡開するようにかしめ加工され、それら第1のマグネット27および第1の抑え板29が第1のヨーク21内に、第1の回路基板31が第1のヨーク21の外底部に固定されている。
第1のヨーク21の開放端側において、第1のマグネット27と間隔を置いて対面するように、上述した薄い第1の振動膜23が第1のヨーク21の先端に固定され、これによって第1のヨーク21の開口部が覆われている。
第1の振動膜23には円筒状の第1のコイル35の一方の端面側が固定されており、第1のコイル35が第1のマグネット27の外周に僅かな間隔を置いて挿入配置されている。第1のマグネット27および第1のコイル35によって上述した第1の駆動部25が形成されている。
第1の回路基板31は、外部から音声信号を供給する第1の供給回路(ケーブル)37が接続された端子(+)を有し、第1のヨーク21および第1の振動膜23に配置された図示しないリード線により、その音声信号が第1のコイル35に供給されるようになっている。第1の回路基板31の端子(−)はグランドラインGに接続されている。
第2の単位スピーカ部Bは、磁性体製でカップ状の第2のヨーク39と、この第2のヨーク39に支持された第2の振動膜41と、音声信号によってその第2の振動膜41を駆動させる第2の駆動部43とを有している。
第2のヨーク39の内底部には、円筒状の第2のマグネット45の一端面が重ねられるとともに他方の端面に磁性体性材料からリング状に形成された第2の抑え板47が重ねられ、第2のヨーク39の外底部には第2の回路基板49が重ねられている。
第2のヨーク39の内底部、第2のマグネット45、第2の抑え板47および第2の回路基板49の各中央部には第2の支持筒51が貫通され、この第2の支持筒51の両先端が拡開するようにかしめ加工され、それら第2のマグネット45および第2の抑え板47が第2のヨーク39内に、第2の回路基板49が第2のヨーク39の外底部に固定されている。
第2のヨーク39の開放端側において、それと間隔を置いて対面するように、上述した薄い第2の振動膜41が第2のヨーク39の先端に固定され、第2のヨーク39の開口部が覆われている。
第2の振動膜41には円筒状の第2のコイル53の一方の端面側が固定されており、第2のコイル53が第2のマグネット45の外周に僅かな間隔を置いて挿入配置されている。第2のマグネット45および第2のコイル53によって上述した第2の駆動部43が形成されている。
第2の回路基板49は、端子(+)、(−)を有し、外部から音声信号を供給する第2の供給回路(ケーブル)55にその端子(−)が接続され、その端子(+)が第1の回路基板31の端子(−)に接続され、第2のヨーク39および第2の振動膜41に配置された図示しないリード線により、第1のコイル33とは逆位相の同じ音声信号が第2のコイル53に供給されるようになっている。
第1および第2の単位スピーカ部A、Bは、第1および第2の振動膜23、41を僅かな間隔を置いて対面するように扁平かつ環状の連結部材57によって支持固定されて一体化されるとともに、第1および第2の振動膜23、41間が気密(密封)されている。
第1の単位スピーカ部Aは低音まで発音するように上述した各構成部材が選択され、第2の単位スピーカ部Bは第1の単位スピーカ部Aはより高音まで発音するように上述した各構成部材が選択されている。
図1に戻って、第1の単位スピーカ部Aは、第1のヨーク21、第1の回路基板31を覆うようにしてカップ状の合成樹脂性ハウジング59が被せられて連結部材57に嵌るように固定されている。第1および第2の供給回路37、55はハウジング59から導出されている。
第2の単位スピーカ部Bには、第2のヨーク39および第2の回路基板49を覆うようにして環状で扁平な合成樹脂性カバー61が被せられ、連結部材57を間に置くようにしてカバー61が連結部材57に固定されている。
これらハウジング59、連結部材57およびカバー61は接着剤(図示せず)等によって固着されて一体化されており、連結部材57に支持された第1および第2の単位スピーカ部A、Bが、ハウジング59およびカバー61に包まれて保護されている。
カバー61には、第2の単位スピーカ部Bの中心軸に対して斜め方向に突出する合成樹脂性の音通筒体63が固定されており、それら第1および第2の振動膜23、41の振動によって発音された音が音通筒体63から外部へ伝搬されるようになっている。
第2の単位スピーカ部Bの底部には、発音された駆動音を音通筒体63へ音通する音通孔65が形成されている。音通筒体63の先端側外周には、可撓性合成樹脂からなるイヤーチップ67が着脱可能に嵌められている。なお、図1中の符号69は第1、第2の回路基板31、49を接続するケーブルである。
このような複合スピーカ部SPでは、第1および第2の供給回路37、55を介して第1および第2の単位スピーカ部A、Bの第1および第2のコイル35、53へ音声信号を印加することにより、第1および第2の駆動部25、43が第1および第2の振動膜23、41を振動させて発音し、第2の単位スピーカ部Bの音通孔65、カバー61の音通筒体63から音が外部へ伝搬される。
また、スピーカ部SPは、図示はしないが、耳珠、対珠、耳甲介で囲まれた耳甲介腔にハウジング69やカバー61を収納するとともに、先端のイヤーチップ67を外耳道に挿入して装着使用される。
しかも、第1および第2の単位スピーカ部A、Bの第1および第2のコイル35、53は、図2に示すように、逆位相で同じ音声信号が各々印加されるように接続されており、第1および第2の振動膜23、41が僅かな間隔を置いて対面配置されるとともにその間が気密状態になっているから、第1および第2の振動膜23、41が同じ方向にほぼ同じ振動変位を発生させ、大きな振動音を生じさせる。
この点、従来のように第1又は第2の単位スピーカ部A、B単体では、スピーカ部の構造と振動膜の形状からして、入力信号が大きい場合、振動膜の動作は上(凸)方向と下(凹)方向で対称の振動とはならず、図3A又はBに示すように、一般的に振動の片側から歪が発生し出し易く、第1および第2の振動膜23、41の振動が対称になり難い。
しかし、上述したように逆向きに対向された第1および第2の単位スピーカ部A、Bの第1および第2の振動膜23、41が同時、かつ同じ方向へ同じ振動幅で振動することにより、互いにその歪が補完され、同図Cの合成波形に示すように、第1および第2の振動膜23、41の振動が対称になり易くて歪みが少なく、波形も大きくなる。
次に、本発明に係るスピーカ装置の実施の形態を、図4を参照して説明する。
図4は、上述した図1および図2に係る複合スピーカ部SPを2個一対用い、一方(図4中左側)を左チャンネル用とし、他方(同図中右側)を右チャンネル用とした本発明に係るスピーカ装置の実施の形態を示すものである。
複合スピーカ部SP(L)は左チャンネル用、複合スピーカ部SP(R)は右チャンネル用のものであり、左右チャンネル用のスピーカ装置SP(L)、SP(R)は回路的には左右対称であるうえ、本発明に係るスピーカ装置は何れか一方のモノラル用としたスピーカ装置だけでも成立するので、以下、例えば左チャンネル用のスピーカ装置を説明する。
図4において、図1および図2に示した複合スピーカ部SP(L)の第1の単位スピーカ部Aは、低音まで発音する低音用に形成され、例えば32Ω程度の内部抵抗を有しており、これを形成する第1のコイル35の一端にはその内部抵抗と同程度の抵抗値(32Ω)を有する第1の抵抗R1の一端が接続されている。なお、複合スピーカ部SP(L)は簡略化した図示されている(以下同じ。)。
図1および図2に示した複合スピーカ部SP(L)の第2の単位スピーカ部Bは、第1の単位スピーカ部Aより高音まで発音する高音用に形成され、例えば16Ω程度の内部抵抗を有しており、これを形成する第2のコイル53の一端には、その内部抵抗と同程度の抵抗値(16Ω)を有する第2の抵抗R2の一端が接続されている。
第1の抵抗R1は、第1の単位スピーカ部Aにおける第1のコイル35への音声信号を供給する第1の供給回路37に直列的に挿入接続されており、第2の抵抗R2は、第2の単位スピーカ部Bにおける第2のコイル53への音声信号を供給する第2の供給回路55に直列的に挿入接続されている。
第1および第2の供給回路37、55、すなわち第1および第2の抵抗R1、R2の他端どうしは共通接続され、グランドラインGに接続されている。
第1および第2の単位スピーカ部A、Bの第1および第2のコイル35、53の他端どうしは共通接続され、左チャンネルの音声信号の信号ラインLとなって音声信号源(図4では図示せず。)に接続されている。
第1および第2の抵抗R1、R2の両端には、これら両端の短絡と開放とを切り換える第1のスイッチSW1が接続されている。
第1のスイッチSW1は、第1の抵抗R1の第1の単位スピーカ部A(第1のコイル35)側の接点P1、第1の抵抗R1と第2の抵抗R2の接続点の接点P2、第2の抵抗R2の他方の接点P3、接点P2とP3間のノンコンタクト接点NCを有するとともに、それら接点P1とP2間、接点P2とNC間、接点P2とP3間を短絡する可動接点T1を有し、1回路3接点構成のものである。
外部からの可動接点T1のスライド操作により、可動接点T1が第1の抵抗R1両端のみの短絡(接点P1とP2間の短絡:第1のポジション)、図5Aに示すように、第1および第2の抵抗R1、R2両端の開放(接点P2とNC間の短絡:第2のポジション)、同図Bに示すように、第2の抵抗R2両端のみの短絡(接点P2とP3間の短絡:第3のポジション)の3ポジションに切り換えられる。
3ポジションの切り換え動作は、第1の抵抗R1から第2の抵抗R2へ、逆に、第2の抵抗R2から第1の抵抗R1への双方向が可能である。
このような構成の左チャンネル用のスピーカ装置SP(L)では、第1および第2の単位スピーカ部A、Bの第1および第2のコイル35、53に対し、第1、第2の抵抗R1、R2の挿入された第1、第2の供給回路37、55を介して音声信号が供給されて発音動作する。
第1のスイッチSW1によって第1、第2の抵抗R1、R2両端を開放した状態、すなわち第1の供給回路37に第1の抵抗R1を挿入した状態では、第1の単位スピーカ部Aが、当該内部抵抗と第1の抵抗R1とで分圧された駆動電圧で駆動し、第2の供給回路55に第2の抵抗R2を挿入した状態では、第2の単位スピーカ部Bが、当該内部抵抗と第2の抵抗R2とで分圧された駆動電圧で駆動し、各々発音する。
図6は複合スピーカ部SP(L)の周波数特性であり、同図中の実線aは低音用の第1の単位スピーカ部Aのものであり、同図中の破線bは高音用の第2の単位スピーカ部Bのものである。
他方、第1のスイッチSW1によって第1又は第2の抵抗R1、R2両端を短絡した状態では、外部から供給された音声信号のままの高い駆動電圧で第1又は第2の単位スピーカ部A、Bが駆動して発音する。
そのため、第1のスイッチSW1で第1、第2の抵抗R1、R2両端を開放した状態において、第1、第2の単位スピーカ部A、Bの合成音圧周波数特性を平坦(フラット)に近づけた状態に構成しておくことにより、第1の抵抗R1のみを短絡状態にすれば低音音圧が強調され、第2の抵抗R2のみを短絡状態にすれば高音音圧が強調される。
第1のスイッチSW1の切り換え操作によって、それら低音強調、フラット、高音強調を連続的に切り換えることが可能である。
図7はその周波数特性を示すもので、同図中の実線P1は低音域の強調された音圧周波数特性を、破線P2はフラットな音圧周波数特性を、一点鎖線P3は高音域の強調された音圧周波数特性を示している。
これによると、左チャンネル用のスピーカ装置において、第1のスイッチSW1により、第1の抵抗R1両端を短絡した状態では低音域の強調された特性となり、第1および第2の抵抗R1、R2の両端を開放した状態ではフラットな状態となり、第2の抵抗R2の両端を短絡した状態では高音域の強調された特性が得られる。
右チャンネル用のスピーカ装置は、右チャンネル用の複合スピーカ部SP(R)および第2のスイッチSW2を用い、右チャンネル用の音声信号(R)の供給によって動作する。それらは、左チャンネル用の複合スピーカ部SP(L)および第1のスイッチSW1と構成、機能および動作が同様であり、第1および第2の供給回路37、55、第1の抵抗R1および第2の抵抗R2も同様の値や特性であるから、可能な限り同一の符号を付す。
第2のスイッチSW2は、第1のスイッチSW1と同様に、可動接点T1と同様な可動接点T2および第1のスイッチSW1と同様な接点P1、P2、NC、P3を有し、可動接点T2のスライド動作によって第1のスイッチSW1と同様に接点P1とP2間(第1のポジション)、端子P2とNC間(第2のポジション)、端子P2とP3間(第3のポジション)の3ポジションを切り換えるものである。
しかも、第1および第2のスイッチSW1、SW2は、外部からのスライド操作によって可動接点T1、T2が一度に同じスライド動作をして切り換え動作をする2回路3接点スイッチ(複合スイッチ71)構成となっている。
このように、左右チャンネル用の本発明のスピーカ装置では、第1および第2のスイッチSW1、SW2の動作により、左右チャンネンルにおける再生音(ステレオ音声)の低音強調、フラット、高音強調が同一かつ連続的に切り換え可能である。
なお、第1および第2のスイッチSW1、SW2は個別の独立したものであってもよいが、ユーザの操作性確保の観点から、上述したように、複合スイッチ71の構成が好ましい。
このように、本発明のスピーカ装置では、音声信号の印加によって第1の振動膜23を振動させて低音まで発音する低音用ダイナミック型の第1の単位スピーカ部Aと、同じ音声信号の印加によって第2の振動膜41を振動させて高音まで発音する高音用ダイナミック型の第2の単位スピーカ部Bとを向き合わせた状態で同一ハウジング(本体)59内に収納してなる複合スピーカ部SP(L)又はSP(R)であって、それら第1および第2の振動膜23、41が同一方向に振動される複合スピーカ部SP部(L)又はSP(R)と、その第1の単位スピーカ部Aにその音声信号を供給する第1の供給回路37に直列的に挿入接続された第1の抵抗R1と、その第2の単位スピーカ部Bにその音声信号を供給する第2の供給回路55に直列的に挿入接続された第2の抵抗R2と、その第1の抵抗R1のみの短絡、それら第1および第2の抵抗R1、R2の開放、その第2の抵抗R2のみの短絡の3ポジションを順次切り換える第1(第2)のスイッチSW1(SW2)とを具備している。
そのため、第1(第2)のスイッチSW1(SW2)を切り換えることにより、駆動音の増大を維持しつつ駆動音の高品質化が可能であるうえ、音圧に係る周波数特性の調整、特に、低音音圧および高音音圧の強調調整が可能である。
従来、音圧の強調調整は、音響的に調整することが難しく、電源を要する電子的なグラフィックイコライザーなどによることが一般的であるが、本発明のスピーカ装置では、抵抗とスイッチの組合せという簡単な構成で実現可能である。
さらに、本発明のスピーカ装置では、電源・電子回路を別途伴わない抵抗とスイッチの組合せだけのパッシブ構成ではあるが、低音強調(ローブースト)、高音強調(ハイブースト)の実現が容易である。
図8は、図4に示すスピーカ装置を製品化した状態で示す斜視図である。
図8において、左チャンネル用の複合スピーカ部SP(L)に対する第1のスイッチSW1と、右チャンネル用の複合スピーカ部SP(R)に対する第2のスイッチSW2とは、外部からの動作によって一度に3ポジションを切り換え動作する上述した複合スイッチ71として同一筐体に収納構成されている。
複合スイッチ71は、左右チャンネル用の音声信号を供給する主ケーブル73から、左チャンネル用の複合スピーカ部SP(L)に左チャンネル用の音声信号を分配供給する左チャンネル用の分配ケーブル73aと、右チャンネル用の複合スピーカ部SP(R)に右チャンネル用の音声信号を分配供給する右チャンネル用の分配ケーブル73bの途中であって、主ケーブル73からの分岐位置近くに挿入されている。
分配ケーブル73aは、左チャンネル用の複合スピーカ部SP(L)に対する第1、第2の供給回路37、55としてのものであり、分配ケーブル73bは、右チャンネル用の複合スピーカ部SP(R)に対する第1、第2の供給回路37、55としてのものである。
図8中の複合スイッチ71における符号LOは低音強調ポジション(第1のポジション)を、符号FLATはフラットポジション(第2のポジション)を、符号HIは高音強調ポジション(第3のポジション)を示しており、外部からユーザによるつまみ75のスライド操作によって可動接点T1、T2(図8では見えない。)をスライドさせる。
図8中の符号77は、主ケーブル73の一端に接続され音響機器(図示省略)に接続するプラグである。
このように、本発明のスピーカ装置では、2個一対のそれらスピーカ装置の一方を左チャンネル用とし他方を右チャンネル用とし、左右チャンネルの音声信号を供給する主ケーブル73とこの主ケーブル73から分岐された左右チャンネルの分岐ケーブル73a、73bとを有し、左チャンネルの分岐ケーブ73aで左チャンネルのそれら第1および第2の供給部37、55を形成し、右チャンネルの分岐ケーブル73bで右チャンネルのそれら第1および第2の供給部37、55を形成し、左右チャンネルのスピーカ装置における第1、第2のスイッチSW1、SW2は、外部からの動作によって一度に同じ切り換え動作をするスイッチ構成とするとともに当該分岐位置の近傍に配置されている。
そのため、上述した効果に加えて、つまみ75のスライド操作により、左右チャンネル用の第1、第2のスイッチSW1、SW2が一度に操作され、左右チャンネルの音圧強調調整、特に低音および高音の強調調整が一度に可能である。
そして、本発明において、第1、第2の抵抗R1、R2の抵抗値は、第1、第2の単位スピーカ部A、Bの当該内部抵抗の1/2から5倍以内の値に設定すれば、実用的な低音音圧や高音音圧の範囲内での強調調整が可能である。もっとも、当該内部抵抗の0.7〜2倍程度の範囲がより好ましいであろう。
本発明に用いる複合スピーカ部SP、SP(L)、SP(R)において、第1および第2の単位スピーカ部A、B間の気密状態は、完全又は厳格な気密状態ではなく、振動周波数特性に影響しない程度の状態であればよく、それら第1および第2の振動膜23、41が一体的に振動可能であれば、例えば上述した小孔や僅かな隙間を形成することが可能である。
そして、本発明に用いる複合スピーカ部SP、SP(L)、SP(R)では、第1および第2の単位スピーカ部A、Bを各々同形状にしたり、互いに共軸状に配置する必要はないが、同形状に形成したり共軸状に配置することにより、双方の特性が揃うことによって一層の駆動音の高品質化が可能である。
また、本発明に用いる複合スピーカ部SP、SP(L)、SP(R)は、周波数特性が異なるものの構成の同じ共通した第1および第2の単位スピーカ部A、Bに用いることが可能となり、コストを高騰させ難く、組み立ても簡素化される。
さらに、本発明のスピーカ装置における上記第1および第2の単位スピーカ部A、Bは、第1および第2のヨーク21、39、第1および第2のマグネット27、45、第1および第2の振動膜23、41、第1および第2のコイル35、53で形成する構成に限定されず、第1および第2のヨーク21、39、これらに支持された第1および第2の振動膜23、41、その第1のヨーク21、39内に支持され印加される音声信号によって第1および第2の振動膜23、41を駆動させる第1および第2の駆動部25、43とを有する構成とし、第1および第2の駆動部25、43によって第1および第2の振動膜25、43を駆動させる構成であれば、本発明の目的達成が可能である。
1 ケース本体
1a 基部
1b 前面カバー
3 ヨーク
5 振動膜
7、63 音通筒体
9 駆動部
11 音通孔
13、15 小孔
15 音響フィルタ
17 駆動コイル
19 音声信号源
21 第1のヨーク
23 第1の振動膜
25 第1の駆動部
27 第1のマグネット
29 第1の抑え板
31 第1の回路基板
33 第1の支持筒
35 第1のコイル
37 第1の供給回路(ケーブル)
39 第2のヨーク
41 第2の振動膜
43 第2の駆動部
45 第2のマグネット
47 第2の抑え板
49 第2の回路基板
51 第2の支持筒
53 第2のコイル
55 第2の供給回路(ケーブル)
57 連結部材
59 ハウジング
61 カバー
65 音通孔
67 イヤーチップ
69 ケーブル
71 複合スイッチ
73 主ケーブル
73a 分配ケーブル(第1の供給回路)
73b 分配ケーブル(第2の供給回路)
75 つまみ
77 プラグ
A 第1の単位スピーカ部
B 第2の単位スピーカ部
C1、C2 コンデンサ
G グランドライン
NC 接点(ノンコンタクト)
SP、SP(L)、SP(R) 複合スピーカ部
SW1 第1のスイッチ(複合スイッチ)
SW2 第2のスイッチ(複合スイッチ)
sw1、sw2 スイッチ
P1、P2、P3 接点
T1、T2 可動接点

Claims (5)

  1. 音声信号の印加によって第1の振動膜を振動させて発音するダイナミック型の第1の単位スピーカ部と、同じ前記音声信号の印加によって第2の振動膜を振動させ前記第1の単位スピーカ部とは周波数特性が異なる特性で発音するダイナミック型の第2の単位スピーカ部とを向き合わせた状態で同一本体内に収納してなる複合スピーカ部であって、前記第1および第2の振動膜が同一方向に振動される複合スピーカ部と、
    前記第1の単位スピーカ部に前記音声信号を供給する第1の供給回路に直列的に挿入接続された第1の抵抗と、
    前記第2の単位スピーカ部に前記音声信号を供給する第2の供給回路に直列的に挿入接続された第2の抵抗と、
    前記第1の抵抗の短絡、前記第1および第2の抵抗の開放、前記第2の抵抗の短絡の3ポジションを順次切り換えるスイッチと、
    を具備してなることを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記第1の単位スピーカ部は低音まで発音する低音用に形成され、前記第2の単位スピーカ部は前記第1の単位スピーカ部より高音まで発音する高音用に形成されてなる請求項1記載のスピーカ装置。
  3. 前記第1および第2の単位スピーカ部は、前記第1および第2の振動膜を僅かな間隔で対面させるとともに前記第1および第2の振動膜の間を密封又はほぼ密閉して配置されてなる請求項2項記載のスピーカ装置。
  4. 前記第1の抵抗は前記第1の単位スピーカ部の内部抵抗の1/2から5倍以内の値に設定され、前記第2の抵抗は前記第2の単位スピーカ部の内部抵抗の1/2から5倍以内の値に設定されてなる請求項2又は3記載のスピーカ装置。
  5. 2個一対の前記スピーカ装置の一方を左チャンネル用とし他方を右チャンネル用とし、左右チャンネルの前記音声信号を供給する主ケーブルとこの主ケーブルから分岐された左右チャンネルの分岐ケーブルとを有し、左チャンネルの前記分岐ケーブルは左チャンネルの前記第1および第2の供給部を形成し、右チャンネルの前記分岐ケーブルは右チャンネルの前記第1および第2の供給部を形成し、左右チャンネルの前記スピーカ装置における各々の前記スイッチは、外部からの動作によって一度に同じ前記切り換え動作をするスイッチ構成とされるとともに、当該分岐位置の近傍に配置されてなる請求項2〜4いずれか1記載のスピーカ装置。
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