JP2007116471A - スピーカ駆動装置 - Google Patents

スピーカ駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007116471A
JP2007116471A JP2005306201A JP2005306201A JP2007116471A JP 2007116471 A JP2007116471 A JP 2007116471A JP 2005306201 A JP2005306201 A JP 2005306201A JP 2005306201 A JP2005306201 A JP 2005306201A JP 2007116471 A JP2007116471 A JP 2007116471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speaker
signal
speakers
stereo
diaphragm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005306201A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4289343B2 (ja
Inventor
Masao Noro
正夫 野呂
Akira Arai
明 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2005306201A priority Critical patent/JP4289343B2/ja
Priority to US11/580,737 priority patent/US7940943B2/en
Priority to CN2006101402695A priority patent/CN1953618B/zh
Publication of JP2007116471A publication Critical patent/JP2007116471A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4289343B2 publication Critical patent/JP4289343B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R5/00Stereophonic arrangements
    • H04R5/02Spatial or constructional arrangements of loudspeakers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/20Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
    • H04R1/22Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only 
    • H04R1/28Transducer mountings or enclosures modified by provision of mechanical or acoustic impedances, e.g. resonator, damping means
    • H04R1/2807Enclosures comprising vibrating or resonating arrangements
    • H04R1/283Enclosures comprising vibrating or resonating arrangements using a passive diaphragm
    • H04R1/2834Enclosures comprising vibrating or resonating arrangements using a passive diaphragm for loudspeaker transducers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2205/00Details of stereophonic arrangements covered by H04R5/00 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2205/022Plurality of transducers corresponding to a plurality of sound channels in each earpiece of headphones or in a single enclosure

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)
  • Stereophonic Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】1個の小型のエンクロージャーに左右のスピーカがともに設けられたステレオ音響装置において、サラウンド効果を有した音場をいずれの方向からでも認識することができるようにする。
【解決手段】内部が密閉されるスピーカエンクロージャーと、スピーカエンクロージャーに設けられ、背面空間を共通にした2以上のスピーカと、前記2以上のスピーカを2つのグループにグループ分けし、一方のグループのスピーカにステレオ左チャンネル信号を供給し、他方のグループのスピーカにステレオ右チャンネル信号を供給する。ステレオ信号にサラウンド効果を付与し、サラウンド効果が付与された後のステレオ右および左チャンネル信号を前記一方および他方のグループスピーカに各々供給する。
【選択図】図2

Description

本発明は、スピーカ駆動装置の技術に関する。
従来の2チャンネルステレオ音響装置においては、2つのスピーカをある程度の距離をおいて左右に配置し、左スピーカにステレオ左チャンネル信号を、右スピーカにステレオ右チャンネル信号を供給する。そして、2つのスピーカの前方中央付近にリスナーが位置したときに左右方向の音像の定位をリスナーが認識できるようになっている。
さらに、従来の2チャンネルに加えて、例えば前方中央、後方左、後方右の3チャンネルおよび低音専用のチャンネルを設けた、いわゆる5.1チャンネルのサラウンド音響装置が普及している。このような構成にすることによって、リスナーは前後左右方向の音像の定位を認識できるようになり、臨場感にあふれた音響効果を体験できるようになる。この音響効果をサラウンド効果という。
しかし、上記のサラウンド音響装置では、合計6個のスピーカをリスナーの周囲に配置することが必要となるから、ある程度の広さを有した空間が必要となり、また、スピーカの増加によってコストが高くなるという問題があった。
そこで、2チャンネルのステレオ音響信号を用いてサラウンド効果を実現する技術が提案されている。例えば、特許文献1で開示された技術では、左右2チャンネルのステレオ入力信号に対して所定の振幅利得および位相変化量を付与するとともに、簡易な構成によってこの振幅利得および位相変化量の逆特性を与える。この技術を用いれば、2チャンネルのステレオ音響装置を用いて、サラウンド効果を有した音場を原音に忠実に再現できるようになる。また、左右のスピーカの距離が小さい場合であってもサラウンド効果を実現できる。
特公平3−80400号公報
しかし、特許文献1の技術を用いたとしても、サラウンド効果を有した音場をリスナーが認識できる範囲は左右のスピーカの前方中央付近に限定されることに変わりはない。従って、左右のスピーカの距離が小さい場合に、サラウンド効果を有した音場をリスナーが認識できる場所の範囲は非常に狭いものとなる。また、複数のリスナーが同時にサラウンド効果を楽しむことができない。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、左右のスピーカの距離が小さいステレオ音響装置において、サラウンド効果を有した音場をいずれの方向からでも認識することができるようにする技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係るスピーカ駆動装置は、内部が密閉されるスピーカエンクロージャーと、前記スピーカエンクロージャーに設けられ、背面空間を共通にした2以上のスピーカと、前記2以上のスピーカを2つのグループにグループ分けし、一方のグループのスピーカにステレオ左チャンネル信号を供給し、他方のグループのスピーカにステレオ右チャンネル信号を供給する信号供給手段とを具備することを特徴とする。
好ましい態様として、前記信号供給手段は、ステレオ信号にサラウンド効果を付与するサラウンド効果付与手段を具備し、前記サラウンド効果付与手段によってサラウンド効果が付与された後のステレオ右および左チャンネル信号を前記一方および他方のグループスピーカに各々供給するようにしてもよい。
さらに好ましい態様として、前記信号供給手段は、ステレオ信号の左右チャンネルの低域成分を抽出して前記左右チャンネルに等しく加え、これにより低域成分をモノラル化する低域成分モノラル化手段を有するようにしてもよい。
さらに好ましい態様として、前記スピーカエンクロージャーの一面において一端が固定された状態で弾性により振動可能な振動板と、前記振動板が設けられた一面において、前記振動板の振動部位に対応する位置に設けられ、前記スピーカエンクロージャーの内部空間が露出する開口構造と、前記振動板と前記開口構造との間に取り付けられ、前記開口構造によって露出する空間を前記振動板の振動を可能にした状態で塞ぎ、前記スピーカエンクロージャーの気密性を保持する密閉部材とを具備し、前記スピーカは、前記スピーカエンクロージャーのいずれかの面に取り付けられるようにしてもよい。
さらに好ましい態様として、前記一方のグループのスピーカと他方のグループのスピーカは互いの放音方向が所定の角度の広がりを持つようにして配置されるようにしてもよい。
さらに好ましい態様として、前記一方のグループのスピーカと他方のグループのスピーカは前記スピーカエンクロージャー内で互いの背面が対向して配置されるようにしてもよい。
以下、図面を参照し、この発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態のスピーカシステムの外観を示す斜視図である。図2は、スピーカシステムの図1におけるA−A断面図である。
スピーカエンクロージャー20は、直方体状の密閉型の筐体であり、6面とも板状の部材(例えば、木材、合成樹脂、金属もしくはそれらを張り合わせた合成材等)により形成されている。以下の説明では、スピーカエンクロージャー20の図1におけるzx面に平行な面を前面20a、yz面に平行な面を側面20L、20Rという。
スピーカエンクロージャー20の側面20L、20Rにはスピーカ取付穴が設けられており、このスピーカ取付穴にスピーカ10が取り付けられている。スピーカ10は、大別してコーン11、コーン11を支持するフレーム12、永久磁石・コイルなどからなる駆動部13からなる。以下の説明では、コーン11が設けられた面をスピーカ10の前面、フレーム12、駆動部13が設けられた面をスピーカ10の背面という。スピーカ10はその背面がスピーカエンクロージャー20の内部空間に面するように設けられている。図2で明らかなように、2つのスピーカ10の背面空間は共通の空間であり、2つのスピーカ10は互いの背面が対向して配置されている。
本発明のスピーカシステムは、スピーカエンクロージャー20の内部にスピーカ駆動装置30が設けられている。スピーカエンクロージャー20の前面20aには、電源スイッチ、音量調整つまみ等を備えた操作部31、音響信号を入力するための入力端子32が設けられている。スピーカ駆動装置30から出力された左右のステレオ音響信号は、信号線33を介してそれぞれ左右のスピーカ10に供給される。なお、スピーカ駆動装置30を動作させるための電力は、外部電源から電線によりスピーカ駆動装置30に供給してもよいし、スピーカエンクロージャー20の内部に電池を挿入してこの電池から供給するようにしてもよい(図示省略)。
次に、スピーカ駆動装置30の回路構成について説明する。スピーカ駆動装置30の回路構成は以下に示す種々の態様で実施可能である。なお、スピーカ駆動装置30の説明図面(図3〜図11)においては、図示を簡潔にするために、スピーカ駆動装置30の回路図をスピーカエンクロージャー20の外部に描いている。
<回路構成例1>
図3は回路構成例1を示す図である。本構成例におけるスピーカ駆動装置30は、入力端子41に入力された左ステレオ信号L1をアンプ42で増幅して信号L2を生成し、左スピーカに供給する。同様に、入力端子43に入力された右ステレオ信号R1をアンプ44で増幅して信号R2を生成し、右スピーカに供給する。
上記の構成によれば、1つのスピーカエンクロージャー20に左右のスピーカ10が設けられている場合に、左右のチャンネルの音波が別々の方向に放射されるから、左右のチャンネルの分離性が向上する。
<回路構成例2>
図4は回路構成例2を示す図である。本構成例におけるスピーカ駆動装置30は、入力端子47に入力された左ステレオ信号L1を加算器48および変換器49に供給する。変換器49では、所定の伝達関数f(x)によって信号L1の位相を所定量だけずらして信号L2を生成し、加算器52に供給する。同様に、入力端子51に入力された左ステレオ信号R1を加算器52および変換器53に供給する。変換器53では、所定の伝達関数f(x)によって信号R1の位相を所定量だけずらして信号R2を生成し、加算器48に供給する。
加算器48では信号L1と信号R2が加算され、信号L1+R2がアンプ50で増幅されて信号L3が生成され、左スピーカに供給される。同様に、加算器52では信号R1と信号L2が加算され、信号R1+L2がアンプ54で増幅されて信号R3が生成され、右スピーカに供給される。
上記の構成によれば、1つのスピーカエンクロージャー20に左右のスピーカ10が設けられている場合に、左右のチャンネルの音波が別々の方向に放射されるから、左右のチャンネルの分離性が向上する。さらに、入力された左右ステレオ信号の位相を所定量だけずらした信号が生成され、その各々がもう一方のチャンネルの入力信号にクロストークされることにより、拡がり感のある音場が形成され、サラウンド効果が得られる。
<回路構成例3>
図5は回路構成例3を示す図である。本構成例におけるスピーカ駆動装置30は、入力端子57に入力された左ステレオ信号L1を加算器58および反転器63に供給する。反転器63では信号L1の逆相の信号−L1が生成され、加算器64に供給される。加算器64では、入力端子60に入力された信号R1と信号−L1とが加算され、変換器65に供給される。変換器65では、所定の伝達関数f(x)によって信号−L1+R1の位相を所定量だけずらして信号V1を生成し、反転器66および加算器61に供給する。反転器66では、信号V1の逆相の信号−V1が生成され、加算器58に供給される。
加算器58では信号L1と信号−V1が加算され、信号L1−V1がアンプ59で増幅されて信号L2が生成され、左スピーカに供給される。加算器61では信号R2と信号V1が加算され、信号R2+V1がアンプ62で増幅されて信号R2が生成され、右スピーカに供給される。
上記の構成によれば、1つのスピーカエンクロージャー20に左右のスピーカ10が設けられている場合に、左右のチャンネルの音波が別々の方向に放射されるから、左右のチャンネルの分離性が向上する。さらに、回路構成例2と同様に、入力された左右ステレオ信号の位相を所定量だけずらした信号が生成され、その各々がもう一方のチャンネルの入力信号にクロストークされることにより、拡がり感のある音場が形成され、サラウンド効果が得られる。
<回路構成例4>
図6は回路構成例4を示す図である。本構成例におけるスピーカ駆動装置30は、入力端子69から入力された左ステレオ信号L1は、加算器70を介して反転器71の反転入力端に入力される。反転器71の非反転入力端は接地されている。反転器71の出力信号L2は加算器74および変換器72に供給される。変換器72では、所定の伝達関数f(x)によって信号L2の位相を所定量だけずらして信号L3を生成する。信号L2と信号L3は加算器73で加算され、信号L2+L3は加算器70で入力信号L1と加算され、反転器71の反転入力端に入力される。右チャンネルにおいても同様の構成となっているので説明を省略する。
そして、加算器74において信号L2と信号R3が加算され、アンプ75で増幅されて信号L4が生成され、左スピーカに供給される。同様に、加算器81において信号L3と信号R2が加算され、アンプ82で増幅されて信号R4が生成され、右スピーカに供給される。
上記の構成によれば、1つのスピーカエンクロージャー20に左右のスピーカ10が設けられている場合に、左右のチャンネルの音波が別々の方向に放射されるから、左右のチャンネルの分離性が向上する。さらに、回路構成例2、3と同様に、入力された左右ステレオ信号の位相を所定量だけずらした信号が生成され、その各々がもう一方のチャンネルの入力信号にクロストークされることにより、拡がり感のある音場が形成され、サラウンド効果が得られる。さらに本構成例では、簡易な構成によって位相変化量の逆特性を与えることができ、サラウンド効果を有した音場を原音に忠実に再現できるようになる。なお、本構成例は特許文献1で開示されたものとほぼ同一である。
<回路構成例5>
図7は回路構成例5を示す図である。本構成例におけるスピーカ駆動装置30は、入力端子85から入力された左ステレオ信号L1を、HPF(ハイパスフィルタ)86および加算器93に供給する。HPF86は、信号L1の高域成分信号L2を出力する。同様に、入力端子89から入力された右ステレオ信号R1を、HPF(ハイパスフィルタ)90および加算器93に供給する。HPF90は、信号R1の高域成分信号R2を出力する。
加算器93は信号L1と信号R1を加算し、LPF(ローパスフィルタ)94に供給する。LPF94は、信号L1+R1の低域成分信号V1を出力し、加算器87、91に供給する。加算器87では信号L2と信号V1を加算し、信号L2+V1がアンプ88で増幅されて信号L3が生成され、左スピーカに供給される。加算器91では信号R2と信号V1を加算し、信号R2+V1がアンプ92で増幅されて信号R3が生成され、右スピーカに供給される。
上記の構成によれば、1つのスピーカエンクロージャー20に左右のスピーカ10が設けられている場合に、左右のチャンネルの音波が別々の方向に放射されるから、左右のチャンネルの分離性が向上する。さらに、低域の信号がモノラル化され、モノラル化された低域信号が左右の高域ステレオ信号に加算され、それぞれ左右のスピーカから出力される。この構成によって得られる効果は、従来の3Dステレオ音響装置と同様であり、簡易な構成により低音が増強され、迫力のある音響を楽しむことが出来る。
なお、図8に示した回路は図7に示した回路構成例5の一実施例であり、回路構成例5と等価な効果を得ることができる。この回路構成を用いることによって、図9に示すように、フラットな周波数特性が実現されるとともに、低域のセパレーションがない、すなわち低域がモノラル化された音場を形成することができる。
<回路構成例6>
図10は回路構成例6を示す図である。図中の符号85から94までは回路構成例5と同一の構成である。本構成例におけるスピーカ駆動装置30は、加算器87、91から出力された信号を公知のエンハンストサラウンド回路95に入力して音場を拡大し、それぞれアンプ88、92を介して左右のスピーカに供給する。
上記の構成によれば、1つのスピーカエンクロージャー20に左右のスピーカ10が設けられている場合に、左右のチャンネルの音波が別々の方向に放射されるから、左右のチャンネルの分離性が向上する。さらに、低域の信号がモノラル化され、モノラル化された低域信号が左右の高域ステレオ信号に加算され、それぞれ左右のスピーカから出力される。この構成によって得られる効果は、従来の3Dステレオ音響装置と同様であり、簡易な構成により低音が増強され、迫力のある音響を楽しむことが出来る。さらに、エンハンストサラウンド回路95により拡がり感のある音場が形成され、エンハンストサラウンド効果が得られる。
<回路構成例7>
図11は回路構成例7を示す図である。本構成例におけるスピーカ駆動装置30は、入力端子97、98から入力された左右のステレオ信号L1、R1を公知のDSP(Digital Signal Processor)99に入力し、信号L2、R2を出力する。そして、信号L2、R2をそれぞれアンプ100、101を介して左右のスピーカに供給する。DSP99は、上記の回路構成例1乃至6と同様の効果を得られるように構成されており、さらに種々の音響空間の音響特性を付与する。
上記の構成によれば、上記の回路構成例1乃至6と同様の効果が得られるとともに、種々の音響空間の音響特性が付与された音響が得られる。
以上説明したように、本発明によれば、左右のスピーカの距離が小さいステレオ音響装置において、左右のチャンネルの音波が別々の方向に放射されるから、左右のチャンネルの分離性が向上する。従って、1個の小型のエンクロージャーに左右のスピーカがともに設けられたステレオ音響装置であっても、リスナーがいずれの方向からでもステレオ音響を楽しむことができる。また、上記の回路構成例に示したスピーカ駆動装置を用いることによって、リスナーがいずれの方向からでもサラウンド効果を有する音響を楽しむことができる。
<変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。
(1)図12は、上方から見た断面が球形のスピーカエンクロージャー200を用いた例を示す図である。2つのスピーカ10の背面空間は共通の空間であり、2つのスピーカ10は互いの背面が対向して配置されている。
(2)図13は、上方から見た断面が台形のスピーカエンクロージャー300を用いた例を示す図である。この例でも、2つのスピーカ10の背面空間は共通の空間であるが、2つのスピーカ10の背面は平行ではなく、所定の角度をなして設けられている。すなわち、2つのスピーカ10の音波の放射方向が広がるように所定の角度をなして設けられている。所定の角度は任意である。このような構成でも、上記の実施形態と同様の効果が得られる。
(3)上記の実施形態においては、2つのスピーカの背面空間を共通にしたスピーカシステムの例を示したが、スピーカの数は2つに限定されない。すなわち、2以上のスピーカを2つのグループにグループ分けし、一方のグループのスピーカにステレオ左チャンネル信号を供給し、他方のグループのスピーカにステレオ右チャンネル信号を供給する構成であれば、スピーカの数はいくつでもよい。例えば、4つのスピーカを2つずつのスピーカのグループにグループ分けするなど、いかなる形態でも本発明は実施できる。
(4)次に、スピーカエンクロージャー20の前面に振動板を設けた例について説明する。図14は、スピーカエンクロージャー20の側面20Lを示す図である。図15は、スピーカエンクロージャー20の前面を示す図である。図16は、スピーカエンクロージャー20を上方から見た断面図である。
20bは、スピーカエンクロージャー20の前面に設けられた開口部である。開口部20bの上縁部には接合部材26が設けられており、開口部20bを覆うように振動板25が接合部材26を介して取り付けられている。開口部20bの縁部20cと振動板25の間には空隙が形成され、この空隙を塞ぐようにエッジ(密閉部材)22が設けられており、スピーカエンクロージャー20の気密性が保持される。
振動板25は、接合部材26によって固定されているが、振動板25の他端は片持ち梁のように自由端になっている。また、エッジ22は、縁部20cと振動板25の外周縁との間では、スピーカエンクロージャー20の内部空間側に突出して折れ曲っており、振動板25はそれ自体の弾性によって自由に振動できるようになっている。振動板25は、例えば薄い木の板、薄い合成樹脂、金属の板もしくはそれらを張り合わせた合成材等からなる。
上述した構成において、スピーカ10が駆動されると、スピーカ10のコーン紙の振動がスピーカエンクロージャー20内の空気に伝搬され、この空気の振動によって振動板25が振動する。このとき、エッジ22で気密性を保持された状態で振動する振動板25は、振動したときにスピーカエンクロージャー20内の空気容積を圧縮または膨張させる。したがって、振動板25の弾性に加えてスピーカエンクロージャー20の空気バネも加わったコンプライアンス(機械的可とう性)と振動板25の等価質量との間で新たな共振周波数を持つようになる。この結果、振動板25の共振周波数を中心に再生される音が生じる。
ここで空気バネと振動板30の弾性(バネ性)は、等価的に2つのバネが並列に接続されているように機能するが、空気バネの方が振動板25のバネよりもコンプライアンスが小さいので、スピーカシステムとしての振動板25の共振周波数はほぼ空気のコンプライアンスと振動板25の等価質量で決まる。
以上のようにして決定される共振周波数は、スピーカ10の周波数特性、スピーカエンクロージャー20の容積、振動板25の質量および面積を調整することによって、低音域が増強され、かつ、高音域がカットされた所望値に設定することができる。図17(a)は、スピーカ10の周波数特性、図17(b)は振動板25の共振周波数特性の一例を示す図である。
本構成では、上記のいずれのスピーカ駆動回路30を用いてもスピーカシステムの低音域を増強することができるが、特に、スピーカ駆動装置30として上述の回路構成例5(図7)、または回路構成例6(図10)を用いることが好適である。すなわち、回路構成例5、回路構成例6では左右のステレオ信号を加算して低域信号を分離することにより低域をモノラル化し、モノラル化された低域信号を左右のスピーカ10に供給している。この低域信号によって左右のスピーカ10は低域においては同相で振動し、この振動がスピーカエンクロージャー20内の空気に伝播し、この振動によって振動板25が振動させられる。これによって、エネルギーを損失することなく低音域を増強することが可能となる。
ここで、等価回路を用いて本件発明と従来技術との差異について説明する。図18はスピーカの電気等価回路である。ボイスコイルインピーダンスを介してCmes、Res、Lcesで構成される低域共振回路(共振周波数=F0)が電圧駆動される構成を持っている。
ここで、
Re=ボイスコイル直流抵抗
Le,L2,R2=高域インピーダンス上昇要素
Cmes=スピーカ振動系の等価質量容量
Lces=スピーカ振動系の等価コンプライアンスインダクタンス
Res=スピーカ振動系のメカニカル制動抵抗
である。
図19はスピーカエンクロージャーの等価回路であり、Lve=等価容積インダクタンスである。
図20は、従来のドローンコーンやヒンジ固定フラップなどのパッシブラジエターの等価回路である。図示のように、スピーカからボイスコイルのファクターを無くした回路構成を持つ。質量Cmepは、エッジの持つコンプライアンスLcepと制動抵抗Repで支えられている。
ここで、
Cmep=パッシブラジエターの等価質量容量
Lcep=パッシブラジエターの等価コンプライアンスインダクタンス
Rep=パッシブラジエターのメカニカル制動抵抗
である。図21は従来のパッシブラジエターシステムの等価回路である。信号電圧がスピーカを駆動し、スピーカの音響出力がスピーカエンクロージャー容積を介してパッシブラジエターを駆動する。
システムとしての低域共振周波数は、ほぼCmepとLveの共振周波数になる。少ない容積で共振周波数を下げるには、Cmepを大きくする必要があり、これはパッシブラジエターが重くなることを意味する。重いパッシブラジエターを支えるには、丈夫で強度のあるエッジが必要になる。一方、エッジには柔軟性が要求されるため、ゴムやウレタンなどの柔らかい材料が使われるが、強度を上げるには厚くする必要がある。しかし、エッジを厚くするということは、等価コンプライアンスLcepを下げると同時に制動力も大きくするということになる(電気等価回路において表現すれば抵抗値Repが下がるということになる)。このため、パッシブラジエターのロスが大きくなり、低音の再生能力が下がってしまう。
図22は本発明に係る振動板の等価回路である。振動板は一辺が完全に固定されているため振動板自身がコンプライアンスLcebを持ち自重を支えている。振動板は弾性体で作られているので、エッジ材料のような抵抗成分は無視できる。エッジは振動板の自重を支える必要がないため薄い材料で良く、コンプライアンスLcexを非常に大きくすることができ、これにより必然的にロスも非常に小さくなる(電気等価回路において表現すれば制動抵抗Rexが大きくなる)。
図22において、
Cmeb=振動板の等価質量容量
Lceb=振動板の等価コンプライアンスインダクタンス
Lcex=振動板エッジの等価コンプライアンスインダクタンス
Rex=振動板エッジのメカニカル制動抵抗
である。図23は本発明に係るスピーカシステムの等価回路である。図21と比較した場合、スピーカとスピーカエンクロージャー容積を同じとすると、
Cmep=Cmeb
とすれば、低域の共振周波数も同じになる。この重量を支えるコンプライアンスも同等のものが必要になるが、図21ではLcepであり、図23ではLcex>>Lcebであるから、ほとんどLcebとなり、適切な設計をすればほぼ
Lcep=Lceb
となる。ここまでのファクターに大きな差異はない。しかし、ここまでの説明で明らかなように、
Rex>>Rep
となることが、本願発明の重要な特徴であり、これにより従来方式に較べてロスが大幅に少なくなり、低音再生が有利になることが分かる。
なお、振動板25は、スピーカエンクロージャーの任意の位置に取り付けることができる。
ところで、背面空間を共通にするスピーカエンクロージャーに2以上のスピーカを取り付け、ステレオの左右の信号を2群に分けて供給した場合、ステレオの左右の信号に逆相の信号が含まれていると、エンクロージャー内部において左信号用のスピーカと右信号用のスピーカの背圧が打ち消し有ってしまい、いわゆる「空振り」という状態を生じる。この「空振り」状態においては、上述の振動板25(パッシブ振動板)で再生されるべき低域が再生されないばかりでなく、それぞれのスピーカが非常に振動し易い状態となるため、振幅が大きくなり、スピーカの再生特性の直線性を超えてしまうと、再生音に歪みをしょうじてしまう場合もあった。一方、一般的な音楽音源(音楽ソース)の場合、低域信号は左右のチャンネルに同相でほぼ同音量により収録されている場合が多く、また、意図的に低域信号の音量が左右のチャンネルのどちらかに偏っていても、一般的なアンプを用いている場合は上述の「空振り」が問題になることはない。しかし、エンハンストサラウンド回路などのように、意図的に逆位相信号を左右のチャンネルに生じさせる回路を上述したスピーカシステムに用いた場合は、「空振り」が表れてしまい問題が生じる場合がある。特に、音楽音源の低域が左右のチャネルのどちらかに寄せられていた場合には「空振り」の影響が顕著に表れてしまう。このような場合には、エンハンストサラウンド回路などの左右チャンネルに逆位相を生成する回路の前段において、例えば、図10に示す回路のように低域信号をモノラル化する回路を付加するか、あるいは、低域においては逆位相を生成しないようにそれらの回路を構成することによって「空振り」の発生を防止することができる。
本発明の実施形態のスピーカシステムの外観を示す斜視図である。 スピーカシステムのA−A断面図である。 回路構成例1を示す図である。 回路構成例2を示す図である。 回路構成例3を示す図である。 回路構成例4を示す図である。 回路構成例5を示す図である。 回路構成例5の実施例を示す図である。 回路構成例5の周波数特性を示す図である。 回路構成例6を示す図である。 回路構成例7を示す図である。 スピーカエンクロージャー200を示す図である。 スピーカエンクロージャー300を示す図である。 スピーカエンクロージャー20の側面20Lを示す図である。 スピーカエンクロージャー20の前面を示す図である。 スピーカエンクロージャー20を上方から見た断面図である。 スピーカ10の周波数特性、振動板25の共振周波数特性を示す図である。 スピーカの電気等価回路である。 スピーカエンクロージャーの等価回路である。 従来のパッシブラジエターの等価回路である。 従来のパッシブラジエターシステムの等価回路である。 本発明に係る振動板の等価回路である。 本発明に係るスピーカシステムの等価回路である。
符号の説明
20…スピーカエンクロージャー、20a…前面、20L、20R…側面、10…スピーカ、11…コーン、12…フレーム、13…駆動部、30…スピーカ駆動装置、20b…開口部、20c…縁部、22…エッジ、25…振動板、26…接合部材。

Claims (6)

  1. 内部が密閉されるスピーカエンクロージャーと、
    前記スピーカエンクロージャーに設けられ、背面空間を共通にした2以上のスピーカと、
    前記2以上のスピーカを2つのグループにグループ分けし、一方のグループのスピーカにステレオ左チャンネル信号を供給し、他方のグループのスピーカにステレオ右チャンネル信号を供給する信号供給手段と
    を具備することを特徴とするスピーカ駆動装置。
  2. 前記信号供給手段は、ステレオ信号にサラウンド効果を付与するサラウンド効果付与手段を具備し、前記サラウンド効果付与手段によってサラウンド効果が付与された後のステレオ右および左チャンネル信号を前記一方および他方のグループスピーカに各々供給することを特徴とする請求項1記載のスピーカ駆動装置。
  3. 前記信号供給手段は、ステレオ信号の左右チャンネルの低域成分を抽出して前記左右チャンネルに等しく加え、これにより低域成分をモノラル化する低域成分モノラル化手段を有することを特徴とする請求項1または2記載のスピーカ駆動装置。
  4. 前記スピーカエンクロージャーの一面において一端が固定された状態で弾性により振動可能な振動板と、
    前記振動板が設けられた一面において、前記振動板の振動部位に対応する位置に設けられ、前記スピーカエンクロージャーの内部空間が露出する開口構造と、
    前記振動板と前記開口構造との間に取り付けられ、前記開口構造によって露出する空間を前記振動板の振動を可能にした状態で塞ぎ、前記スピーカエンクロージャーの気密性を保持する密閉部材と
    を具備し、
    前記スピーカは、前記スピーカエンクロージャーのいずれかの面に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のスピーカ駆動装置。
  5. 前記一方のグループのスピーカと他方のグループのスピーカは互いの放音方向が所定の角度の広がりを持つようにして配置されることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載のスピーカ駆動装置。
  6. 前記一方のグループのスピーカと他方のグループのスピーカは前記スピーカエンクロージャー内で互いの背面が対向して配置されることを特徴とする請求項5記載のスピーカ駆動装置。
JP2005306201A 2005-10-20 2005-10-20 スピーカ駆動装置 Expired - Fee Related JP4289343B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005306201A JP4289343B2 (ja) 2005-10-20 2005-10-20 スピーカ駆動装置
US11/580,737 US7940943B2 (en) 2005-10-20 2006-10-12 Speaker driving apparatus
CN2006101402695A CN1953618B (zh) 2005-10-20 2006-10-20 扬声器驱动装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005306201A JP4289343B2 (ja) 2005-10-20 2005-10-20 スピーカ駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007116471A true JP2007116471A (ja) 2007-05-10
JP4289343B2 JP4289343B2 (ja) 2009-07-01

Family

ID=37985424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005306201A Expired - Fee Related JP4289343B2 (ja) 2005-10-20 2005-10-20 スピーカ駆動装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7940943B2 (ja)
JP (1) JP4289343B2 (ja)
CN (1) CN1953618B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018064168A (ja) * 2016-10-12 2018-04-19 クラリオン株式会社 音響装置、及び音響処理方法
JP2021130352A (ja) * 2020-02-18 2021-09-09 株式会社デンソーテン スピーカ装置およびスピーカユニット

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101547639B1 (ko) * 2009-05-22 2015-08-27 삼성전자 주식회사 사운드 포커싱 장치 및 방법
KR101012299B1 (ko) * 2010-03-30 2011-02-08 주식회사 엠소닉 스피커 장치 및 이를 구비한 전자기기
CN102340726A (zh) * 2011-09-26 2012-02-01 董自欣 电动式扬声器系统
CN102546895B (zh) * 2012-02-01 2015-05-13 惠州Tcl移动通信有限公司 手机及其音频处理电路
US9055370B2 (en) * 2012-08-31 2015-06-09 Bose Corporation Vibration-reducing passive radiators
CN103533490B (zh) * 2013-10-21 2016-01-13 蔡继承 电子管产生虚拟环绕立体声放大器
JP6907456B2 (ja) * 2015-08-10 2021-07-21 株式会社リコー 出力装置、位置情報管理システム、位置情報の管理方法、及びプログラム
CN105959860A (zh) * 2016-05-26 2016-09-21 深圳市叶氏声学技术有限公司 一种立式四主动一被动扬声器系统
US10511909B2 (en) 2017-11-29 2019-12-17 Boomcloud 360, Inc. Crosstalk cancellation for opposite-facing transaural loudspeaker systems
CN113163297B (zh) * 2021-04-29 2023-10-27 歌尔科技有限公司 音频装置以及智能头戴设备

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57168389A (en) 1981-12-16 1982-10-16 Tokyo Shibaura Electric Co Dispenser for card
JPS615700A (ja) 1984-06-20 1986-01-11 Nippon Gakki Seizo Kk 低域雑音除去回路
US4889208A (en) 1987-02-23 1989-12-26 Katsutoshi Sugihara Speaker enclosures
JP3080400B2 (ja) 1990-11-30 2000-08-28 三菱電機株式会社 半導体装置
JPH04309096A (ja) * 1991-04-05 1992-10-30 Sony Corp スピーカシステム
JPH0674000A (ja) 1992-08-27 1994-03-15 Detsuku Kogyo Kk トンネル工事用遮音装置
US6069962A (en) * 1998-10-14 2000-05-30 Miller; Francis Allen Point source speaker system
JP2000261878A (ja) 1999-03-11 2000-09-22 Pioneer Electronic Corp スピーカ装置
JP2002320300A (ja) 2001-04-19 2002-10-31 Mechanical Research:Kk スピーカ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018064168A (ja) * 2016-10-12 2018-04-19 クラリオン株式会社 音響装置、及び音響処理方法
JP2021130352A (ja) * 2020-02-18 2021-09-09 株式会社デンソーテン スピーカ装置およびスピーカユニット
JP7354010B2 (ja) 2020-02-18 2023-10-02 株式会社デンソーテン スピーカ装置およびスピーカユニット

Also Published As

Publication number Publication date
US20070092091A1 (en) 2007-04-26
CN1953618A (zh) 2007-04-25
US7940943B2 (en) 2011-05-10
CN1953618B (zh) 2011-09-28
JP4289343B2 (ja) 2009-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4289343B2 (ja) スピーカ駆動装置
JP4793174B2 (ja) 静電型トランスデューサ、回路定数の設定方法
US8175304B1 (en) Compact loudspeaker system
KR102167307B1 (ko) 밀폐형 음향 서스펜션 챔버를 구비한 라우드스피커 인클로저
EP2368372B1 (en) Apparatus for reproduction of sound
US9288600B2 (en) Sound generator
JP6006686B2 (ja) スピーカ装置
KR101559658B1 (ko) 스피커 장치
JP2009111836A (ja) 正多面体広指向特性拡声装置
JP3790528B2 (ja) スピーカシステム
KR100676422B1 (ko) 다점 구동형 멀티웨이 슬림 평판 스피커 시스템
JP2005294887A (ja) 音響システム用パーツおよび音響システム
WO2014021178A1 (ja) 音場支援装置および音場支援システム
JP7371216B1 (ja) スピーカ及び電子機器
KR101087493B1 (ko) 평판 디스플레이에 내장된 자기변형 스피커
JPH06169441A (ja) テレビジョン受像機
JPH062387Y2 (ja) スピ−カシステム
KR200145349Y1 (ko) 헤드폰의 일체형 바이브레이션 유니트
JP2008199341A (ja) 静電型トランスデューサ、超音波スピーカ、スピーカ装置、静電型トランスデューサによる音声信号再生方法、指向性音響システム、および表示装置
KR100440318B1 (ko) 트위터 스피커 구조
TW202228445A (zh) 雙振膜雙音圈喇叭單體
JPH0138640Y2 (ja)
JPH11155187A (ja) スピーカ装置
JP2013090317A (ja) 音響再生装置
JP2010114612A (ja) 小型スピーカを備える表示器、及び小型スピーカ構造

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090310

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140410

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees