JP2002320300A - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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JP2002320300A
JP2002320300A JP2001120504A JP2001120504A JP2002320300A JP 2002320300 A JP2002320300 A JP 2002320300A JP 2001120504 A JP2001120504 A JP 2001120504A JP 2001120504 A JP2001120504 A JP 2001120504A JP 2002320300 A JP2002320300 A JP 2002320300A
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JP
Japan
Prior art keywords
speaker unit
signal
speaker
channel
reproducing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001120504A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Moriya
高博 守屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MECHANICAL RES KK
Mechanical Research Corp
Original Assignee
MECHANICAL RES KK
Mechanical Research Corp
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Publication date
Application filed by MECHANICAL RES KK, Mechanical Research Corp filed Critical MECHANICAL RES KK
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  • Stereophonic Arrangements (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車のダッシュボードにスピーカを取り付け
ると、スピーカユニットからの直接音がフロントガラス
に反射することにより、ステレオイメージが損なわれ
る。 【解決手段】L+R信号を再生する第1のスピーカユニ
ットと、第1のスピーカユニットに対して左45度の角
度で配置され、L―R信号を再生する第2のスピーカユ
ニットと、第1のスピーカユニットに対して右45度の
角度で配置され、R―L信号を再生する第3のスピーカ
ユニットと、第1のスピーカユニットと略直交配置され
た第1の反射壁と、第2のスピーカユニットと略直交配
置された第2の反射壁と、L−R信号及びR−L信号の
レベルをL+R信号のレベルに対して調整するレベル調
整手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1個の筐体内に複
数のスピーカを設け、これらスピーカによってステレオ
イメージを再現するスピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第6069962号において、
1個の筐体内に複数のスピーカを設け、これらスピーカ
によってステレオイメージを再現するスピーカ装置が提
案されている。図4はかかるスピーカ装置100の平面
図であり、正面にL+R成分を再生するセンタースピー
カユニット101、左側にL―R成分を再生するLチャ
ンネル用スピーカユニット102、右側にR―L成分を
再生するRチャンネル用スピーカユニット103が設け
られている。Lチャンネル用、Rチャンネル用スピーカ
ユニット102、103はリスナーに向かって45度の
角度で配置される。またLチャンネル、Rチャンネル用
スピーカユニット102、103と90度の角度を持っ
てそれぞれ反射壁104、105が設けられている。
【0003】従って、Lチャンネル用スピーカユニット
102からの再生音と反射壁104によって反射された
再生音の合成音は、仮想点106から正面である矢印A
方向と90度の方向の矢印B方向に、またRチャンネル
用スピーカユニット103の再生音と反射壁105によ
って反射された再生音の合成音は、矢印B方向とは逆の
矢印C方向に放射される。
【0004】反射壁104は、矢印B方向と45度の角
度をもって配置される第1のスピーカユニット102か
らの放射音が矢印B方向に向かうために設けられている
ため、反射効率の良い素材とされている。勿論、反射壁
105も同様に構成されている。この構成により、スピ
ーカユニット102、103の間隔が短くてもステレオ
イメージを充分に得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スピーカユニット10
2、103からの直接音と反射壁104、105からの
反射音との合成により、矢印B、C方向へ再生音が放射
されるためには、スピーカユニット102、103から
の再生音と反射壁104、105からの反射音がほぼ同
一レベルになる必要がある。しかしながら、このスピー
カ装置100を例えば図4に示すごとく、自動車のダッ
シュボード10上に設置した場合、スピーカ装置100
の後方及び上方にフロントガラス11が存在するため、
スピーカユニット102、103からの再生音がフロン
トガラスに反射する。その結果、反射壁が大きくなるの
と同じ結果となり、合成音のベクトルが矢印A、B方向
とは異なる方向になる。これにより、特にステレオイメ
ージが損なわれてしまう。
【0006】また、自動車によっては、ダッシュボード
10に置かれたスピーカ装置100に対するフロントガ
ラスまでの距離が大きく異なる。従って、スピーカユニ
ット102と反射壁104、スピーカユニット103と
反射壁105からの合成音のベクトル方向はスピーカ装
置100が設置された自動車によってそれぞれ異なると
いう欠点を有する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、L+R信号を再生する第1のスピーカユ
ニットと、第1のスピーカユニットに対して左略45度
の角度で配置され、L―R信号を再生する第2のスピー
カユニットと、第1のスピーカユニットに対して右略4
5度の角度で配置され、R―L信号を再生する第3のス
ピーカユニットと、第1のスピーカユニットと略直交配
置された第1の反射壁と、第2のスピーカユニットと略
直交配置された第2の反射壁と、L−R信号及びR−L
信号のレベルをL+R信号のレベルに対して調整するレ
ベル調整手段とからなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態にも
とづいて本発明を詳細に説明する。図3は本スピーカ装
置100に適用する信号処理回路のブロック図である。
Lチャンネルの信号はL−in端子31に、Rチャンネ
ルの信号はR−in端子32に入力される。この2つの
信号は加算回路34によって加算された後、ローパスフ
ィルタ(以下、LPFという)34を介して増幅器53
によって増幅された後、リアトレイに設置されたサブウ
ーハ104によって再生される。また、L−in端子3
1に入力されたLチャンネル信号はハイパスフィルタ
(以下、HPFという)35を通って位相シフトのため
の位相器37及びLPF38に入力される。同様に、R
−in端子32に入力されたRチャンネル信号はハイパ
スフィルタ(以下、HPFという)36を通って位相シ
フトのための位相器39及びLPF40に入力される。
【0009】 位相器37の出力に対してLPF40の
信号を減算回路41によって減算した後の信号が増幅器
51によって増幅された後、ボリウム45を介してLチ
ャンネルスピーカユニット102に出力される。同様に
位相器39の出力に対してLPF38の信号を減算回路
42によって減算した後の信号が増幅器54によって増
幅された後、ボリウム46を介してLチャンネルスピー
カユニット102に出力される。
【0010】LPF38及びLPF40の出力は加算回
路43によって加算され、位相器44によって位相がシ
フトされた後、増幅器52によって増幅されセンタース
ピーカユニット101に出力される。
【0011】従って、サブウーハ104には位相処理の
行われていないLチャンネル、Rチャンネルの低域信号
の加算信号が入力される。また、センタースピーカユニ
ット101にはLチャンネル、Rチャンネルの中域信号
の加算信号が位相シフトの後、入力される。また、Lチ
ャンネル用スピーカユニット102には、Lチャンネル
の中域以上の信号に位相シフトをかけた後、Rチャンネ
ルの中域の成分を引き算した信号が出力される。同様
に、Rチャンネル用スピーカユニット103には、Rチ
ャンネルの中域以上の信号に位相シフトをかけた後、L
チャンネルの中域の成分を引き算した信号が出力され
る。
【0012】スピーカ装置100を自動車のダッシュボ
ード10上に設置した状態でスピーカ装置100の再生
音の広がり感が少ない場合は、ボリウム45、46を調
整してセンタースピーカ101に対してLチャンネル、
Rチャンネルスピーカユニット102、103からの再
生音量を調整し、最適な音場を得る。
【0013】なお、本発明は上述の実施例のごとくスピ
ーカ装置が自動車内に設置される場合のみならず、壁と
天井のコーナー部にスピーカ装置を取り付ける場合等、
スピーカ装置の近傍に再生音を反射する部材が存在する
場所に設置する場合に特に有効であり、本発明の趣旨を
逸脱することなく種々の態様を取り得る。
【0014】
【発明の効果】以上のごとく、本発明によればスピーカ
装置を自動車のダッシュボードや部屋のコーナーに配置
した場合においても、反射による影響を最小限に押さえ
ることができ、ステレオイメージを損なうことのない臨
場感豊かな再生音を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スピーカ装置100の平面図。
【図2】スピーカ装置100の左側面図。
【図3】スピーカ装置100に適用される回路ブロック
図。
【図4】 ダッシュボード上にスピーカ装置が置かれた
状態を示す図。
【符号の説明】
100 スピーカ装置 101 センタースピーカユニット 102 Lチャンネル用スピーカユニット 103 Rチャンネル用スピーカユニット 104 反射壁 105 反射壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】L+R信号を再生する第1のスピーカユニ
    ットと、 該第1のスピーカユニットに対して左略45度の角度で
    配置され、L―R信号を再生する第2のスピーカユニッ
    トと、 該第1のスピーカユニットに対して右略45度の角度で
    配置され、R―L信号を再生する第3のスピーカユニッ
    トと、 前記第1のスピーカユニットと略直交配置された第1の
    反射壁と、 前記第2のスピーカユニットと略直交配置された第2の
    反射壁と、 前記L−R信号及びR−L信号のレベルを前記L+R信
    号のレベルに対して調整するレベル調整手段とからなる
    ことを特徴とするスピーカ装置。
JP2001120504A 2001-04-19 2001-04-19 スピーカ装置 Pending JP2002320300A (ja)

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JP2001120504A JP2002320300A (ja) 2001-04-19 2001-04-19 スピーカ装置

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Family

ID=18970526

Family Applications (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7940943B2 (en) 2005-10-20 2011-05-10 Yamaha Corporation Speaker driving apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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