JP2002369297A - 車載用スピーカ装置 - Google Patents
車載用スピーカ装置Info
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- JP2002369297A JP2002369297A JP2001171534A JP2001171534A JP2002369297A JP 2002369297 A JP2002369297 A JP 2002369297A JP 2001171534 A JP2001171534 A JP 2001171534A JP 2001171534 A JP2001171534 A JP 2001171534A JP 2002369297 A JP2002369297 A JP 2002369297A
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- Japan
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Stereophonic Arrangements (AREA)
- Stereophonic System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】運転席及び助手席に座ったリスナーに対して前
方定位が形成されず、明瞭度の高いステレオイメージが
再現できないという欠点があった。 【解決手段】Lチャンネル信号及びRチャンネル信号を
入力し、L−R信号、R−L信号及びL+R信号を生成
する信号処理回路と、自動車のダッシュボードに配置さ
れ、L−R信号を再生するLチャンネル用スピーカと、
自動車のダッシュボードに配置され、R−L信号を再生
するRチャンネル用スピーカと、自動車のダッシュボー
ドに配置され、Lチャンネル用スピーカ及びRチャンネ
ル用スピーカよりも口径が大きく、L+R信号を再生す
るセンタースピーカとからなる。
方定位が形成されず、明瞭度の高いステレオイメージが
再現できないという欠点があった。 【解決手段】Lチャンネル信号及びRチャンネル信号を
入力し、L−R信号、R−L信号及びL+R信号を生成
する信号処理回路と、自動車のダッシュボードに配置さ
れ、L−R信号を再生するLチャンネル用スピーカと、
自動車のダッシュボードに配置され、R−L信号を再生
するRチャンネル用スピーカと、自動車のダッシュボー
ドに配置され、Lチャンネル用スピーカ及びRチャンネ
ル用スピーカよりも口径が大きく、L+R信号を再生す
るセンタースピーカとからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車内に設置さ
れるスピーカ装置に関する。
れるスピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第6069962号において、
1個の筐体内に複数のスピーカを設け、これらスピーカ
によってステレオイメージを再現するスピーカ装置が提
案されている。図3はかかるスピーカ装置100の平面
図であり、正面にL+R成分を再生するセンタースピー
カユニット101、左側にL−R成分を再生するLチャ
ンネル用スピーカユニット102、右側にR−L成分を
再生するRチャンネル用スピーカユニット103が設け
られている。Lチャンネル用、Rチャンネル用スピーカ
ユニット102、103はリスナーに向かって45度の
角度で配置される。またLチャンネル、Rチャンネル用
スピーカユニット102、103と90度の角度を持っ
てそれぞれ反射壁104、105が設けられている。
1個の筐体内に複数のスピーカを設け、これらスピーカ
によってステレオイメージを再現するスピーカ装置が提
案されている。図3はかかるスピーカ装置100の平面
図であり、正面にL+R成分を再生するセンタースピー
カユニット101、左側にL−R成分を再生するLチャ
ンネル用スピーカユニット102、右側にR−L成分を
再生するRチャンネル用スピーカユニット103が設け
られている。Lチャンネル用、Rチャンネル用スピーカ
ユニット102、103はリスナーに向かって45度の
角度で配置される。またLチャンネル、Rチャンネル用
スピーカユニット102、103と90度の角度を持っ
てそれぞれ反射壁104、105が設けられている。
【0003】従って、Lチャンネル用スピーカユニット
102からの再生音と反射壁104によって反射された
再生音の合成音は、仮想点106から正面である矢印A
方向と90度の方向の矢印B方向に、またRチャンネル
用スピーカユニット103の再生音と反射壁105によ
って反射された再生音の合成音は、矢印B方向とは逆の
矢印C方向に放射される。
102からの再生音と反射壁104によって反射された
再生音の合成音は、仮想点106から正面である矢印A
方向と90度の方向の矢印B方向に、またRチャンネル
用スピーカユニット103の再生音と反射壁105によ
って反射された再生音の合成音は、矢印B方向とは逆の
矢印C方向に放射される。
【0004】反射壁104は、矢印B方向と45度の角
度をもって配置される第1のスピーカユニット102か
らの放射音が矢印B方向に向かうために設けられている
ため、反射効率の良い素材とされている。勿論、反射壁
105も同様に構成されている。この構成により、スピ
ーカユニット102、103の間隔が短くてもステレオ
イメージを充分に得ることができる。
度をもって配置される第1のスピーカユニット102か
らの放射音が矢印B方向に向かうために設けられている
ため、反射効率の良い素材とされている。勿論、反射壁
105も同様に構成されている。この構成により、スピ
ーカユニット102、103の間隔が短くてもステレオ
イメージを充分に得ることができる。
【0005】図4は上述のスピーカ装置100に適用す
る信号処理回路のブロック図である。Lチャンネルの信
号はL−in端子31に、Rチャンネルの信号はR−i
n端子32に入力される。この2つの信号は加算回路3
3によって加算された後、ローパスフィルタ(以下、L
PFという)34を介して増幅器53によって増幅され
た後、リアトレイに設置されたサブウーハ104によっ
て再生される。また、L−in端子31に入力されたL
チャンネル信号は、ハイパスフィルタ(以下、HPFと
いう)35を通って位相シフトのための位相器37及び
LPF38に入力される。同様に、R−in端子32に
入力されたRチャンネル信号は、ハイパスフィルタ(以
下、HPFという)36を通って位相シフトのための位
相器39及びLPF40に入力される。
る信号処理回路のブロック図である。Lチャンネルの信
号はL−in端子31に、Rチャンネルの信号はR−i
n端子32に入力される。この2つの信号は加算回路3
3によって加算された後、ローパスフィルタ(以下、L
PFという)34を介して増幅器53によって増幅され
た後、リアトレイに設置されたサブウーハ104によっ
て再生される。また、L−in端子31に入力されたL
チャンネル信号は、ハイパスフィルタ(以下、HPFと
いう)35を通って位相シフトのための位相器37及び
LPF38に入力される。同様に、R−in端子32に
入力されたRチャンネル信号は、ハイパスフィルタ(以
下、HPFという)36を通って位相シフトのための位
相器39及びLPF40に入力される。
【0006】 位相器37の出力に対してLPF40の
信号を減算回路41によって減算した後の信号が増幅器
51によって増幅された後、スピーカユニット102に
出力される。同様に位相器39の出力に対してLPF3
8の信号を減算回路42によって減算した後の信号が増
幅器54によって増幅された後、スピーカユニット10
3に出力される。
信号を減算回路41によって減算した後の信号が増幅器
51によって増幅された後、スピーカユニット102に
出力される。同様に位相器39の出力に対してLPF3
8の信号を減算回路42によって減算した後の信号が増
幅器54によって増幅された後、スピーカユニット10
3に出力される。
【0007】LPF38及びLPF40の出力は加算回
路43によって加算され、位相器44によって位相がシ
フトされた後、増幅器52によって増幅されスピーカ1
01に出力される。
路43によって加算され、位相器44によって位相がシ
フトされた後、増幅器52によって増幅されスピーカ1
01に出力される。
【0008】従って、サブウーハ104には位相処理の
行われていないLチャンネル、Rチャンネルの低域信号
の加算信号が入力される。また、センタースピーカユニ
ット101にはLチャンネル、Rチャンネルの中域信号
の加算信号が位相シフトの後、入力される。また、Lチ
ャンネル用スピーカユニット102には、Lチャンネル
の中域以上の信号に位相シフトをかけた後、Rチャンネ
ルの中域の成分を引き算した信号が出力される。同様
に、Rチャンネル用スピーカユニット103には、Rチ
ャンネルの中域以上の信号に位相シフトをかけた後、L
チャンネルの中域の成分を引き算した信号が出力され
る。
行われていないLチャンネル、Rチャンネルの低域信号
の加算信号が入力される。また、センタースピーカユニ
ット101にはLチャンネル、Rチャンネルの中域信号
の加算信号が位相シフトの後、入力される。また、Lチ
ャンネル用スピーカユニット102には、Lチャンネル
の中域以上の信号に位相シフトをかけた後、Rチャンネ
ルの中域の成分を引き算した信号が出力される。同様
に、Rチャンネル用スピーカユニット103には、Rチ
ャンネルの中域以上の信号に位相シフトをかけた後、L
チャンネルの中域の成分を引き算した信号が出力され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のスピーカ装置1
00を自動車のダッシュボード10上における自動車の
幅方向におけるセンターに配置した場合、中高域成分が
前方から、低域成分が後方から再生される。一般に低域
成分は人間の耳に方向性がないため、リスナーに対して
サブウーハをどの位置に設置しても問題ないとされる。
しかしながら、自動車のダッシュボード上にスピーカ装
置100を載せる場合、或いはダッシュボードの内側に
埋め込む場合の何れにおいても、スペース効率の問題か
らスピーカの口径を小さくせざるを得ず、その場合、サ
ブウーハとのクロスオーバー周波数を数百Hz程度に上
げる必要がある。
00を自動車のダッシュボード10上における自動車の
幅方向におけるセンターに配置した場合、中高域成分が
前方から、低域成分が後方から再生される。一般に低域
成分は人間の耳に方向性がないため、リスナーに対して
サブウーハをどの位置に設置しても問題ないとされる。
しかしながら、自動車のダッシュボード上にスピーカ装
置100を載せる場合、或いはダッシュボードの内側に
埋め込む場合の何れにおいても、スペース効率の問題か
らスピーカの口径を小さくせざるを得ず、その場合、サ
ブウーハとのクロスオーバー周波数を数百Hz程度に上
げる必要がある。
【0010】その結果、方向性を感知可能な周波数帯域
をもサブウーハが再生するため、運転席及び助手席に座
ったリスナーに対して前方定位が形成されず、明瞭度の
高いステレオイメージが再現できないという欠点があっ
た。
をもサブウーハが再生するため、運転席及び助手席に座
ったリスナーに対して前方定位が形成されず、明瞭度の
高いステレオイメージが再現できないという欠点があっ
た。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、Lチャンネル信号及びRチャンネル信号
を入力し、L−R信号、R−L信号及びL+R信号を生
成する信号処理回路と、自動車のダッシュボードに配置
され、L−R信号を再生するLチャンネル用スピーカ
と、自動車のダッシュボードに配置され、R−L信号を
再生するRチャンネル用スピーカと、自動車のダッシュ
ボードに配置され、Lチャンネル用スピーカ及びRチャ
ンネル用スピーカよりも口径が大きく、L+R信号を再
生するセンタースピーカとからなる。
決するために、Lチャンネル信号及びRチャンネル信号
を入力し、L−R信号、R−L信号及びL+R信号を生
成する信号処理回路と、自動車のダッシュボードに配置
され、L−R信号を再生するLチャンネル用スピーカ
と、自動車のダッシュボードに配置され、R−L信号を
再生するRチャンネル用スピーカと、自動車のダッシュ
ボードに配置され、Lチャンネル用スピーカ及びRチャ
ンネル用スピーカよりも口径が大きく、L+R信号を再
生するセンタースピーカとからなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態にも
とづいて本発明を詳細に説明する。図1は自動車内を示
す平面図である。ダッシュボード10上における自動車
の幅方向中央には、センタースピーカ101が配置され
ている。また、Lチャンネル用スピーカ102はダッシ
ュボードにおける助手席正面からやや左側に、Rチャン
ネル用スピーカ103も同様に運転席正面からやや右側
のダッシュボード10上に配置される。本実施例におい
ては、センタースピーカ101は6.5インチ、L、R
チャンネル用スピーカ102、103は3インチのスピ
ーカが使用される。
とづいて本発明を詳細に説明する。図1は自動車内を示
す平面図である。ダッシュボード10上における自動車
の幅方向中央には、センタースピーカ101が配置され
ている。また、Lチャンネル用スピーカ102はダッシ
ュボードにおける助手席正面からやや左側に、Rチャン
ネル用スピーカ103も同様に運転席正面からやや右側
のダッシュボード10上に配置される。本実施例におい
ては、センタースピーカ101は6.5インチ、L、R
チャンネル用スピーカ102、103は3インチのスピ
ーカが使用される。
【0013】スピーカ101〜103がダッシュボード
10上に分散配置されているため、図2に示すスピーカ
装置100に比べてステレオイメージの広いステレオ信
号の再生が可能となる。なお低域信号を再生するサブウ
ーハは通常、リアシートの後ろのリアトレイ上に配置さ
れるが、スピーカ101〜103の口径を小さくした場
合、スピーカ101〜103に対するHPFのクロスオ
ーバー周波数を数百Hzにまで上げる必要がある。この
場合、人間が音の方向性を識別可能な中域もこのサブウ
ーハによって再生することになるため、再現される音場
空間がフロントではなく、リア方向に拡散してしまう。
10上に分散配置されているため、図2に示すスピーカ
装置100に比べてステレオイメージの広いステレオ信
号の再生が可能となる。なお低域信号を再生するサブウ
ーハは通常、リアシートの後ろのリアトレイ上に配置さ
れるが、スピーカ101〜103の口径を小さくした場
合、スピーカ101〜103に対するHPFのクロスオ
ーバー周波数を数百Hzにまで上げる必要がある。この
場合、人間が音の方向性を識別可能な中域もこのサブウ
ーハによって再生することになるため、再現される音場
空間がフロントではなく、リア方向に拡散してしまう。
【0014】そこで、本発明においては、センタースピ
ーカ101を口径の大きいスピーカとし、低域成分をこ
のセンタースピーカ101によって再生する。この構成
により、全ての帯域に亘って音場空間が自動車内の前方
に定位し、違和感のない再生が可能となる。
ーカ101を口径の大きいスピーカとし、低域成分をこ
のセンタースピーカ101によって再生する。この構成
により、全ての帯域に亘って音場空間が自動車内の前方
に定位し、違和感のない再生が可能となる。
【0015】図2は上述のスピーカ101〜103に適
用される回路図である。なお、図3に共通の部品には同
一番号を付す。Lチャンネルの信号はL−in端子31
に、Rチャンネルの信号はR−in端子32に入力され
る。L−in端子31に入力されたLチャンネル信号は
HPF35を通った後、位相シフトのための位相器37
及びLPF38に入力される。同様に、R−in端子3
2に入力されたRチャンネル信号はHPF36を通った
後、位相シフトのための位相器39及びLPF40に入
力される。
用される回路図である。なお、図3に共通の部品には同
一番号を付す。Lチャンネルの信号はL−in端子31
に、Rチャンネルの信号はR−in端子32に入力され
る。L−in端子31に入力されたLチャンネル信号は
HPF35を通った後、位相シフトのための位相器37
及びLPF38に入力される。同様に、R−in端子3
2に入力されたRチャンネル信号はHPF36を通った
後、位相シフトのための位相器39及びLPF40に入
力される。
【0016】 位相器37の出力に対してLPF40の
信号を減算回路41によって減算した後の信号が増幅器
51によって増幅された後、スピーカユニット102に
出力される。同様に位相器39の出力に対してLPF3
8の信号を減算回路42によって減算した後の信号が増
幅器54によって増幅された後、スピーカユニット10
3に出力される。
信号を減算回路41によって減算した後の信号が増幅器
51によって増幅された後、スピーカユニット102に
出力される。同様に位相器39の出力に対してLPF3
8の信号を減算回路42によって減算した後の信号が増
幅器54によって増幅された後、スピーカユニット10
3に出力される。
【0017】LPF38及びLPF40の出力は加算回
路43によって加算され、位相器44によって位相がシ
フトされる。また、L−in端子31、R−in端子3
2に入力された信号は加算回路33によってモノラル信
号とされた後、LPF34によって低域信号が抽出され
る。この低域信号は、加算回路45によって位相器44
からの信号に加算された後、増幅器52によって増幅さ
れスピーカ101に出力される。
路43によって加算され、位相器44によって位相がシ
フトされる。また、L−in端子31、R−in端子3
2に入力された信号は加算回路33によってモノラル信
号とされた後、LPF34によって低域信号が抽出され
る。この低域信号は、加算回路45によって位相器44
からの信号に加算された後、増幅器52によって増幅さ
れスピーカ101に出力される。
【0018】従って、Lチャンネル、Rチャンネルの低
域信号はモノラルとされた後にスピーカユニット101
によって再生される。またこのスピーカユニット101
にはLチャンネル、Rチャンネルの中域信号の加算信号
が位相シフトの後、入力される。また、Lチャンネル用
スピーカユニット102には、Lチャンネルの中域以上
の信号に位相シフトをかけた後、Rチャンネルの中域の
成分を引き算した信号が出力される。同様に、Rチャン
ネル用スピーカユニット103には、Rチャンネルの中
域以上の信号に位相シフトをかけた後、Lチャンネルの
中域の成分を引き算した信号が出力される。
域信号はモノラルとされた後にスピーカユニット101
によって再生される。またこのスピーカユニット101
にはLチャンネル、Rチャンネルの中域信号の加算信号
が位相シフトの後、入力される。また、Lチャンネル用
スピーカユニット102には、Lチャンネルの中域以上
の信号に位相シフトをかけた後、Rチャンネルの中域の
成分を引き算した信号が出力される。同様に、Rチャン
ネル用スピーカユニット103には、Rチャンネルの中
域以上の信号に位相シフトをかけた後、Lチャンネルの
中域の成分を引き算した信号が出力される。
【0019】以上の回路構成により、Lチャンネル用ス
ピーカユニット102によってL−R信号成分が、Rチ
ャンネル用スピーカユニット103によってR−L信号
成分が、またセンタースピーカユニット101によって
L+R信号成分と低域成分が再生される。ここで、セン
タースピーカ101を大型化することにより、サブウー
ハの機能を持たせているため、ダッシュボード上にスピ
ーカユニット全てをレイアウトすることが可能となり、
車室内での前方定位を実現できる。
ピーカユニット102によってL−R信号成分が、Rチ
ャンネル用スピーカユニット103によってR−L信号
成分が、またセンタースピーカユニット101によって
L+R信号成分と低域成分が再生される。ここで、セン
タースピーカ101を大型化することにより、サブウー
ハの機能を持たせているため、ダッシュボード上にスピ
ーカユニット全てをレイアウトすることが可能となり、
車室内での前方定位を実現できる。
【0020】なお、上述の実施例においては、スピーカ
ユニット101、102、103はダッシュボード10
上に個別にレイアウトされていたが、図3に示すごと
く、スピーカ装置100として一体に設けることも可能
であり、この場合、センタースピーカ101の口径を大
型化し、サブウーハの機能を持たせる。
ユニット101、102、103はダッシュボード10
上に個別にレイアウトされていたが、図3に示すごと
く、スピーカ装置100として一体に設けることも可能
であり、この場合、センタースピーカ101の口径を大
型化し、サブウーハの機能を持たせる。
【0021】また、上述の実施例においては、スピーカ
ユニット101〜103全てをダッシュボード10上に
配置したが、これに限定されることなく、運転席及び助
手席の前方側にスピーカユニット101〜103が配置
されていればよい。従って、L、Rチャンネルスピーカ
ユニット102、103をドアミラーの裏側に配置する
ことも可能である等、種々の態様を取り得る。
ユニット101〜103全てをダッシュボード10上に
配置したが、これに限定されることなく、運転席及び助
手席の前方側にスピーカユニット101〜103が配置
されていればよい。従って、L、Rチャンネルスピーカ
ユニット102、103をドアミラーの裏側に配置する
ことも可能である等、種々の態様を取り得る。
【0022】
【発明の効果】以上のごとく、本発明によれば自動車内
において前方定位を形成でき、臨場感豊かな再生音を得
ることができる。
において前方定位を形成でき、臨場感豊かな再生音を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車内の平面図。
【図2】本発明装置に適用される回路ブロック図。
【図3】従来技術のスピーカ装置100の平面図。
【図4】スピーカ装置100に適用される回路ブロック
図。
図。
10 ダッシュボード 101 センタースピーカユニット 102 Lチャンネル用スピーカユニット 103 Rチャンネル用スピーカユニット
Claims (2)
- 【請求項1】Lチャンネル信号及びRチャンネル信号を
入力し、L−R信号、R−L信号及びL+R信号を生成
する信号処理回路と、 前記自動車の運転席及び助手席の前方に配置され、前記
L−R信号を再生するLチャンネル用スピーカと、 前記自動車の運転席及び助手席の前方に配置され、前記
R−L信号を再生するRチャンネル用スピーカと、 前記自動車の運転席及び助手席の前方に配置され、前記
Lチャンネル用スピーカ及びRチャンネル用スピーカよ
りも口径が大きく、前記L+R信号を再生するセンター
スピーカとからなることを特徴とする車載用スピーカ装
置。 - 【請求項2】前記信号処理回路は前記Lチャンネル信号
から前記Rチャンネルの中域成分を減算して前記L−R
信号を生成し、また前記Rチャンネル信号から前記Lチ
ャンネルの中域成分を減算して前記R−L信号を生成
し、また前記Lチャンネル信号及び前記Rチャンネル信
号のそれぞれの中域成分を加算して前記L+R信号を生
成することを特徴とする請求項1に記載の車載用スピー
カ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001171534A JP2002369297A (ja) | 2001-06-06 | 2001-06-06 | 車載用スピーカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001171534A JP2002369297A (ja) | 2001-06-06 | 2001-06-06 | 車載用スピーカ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002369297A true JP2002369297A (ja) | 2002-12-20 |
Family
ID=19013291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001171534A Pending JP2002369297A (ja) | 2001-06-06 | 2001-06-06 | 車載用スピーカ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002369297A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007019651A (ja) * | 2005-07-05 | 2007-01-25 | Kenwood Corp | オーディオシステム及びオーディオシステム制御方法 |
-
2001
- 2001-06-06 JP JP2001171534A patent/JP2002369297A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007019651A (ja) * | 2005-07-05 | 2007-01-25 | Kenwood Corp | オーディオシステム及びオーディオシステム制御方法 |
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