JP3537128B2 - ヘッドホン - Google Patents

ヘッドホン

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JP3537128B2
JP3537128B2 JP09515099A JP9515099A JP3537128B2 JP 3537128 B2 JP3537128 B2 JP 3537128B2 JP 09515099 A JP09515099 A JP 09515099A JP 9515099 A JP9515099 A JP 9515099A JP 3537128 B2 JP3537128 B2 JP 3537128B2
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昌英 水島
正人 三好
豊 金田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に聴覚障害者が
使用するヘッドホンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】残存聴力のある聴覚障害者には振動だけ
でなく、音を併用することも効果的である。振動感覚を
音と併用する方式は、主に健聴者が、重低音を強調する
ロックやポップス等の音楽や、TVゲーム等を楽しむこ
とを目的として開発されている。
【0003】図6は、従来のヘッドホン101を示す概
念図である。
【0004】従来のヘッドホン101は、特開昭60−
84097号公報等に開示され、密閉型ヘッドホンの構
造を有し、ケースC11と、イヤパッドP11と、イヤ
パッドP11を外径に持つ口径の大きなスピーカSP1
1と、このスピーカSP11の後方に配置され、ケース
C11の全体を振動させる振動発生器QG11とを有す
るものである。
【0005】図7は、従来のヘッドホン102を示す概
念図である。
【0006】従来のヘッドホン102は、特開平7−2
88887号公報等に開示され、インザイヤーイヤホン
の構造を有し、ケースC12と、口径の小さなスピーカ
SP12と、このスピーカSP12の後方に配置され、
ケースC12全体を振動させる振動発生器QG12とを
有するものである。
【0007】上記従来のヘッドホン101、102のい
ずれも、スピーカと、ケースと、振動発生器とが一体化
され、入力信号によって、振動発生器QG11、QG1
2が振動すると、ケース表面の振動が耳介や耳穴近傍に
伝わる。
【0008】上記従来のヘッドホン101、102のい
ずれも、補聴器を外し、しかも、適当に増幅することに
よって、聴覚障害者による使用は可能である。
【0009】ところで、聴覚障害者の中には、ヘッドホ
ンを使用して音楽等を聞く場合にも、日頃使い慣れてい
る自分の補聴器で聞くことを望む人が多い。補聴器の中
には、磁界を拾うコイルが内蔵されているタイプの補聴
器があり、このタイプを使用した場合、補聴器に近付け
たコイルに信号を流すと、誘導磁界が補聴器側に生じ、
その信号を聴取することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
のヘッドホン101、102では、その構成上、十分な
磁界を発生することができないので、スピーカから発生
する音を、補聴器のマイクが拾わなければならない。し
たがって、上記従来例では、一旦、空気中に放射した音
を再びマイクで拾うので、周りの雑音をも拾いやすく、
ハウリングを起こしやすいという問題がある。
【0011】また、補聴器が耳に挿入されている場合、
従来のヘッドホン101、102では、快適に装着する
ことができないという問題があり、特に、従来のヘッド
ホン102のように耳穴に挿入するタイプでは、補聴器
を装用したままで、ヘッドホン102を使用することは
全く不可能であるという問題がある。
【0012】本発明は、振動併用型ヘッドホンにおい
て、コイルを内蔵した補聴器を使用している場合に、
音、振動による情報を聴覚障害者に効率よく提供するこ
とができ、また、補聴器を外している場合でも、音、振
動による情報を聴覚障害者に効率よく提供することがで
きるヘッドホンを提供することを目的とするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、イヤパッド
と、上記イヤパッドに固定されている外ケースと、耳の
近傍で音圧を発生する音圧発生手段と、上記音圧発生手
段が発生する音圧の量を調整する音量調整器と、振動を
発生する振動発生手段と、上記振動発生手段が発生する
振動の量を調整し、上記音量調整とは、独立して調整可
能な振動量調整器と、上記音圧発生手段と上記振動発生
手段とが固定されている内ケースと、上記外ケースに対
して上記内ケースをスライドさせるスライド手段と、上
記振動発生手段が発生した振動に応じて、耳の近傍また
は耳穴に装用される補聴器に、所定の圧力を加える加圧
手段とを有するヘッドホンである。
【0014】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例であるヘッドホン201を示す概念図である。
【0015】ヘッドホン201は、イヤパッドP1と、
イヤパッドP1に固定されている外ケースC1aと、耳
Eの近傍で音圧を発生するスピーカSP1と、振動を発
生する振動発生器20と、スピーカSP1と振動発生器
20とが固定されている内ケースC1bと、外ケースC
1aに対して内ケースC1bを、図1中、左右にスライ
ドさせるスライダ10と、耳Eの近傍に装用されるか、
または耳穴EHに装用される補聴器HAに所定の圧力を
加えるスピーカケースSC1とを有する。
【0016】なお、イヤパッドP1は、補聴器HAに間
隔をおいて、補聴器HAを巻くように、補聴器HAの周
囲に設置され、このイヤパッドP1にコイルCL1が固
定されている。
【0017】また、スピーカケースSC1は、その先端
に小さな穴が空いており、耳穴EHに挿入される。ま
た、スピーカケースSC1は、振動発生器20が発生し
た振動に応じて、補聴器HAに所定の圧力を加える加圧
手段の例である。
【0018】次に、ヘッドホン201の動作について説
明する。音響信号は、スピーカSP1から発生され、耳
穴EHに挿入されているスピーカケースSC1の小さな
穴から放射される。磁気信号は、コイルCL1から発生
される。スピーカSP1とスピーカケースSC1の後部
に取り付けられている振動発生器20が、入力信号によ
って振動すると、その振動が、スピーカケースSC1を
振動させ、耳穴EH付近の皮膚を刺激する。
【0019】図1(1)は、補聴器を使用しない場合に
おけるヘッドホン201の利用形態を示す図である。
【0020】スピーカケースSC1は、耳穴EHに挿入
され、スピーカSP1からの音響放射を直接聴取する。
【0021】そして、スピーカケースSC1の後部に取
り付けられている振動発生器20が振動すると、その振
動がスピーカケースSC1を振動させ、耳穴EH付近の
皮膚を刺激する。
【0022】図1(2)は、補聴器HAを使用した場合
におけるヘッドホン201の利用形態を示す図である。
【0023】補聴器HAは、Tモード(磁界を受ける状
態)を有する。耳掛け式か耳穴挿入型補聴器で利用す
る。図1(2)は、耳穴挿入型補聴器を例にしている。
【0024】耳穴挿入型補聴器を使用した場合、耳穴E
H付近に装用されている補聴器HAに、スピーカケース
SC1の先端部が接触し、スピーカケースSC1に伝わ
る振動が、補聴器HAを介して、耳穴EH付近の皮膚を
刺激する。このときに、スピーカケースSC1が補聴器
HAに接触することによって、図1(2)に示すよう
に、スピーカケースSC1、内ケースC1bとその内部
機構とが一体で、外ケースC1aに対して、図1中、右
にスライドする。このように、スピーカケースSC1が
振動するときに、外ケースC1aに対して内ケースC1
bがスライドするので、外ケースC1aを手で押さえて
も、スピーカケースSC1の振動を効率よく伝えること
ができる。
【0025】スピーカケースSC1の周りに備えられた
コイルCL1から発せられた磁気信号を、補聴器HAに
内蔵されているコイルで受け、音響信号を受聴する。
【0026】耳掛け補聴器を使用した場合、耳穴EH付
近を密閉するイヤモルトと呼ばれる耳穴EHに蓋をする
部分に、スピーカケースSC1の先端部が接触し、スピ
ーカケースSC1に伝わる振動がイヤモル卜を介して、
耳穴EH付近の皮膚を刺激する。
【0027】このときに、スピーカケースSC1がイヤ
モルトに接触することによって、スピーカケースSC1
と、内ケースC1bと、その内部機構とが、外ケースC
1aに対して、図1中、右にスライドする。
【0028】スピーカケースSC1の周りに備えられた
コイルCL1から発せられた磁気信号を、補聴器HAに
内蔵されているコイルで受け、音響信号を受聴する。
【0029】図2は、ヘッドホン201をより具体的に
示す断面図であり、ステレオヘッドホンの片側のユニッ
トを示す図である。
【0030】信号源31から出力された信号は、音量調
整器32で強さが調整され、イヤホン/コイルアンプ3
3で増幅され、スピーカ/コイル切替器SWによって、
スピーカケースSC1に収められたスピーカSP1か、
コイルCL1に入力されるかのいずれか一方が、切り替
えられ、選択される。スピーカ/コイル切替器SWをス
ピーカ側に切り替えた場合、スピーカケースSC1の先
端に空けられた穴から音響信号が放射される。
【0031】スピーカケースSC1を、耳穴EHに差し
込むことによって、音響信号を聴取できる。スピーカ/
コイル切替器SWを、コイル側に切り替えた場合、コイ
ルCL1から磁気が発せられ、補聴器HAに内蔵された
コイルが受信し、補聴器HAで音響信号に変換され、受
聴される。
【0032】スピーカケースSC1は、振動発生器20
に取り付けられている。振動量調整器34によって強さ
が調整された信号は、振動用アンプ35で増幅され、振
動発生器20に入力される。
【0033】図3は、ヘッドホン201に使用されてい
る振動発生器20の具体例を示す断面図である。
【0034】振動発生器20は、信号の大きさに応じて
機械振動するものであり、一端がスピーカケースSC1
に固定されている中央軸21と、中央軸21の他端に接
続されているコイル22と、コイル22の周りに存在す
る磁石23と、磁石23を固定するホルダ24と、2枚
のスプリングダンパ25とを有する。
【0035】また、中央軸21は、コイル22とスピー
カケースSC1とを接続し、この中央軸21は、磁石2
3を固定しているホルダ22と、上下2枚のスプリング
ダンパー25とのみで繋がっている。
【0036】次に、振動発生器20の動作について説明
する。
【0037】まず、コイル22に信号が入力されると、
コイル22の周りに存在する磁石23とコイル22とが
反発し、コイル22に入力された信号の大きさに応じ
て、コイル22と中央軸21とが相対的に往復振動し、
振動発生器20が振動する。
【0038】このように、振動発生器20が振動する
と、これと同時にスピーカケースSC1も振動し、補聴
器HAを装用していない裸耳の場合は、スピーカケース
SC1の振動が、耳穴EH付近の皮膚を直接震わせる。
【0039】なお、スプリングダンパ25を上下に2枚
使うことによって、振動のねじれを防止し、上下に大き
な振幅の振動を得ることができる。なお、スプリングダ
ンパ25を1枚だけ使用するようにしてもよい。
【0040】図4は、耳穴式補聴器HAを装用した場合
におけるヘッドホン201の一例を示す図である。
【0041】耳穴式補聴器HAを装用した場合、耳穴E
Hに挿入された補聴器HAにスピーカケースSC1の先
端部が接触し、スピーカケースSC1が後方ヘスライド
する(図4中、左へスライドする)。このときに、スラ
イド調整バネ11が適度な圧力を補聴器HAに与えるの
で、補聴器HAを介して、耳穴EH付近に振動を伝える
ことができる。スピーカ/コイル切替器SWをコイル側
に切り替えれば、磁気によって音信号が伝達される。
【0042】耳掛け式補聴器を装用した場合も、同様
に、耳穴EHを密閉しているイヤモルトにスピーカケー
ス先端が接触し、スピーカケース先端が後方ヘスライド
し(図4中、左へスライドし)、イヤモルトを介して振
動を伝える。
【0043】上記のように、スピーカSP1とコイルC
L1とを切り替える代わりに、音信号と磁気信号とを同
時に発生させるようにしてもよい。この場合、利用者が
切り替えて使用する必要がなくなるという利点がある。
また、この場合、コイルCL1を介して補聴器HAで受
聴している場合も、常に音響信号が発せられているの
で、音が外部に洩れやすい。
【0044】ヘッドホン201によれば、コイルCL1
によって十分な磁界を発生することができるので、磁界
を拾うコイルが内蔵されているタイプの補聴器を使用し
ながらヘッドホンを使用する場合、ハウリングを起こし
にくい。
【0045】上記実施例において、音響信号と振動とを
付加することによって、特に音楽等のリズムが明瞭にな
り、聴覚障害者がより良く音楽を楽しむことが期待でき
る。
【0046】また、上記実施例において、イヤモルトや
耳穴補聴器がどのような形状であっても、補聴器を装用
した場合に、バネで圧力をかけるスライド構造によっ
て、振動を効率良く伝達することができる。
【0047】上記実施例によれば、スピーカからの音響
信号を聴取することと、補聴器を介して聴取することと
の選択が可能であり、どちらの場合も、スピーカケース
後部に取り付けられた振動ユニットの振動を伝えること
ができる。
【0048】つまり、ヘッドホン201は、イヤパッド
と、上記イヤパッドに固定されている外ケースと、耳の
近傍で音圧を発生する音圧発生手段と、振動を発生する
振動発生手段と、上記音圧発生手段と上記振動発生手段
とが固定されている内ケースと、上記外ケースに対して
上記内ケースをスライドさせるスライド手段と、振動発
生手段が発生した振動に応じて、耳の近傍または耳穴に
装用される補聴器に、所定の圧力を加える加圧手段とを
有するヘッドホンの例である。
【0049】また、ヘッドホン201は、補聴器の周囲
に設置されるイヤパッドと、上記イヤパッドに固定さ
れ、磁界を発生させる磁界発生手段と、上記イヤパッド
に固定されている外ケースと、振動を発生する振動発生
手段と、上記振動発生手段が固定されている内ケース
と、上記外ケースに対して上記内ケースをスライドさせ
るスライド手段と、振動発生手段が発生した振動に応じ
て、耳の近傍または耳穴に装用される補聴器に、所定の
圧力を加える加圧手段とを有するヘッドホンの例であ
る。
【0050】図5は、本発明の他の実施例であるヘッド
ホン202を示す概念図である。
【0051】ヘッドホン202は、イヤパッドP2と、
イヤパッドP2に固定されているケースC2と、耳Eの
近傍で音圧を発生するスピーカSP2と、スピーカSP
2に固定され、振動を発生する振動発生器40と、振動
発生器40による振動をケースC2に伝えない吊り下げ
バネ51,52と、耳Eの近傍または耳穴EHに装用さ
れる補聴器HAに所定の圧力を加えるスピーカケースS
C2とを有する。
【0052】吊り下げバネ51、52は、コイルバネで
構成されているが、コイルバネの代わりに、板バネ等の
他のショックアブソーバを使用するようにしてもよい。
【0053】ヘッドホン202によれば、ケースCを振
動させずにスピーカケースSC2だけを振動させるの
で、振動を効率よくスピーカケースSC2、耳Eに付与
することができる。また、ケースCを手等で押さえて
も、吊り下げバネ51,52によって、振動発生器20
による振動が抑制されないので、効率よく音、振動によ
る情報を視覚障害者に提供することができる。
【0054】つまり、ヘッドホン202は、イヤパッド
と、上記イヤパッドに固定されているケースと、耳の近
傍で音圧を発生する音圧発生手段と、上記音圧発生手段
に固定され、振動を発生する振動発生手段と、上記振動
発生手段による振動を、上記ケースに伝えないショック
アブソーバ手段と、耳の近傍または耳穴に装用される補
聴器に、所定の圧力を加える加圧手段とを有するヘッド
ホンの例である。
【0055】ヘッドホン202において、ヘッドホン2
01のように、イヤパッドP2にコイルを設けてもよ
く、このようにすれば、そのコイルによって十分な磁界
を発生することができるので、磁界を拾うコイルが内蔵
されているタイプの補聴器を使用しながらヘッドホンを
使用する場合、ハウリングを起こしにくい。
【0056】すなわち、補聴器の周囲に設置されるイヤ
パッドと、上記イヤパッドに固定され、磁界を発生させ
る磁界発生手段と、上記イヤパッドに固定されているケ
ースと、振動を発生する振動発生手段と、上記振動発生
手段による振動を、上記ケースに伝えないショックアブ
ソーバと、耳の近傍または耳穴に装用される補聴器に、
所定の圧力を加える加圧手段とを有するヘッドホンを想
定するようにしてもよい。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、振動併用型ヘッドホン
において、コイルを内蔵した補聴器を使用している場合
に、音、振動による情報を聴覚障害者に効率よく提供す
ることができ使用可能であり、また、補聴器を外してい
る場合でも、音、振動による情報を聴覚障害者に効率よ
く提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるヘッドホン201を示
す概念図である。
【図2】ヘッドホン201をより具体的に示す断面図で
あり、ステレオヘッドホンの片側のユニットを示す図で
ある。
【図3】ヘッドホン201に使用されている振動発生器
20の具体例を示す断面図である。
【図4】耳穴式補聴器HAを装用した場合におけるヘッ
ドホン201の一例を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例であるヘッドホン202を
示す概念図である。
【図6】従来のヘッドホン101を示す概念図である。
【図7】従来のヘッドホン102を示す概念図である。
【符号の説明】
201、202……ヘッドホン、 P1、P2……イヤパッド、 C1a……外ケース、 C1b……内ケース、 C……ケース、 10……スライダ、 20、40……振動発生器、 51,52……吊り下げバネ、 SP1、SP2……スピーカ、 SC1、SC2……スピーカケース、 HA……補聴器、 CL1……コイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−288887(JP,A) 登録実用新案3035669(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 25/00 H04R 1/00 310 H04R 1/10 101

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イヤパッドと; 上記イヤパッドに固定されている外ケースと; 耳の近傍で音圧を発生する音圧発生手段と;上記音圧発生手段が発生する音圧の量を調整する音量調
    整器と; 振動を発生する振動発生手段と;上記振動発生手段が発生する振動の量を調整し、上記音
    量調整とは、独立して調整可能な振動量調整器と; 上記音圧発生手段と上記振動発生手段とが固定されてい
    る内ケースと; 上記外ケースに対して上記内ケースをスライドさせるス
    ライド手段と; 上記振動発生手段が発生した振動に応じて、耳の近傍ま
    たは耳穴に装用される補聴器に、所定の圧力を加える加
    圧手段と; を有することを特徴とするヘッドホン。
  2. 【請求項2】 補聴器の周囲に設置されるイヤパッド
    と; 上記イヤパッドに固定され、磁界を発生させる磁界発生
    手段と; 上記イヤパッドに固定されている外ケースと;耳の近傍で音圧を発生する音圧発生手段と; 上記音圧発生手段が発生する音圧の量を調整する音量調
    整器と; 振動を発生する振動発生手段と;上記振動発生手段が発生する振動の量を調整し、上記音
    量調整とは、独立して調整可能な振動量調整器と; 上記振動発生手段が固定されている内ケースと; 上記外ケースに対して上記内ケースをスライドさせるス
    ライド手段と; 上記振動発生手段が発生した振動に応じて、耳の近傍ま
    たは耳穴に装用される補聴器に、所定の圧力を加える加
    圧手段と; を有することを特徴とするヘッドホン。
  3. 【請求項3】 イヤパッドと; 上記イヤパッドに固定され、磁界を発生し、この発生さ
    れた磁界によって、補聴器に内蔵されているコイルを振
    動させ、これによって、上記補聴器から音響を発生させ
    るための磁界発生手段と; 上記イヤパッドに固定されている外ケースと; 耳の近傍で音圧を発生する音圧発生手段と; 振動を発生する振動発生手段と; 上記音圧発生手段と上記振動発生手段とが固定されてい
    る内ケースと; 上記外ケースに対して上記内ケースをスライドさせるス
    ライド手段と; 上記振動発生手段が発生した振動に応じて、耳の近傍ま
    たは耳穴に装用される補聴器に、所定の圧力を加える加
    圧手段と; 信号源からの信号を上記音圧発生手段または上記磁界発
    生手段に切替えるスピーカ/コイル切替器と; を有することを特徴とするヘッドホン。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記音圧発生手段が発生する音圧の量を調整する音量調
    整器と; 上記振動発生手段が発生する振動の量を調整し、上記音
    量調整とは、独立して調整可能な振動量調整器と; を有することを特徴とするヘッドホン。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれか1項にお
    いて、 上記振動発生手段による振動を、上記ケースに伝えない
    ショックアブソーバ手段を有することを特徴とするヘッ
    ドホン。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記ショックアブソーバ手段は、コイルバネまたは板バ
    ネであることを特徴とするヘッ ドホン。
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