JPH0224261Y2 - - Google Patents

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JPH0224261Y2
JPH0224261Y2 JP1983024562U JP2456283U JPH0224261Y2 JP H0224261 Y2 JPH0224261 Y2 JP H0224261Y2 JP 1983024562 U JP1983024562 U JP 1983024562U JP 2456283 U JP2456283 U JP 2456283U JP H0224261 Y2 JPH0224261 Y2 JP H0224261Y2
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JP
Japan
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volume
resistor
tone
movable terminal
capacitor
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JP1983024562U
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JPS59132220U (ja
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  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈本考案の技術分野〉 本考案はトーン可変装置に関するものである。
〈従来技術〉 本願出願人は第1図に示すようにトーン用ボリ
ユーム2と音量用ボリユーム3を有し、上記トー
ン用ボリユーム2の一端部2cは抵抗R4、コン
デンサC2を介して音量用ボリユーム3の可動端
子3aに接続すると共に他端部2bは抵抗R3
コンデンサC1を介してアースに接続し、かつ、
この抵抗R3とコンデンサC1の中点を上記音量用
ボリユーム3のセンターに接続し、かつ、上記音
量用ボリユーム3の一端部3cを抵抗R1を介し
て上記トーン用ボリユーム2の可動端子2aに接
続すると共にこの可動端子2aと抵抗R1の間に
入力信号を受け入れる構成で高域ブースト、低域
カツト及び高域カツト、低域ブーストができるト
ーン可変装置を昭和57年11月30日付で実願昭57−
182747号として出願している。
しかし乍ら、この既出願のトーン可変装置では
音量用ボリユーム3をMinimum方向に絞ると、
即ち、可動端子3aをセンターより端部3b方向
に動かした場合(第3図の周波数特性図参照)、
音量ボリユームセンター時(第2図の周波数特性
図参照)に較べて1KHzに対する低域のブースト
量が少なく、従つて、音量用ボリユームを絞つて
音楽等を聴いた時、低域の不足気味が感じられ
た。
〈本考案の目的〉 本考案は上述のような従来技術である既出願の
問題点に鑑みて考案されたものであり、音量用ボ
リユームをMinimum方向に絞つた場合において
も、低域をブーストできるトーン可変装置を提供
せんとするものである。
〈本考案の構成〉 以下、本考案の一実施例を添付図面に従つて詳
細に説明する。
第4図は本考案に係るトーン可変装置の一実施
例を示す電気的結線図であつて、図中、上記第1
図の従来装置と同一部分は同一符号にて示してい
る。
従つて、1はソース(例えばテープレコーダ
部)からの信号を入力する入力端子、2は可変抵
抗より成るトーン用ボリユームにして、一端2b
を抵抗R3とコンデンサC1を介して接地されると
共に他端2cを抵抗R4とコンデンサC2を介して
出力端子4に接続されている。
又、3は可変抵抗より成る音量用ボリユームに
して、一端3bを接地されると共に他端を抵抗
R1,R2を介して上記トーン用ボリユーム2の可
動端子2aに接続され、かつ、可動端子3aを上
記出力端子4に接続されている。
又、この音量用ボリユーム3のセンターは抵抗
R5を介して上記抵抗3とコンデンサC1の中間点
e1に接続されている。
又、上記抵抗R1,R2の中間点e2に上記入力端
子1が接続されている。
そして、本考案の特徴的構成は上述の構成のも
のにおいて、上記抵抗R4とコンデンサC2の中間
点e3に一端を接地された抵抗R6の一端を接続し
て設けた点にある。
〈本考案の作用〉 叙上のような構成において、第4図のように上
記音量用ボリユーム3の可動端子3aをセンター
より端部3b寄りの位置に設定し、又、トーン用
ボリユーム2の可動端子2aを端部2bに至らな
い範囲の位置に設定すると、その等価回路は第5
図のようになる。
この第5図の等価回路で抵抗RAは第4図の抵
抗R1と音量用ボリユーム3の可動端子3a一端
部3c間抵抗を加算したものであり、又、抵抗
RBは第4図の抵抗R2とトーン用ボリユーム2の
可動端子2a一端部3c間抵抗及び抵抗R4を加
算したものであり、更に、抵抗RDは上記可動端
子3a一端部3b間抵抗によるものである。
この等価回路による周波数特性は第6図のよう
になるが、この第5図中、F1,F2はターンオー
バー周波数で、上記第5図の等価回路から明らか
なように、 F1=(1+RB/R6)/2πC2(RB+RA) …(1) F2=(1+RB/R6+RD/RA+RB・RD/R6・RA)/2πC2
(RB+RD+RB・RD/R6+RB・RD/RA)…(2) となる。
この2式から抵抗R6の抵抗値を種々変えると
上記第6図の周波数特性線は左右に即ち、抵抗値
を大きくすると左方向に、又、小さくすると右方
向に移動することがわかり、従つて、上述した従
来の回路のように抵抗R6がない場合(R6=∞)
にはターンオーバー周波数F1,F2は1KHz以下の
低域の方へ移動するので、音量ボリユームを小さ
くしたときラウドネス特性が悪化することが判
る。
これに反して、本考案のように抵抗R6を追加
することにより、ターンオーバー周波数F1,F2
が高域の方へ移動するので、このターンオーバー
周波数以下の周波数特性は音量用ボリユーム3を
小さくしても変化せず高域は抵抗RB,R6及びコ
ンデンサC2のインピーダンスにより高域の減衰
量が少くなり、高域が1KHzに対してブーストし
た状態になる。
第7図乃至第9図は上記本考案のトーン可変装
置において、音量用ボリユーム3の可動端子3a
をセンターに、又、端部3b(Minimum)寄り
の位置に、又、端部3c(Maximum)寄よりの
位置に夫々設定したときの周波数特性を示す図で
あり、各図において、曲線a,b,cはトーン用
ボリユーム2の可動端子2aを夫々センター、端
部2b(Minimum)及び端部2c(Maximum)
に設定したときの周波数特性を示している。
これらの図から明らかなように、音量用ボリユ
ーム3をセンターより端部3bの方に小さく絞つ
ても、低域はセンター時と変らず、而も高域は若
干ブーストされてよりラウドネス効果が得られて
いることが判る。
〈本考案の効果〉 本考案は叙上のように構成されるものであるか
ら、トーン用ボリユーム1つで高域ブースト、低
域カツト及び高域カツト、低域ブーストが実行で
き、回路が簡単になつて原価安に製造できる上
に、音量用ボリユームを小さく絞つても、低域が
音量ボリユームセンター時と殆度変らず充分聴取
できると共に高域も若干ブーストでき、極めて実
用的なトーン可変装置を提供できる優れた考案で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトーン可変装置を示す電気的結
線図、第2図及び第3図は斯る従来のトーン可変
装置の欠点の説明に供された周波数特性線図、第
4図は本考案に係るトーン可変装置の一実施例を
示す電気的結線図、第5図及び第6図は斯る本考
案のトーン可変装置の音量用ボリユーム及びトー
ン用ボリユームを略々センターに設定したときの
等価回路とその周波数特性線図、第7図乃至第9
図は本考案の説明に供された周波数特性線図であ
る。 2……トーン用ボリユーム、2a……可動端
子、3……音量用ボリユーム、3a……可動端
子、C2……コンデンサ、R6……抵抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トーン用ボリユーム2と音量用ボリユーム3を
    有し、 上記トーン用ボリユーム2の一端部2cは抵抗
    R4、コンデンサC2を介して音量用ボリユーム3
    の可動端子3aに接続すると共に他端部2bは抵
    抗R3、コンデンサC1を介してアースに接続し、 かつ、この抵抗R3とコンデンサC1の中点を抵
    抗R5を介して上記音量用ボリユーム3のセンタ
    ーに接続し、 かつ、上記音量用ボリユーム3の一端部3cを
    抵抗R1を介して上記トーン用ボリユーム2の可
    動端子2aに接続すると共に上記抵抗R4とコン
    デンサC2の中点に一端をアースに接続した抵抗
    R6の他端を接続して設け、 上記可動端子2aと抵抗R1の間に入力信号を
    受け入れる構成としたトーン可変装置。
JP2456283U 1983-02-21 1983-02-21 ト−ン可変装置 Granted JPS59132220U (ja)

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JP2456283U JPS59132220U (ja) 1983-02-21 1983-02-21 ト−ン可変装置

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JP2456283U JPS59132220U (ja) 1983-02-21 1983-02-21 ト−ン可変装置

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Publication Number Publication Date
JPS59132220U JPS59132220U (ja) 1984-09-05
JPH0224261Y2 true JPH0224261Y2 (ja) 1990-07-03

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ID=30155599

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5074366A (ja) * 1973-11-01 1975-06-19

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JPS59132220U (ja) 1984-09-05

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