JPH0646000Y2 - 電子楽器の自動伴奏スピード調整装置 - Google Patents
電子楽器の自動伴奏スピード調整装置Info
- Publication number
- JPH0646000Y2 JPH0646000Y2 JP4362888U JP4362888U JPH0646000Y2 JP H0646000 Y2 JPH0646000 Y2 JP H0646000Y2 JP 4362888 U JP4362888 U JP 4362888U JP 4362888 U JP4362888 U JP 4362888U JP H0646000 Y2 JPH0646000 Y2 JP H0646000Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- accompaniment
- speed
- accompaniment speed
- switch
- contact
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、リズム等のスピードを変化する電子楽器の自
動伴奏スピード調整装置に関する。
動伴奏スピード調整装置に関する。
（従来の技術） 従来、この種の装置として、伴奏スピードアップ用スイ
ッチと伴奏スピードダウン用スイッチを設け、該両スイ
ッチのどちらかを短時間押圧すると、１ステップだけ伴
奏スピードがアップ又はダウンし、ある時間例えば１秒
間以上押圧しつづけると例えば10ステップ伴奏スピード
がアップ又はダウンするものが知られている。
ッチと伴奏スピードダウン用スイッチを設け、該両スイ
ッチのどちらかを短時間押圧すると、１ステップだけ伴
奏スピードがアップ又はダウンし、ある時間例えば１秒
間以上押圧しつづけると例えば10ステップ伴奏スピード
がアップ又はダウンするものが知られている。
（考案が解決しようとする課題） 従来の装置において、演奏中に伴奏スピードを大幅にア
ップ又はダウンする場合、伴奏スピードアップ用スイッ
チ又は伴奏スピードダウン用スイッチを押圧しつづけな
ければならないので、その時間は演奏者にとって不快で
あり、また演奏上好ましいものでなかった。
ップ又はダウンする場合、伴奏スピードアップ用スイッ
チ又は伴奏スピードダウン用スイッチを押圧しつづけな
ければならないので、その時間は演奏者にとって不快で
あり、また演奏上好ましいものでなかった。
本考案は、従来の装置のこのような不都合を解消すると
共に伴奏スピードを微調整することができる電子楽器の
自動伴奏スピード調整装置を提供することをその目的と
するものである。
共に伴奏スピードを微調整することができる電子楽器の
自動伴奏スピード調整装置を提供することをその目的と
するものである。
本考案は、上記の目的を達成するために、それぞれ弱い
押圧力で閉成される第１接点組と強い押圧力で閉成され
る第２接点組を有する伴奏スピードアップ用スイッチ及
び伴奏スピードダウン用スイッチと、該両スイッチの第
１接点組及び第２接点組の閉成時間に応じてそれぞれ伴
奏スピードを決定し、該伴奏スピードで伴奏データを自
動伴奏回路に供給する手段とを備え、前記伴奏スピード
アップ用スイッチ及び伴奏スピードダウン用スイッチの
前記第２接点組の閉成時間に対応する伴奏スピードは、
それぞれ前記第１接点組の閉成時間に対応する伴奏スピ
ードよりも速く及び遅く設定されることを特徴とする。
押圧力で閉成される第１接点組と強い押圧力で閉成され
る第２接点組を有する伴奏スピードアップ用スイッチ及
び伴奏スピードダウン用スイッチと、該両スイッチの第
１接点組及び第２接点組の閉成時間に応じてそれぞれ伴
奏スピードを決定し、該伴奏スピードで伴奏データを自
動伴奏回路に供給する手段とを備え、前記伴奏スピード
アップ用スイッチ及び伴奏スピードダウン用スイッチの
前記第２接点組の閉成時間に対応する伴奏スピードは、
それぞれ前記第１接点組の閉成時間に対応する伴奏スピ
ードよりも速く及び遅く設定されることを特徴とする。
（作用） 演奏中、伴奏スピードを微細にアップ又はダウンすると
きは、伴奏スピードアップ用スイッチ又は伴奏スピード
ダウン用スイッチを弱い力で押圧すると、第１接点組が
閉成して伴奏スピードは比較的小さな割合でアップ又は
ダウンし、その押圧時間に対応した値になる。伴奏スピ
ードを大幅にアップ又はダウンするときは前記両スイッ
チのどちらか一方を強い力で押圧すると、第２接点組が
閉成して、伴奏スピードは比較的大きな割合でアップ又
はダウンし、その押圧時間に対応した値になる。
きは、伴奏スピードアップ用スイッチ又は伴奏スピード
ダウン用スイッチを弱い力で押圧すると、第１接点組が
閉成して伴奏スピードは比較的小さな割合でアップ又は
ダウンし、その押圧時間に対応した値になる。伴奏スピ
ードを大幅にアップ又はダウンするときは前記両スイッ
チのどちらか一方を強い力で押圧すると、第２接点組が
閉成して、伴奏スピードは比較的大きな割合でアップ又
はダウンし、その押圧時間に対応した値になる。
したがって１つのスイッチの押圧力の強弱で伴奏スピー
ドを大幅及び微細にアップ又はダウンすることができ
る。
ドを大幅及び微細にアップ又はダウンすることができ
る。
（実施例） 以下本考案の実施例を図面につき説明する。
第１図は本考案装置のブロック図である。
同図において、1aは伴奏スピードアップ用スイッチ、1b
は伴奏スピードダウン用スイッチで、該両スイッチ1a及
び1bは、第２図に明示するように、押ボタンCa及びCbを
それぞれ弱い押圧力で押圧したとき閉成される第１接点
組Sa1、Sb1と強い押圧力で押圧されたとき閉成される第
２接点組Sa2、Sb2を有する。２はコンピュータのI/Oポ
ートで、その入力ポートには、前記伴奏スピードアップ
スイッチ1aの第１及び第２接点組Sa1、Sa2の各一方の接
点が、また前記伴奏スピードダウン用スイッチ1bの第１
及び第２接点組Sb1、Sb2の各一方の接点がそれぞれ接続
されている。３はCPU、４は伴奏データなどが格納され
たROM、５はRAM、６は周知の自動伴奏回路、７は増幅
器、８はスピーカ、９は出力ポートに接続された伴奏ス
ピード表示器である。
は伴奏スピードダウン用スイッチで、該両スイッチ1a及
び1bは、第２図に明示するように、押ボタンCa及びCbを
それぞれ弱い押圧力で押圧したとき閉成される第１接点
組Sa1、Sb1と強い押圧力で押圧されたとき閉成される第
２接点組Sa2、Sb2を有する。２はコンピュータのI/Oポ
ートで、その入力ポートには、前記伴奏スピードアップ
スイッチ1aの第１及び第２接点組Sa1、Sa2の各一方の接
点が、また前記伴奏スピードダウン用スイッチ1bの第１
及び第２接点組Sb1、Sb2の各一方の接点がそれぞれ接続
されている。３はCPU、４は伴奏データなどが格納され
たROM、５はRAM、６は周知の自動伴奏回路、７は増幅
器、８はスピーカ、９は出力ポートに接続された伴奏ス
ピード表示器である。
以上の構成部品は、伴奏スピードアップ用スイッチ1a及
び伴奏スピードダウン用スイッチ1bを除いて従来のもの
と異ならない。
び伴奏スピードダウン用スイッチ1bを除いて従来のもの
と異ならない。
10は伴奏タイマで、該伴奏タイマ10と、前記伴奏スピー
ドアップ用スイッチ1a及び伴奏スピードダウン用スイッ
チ1b、I/Oポート２、CPU3、ROM4及びRAM5とにより、伴
奏スピードアップ用スイッチ1aの第１接点組Sa1及び第
２接点組Sa2又は伴奏スピードダウン用スイッチ1bの第
１接点組Sb1及び第２接点組Sb2の閉成時間に応じてそれ
ぞ伴奏スピードを決定し、該伴奏スピードでROM4に格納
された伴奏データを自動伴奏回路６に供給する手段を構
成する。
ドアップ用スイッチ1a及び伴奏スピードダウン用スイッ
チ1b、I/Oポート２、CPU3、ROM4及びRAM5とにより、伴
奏スピードアップ用スイッチ1aの第１接点組Sa1及び第
２接点組Sa2又は伴奏スピードダウン用スイッチ1bの第
１接点組Sb1及び第２接点組Sb2の閉成時間に応じてそれ
ぞ伴奏スピードを決定し、該伴奏スピードでROM4に格納
された伴奏データを自動伴奏回路６に供給する手段を構
成する。
該手段の構成及び作用を、第３図示のフローチャートに
基づいて更に詳細に説明する。
基づいて更に詳細に説明する。
第１図に示す伴奏タイマ10は、分周器で構成され、その
分周比は、前記スイッチ1a及び1bの閉成される接点組の
種類及びその閉成時間に応じて決定され、CPU3にクロッ
クを供給する発振器11ののクロックの周波数を分周比に
応じた周波数のパルスに分周するもので、その出力パル
スはCPU3に割込信号（INT）として供給する。
分周比は、前記スイッチ1a及び1bの閉成される接点組の
種類及びその閉成時間に応じて決定され、CPU3にクロッ
クを供給する発振器11ののクロックの周波数を分周比に
応じた周波数のパルスに分周するもので、その出力パル
スはCPU3に割込信号（INT）として供給する。
初めに、伴奏スピードアップスイッチ1aを弱い押圧力で
短時間押圧し第１接点組Sa1を閉成すると（ステップ
）、それが開成した時点で標準スピードTc（例えばテ
ンポ＝120）に１が加えられ（ステップ）、このよう
な押圧操作を断続的に繰り返して行なうときは、その度
毎に１づつ加えられ、その押圧操作が終了し、また該ス
イッチ1aが所定時間例えば１秒間以上の押圧操作が行な
われないときは（ステップ）、伴奏スピードはそのス
ピードに決定される。該スイッチ1aが該所定時間押圧さ
れたときは、ステップでは伴奏スピードが上らず、ス
テップで標準スピードに10が加えられ、その押圧が引
きつづき継続するときはその所定時間毎に10づつ加えら
れる。前記スイッチ1aを強く押圧されないときはステッ
プで押圧時間に応じた伴奏スピードが決定される。
短時間押圧し第１接点組Sa1を閉成すると（ステップ
）、それが開成した時点で標準スピードTc（例えばテ
ンポ＝120）に１が加えられ（ステップ）、このよう
な押圧操作を断続的に繰り返して行なうときは、その度
毎に１づつ加えられ、その押圧操作が終了し、また該ス
イッチ1aが所定時間例えば１秒間以上の押圧操作が行な
われないときは（ステップ）、伴奏スピードはそのス
ピードに決定される。該スイッチ1aが該所定時間押圧さ
れたときは、ステップでは伴奏スピードが上らず、ス
テップで標準スピードに10が加えられ、その押圧が引
きつづき継続するときはその所定時間毎に10づつ加えら
れる。前記スイッチ1aを強く押圧されないときはステッ
プで押圧時間に応じた伴奏スピードが決定される。
伴奏スピードアップ用スイッチ1aを強く押圧すると、ス
テップ〜で伴奏スピードが速くなることはなく、ス
テップでこの押圧が検出され、所定時間例えば１秒未
満のときはステップで標準スピードに５が加えられ
る。このような押圧操作が断続的に繰り返されるとき
は、順次５づつ加えられていく。伴奏スピードアップ用
スイッチ1aを前記所定時間以上強く押圧すると、これは
ステップで検出される。この場合にはステップ
では伴奏スピードはアップされず、ステップで標準ス
ピードに20が加えられる。更に引き続いて前記所定時間
押圧すると、所定時間経過するごとに20加えられる。
テップ〜で伴奏スピードが速くなることはなく、ス
テップでこの押圧が検出され、所定時間例えば１秒未
満のときはステップで標準スピードに５が加えられ
る。このような押圧操作が断続的に繰り返されるとき
は、順次５づつ加えられていく。伴奏スピードアップ用
スイッチ1aを前記所定時間以上強く押圧すると、これは
ステップで検出される。この場合にはステップ
では伴奏スピードはアップされず、ステップで標準ス
ピードに20が加えられる。更に引き続いて前記所定時間
押圧すると、所定時間経過するごとに20加えられる。
前記伴奏スピードアップ用スイッチ1a及び伴奏スピード
ダウン用スイッチ1bの第１接点組Sa1及びSb1並びに第２
接点組Sa2及びSb2の閉成状態はディジタル値としてI/O
ポート２に入力し、CPU3において前述のフローチャート
に示されたようなステップを経て、伴奏スピードが決定
され、該伴奏スピードに対応して伴奏タイマ10の分周比
が設定される。かくて伴奏タイマ10は伴奏スピードが早
いときは、周波数の高い割込信号を、伴奏スピードが遅
いときは周波数の低い割込信号をそれぞれ出力し、CPU3
は、この割込信号の周波数に応じたスピードでROM4に格
納された伴奏データを自動伴奏回路６に入力させる。し
たがって増幅器７を経てスピーカ８から決定された伴奏
スピードで伴奏者が放出される。
ダウン用スイッチ1bの第１接点組Sa1及びSb1並びに第２
接点組Sa2及びSb2の閉成状態はディジタル値としてI/O
ポート２に入力し、CPU3において前述のフローチャート
に示されたようなステップを経て、伴奏スピードが決定
され、該伴奏スピードに対応して伴奏タイマ10の分周比
が設定される。かくて伴奏タイマ10は伴奏スピードが早
いときは、周波数の高い割込信号を、伴奏スピードが遅
いときは周波数の低い割込信号をそれぞれ出力し、CPU3
は、この割込信号の周波数に応じたスピードでROM4に格
納された伴奏データを自動伴奏回路６に入力させる。し
たがって増幅器７を経てスピーカ８から決定された伴奏
スピードで伴奏者が放出される。
伴奏スピードダウン用スイッチ1bを強い押圧力で押圧し
たときは、前記伴奏スピードアップ用スイッチ1aを弱い
押圧力で押圧したときと同じような方式で伴奏スピード
がダウンするようになっている。したがってそのフロー
を示すステップ〜はステップ〜に対応する。
たときは、前記伴奏スピードアップ用スイッチ1aを弱い
押圧力で押圧したときと同じような方式で伴奏スピード
がダウンするようになっている。したがってそのフロー
を示すステップ〜はステップ〜に対応する。
（考案の効果） 本考案は、上述のような構成を有するので、従来の装置
と同じ数のスイッチを用いて伴奏スピードの大幅なアッ
プ及びダウンを短時間に行なうことができると共にその
微調整も容易であるという効果を有する。
と同じ数のスイッチを用いて伴奏スピードの大幅なアッ
プ及びダウンを短時間に行なうことができると共にその
微調整も容易であるという効果を有する。
第１図は、本考案の一実施例のブロック図、第２図はそ
の要部の線図、第３図はそのフローチャートである。 1a……伴奏スピードアップ用スイッチ Sa1、Sa2……スイッチ1aの第１接点組及び第２接点組 1b……伴奏スピードダウン用スイッチ Sb1、Sb2……スイッチ1bの第１接点組及び第２接点組 ２……I/Oポート ３……CPU ４……ROM ５……RAM ６……自動伴奏回路 ９……伴奏スピード表示器 10……伴奏タイマ
の要部の線図、第３図はそのフローチャートである。 1a……伴奏スピードアップ用スイッチ Sa1、Sa2……スイッチ1aの第１接点組及び第２接点組 1b……伴奏スピードダウン用スイッチ Sb1、Sb2……スイッチ1bの第１接点組及び第２接点組 ２……I/Oポート ３……CPU ４……ROM ５……RAM ６……自動伴奏回路 ９……伴奏スピード表示器 10……伴奏タイマ
Claims (1)
- 【請求項１】それぞれ弱い押圧力で閉成される第１接点
組と強い押圧力で閉成される第２接点組を有する伴奏ス
ピードアップ用スイッチ及び伴奏スピードダウン用スイ
ッチと、該両スイッチの第１接点組及び第２接点組の閉
成時間に応じてそれぞれ伴奏スピードを決定し、該伴奏
スピードで伴奏データを自動伴奏回路に供給する手段と
を備え、前記伴奏スピードアップ用スイッチ及び伴奏ス
ピードダウン用スイッチの前記第２接点組の閉成時間に
対応する伴奏スピードは、それぞれ前記第１接点組の閉
成時間に対応する伴奏スピードよりも速く及び遅く設定
されることを特徴とする電子楽器の自動伴奏スピード調
整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4362888U JPH0646000Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 電子楽器の自動伴奏スピード調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4362888U JPH0646000Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 電子楽器の自動伴奏スピード調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01152397U JPH01152397U (ja) | 1989-10-20 |
| JPH0646000Y2 true JPH0646000Y2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=31270020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4362888U Expired - Lifetime JPH0646000Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 電子楽器の自動伴奏スピード調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0646000Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP4362888U patent/JPH0646000Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01152397U (ja) | 1989-10-20 |
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