JPH0417986Y2 - - Google Patents

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JPH0417986Y2
JPH0417986Y2 JP13189484U JP13189484U JPH0417986Y2 JP H0417986 Y2 JPH0417986 Y2 JP H0417986Y2 JP 13189484 U JP13189484 U JP 13189484U JP 13189484 U JP13189484 U JP 13189484U JP H0417986 Y2 JPH0417986 Y2 JP H0417986Y2
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JP
Japan
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key
switch
electronic keyboard
keyboard instrument
speed
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JP13189484U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、良好な鍵タツチを得ることが出来る
電子鍵盤楽器に関する。
従来いろいろな楽音信号を発生することが出来
る電子鍵盤楽器例えばミユージツクシンセサイザ
等においては、音楽に応じてオルガンのような持
続音やピアノにような減衰音を使用する場合があ
る。
しかし、持続音や減衰音による演奏を行なうに
は、鍵の動作に対して、最適な発音位置がある。
例えば、オルガンのような持続音の演奏を行なう
場合は、第1図1−1のオルガンの鍵のように
7.5〜9.5mmの鍵ストロークStに対して発音位置Po
は5〜6mmぐらいが良い。又、ピアノのような減
衰音の場合には、第1図1−2のピアノの鍵のよ
うに9〜11mmの鍵ストロークS′tに対して、発音
位置P′oは7.5〜8.5mmぐらいが良い。
そこで本考案は発音される楽音に応じてオルガ
ンの鍵タツチか、ピアノの鍵タツチかを切り替え
設定できるようにしたものである。
以下本考案を図面によつて詳細に説明する。
第2図は本考案による電子鍵盤楽器の鍵装置の
一実施例、第3図は本考案の一実施例のブロツク
図である。なお、本考案の説明を明確にするため
直接関係のない電子鍵盤楽器の回路構成について
は省略しているが、公知の電子鍵盤楽器を適宜使
用することができる。
第2図の鍵装置は、鍵速度を検出するためのメ
ーク接点及びブレーク接点を有する鍵速度検出用
スイツチSWを具えている。鍵Kを押すとアクチ
ユエータAが可動接片Lを操作してブレーク接点
からメーク接点へと切り換わり、その時間によつ
て鍵速度を検出するものである。
なお、可動接片Lがメーク接点へ接触する位置
は鍵の沈み量が5.5mm近傍でオルガンの鍵盤の発
音位置に合せている。
該鍵速度は第3図の鍵タツチ検出器1によつて
検出されるが、スイツチSの可動接点S3が接点
S1へ接続されている場合は、鍵速度検出用スイ
ツチSWの可動接片Lがメーク接点に接触される
のと同時に信号線6にゲート信号が出力され、出
力バツフア4が鍵タツチ検出器1より出力される
鍵速度データを出力する。そして図示していない
電子楽器が該鍵速度データを受けると発音を開始
し、該鍵速度データによつて音量・音色等を制御
するものである。
次に、スイツチSの可動接点S3が接点S2に
接続されている場合は、鍵タツチ検出器1より出
力される鍵速度データが出力バツフア4に入力さ
れるのと同時にデータ変換器2へも入力されデー
タを変換してカウンタ3へ入力している。データ
変換器としては、例えばメモリに変換テーブルを
記憶し、入力データをアドレスとして変換値を出
力するルツクアツプテーブルが公知である。
該カウンタ3には信号線5によりクロツク信号
が入力されており、データ変換器2より出力され
た値だけクロツクをカウントした後出力端子より
スイツチSの接点S2へゲート信号を出力し出力
バツフア4へ入力する。該データ変換器2は鍵速
度を遅延時間に相当するカウント値に変換する変
換器である。
以上の動作は、鍵速度検出用スイツチSWの可
動接片Lがメーク接点に接続されて所定の時間後
にゲート信号が出力されるようになされたもの
で、該ゲート信号の遅延時間は鍵タツチ検出器1
によつて検出された鍵速度によつて鍵の沈み量が
8mmになる時間を予測し、該時間になるまでゲー
ト信号を遅延するのである。
つまり、打鍵速度の強弱に関係なく、一定の鍵
沈み位置で発音させることができる。
以上のことは、鍵を押した時、ピアノの鍵盤の
ように鍵の沈み量が8mmになつた時点で楽音が発
生するようにしたものである。
以上、スイツチSの可動接点S3が接点S2に
接続されている場合はゲート信号を遅延してピア
ノのように鍵の沈み量が8mmの位置で発音させる
ことができる。
なお、スイツチSは独立に切替可能としてもよ
いが、音色選択用スイツチに連動させれば、操作
がより簡単になる。
以上のように本考案は、従来のタツチセンス検
出器を具えた電子鍵盤楽器に多少の回路を付加す
るだけの簡単な構成で、持続音や減衰音を良好な
鍵タツチによつて演奏できる従来に無い電子鍵盤
楽器を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は鍵ストロークと発音位置との関係を説
明するための図、第2図は本考案による電子鍵盤
楽器の鍵装置の一実施例、第3図は本考案の一実
施例を示すブロツク図である。 K……鍵、A……アクチユエータ、SW……押
鍵速度検出用スイツチ、1……鍵タツチ検出器、
2……データ変換器、3……カウンタ、4……出
力バツフア、5,6……信号線、S……スイツ
チ、S1,S2……接点、S3……可動接点、L
……可動接片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 鍵操作による押鍵速度を電気信号として検出
    する鍵タツチ検出手段と、 該鍵タツチ検出手段の検出値に基づいて、 鍵が所定の沈み量に至るまでの遅延時間を得
    る手段と該遅延時間後に楽音信号の発音を開始
    させる手段とを備えた電子鍵盤楽器。 2 前記発音を開始させる手段は、発音の開始を
    遅延させるか、否かを選択するスイツチを有す
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の電子
    鍵盤楽器。 3 前記スイツチは、音色選択用スイツチに連動
    している実用新案登録請求の範囲第2項に記載
    の電子鍵盤楽器。
JP13189484U 1984-08-29 1984-08-29 電子鍵盤楽器 Granted JPS6146595U (ja)

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JP13189484U JPS6146595U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 電子鍵盤楽器

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JP13189484U JPS6146595U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 電子鍵盤楽器

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Publication Number Publication Date
JPS6146595U JPS6146595U (ja) 1986-03-28
JPH0417986Y2 true JPH0417986Y2 (ja) 1992-04-22

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JP13189484U Granted JPS6146595U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 電子鍵盤楽器

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JPH0799469B2 (ja) * 1986-03-31 1995-10-25 ヤマハ株式会社 複合鍵盤楽器

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JPS6146595U (ja) 1986-03-28

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