JPH1013986A - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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JPH1013986A
JPH1013986A JP8177520A JP17752096A JPH1013986A JP H1013986 A JPH1013986 A JP H1013986A JP 8177520 A JP8177520 A JP 8177520A JP 17752096 A JP17752096 A JP 17752096A JP H1013986 A JPH1013986 A JP H1013986A
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coil
speaker
drive
digital audio
audio signal
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JP8177520A
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English (en)
Inventor
Jun Kishigami
純 岸上
Masao Fujihira
正男 藤平
Takahiro Muraguchi
高弘 村口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/005Details of transducers, loudspeakers or microphones using digitally weighted transducing elements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
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  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁結合スピーカなどのスピーカの駆動コイ
ルをデジタル音声信号によって駆動する場合において、
簡単かつ低コストのスピーカ構造によってスピーカの音
量を細かく制御することができるようにする。 【解決手段】 電磁結合スピーカであるスピーカユニッ
ト10の一次コイルを15個のコイル1A〜1N,1P
で構成して、コイル1A〜1N,1Pをシリアルパラレ
ル変換器220からの16ビットのデジタル音声信号D
pのMSBを除く各ビットに対応させる。定電流源41
A〜41N,41Pと、それぞれ4個のFET51〜5
4と、対応するコイル1A〜1N,1Pとをブリッジ接
続して、コイル駆動回路40A〜40N,40Pを構成
し、定電流源41A〜41N,41Pの電流Iaをコイ
ル1A〜1N,1Pに供給する。可変抵抗器92を調整
して電圧Vcを変え、定電流源41A〜41N,41P
の電流Iaを共通に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電磁結合スピー
カなどのスピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】音響再生用のスピーカとして、センター
ポール・ヨークとプレートとによってマグネットを挟ん
で、センターポール・ヨークのセンターポール部とプレ
ートとの間に空隙を有する磁気回路を構成し、その磁気
回路の空隙内においてセンターポール部またはプレート
に、駆動コイルである一次コイルを固定し、これと対向
するように振動板に固定して磁気回路の空隙内に、ショ
ートコイルを構成する二次コイルを配した電磁結合スピ
ーカが知られ、実用化されている。
【0003】この電磁結合スピーカでは、駆動コイルで
ある一次コイルに流れる信号電流によって、ショートコ
イルを構成する二次コイルに二次電流が誘起され、磁気
回路の空隙部に生じる磁束との相互作用によって、フレ
ミングの左手の法則により、二次コイルに二次電流に応
じた駆動力を生じて、二次コイルが固定された振動板が
偏位する。
【0004】この電磁結合スピーカは、信号電流が流れ
る一次コイルが、鉄などの磁性材料からなるセンターポ
ール部またはプレートに固定されるため、放熱性に優
れ、大入力にも耐えられる利点がある。また、ショート
コイルを構成する二次コイルを、非磁性の導電材料、例
えばアルミニウムからなる、1ターン分のパイプないし
円筒体によって構成すれば、歪みを少なくすることがで
きる。
【0005】なお、スピーカとしては、ほかに、磁気回
路の空隙内に、振動板に固定してボイスコイルボビンを
配し、このボイスコイルボビンに、駆動コイルであるボ
イスコイルを巻回したダイナミックスピーカなどが実用
化されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような電磁結合
スピーカやダイナミックスピーカなどのスピーカで、駆
動コイルとして、例えばデジタル音声信号のビット数分
のコイルを設けて、それぞれのコイルを、デジタル音声
信号のそれぞれのビットに対応させて、それぞれのビッ
トの信号で駆動することによって、音声を再生すること
が考えられる。
【0007】例えば、電磁結合スピーカで、入力デジタ
ル音声信号が16ビットの場合、電磁結合スピーカの一
次コイルを16個のコイルで構成して、それぞれのコイ
ルのターン数を入力デジタル音声信号の各ビットの重み
に対応させて、それぞれ一つ下位のビットに対応するコ
イルのターン数の2倍とし、それぞれのコイルに入力デ
ジタル音声信号の対応するビットがアクティブとなると
き、一定の電流値の電流を流すようにする。
【0008】電磁結合スピーカの振動系の駆動力Fは、
二次コイルに誘起される二次電流iと、磁気回路の空隙
に生じる磁束の密度Bと、磁気回路の空隙内にある二次
コイルの長さLとの積として、F=BLiで表され、磁
束密度Bおよび長さLは一定であるので、振動系の駆動
力Fは、二次コイルに誘起される二次電流iに比例す
る。そして、二次コイルに誘起される二次電流iは、一
次コイルに流れる信号電流の2乗と一次コイルのターン
数(インピーダンス)との積に比例する。
【0009】したがって、上記のようにするとき、電磁
結合スピーカにおいて、二次コイルを固定した振動板
が、一方向に、入力デジタル音声信号の各ビットの重み
に比例した量だけ偏位し、入力デジタル音声信号に忠実
に音声が再生されるようになる。
【0010】ところで、スピーカ装置としては、音量が
変えられる必要がある。そこで、上記のように、電磁結
合スピーカやダイナミックスピーカなどのスピーカの駆
動コイルをデジタル音声信号によって直接駆動する場合
において、音量を制御する方式として、スピーカの駆動
コイルを入力デジタル音声信号のビット数より多い数の
コイルで構成して、得ようとする音量に応じて入力デジ
タル音声信号によって駆動するコイルを切り替えること
が考えられる。
【0011】例えば、電磁結合スピーカで、入力デジタ
ル音声信号が16ビットの場合、電磁結合スピーカの一
次コイルを24個のコイルで構成して、それぞれのコイ
ルのターン数を上述したように等比級数的に変え、最大
音量を得るときには、ターン数の多い側の16個のコイ
ルを16ビットの入力デジタル音声信号によって駆動
し、最小音量を得るときには、ターン数の少ない側の1
6個のコイルを16ビットの入力デジタル音声信号によ
って駆動する。
【0012】しかしながら、この方式は、入力デジタル
音声信号のビット数より多い多数の駆動コイルを必要と
するとともに、駆動コイルの全ターン数が著しく多くな
って、スピーカの構造が複雑となり、製造コストが高く
なる欠点がある。また、音量制御の段階も、上記の例で
は8段階というように、駆動コイルの数によって制約さ
れる不都合がある。
【0013】そこで、この発明は、電磁結合スピーカな
どのスピーカの駆動コイルをデジタル音声信号によって
駆動する場合において、簡単かつ低コストのスピーカ構
造によってスピーカの音量を細かく制御することができ
るようにしたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、ス
ピーカ装置を、スピーカユニットと、スピーカ駆動回路
とを備え、前記スピーカ駆動回路が、これに供給される
入力デジタル音声信号の最上位ビットを除く各ビット、
または最上位ビットを含む各ビットに対応した、それぞ
れ前記スピーカユニットの駆動コイルに駆動電流を供給
する複数の駆動源と、この複数の駆動源から前記駆動コ
イルに供給される駆動電流を共通に制御して、前記スピ
ーカユニットで再生される音声の音量を調整する音量調
整部とを有する、ものとする。
【0015】請求項2の発明では、スピーカ装置を、ス
ピーカユニットと、スピーカ駆動回路とを備え、前記ス
ピーカ駆動回路が、これに供給される入力デジタル音声
信号の最上位ビットを除く各ビット、または最上位ビッ
トを含む各ビットに対応した、それぞれ前記スピーカユ
ニットの駆動コイルに駆動電流を供給する複数の駆動源
と、前記入力デジタル音声信号の1サンプリング周期内
における、前記複数の駆動源から前記駆動コイルに駆動
電流が供給される期間と供給されない期間との時間の比
率を共通に制御して、前記スピーカユニットで再生され
る音声の音量を調整する音量調整部とを有する、ものと
する。
【0016】上記のように構成した請求項1または2の
発明のスピーカ装置においては、スピーカ駆動回路の複
数の駆動源からスピーカユニットの駆動コイルに供給さ
れる駆動電流が共通に制御されることによって、また
は、入力デジタル音声信号の1サンプリング周期内にお
ける、スピーカ駆動回路の複数の駆動源からスピーカユ
ニットの駆動コイルに駆動電流が供給される期間と供給
されない期間との時間の比率が共通に制御されることに
よって、スピーカユニットで再生される音声の音量が調
整される。
【0017】したがって、入力デジタル音声信号のビッ
ト数より多い多数の駆動コイルを必要とせず、駆動コイ
ルの全ターン数も少なくてよいとともに、音量を細かく
連続的に制御することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、この発明のスピーカ装置
の一例を示し、シリアルパラレル変換器220では、例
えば44.1kHzまたは48kHzのサンプリング周
波数で16ビットにデジタル化された、シリアルデータ
のデジタル音声信号Dsが、パラレルデータのデジタル
音声信号Dpに変換される。ただし、この例は、その1
6ビットのデジタル音声信号DsおよびDpが、図5に
示すような2’sコンプリメントコードで、かつ直線的
に量子化されたものである場合である。
【0019】スピーカユニット10は、電磁結合スピー
カである。図6は、そのスピーカユニット10の一例を
示し、センターポール・ヨーク11のセンターポール部
12の先端部の周囲に凹部13が形成され、駆動コイル
である一次コイル1が、この凹部13に嵌め込まれてセ
ンターポール部12に取り付けられる。
【0020】一次コイル1は、空芯コイルとして巻回さ
れて、凹部13に圧入接着されることにより、センター
ポール部12に取り付けられ、または、図示していない
が、磁性体ボビンに巻回されて、その磁性体ボビンが凹
部13に圧入接着されることにより、センターポール部
12に取り付けられ、または、凹部13に直接、巻回さ
れることにより、センターポール部12に取り付けられ
る。
【0021】センターポール・ヨーク11のフランジ部
14には、センターポール部12と近接する位置におい
て、開口15が形成され、フランジ部14の後面には、
端子板16が取り付けられる。そして、一次コイル1の
例えば錦糸線からなるコイル引出線17が、センターポ
ール部12の周面に接着されて開口15に挿入され、端
子板16上の入力端子18に半田付けによって接続され
る。
【0022】コイル引出線17は、一次コイル1の巻き
始め部および巻き終り部に、それぞれ設けられて、それ
ぞれが別個の入力端子に接続される。また、後述するよ
うに一次コイル1が複数のコイルで構成される場合に
は、それぞれのコイルのコイル引出線17が、センター
ポール部12の周面に接着されて開口15に挿入され、
端子板16上の入力端子18に接続される。
【0023】センターポール・ヨーク11のフランジ部
14の前面には、マグネット21が接着され、マグネッ
ト21の前面には、プレート22が接着されて、センタ
ーポール部12の先端部の外周面とプレート22の内周
面との間に空隙23を有する磁気回路20が形成され
る。
【0024】磁気回路20の空隙23内には、ショート
コイルを構成する二次コイル2が挿入される。二次コイ
ル2は、非磁性の導電材料、例えばアルミニウムからな
る、1ターン分の円筒体とされ、これによって、二次コ
イル2を巻装するボビンを省略することができる。
【0025】二次コイル2には、外周部にエッジ31が
付いたコーン32の内周部、センターキャップ33、お
よびダンパー34の内周部が、取り付けられる。また、
プレート22には、スピーカフレーム35が取り付けら
れ、コーン32の外周部のエッジ31、およびガスケッ
ト36が、スピーカフレーム35に取り付けられるとと
もに、ダンパー34の外周部が、スピーカフレーム35
に取り付けられる。
【0026】ただし、図示していないが、一次コイルの
一部のコイルがセンターポール部12の先端部の周面に
取り付けられ、残りのコイルがプレート22の内周面に
取り付けられてもよい。この場合、プレート22に取り
付けられたコイルのコイル引出線は、例えば、プレート
22とマグネット21との間に挿入されて、プレート2
2の外周面に取り付けられた端子板上の入力端子に接続
される。また、一次コイルがすべてプレート22の内周
面に取り付けられてもよい。
【0027】上述したように、図1のシリアルパラレル
変換器220からの16ビットのデジタル音声信号Dp
が、図5に示したような2’sコンプリメントコード
で、かつ直線的に量子化されたものである場合には、そ
のMSB(最上位ビット)をサインビットとして、図5
および図7に示すように、一次コイル1を15個のコイ
ル1A,1B…1N,1Pで構成して、コイル1Aをデ
ジタル音声信号DpのLSB(最下位ビット)に対応さ
せて、例えば2ターンとし、以下、コイル1B,1C,
1D,1E,1F,1G,1H,1I,1J,1K,1
L,1M,1N,1Pを、デジタル音声信号Dpの15
SB,14SB,13SB,12SB,11SB,10
SB,9SB,8SB,7SB,6SB,5SB,4S
B,3SB,2SBに対応させて、それぞれ4ターン、
8ターン、16ターン…というように、一つ下位のビッ
トに対応するコイルのターン数の2倍のターン数とす
る。
【0028】図1に示すように、そのコイル1A〜1
N,1Pに対しては、スピーカ駆動回路40として、そ
れぞれコイル駆動回路40A〜40N,40Pが設けら
れる。それぞれのコイル駆動回路40A〜40N,40
Pは、定電流源41A〜41N,41Pと、それぞれス
イッチング素子としての4個のFET51〜54と、対
応するコイル1A〜1N,1Pとが、ブリッジ接続され
て構成され、FET51,53がオン、FET52,5
4がオフとされるときには、対応する定電流源の電流I
aが、対応するコイルにプラス方向に流れ、FET5
1,53がオフ、FET52,54がオンとされるとき
には、対応する定電流源の電流Iaが、対応するコイル
にマイナス方向に流れるようにされる。
【0029】定電流源41A〜41N,41Pの電流
は、すべて電流Iaで示すように等しい電流値にされ
る。同一のコイル駆動回路において、FET51〜54
がすべてオンまたはオフとされるときには、対応するコ
イルに電流は流れない。
【0030】そして、シリアルパラレル変換器220か
らのデジタル音声信号Dpがデコーダ70に供給され
て、デコーダ70において、一次コイル1の15個のコ
イル1A〜1N,1Pに対応して、すなわちデジタル音
声信号DpのMSBを除く15ビットに対応して、デジ
タル音声信号DpのMSBと、対応する下位ビット(L
SB〜2SB)とから、それぞれ後述するような4個の
制御信号G1〜G4が得られ、その制御信号G1〜G4
が、スピーカ駆動回路40の対応するコイル駆動回路4
0A〜40N,40PのFET51〜54のゲートに供
給される。
【0031】4個の制御信号G1〜G4は、シリアルパ
ラレル変換器220からのデジタル音声信号DpのMS
Bが0で、対応する下位ビットが1のときには、制御信
号G1,G3がFET51,53をオンにするレベル、
制御信号G2,G4がFET52,54をオフにするレ
ベルとなり、MSBが0で、対応する下位ビットも0の
とき、またはMSBが1で、対応する下位ビットも1の
ときには、制御信号G1〜G4がFET51〜54をオ
フにするレベルとなり、MSBが1で、対応する下位ビ
ットが0のときには、制御信号G1,G3がFET5
1,53をオフにするレベル、制御信号G2,G4がF
ET52,54をオンにするレベルとなるものである。
【0032】したがって、デジタル音声信号DpのMS
Bが0のときには、ある下位ビットが1のときにのみ、
これに対応する一次コイルにプラス方向に電流Iaが流
れ、逆にMSBが1のときには、ある下位ビットが0の
ときにのみ、これに対応する一次コイルにマイナス方向
に電流Iaが流れる。
【0033】上述したように、電磁結合スピーカの振動
系の駆動力Fは、二次コイルに誘起される二次電流iに
比例し、その二次電流iは、一次コイルに流れる信号電
流の2乗と一次コイルのターン数(インピーダンス)と
の積に比例する。
【0034】そして、上述した例では、一次コイル1の
各コイル1A〜1Pのターン数が、シリアルパラレル変
換器220からのデジタル音声信号DpのMSBを除く
各ビットの重みに比例したターン数とされることによ
り、ある一次コイルに信号電流として電流Iaが流れる
とき、二次コイル2には、シリアルパラレル変換器22
0からのデジタル音声信号DpのMSBの値に応じた方
向の、その一次コイルに対応するビットの重みに比例し
た電流値の二次電流が誘起される。
【0035】したがって、二次コイル2が固定されたコ
ーン32が、シリアルパラレル変換器220からのデジ
タル音声信号DpのMSBの値に応じた方向に、その一
次コイルに対応するビットの重みに比例した量だけ偏位
し、スピーカユニット10において、シリアルパラレル
変換器220からのデジタル音声信号Dpに忠実に音声
が再生されることになる。
【0036】そして、この例では、音量調整用の電源9
1と、この電源91からの電圧Voを分圧して取り出す
調整用の可変抵抗器92とが設けられ、可変抵抗器92
から得られる電圧Vcがコイル駆動回路40A〜40
N,40Pの定電流源41A〜41N,41Pに共通に
供給されて、電圧Vcによって定電流源41A〜41
N,41Pの電流Iaが共通に制御される。
【0037】この場合、例えば、電圧Voが1V(ボル
ト)とされ、電圧Vcが最大の1Vのときに電流Iaが
最大の1A(アンペア)となり、電圧Vcを1V以下の
範囲で調整することによって、電流Iaが1A以下の範
囲で、電圧Vcに対して直線的に、または定められた関
係で変化するようにされる。
【0038】したがって、可変抵抗器92の調整により
電圧Vcを制御することによって、定電流源41A〜4
1Pの電流Iaが共通に変えられ、スピーカユニット1
0で再生される音声の音量を制御することができる。そ
して、この場合、入力デジタル音声信号DsないしDp
のビット数より多い多数の一次コイルを必要とせず、一
次コイル1A〜1Pの全ターン数も少なくてよいととも
に、音量を細かく連続的に制御することができる。
【0039】一般に、電磁結合スピーカは、放熱性に優
れ、大入力にも耐えられ、歪みを少なくすることができ
るが、一次コイルに流れる信号電流によって二次コイル
に二次電流が誘起される電磁結合力が、数kHzないし
1kHz以下の低域で小さくなって、音声の再生に必要
な20Hzまでの再生は困難である。そのため、電磁結
合スピーカは、従来、主として高音再生用のスピーカと
して用いられている。
【0040】しかし、図1のシリアルパラレル変換器2
20からのデジタル音声信号Dpは、例えば44.1k
Hzまたは48kHzのサンプリング周波数でデジタル
化されたもので、コイル1A〜1Pは、同じサンプリン
グ周波数のデジタル信号で駆動されるので、デジタル化
される前の音声信号の数kHzないし1kHz以下とい
うような低域成分も、コイル1A〜1Pに流れる信号電
流としては、20kHzを超える高い周波数となる。
【0041】したがって、電磁結合スピーカであるスピ
ーカユニット10によって低域までの再生が可能とな
り、低音から高音までを再生するフルレンジスピーカを
実現することができる。
【0042】なお、一般のスピーカと同様に、スピーカ
ユニット10の振動系は、高域には反応しにくく、特に
20kHzを超えるような高い周波数の成分はほとんど
再生しない。したがって、コイル1A〜1Pが44.1
kHzまたは48kHzのサンプリング周波数のデジタ
ル信号で駆動されても、そのサンプリング周波数成分は
ほとんど再生されない。かりに微小な音圧で再生されて
も、20kHzを超える音は人間の耳でほとんど聞き取
ることができないので、音楽を聴く時などでも支障を生
じない。また、20kHz以上を阻止帯域とするメカニ
カルフィルタを意図的に形成して、スピーカユニット1
0に組み込むことも容易である。
【0043】しかも、D/A変換器およびパワーアンプ
を使用しないで、デジタル音声信号によって直接、音声
を再生する、歪みの小さい、最大出力の大きいスピーカ
装置を実現することができる。
【0044】そして、図1の例のスピーカ装置では、上
述したように音量を細かく連続的に制御することができ
るとともに、入力デジタル音声信号のビット数より多い
多数の駆動コイルを必要とせず、駆動コイルの全ターン
数も少なくてよい。
【0045】なお、図1の例で、定電流源41A〜41
Pの電流Iaを変えずに、コイル駆動回路40A〜40
PのFET51〜54のゲートバイアスを変えて、FE
T51〜54のインピーダンスを変えることにより、コ
イル1A〜1Pに流れる電流を変えて、音量を制御する
ようにしてもよい。
【0046】図2は、この発明のスピーカ装置の他の例
を示し、この例では、シリアルパラレル変換器220に
おいて、シリアルデータのデジタル音声信号Dsからサ
ンプリングクロックSCLKが抽出され、そのサンプリ
ングクロックSCLKが、音量調整用の制御回路80に
供給される。また、音量調整用の電源91と、この電源
91からの電圧Voを分圧して取り出す調整用の可変抵
抗器92とが設けられ、可変抵抗器92から得られる電
圧Vcが制御回路80に供給される。
【0047】制御回路80では、サンプリングクロック
SCLKを電圧Vcによってパルス幅変調したような制
御信号Scが得られ、その制御信号Scがデコーダ70
に供給される。
【0048】すなわち、図3は制御回路80の一例を示
し、シリアルパラレル変換器220からのサンプリング
クロックSCLKと、これを遅延回路81によって遅延
させた遅延クロックDCLKとが、イクスクルーシブオ
ア回路82に供給され、イクスクルーシブオア回路82
の出力信号EXと、サンプリングクロックSCLKと
が、ナンド回路83に供給され、ナンド回路83の出力
信号が上記の制御信号Scとして取り出される。
【0049】ここで、遅延回路81での遅延時間Tx
が、上記の可変抵抗器92から得られる電圧Vcによっ
て、0からシリアルパラレル変換器220からのデジタ
ル音声信号Dpのサンプリング周期Tsの1/2までの
範囲で変えられる。
【0050】したがって、遅延時間Txが微小にされる
ときには、図4の左側に示すように、イクスクルーシブ
オア回路82の出力信号EXが、デジタル音声信号Dp
のサンプリング周期Tsの期間内において、その微小な
遅延時間Txの2倍の時間の期間においてのみ高レベル
となり、ナンド回路83の出力信号である制御信号Sc
が、デジタル音声信号Dpのサンプリング周期Tsの期
間内において、その微小な遅延時間Txの期間を除く期
間で高レベルとなる。
【0051】これに対して、遅延時間Txがデジタル音
声信号Dpのサンプリング周期Tsの1/2に等しい最
大時間とされるときには、図4の右側に示すように、イ
クスクルーシブオア回路82の出力信号EXが、デジタ
ル音声信号Dpのサンプリング周期Tsの期間内におい
て、常に高レベルとなり、ナンド回路83の出力信号で
ある制御信号Scが、デジタル音声信号Dpのサンプリ
ング周期Tsの期間内において、その1/2の時間の期
間においてのみ高レベルとなる。
【0052】デコーダ70においては、シリアルパラレ
ル変換器220からのデジタル音声信号DpのMSBを
除く各ビットの信号が、MSBが0のときには、もとの
データのまま取り出され、MSBが1のときには、もと
のデータを反転させたものとして取れ出される。すなわ
ち、デコーダ70において、シリアルパラレル変換器2
20からの図5に示したような2’sコンプリメントコ
ードであるデジタル音声信号Dpが、折り返し2進符号
に変換される。
【0053】そして、デコーダ70においては、その折
り返し2進符号とされた後のデジタル音声信号のMSB
を除く各ビットの信号と、制御回路80から得られる上
記の制御信号Scとの論理積の信号が、各ビットごとに
得られ、その論理積の信号から上述した制御信号G1〜
G4が生成される。
【0054】したがって、折り返し2進符号とされた後
のデジタル音声信号のMSBを除く、あるビットの信号
が、図4の信号Diで示すようなものであるとき、その
信号Diと、制御回路80から得られる制御信号Scと
の論理積の信号は、同図の信号Doで示すようなものと
なる。
【0055】すなわち、可変抵抗器92による制御電圧
Vcの調整によって、遅延回路81での遅延時間Txが
微小にされるときには、信号Doは、図4の左側に示す
ように、もとのアクティブな期間内においては、デジタ
ル音声信号のサンプリング周期Tsの期間内において、
その微小な遅延時間Txの期間を除く期間でアクティブ
となり、遅延回路81での遅延時間Txがデジタル音声
信号のサンプリング周期Tsの1/2に等しい最大時間
とされるときには、信号Doは、図4の右側に示すよう
に、もとのアクティブな期間内においては、デジタル音
声信号のサンプリング周期Tsの期間内において、その
1/2の時間の期間においてのみアクティブとなる。
【0056】したがって、可変抵抗器92の調整により
電圧Vcを制御することによって、シリアルパラレル変
換器220からのデジタル音声信号Dpのサンプリング
周期Ts内における、定電流源41A〜41Pからコイ
ル1A〜1Pに電流Iaが供給される期間と供給されな
い期間との時間の比率が共通に変えられ、スピーカユニ
ット10で再生される音声の音量を制御することができ
る。そして、この場合、入力デジタル音声信号Dsない
しDpのビット数より多い多数の一次コイルを必要とせ
ず、一次コイル1A〜1Pの全ターン数も少なくてよい
とともに、音量を細かく連続的に制御することができ
る。
【0057】図1または図2に示した例は、一次コイル
1を構成する各コイル1A〜1Pのターン数を、シリア
ルパラレル変換器220からのデジタル音声信号Dpの
MSBを除く各ビットの重みに比例したターン数とする
ことによって、そのデジタル音声信号Dpの各ビットの
重みの違いを再生する場合であるが、各コイル1A〜1
Pのターン数は同一にして、これに対応するコイル駆動
回路40A〜40Pの定電流源41A〜41Pの電流値
を変えることによって、シリアルパラレル変換器220
からのデジタル音声信号Dpの各ビットの重みの違いを
再生することもできるとともに、その場合にも上述した
ように音量を制御することができる。
【0058】さらに、このように定電流源の電流値を変
えることによってデジタル音声信号の各ビットの重みの
違いを再生する場合には、図1または図2に示したよう
なコイル駆動回路40A〜40P自体がデジタル音声信
号のMSBを除く各ビットの信号によって切り換えられ
るようにすることによって、一次コイル1を一つにする
ことができる。
【0059】さらに、複数の一次コイルのターン数の違
いと複数の定電流源の電流値の違いとの組み合わせによ
って、デジタル音声信号の各ビットの重みの違いを再生
することもできる。
【0060】また、この発明は、入力デジタル音声信号
が自然2進符号である場合にも適用することができる。
さらに、この発明は、ダイナミックスピーカなどのスピ
ーカの駆動コイルをデジタル音声信号によって駆動する
場合にも適用することができる。
【0061】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば、電
磁結合スピーカなどのスピーカの駆動コイルをデジタル
音声信号によって駆動する場合において、簡単かつ低コ
ストのスピーカ構造によってスピーカの音量を細かく制
御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のスピーカ装置の一例を示す接続図で
ある。
【図2】この発明のスピーカ装置の他の例を示す接続図
である。
【図3】図2のスピーカ装置の制御回路の一例を示す接
続図である。
【図4】図3の制御回路の動作の説明に供する図であ
る。
【図5】図1または図2のスピーカ装置の入力デジタル
音声信号と一次コイルとの関係を示す図である。
【図6】図1または図2のスピーカ装置のスピーカユニ
ットの一例を示す断面図である。
【図7】図1または図2のスピーカ装置のスピーカユニ
ットのコイル構成を示す図である。
【符号の説明】
10…スピーカユニット、1,1A〜1N,1P…一次
コイル、2…二次コイル、11…センターポール・ヨー
ク、12…センターポール部、14…フランジ部、16
…端子板、17…コイル引出線、18…入力端子、20
…磁気回路、21…マグネット、22…プレート、23
…空隙、32…コーン、40…スピーカ駆動回路、40
A〜40N,40P…コイル駆動回路、41A〜41
N,41P…定電流源、51〜54…FET、70…デ
コーダ、80…制御回路、91…電源、92…可変抵抗
器、220…シリアルパラレル変換器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピーカユニットと、スピーカ駆動回路と
    を備え、 前記スピーカ駆動回路は、 これに供給される入力デジタル音声信号の最上位ビット
    を除く各ビット、または最上位ビットを含む各ビットに
    対応した、それぞれ前記スピーカユニットの駆動コイル
    に駆動電流を供給する複数の駆動源と、 この複数の駆動源から前記駆動コイルに供給される駆動
    電流を共通に制御して、前記スピーカユニットで再生さ
    れる音声の音量を調整する音量調整部とを有する、 スピーカ装置。
  2. 【請求項2】スピーカユニットと、スピーカ駆動回路と
    を備え、 前記スピーカ駆動回路は、 これに供給される入力デジタル音声信号の最上位ビット
    を除く各ビット、または最上位ビットを含む各ビットに
    対応した、それぞれ前記スピーカユニットの駆動コイル
    に駆動電流を供給する複数の駆動源と、 前記入力デジタル音声信号の1サンプリング周期内にお
    ける、前記複数の駆動源から前記駆動コイルに駆動電流
    が供給される期間と供給されない期間との時間の比率を
    共通に制御して、前記スピーカユニットで再生される音
    声の音量を調整する音量調整部とを有する、 スピーカ装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2のスピーカ装置におい
    て、 前記スピーカユニットは、空隙が形成された磁気回路の
    前記空隙の近傍部分に、前記駆動コイルとして一次コイ
    ルが固定され、振動板に固定されて前記空隙内に、ショ
    ートコイルを構成する二次コイルが配された、電磁結合
    スピーカであるスピーカ装置。
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