JP3218843B2 - 印刷システム - Google Patents

印刷システム

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JP3218843B2
JP3218843B2 JP04824994A JP4824994A JP3218843B2 JP 3218843 B2 JP3218843 B2 JP 3218843B2 JP 04824994 A JP04824994 A JP 04824994A JP 4824994 A JP4824994 A JP 4824994A JP 3218843 B2 JP3218843 B2 JP 3218843B2
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/20Humidity or temperature control also ozone evacuation; Internal apparatus environment control
    • G03G21/206Conducting air through the machine, e.g. for cooling, filtering, removing gases like ozone

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  • Ink Jet (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真工程を用いた
プリンタ,インクジェット工程を用いたプリンタ,オフ
セット印刷装置などのトナーや液体状のインクなどの着
色剤を記録体に印刷する記録装置を複数台自動的に運転
制御するための印刷システムの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷装置としては電子写真工程を
用いたプリンタ,インクジェット工程を用いたプリン
タ,オフセット印刷装置などが知られている。
【0003】電子写真工程を用いたプリンタ,インクジ
ェット工程を用いたプリンタ,オフセット印刷装置,凸
版印刷装置などのトナーや液体状のインクなどの着色剤
を記録体に印刷する記録装置では、記録体の装填,記録
終了後の記録体の取出し,着色剤の補給,記録中に排出
される非記録着色剤の廃棄,記録装置内部に汚れとして
付着堆積する非記録着色剤や紙粉などの清掃,記録体搬
送中のジャムなどのトラブルに対処するため記録装置を
運転するオペレータを必要とする。運転に要する作業量
からオペレータ1名が対処できる記録装置の台数は多く
とも5台が限度である。作業量によっては1台の記録装
置に複数名のオペレータを必要とする場合もある。
【0004】この作業以外にも、記録装置の消耗部品や
交換部品の交換にサービスマンやオペレータを必要とす
る。消耗部品とは電子写真工程を用いたプリンタを例に
すれば、感光体ドラム,定着ローラ,トナー清掃用ブラ
シなどが挙げられる。
【0005】特に、消費量の多い着色剤の補給に関し
て、複数台のインクジェット方式の記録装置に1ヵ所の
供給部からインクを補給することによって各記録装置に
分配供給するものとして特開昭58−57962 号公報がある
また、記録終了後の記録体を取出した後では、記録体の
裁断,整理,製本等の後処理工程を必要とする。特に、
記録体が長尺のロール紙やファンフォールド紙の場合に
は後処理工程の前に必ず裁断工程を必要とする。これら
の記録体の裁断,整理,製本等の後処理工程においても
相当の作業者を必要とする。
【0006】また、記録装置の運転環境については、着
色剤に含まれる揮発性異臭物質や電子写真記録装置の帯
電工程などから発せられるオゾンなどにより、作業環境
が劣悪な状態に置かれたり、これらの物質が記録装置の
部品寿命を低下させるなどの悪影響を与えることもあ
る。これを対策することも行われているが、一台の記録
装置について、それぞれオゾンフィルタなどの環境維持
装置が備え付けられるため、フィルタ交換に要する費用
や作業が発生する。
【0007】なお、この種のシステムとして関連するも
のには例えば特開平2−188244 号公報等が挙げられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、記録
装置の運転に要する作業量,記録装置の消耗部品や交換
部品の交換に要する作業量,記録終了後の記録体の裁
断,整理,製本等の後処理工程に要する作業量について
配慮がされておらず、円滑に記録装置を運転、運転状態
を良好に維持するために、多くのオペレータ,サービス
マンを必要とし、印刷終了後の記録体をユーザが使用で
きる状態にするまでに、記録体の裁断,整理,製本等の
後処理工程においても多くの作業者を必要とするという
問題があった。
【0009】また、記録装置の運転における良好な運転
環境や運転環境の効率的維持について配慮がされておら
ず、着色剤から発せられる異臭物質や電子写真記録装置
から発せられるオゾンなどにより作業環境が劣悪化した
り、記録装置に悪影響を与えることもあった。また、こ
れを対策した場合でも処理に要する費用や作業量が大き
いという問題があった。
【0010】本発明の目的は、上記問題点に鑑み、記録
装置の運転における消耗品等の供給,交換を自動化する
ことにより、小人数で管理でき、印刷作業の高速化を図
った印刷システムを提供することにある。
【0011】また、本発明のその他の目的は、印刷終了
後の記録体の裁断工程,後処理工程を自動化することに
より、作業者の人数をも大幅に低減した印刷システムを
提供することにある。
【0012】さらに、本発明のその他の目的は、上記印
刷システムにおいて低コスト,低作業量にて良好な記録
装置の運転環境を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、複数の記録装置に着色剤を供給する共通の着
色剤搬送手段を設けたものである。
【0014】また、複数の記録装置に適当な記録体を供
給する共通の記録体搬送手段を設け、さらに各々の記録
装置に記録体装填手段を設けたものである。
【0015】また、複数の記録装置に適当な消耗部品を
供給する共通の消耗部品搬送手段を設け、さらに各々の
記録装置に消耗部品装着手段を設けたものである。
【0016】また、印刷終了後の記録体の裁断,記録装
置からの取出手段を設け、さらに記録体の後処理装置に
運搬する共通の印刷後記録体搬送手段を設けたものであ
る。また、寿命に至った消耗部品を記録装置より取外す
手段を設け、さらに共通の廃棄装置,回収装置あるいは
再生装置に運搬する共通の寿命消耗部品搬送手段を設け
たものである。
【0017】また、非記録着色剤や紙粉などの汚損物質
を回収する手段を設け、さらに共通の廃棄装置あるいは
再生装置に運搬する共通の汚損物質搬送手段を設けたも
のである。
【0018】また、着色剤や記録工程にて発生する異臭
物質やオゾンなどの悪性物質を共通の無害化装置あるい
は廃棄装置に運搬する共通の悪性物質搬送手段を設けた
ものである。
【0019】
【作用】上記、着色剤搬送手段は一つの着色剤供給部か
ら複数の記録装置に着色剤を供給することを可能にす
る。したがって、複数台の記録装置に対して一括して着
色剤を供給することができるため、着色剤供給に関する
オペレータの作業量を大幅に低減でき、その結果オペレ
ータの人数を低減することができる。
【0020】上記、記録体搬送手段は一つの記録体供給
部から複数の記録装置に記録体を供給することを可能に
する。さらに、記録体装填手段は自動的に記録装置に記
録体を印刷可能状態に装填する。したがって、複数台の
記録装置に対して一括して記録体を供給し装填すること
ができるため、記録体の装填に関するオペレータの作業
を無くすことができ、その結果オペレータの作業量を大
幅に低減でき、オペレータの人数を低減することができ
る。
【0021】上記、消耗部品搬送手段は一つの消耗部品
供給部から複数の記録装置に消耗部品を供給することを
可能にする。さらに、消耗部品装着手段は自動的に記録
装置に消耗部品を印刷可能状態に装着する。したがっ
て、複数台の記録装置に対して一括して消耗部品を供給
し装着することができるため、消耗部品の装着に関する
サービスマンおよびオペレータの作業を無くすことがで
き、その結果サービスマンおよびオペレータの作業量を
大幅に低減でき、サービスマンおよびオペレータの人数
を低減することができる。
【0022】上記、印刷後記録体の裁断,取出手段,印
刷後記録体搬送手段は複数の記録装置から一つの後処理
手段へ印刷後記録体を供給することを可能にする。した
がって、印刷後記録体の記録装置からの取出に関するオ
ペレータの作業を無くすことができ、その結果オペレー
タの作業量を大幅に低減でき、オペレータの人数を低減
することができる。また、印刷後記録体の裁断について
後処理工程に要する作業量を大幅に低減することができ
る。
【0023】上記、寿命消耗部品の取外しおよび搬送手
段は複数の記録装置から一つの寿命消耗部品の廃棄,回
収,再生装置に運搬することを可能にし、そこで一括し
て寿命消耗部品の処理を行うことができる。したがっ
て、寿命消耗部品の取外しおよび処理に関するサービス
マンおよびオペレータの作業量を大幅に低減でき、その
結果サービスマンおよびオペレータの人数を低減するこ
とができる。
【0024】上記、汚損物質の回収手段および搬送手段
は複数の記録装置から一つの汚損物質の廃棄,再生装置
に運搬することを可能にし、そこで一括して汚損物質の
処理を行うことができる。したがって、汚損物質の清掃
および処理に関するオペレータの作業量を大幅に低減で
き、その結果オペレータの人数を低減することができ
る。
【0025】上記、悪性物質搬送手段は、複数の記録装
置から一つの悪性物質の無害化装置あるいは廃棄装置に
運搬することを可能にし、そこで一括して悪性汚損物質
の処理を行うことができる。したがって、記録装置の運
転環境を低コスト,低作業量にて良好に保つことができ
る。
【0026】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を用いて説明
する。図1は本発明の印刷システムの全体構成及び作用
を示すブロック図である。本実施例の印刷システムでは
電子写真方式を用いた複数台の記録装置を用いた場合を
例としている。1は記録ステーション、2は着色剤(ト
ナー又は現像剤)供給部、3は記録体供給部、4は記録
体(例えば記録用紙)搬送手段、5は消耗部品供給部、
6は供給材搬送手段、7は印刷後記録体搬送手段、8は
印刷後記録体スタッカ、9は後処理装置、10は排出搬
送手段、11は悪性物質処理手段、12は排着色剤回収
手段、13は再生手段、14は統合コントローラ、15
は情報伝達バス、16はメインフレーム(大型の又は小
型コンピュータ等)である。ここでトナーと現像剤を区
別したのは2成分現像にはトナーのほかにキャリア(通
常、鉄粉,磁性体粉等)も必要でありそのためにトナー
とキャリアからなるものを現像剤として記載する。
【0027】記録ステーション1は先に述べたように電
子写真方式を用いた複数台の記録装置より構成されてい
る。記録装置は、上記、記録体装填手段,消耗部品(例
えば、記録体,感光体等)装着手段,寿命消耗部品取外
し手段,印刷後記録体裁断手段,印刷後記録体取出手段
が組み込まれている。供給材搬送手段6は上記、着色剤
搬送手段および消耗部品搬送手段より成る。排出搬送手
段10は上記、寿命消耗部品搬送手段,汚損物質搬送手
段および悪性物質搬送手段より成る。
【0028】先ず、統合コントローラ14の作用および
動作について説明する。
【0029】メインフレーム16は記録ステーション1
の電子写真記録装置に印刷を実行させるべく統合コント
ローラ14に印刷情報と印刷命令を送る。印刷情報とは
画像内容,記録紙における画像の配置,記録紙種類,記
録紙の裁断仕様等を指す。但し、この印刷命令は記録ス
テーション1のうち、どの電子写真記録装置にて印刷を
実行させるかを指定する情報は含んではいない。統合コ
ントローラ14には情報伝達バス15が接続されてい
る。情報伝達バス15には本システムの全ての要素装置
からの情報が入力され、この情報を統合コントローラ1
4に転送する。要素装置とは、上記番号1から13で示
した装置である。統合コントローラ14では、各々の要
素装置から稼働状態等の情報を受取り、管理情報を作成
し、前記管理情報に基づいて各要素装置に動作の制御指
令を発するようにする。
【0030】まず、メインフレーム16からの印刷命令
を記録ステーション1を構成するどの電子写真記録装置
にて実行するのが適当かを前記管理情報に基づいて判断
する。同時にその電子写真記録装置の状態から、印刷命
令を実行するのに必要な他の要素装置の動作をも決定
し、該当する電子写真記録装置および要素装置に実行命
令を下す。情報伝達バス15は双方向の情報伝達が可能
で、統合コントローラ14からの実行命令を各要素装置
に伝達する。統合コントローラ14は印刷の実行だけを
制御するのでなく、着色剤供給部2における着色剤の残
量,記録体供給部3における記録体の残量,消耗部品供
給部5における消耗部品の残量,汚損/悪性物質の処理
手段11におけるフィルタ等の交換部品の寿命,印刷後
記録体スタッカ8における印刷後記録体の残量等を管理
し、補給,交換,排出作業が必要か否かを判断し、作業
が必要であると判断すると各要素装置に作業指令を発報
する。さらに、必要であればそれをオペレータ,サービ
スマンあるいはユーザに知らせる措置をとる。
【0031】このシステムではオペレータ等は別室又は
遠隔地におり、統合コントローラ又はメインフレームか
ら管理情報を受信し、それを表示パネル等の報知手段を
用いて監視できる様にすることも可能である。前述のよ
うに遠隔監視することができるシステムにすれば、複数
の印刷システムを1ヵ所で少ない人数で管理できという
効果がある。
【0032】また、統合コントローラ又はメインフレー
ムに報知手段(表示パネルや音声報知装置)を設けて、
各装置の監視を行い必要があれば消耗品の供給部等に該
当する部品を補給するようにシステムを構成することも
可能である。さらに、その装置に設けた入力手段(キー
ボード,マウス等)を用いて作業指示の変更等ができる
ようにシステムを構築することも可能である。
【0033】さらに統合コントローラ14は、一連の流
れについて入出量管理を行い、流れが妨げられないよう
に制御を行う。例えば後処理装置9の処理速度と記録ス
テーション1の実効印刷速度および印刷後の記録体スタ
ッカ8における印刷後記録体量の管理を行い、もし印刷
後の記録体スタッカ8の容量を超えることが予測されれ
ば、記録ステーション1の実効印刷速度を低下させる措
置をとる。これ以外にも、再生手段13の処理速度と排
着色剤回収手段12における排着色剤入出量および着色
剤搬送手段の流量の管理および制御等、本システムにお
ける全ての流れ管理および制御を行う。
【0034】次に、着色剤,記録体,消耗部品,汚損物
質,悪性物質の本システム内での動きについて説明す
る。
【0035】まず、着色剤の補給について説明する。記
録ステーション1に設置された複数台の電子写真記録装
置は、カラー印刷のため色(通常イエロ,シアン,マゼ
ンダ,黒の4色)毎に現像器を有している。各現像器に
はトナー量を検出する検出器が設けられており、この検
出器の検出結果は各電子写真記録装置に設けられた記録
制御部に送られ、ここで、トナーの補給の要否を判断す
る。また、前述の記録制御部では印刷状態を監視し各機
器の制御を行う他、各機器の状態を監視しその結果を統
合コントローラに伝達する機能を有する。着色剤補給部
にトナー又は現像剤の量が不足していると判定された場
合、統合コントローラの報知装置を介してオペレータに
補給指示が発せられる。トナーあるいは現像剤の補給が
必要である旨知らされたオペレータは電子写真記録装置
用の粉体状のトナーあるいは現像剤を着色剤供給部2に
充填する。これらのトナーあるいは現像剤は供給材搬送
手段6の着色剤搬送手段を通って記録ステーション1に
向かって搬送され記録ステーション1にて各々の記録装
置に分配され印刷に供される。ここで、着色剤搬送手段
はパイプの内部に螺旋状のスクリューが組み込まれたも
ので、スクリューの回転により粉体状トナーあるいは現
像剤が搬送される仕組みになっている。先ず、トナーの
補給について述べる。前述のように、各々の記録装置に
設けられている現像器内部のトナーホッパ中のトナー量
情報を、記録制御部から絶えず情報伝達バス15を経由
して統合コントローラ14に送る。統合コントローラ1
4は複数台の記録装置から送られた情報を総合して補給
トナーの補給流量を判断し、着色剤搬送手段の一定時間
におけるスクリューの回転頻度を設定し、この設定値に
基づいて、上記スクリューの回転命令を情報伝達バス1
5を経由して着色剤搬送手段に下す。これにより、適切
な量のトナーが記録ステーション1に搬送される。記録
装置へのトナーの分配に際しては、各々の記録装置の必
要トナー量を管理している統合コントローラ14からの
分配命令に基づき分配が行われる。次に現像剤の補給に
ついて述べる。各記録装置は現像剤の寿命(キャリアの
帯電状態から寿命を判断する)までの残り印刷量につい
ての情報(現像剤寿命残印刷量情報)を絶えず情報伝達バ
ス15を経由して統合コントローラ14に送る。統合コ
ントローラ14は各々の記録装置から送られた現像剤寿
命残印刷量情報に基づいて補給すべき記録装置を判断
し、これに基づき、先ず当該の記録装置の印刷を一時休
止させ、その記録装置の現像剤を排出させて、排出搬送
手段10の汚損物質搬送手段に乗せる。この後、直ちに
着色剤供給部2より着色剤搬送手段を経由して当該の記
録装置に所定の量の現像剤が補給される。その際、補給
現像剤の所定量に基づいて着色剤搬送手段のスクリュー
の回転時間が設定されており、この設定値に基づいて上
記スクリューの回転命令を情報伝達バス15を経由して
着色剤搬送手段に下す。上記の着色剤搬送手段は機械的
な搬送装置で説明したが、この他に空気流を用いてパイ
プ内を搬送する方法も考えられる。この方法の場合、分
岐部に弁を設け一つ一つの現像器に時分割でトナー、又
は現像剤を搬送することになり、風量の制御によって所
望の搬送量を搬送するものであるが、先のスクリュー式
の搬送方式に比べて制御が難しいが、消耗部品としては
分岐部の弁程度であり構成は比較的簡単であるという特
徴を有する。
【0036】次に、記録体(記録用紙)の補給に関して
説明する。統合コントローラ14は記録ステーション1
の記録装置から、記録紙の補給が必要である旨の信号が
発せられると記録体供給部3に補給用の記録紙があるか
否を判断し、記録紙が無い場合報知手段によってオペレ
ータに記録紙を記録体供給部3に補充するよう報知す
る。報知器によって記録紙の補充が必要である旨を知ら
されたオペレータは、記録紙を記録体供給部3に充填す
る。充填された記録紙は記録体搬送手段4を通って記録
ステーション1に向かって搬送され、記録ステーション
1にて要求の有った記録装置まで運ばれる。記録装置ま
で運ばれた記録用紙は、記録装置に設けられている記録
体装填手段にて印刷可能な状態にセットされる。この記
録体装填手段は、前後に伸び縮みするアームを備え、上
下に移動可能なリフタとロボットハンドからなり、記録
体搬送手段4(例えばベルトコンベア又は回転ローラ等
で構成されている)により搬送されてきた記録紙は、前
記アームにより記録体搬送手段4から記録装置内に取り
込まれ、ロボットハンドにより記録装置の記録紙搬送ロ
ーラにセットする。セットが完了するとセット完了信号
が記録装置の記録制御部に発せられ、印刷が開始され
る。なおここでは、記録体装填装置で記録紙を記録装置
にセットする装置としてロボットハンドを例に上げて説
明したが、エアーの吸引力を利用したセット装置等も考
えられ、ロボットハンドに限定されるものではない。
【0037】各々の記録装置は装置内部の記録紙の残量
情報を記録制御部から絶えず情報伝達バス15を経由し
て統合コントローラ14に送る。統合コントローラ14
は各々の記録装置から送られた記録紙の残量情報と、メ
インフレーム16からの印刷情報および印刷命令とを照
合して記録紙を補給すべき記録装置と記録紙の種類と量
を判断し、これに基づき記録体供給部3から記録体搬送
手段4に当該の種類および量を満たす記録紙を乗せる。
これにより、適当な記録紙が記録ステーション1に搬送
され、既に決まっている記録装置へと記録紙が分配さ
れ、記録装置に内蔵された記録体装填手段によって印刷
可能状態にセットされる。一方、印刷が終了した記録紙
は、メインフレーム16からの印刷情報の記録紙裁断仕
様に基づいた統合コントローラ14からの命令に従って
記録装置に内蔵されている印刷後記録体裁断手段により
所定の形状に裁断される。ただし、これは印刷情報が裁
断を必要とした場合にのみ行われる。その後、記録紙は
記録装置に内蔵されている印刷後記録体取出手段により
印刷後記録体搬送手段7に乗せられ、印刷後記録体スタ
ッカ8を経由して、後処理装置9に送られる。後処理が
終了した記録紙は本システムの外に排紙される。印刷後
記録体搬送手段7はベルトコンベア又は、回転ローラ等
で構成されている。後処理装置9は印刷物の分類,ホチ
キス止め,製本,捺印機能を持ち、どの印刷後記録体に
どのような後処理を行うか、あるいは、行わないかは全
てメインフレーム16からの印刷情報の後処理仕様に基
づいて統合コントローラ14が命令する。印刷後記録体
スタッカ8は後処理待ちの記録紙を一時的に保管する。
ただし、後処理を必要としない記録紙は印刷後記録体ス
タッカ8から直接本システムの外に排紙される。記録体
スタッカ8あるいは後処理装置9から本システムの外に
排紙された記録紙は配送などの次工程に送られる。な
お、本実施例では、配送などの次工程を本システム内に
組み込んではいないが、これらの工程をシステム内に組
み込んでも差し支えない。前述の説明では各記録装置に
装着されている記録体の量を記録装置側からの情報に基
づいて判定していたが、当然のことではあるが統合コン
トローラ14は各記録装置に印刷の指令を出しているた
め、統合コントローラ14側でこれまでの印刷指令によ
る記録体の消耗量を知ることができ、記録装置からの情
報をもらわずに、統合コントローラ14の判断で記録体
の補充指令を出すことも可能である。このように構成す
れば情報伝達バス15に流れる情報量を少なくでき処理
の高速化を図ることができる。
【0038】次に、消耗部品の交換に関して説明する。
ここで述べる消耗部品とは、電子写真記録装置では感光
体や清掃器、又は定着器(ヒータ)や帯電器等の電気部
品を指している。各々の記録装置では装置内部の複数箇
所に存在する複数種類の消耗部品それぞれについて消耗
部品の寿命までの残り印刷量についての情報(消耗部品
寿命残印刷量情報)を絶えず記録制御部で収集し、情報
伝達バス15を経由して統合コントローラ14に送る。
統合コントローラ14は各々の記録装置から送られた消
耗部品の寿命や残印刷量情報等に基づいて、補給すべき
記録装置と消耗部品の種類を判断し、これに基づき、先
ず当該の記録装置の印刷を一時休止させ、当該消耗部品
取り外し手段を作動させて、当該の寿命に至った消耗部
品(寿命消耗部品)を取外させ、排出搬送手段10の寿
命消耗部品搬送手段に乗せ、消耗部品供給部5に戻す。
消耗部品供給部5では寿命消耗部品のうち簡単な清掃操
作程度で再利用可能なものについては再生作業が自動的
に行われ、再び新規消耗部品として記録装置への使用に
供されるべく消耗部品供給部5にて保管される。それ以
外の寿命消耗部品は本システムの外に廃棄される。一
方、交換すべき当該の新規消耗部品は供給材搬送手段6
の消耗部品搬送手段を通って記録ステーション1に向か
って搬送され記録ステーション1にて各々の記録装置に
分配され印刷に供される。ここで、消耗部品搬送手段は
ベルトコンベア等から成る。消耗部品供給部5から消耗
部品搬送手段に当該の種類を満たす新規消耗部品を乗せ
る。これにより、適当な新規消耗部品が記録ステーショ
ン1に搬送され、既に決まっている記録装置へと新規消
耗部品が分配される。当該の記録装置では記録装置に内
蔵の消耗部品装着手段が統合コントローラ14からの命
令に基づき新規消耗部品を装着した後、一時休止されて
いた印刷が再び開始される。また、消耗部品供給部5に
おける新規消耗部品の不足は統合コントローラ14から
の命令に基づきオペレータに知らされ、消耗部品の補給
が必要である旨知らされたオペレータは当該の消耗部品
を消耗部品供給部5に充填する。
【0039】次に、汚損物質の処理について説明する。
汚損物質とは記録装置内部の空間に飛散する非記録トナ
ーや紙粉,記録装置内部の清掃工程において清掃される
非記録トナーや紙粉,記録装置内部で寿命に至った現像
剤(寿命現像剤)である。記録装置内部で回収された汚
損物質は排出搬送手段10の汚損物質搬送手段へと導か
れる。この回収は記録装置内部の雰囲気を吸引すること
によって行われる。この空気吸引は、定着装置による温
度上昇を防止するための冷却風を利用して常時行うこと
ができる。また、図1に示す、排着色剤回収手段12に
取り付けられた吸引ブロアを動力源として行うこともで
きる。ここでは、排着色剤回収手段12による場合につ
いて説明する。すなわち、汚損物質搬送手段は空気ダク
トであり、搬送方法は気流搬送である。記録装置内部の
空間に飛散する非記録トナーや紙粉は容易に回収され
る。また、清掃工程において排出された非記録トナーや
紙粉については清掃工程のブラシのハウジングが記録装
置内部に伸びた吸引ダクトに直結しており、これにより
汚損物質搬送手段に排出させることができる。寿命現像
剤についても記録装置内部の現像機の開閉可能な現像剤
排出口が記録装置内部に伸びた吸引ダクトに直結してお
り、現像剤排出口が開状態の時、汚損物質搬送手段に排
出させることができる。現像剤排出口の開時期は上述
(着色剤補給説明)した通りである。排着色剤回収手段1
2の入口にはサイクロンフィルタが設けられており、サ
イクロンフィルタにより回収された汚損物質が排着色剤
回収手段12に収納される。排着色剤回収手段12に収
納された汚損物質は再生手段13に送られ、ここで、紙
粉,トナー,キャリアに分別され、このうち紙粉は本シ
ステムの外に廃棄される。トナーはそのまま再利用が可
能なので、着色剤供給部2へ送られ再び印刷に供され
る。キャリアは再生手段13に内蔵された高温炉にて加
熱され、キャリアを寿命に至らしめたキャリア表面に融
着したトナー(スペントトナー)を燃焼排除することに
より再生した後、着色剤供給部2へ送られ再び印刷に供
される。
【0040】次に、悪性物質の処理について説明する。
上述(汚損物質処理説明)の汚損物質搬送手段の気流に
は記録装置内部のオゾン等の悪性物質も同時に吸引され
ている。排着色剤回収手段12入口のサイクロンフィル
タの排気空気は厳密に言えば悪性物質と空気の混合気体
である。このサイクロンフィルタ排気空気は悪性物質処
理手段11に送られ、ここで無害な空気に処理され本シ
ステムの外に排気される。悪性物質処理手段11はオゾ
ンやその他の有害な気体状物質(悪性物質)を吸着する
活性炭から成るフィルタである。
【0041】以上述べた実施例1によれば、複数台の記
録装置に対して一括して着色剤を供給することができ
る。複数台の記録装置に対して一括して記録体を供給し
装填することができる。複数台の記録装置に対して一括
して消耗部品を供給し装着することができる。印刷後記
録体の裁断,取出手段,印刷後記録体搬送手段により複
数の記録装置から自動的に一つの後処理手段へ印刷後記
録体を供給することを可能にする。複数の記録装置から
一つの寿命消耗部品の廃棄,回収,再生装置に運搬する
ことを可能にし、そこで一括して寿命消耗部品の処理を
行うことができる。複数の記録装置から一つの汚損物質
の廃棄,再生装置に運搬することを可能にし、そこで一
括して汚損物質の処理を行うことができる。複数の記録
装置から一つの悪性物質の無害化装置に運搬することを
可能にし、そこで一括して悪性汚損物質の処理を行うこ
とができる。したがって、オペレータの作業量を大幅に
低減できるため記録装置の稼働に要するオペレータの人
数を低減することができる。また、記録装置の運転環境
を低コスト,低作業量にて良好に保つことができる。次
に、本発明の他の実施例を図2を用いて説明する。
【0042】図2は本発明の印刷システムの記録ステー
ションの斜視図である。着色剤,消耗部品,汚損物質,
悪性物質等の物品、およびシステム稼働のための情報の
流れは実施例1と同様である。101は大規模印刷ユニ
ット、102は物品エレベータ、103は物品給排部、
104は第一色着色剤補給ダクト、105は第二色着色
剤補給ダクト、106はメインコンベア、107はブラ
ンチコンベア、108は製本/後処理装置、109はオ
ゾン吸引ダクト、110は警報発信装置である。
【0043】大規模印刷ユニット101は実施例1で説
明した記録装置を複数台統合した電子写真印刷装置であ
る。本実施例では大規模印刷ユニット101は一ユニッ
ト当たり3台の電子写真印刷プロセスを内蔵している。
これにより、一つの記録体に対して複数の電子写真印刷
プロセスを稼働させる運転を行うことができるようにな
るため、先の実施例1に比べて多色印刷や両面印刷のス
ピードが格段に向上できるものである。また、実施例1
と同様に、大規模印刷ユニット101の各々の電子写真
印刷プロセスにはそれぞれ、記録体装填手段,消耗部品
装着手段,寿命消耗部品取外し手段,印刷後記録体裁断
手段,印刷後記録体取出手段が組み込まれている。印刷
前記録体,新規消耗部品の供給物品は物品エレベータ1
02に乗せられ所定の物品給排部103から大規模印刷
ユニット101内部に供給される。印刷後記録体,寿命
消耗部品等の排出物品は物品給排部103から大規模印
刷ユニット101の外に排出され、物品エレベータ10
2を経由して排出経路(本実施例では、ブランチコンベ
ア107)に乗せられる。なお、一つの物品エレベータ
102が二つの物品給排部103の給排を賄う場合も有
り、本実施例でも図2の紙面に対して最右の物品エレベ
ータ102がこの場合にあたる。
【0044】第一色着色剤補給ダクト104および第二
色着色剤補給ダクト105は実施例1で説明した着色剤
搬送手段と同様の機能を有する。本実施例では、第一色
着色剤補給ダクト104は黒色のトナーやこれに対応し
た現像剤およびキャリアを搬送する。本実施例では多色
印刷を行うため、第二色着色剤補給ダクト105をも設
けており、黒色以外の色調のトナーやこれに対応した現
像剤およびキャリアを搬送する。
【0045】メインコンベア106およびブランチコン
ベア107は実施例1で説明した記録体搬送手段4およ
び印刷後記録体搬送手段7,消耗部品搬送手段,寿命消
耗部品搬送手段と同様の機能を有する。メインコンベア
106の上流から供給された記録体や新規消耗部品は必
要に応じてブランチコンベア107に分岐配送され必要
な電子写真印刷プロセスに搬送される。また、印刷後記
録体や寿命消耗部品はブランチコンベア107に乗せら
れた後、メインコンベア106に合流され、メインコン
ベア106の下流方向へ搬送され、実施例1で説明した
のと同様、それぞれの物品に必要な処理が施される。こ
こで、製本/後処理装置108は実施例1で説明した後
処理装置9にあたる。メインコンベア106に合流され
た物品のうち印刷後記録体には、ここで印刷物の分類,
ホチキス止め,製本,捺印等の必要な処理が施される。
なお、上記供給,排出,処理に関する制御は実施例1で
説明したと同様統合コントローラ14の管理下に置かれ
ている。本実施例の印刷システムでは実施例1で説明し
た印刷後記録体スタッカ8を有しない。従って、メイン
コンベア106の搬送量そのものが把握され、その搬送
量が搬送容量を超えないよう大規模印刷ユニット101
の印刷速度が管理される。
【0046】オゾン吸引ダクト109は実施例1で説明
した汚損物質搬送手段と同様の機能を有し、電子写真プ
ロセスから発生したオゾンや浮遊未記録トナーおよび紙
粉等の汚損物質および悪性物質を、実施例1と同様の要
素装置(排着色剤回収手段12、次いで悪性物質処理手
段11)まで吸引空気搬送する。
【0047】警報発信装置110は実施例1で説明した
情報伝達バス15の大規模印刷ユニット101との入出
力部にあたる。本実施例では、統合コントローラ14と
の情報のやり取りは無線にて行われる。
【0048】以上述べた実施例2によれば、実施例1と
同様の効果が得られるのみならず、多色印刷や両面印刷
など多様な印刷形式にも対応できかつ処理の高速化を図
ることができるという効果が得られる。
【0049】次に本発明の他の実施例を図3を用いて説
明する。
【0050】図3は本発明の印刷システムの大規模印刷
ユニットの断面側面の模式図である。
【0051】111は記録紙、アルファベット添字付き
の番号112は感光体ドラム、同じく113は現像装
置、同じく114は帯電装置、同じく115は露光工
程、同じく116は清掃装置、同じく117は転写装
置、同じく118は定着装置、同じく119は給紙ホッ
パ、同じく120は排紙スタッカ、同じく121は裁断
装置である。図3中のその他の番号は図2と同様の要素
装置を指す。本実施例の大規模印刷ユニットには3式の
電子写真印刷プロセスを内蔵しており、図3の紙面中央
に位置するプロセスをプロセスa,左側に位置するプロ
セスをプロセスb,右側に位置するプロセスをプロセス
cと呼ぶ。上記の要素装置番号に付けられた添字のアル
ファベットはプロセスに付けられたアルファベットに対
応しており、装置がどのプロセスに属するかを示すもの
である。
【0052】各々のプロセスは電子写真プロセスにて印
刷を行うものである。感光体ドラム112表面に帯電装
置114により一様に電荷を与え帯電させた後、露光工
程115にて光を画像状に照射する。感光体ドラム11
2は光が照射されると、照射前には絶縁体であった表面
が光照射部分のみ導電体に変化して、保持していた電荷
が逃げる。こうして、画像状の電荷潜像ができ上がる。
一方、現像装置113ではキャリアとの摩擦によりトナー
が帯電されている。感光体ドラム112表面の電荷潜像
に上記トナーを接触させると、先に光が照射された低電
荷部分にのみトナーとのクーロン力が大きく作用して、
その結果トナーが現像装置113から感光体ドラム11
2表面に移動する。こうして、感光体ドラム112表面
にトナーによる顕像ができ上がる。次に、転写装置11
7はトナーと逆極性の電場を形成し、この電場の作用に
より、感光体ドラム112表面のトナーを記録紙111
に移動させる。この転写工程では、全ての感光体ドラム
112表面のトナーが記録紙111に移動する訳ではな
く、若干のトナーは感光体ドラム112表面に残され
る。残されたトナーは清掃装置116により、感光体ド
ラム112表面から清掃除去される。一方、転写装置1
17を通過した記録紙111表面のトナー画像は、この
時点では未定着状態にある。次に、未定着トナーを乗せ
た記録紙111は定着装置118に搬送される。定着装置
118は表面のトナーを加熱融解させることにより未定
着トナーを記録紙111表面に定着させる。ところで、
定着装置118は所定温度に加熱されたヒートロールと
ヒートロールを支持するバックアップロールと呼ばれる
2本の圧接回転ローラの圧接部に未定着トナーを乗せた
記録紙111を挿通することにより加熱を行う。
【0053】本実施例の各々の電子写真印刷プロセスは
それぞれ独立して稼働することができる。その場合、プ
ロセスaでは、給紙ホッパ119aを出た記録紙111
は転写装置117aを経由して排紙スタッカ、120a
に至る。また、プロセスbでは、給紙ホッパ119bを
出た記録紙111は転写装置117bを経由して排紙ス
タッカ120bに至る。プロセスcもこれと同様であ
る。
【0054】本大規模印刷ユニットでは、2色印刷を行
うことができる。その際、プロセスaとプロセスbが併
用される。給紙ホッパ119aを出た記録紙111は転
写装置117aにて第1色トナー画像を記録紙111上
に作像され、定着装置118aには向かわず、これに対応し
た第2色目画像の形成が行われているプロセスbの転写
装置117bに向かう。ここで、記録紙111上に第2
色目画像が作像される。この時点では、第1色,第2色
トナーとも未定着状態にあり、次に定着装置118bに
おいて同時に定着が行われて、排紙スタッカ120bに
至る。この間、プロセスcは休止する必要はなく、独立
して他の画像情報を印刷することが可能である。また、
プロセスaにおいて第2色トナーを作像し、プロセスb
において第1色トナーを作像する2色印刷方式をとるこ
とも可能である。
【0055】本大規模印刷ユニットでは、記録紙111
の両面に印刷を行うことができる。その際、プロセスa
とプロセスcが併用される。給紙ホッパ119aを出た
記録紙111は転写装置117aにてトナー画像を記録
紙111の第1面上に作像され、定着装置118aには
向かわず、これに対応した第2面画像の形成が行われて
いるプロセスcの転写装置117cに向かう。ここで、
記録紙111のプロセスaにて先に印刷された第1面の
裏面である第2面上に第2面画像が作像される。この時
点では、第1面,第2面ともトナーは未定着状態にあ
り、次に定着装置118cにおいて、両面同時定着が行
われて、排紙スタッカ120cに至る。この間、プロセ
スbは休止する必要は無く、独立して他の画像情報を印
刷することが可能である。ところで、定着装置118c
は両面同時定着を行う必要からヒートロールおよびバッ
クアップロールの両者共加熱される。
【0056】既に実施例1および2でも述べたが、第一
色着色剤補給ダクト104,第二色着色剤補給ダクト1
05の末端はそれぞれの電子写真印刷プロセスの現像装
置113a,b,cに接続されており、必要に応じて適
当な着色剤を補給する。また、オゾン吸引ダクト109
の末端はそれぞれの電子写真印刷プロセスの帯電装置1
14a,b,cの直上方に位置しており、各プロセスから
発生したオゾンや浮遊未記録トナーおよび紙粉等の汚損
物質および悪性物質を吸引空気搬送する。オゾン吸引ダ
クト109の末端位置が帯電装置114の直上方に配置
されている理由は、帯電装置114から最も多くのオゾ
ンが発生するからである。また、それぞれの排紙スタッ
カ121a,b,cには裁断装置121a,b,cが備
えられており、必要に応じて記録紙111の裁断が行わ
れる。記録紙111の印刷裁断終了後の動きは実施例2
と同様である。
【0057】なお、上記印刷,裁断,補給,搬送に関す
る制御は実施例1で説明したと同様統合コントローラ1
4の管理下に置かれている。
【0058】以上述べた実施例3によれば、実施例1お
よび実施例2と同様の効果が得られるのみならず、多色
印刷や両面印刷など多様な印刷を行いながらも、一方で
は独立して他の画像情報による印刷にも対応できるとい
う効果が得られる。また、多色印刷や両面印刷の場合、
定着工程を一回で済ませることができるので、電力の節
約に効果を奏する。
【0059】次に、複数の記録ステーションの管理,制
御に関する実施例について説明する。本実施例は印刷シ
ステムの信頼性を向上させるための制御についてのもの
であり、図4および図5を用いて説明する。
【0060】図4は本実施例の記録ステーションの斜視
図であり、図5は、故障対処制御手順のフローチャート
である。
【0061】本システムは、記録ステーション1に複数
の大規模印刷ユニットが有る場合、その内の1台の大規
模印刷ユニットが故障や保守作業の為に使えなくなって
も、別の大規模印刷ユニットに記録を代行させることに
よって記録を継続させる為の制御である。
【0062】図4の本実施例の記録ステーションは図1
の記録ステーション1が、4台の大規模印刷ユニット1
001,1002,1003,1004を備えたものと
同一のシステムである。この場合、例えば大規模印刷ユ
ニット1001でJOB1の印刷情報を記録中に装置の
部品が故障して、例えばギアの破損が生じて、記録が継
続できなくなったとする。この故障に対処する制御につ
いて説明する。この故障は、記録ステーション1から情
報伝達バス15を経由して、統合コントローラ14に伝
達される。統合コントローラ14は、記録ステーション
1のそれぞれの大規模印刷ユニットの状態を監視してお
り、大規模印刷ユニット1001の故障を検知すると、
JOB1の記録を他の大規模印刷ユニット1002,1
003,1004の何れかで代行させるようにする。し
かし、他の大規模印刷ユニットが他のJOBの印刷情報
を記録中であれば、その記録が終了してからJOB1の
記録を代行させる。また、この場合、他の大規模印刷ユ
ニットの記録が終了する前に、故障が発生した大規模印
刷ユニット1001の故障が解消されれば、その装置で
JOB1の記録を再開する。
【0063】以上の故障対処制御手順をまとめると図5
のようになる。故障が発生すると、先ず判定処理750
2でその故障が解消されたか判定する。この判定処理75
02は、故障の発生直後にはほとんど必要ないのである
が、以下で説明するように途中で故障が解消される場合
があった時に故障が発生した記録装置で記録を再開させ
るために必要な判定処理である。この判定処理7502
で故障が解消されていないと判定されると、判定処理7
503で他の大規模印刷ユニットの状態を調べて記録を
行っていない空き状態の大規模印刷ユニットの有無を判
定して、空き状態の大規模印刷ユニットが有る場合には
処理7504でその空き状態の記録装置で記録を代行さ
せ、空き状態の大規模印刷ユニットが無い場合には、ど
れかの記録装置が空き状態となるまで、判定処理750
2,7503を繰り返すループを実行する。このループ
の実行中に、故障が発生した大規模印刷ユニットの故障
が解消されると、判定処理7502から処理7505に
分岐して故障が解消された大規模印刷ユニットで記録を
再開し、他の大規模印刷ユニットが空き状態になった場
合には処理7504でその大規模印刷ユニットで記録を
再開する。以上の制御手順によって、故障が発生した場
合であっても記録の継続が可能となる。
【0064】これは、故障した場合について説明した
が、保守作業によって記録ステーション1の一部の大規
模印刷ユニットが使えなくなった場合も同じである。
【0065】以上のように制御することによって、記録
ステーション1の複数の大規模印刷ユニットの内、一部
の記録装置に故障が発生してもその記録を他の大規模印
刷ユニットで代行して継続できるので、信頼性の高い印
刷システムを実現することができる。なお、本実施例で
は、記録ステーションにおける大規模印刷ユニット間の
代行印刷制御について説明したが、大規模印刷ユニット
における各電子写真プロセスについても同様の代行印刷
制御を行うことができる。
【0066】本実施例では、電力消費を低減しつつ、記
録の即応性を高めるための制御について図1を用いて説
明する。
【0067】記録ステーション1を構成している電子写
真記録装置では、トナー像を紙等の記録媒体に定着する
ために、実施例3で説明したように、ヒートロール定着
機を用いている。定着を確実に行うためには、そのヒー
トロールの温度を所定の温度まで高める必要があり、そ
の温度に達するまでは記録は開始されない。これでは、
印刷情報を統合コントローラ14に送ってから記録結果
が得られるまでに待たされることになる。待たされるこ
とが無いようにするためには、ヒートロールを常に所定
の温度に保持制御しておく方法が考えられるが、記録ス
テーション1の電子写真装置全部についてそのような制
御を行ったのでは、電力消費量が多くなってしまう。そ
こで次のように記録ステーション1の制御を行う。
【0068】先ず、第1の制御方法は、記録を行ってい
ない待機時には複数ある電子写真記録装置の内の一つの
装置のみヒートロールを定着に必要な所定の温度に制御
しておく方法である。そして、メインフレーム16が印
刷情報を統合コントローラ14に送ると、統合コントロ
ーラ14は記録ステーション1の内でヒートロールの温
度を定着に必要な所定の温度に保持制御してある電子写
真記録装置にその印刷情報の記録を実行させる。この制
御によって、直ちに記録を開始することが可能となり、
しかも電力消費量を低く抑えることができる。
【0069】第2の制御方法は、記録ステーション1の
全ての電子写真記録装置のヒートロールの温度を統合コ
ントローラ14で常に監視しておき、定着に必要な所定
の温度に最も近い温度または最も短時間でその温度まで
温度を上げることができるヒートロールを備えた電子写
真記録装置を選択する方法である。この方法は、いち早
く記録が可能になる電子写真記録装置を選ぶことになる
ので、第1の制御方法と同様に記録の開始を早めること
ができる。また、この制御によればヒートロールの温度
を所定の温度に上昇させる為に必要な電力消費量が最も
少なくなる。
【0070】以上の制御によって、電力消費量を低減し
つつ、記録の即応性を高めることが可能となる。
【0071】次に本発明の他の実施例を説明する。
【0072】本実施例では、記録ステーション1として
図3の大規模印刷ユニットを複数備えた図4に示すシス
テム配置の印刷システムで多様な印刷を実行する場合に
ついて説明する。大規模印刷ユニットを複数用い、1つ
の大規模印刷ユニットで第1の印刷情報が記録された記
録媒体を、搬送装置で別の大規模印刷ユニットに送り、
その大規模印刷ユニットで、第1の印刷情報が記録され
た記録媒体に第2の印刷情報を記録することによって、
複数の印刷情報を記録媒体に記録できる。図3の大規模
印刷ユニットは3組の電子写真印刷プロセスで構成され
ており、この組合せによってユニット単体で、単色印
刷,2色印刷,両面印刷が可能となっている。この大規
模印刷ユニットを複数用いることによって、上記印刷の
他に、両面2色印刷,3色印刷等を可能とする。これ
は、大規模印刷ユニットを2台用いることによって実現
できる。
【0073】両面2色印刷の場合は、先ず図4の大規模
印刷ユニット1101で片面に2色印刷を行う。この印
刷が終了した記録媒体はブランチコンベア1201から
メインコンベア1200に搬送され、次にブランチコン
ベア1202に搬送され、大規模印刷ユニット1102
に送る。この大規模印刷ユニット1102で、まだ印刷
されていない面に2色印刷を行うことによって両面2色
印刷できる。3色印刷の場合は、大規模印刷ユニット1
101の印刷色とは異なる色で印刷できる大規模印刷ユ
ニットを選択して、そこに2色印刷が終了した記録媒体
を送り、同じ面に3色目の印刷を行うことによって3色
印刷ができる。
【0074】同様にして、大規模印刷ユニット110
3,1104が大規模印刷ユニット1101,1102
と異なる色で印刷できるようしておくことによって、両
面3色印刷,4色印刷,両面4色印刷等が可能となる。
【0075】図6に制御装置の概略構成を示す。本図
は、前述の図2や図5のシステム構成における制御装置
の構成を示したものである。
【0076】メインフレーム(主コンピュータ)16で
は、印刷すべき情報を作成したり、他の装置からの印刷
情報受信し、統括コントローラ14に送信する。統括コ
ントローラ14は、メインフレーム16からの印刷情報
を入出力部14aにて受信すると共に、各印刷ユニット
に設けられたユニット制御装置1YA,…,1YMから
各ユニットの状態を管理情報として入出力部14bにて
受信する。なおここで、メインフレームは1台しか図示
していないが、複数台のメインフレームが通信ネットワ
ークで接続されていてもよい。受信されたメインフレー
ムからの印刷情報は、印字情報記憶部14eに一旦記憶
される。さらの統括コントローラ14内の管理制御部1
4cで各ユニットが行っている作業の状態を作業管理デ
ータ記憶部14fから受取り、前記印字情報種類や量か
らどのユニットに送られてきた印字情報処理させるかを
判断する。さらに、統括コントローラ14では,各ユニ
ット内の記録装置の消耗部品の情報をユニット制御装置
1YA,…,1YMを介して受取り、部品データ管理部
14dに記憶しておく。管理制御部は、この部品データ
管理部14dに記憶された管理データに基づいて各記録
装置の部品の寿命や補給の要否を判断し、補給の必要が
有れば各補給機構やユニット制御装置に補給指令を発信
する。
【0077】さらに、外部から部品の供給が必要である
と判断した場合(消耗部品供給部に該当する供給部品が
無い場合)報知装置によりその旨をオペレータ等に知ら
せる。
【0078】ユニット制御装置1YA,…,1YMは、
統括コントローラ14を小型にしたもので、統括コント
ローラからの印字情報を受信し、かつ、そのユニット内
の各記録装置に設けられている記録制御部1a…1nか
ら稼働情報,各部品の状態情報を受信して、印字上を処
理させる記録装置を決定し、その情報を該当する記録制
御部に送信する。また各記録装置の部品情報は管理デー
タとして整理し、管理データテーブルを作成して統括コ
ントローラに送信する。記録制御部は記録装置各部品の
状態、また印字状態を各検出器の検出情報として受け取
ると共に、その情報に基づいて各種機器の制御情報を作
成し制御指令を出すとともに、各部品の状態をユニット
コントローラに送信する。さらに、記録制御部では、印
字情報をドットデータ等に変化する作業等も行う。
【0079】このように階層的に制御系を構成すること
により、各制御装置の負担を軽くし処理の高速化を図る
ことができる他、制御系の再構築に際しても柔軟に対応
できシステムの拡張が容易である。
【0080】
【発明の効果】以上述べた本発明によれば、着色剤搬送
手段が一つの着色剤供給口から複数の記録装置に着色剤
を供給することを可能にするので、複数台の記録装置に
対して一括して着色剤を供給することができ、その結果
着色剤供給に関するオペレータの作業量を大幅に低減で
き、その結果オペレータの人数を低減することができる
という効果がある。
【0081】また、記録体搬送手段が一つの記録体供給
口から複数の記録装置に記録体を供給することを可能に
し、さらに、記録体装填手段は自動的に記録装置に記録
体を印刷可能状態に装填するので、複数台の記録装置に
対して一括して記録体を供給し装填することができ、そ
の結果、記録体の装填に関するオペレータの作業をなく
すことができ、オペレータの人数を低減することができ
るという効果がある。また、消耗部品搬送手段は一つの
消耗部品供給部から複数の記録装置に消耗部品を供給す
ることを可能にし、消耗部品装着手段は自動的に記録装
置に消耗部品を印刷可能状態に装着するので、複数台の
記録装置に対して一括して消耗部品を供給し装着するこ
とができ、その結果、消耗部品の装着に関するサービス
マンおよびオペレータの作業をなくすことができ、サー
ビスマンおよびオペレータの人数を低減することができ
るという効果がある。
【0082】また、印刷後記録体の裁断,取出手段,印
刷後記録体搬送手段は複数の記録装置から一つの後処理
手段へ印刷後記録体を供給することを可能にするので、
印刷後記録体の記録装置からの取出に関するオペレータ
の作業をなくすことができ、オペレータの人数を低減す
ることができるという効果がある。また、印刷後記録体
の裁断について後処理工程に要する作業量を大幅に低減
することができるという効果がある。
【0083】また、寿命消耗部品の取外しおよび搬送手
段は複数の記録装置から一つの寿命消耗部品の廃棄,回
収,再生装置に運搬することを可能にし、そこで一括し
て寿命消耗部品の処理を行うことができるようになるの
で、寿命消耗部品の取外しおよび処理に関するサービス
マンおよびオペレータの作業量を大幅に低減でき、その
結果サービスマンおよびオペレータの人数を低減するこ
とができるという効果がある。
【0084】また、汚損物質の回収手段および搬送手段
は複数の記録装置から一つの汚損物質の廃棄,再生装置
に運搬することを可能にし、そこで一括して汚損物質の
処理を行うことができるようになるので、汚損物質の清
掃および処理に関するオペレータの作業量を大幅に低減
でき、その結果オペレータの人数を低減することができ
るという効果がある。
【0085】また、悪性物質搬送手段は、複数の記録装
置から一つの悪性物質の無害化装置あるいは廃棄装置に
運搬することを可能にし、そこで一括して悪性汚損物質
の処理を行うことができるようになるので、記録装置の
運転環境を低コスト,低作業量にて良好に保つことがで
きるという効果がある。
【0086】さらに、制御系を階層的に構築することに
より、システムを柔軟に拡張できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷システムの全体構成及び作用を示
すブロック図である。
【図2】本発明の印刷システムの記録ステーションの斜
視図である。
【図3】本発明の印刷システムの大規模印刷ユニットの
断面側面の模式図である。
【図4】本発明の印刷システムの記録ステーションの斜
視図である。
【図5】本発明の印刷システムの故障対処制御手順のフ
ローチャートである。
【図6】本発明の制御系の構成例である。
【符号の説明】
1…記録ステーション、2…着色剤供給部、3…記録体
供給口、4…記録体搬送手段、5…消耗部品供給部、6
…供給材搬送手段、7…印刷後記録体搬送手段、8…印
刷後記録体スタッカ、9…後処理装置、10…排出搬送
手段、11…悪性物質処理手段、12…排着色剤回収手
段、13…再生手段、14…統合コントローラ、15…
情報伝達バス、16…メインフレーム、101…大規模
印刷ユニット、102…物品エレベータ、103…物品
給排部、104…第一色着色剤補給ダクト、105…第
二色着色剤補給ダクト、106…メインコンベア、10
7…ブランチコンベア、108…製本/後処理装置、1
09…オゾン吸引ダクト、110…警報発信装置、11
1…記録紙、112…感光体ドラム、113…現像装
置、114…帯電装置、115…露光工程、116…清
掃装置、117…転写装置、118…定着装置、119
…給紙ホッパ、120…排紙スタッカ、121…裁断装
置、1001,1002,1003,1004…大規模
印刷ユニット、1200…メインコンベア、1201,
1202,1203,1204…ブランチコンベア、7
502,7503…判定処理、7504,7505…処
理。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−80082(JP,A) 特開 平5−107847(JP,A) 特開 平5−590(JP,A) 特開 平5−131723(JP,A) 特開 平5−319646(JP,A) 特開 昭62−74859(JP,A) 特開 昭52−101104(JP,A) 特開 昭58−57962(JP,A) 特開 平1−299148(JP,A) 特開 昭59−48347(JP,A) 特開 平4−28652(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 29/38 B41F 33/00 B65H 43/00 G06F 3/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録体表面に着色剤を用いて画像を印刷す
    る少なくとも2台以上の記録装置と、前記各記録装置毎
    に稼働中に各記録装置内部に発生する汚損物質を回収す
    る回収手段と、前記記録装置の外部に前記汚物質を廃
    棄,再生する処理手段を少なくとも1つ設け、前記各記
    録装置から前記処理手段まで搬送する搬送手段を設け、
    前記搬送手段は前記記録装置の外部合流した後処理
    装置まで該汚損物質を搬送することを特徴とする印刷シ
    ステム。
  2. 【請求項2】請求項において、前記記録装置の異常を
    検出する検出手段を設け、前記制御装置が記録装置で記
    録体に画像を記録中に、該記録装置に異常等が発生して
    記録不能になった場合、他の記録装置で代行して記録す
    るように制御することを特徴とする印刷システム。
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