JP2008015261A - 画像形成装置及びこれに用いるフィルタ装置 - Google Patents

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南鎬 申
Shinji Masaki
慎治 正木
Masayoshi Nishida
正義 西田
Yoshihiko Ichikawa
与志彦 市川
Masayuki Okada
正幸 岡田
Masayuki Yamamiya
征之 山宮
Masayuki Toda
正之 遠田
Naochika Iida
直親 飯田
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Abstract

【課題】排気、吸気等を行う通気部に設置して使用されるフィルタの埃、紙粉等による目詰まりを、簡易な構成で、特に意識することなく適時に防止することができる画像形成装置及びこれに用いるフィルタ装置を提供する。
【解決手段】通気部(5)を備えた本体(10)の所定の部位に一定の移動動作を伴って装着される装着品(2)と、本体の通気部に設置されるとともに、その設置される位置に固定した状態で使用される固定フィルタ材(62)と、この固定フィルタ材の通気部の気流方向の少なくとも上流側に位置し且つ当該固定フィルタ材のフィルタ有効領域に対向させるように装着品(10)の移動動作に連動して未使用の部分を送り出すように設置される可動フィルタ材(63)を備えるフィルタ装置(6)と、このフィルタ装置に、装着品(10)の移動運動を可動フィルタ材(63)の動作のための動力に変換して伝達する動力変換伝達装置(7)とを有する。
【選択図】図2

Description

この発明は、主に、プリンタ、複写機その他の画像形成装置及びこれに用いるフィルタ装置に関するものである。
複写機、プリンタ等の画像形成装置においては、その本体の内部の温度が上昇することを防止する等の理由から内部の空気を外部に排気し、また、その排気する空気中に含まれる埃、粉塵、オゾン等の不要物をフィルタにより取り除くようにしていることが多い。また、その本体の内部に対してその本体外部から空気を取り込むようにするとともに、その取り込む空気中に含まれる埃、塵、紙粉等の不要物をフィルタにより取り除くようにしていることもある。
ところが、このような画像形成装置では、そのフィルタが使用期間の経過等の要因により埃塵等の集積によって次第に目詰まりを起こすようになり、かかる状態を放置していると、そのフィルタのもつ本来のフィルタ性能が低下し、しかも、その通気性能が低下して空気の排気効率も悪化してしまう。
これに対して従来においても、フィルタを適宜清掃する等の目的で、排気ファンとメッシュ部とを備えた排気部のメッシュ部にブラシ等を接触させる目詰まり除去機構を設け、そのメッシュ部の目詰まりを防止するように構成した画像形成装置が知られている(特許文献1)。その目詰まり除去機構としては、メッシュ部に隣接されるオゾンフィルタや専用の除去プレートにブラシを取り付けるとともに、そのオゾンフィルタや除去プレートをアクチュエータ又は手動によりメッシュ部に対して上下方向に移動させるものが示されている。
なお、画像形成装置に適用するものではないが、無端状ベルト等のように長尺状に形成したエアーフィルタを、そのフィルタの目詰まり状態を検出する検出手段からの情報に基づいて目詰まりの状態を判定し、目詰まりと判定したときに前記エアーフィルタの未使用部分が使用位置にくるように移動させるように構成したエアーフィルタの自動交換装置が知られている(特許文献2)。
特開平05−261229号公報 特開2001−113111号公報
しかしながら、この従来の画像形成装置では、オゾンフィルタを上下移動させる場合、そのオゾンフィルタを交換するまではメッシュ部の清掃が一度も行われることがなく、メッシュ部の目詰まりを適切な時期に行うことができるとはいい難いものであった。また、除去プレートを上下移動させる場合には、その上下移動させる時期が不明であり、このため、上下移動させる時期を検知するための手段やその検知結果を知らせるための手段を設けなければならず、メッシュ部の目詰まりを適時に、しかも意識せずに行うことができるとはいい難いものであった。
ちなみに、前記したエアーフィルタの自動交換装置は、長尺状に形成したエアーフィルタを電動式で回転駆動させるための機構が必要であり、しかも、そのフィルタの目詰まり状態を検出して判定するための手段を別途受ける必要もあることから、装置全体が複雑で大掛かりなものになったり高コストなものになりやすい。このため、画像形成装置に適用しにくいものであった。
この発明は、上述したような事情等に鑑みてなされたものであり、排気、吸気等を行う通気部に設置して使用されるフィルタの埃、紙粉等による目詰まりを、簡易な構成で、特に意識することなく適時に防止することができる画像形成装置及びこれに用いるフィルタ装置を提供するものである。
この発明(第1発明)の画像形成装置は、通気部を備えた本体と、この本体の所定の部位に一定の移動動作を伴って装着される装着品と、前記本体の通気部に設置されるとともに、その設置される位置に固定した状態で使用される固定フィルタ材と、この固定フィルタ材の前記通気部の気流方向の少なくとも上流側に位置し且つ当該固定フィルタ材のフィルタ有効領域に対向させるように前記装着品の移動動作に連動して未使用の部分を送り出すように設置される可動フィルタ材を備えるフィルタ装置と、このフィルタ装置に、前記装着品の移動運動を前記可動フィルタ材の動作のための動力に変換して伝達する動力変換伝達装置とを有することを特徴とするものである。
また、この発明(第2発明)の画像形成装置は、通気部を備えた本体と、この本体の所定の部位に一定の移動動作を伴って装着される装着品と、前記本体の通気部に設置されるとともに、その設置される位置に固定した状態で使用される固定フィルタ材と、この固定フィルタ材の前記通気部の気流方向の少なくとも上流側に位置し且つ当該固定フィルタ材のフィルタ有効領域に対向させて通過させるように前記装着品の移動動作に連動して循環移動する可動フィルタ材と、この可動フィルタ材のうち前記固定フィルタ材のフィルタ有効領域を通過した後の部分を清掃する清掃部材を備えるフィルタ装置と、このフィルタ装置に、前記装着品の移動運動を前記可動フィルタ材の動作のための動力に変換して伝達する動力変換伝達装置とを有することを特徴とするものである。
第1発明及び第2発明における装着品は、例えば、消耗品の消耗時期に応じて交換される交換カートリッジ、又は、画像が形成される用紙を収容する際に引き出し及び押し込み操作が行われる給紙カセットである。
一方、この発明(第3発明)の画像形成装置のフィルタ装置は、画像形成装置の本体の通気部に設置されるとともに、その設置される位置に固定した状態で使用される固定フィルタ材と、この固定フィルタ材の前記通気部の気流方向の少なくとも上流側に位置し且つ当該固定フィルタ材のフィルタ有効領域に対向させるように前記本体に一定の移動動作を伴って装着される装着品の移動動作に連動して未使用の部分を連続して繰り出す可動フィルタ材を備えることを特徴とするものである。
また、この発明(第4発明)の画像形成装置のフィルタ装置は、画像形成装置の本体の通気部に設置されるとともに、その設置される位置に固定した状態で使用される固定フィルタ材と、この固定フィルタ材の前記通気部の気流方向の少なくとも上流側に位置し且つ当該固定フィルタ材のフィルタ有効領域に対向させて通過するように前記本体に一定の移動動作を伴って装着される装着品の移動動作に連動して循環移動する可動フィルタ材と、この可動フィルタ材のうち前記固定フィルタ材のフィルタ有効領域を通過した後の部分を清掃する清掃部材を備えることを特徴とするものである。
第1発明の画像形成装置では、装着品の一定の移動動作が行われると、その移動動作に連動して動力変換伝達装置から動力が伝達されて可動フィルタ材の未使用部分が固定フィルタ材のフィルタ有効領域に対向するように繰り出される。
これにより、固定フィルタ材のフィルタ有効領域に対向する可動フィルタ材が装着品の移動動作に連動して未使用の部分に更新されるため、その可動フィルタ材の埃等による目詰まりが特に意識することなく容易且つ適時に防止されるようになり、その可動フィルタのフィルタ性能を維持することやそのフィルタ寿命を延ばすことができる。また、この可動フィルタ材の埃等による目詰まりが適切に防止されることにより、可動フィルタ材の通気部の気流方向の少なくとも下流側に位置する固定フィルタ材が埃等により目詰まりすることも容易且つ適宜に防止されるようになり、その固定フィルタのフィルタ性能を維持することもできる。
第2発明の画像形成装置では、装着品の一定の移動動作が行われると、その移動動作に連動して動力変換伝達装置から動力が伝達されて可動フィルタ材が固定フィルタ材のフィルタ有効領域に対向して通過するよう循環移動するとともに、その可動フィルタの固定フィルタ材のフィルタ有効領域を通過した後の部分が清掃部材により清掃される。
これにより、固定フィルタ材のフィルタ有効領域に対向する可動フィルタ材が装着品の移動動作に連動して清掃された部分に更新されるため、その可動フィルタ材の埃等による目詰まりが特に意識することなく簡易且つ適時に防止されるようになり、その可動フィルタのフィルタ性能を維持することができる。また、この可動フィルタ材の埃等による目詰まりの適切な防止により、この可動フィルタ材の通気部の気流方向の少なくとも下流側に位置する固定フィルタ材が埃等により目詰まりすることも簡易且つ適時に防止されるようになり、その固定フィルタのフィルタ性能を維持することもできる。
第1発明及び第2発明の画像形成装置における装着品が交換カートリッジである場合には、その交換カートリッジにおける消耗品の消耗時期に応じた交換時期が到来して交換作業が行われるため、そのときの交換カートリッジの交換動作に連動して上述したような可動フィルタ材の更新が容易かつ適時に行われるようになる。また、その装着品が給紙カセットである場合には、その給紙カセットに用紙を補給する時期が到来して補給作業が行われるため、そのときの給紙カセットの補給動作に連動して上述したような可動フィルタ材の更新が容易かつ適時に行われるようになる。
第3発明のフィルタ装置では、画像形成装置の通気部に装着した後、装着品の移動動作が行われると、その移動動作に連動して固定フィルタ材のフィルタ有効領域に対向する可動フィルタ材が未使用部分に更新される。
これにより、その可動フィルタ材の埃等による目詰まりが特に意識することなく容易且つ適時に防止されるようになり、そのフィルタ性能が維持される。また、この可動フィルタ材の埃等による目詰まりの適切な防止により、この可動フィルタ材の通気部の気流方向の少なくとも下流側に位置する固定フィルタ材の埃等による目詰まりも簡易且つ適時に防止されるようになり、そのフィルタ性能も維持される。
第4発明のフィルタ装置では、画像形成装置の通気部に装着した後、装着品の移動動作が行われると、その移動動作に連動して固定フィルタ材のフィルタ有効領域に対向する可動フィルタ材が清掃された部分に更新される。
これにより、その可動フィルタ材の埃等による目詰まりが特に意識することなく容易且つ適時に防止されるようになり、そのフィルタ性能が維持される。また、この可動フィルタ材の埃等による目詰まりの適切な防止により、この可動フィルタ材の通気部の気流方向の少なくとも下流側に位置する固定フィルタ材の埃等による目詰まりも簡易且つ適時に防止されるようになり、そのフィルタ性能が維持される。
[実施の形態1]
図1及び図2は実施形態1に係るプリンタ及びフィルタ装置を示すものであり、図1はその正面側から見たプリンタ内部の概要図、図2はその側面側から見たプリンタ内部の概要図である。この実施形態1に係るプリンタ1は、図1等に示すように、その支持フレーム、外装材等からなる筐体10の内部に画像を記録シートSに形成する画像形成部20、定着装置30、給紙装置40等が配置されている。
画像形成部20は、電子写真方式等を利用して所望の画像を作成する作像装置である。この画像形成装置20は、矢印で示す方向に回転する感光体ドラム22を有し、この感光体ドラム22の周囲に、感光体ドラム22を帯電する帯電装置23と、帯電された感光体ドラム22にプリンタ外部から入力される画像情報に基づく静電潜像を例えばレーザービーム等の露光により書き込む露光装置24と、感光体ドラム22上の静電潜像を対応する色成分の現像剤(トナー)により現像する現像装置25と、この現像で感光体ドラム22上に形成されるトナー像を記録シートSに転写させる転写装置26と、感光体ドラム22上に残留する残留トナーを清掃するクリーニング装置27等を設けたものである。
このうち感光体ドラム22、帯電装置23及びクリーニング装置27は、1つの支持フレームに搭載されて一体化されたプロセスカートリッジ2として構成されている。このプロセスカートリッジ2は、筐体10(に空洞状に形成されたプロセスカートリッジ装着部)に対して一定の矢印A1,A2の方向に案内されながらスライド移動して着脱自在に装着され、これにより感光体ドラム22等の消耗時期に合わせて交換することができる構造になっている。また、現像装置25は、筐体10(に空洞状に形成されたトナーカートリッジ装着部)にスライド移動させて着脱自在に装着されるトナーカートリッジ28と図示しない補給装置を介して接続されており、そのトナーカートリッジ28から現像剤(トナー)が補給装置を経由して適量ずつ補給されるようになっている。
感光ドラム22等の消耗時期やトナーカートリッジ28の空状態については、プリント累積枚数の閾値に達することで検知したり、あるいは他の公知の検知手段で検知するようになっており、また、その検知情報を得た段階でプロセスカートリッジ2の交換やトナーカートリッジ28の交換を行うことをユーザ等に知らせるようになっている。
定着装置30は、記録シートSの導入及び排出を行う部位が開口する筐体31の内部に、所定の温度まで加熱されて回転駆動する加熱ロール32と、この加熱ロール32に所定の圧力で圧接して回転する加圧ロール33等が配置されて構成されている。給紙装置40は、複数枚の記録シートSが積載して収容されるとともに筐体10(の給紙カセット装着部)に対してスラードレール等を介して一定の矢印B1,B2方向に引き出し及び押し込みできるように装着される給紙カセット41と、この給紙カセット41に収容される記録シートSを1枚ずつ送り出す送出装置42等にて構成されている。
このプリンタ1においては、定着装置30が筐体10の内部のうち画像形成部20の上方側の位置に配置されている一方で、給紙装置40が筐体10の内部のうち画像形成部20の下方側の位置に配置されている。図1中の符合43、44は給紙カセット41から送り出される記録シートSを画像形成部20の感光体ドラム22と転写装置26の間の転写部まで搬送するための搬送ロール対、符合45は定着後の記録シートSを筐体10の上面部に形成したシート排出収容部11に排出するための排出ロール対であり、また矢付き一点鎖線は記録シートSの主な搬送経路を示す。
このようなプリンタ1においては、画像形成動作(本例ではプリント動作)の開始命令を受けると、画像形成部20において、感光体ドラム22が回転始動して帯電装置23により所定の電位に帯電され、その帯電した感光ドラム表面に露光装置24により所定の静電潜像が形成されるとともにその静電潜像が現像装置25で現像剤により現像されてトナー像として顕像化される。
続いて、その感光体ドラム22上のトナー像が転写部に供給される記録シートSに対して転写装置26により転写される。転写後の感光体ドラム22の表面はクリーニング装置27により清掃されて残留トナー等が除去される。一方、このトナー像が転写された後の記録シートSは、定着装置30の加熱ロール32と加圧ロール33の間(圧接部)に導入されて加熱加圧され、これによりそのトナー像が記録シートに定着される。この定着が終了して画像が形成された後の記録シートSは、通常、シート排出収容部11に搬送されて収容される。なお、画像形成部20では、例えばその現像装置25に収容される現像剤がプリント動作により消費されて減少すると、図示しない補給装置が作動し、これによりトナーカートリッジ28から供給される現像剤が現像装置25に所定の量だけ補給される。
また、このプリンタ1においては、図2や図3に示すように、その筐体10の内部の空気を排気する排気部5が設置されている。この例における排気部5は、筐体10の背面部12の上部(定着装置30の後方側の部位)に形成した排気口13の内側に排気ファン51を設置するとともに、その排気ファン51と排気口13の間の装着部にフィルタ装置6を設置している。
排気ファン51は、排気口13の内側に突出したダクト形状からなる支持フレーム52の末端部の開口部に取り付けられており、そのファン部(送風羽根)が筐体10の内部の空気をその外部に排気口13を通して排出させるための気流を発生させる方向に図示しない電動モータ等の駆動源により回転駆動するようになっている。
フィルタ装置6は、図2から図4に示すように、中央部側が開口した支持フレーム61に対してオゾンを主に捕集するオゾンフィルタ材62と、埃塵等を主に捕集する防塵フィルタ材63と、この防塵フィルタ材63の表面を清掃する清掃具64とを主に取り付けた構成になっている。このフィルタ装置6は、その全体が筐体10の装着部に固定するように取り付けても、あるいは、フィルタの寿命等に応じた交換などを行う観点から着脱自在に取り付けられるように構成してもよい。
このうちオゾンフィルタ材62は、その支持フレーム61の開口部61aとほぼ相応する平面積を有する全体がほぼ矩形状のフィルタ材であり、その開口部61aを塞ぐような位置関係で固定された状態で取り付けられている。このオゾンフィルタ材62のフィルタ有効領域は、例えば、支持フレーム61の開口部61aの開口面積に相応する面積領域になっている。なお、オゾンは、例えば、放電現象が発生する帯電装置や転写装置などで発生する可能性がある。
一方、防塵フィルタ材63は、不織布等を用いて形成される無端ベルト状のフィルタ材であり、オゾンフィルタ材61の上下部の近傍にあたる位置にそれぞれ回転自在に設置された第1支持ロール65及び第2支持ロール66に張架され、その張架された無端ベルト状防塵フィルタ材62の内部空間(フィルタ材の内周面で囲まれて存在する空間)内にオゾンフィルタ材61を位置させるような状態で取り付けられている。これにより、防塵用フィルタ材63は、オゾンフィルタ材62のうち通気部5の排気ファン51による気流方向Eの上流側となる位置とその下流側となる位置の双方にそれぞれ存在するように配置されることになる。
また、防塵フィルタ63は、オゾンフィルタ材62のフィルタ有効領域を少なくとも覆うことが可能な幅(移動方向における幅)を有するベルト状に形成されている。さらに、この防塵フィルタ63は、その第1支持ロール65が後述するプロセスカートリッジ2の交換作業に連動して伝達される動力により矢印M方向に回転させられ、これにより循環移動するようになっている。
清掃具64は、オゾンフィルタ材61のフィルタ有効領域を通過した後の防塵フィルタ材62の外周面に接して当該外周面に付着した埃塵、紙粉等の目詰まり要因物を主に除去するための清掃ブラシである。この例における清掃ブラシ64は、下方側に配置される第1支持ロール65に架け回されている防塵フィルタ材部分を清掃することができる位置に設置されている。また、この清掃具64の設置される支持フレーム61部分は、支持フレーム61の内面側から防塵フィルタ材63の外周面に接近した位置までに至るシール部材67が取り付けられており、これにより防塵フィルタ材62から除去した埃塵等を収容して回収することができる回収空間部61bが形成されている。
さらに、このプリンタ1では、前記プロセスカートリッジ2の交換作業に連動してフィルタ装置6の防塵フィルタ材63が清掃されるようになっている。
すなわち、筐体10に装着されるプロセスカートリッジ2とフィルタ装置6との間に動力交換伝達装置7が設置されている。この動力交換伝達措置7は、ギヤ方式のものであり、プロセスカートリッジ2の一部(上部)にそのスライド移動方向A1,A2に沿ってラックギヤ71を設ける一方、フィルタ装置6の第1支持ロール65の端部に動力受けギヤ72を設け、しかも、そのラックギヤ71に噛み合って回転してその動力を動力受けギヤ72に伝達する所定数のギヤが配列されたギヤ列73を設けたものである。
この例におけるギヤ列73は、フィルタ装置6側の動力受けギヤ72と噛み合う固定ギヤ74と、この固定ギヤ74と噛み合うとともにプロセスカートリッジ2側のラックギヤ71とも噛み合う遊びギヤ75とを使用し、これらのギヤ74,75を例えば支持フレーム76に回転可能に取り付けた構成になっている。遊びギヤ75は、その軸が支持フレーム76の長孔(例えば固定ギヤ74と同心円の円弧部分にそう状孔)に変位可能に取り付けられている。そして、プロセスカートリッジ2を装着時に押し込む際に固定ギヤ74以外の他のギヤ(ラックギヤ71)と噛み合う位置に変位して作動(回転動力を伝達)し、プロセスカートリッジ2を交換時に取り出す際に一方のギヤ(ラックギヤ71)との噛み合いから解除される位置に変位して作動しないようになっている(図2中の符合75Aで示す状態になる)。
また、この動力交換伝達措置7における各ギヤ72、ギヤ列73(74,75)のギヤ比(増減変速比)などの条件は、プロセスカートリッジ2の動作に連動して防塵フィルタ材63をどの程度の量だけ循環移動させるか等の要求内容に応じて適宜選定される。ちなみに、プロセスカートリッジ2を押し込んで装着する際に、その動作に連動して防塵フィルタ材63のうちオゾンフィルタ材62の有効領域と対向していた部分が、少なくともその有効領域から一度完全に通過して抜け出す程度の量だけ循環移動するような条件に設定することが好ましい。
このような構成からなるフィルタ装置6を適用したプリンタ1における排気やそのフィルタ装置6のフィルタ掃除は、次のように行われる。
まず、フィルタ装置6は、排気ファン51と排気口13の間の装着部に装着される。そして、プリンタ1の主電源が入った時期やプリント動作が実行される時期などの予め設定された排気動作の実行時期になると、排気部5の排気ファン51が回転して作動し、これにより、筐体10の内部の空気が排気ファン51側に集められるように引き寄せられた後、その排気ファン51の送風力によって排気口13に向けて送られ、最後に排気口13から筐体10の外部に排気される。
この際、その空気は、排気ファン51を通過した後、フィルタ装置6を通過することになる。またこの際、その空気中にオゾンや埃塵等が存在していると、まず、その埃塵が、排気ファン51の気流方向E上流側に位置する防塵フィルタ材63の(上流側)部分によって主に捕集された後、そのオゾンが、防塵フィルタ材63よりもその気流方向Eの下流側に位置するオゾンフィルタ材62で捕集される。
このような排気動作が長期にわたって実行されると、特に、フィルタ装置6における防塵フィルタ63が埃塵等により目詰まりした状態になり始める。
これに対し、このプリンタ1では、プロセスカートリッジ2における感光体ドラム22等が消耗時期に達してそのカートリッジの交換時期が到来すると、プロセスカートリッジ2の交換が行われるが、この交換作業に連動してフィルタ装置6の清掃作業が次のようにして行われる。
はじめに、交換時期が到来した古いプロセスカートリッジ2が、図2の二点鎖線で示すように筐体10のプロセスカートリッジ装着部から矢印A2方向に引き出されて取り外される。
この古いプロセスカートリッジ2の引き出し移動時には、前述したようにそのカートリッジ2にあるラックギヤ71から動力交換伝達装置7の遊びギヤ75が噛み合いを解除する方向に変位するため、その動力交換伝達装置7が作動せず、フィルタ装置6の防塵フィルタ材63には何ら動力が伝達されない状態におかれる。
続いて、新しいプロセスカートリッジ2が、図2に示すように筐体10のプロセスカートリッジ装着部に対して矢印A1方向に押し込まれることにより装着される。
この際、新しいプロセスカートリッジ2に設けられているラックギヤ71が動力交換伝達装置7の遊びギヤ75のある位置に到達して互いに噛み合うと、そのプロセスカートリッジ2の押し込み移動方向A1の(ラックギヤ71の)直線運動が動力交換伝達装置7によって回転運動に変換され、遊びギヤ72及び固定ギヤ74を介して動力受けギヤ72まで伝達される。
これにより、フィルタ装置6における第1支持ロール65がその動力受けギヤ72からの動力を受けて矢印M方向に回転するため、その第1支持ロール65及び第2支持ロール66に張架されている防塵フィルタ材63も同様にして矢印M方向に回転する。このときの防塵フィルタ材63は、プロセスカートリッジ2の装着完了までの押し込み移動量(ラックギヤ71と遊びギア75とが噛み合って運動変換される量)とその移動に伴い動力交換伝達装置7で発生する回転動力の量に応じた分だけ、循環移動するように回転する。
この結果、防塵フィルタ材63のうちオゾンフィルタ材62の通気方向Eの上流側に位置してそのフィルタ有効領域と対向していた部分が、第1支持ロール側に移動して清掃ブラシ64に接触して通過するため、その部分にフィルタ機能により付着している埃塵等が清掃ブラシ64によって除去される。これにより、その防塵フィルタ材63の目詰まりし始めた上記部分が清掃されて、そのフィルタ機能が維持されるようになるとともに、そのフィルタ寿命も延ばされるようになる。
また、オゾンフィルタ材62のフィルタ有効領域に対しては、常に、清掃ブラシ64を通過して清掃された後の防塵フィルタ材63の部分が移動して位置するようになる。これにより、防塵フィルタ材63による埃塵等の捕集が良好に継続されるようになり、また、防塵フィルタ材63の目詰まりによる埃塵等の捕集性能の低下や圧力損失(空気の通過量の低下)も発生しないため、オゾンフィルタ材62のフィルタ機能が良好に維持されるとともに、そのフィルタ寿命も延ばされるようになる。ちなみに、フィルタ装置6は、このオゾンフィルタ材62が寿命に達した時期に合わせて、新しいフィルタ装置に交換するように対応することが可能である。
<実施の形態1の変形>
なお、この実施形態1においては、清掃具64を、上方側に配置される第2支持ロール66に架け回されている防塵フィルタ材63の部分を清掃することができる位置にも併せて設置することもできる。この場合は、プロセスカートリッジ2の交換時に防塵フィルタ材63のうちオゾンフィルタ材62と対向していた部分が2箇所に設定された2つの清掃具64により清掃されるようになり、目詰まりの防止効果がより一層効率よく得られるようになる。
また、清掃具64については、前記したブラシ形態のものに限定されず、防塵フィルタ材63に付着した埃塵等を取り除くことができるものであれば適用可能であり、例えば、ブレード形態のものであってもよい。
さらに、オゾンフィルタ材62は、必要により、無端ベルト状の防塵フィルタ材63の内部空間位置に設置することに代えて、その防塵フィルタ材63の排気ファン51の設置側とは反対側となる外周面部分の位置に設置することも可能である。
[実施の形態2]
図5は、実施形態2に係るプリンタの要部(排気部におけるフィルタ装置など)を示すものである。この実施形態2に係るプリンタは、実施の形態1に係るプリンタ1とほぼ同じ構成のものであるが、フィルタ装置6に代えて、異なるタイプのフィルタ装置60を適用する点で相違するものである。これ以降において実施形態1におけるプリンタ等と共通する部分(図面を含む)には同じ符号を付し、以下では必要な場合を除いてその説明を省略している。
この実施形態2におけるフィルタ装置60は、図5に示すように、防塵フィルタ材63として巻き取り形式のものを適用した以外は、実施形態1におけるフィルタ装置6とほぼ同様の構成のものである。
巻き取り形式の防塵フィルタ材63は、長尺なフィルタ材からなるものであり、支持フレーム61においてオゾンフィルタ材61の上下部の近傍にあたる位置の一方に回転自在に設置される送出しロール68に所定量だけ巻きつけられているとともに、そのフィルタ先端部が送出しロール68から繰り出されてオゾンフィルタ材61を通過した後にそのオゾンフィルタ材61の上下部の近傍にあたる位置の他方に回転自在に設置される巻取りロール69に巻き取られるように取り付けられている。この際、防塵用フィルタ63は、オゾンフィルタ材62のうち排気ファン51による気流方向Eの上流側となる位置に存在するように配置されることになる。図5中の符合61cは、防塵フィルタ63をオゾンフィルタ材62に対してほぼ平行な状態でかつ所定の間隔をあけて対向させるための位置出しバー又はロールである。
また、このフィルタ装置60は、前記プロセスカートリッジ2の交換作業に連動して防塵フィルタ材63の未使用部分が送り出されるようになっている。
すなわち、実施形態1の場合と同様に、筐体10に装着されるプロセスカートリッジ2とフィルタ装置60との間にギヤ方式の動力交換伝達装置7が設置されており、そのカートリッジ2の押し込み方向の移動動作に連動して動力変換伝達装置7を介して動力が巻取りロール69に伝達されてその巻取りロール69が巻取り方向である矢印M方向に回転させられる。巻取りロール69の一端部には、実施形態1と同様の動力受けギヤ72が取り付けられている。
この動力交換伝達措置7における各ギヤ72、ギヤ列73(74,75)のギヤ比(増減変速比)などの条件は、プロセスカートリッジ2の動作に連動して防塵フィルタ材63をどの程度の量だけ送り出すか等の要求内容に応じて適宜選定される。ちなみに、プロセスカートリッジ2を押し込んで装着する際に、その動作に連動して防塵フィルタ材63の未使用部分がオゾンフィルタ材62の有効領域全域に対向する程度の量だけ送り出すような条件に設定することが好ましい。
このような構成からなるフィルタ装置60を適用したプリンタ1における排気やそのフィルタ装置6のフィルタ材更新は、次のように行われる。
まず、フィルタ装置60は、実施形態1におけるフィルタ装置6と同様に、排気ファン51と排気口13の間の装着部に装着される。そして、排気動作の実行時期になると、排気部5の排気ファン51が回転して作動する。
この際、排気ファン51により吸引された集められた筐体10内の空気は、排気ファン51を通過した後、フィルタ装置60を通過することになる。またこの際、その空気中にオゾンや埃塵等が存在していると、まず、その埃塵が防塵フィルタ材63によって主に捕集された後、そのオゾンが、防塵フィルタ材63よりも排気ファン51による気流方向Eの下流側に位置するオゾンフィルタ材62で捕集される。
次に、プロセスカートリッジ2の交換時期が到来すると、実施形態1の場合と同様に、その古いプロセスカートリッジ2が筐体10のプロセスカートリッジ装着部から引き出されて取り外された後、その装着部に対して新しいプロセスカートリッジ2が図2に示すように矢印A1方向に押し込まれて装着される。
この際、実施形態1の場合と同様に、新しいプロセスカートリッジ2に設けられているラックギヤ71が動力交換伝達装置7の遊びギヤ75のある位置に到達して互いに噛み合うと、そのプロセスカートリッジ2の押し込み移動方向A1の(ラックギヤ71の)直線運動が動力交換伝達装置7によって回転運動に変換され、遊びギヤ72及び固定ギヤ74を介して動力受けギヤ72まで伝達される。
これにより、フィルタ装置60における巻取りロール69がその動力受けギヤ72からの動力を受けて矢印M方向に回転するため、その巻取りロール69に防塵フィルタ材63の一部が巻き取られる。このときの防塵フィルタ材63は、プロセスカートリッジ2の装着完了までの押し込み移動量とその移動に伴い動力交換伝達装置7で発生する回転動力の量に応じた分だけ巻き取られることになる。
この結果、防塵フィルタ材63のうちオゾンフィルタ材62と対向していた部分がその巻取りロール69に巻き取られる一方で、その防塵フィルタ材63の巻取り量に応じてそのフィルタ材63の未使用部分が送出しロール68から送り出されてオゾンフィルタ材62の有効領域に対向するようになる。これにより、防塵フィルタ材63の未使用部分がオゾンフィルタ材62と対向することになるため、防塵フィルタ材63のフィルタ機能が維持されるようになる。
また、オゾンフィルタ材62のフィルタ有効領域に対しては、防塵フィルタ材63の未使用部分が位置するようになる。これにより、防塵フィルタ材63による埃塵等の捕集が良好に継続されるようになり、また、防塵フィルタ材63の目詰まりによる埃塵等の捕集性能の低下や圧力損失(空気の通過量の低下)も発生しないため、オゾンフィルタ材62のフィルタ機能が良好に維持されるとともに、そのフィルタ寿命も延ばされるようになる。ちなみに、フィルタ装置60は、防塵フィルタ材63の送出し量が終了する時期に達した時期やオゾンフィルタ材62が寿命に達した時期に合わせて、新しいフィルタ装置60に交換するように対応することが可能である。
[他の実施の形態]
実施形態1、2では、プロセスカートリッジ2の交換作業に連動させることに代えて、例えば給紙カセット41の記録シート補給作業に連動させてフィルタ装置6、60におけるフィルタ材清掃やフィルタ材更新を行うように構成することもできる。
この場合、動力交換伝達装置7が給紙カセット41とフィルタ装置6、60の間を接続するように設けられる。そして、給紙カセット41の記録シート補給時期が到来すると、その補給作業に際して、図2に示すように給紙カセット41が筐体10に対して矢印B2方向に引き出されるとともに矢印B1方向に押し込まれる移動動作が行われるが、特に、その給紙カセット41の押し込み動作時にその移動運動を動力交換伝達装置7を介して動力に変換してフィルタ装置6、60側に伝達させるように構成する。これにより、実施形態1、2の場合と同様に、給紙カセット41の押し込み動作に連動して、フィルタ装置6、60における防塵フィルタ63の循環移動や送り出しが行われる結果、フィルタ材清掃やフィルタ材更新が同様にして行われるようになる。
また、実施形態1、2では、ギヤ方式の動力交換伝達装置7に代えて、他の方式(ベルト方式、ワイヤ方式等)の動力変換伝達装置7を適用することが可能である。さらに、各フィルタ装置6,60におけるオゾンフィルタ62及び防塵フィルタ63は、他の種類のフィルタ材に適宜変更したり、他の組み合わせ方に変更しても構わない。
この他、実施形態1、2では、筐体に対して一定の移動動作を伴って装着される部品があれば、それをプロセスカートリッジや給紙カセットの代わりに採用してもよい。また、フィルタ装置6,60は、排気する通気部5に代えて、吸気する通気部や、通気ダクトの中間部分などに装着するように構成してもよい。
実施形態1(2)に係るプリンタ及びフィルタ装置の正面側から見たときの概略説明図である。 図1のプリンタ及びフィルタ装置の側面側から見たときの概略説明図である。 フィルタ装置、プロセスカートリッジ及び動力変換伝達装置の構成を示す正面側の説明図である。 実施の形態1に係るフィルタ装置を示す側面側から見たときの概略断面図である。 実施の形態2に係るフィルタ装置を示す側面側から見たときの概略断面図である。
符号の説明
1…プリンタ(画像形成装置)、2…プロセスカートリッジ(装着品)、5…通気部、6,60…フィルタ装置、7…動力変換伝達装置、10…筐体(本体)、14…給紙カセット(装着品)、62…オゾンフィルタ材(固定フィルタ材)、63…防塵フィルタ材(可動フィルタ材)、64…清掃ブラシ(清掃部材)、A1,A2,B1,B2…押し込み方向又は引き出し方向(一定の移動動作)、M…気流方向。

Claims (5)

  1. 通気部を備えた本体と、
    この本体の所定の部位に一定の移動動作を伴って装着される装着品と、
    前記本体の通気部に設置されるとともに、その設置される位置に固定した状態で使用される固定フィルタ材と、この固定フィルタ材の前記通気部の気流方向の少なくとも上流側に位置し且つ当該固定フィルタ材のフィルタ有効領域に対向させるように前記装着品の移動動作に連動して未使用の部分を送り出すように設置される可動フィルタ材を備えるフィルタ装置と、
    このフィルタ装置に、前記装着品の移動運動を前記可動フィルタ材の動作のための動力に変換して伝達する動力変換伝達装置と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 通気部を備えた本体と、
    この本体の所定の部位に一定の移動動作を伴って装着される装着品と、
    前記本体の通気部に設置されるとともに、その設置される位置に固定した状態で使用される固定フィルタ材と、この固定フィルタ材の前記通気部の気流方向の少なくとも上流側に位置し且つ当該固定フィルタ材のフィルタ有効領域に対向させて通過させるように前記装着品の移動動作に連動して循環移動する可動フィルタ材と、この可動フィルタ材のうち前記固定フィルタ材のフィルタ有効領域を通過した後の部分を清掃する清掃部材を備えるフィルタ装置と、
    このフィルタ装置に、前記装着品の移動運動を前記可動フィルタ材の動作のための動力に変換して伝達する動力変換伝達装置と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記装着品が、消耗品の消耗時期に応じて交換される交換カートリッジ、又は、画像が形成される用紙を収容する際に引き出し及び押し込み操作が行われる給紙カセットである請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 画像形成装置の本体の通気部に設置されるとともに、
    その設置される位置に固定した状態で使用される固定フィルタ材と、この固定フィルタ材の前記通気部の気流方向の少なくとも上流側に位置し且つ当該固定フィルタ材のフィルタ有効領域に対向させるように前記本体に一定の移動動作を伴って装着される装着品の移動動作に連動して未使用の部分を連続して繰り出す可動フィルタ材を備えることを特徴とする画像形成装置のフィルタ装置。
  5. 画像形成装置の本体の通気部に設置されるとともに、
    その設置される位置に固定した状態で使用される固定フィルタ材と、この固定フィルタ材の前記通気部の気流方向の少なくとも上流側に位置し且つ当該固定フィルタ材のフィルタ有効領域に対向させて通過するように前記本体に一定の移動動作を伴って装着される装着品の移動動作に連動して循環移動する可動フィルタ材と、この可動フィルタ材のうち前記固定フィルタ材のフィルタ有効領域を通過した後の部分を清掃する清掃部材を備えることを特徴とする画像形成装置のフィルタ装置。
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