JP2005018039A - トナー排出装置、トナー収容器及び画像形成装置 - Google Patents

トナー排出装置、トナー収容器及び画像形成装置 Download PDF

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幸良 小田
Junichi Ito
純一 伊藤
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Eisaku Muto
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Abstract

【課題】トナー排出口の付近のトナーが画像形成装置内に落下し、画像形成装置内を汚してしまうことがないようにする。
【解決手段】中空部材と、該中空部材内に配設され、トナーを搬送する搬送部材とを有する。そして、前記中空部材に、前記搬送部材によって搬送されたトナーを排出するためのトナー排出口52が形成される。また、該トナー排出口52は、前記中空部材の底面より上方に形成される。この場合、トナー排出口52は前記中空部材の底面より上方に形成されるので、トナー収容ユニットを交換するときに、トナー排出口52の付近のトナーが画像形成装置内に落下することがない。したがって、画像形成装置内を汚してしまうのを防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、トナー排出装置、トナー収容器及び画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真式のプリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置においては、感光体ドラムの表面を一様に、かつ、均一に帯電させ、帯電させられた表面を露光して静電潜像を形成し、該静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成するようにしている。そして、該トナー像は用紙に転写された後、定着させられて画像が形成される。
ところで、トナー像の転写後に、わずかな量のトナーが感光体ドラムの表面に残留する。そこで、感光体ドラムにクリーニングブレードが押し当てられ、該クリーニングブレードによって残留したトナーを除去するようになっている。また、前記クリーニングブレードに隣接させてトナー排出装置が配設され、該トナー排出装置は、円筒状の搬送路を備え、該搬送路にトナーを搬送するためのスパイラルが配設される。したがって、該スパイラルを回転させることによって、トナーを搬送し、前記搬送路の下面に形成されたトナー排出口からトナーカートリッジの廃トナー槽内にトナーを落下させ、回収することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−284660号公報
しかしながら、前記従来のトナー排出装置においては、トナーカートリッジを交換するときに、前記搬送路に振動等が加わることによって、トナー排出口の付近のトナーが画像形成装置内に落下し、画像形成装置内を汚してしまう。
本発明は、前記従来のトナー排出装置の問題点を解決して、トナー排出口の付近のトナーが画像形成装置内に落下し、画像形成装置内を汚してしまうことがないトナー排出装置、トナー収容器及び画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明のトナー排出装置においては、中空部材と、該中空部材内に配設され、トナーを搬送する搬送部材とを有する。
そして、前記中空部材に、前記搬送部材によって搬送されたトナーを排出するためのトナー排出口が形成される。また、該トナー排出口は、前記中空部材の底面より上方に形成される。
本発明によれば、トナー排出装置においては、中空部材と、該中空部材内に配設され、トナーを搬送する搬送部材とを有する。
そして、前記中空部材に、前記搬送部材によって搬送されたトナーを排出するためのトナー排出口が形成される。また、該トナー排出口は、前記中空部材の底面より上方に形成される。
この場合、トナー排出口は前記中空部材の底面より上方に形成されるので、トナー収容ユニットを交換するときに、トナー排出口の付近のトナーが画像形成装置内に落下することがない。したがって、画像形成装置内を汚してしまうのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としてのプリンタについて説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるトナー排出装置の正面図、図2は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概念図、図3は本発明の第1の実施の形態におけるのプリンタの要部を示す断面図、図4は本発明の第1の実施の形態におけるサイドパネルの概念図、図5は本発明の第1の実施の形態におけるトナー排出装置の側面図、図6は本発明の第1の実施の形態におけるトナー排出装置の要部を示す斜視図である。
図において、10は画像形成ユニットとしてのドラムカートリッジ、11は矢印a方向に回転させられる像担持体としての感光体ドラム、12は、該感光体ドラム11に接触させて矢印b方向に回転させられ、図示されない電源によって電圧が印加されて感光体ドラム11に表面電位を発生させ、感光体ドラム11の表面を一様に、かつ、均一に帯電させる帯電装置としての帯電ローラである。なお、帯電装置として、前記帯電ローラ12に代えてスコロトロン、コロトロン等の非接触方式の帯電装置を使用することもできる。
また、13は、前記感光体ドラム11の表面を露光して、静電潜像を形成する露光装置としてのLEDヘッドであり、露光装置として、前記LEDヘッド13に代えてレーザー等の露光装置を使用することもできる。そして、14は、前記感光体ドラム11に接触又は非接触に設定され、矢印c方向に回転させられ、現像剤としてのトナー16を現像領域に運び、前記静電潜像にトナー16を付着させ、静電潜像を可視像化してトナー像を形成するトナー担持体としての現像ローラ、15は、該現像ローラ14に接触させて矢印d方向に回転させられ、トナー16を現像ローラ14に供給する供給ローラ、17は、該供給ローラ16によって現像ローラ14に供給されたトナー16を薄層化して、現像ローラ14にトナー層を形成するトナー規制部材としての現像ブレードである。なお、感光体ドラム11、帯電ローラ12、現像ローラ14、供給ローラ15、現像ブレード17等によって画像形成部が構成される。
また、21はトナー16を収容し、ドラムカートリッジ10内にトナー16を供給するためのトナー収容ユニットとしてのトナーカートリッジ、22は、該トナーカートリッジ21に対して着脱自在に配設され、ドラムカートリッジ10から排出されたトナー16を収容するトナー収容器としての、かつ、回収トナー収容部としての廃トナー槽である。前記トナーカートリッジ21内のトナー16は、前記ドラムカートリッジ10に形成されたトナー供給口23を介してドラムカートリッジ10内に落下させられる。該ドラムカートリッジ10内には、攪拌(かくはん)部材25が矢印e方向に回転自在に配設され、ドラムカートリッジ10内のトナー16を攪拌するとともに、供給ローラ15に供給する。
そして、18は、前記感光体ドラム11に接触させて回転自在に、かつ、図示されない電源からの電圧が印加されて配設され、矢印f方向に回転させられて、感光体ドラム11上のトナー像を、記録媒体としての用紙27に転写する転写装置としての転写ローラである。なお、記録媒体として用紙27のほかに、OHPシート等を使用することができる。また、転写装置として、転写ローラ18に代えて非接触のコロトロン方式の転写装置を使用することもできる。
前記用紙27は、矢印g方向に搬送され、図示されない定着装置に送られ、該定着装置において、前記トナー像は用紙27に定着させられる。そのために、前記定着装置は、電源からの熱の供給によって表面が加熱され、前記用紙27のトナー像のトナー16を加熱して溶融させる加熱ローラ、及び溶融させられたトナー16を用紙27に押し付ける加圧ローラを備える。
ところで、トナー像の転写後に、トナー像を形成する際に使用されなかったわずかな量のトナー16が感光体ドラム11の表面に残留する。そこで、感光体ドラム11にクリーニング装置としてのクリーニングブレード28が押し当てられ、該クリーニングブレード28によって残留したトナー16を回収し、除去するようになっている。なお、クリーニング装置として、クリーニングブレード28に代えて感光体ドラム11に接触させて回転させながら、感光体ドラム11上に残留したトナー16を除去するクリーニングローラ、クリーニングブラシ等を使用することができる。
そして、前記クリーニングブレード28の下部に隣接させて円筒状の搬送路29が形成され、該搬送路29に鋼によって形成され、弾性を有する第1の搬送部材としての螺(ら)旋状のスパイラル31が配設される。したがって、該スパイラル31を回転させることによって、トナー16を矢印h方向に搬送し、プリンタの左側で、かつ、ドラムカートリッジ10の左側に配設されたサイドパネル33の下端の近傍に形成されたトナー入口p1に送ることができる。なお、プリンタの右側で、かつ、ドラムカートリッジ10の右側に配設された図示されないサイドパネルには、感光体ドラム11の一端に取り付けられたギヤg1、現像ローラ14の一端に取り付けられたギヤg2、供給ローラ15の一端に取り付けられたギヤg3、スパイラル31の一端に取り付けられたギヤg4等が配設され、各ギヤg1〜g4を介して、メイン駆動用の駆動源としての図示されないドラムモータを駆動することによって発生させられた回転が感光体ドラム11、現像ローラ14、供給ローラ15、スパイラル31等に伝達される。また、前記ギヤg1〜g4によって第1の回転伝達部材が構成される。
前記サイドパネル33内には、一方の面に凹凸の図示されない歯が形成された第2の搬送部材としてトナー搬送ベルト35が矢印i方向に走行自在に配設され、トナー16は、トナー入口p1からサイドパネル33内に供給された後、サイドパネル33の上端の近傍に形成されたトナー出口p2に送られる。そのために、トナー搬送ベルト35と、矢印k方向に回転させられる走行用のギヤg5とが噛(し)合させられ、該ギヤg5と走行用の駆動源としての図示されない搬送モータとが矢印j方向に回転させられるアイドルギヤg6を介して連結される。なお、サイドパネル33はモールド製であり、該サイドパネル33にトナー搬送ベルト35を案内する図示されない溝が形成される。したがって、搬送モータを駆動することによって、アイドルギヤg6を介してギヤg5を回転させ、トナー搬送ベルト35を前記溝に沿って走行させることができる。それに伴って、前記トナー入口p1に供給されたトナー16は、前記歯によって保持された状態で搬送され、トナー出口p2に送られる。なお、37xはトナー搬送ベルト35の案内ローラである。また、前記ギヤg5及びアイドルギヤg6によって第2の回転伝達部材が構成される。そして、前記クリーニングブレード28、搬送路29、スパイラル31、トナー搬送ベルト35等によって、トナー像を形成する際に使用されなかったトナー16を回収するトナー回収部が構成される。
前記トナー搬送ベルト35は、ポリエステルエラストマによって形成され、横幅が12〔mm〕に、歯の高さが2.5〔mm〕に、歯の幅が2.0〔mm〕に、歯間距離が2.8〔mm〕にされる。
そして、前記サイドパネル33には、トナー出口p2の部分に廃トナー排出部37が廃トナー槽22内に向けて突出させて配設される。前記廃トナー排出部37は、トナーカートリッジ21がドラムカートリッジ10に取り付けられた状態で、サイドパネル33から廃トナー槽22内に向けて突出させて形成された中空部材としての筒状部38、及び該筒状部38内において回転自在に配設され、ポリアセタールによって形成された第3の搬送部材としての螺旋状のスパイラル51、及び該スパイラル51の一端に取り付けられ、前記サイドパネル33内においてトナー搬送ベルト35と噛合とさせられる第3の回転伝達部材としてのギヤg7を備える。また、前記筒状部38は、先端(図1において右端)から根元側(サイドパネル33側)の所定の距離にわたって、筒状部38の左右を扇状に切り欠くことによって形成された二つのトナー排出口52を備える。なお、53はスパイラル51のシャフトである。そして、前記廃トナー排出部37等によってトナー排出装置が構成される。なお、前記トナーカートリッジ21及び廃トナー槽22はドラムカートリッジ10に対して着脱自在に配設される。
したがって、トナー搬送ベルト35の走行に伴ってトナー出口p2に供給されたトナー16は、図示されない受け部材によって受けられた後、スパイラル51の回転に伴って筒状部38内を先端側に向けて搬送され、前記トナー排出口52から排出され、廃トナー槽22内に落下させられる。
前記トナー排出口52は左右対称位置に形成され、縦方向の寸法が8〔mm〕、軸方向の寸法が8.5〔mm〕であり、搬送され、溜(た)められたトナー16が所定量に達した後、溢(あふ)れて排出されるように、筒状部38の最下部、すなわち、筒状部38の底面から上方に4〔mm〕離れた位置に形成される。なお、前記筒状部38の内径は12〔mm〕にされる。
このように、トナー排出口52は、前記筒状部38の底面より上方に形成されるので、トナーカートリッジ21を交換するためにドラムカートリッジ10から取り外したときに、前記廃トナー排出部37に振動等が加わっても、トナー排出口52の付近のトナー16がプリンタ内に落下することがないので、プリンタ内を汚してしまうのを防止することができる。
ところで、本実施の形態においては、機構上、スパイラル51の先端が、筒状部38の先端から所定の距離だけ離れて位置させられるようになっている。
図7は本発明の第1の実施の形態における廃トナー排出部の先端の状態を示す図である。
図において、16はトナー、33はサイドパネル、37は廃トナー排出部、38は筒状部、51はスパイラル、52はトナー排出口である。
ところで、図に示されるように、スパイラル51の有効な部分の先端が筒状部38の先端から7〔mm〕程度離れて位置させられるので、スパイラル51によって搬送されたトナー16が筒状部38の先端の下部に溜まってしまう。
例えば、トナー16の流動性が低下する高温高湿(28〔℃〕、80〔%〕)の環境下において、筒状部38の先端の下部に溜まったまま長期間(1箇月以上)放置されると、トナー16が固まり、こびりついてしまう。その場合、その後、スパイラル51によって搬送されてきたトナー16がトナー排出口52から排出されるのが妨げられ、トナー16をトナー排出口52から円滑に排出することができなくなってしまう。
その結果、トナー16が、筒状部38内に詰まり、サイドパネル33の前記溝内にも詰まり、トナー搬送ベルト35を円滑に走行させることができなくなるので、クリーニングブレード28によって除去されたトナー16を円滑に排出することができず、画像品位が低下してしまう。
そこで、トナー16をトナー排出口52から円滑に排出することができ、クリーニングブレード28によって除去されたトナー16を円滑に排出することができるようにした本発明の第2の実施の形態について説明する。
図8は本発明の第2の実施の形態におけるトナー排出装置の正面図、図9は本発明の第2の実施の形態におけるトナー排出装置の側面図である。
この場合、中空部材としての筒状部38内の先端の下部に、プラスチック製のトナー堆(たい)積抑止部材としてのコマ61が貼(は)り付けられる。該コマ61は、筒状部38の底面とトナー排出口52との間に配設され、下面が筒状部38の底面に沿って湾曲させられて弧状面を構成し、上面がサイドパネル33側から筒状部38の先端側に向けて斜めに立ち上げられて傾斜面を構成する。
該傾斜面の上縁とトナー排出口52の下縁とは、同じ高さにして面一にするのが好ましい。傾斜面の上縁がトナー排出口52の下縁より高いと、トナー排出口52の開口面積が小さくなり、トナー排出口52を介して排出される現像剤としてのトナー16(図2)の量が少なくなってしまう。その結果、トナー16の排出効率が低下し、筒状部38内、又はサイドパネル33の溝内においてトナー16が停滞する現象が発生する。また、傾斜面の上縁がトナー排出口52の下縁より低いと、第3の搬送部材としてのスパイラル51によって搬送されたトナー16がトナー排出口52から直ちに落下しないで、トナー排出口52の側壁によって落下するのが抑制されてしまう。その結果、廃トナー排出部37におけるトナー16の排出効率が低くなってしまう。なお、59は、筒状部38の先端に形成され、シャフト53を支持する支持部、62は、該支持部59に沿って帯状に形成され、前記コマ61を保持する保持部である。
本実施の形態において、筒状部38の底面から前記傾斜面の上縁までの距離によって表されるコマ61の高さh1は3〔mm〕にされ、コマ61の底面における軸方向の寸法によって表される長さαは2.3〔mm〕にされ、コマ61の上縁の幅方向の寸法によって表される幅wは11.8〔mm〕にされる。
また、第3の搬送部材としてのスパイラル51の有効な部分の先端と筒状部38の先端(実際は保持部62)との間の非スパイラル部の軸方向の寸法によって表される長さをβとしたとき、前記長さαは、長さβのほぼ1/2とするのが好ましく、1/2より大きくしすぎると、コマ61とスパイラル51とが接触する恐れがあり、1/3より小さくしすぎると、コマ61の効果が小さくなり、コマ61とスパイラル51との間にトナー16が溜まり、トナー16の排出効率が低くなってしまう。
このように、筒状部38内の先端の下部にコマ61が配設され、トナー排出口52と筒状部38の底面との間に傾斜面が形成されるので、スパイラル51によって搬送されたトナー16は、コマ61に乗り上げてトナー排出口52から排出される。したがって、トナー16の流動性が低下する高温高湿(28〔℃〕、80〔%〕)の環境下においても、筒状部38内の先端の下部に溜まるのを防止することができ、トナー16をトナー排出口52から円滑に排出することができる。
また、スパイラル51によって搬送されてきたトナー16がトナー排出口52から排出されるのが妨げられることがなく、トナー16が、筒状部38内に詰まったり、サイドパネル33内においてトナー搬送ベルト35を走行させるための溝内にも詰まってトナー搬送ベルト35を走行させることができなくなったりすることがないので、クリーニングブレード28によって除去されたトナー16を円滑に排出することができ、画像品位を向上させることができる。
次に、前記コマ61の高さh1及び長さαを変化させたときのトナー16の排出状態について説明する。
図10は本発明の第2の実施の形態におけるトナーの排出状態の実験結果を示す図である。
図において、○はトナー16(図2)が溜まることなく、良好に排出されることを、△はトナー16がわずかに溜まるが、ほぼ良好に排出されることを、×は多くのトナー16が溜まり、排出が困難であることを表す。
高さh1を3〔mm〕にすると、トナー16は溜まらないか、又はわずかに溜まるだけであり、高さh1を2.5〔mm〕にすると、スパイラル51によって搬送されたトナー16がトナー排出口52の下縁に当たり、壁を形成してしまう。したがって、長さαを大きくしても、トナー16が溜まる量が多くなってしまう。
なお、長さαを大きくすると、ある程度はトナー16の溜まる量を少なくすることができるが、溜まる量をなくすためには、高さh1を3〔mm〕以上にしなければならない。
このように、トナー排出装置としての廃トナー排出部37内の先端の下部にコマ61が配設され、トナー排出口52と筒状部38の底面との間に傾斜面が形成されるので、トナー16の流動性が低下する高温高湿(28〔℃〕、80〔%〕)の環境下においても、トナー16が廃トナー排出部37内の先端に溜まるのを防止することができる。
ところで、本実施の形態においては、スパイラル51によって搬送されたトナー16は、コマ61に乗り上げてトナー排出口52から排出されるので、その分コマ61においてトナー16が停滞し、わずかながらコマ61の近傍においてトナー16が溜まってしまう。
そこで、コマ61の近傍においてトナー16が溜まるのを確実に防止することができるようにした本発明の第3の実施の形態について説明する。
図11は本発明の第3の実施の形態におけるトナー排出装置の第1の状態を示す正面図、図12は本発明の第3の実施の形態におけるトナー排出装置の側面図、図13は本発明の第3の実施の形態におけるトナー排出装置の第2の状態を示す正面図である。
この場合、トナー排出装置としての廃トナー排出部37の中空部材としての筒状部38の内径d1は12〔mm〕であり、外径d2は14〔mm〕であり、筒状部38の先端(図11において右端)の下部に下方に向けて開口させてトナー排出口71が形成される。該トナー排出口71の軸方向の寸法を表す長さk1が8.5〔mm〕であり、筒状部38の底面から上方に4〔mm〕離れた位置まで形成される。すなわち、筒状部38の底面からトナー排出口71の上縁までの距離によって表される高さh2が4〔mm〕にされる。
この場合、第3の搬送部材としてのスパイラル51によって搬送されたきた現像剤としてのトナー16(図2)は、トナー排出口71からそのまま下方に向けて排出される。したがって、筒状部38内の先端の下部にトナー16が溜まるのを確実に防止することができる。
なお、スパイラル51の有効な部分の先端と筒状部38の先端との間の非スパイラル部の軸方向の寸法によって表される長さをβ(図8)としたとき、前記長さk1は長さβより大きくされないと、トナー16はトナー排出口71から直ちに落下しないで筒状部38内で溜められ、続いて、スパイラル51によって搬送されてきたトナー16によって押し出されるようにして排出されることになる。したがって、トナー16の排出効率が低くなってしまう。また、前記長さk1が長すぎると、トナー収容ユニットとしてのトナーカートリッジ21をドラムカートリッジ10から取り外したときに、廃トナー排出部37に振動が加わると、トナー16の落下する量が多くなってしまう。そこで、長さβが長さk1のが1/2程度になるように、すなわち、トナー排出口71におけるほぼ中央に前記スパイラル51の有効な部分の先端が位置するように、トナー排出口71の寸法が設定される。
また、前記高さh2が、大きすぎると、トナーカートリッジ21をプリンタから取り外したときに、前記廃トナー排出部37に振動が加わると、トナー16がトナー排出口71より落下してしまう。また、高さh2を3〔mm〕以下にすると、トナー16がトナー排出口71の上縁に当たり、排出が妨げられるので、排出効率が低下し、トナー16が筒状部38内の先端の近傍で溜まってしまう。このことから、前述されたように、前記高さh2は4〔mm〕程度にするのが好ましい。
ところで、前記トナー排出口71が下方に向けて開口させられるので、トナーカートリッジ21をドラムカートリッジ10から取り外すのに伴って、トナー16が下方に落下すると、プリンタ内を汚したり、トナー供給口23を介して画像形成ユニットとしてのドラムカートリッジ10内の新しいトナー16に混入したりしてしまう。その場合、プリンタ内が汚れるだけでなく、画像濃度が低くなったり、地かぶりが発生したり、グレイニネスレベルが低下したりして画像品位が低下してしまう。
そこで、本実施の形態においては、前記筒状部38の外周に、蓋(ふた)部材としての廃トナーキャップ72が摺(しゅう)動自在に、かつ、軸方向(矢印q方向)に進退自在に配設され、また、トナー排出口71が前記廃トナーキャップ72によって開閉自在に形成される。
したがって、前記トナーカートリッジ21をプリンタから取り外したときに、廃トナーキャップ72を移動させて、トナー排出口71を閉鎖することができる。なお、前記廃トナーキャップ72の軸方向の長さk2は、トナー排出口71を完全に塞(ふさ)ぐことができるように、トナー排出口71の長さk1よりわずかに大きく、約10〔mm〕にされる。また、廃トナーキャップ72の内径d3は、前記外径d2より大きく、14.2〔mm〕にされる。
そして、筒状部38の先端の外周縁の所定の箇所には、廃トナーキャップ72が筒状部38から抜けるのを規制する規制部材としてのキャップストッパーリブ73が形成され、前記筒状部38の外周面の所定の箇所には、軸方向に延在させて案内リブ74が形成される。前記キャップストッパーリブ73及び案内リブ74は、筒状部38の円周方向における1箇所以上に配設される。なお、前記キャップストッパーリブ73はサイドパネル33と同様にモールド製であり、筒状部38の外周面から高さが0.7〔mm〕に形成される。また、本実施の形態においては、前記キャップストッパーリブ73は、筒状部38の円周方向における所定の箇所に配設されるようになっているが、環状に形成することもできる。
前記構成のプリンタにおいて、前記トナーカートリッジ21をプリンタに取り付ける場合、廃トナーキャップ72を移動させ、サイドパネル33に押し付ける。それに伴って、トナー排出口71が開口させられ、廃トナー排出部37内のトナー16は、トナー排出口71から落下させられる。また、前記トナーカートリッジ21をドラムカートリッジ10から取り外す場合、廃トナーキャップ72を移動させ、キャップストッパーリブ73に押し付ける。それに伴って、トナー排出口71が閉鎖される。
このように、本実施の形態においては、トナーカートリッジ21をドラムカートリッジ10から取り外すときに、トナー排出口71を閉鎖することができるので、トナー排出口71の付近のトナー16がプリンタ内に落下するのを防止することができる。その結果、プリンタ内を汚すのを防止することができる。
また、トナー排出口71からトナー16を円滑に排出することができるので、トナー16の流動性が低下する高温高湿(28〔℃〕、80〔%〕)の環境下においても、トナー16が廃トナー排出部37内の先端に溜まるのを防止することができる。したがって、トナー16がトナー排出口71から排出されるのが妨げられることがなくなるので、トナー16が、筒状部38内に詰まったり、サイドパネル33の溝内に詰まり、第2の搬送部材としてのトナー搬送ベルト35を走行させることができなくなったりすることがないので、クリーニングブレード28によって除去されたトナー16を円滑に排出することができ、画像品位を向上させることができる。
ところで、本実施の形態においては、前記トナーカートリッジ21をプリンタに取り付ける際に、廃トナーキャップ72を移動させ、サイドパネル33に押し付ける必要があるが、このとき、廃トナー排出部37に振動が加わり、トナー排出口71の付近のトナー16がプリンタ内に落下する恐れがある。
そこで、トナーカートリッジ21をプリンタに取り付ける際に、トナー排出口71の付近のトナー16がプリンタ内に落下するのを防止することができるようにした本発明の第4の実施の形態について説明する。
図14は本発明の第4の実施の形態におけるトナー排出装置の第1の状態を示す正面図、図15は本発明の第4の実施の形態におけるトナー排出装置の側面図、図16は本発明の第4の実施の形態におけるトナー排出装置の第2の状態を示す正面図である。
この場合、蓋部材としての廃トナーキャップ72の前端の外周面に所定の高さの環状のストッパ76が形成され、該ストッパ76とサイドパネル33との間に、第1の付勢部材としてのコイル状のスプリング78が中空部材としての筒状部38及び廃トナーキャップ72を包囲して配設される。前記スプリング78の付勢力によって、廃トナーキャップ72は規制部材としてのキャップストッパーリブ73に向けて、すなわち、トナー排出口71を閉鎖する方向に付勢される。
前記ストッパ76の軸方向の寸法を表す長さ、及びストッパ76の径方向における距離を表す高さは、いずれも1〔mm〕にされ、キャップストッパーリブ73の軸方向の寸法を表す長さは1〔mm〕に、キャップストッパーリブ73の径方向における距離を表す高さは0.3〔mm〕にされる。また、スプリング78の内径は廃トナーキャップ72の外径より0.2〔mm〕大きくされる。
ところで、トナー収容ユニットとしてのトナーカートリッジ21をプリンタに対して着脱する際に、矢印m方向に移動させるようになっている。そして、前記トナー収容器としての、かつ、回収トナー収容部としての廃トナー槽22のトナー排出装置としての廃トナー排出部37に対応する部分には、開口部としての挿入口81が形成され、該挿入口81から廃トナー槽22内に突出させて案内部材84が配設される。そして、前記挿入口81を開閉するためのシャッタ部材としてのトナーカートリッジ蓋82が、前記案内部材84によって矢印n方向に移動自在に支持されるとともに、第2の付勢部材としてのスプリング83による付勢力によってサイドパネル33側に付勢される。
前記構成のプリンタにおいて、トナーカートリッジ21をプリンタに取り付ける場合、トナーカートリッジ21をサイドパネル33に向けて移動させると、廃トナー排出部37の先端がトナーカートリッジ蓋82を前記スプリング83の付勢力に抗して押し、挿入口81を開放し、開口させる。そして、トナーカートリッジ21を更にサイドパネル33に向けて移動させると、トナーカートリッジ蓋82は廃トナー排出部37の先端によって更に押されながら後退(図16において右方に移動)させられ、これに伴って、蓋部材としての廃トナーキャップ72がスプリング78の付勢力に抗して、サイドパネル33側に向けて後退(図14及び16において左方に移動)させられる。
このとき、トナー排出口71が開口させられ、廃トナー排出部37内の現像剤としてのトナー16は、トナー排出口71から廃トナー槽22内に向けて落下させられる。なお、前記案内部材84における前記トナーカートリッジ21の取付位置において前記トナー排出口71に対応する部分に切欠が形成される。
また、前記トナーカートリッジ21をドラムカートリッジ10から取り外す場合、トナーカートリッジ21をサイドパネル33から離れる方向に移動させると、トナーカートリッジ蓋82は前記スプリング83の付勢力によって前進(図16において左方に移動)させられ、これに伴って、廃トナーキャップ72がスプリング78の付勢力によって、サイドパネル33側から離れる方向に前進(図14及び16において右方に移動)させられる。そして、トナーカートリッジ21を更にサイドパネル33から離れる方向に移動させると、前記廃トナー排出部37の先端が挿入口81から外に出て、トナーカートリッジ蓋82が挿入口81を閉鎖する。この間、廃トナーキャップ72はトナー排出口71を閉鎖する。
このように、本実施の形態においては、前記トナーカートリッジ21を画像形成ユニットとしてのドラムカートリッジ10(図2)に対して着脱するのに伴って、自動的にトナー排出口71を開閉させることができるので、トナー排出口71の付近のトナー16がプリンタ内に落下するのを防止することができる。
前記第1、第2の実施の形態における筒状部38の周囲に第3、第4の実施の形態における廃トナーキャップ72を配設することができる。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。
図17は本発明の第5の実施の形態における廃トナー槽の要部を示す断面図、図18は本発明の第5の実施の形態における廃トナー槽の要部を示す斜視図、図19は本発明の第5の実施の形態におけるトナー排出装置の断面図、図20は本発明の第5の実施の形態におけるトナーカートリッジの第1の斜視図、図21は本発明の第5の実施の形態におけるトナーカートリッジの第2の斜視図、図22は本発明の第5の実施の形態におけるトナーカートリッジの断面図、図23は本発明の第5の実施の形態におけるドラムカートリッジの第1の斜視図、図24は本発明の第5の実施の形態におけるドラムカートリッジの第2の斜視図、図25は本発明の第5の実施の形態におけるトナーカートリッジをドラムカートリッジに装着した状態を示す第1の斜視図、図26は本発明の第5の実施の形態におけるトナーカートリッジをドラムカートリッジに装着した状態を示す第2の斜視図である。
図において、21はトナー収容ユニットとしてのトナーカートリッジ、22は、トナー収容器としての、かつ、回収トナー収容部としての廃トナー槽、81は、廃トナー槽22のトナー排出装置としての廃トナー排出部37に対応する部分に形成され、トナーの回収口として機能する開口部としての挿入口、41は、支点部42を支点として揺動自在に配設され、前記挿入口81を開閉するシャッタ部材としてのトナーカートリッジ蓋、43は該トナーカートリッジ蓋41を閉鎖する方向に付勢する第2の付勢部材としてのスプリングであり、該スプリング43として、例えば、トーションばねを使用することができるが、他のばねを使用することもできる。
また、33はサイドパネル、38は中空部材としての筒状部、39は該筒状部38の先端部(図19において右端部)の底面に下方に向けて開口させて形成されたトナー排出口、72は蓋部材としての廃トナーキャップ、78は該廃トナーキャップ72を閉鎖する方向に付勢する第1の付勢部材としてのスプリング、46は画像形成ユニットとしてのドラムカートリッジ10に供給されるトナーを収容するトナー収容室、47は前記廃トナー槽22とトナー収容室46とを仕切る仕切板、48は前記トナー収容室46内のトナーをドラムカートリッジ10に供給するための供給口、49は、トナーカートリッジ21の一端において矢印o、p方向に揺動自在に配設され、前記供給口48を開閉する供給口開閉レバーであり、該供給口開閉レバー49は、筒状部55、該筒状部55から突出させて形成された取手部56、及び前記筒状部55から延在させて形成され、前記供給口48を選択的に覆う遮蔽(へい)板57を備える。
また、50は、前記トナー収容室46内の下端部において、供給口48と対向させて回転自在に配設され、トナー収容室46内のトナーを攪拌するとともに、トナーカートリッジ21への供給を促す攪拌部材としての攪拌バー、54は、該攪拌バー50と一体に形成され、仕切板47を貫通して廃トナー槽22内に延び、廃トナー槽22内の下端部において回転自在に配設され、廃トナー槽22内のトナーを仕切板47側に搬送する第4の搬送部材としてのスパイラル、g8は、ドラムカートリッジ10から回転を受けて、攪拌バー50及びスパイラル54を回転させるギヤである。なお、本発明の実施の形態において、前記攪拌バー50及びスパイラル54は一体に形成されるが、別体に形成することもできる。
トナーカートリッジ21がドラムカートリッジ10に装着される前の状態において、挿入口81は、図17及び18に示されるように、スプリング43の付勢力によってトナーカートリッジ蓋41により閉鎖される。
前記構成のプリンタにおいて、トナーカートリッジ21をドラムカートリッジ10に取り付ける場合、トナーカートリッジ21をサイドパネル33に向けて移動させると、廃トナー排出部37の先端がトナーカートリッジ蓋41を前記スプリング43の付勢力に抗して押し、挿入口81を開口させ、同時に、廃トナーキャップ72はスプリング78の付勢力に抗して、サイドパネル33側に向けて後退(図19において左方向に移動)させられ、トナー排出口39を開口させる。なお、このとき、供給口48は閉鎖された状態に置かれる。
このようにして、トナー排出口39が廃トナー槽22内に位置する状態で、筒状部38と廃トナー槽22とが係合させられ、該動作と連動して、トナー排出口39及び挿入口81が開口させられる。
続いて、前記供給口開閉レバー49を矢印o方向に回転させると、トナーカートリッジ21の図示されない係合部と、ドラムカートリッジ10の図示されない係合部とが係合させられるとともに、供給口48が開口させられ、トナーカートリッジ21のドラムカートリッジ10への装着が終了する。
続いて、トナーカートリッジ21が装着されたドラムカートリッジ10がプリンタに装着される。
そして、印刷動作が開始され、走行用駆動源としての前記搬送モータが駆動されると、サイドパネル33内に配設されたアイドルギヤg6(図4)に発生させられた回転が、ギヤg5、g7に伝達され、さらに、該ギヤg7と噛合させられたギヤg8を介して攪拌バー50及びスパイラル54に伝達される。なお、前記アイドルギヤg6及びギヤg5によって第2の回転伝達部材が、ギヤg7によって第3の回転伝達部材が、ギヤg8によって第4の回転伝達部材が構成される。
これに伴って、ドラムカートリッジ10内において回収されたトナーは、トナー搬送ベルト35によって搬送され、筒状部38を介してトナー排出口39から廃トナー槽22内に向けて落下させられ、回収される。そして、廃トナー槽22内に回収されたトナーは、スパイラル54によって仕切板47側に搬送されるとともに、トナー排出口39の直下の部分に堆積されないように、分散させられる。なお、前記仕切板47は、廃トナー槽22とトナー収容室46とを完全に仕切るので、トナー収容室46内のトナーと回収されたトナーとが混ざり合うことはない。
一方、前記トナーカートリッジ21をドラムカートリッジ10から取り外す場合、まず、前記供給口開閉レバー49を矢印p方向に回転させると、供給口48が閉鎖されるとともに、トナーカートリッジ21の係合部と、ドラムカートリッジ10の係合部との係合とが解除される。次に、トナーカートリッジ21を上方に引きながら、サイドパネル33から離れる方向に移動させると、廃トナーキャップ72がスプリング78の付勢力によって、サイドパネル33側から離れる方向に前進(図19において右方向に移動)させられる。そして、トナーカートリッジ21を更にサイドパネル33から離れる方向に移動させると、前記廃トナー排出部37の先端が挿入口81から外に出て、トナーカートリッジ蓋41が挿入口81を閉鎖する。この間、廃トナーキャップ72はトナー排出口39を閉鎖する。
このようにして、ドラムカートリッジ10からのトナーカートリッジ21の取外しが終了する。
このように、本実施の形態においては、前記トナーカートリッジ21をドラムカートリッジ10に対して着脱するのに伴って、自動的にトナー排出口39を開閉させることができるので、トナー排出口39の付近の現像剤としてのトナー16がプリンタ内に落下するのを防止することができる。
また、前記支点部42がトナー排出口39より上方に形成されるので、該トナー排出口39より排出されるトナーが前記支点部42に付着するのを防止することができる。したがって、トナーカートリッジ蓋41を円滑に回動させることができ、トナーカートリッジ蓋41の動作不良によるトナー漏れが発生するのを防止することができる。
次に、第6の実施の形態について説明する。
図27は本発明の第6の実施の形態における廃トナー槽の要部を示す第1の斜視図、図28は本発明の第6の実施の形態における廃トナーキャップ保持部の正面図、図29は本発明の第6の実施の形態における廃トナーキャップ保持部の断面図、図30は本発明の第6の実施の形態における廃トナー槽の要部を示す第2の斜視図、図31は本発明の第6の実施の形態におけるトナー排出装置を示す斜視図、図32は本発明の第6の実施の形態におけるトナー排出装置を示す断面図、図33は本発明の第6の実施の形態における廃トナー槽の要部を示す断面図である。
図において、60は、挿入口81からトナー収容器としての、かつ、回収トナー収容部としての廃トナー槽22内に向けて突出させて、廃トナー槽22と一体的に形成された保持部材としての廃トナーキャップ保持部であり、該廃トナーキャップ保持部60は、挿入口81とほぼ同じ径の「U」字の形状を有し、下方部分が切り欠かれ、軸方向に延びる開口58が形成される。前記廃トナーキャップ保持部60内に、同じ長さを有するシャッタ部材としての廃トナーキャップ64が回動自在に、かつ、摺動自在に配設される。前記挿入口81及び廃トナーキャップ保持部60によって開口部が構成される。
前記廃トナーキャップ64は、トナー排出装置としての廃トナー排出部37を包囲するための筒状の部材から成り、軸方向におけるほぼ中央に配設された円形の形状を有する仕切り部87を備え、該仕切り部87より挿入口81側に「U」字状の導入部88が、前記仕切り部87より廃トナー槽22内側に、円形の形状を有し、廃トナーキャップ保持部60内で廃トナーキャップ64を位置決めする位置決め部89が形成される。前記導入部88には、前記開口58と対応させて軸方向に延びる開口65が形成される。したがって、前記廃トナーキャップ保持部60内において廃トナーキャップ64を回動させることによって開口58、65を選択的に重ね、連通させることができる。
なお、前記廃トナーキャップ保持部60の先端の近傍の内周面に第1の係合部位としての突起63が、位置決め部89の突起63と対応する位置に第2の係合部位としての係合穴67が形成され、突起63と係合穴67とを係合させることによって、廃トナーキャップ64を所定の位置で位置決めすることができる。
また、前記導入部88の内周面には、導入部88の一端から他端まで螺旋状の係合部としての突起部66が形成され、該突起部66は、廃トナー排出部37を案内する案内部として機能する。
一方、中空部材としての筒状部38の外周面の先端には、突起部66と係合する係合部としての一対のリブ36が、わずかな間隔を置いて、互いに平行に突出させて形成され、前記突起部66は、各リブ36間に挟まれるようにして係合させられる。すなわち、突起部66及びリブ36によって、第1、第2の変換要素から成る運動方向変換部が構成され、筒状部38の直進運動が廃トナーキャップ64の回転運動に変換される。
そして、トナー収容ユニットとしてのトナーカートリッジ21(図2)を画像形成ユニットとしてのドラムカートリッジ10に装着する前の状態において、開口58と開口65とが円周方向において互いに異なる位置に置かれ、結果的に挿入口81は廃トナーキャップ64によって閉鎖され、前記突起63と係合穴67とが係合させられ、わずかな外力によって、廃トナーキャップ64が廃トナーキャップ保持部60に対して回転しないように廃トナーキャップ64が位置決めされる。このとき、前記トナーカートリッジ21の供給口48(図20)は閉鎖されている。
前記構成のプリンタにおいて、トナーカートリッジ21をドラムカートリッジ10に取り付ける場合、トナーカートリッジ21をサイドパネル33に向けて移動させると、筒状部38のリブ36間に突起部66が挿入させられ、また、蓋部材としての廃トナーキャップ72は挿入口81の周縁に当接させられる。続いて、前記トナーカートリッジ21を更にサイドパネル33に向けて移動させると、筒状部38が挿入口81内に押し込まれ、同時に、突起部66とリブ36とが係合させられ、それに伴って、突起63と穴67との係合が解除され、廃トナーキャップ64が廃トナーキャップ保持部60内を回転させられる。その結果、開口58と開口65とが円周方向において同じ位置に置かれ、結果的に挿入口81は開口させられる。また、この間、廃トナーキャップ72は、第1の付勢部材としてのスプリング78の付勢力に抗して、サイドパネル33側に向けて後退(図32において左方向に移動)させられ、トナー排出口39を開口させる。
このようにして、トナー排出口39が廃トナー槽22内に位置する状態で、筒状部38とトナーカートリッジ21とが係合させられる。
以下の動作については第5の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
一方、前記トナーカートリッジ21をドラムカートリッジ10から取り外す場合、まず、前記供給口開閉レバー49を矢印p方向に回動させると、供給口48が閉鎖されるとともに、トナーカートリッジ21の係合部と、ドラムカートリッジ10の係合部との係合が解除させられる。次に、トナーカートリッジ21を上方に引きながらサイドパネル33から離れる方向に移動させると、廃トナーキャップ64が回転させられる。これに伴って、開口58、65が円周方向において互いに異なる位置に置かれ、結果的に挿入口81は閉鎖され、その後、前記突起63と穴67とが係合させられる。そして、廃トナーキャップ72がスプリング78の付勢力によって、サイドパネル33側から離れる方向に前進(図32において右方向に移動)させられ、トナー排出口39を閉鎖する。
このようにして、ドラムカートリッジ10からのトナーカートリッジ21の取外しが終了する。
このように、本実施の形態においては、前記トナーカートリッジ21をドラムカートリッジ10に対して着脱するのに伴って、自動的にトナー排出口39を開閉させることができるので、トナー排出口39の付近の現像剤としてのトナー16がプリンタ内に落下するのを防止することができる。
また、挿入口81を閉鎖するために付勢部材としてスプリング等を配設する必要がないので、付勢力の低下によって挿入口81の開閉不良が発生することがない。
次に、第7の実施の形態について説明する。
図34は本発明の第7の実施の形態における廃トナー槽の要部を示す斜視図、図35は本発明の第7の実施の形態における廃トナー槽の要部を示す断面図、図36は本発明の第7の実施の形態における廃トナーキャップの斜視図、図37は本発明の第7の実施の形態におけるトナー排出装置の断面図である。
図において、75は保持部材としての廃トナーキャップ保持部、79は、該廃トナーキャップ保持部75によって保持され、廃トナーキャップ保持部75に対して進退(図35及び37において左右方向に移動)自在に配設されたシャッタ部材としての廃トナーキャップである。前記廃トナーキャップ保持部75に、ほぼ中央に、垂直方向に配設された第1の係合部位としての、かつ、移動制限部材としての移動制限板77が一体に形成され、該移動制限板77は、廃トナーキャップ79の移動を制限するとともに、廃トナーキャップ79を閉鎖状態に置く。また、前記廃トナーキャップ保持部75は、前記移動制限板77よりトナー収容器としての、かつ、回収トナー収容部としての廃トナー槽22内側において軸方向に形成された案内溝70を備える。前記廃トナーキャップ保持部75及び挿入口81によって開口部が構成される。
また、前記廃トナーキャップ79は、断面が弧状の形状を有し、上方に凹面が形成された本体部79x、該本体部79xのサイドパネル33側の端部において、上方に突出させて形成され、中空部材としての筒状部38が廃トナー槽22内に進入する際に筒状部38の先端面と当接し、挿入口81の開口時に前記移動制限板77と当接する当接面79a、該当接面79aからサイドパネル33側に向けて突出させて形成された第1の係合部としてのフック部85、前記本体部79xの凹面の所定の箇所に上方に向けて突出させて形成された第2の係合部位としての弧状の突部79b、及び前記本体部79xの廃トナー槽22内側の端部において、廃トナー槽22内側に向けて突出させて形成され、前記案内溝70と係合する係合部80を備える。前記廃トナーキャップ79は前記案内溝70に沿って進退させられる。
トナー収容ユニットとしてのトナーカートリッジ21(図2)を画像形成ユニットとしてのドラムカートリッジ10に取り付ける前の状態において、廃トナーキャップ79は、図35に示されるように、サイドパネル33側の端部に置かれ、挿入口81が閉鎖され、このとき、廃トナーキャップ79を廃トナーキャップ保持部75に固定するために前記移動制限板77と突起79bとが係合させられ、廃トナーキャップ79の位置が保持される。また、前記フック部85は、挿入口81の外部、すなわち、サイドパネル33側に突出させられる。そして、前記トナーカートリッジ21の供給口48(図20)は閉鎖されている。
前記構成のプリンタにおいて、トナーカートリッジ21をドラムカートリッジ10に取り付ける場合、トナーカートリッジ21をサイドパネル33に向けて移動させると、フック部85に廃トナーキャップ72が当接し、該廃トナーキャップ72は付勢部材としてのスプリング78の付勢力に抗して、サイドパネル33側に向けて後退(図37において左方向に移動)させられ、前記フック部85と第2の係合部として機能するトナー排出口39とが係合させられる。そして、トナーカートリッジ21を更にサイドパネル33に向けて移動させると、筒状部38が当接面79aに当接し、移動制限板77と突起79bとの係合が解除され、係合部80が案内溝70に沿って案内され、廃トナーキャップ79が案内溝70に沿って後退(図35及び37において右方向に移動)させられる。同時に、廃トナーキャップ72がサイドパネル33側に後退させられ、図37に示されるように、トナー排出口39が廃トナー槽22内に位置する状態で、筒状部38とトナーカートリッジ21とが係合させられる。
以下の動作については第5の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
一方、前記トナーカートリッジ21をドラムカートリッジ10から取り外す場合、まず、前記供給口開閉レバー49を矢印p方向に回転させると、供給口48が閉鎖されるとともに、トナーカートリッジ21の係合部と、ドラムカートリッジ10の係合部との係合が解除させられる。次に、トナーカートリッジ21を上方に引きながらサイドパネル33から離れる方向に移動させると、トナー排出口39とフック部85とが係合させられているので、引き出し動作に伴って、廃トナーキャップ79が前進(図37において左方向に移動)させられる。そして、前記移動制限板77と突起79bとが係合すると、廃トナーキャップ79が閉鎖状態に置かれ、その後、トナー排出口39とフック部85との係合が解除され、挿入口81が閉鎖される。
この間、廃トナーキャップ72がスプリング78の付勢力によって、サイドパネル33側から離れる方向に前進(図37において右方向に移動)させられ、廃トナーキャップ72はトナー排出口39を閉鎖する。
このようにして、ドラムカートリッジ10からのトナーカートリッジ21の取外しが終了する。
このように、本実施の形態においては、前記トナーカートリッジ21をドラムカートリッジ10に対して着脱するのに伴って、自動的にトナー排出口39を開閉させることができるので、トナー排出口39の付近の現像剤としてのトナー16がプリンタ内に落下するのを防止することができる。
また、廃トナーキャップ79を閉鎖するために付勢部材としてスプリング等を配設する必要がないので、付勢力の低下によって挿入口81の開閉不良が発生することがない。
そして、前記トナー排出口39を廃トナーキャップ79との係合に利用することができるので、筒状部38に第2の係合部を形成する必要がない。さらに、前記フック部85の先端は上方に向けて突出させて形成されるので、トナーカートリッジ21をドラムカートリッジ10に対して円滑に挿脱することができる。
次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。なお、第1及び7の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図38は本発明の第8の実施の形態における廃トナー槽の要部を示す斜視図、図39は本発明の第8の実施の形態におけるトナー排出装置の斜視図、図40は本発明の第8の実施の形態における廃トナー槽の要部を示す断面図、図41は本発明の第8の実施の形態におけるトナー排出装置の断面図である。
この場合、シャッタ部材としての廃トナーキャップ79は、断面が弧状の形状を有し、上方に凹面が形成された本体部79x、該本体部79xのサイドパネル33側の端部において、上方に突出させて形成され、円形の形状を有し、筒状部38が廃トナー槽22内に進入する際に筒状部38の先端面と当接し、挿入口81の開口時に前記移動制限板77と当接する当接面86、該当接面86の上端からサイドパネル33側に向けて突出させて形成された第1の係合部としてのフック部85、前記本体部79xの凹面の所定の箇所に上方に向けて突出させて形成された弧状の図示されない突部、及び前記本体部79xの廃トナー槽22内側の端部において、廃トナー槽22内側に向けて突出させて形成された係合部80を備える。
前記フック部85は、筒状部38の先端に形成された、第2の係合部として機能するキャップストッパーリブ73と係合させられる。
この場合、フック部85及びキャップストッパーリブ73がトナー排出口39より上方に形成されるので、キャップストッパーリブ73とフック部85とを係脱する際に、トナー排出口39の付近に付着したトナーがその衝撃によってプリンタ内に落下するのを抑制することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態におけるトナー排出装置の正面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概念図である。 本発明の第1の実施の形態におけるのプリンタの要部を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるサイドパネルの概念図である。 本発明の第1の実施の形態におけるトナー排出装置の側面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるトナー排出装置の要部を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における廃トナー排出部の先端の状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるトナー排出装置の正面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるトナー排出装置の側面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるトナーの排出状態の実験結果を示す図である。 本発明の第3の実施の形態におけるトナー排出装置の第1の状態を示す正面図である。 本発明の第3の実施の形態におけるトナー排出装置の側面図である。 本発明の第3の実施の形態におけるトナー排出装置の第2の状態を示す正面図である。 本発明の第4の実施の形態におけるトナー排出装置の第1の状態を示す正面図である。 本発明の第4の実施の形態におけるトナー排出装置の側面図である。 本発明の第4の実施の形態におけるトナー排出装置の第2の状態を示す正面図である。 本発明の第5の実施の形態における廃トナー槽の要部を示す断面図である。 本発明の第5の実施の形態における廃トナー槽の要部を示す斜視図である。 本発明の第5の実施の形態におけるトナー排出装置の断面図である。 本発明の第5の実施の形態におけるトナーカートリッジの第1の斜視図である。 本発明の第5の実施の形態におけるトナーカートリッジの第2の斜視図である。 本発明の第5の実施の形態におけるトナーカートリッジの断面図である。 本発明の第5の実施の形態におけるドラムカートリッジの第1の斜視図である。 本発明の第5の実施の形態におけるドラムカートリッジの第2の斜視図である。 本発明の第5の実施の形態におけるトナーカートリッジをドラムカートリッジに装着した状態を示す第1の斜視図である。 本発明の第5の実施の形態におけるトナーカートリッジをドラムカートリッジに装着した状態を示す第2の斜視図である。 本発明の第6の実施の形態における廃トナー槽の要部を示す第1の斜視図である。 本発明の第6の実施の形態における廃トナーキャップ保持部の正面図である。 本発明の第6の実施の形態における廃トナーキャップ保持部の断面図である。 本発明の第6の実施の形態における廃トナー槽の要部を示す第2の斜視図である。 本発明の第6の実施の形態におけるトナー排出装置を示す斜視図である。 本発明の第6の実施の形態におけるトナー排出装置を示す断面図である。 本発明の第6の実施の形態における廃トナー槽の要部を示す断面図である。 本発明の第7の実施の形態における廃トナー槽の要部を示す斜視図である。 本発明の第7の実施の形態における廃トナー槽の要部を示す断面図である。 本発明の第7の実施の形態における廃トナーキャップの斜視図である。 本発明の第7の実施の形態におけるトナー排出装置の断面図である。 本発明の第8の実施の形態における廃トナー槽の要部を示す斜視図である。 本発明の第8の実施の形態におけるトナー排出装置の斜視図である。 本発明の第8の実施の形態における廃トナー槽の要部を示す断面図である。 本発明の第8の実施の形態におけるトナー排出装置の断面図である。
符号の説明
10 ドラムカートリッジ
16 トナー
21 トナーカートリッジ
22 廃トナー槽
28 クリーニングブレード
29 搬送路
31、51 スパイラル
35 トナー搬送ベルト
36 リブ
37 廃トナー排出部
38 筒状部
39、52、71 トナー排出口
41、82 トナーカートリッジ蓋
42 支点部
43、78 スプリング
58、65 開口
60、75 廃トナーキャップ保持部
61 コマ
63、79b 突起
66 突起部
67 穴
72、79 廃トナーキャップ
73 キャップストッパーリブ
77 移動制限板
81 挿入口
85 フック部

Claims (14)

  1. (a)中空部材と、
    (b)該中空部材内に配設され、トナーを搬送する搬送部材とを有するとともに、
    (c)前記中空部材に、前記搬送部材によって搬送されたトナーを排出するためのトナー排出口が形成され、
    (d)該トナー排出口は、前記中空部材の底面より上方に形成されることを特徴とするトナー排出装置。
  2. 前記トナー排出口と前記底面との間に傾斜面が形成される請求項1に記載のトナー排出装置。
  3. (a)中空部材と、
    (b)該中空部材内に配設され、トナーを搬送する搬送部材とを有するとともに、
    (c)前記中空部材に、前記搬送部材によって搬送されたトナーを排出するためのトナー排出口が形成され、
    (d)該トナー排出口は、搬送されたトナーが所定量に達した後に排出されるように形成されることを特徴とするトナー排出装置。
  4. (a)中空部材と、
    (b)該中空部材内に配設され、トナーを搬送する搬送部材とを有するとともに、
    (c)前記中空部材に、前記搬送部材によって搬送されたトナーを排出するためのトナー排出口が蓋部材によって開閉自在に形成されることを特徴とするトナー排出装置。
  5. 前記蓋部材を閉鎖する方向に付勢する付勢部材を有する請求項4に記載のトナー排出装置。
  6. (a)トナー像を形成するための画像形成部と、
    (b)トナー像を形成する際に使用されなかったトナーを回収するトナー回収部と、
    (c)該トナー回収部によって回収されたトナーを収容する回収トナー収容部とを有するとともに、
    (d)前記トナー回収部によって回収されたトナーは、前記トナー排出装置を介して回収トナー収容部に送られる請求項1〜5のいずれか1項に記載のトナー排出装置を有する画像形成装置。
  7. 前記回収トナー収容部は、前記トナー排出装置に対して着脱自在に接続される請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 請求項4又は5に記載のトナー排出装置を備えた画像形成ユニットに対して着脱自在に配設されたトナー収容器において、
    (a)中空部材から排出されたトナーを受ける開口部と、
    (b)該開口部を開閉するシャッタ部材とを有するとともに、
    (c)前記中空部材とトナー収容器とを係合させる動作と連動して、開口部及びトナー排出口が開口させられることを特徴とするトナー収容器。
  9. (a)前記シャッタ部材は、支点部、及びシャッタ部材を閉鎖する方向に付勢する付勢部材を備えるとともに、
    (b)前記トナー排出口は前記中空部材の底面に形成され、
    (c)前記支点部は前記トナー排出口より上方に形成される請求項8に記載のトナー収容器。
  10. (a)前記シャッタ部材は、前記中空部材を包囲するための筒状の部材から成り、前記中空部材を案内する案内部、及び前記開口部に形成された開口と選択的に重なる開口を備え、
    (b)前記中空部材は、前記案内部と係合する係合部を備えるとともに、
    (c)前記案内部と係合部とが係合するのに伴って、シャッタ部材が回転させられ、前記各開口が重ねられる請求項8に記載のトナー収容器。
  11. (a)前記シャッタ部材は第1の係合部を備え、
    (b)前記中空部材は、前記第1の係合部と係合する第2の係合部を備えるとともに、
    (c)トナー収容ユニットを画像形成ユニットに取り付けるときに、前記第1、第2の係合部が係合させられ、
    (d)前記トナー収容ユニットを画像形成ユニットから取り外す動作に連動して前記シャッタ部材は閉鎖状態に置かれ、
    (e)該シャッタ部材が閉鎖状態に置かれた後、前記第1、第2の係合部の係合が解除される請求項8に記載のトナー収容器。
  12. 前記第2の係合部は前記トナー排出口である請求項11に記載のトナー収容器。
  13. 前記第1、第2の係合部は前記トナー排出口より上方に形成される請求項11に記載のトナー収容器。
  14. (a)第1の係合部位が形成され、前記シャッタ部材を保持する保持部材を有するとともに、
    (b)前記シャッタ部材に、前記第1の係合部位と係合する第2の係合部位が形成され、
    (d)前記シャッタ部材が閉鎖された後、前記第1、第2の係合部位が係合させられる請求項8〜13のいずれか1項に記載のトナー収容器。
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