JP2011081093A - 現像剤収容容器および画像形成装置 - Google Patents

現像剤収容容器および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】不使用時には現像剤の漏出を防止しつつ、使用時には現像剤の詰まりを防止すること。
【解決手段】現像剤収容部(61)からの現像剤が落下して搬送される落下路(73)と、落下路(73)に接続される接続路(74)と、接続路(74)と落下路(73)との接続部に形成される接続口(73b)と、接続路(73)内の現像剤を搬送する搬送部材(78)と、搬送部材(78)に支持されて、接続口(73b)を閉塞可能な蓋部材(79)と、搬送部材(78)に支持されて、前記落下路(73)に進入可能な可撓性を有する崩し部材(81)と、を備え、前記搬送部材(78)が停止した状態では、前記蓋部材(79)が前記接続口(73b)を閉塞すると共に、前記搬送部材(78)の回転に伴って、前記崩し部材(81)が前記落下路(73)内に間欠的に進入して現像剤を崩す現像剤収容容器(TCy)。
【選択図】図11

Description

本発明は、現像剤収容容器および画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置に関して、下記の特許文献1〜3記載の技術が従来公知である。
特許文献1としての特開平8−16066号公報には、感光体ドラム(3)や現像ローラ(4)、帯電器(5)、トナー保持部(8)等が一体化されたプロセスカートリッジ(1)において、トナー保持部(8)内には現像剤を搬送する撹拌羽根(10)が配置され、撹拌羽根(10)にはフィルム状蓋(13)が連結され、フィルム状蓋(13)は、出荷時には、トナー補給部(8)から現像ローラ(4)に現像剤を供給する開口部(9)に、押圧手段(15)で押しつけられた状態で保持され、撹拌羽根(10)の回転に伴って、撹拌羽根(10)に連結されたフィルム状蓋(13)が押圧手段(15)から引き抜かれて、開口部(9)が開放される技術が記載されている。すなわち、フィルム状蓋(13)は、出荷時にのみ押圧手段(15)に押されて、開口部(9)の蓋をしている。
特許文献2としての特開2002−244422号公報には、現像部(11)に補給される現像剤が収容されるトナーホッパー(21)において、トナー補給槽(22)内で回転する撹拌部材(24)に補助シート(26)が支持されており、製造時に、補助シート(26)は、トナーホッパー(21)から現像部(11)にトナーが流入するトナー供給口(30)と、トナー供給口(30)に配置されたトナー供給ローラ(23)と、の間で挟まれた状態で支持されてトナー供給口(30)を密閉すると共に、使用が開始されて撹拌部材(24)が回転すると、撹拌部材(24)に支持された補助シート(26)が引き抜かれる技術が記載されている。すなわち、特許文献2記載の技術でも、補助シート(26)は、製造時にのみトナー供給口(30)を密閉している。
特許文献3としての特開2004−264539号公報には、現像剤のカートリッジ(21)の搬送路であるオーガ室(22a3)のオーガ(27)の軸方向の端に弁(29)が差し込まれており、弁(29)の弁体(29b)が円板に放射状のスリットが形成された形状となっており、オーガ(27)の動作時にはオーガ(27)により上流から流れてくるトナーに押されて変形して、下流側に現像剤を通過させると共に、オーガ(27)の回転が停止すると弾性復元して、オーガ室(22a3)を塞いで、下流側の現像剤が流出する補給口(22a12)に現像剤が流れないようにする技術が記載されている。
特開平8−16066号公報(「0020」〜「0024」、図1、図2) 特開2002−244422号公報(「0079」〜「0085」、図6) 特開2004−264539号公報(「0018」、図5、図6)
本発明は、不使用時には現像剤の漏出を防止しつつ、使用時には現像剤の詰まりを防止することを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明の現像剤収容容器は、
現像剤が収容される現像剤収容部と、
前記現像剤収容部からの現像剤が落下して搬送される落下路と、
前記落下路に接続される接続路と、
前記接続路と前記落下路との接続部に形成される接続口と、
前記接続路内に回転可能に支持され、前記接続路内の現像剤を搬送する搬送部材と、
前記搬送部材に支持されて、前記接続口を閉塞可能な蓋部材と、
前記搬送部材に支持されて、前記落下路に進入可能な可撓性を有する崩し部材と、
を備え、
前記搬送部材が停止した状態では、前記蓋部材が前記接続口を閉塞すると共に、
前記搬送部材の回転に伴って、前記崩し部材が前記落下路内に間欠的に進入して現像剤を崩す
ことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項2に記載の発明の現像剤収容容器は、
現像剤が収容される現像剤収容部と、
前記現像剤収容部からの現像剤が落下して搬送される落下路と、
前記落下路に接続される接続路と、
前記接続路と前記落下路との接続部に形成される接続口と、
前記接続路内に回転可能に支持され、前記接続路内の現像剤を搬送する搬送部材と、
前記搬送部材に支持されて、前記接続口を閉塞可能な蓋部材と、
前記搬送部材に支持されて、前記落下路に進入可能な可撓性を有する崩し部材と、
前記搬送部材の回転を制御する搬送制御手段であって、前記搬送部材が停止する場合に、前記蓋部材が前記接続口を閉塞する閉塞位置で前記搬送部材を停止させると共に、現像剤の搬送時には、前記崩し部材が間欠的に前記落下路内に進入して現像剤を崩しながら現像剤を前記搬送部材により搬送させる前記搬送制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項3に記載の発明の現像剤収容容器は、
現像剤が収容される現像剤収容部と、
前記現像剤収容部からの現像剤が落下して搬送される落下路と、
前記落下路に接続される接続路と、
前記接続路と前記落下路との接続部に形成される接続口と、
前記接続路内に回転可能に支持され、前記接続路内の現像剤を搬送する搬送部材と、
前記搬送部材に支持されて前記搬送部材の回転に伴って回転すると共に、可撓性を有する崩し部を有する蓋部材と、
を備え、
前記搬送部材が停止した状態では、前記崩し部が前記搬送部材の回転の周方向に沿って巻き付いた状態で前記接続口を閉塞すると共に、
前記搬送部材の回転に伴って、前記崩し部の回転方向下流端が前記接続口に進入した場合に、前記崩し部が弾性復元して前記落下路内に進入して現像剤を崩す
ことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項4に記載の発明の現像剤収容容器は、
現像剤が収容される現像剤収容部と、
前記現像剤収容部からの現像剤が落下して搬送される落下路と、
前記落下路に接続される接続路と、
前記接続路と前記落下路との接続部に形成される接続口と、
前記接続路内に回転可能に支持され、前記接続路内の現像剤を搬送する搬送部材と、
前記搬送部材に支持されて前記搬送部材の回転に伴って回転すると共に、可撓性を有する崩し部を有する蓋部材と、
前記搬送部材の回転を制御する搬送制御手段であって、前記搬送部材が停止する場合に、前記崩し部が前記搬送部材の回転の周方向に沿って巻き付いた状態で前記接続口を閉塞する閉塞位置で前記搬送部材を停止させると共に、現像剤の搬送時には、前記崩し部材が間欠的に前記落下路内に進入して現像剤を崩しながら現像剤を前記搬送部材により搬送させる前記搬送制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載の現像剤収容容器において、
前記搬送部材の搬送方向に沿って、前記接続口の幅よりも幅が広く形成された前記蓋部材と、
前記蓋部材に形成され且つ前記接続口の幅よりも幅が狭い一対の切れ込み部により挟まれた部分により構成された前記崩し部と、
を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の現像剤収容容器において、
前記接続口が閉塞された状態で出荷されることを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項7に記載の発明の画像形成装置は、
表面に像を保持して回転する像保持体と、
前記像保持体表面の潜像を可視像に現像する現像装置と、
前記像保持体表面に対向して配置され、前記像保持体表面との対向領域である転写領域において、前記像保持体表面の可視像を被転写体に転写する転写装置と、
前記現像装置に補給される現像剤を収容する請求項1ないし6のいずれかに記載の現像剤収容容器と、
を備えたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の画像形成装置において、
前記接続口が閉塞された前記現像剤収容容器が装着された状態で出荷されることを特徴とする。
請求項1〜4、7に記載の発明によれば、不使用時には蓋部材が現像剤の漏出を防止しつつ、使用時には現像剤が崩されて現像剤の凝集を防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、切れ込み部に挟まれた崩し部が接続口から落下路内に進入でき、現像剤を崩すことができる。
請求項6、8に記載の発明によれば、保管時や出荷時に現像剤が漏出することを防止できる。
図1は本発明の実施例1のプリンタの全体斜視図である。 図2は本発明の実施例1のプリンタの説明図であり、サイドカバーが開放された状態の説明図である。 図3は実施例1のプリンタからM色のトナーカートリッジが取り外された状態の説明図である。 図4は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図5は実施例1の可視像形成装置の要部説明図であり、図5AはY,M,C色用の可視像形成装置の斜視図、図5BはK色用の可視像形成装置の斜視図、図5Cは図5Aの廃棄流出口シャッタの分解説明図である。 図6は本発明の実施例1の可視像形成装置の要部拡大説明図である。 図7は実施例1の可視像形成装置の要部斜視図である。 図8は像保持体と現像剤保持体と現像容器の長さ関係の説明図である。 図9は実施例1のカートリッジ着脱部の説明図である。 図10は図9の矢印X方向から見た図である。 図11は実施例1のY,M,C色用のトナーカートリッジの説明図であり、図11Aは右斜め前方から見た斜視図、図11Bは左斜め後方から見た斜視図、図11Cは図11AのXIC−XIC線断面図である。 図12は図11に示すトナーカートリッジの分解説明図である。 図13は図11Aに示すトナーカートリッジの要部説明図であり、図13Aはカートリッジ内の駆動部材を説明する要部説明図、図13Bは解錠部材を説明する要部説明図である。 図14は実施例1のK色用のトナーカートリッジの説明図であり、図14Aは右斜め前方から見た斜視図、図14Bは左斜め後方から見た斜視図、図14Cは図14AのXIVC−XIVC線断面図である。 図15は実施例1のトナーカートリッジが着脱される状態の説明図であり、図15Aはトナーカートリッジが装着された状態での補給路部分の要部断面図、図15Bはトナーカートリッジが装着された状態での回収用流入口部分の要部断面図である。 図16は、実施例1のトナーカートリッジが着脱される状態の説明図であり、図16Aはトナーカートリッジが取り外された状態での補給路部分の要部断面図、図16Bはトナーカートリッジが取り外された状態での回収用流入口部分の要部断面図である。 図17は実施例2の補給オーガの斜視説明図である。 図18は崩しフィルムが巻き付いた状態における実施例2の補給オーガの説明図であり、図18Aは実施例1の図11Cに対応する軸方向から見た図、図18Bは崩しフィルムの説明図である。 図19は崩しフィルムの崩し部が落下路に進入した状態における実施例2の補給オーガの説明図であり、図19Aは実施例1の図11Cに対応する軸方向から見た図、図19Bは崩しフィルムの説明図である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(以下、実施例と記載する)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は本発明の実施例1のプリンタの全体斜視図である。
図2は本発明の実施例1のプリンタの説明図であり、サイドカバーが開放された状態の説明図である。
図1において、本発明の画像形成装置の実施例1のプリンタUは、画像形成装置本体U1を有する。前記画像形成装置本体U1の前面には、新たな媒体を補充する際に開閉される媒体補充用開閉部材の一例としてのフロントカバーU2が下端を中心として開閉可能に支持されている。前記画像形成装置本体U1の上面には排紙部の一例としての排出トレイTRhが設けられている。
図3は実施例1のプリンタからM色のトナーカートリッジが取り外された状態の説明図である。
図1、図2において、前記画像形成装置本体U1の右側面には、新規現像剤の補給や廃棄現像剤が回収された交換容器の一例としてのトナーカートリッジの交換を行う際に開閉される容器交換用開閉部材の一例としてのサイドカバーU3が後端を中心として開閉可能に支持されている。
図2、図3において、前記サイドカバーU3の内側の画像形成装置本体U1には、現像剤収容容器の一例としてのトナーカートリッジTCy〜TCkが着脱可能に支持される容器着脱部の一例としてのカートリッジ着脱部U4が形成されている。
図4は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図1、図4において、前記フロントカバーU2は、媒体の一例としての用紙を挿入可能な図4の実線で示す開放位置と、図1、図4に示す閉塞位置との間で移動可能に支持されている。
図4において、前記プリンタUの上部には、排出トレイTRhの下方に、各種制御回路や記憶媒体等が配列された制御基板SCが配置されている。前記制御基板SCには、プリンタUの各種制御を行う制御部の一例としてのコントローラCと、コントローラCにより作動を制御される画像処理部GS、潜像形成装置駆動回路DL、および電源装置の一例としての電源回路E等が設けられている。電源回路Eは、後述の帯電器の一例としての帯電ローラCRy〜CRk、現像剤保持体の一例としての現像ローラG1y〜G1kおよび転写器の一例としての転写ローラT1y〜T1k等に電圧を印加する。
前記画像処理部GSは、外部の画像情報送信装置の一例としてのパーソナルコンピュータPC等から入力された印刷情報を、イエロー、マゼンタ、シアン、黒、すなわち、Y,M,C,Kの4色の画像に対応した潜像形成用の画像情報に変換して、所定のタイミングで潜像形成装置駆動回路DLに出力する。
なお、原稿画像が単色画像、いわゆる、モノクロの場合は、黒色のみの画像情報が潜像形成装置駆動回路DLに入力される。
前記潜像形成装置駆動回路DLは、図示しない各色Y,M,C,Kの駆動回路を有し、入力された画像情報に応じた信号を所定の時期に、各色毎に配置された潜像形成装置の一例としてのLEDヘッドLHy,LHm,LHc,LHkに出力する。
図4において、画像形成装置本体U1の中央下部には、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色の可視像の一例としてのトナー像を形成する可視像形成装置UY,UM,UC,UKが配置されている。図4において、黒色、すなわち、K色の可視像形成装置UKは回転する像保持体の一例としての感光体Pkを有する。前記感光体Pkの周囲には、感光体表面Pkを帯電させる帯電器の一例としての帯電ロールCRk、感光体表面に静電潜像を形成する潜像形成装置の一例としてのLEDヘッドLHk、感光体表面の静電潜像を可視像に現像する現像装置Gk、感光体Pk表面に残留した現像剤を除去する像保持体清掃器の一例としての感光体クリーナCLk等が配置されている。
他の色の可視像形成装置UY,UM,UCも、黒色の可視像形成装置UKと同様に構成されている。
前記感光体Py〜Pkは、帯電ロールCRy〜CRkと対向する帯電領域Q1y,Q1m,Q1c,Q1kで帯電ロールCRy〜CRkにより表面を一様に帯電された後、潜像形成領域Q2y,Q2m,Q2c,Q2kでLEDヘッドLHy〜LHkにより潜像が書き込まれる。書き込まれた静電潜像は現像装置Gy〜Gkと対向する現像領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいてトナー像に現像される。現像されたトナー像は、中間転写体の一例としての中間転写ベルトBに接触する1次転写領域Q4y,Q4m,Q4c,Q4kに搬送される。前記1次転写領域Q4y,Q4m,Q4c,Q4kにおいて中間転写ベルトBの裏面側に配置された一次転写器の一例としての1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kには、コントローラCにより制御される電源回路Eから所定の時期にトナーの帯電極性と逆極性の1次転写電圧が印加される。
前記各感光体Py〜Pk上のトナー像は前記1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルトBに1次転写される。
1次転写後の感光体Py,Pm,Pc,Pk表面の転写残トナーや放電生成物等の残留物、付着物は、感光体クリーナCLy,CLm,CLc,CLkにより清掃される。清掃された感光体Py,Pm,Pc,Pk表面は、帯電ローラCRy,CRm,CRc,CRkにより再帯電される。なお、前記感光体クリーナCLy〜CLkで除去しきれず、帯電ローラCRy〜CRkに付着した残留物等は、前記帯電ローラCRy〜CRkに接触して配置された帯電器清掃部材の一例としての帯電器クリーナCCy,CCm,CCc,CCkによりクリーニングされる。
図2、図4において、前記感光体Py〜Pkの上方には、中間転写ユニットの一例としてのベルトモジュールBMが配置されている。前記ベルトモジュールBMは、被転写体の一例であって中間転写体の一例としての中間転写ベルトBを有する。前記中間転写ベルトBは、駆動部材の一例としてのベルト駆動ロールRdと、従動部材の一例であり且つ二次転写対向部材の一例としてのバックアップロールT2aと、各感光体Py〜Pkに対向して配置された前記1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kと、からなる中間転写支持系により回転可能に支持されている。
前記中間転写ベルトBの後側上部には、中間転写体清掃器の一例としてのベルトクリーナCLbが配置されている。前記ベルトクリーナCLbは、清掃容器CLb1と、清掃容器CLb1に支持され且つ中間転写ベルトBに接触して中間転写ベルトB表面に残留した残留物を除去して清掃する清掃部材の一例としてのベルト用クリーニングブレードCLb2と、ベルト用クリーニングブレードCLb2で除去された残留物が飛散、漏出することを防止するための漏出防止部材の一例としてのフィルムCLb3と、前記清掃容器CLb1内に配置され且つ除去された残留物を搬送して排出する残留物搬送部材CLb4とを有する。なお、実施例1の清掃容器CLb1は、黒色の感光体クリーナCLkの上方に対応する位置に配置されている。
前記バックアップロールT2aに接する中間転写ベルトBの表面に対向して、二次転写部材の一例としての二次転写ロールT2bが配置されている。前記バックアップロールT2aおよび二次転写ロールT2bにより、実施例1の二次転写器T2が構成されている。また、2次転写ロールT2bおよび中間転写ベルトBの対向する領域により、2次転写領域Q5が形成される。
前記1次転写領域Q4y,Q4m,Q4c,Q4kで1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルトB上に順次重ねて転写された単色または多色のトナー像は、前記2次転写領域Q5に搬送される。
前記1次転写ロールT1y〜T1k、中間転写ベルトBおよび二次転写装置T2等により、実施例1の転写装置T1y〜T1k+T2+Bが構成されている。
なお、図4に示すように、実施例1の中間転写ベルトBは、1次転写領域Q1y〜Q1kが水平面に対して、後側に行くに連れて下方に傾斜した状態で配置されており、これに対応して、可視像形成装置UY〜UKもベルト回転方向下流側に行くに連れて、重力方向下方にずれた位置に配置されている。
前記可視像形成装置UY〜UKの下方には、媒体収容部の一例としての給紙トレイTR1が設けられている。前記給紙トレイTR1は、下壁の一例としての底壁TR1aと、前記底壁TR1aの後端から上方に延びる後端壁TR1bと、底壁TR1aの上方に対向して配置された上壁TR1cとを有する。前記給紙トレイTR1の前端部には、新たな記録シートSを補充するための補充口TR1dが形成されている。前記上壁TR1cの前端部は、補充口TR1dの外側、すなわち、前側に行くに連れて上方に傾斜して形成されている。したがって、前記補充口TR1dは、前側に行くほど上壁TR1cと底壁TR1aとの間隔が広くなり、補充口TR1dが前側に行くほど広くなるように形成されている。
前記底壁TR1a上には、回転中心PL1aを中心として回転可能に支持され且つ媒体の一例としての記録シートSが積載されて、記録シートSを昇降させる媒体積載部の一例としての昇降プレートPL1が配置されている。前記昇降プレートPL1の後端部には、昇降プレートPL1の後端部を上方に付勢する付勢部材の一例としての昇降バネPL2が配置されている。前記昇降プレートPL1は、画像形成が行われていない場合は、左右両端部に配置された偏心カム状の押下げ部材PL3により昇降プレートPL1が底壁TR1aに平行な状態に保持される下降位置に移動する。そして、画像形成が行われている間は、押下げ部材PL3が回転して昇降バネPL2により昇降プレートPL1が上昇した図4に示す上昇位置との間で移動可能に支持されている。
したがって、前記フロントカバーU2が開放されると、外部に補充口TR1dが開放されて、後端壁TR1bに突き当たるまで新たな記録シートSの束を挿入して、下降位置の昇降プレートPL1上に積載して収容可能となる。
前記上壁TR1cの後方には、送出部材の一例としての給紙ロールRpが配置されている。前記給紙ロールRpは、前記昇降プレートPL1が上昇位置に移動した状態で、積載された記録シートSの束の最上面の記録シートSが昇降バネPL2のバネ力で押し当てられる位置に配置されている。前記後端壁TR1bの上方には、捌き部材の一例としてリタードロールRsが配置されている。
前記給紙トレイTR1に積載された記録シートSは、給紙ロールRpにより送り出され、前記リタードロールRsと給紙ロールRpとの接触領域で1枚ずつ分離されて捌かれ、媒体搬送路SHに搬送される。前記媒体搬送路SHの記録シートSは、給紙時期調整部材の一例としてのレジロールRrに搬送され、前記レジロールRrに搬送された記録シートSは、中間転写ベルトBのトナー像が二次転写領域Q5に到達する時期に合わせて、二次転写領域Q5に送り出される。
二次転写領域Q5でトナー像が転写された後の中間転写ベルトBは、ベルトクリーナCLbにより表面に残留した転写残トナーや放電生成物等の残留物が除去されて清掃される。
前記トナー像が転写された記録シートSは、定着装置Fの定着領域Q6に搬送される。前記定着装置Fは、加熱定着部材の一例としての加熱ロールFhと、加圧定着部材の一例としての加圧ロールFpとを有し、前記加熱ロールFhと加圧ロールFpとが所定の圧力で接触した領域により定着領域Q5が構成されている。前記記録シートS表面の未定着トナー像は、定着領域Q6通過時に、熱と圧力により定着される。
画像が定着された記録媒体Sは、媒体搬送路SHを搬送されて、媒体排出部材の一例としての排出ローラRhから排出トレイTRhに排出される。
(可視像形成装置の説明)
図5は実施例1の可視像形成装置の要部説明図であり、図5AはY,M,C色用の可視像形成装置の斜視図、図5BはK色用の可視像形成装置の斜視図、図5Cは図5Aの廃棄流出口シャッタの分解説明図である。
図5において、実施例1の可視像形成装置UYでは、感光体Pyや帯電ロールCRy、LEDヘッドLHyを支持し且つ内部に感光体クリーナCLyを有する上側ユニット枠体W1yと、現像装置Gy〜Gkからなる下側枠体W2yとを有する。
以下、可視像形成装置UY〜UKについて詳細な説明をするが、Y,M,Cの可視像形成装置UY〜UCは同様に構成されると共に、K色の可視像形成装置UKはY,M,Cの可視像形成装置UY〜UKに対して一部が異なる以外は同様に構成されているため、まず、Y色の可視像形成装置UYについて説明した後に、Kの可視像形成装置UKの相違点を説明して、M,Cの可視像形成装置UM,UCの詳細な説明は省略する。
(現像装置の説明)
図6は本発明の実施例1の可視像形成装置の要部拡大説明図である。
図7は実施例1の可視像形成装置の要部斜視図である。
図8は像保持体と現像剤保持体と現像容器の長さ関係の説明図である。
なお、図6はK色の可視像形成装置UKの要部拡大図であるが、Y色も要部拡大図も同様であるため、以下の説明において、図6を使用してY色の可視像形成装置UYの説明を行う。
図5〜図8において、実施例1の可視像形成装置UYでは、下側枠体W2yの現像装置Gyは、内部に現像剤が収容される現像容器1を有する。図6において、現像容器1は、下側の容器本体1aと、前記容器本体1aの上面を被覆する蓋部材1bとを有する。
前記現像容器1の内部には、前記現像ローラG1yが収容される現像ロール室2と、前記現像ロール室2の下方に隣接し且つ連続して形成された第1撹拌室3と、前記第1撹拌室3の後方に隣接して形成された第2撹拌室4と、が設けられている。
図5、図7、図8において、現像容器1には、第2撹拌室4の右方に延びる補給筒部1cが支持されている。前記補給筒部1cの右端上面には、新たな現像剤が流入する補給現像剤流入口1dが形成されている。前記補給筒部1cの内部には、第2撹拌室4に接続される空間である補給室4aが形成されている。
前記第1撹拌室3と前記第2撹拌室4との間は、左右方向に延びる仕切部材の一例としての仕切壁5により仕切られると共に、仕切壁5の左右両端部に形成された流入部5a,5bにより、第1撹拌室3と第2撹拌室4の現像剤が互いに流入可能に構成されている。なお、図7、図8において、実施例1では、前記流入部5a,5bの位置は、新たに補給される現像剤や流入部5a,5bに滞留する現像剤による画像形成への悪影響を低減するために、像保持体に像を保持させる保持領域の一例として感光体Pyに画像形成が行われる画像形成領域L1の外側に対応して形成されている。
図6において、実施例1の現像ローラG1yの回転方向は、感光体Pyとは逆方向、すなわち、図6において、時計回り方向に回転する感光体Pyとは逆方向である反時計回り方向に現像ローラG1yは回転する。したがって、現像領域Q3yでは、感光体Pyの表面と現像ローラG1yの表面は互いに同方向に回転する。
前記現像ロール室2には、現像領域Q3yに対して現像ローラG1yの回転方向上流側の位置に、現像ローラG1yに対向して配置され、現像ローラG1y表面に保持された現像剤層の層厚を規制する棒状の層厚規制部材6が支持されている。
前記第1撹拌室3には、左右方向に延びる第1撹拌部材の一例としてのサプライオーガ7が回転可能に支持されており、第2撹拌室4および補給室4aにはサプライオーガ7に並んで左右方向に延びる第2撹拌部材の一例としてのアドミクスオーガ8が回転可能に支持されている。前記サプライオーガ7およびアドミクスオーガ8は、共に、回転軸7a,8aと、前記回転軸の外周に支持された螺旋状の撹拌羽根7b,8bとを有する。
前記回転軸7a,8aの左端には、互いに噛み合う歯車の一例としてのギアG11,G12が支持されている。前記ギアG11,G12に、図示しない現像用駆動源からの駆動が伝達されると、オーガ7,8が回転駆動して、図8の矢印で示すように、互いに逆方向に現像剤を搬送する。したがって、前記オーガ7,8の回転により、一方の撹拌室3,4の下流端まで撹拌されながら搬送された現像剤は、流入部5a,5bを通じて、他方の撹拌室4,3の上流端に流入して搬送される。したがって、現像容器1内の現像剤は、循環室3+4内を循環すると共に、第1撹拌室3内の現像剤が現像ローラG1yに供給されて現像に使用される。
また、実施例1では、新たに補給された現像剤が、撹拌不十分な状態で現像ローラG1yに供給されることを低減するために、第2撹拌室4のさらに上流側に設定された補給室4aに新たな現像剤が補給されるように構成されている。
図5において、前記補給筒部1aには、流入閉塞部材の一例としての流入シャッタ11が装着されている。実施例1の流入シャッタ11は、補給筒部1aに嵌った状態で左右方向に移動可能に支持される下側筒部12と、下側筒部12の上部に一体的に形成された上側筒部13とを有する。
図7において、前記下側筒部12は外端である右端が端壁で閉塞されており、下側筒部12の内部には、補給筒部1aの右端面との間に付勢部材の一例としての筒付勢バネ14が装着されている。前記下側筒部12と上側筒部13との間は、上下方向に延びる補給流入路16により接続されている。したがって、流入シャッタ11は、筒付勢バネ14の弾性力に抗して軸方向に沿って右側に移動して補給流入路16と補給現像剤流入口1dとが接続される開放位置と、筒付勢バネ14の弾性力で開放位置よりも軸方向に沿って左側に移動して補給流入路16と補給現像剤流入口1dとがずれた状態の閉塞位置と、の間を移動可能に支持されている。
前記上側筒部13は、内端である左端が端壁で閉塞されており、上側筒部13の内部には、左端の端壁から右方に延びる突起状の連動開放部13aが形成されている。
(感光体クリーナの説明)
図6、図7において、実施例1の可視像形成装置UYでは、感光体クリーナCLyは、感光体Pyの後側に配置されている。図6において、実施例1の感光体クリーナCLyは、清掃容器本体の一例としてのクリーナ容器26と、クリーナ容器26にブレード支持部材27aを介して基端部が支持され且つ先端部が感光体Pyに接触して配置された清掃部材の一例としてのクリーニングブレード27と、クリーナ容器26に支持され且つ前記クリーニングブレード27の感光体Py回転方向上流側で感光体Pyに接触して現像剤の漏出を防止する漏出防止部材の一例としての漏出防止フィルム28と、を有する。
図5、図6において、前記クリーナ容器26には、内側の感光体クリーナCLyから外側のカートリッジ着脱部U4に向けて延びる残留現像剤搬送路26aが連結されている。図5Cにおいて、前記残留現像剤搬送路26aの下流端部である右端部には、残留現像剤搬送路26aを搬送された残留現像剤が流出する残留現像剤流出口26bが形成されている。なお、実施例1の残留現像剤搬送路26aは、補給室4aに対して、斜め上にずれた位置で隣り合って並行して配置されている。
図5において、前記残留現像剤搬送路26aの右端部には、流出口閉塞部材の一例としての筒状の廃棄流出口シャッタ26cが、左右方向に移動可能に支持されている。前記廃棄流出口シャッタ26cは、鍔部の一例としてのフランジ部26eを有し、フランジ部26eと上側枠体W1yの右端面との間に、付勢部材の一例としてのバネ26dが装着されている。したがって、廃棄流出口シャッタ26cは、右側に移動して残留現像剤流出口26bを閉塞する流出口閉塞位置と、バネ26dを圧縮しながら左側に移動して残留現像剤流出口26bが開放される流出口開放位置との間を移動可能に支持されてており、バネ26dは、廃棄流出口シャッタ26cを流出口閉塞位置に移動、保持するように付勢する。
図5、図6において、前記クリーナ容器26および残留現像剤搬送路26a内には、クリーニングブレード27で回収された現像剤を残留現像剤流出口26bに向けて搬送する現像剤廃棄部材の一例としての廃棄オーガ29が回転可能に支持されている。前記廃棄オーガ29は、各オーガ7,8と同様に、回転軸29aと、回転軸29aの外周に支持された螺旋状の撹拌羽根29bとを有する。
図5Bにおいて、K色の可視像形成装置UKでは、K色の残留現像剤搬送路26aには、上方のベルトクリーナCLbから延びる残留現像剤搬送路30と残留現像剤搬送路26aとを接続する上下方向に延びる合流路31が連結されている。したがって、K色の可視像形成装置UKでは、ベルトクリーナCLbで回収された現像剤と、KのクリーナCLkで回収された現像剤とが、合流して、残留現像剤流出口26bから排出可能に構成されている。
(サイドカバーの説明)
図9は実施例1のカートリッジ着脱部の説明図である。
図10は図9の矢印X方向から見た図である。
図2、図3、図9、図10において、実施例1のカートリッジ着脱部U4では、後側に行くに連れて下方に2段分下がる下側の案内用段差部U4aと、後側に行くに連れて下方に2段分下がる上側の案内用段差部U4bと、前壁部U4cと、後壁部U4dと、各案内用段差部U4a,U4b、前壁部U4cおよび後壁部U4dよりも奥側に凹んだ位置に配置される側壁U4eとを有する。そして、前記各部U4a〜U4eに囲まれた空間により、トナーカートリッジTCy〜TCkが着脱される着脱空間U4fが構成されている。
前記下側の案内用段差部U4aの後部には、2段下がった面よりも上下方向の高さが高い上面を有する黒用底上げ部U4gが形成されている。また、上側の案内用段差部U4bの後端上面には、定着装置Fの下側前部を収容する凸部41が、下方に凸状に形成されている。
また、下側の案内用段差部U4aと上側の案内用段差部U4bには、各段差部分を接続するように上下方向に延びる仕切壁42が形成されている。
したがって、各案内用段差部U4a,U4bと仕切壁42とで囲まれた4つの空間に、各色のトナーカートリッジTCy〜TCkが着脱される。
なお、実施例1のカートリッジ着脱部U4では、図2、図9に示すように、前側から順に装着される各色のトナーカートリッジTCy,TCm,TCcが階段状にずれ且つTCcとTCkの上面が同じ高さとなる状態で収容される。また、一番後側の黒色のトナーカートリッジTCkが収容される空間が、他の色のトナーカートリッジTCy、TCm、TCcが収容される空間に比べて、前後方向の長さが長く形成されている。
図9〜図10おいて、カートリッジ着脱部U4の前側下端部には、伝達系収容部43がそれぞれ形成されている。前記各伝達系収容部43には、上端に伝達歯車44y〜44kが回転可能に支持されており、伝達歯車44y〜44kの上部は部分的に着脱空間U4d′内に露出している。
図10において、黄色用の伝達歯車44yには、前記伝達系収容部43内に支持された複数の歯車を有する伝達系の一例としての歯車列、いわゆるギアトレイン45yを介して、下側の案内用段差部U4a′内に配置された第1駆動装置の一例としての第1カートリッジモータ46から駆動が伝達される。なお、前記黄色用ギアトレイン45yは、一方向の回転は伝達して、他方向の回転は空回りして伝達を切断する一方向伝達部材の一例としての黄色用ワンウェイクラッチ47yを有する。
マゼンタ用の伝達歯車44mも、黄色用の伝達歯車44yと同様に、マゼンタ用ワンウェイクラッチ47mを有するマゼンタ用ギアトレイン45mを介して、第1カートリッジモータ46から駆動が伝達される。
図10において、前記第1カートリッジモータ46の後方には、第2駆動装置の一例としての第2カートリッジモータ48が支持されている。また、前記シアン用の伝達歯車44cや黒用の伝達歯車44kには、黄色用の伝達歯車44yおよびマゼンタ用の伝達歯車44mと同様に、ワンウェイクラッチ47c,47kを有するギアトレイン45c,45kを介して、第2カートリッジモータ48から駆動が伝達される。
したがって、実施例7では、伝達系収容部43は、伝達歯車44y〜44kおよびギアトレイン45y〜45kからなるプリンタUの構成部材を収容する収容部としての機能を有し、下側の案内用段差部U4aは、カートリッジモータ46,48およびギアトレイン45y〜45kからなるプリンタUの構成部材を収容する収容部としての機能を有する。
なお、実施例1のカートリッジモータ46,48は、正逆回転可能に構成されており、カートリッジモータ46,48の回転方向と、各ワンウェイクラッチ47y〜47kとの組あわせにより、各伝達歯車44y〜44kが駆動される。例えば、黄色の伝達歯車44yを回転させる場合、第1カートリッジモータ46を正回転駆動させ且つ、黄色用のワンウェイクラッチ47yでは回転が伝達され且つマゼンタ用のワンウェイクラッチ47mでは空回りさせることで、マゼンタ用の伝達歯車44mを回転させずに黄色の伝達歯車44yが回転する。逆に、マゼンタ用の伝達歯車44mを回転させる場合、第1カートリッジモータ46を逆回転駆動させ且つ、黄色用のクラッチ47yが空回りし且つマゼンタ用のクラッチ47mで回転が伝達されることで、黄色用の伝達歯車44yを回転させずにマゼンタ用の伝達歯車44mが回転する。シアン用の伝達歯車44cおよび黒色の伝達歯車44kについても、同様である。なお、ワンウェイクラッチに限定されず、入力信号に応じてオン・オフされる電磁クラッチ等の従来公知の駆動伝達・切断装置を使用して、同様の機能を実現することも可能である。
図9、図10において、前記伝達系収容部43の左方、すなわち、奥側には、側壁U4eに形成された補給部通過口51が形成されている。また、前記側壁U4eの補給部通過口51の後側上部には、丸穴状の排出部通過口52が形成されている。黒色の排出部通過口52の上方には、右側、すなわち手前側に凸状に形成され、K色の可視像形成装置UKの合流路31が収容される合流路収容部53が形成されている。前記側壁U4eの上部には、トナーカートリッジTCy,TCm,TCcの色を識別するための識別部の一例として、各色で互いに異なる形状の本体側ハードキー54が形成されている。
図9、図10において、上側の案内用段差部U4bの内側には、無線通信でトナーカートリッジTCy〜TCkの情報記録部材を読み書きする情報読み書き装置の一例としてのCRUM読み書き装置56が支持されている。
また、図9において、下側の案内用段差部U4aには、伝達系収容部43の後方に、トナーカートリッジTCy〜TCkを保持するための保持部の一例としての爪被掛かり口57が形成されている。なお、上側の案内用段差部U4bにも、爪被掛かり口57の上方に対応する位置に、同様に構成された爪被掛かり口57が形成されている。
(トナーカートリッジの説明)
なお、以下に実施例1のトナーカートリッジTCy〜TCkの説明をするが、まず、Y色のトナーカートリッジTCyの説明をした後に、K色のトナーカートリッジTCkの説明をする。ここで、トナーカートリッジTCy,TCm,TCcの構成は同一であるため、M色、C色のトナーカートリッジTCm,TCcについて詳細な説明を省略する。
(Y色のトナーカートリッジTCyの説明)
図11は実施例1のY,M,C色用のトナーカートリッジの説明図であり、図11Aは右斜め前方から見た斜視図、図11Bは左斜め後方から見た斜視図、図11Cは図11AのXIC−XIC線断面図である。
図12は図11に示すトナーカートリッジの分解説明図である。
図13は図11Aに示すトナーカートリッジの要部説明図であり、図13Aはカートリッジ内の駆動部材を説明する要部説明図、図13Bは解錠部材を説明する要部説明図である。
図2、図3、図11〜図13において、実施例1のトナーカートリッジTCy〜TCkは、前記トナーカートリッジTCyは、容器本体の一例としての右方が開放された箱状のカートリッジ本体TC1yと、カートリッジ本体TC1yの開放された右側面を閉塞する蓋部材の一例としてのカートリッジカバーTC2yとを有する。
前記カートリッジ本体TC1yは、現像剤収容部の一例としての上部の補給現像剤収容部61と、現像剤収容部の一例としての下部の残留現像剤回収部62とを有する。なお、実施例1のトナーカートリッジTCyでは、伝達系収容部43に対応して、補給現像剤収容部61の下方且つ残留現像剤回収部62の前方に隣接する空間により、伝達系収容空間63が構成されている。したがって、伝達系収容空間63に伝達系収容部43が嵌った状態で、トナーカートリッジTCy〜TCkが装着されるように構成されている。
図11C、図12、図13Aにおいて、補給現像剤収容部61は、現像装置Gy〜Gkに補給される現像剤が収容される第1の補給収容部の一例としての主補給部71を有する。前記主補給部71の前端部には、第2の補給収容部の一例であって接続路の一例として、下方に延びる副補給部72が形成されている。前記副補給部72は、主補給部71に比べて、下方に行くに連れて前後方向の幅が狭く形成されていると共に、底部が半円筒状の内周面に形成されている。実施例1の副補給部72の底面は、前端は円弧から重力方向上方に延びる接線に沿って形成されると共に、後端は円弧から後斜め上方に延びる接線に沿って形成されている。
副補給部72の下端の右端部には、下方に延びる落下路73が形成されている。実施例1の落下路73は下方に行くほど幅が狭くなるように形成されている。そして、落下路73の上端には、第1の接続口の一例として、副補給部72に接続される上接続口73aが形成されており、下端には、第2の接続口の一例としての下接続口73bが形成されている。
前記落下路73の下端には、接続路の一例として、左方に延びる補給路74が形成されており、下接続口73bから現像剤が流入可能に構成されている。図11Bにおいて、補給路74の左端壁には、連動開放部13aが貫通可能な円孔状の開放通過孔74aが形成されている。
図11Cにおいて、補給路74の左部、すなわち奥側には、下方に開口された補給流出口74bが形成されている。
図12において、補給路74の内部には、流出口開閉部材の一例として、補給路74に沿って左右方向に移動可能に支持された筒状の流出口シャッタ76が支持されている。実施例1の流出口シャッタ76には、補給流出口74bに対応する開口76aが形成されている。
また、補給路74には、流出口シャッタ76を奥側の閉塞位置に向けて移動させる力を付与する付勢部材の一例としてのシャッタ保持バネ77が収容されている。なお、実施例1では、シャッタ保持バネ77のバネ係数は、前記筒付勢バネ14よりも大きくなっており、力が作用した場合に筒付勢バネ14の方が先に弾性変形するように設定されている。
したがって、実施例1の流出口シャッタ76は、シャッタ保持バネ77の付勢力で補給流出口74bよりも更に奥側に位置して補給流出口74bと開口76aとがずれて補給用流出口74bが閉塞される閉塞位置と、トナーカートリッジTCy装着時に連動開放部13aに押されて閉塞位置よりも右側に移動して補給流出口74bと開口76aとが一致して補給流出口74bが開放される開放位置と、の間を移動可能に支持されている。
また、補給路74には、補給路74内の現像剤を補給用流出口74bに向けて、すなわち、右側から左側に向けて搬送する補給用の搬送部材の一例としての補給オーガ78が配置されている。補給オーガ78は、右端がカートリッジカバーTC2yで回転可能に支持された回転軸78aと、回転軸78aの外周に配置された螺旋状の搬送羽根78bとを有する。
図11C、図12において、実施例1の補給オーガ78の搬送羽根78bの外周には、下接続口73bに対応して配置された蓋部材の一例としての下接続シャッタ79が支持されている。前記下接続シャッタ79は、搬送羽根78bの外径に沿った円弧状の板体により構成されると共に、下接続口73bの左右方向の幅よりも広い幅を有する。したがって、図11Cに示す状態では、下接続シャッタ79は、下接続口73bを閉塞して、落下路73から補給路74への現像剤の流入を防止しすると共に、補給オーガ78の回転に伴って下接続口シャッタ79が下接続口73bからずれると、現像剤が流入するように構成されている。
補給オーガ78の回転方向に対して、下接続シャッタ79の下流側の端部には、崩し部材の一例として、可撓性を有する薄膜状の崩しフィルム81の基端が固定支持されている。崩しフィルム81は、図11Cに示すように、崩しフィルム81が落下路73に対応する位置に補給オーガ78の回転位置が移動している場合には、補給オーガ78の接線方向に沿って伸び、落下路73内に進入可能に構成される。そして、補給オーガ78の回転に伴って、崩しフィルム81が落下路73から離れると、補給オーガ78に巻き付いた状態に弾性変形するように構成されている。よって、補給オーガ78の回転に伴って、崩しフィルム81は、周期的、間欠的に落下路73内に進入するように構成されている。
図11〜図13において、前記副補給部72の底部には、前後方向に延びて副補給部72の現像剤を上接続口73aに向けて、すなわち、左側から右側に向けて搬送する搬送部材の一例としての接続搬送オーガ82が配置されている。接続搬送オーガ82は、左右方向に延びて右端でカートリッジカバーTCy2に回転可能に支持される回転軸82aと、回転軸82aの外周に一体的に形成された螺旋状の搬送羽根82bとを有する。前記搬送羽根82bには、上接続口73aに対応する位置に、蓋部材の一例として、周方向に延びる円弧状の板体により構成された流入規制部82cが支持されている。
前記流入規制部82cは、上接続口73aに対向する回転位置で回転軸82aの回転を停止させることで、上接続口73aを閉塞して、副補給部72の現像剤が補給路74に向けて流入することが規制されている。
したがって、空になったトナーカートリッジTCyに新たな現像剤を補充する前に、流入規制部82cで上接続口73aを閉塞したり、下接続口シャッタ79で下接続口73bを閉塞した状態で、新たな現像剤を充填することで、トナーカートリッジTCyの出荷前等で保管中は、各接続口73a,73bから現像剤が漏出することを抑えることが可能になっている。よって、従来、このような接続口73a,73bは、粘着テープ等を使用して密閉されており、使用前にテープを剥がす必要があったが、この構成に比べて、実施例1のトナーカートリッジTCyはテープ等を剥がす工程を省略して、そのままプリンタUに装着できて利便性が向上すると共に、剥がした後のテープのような廃棄物も発生が抑制され、環境にも優しくなっている。
図11C、図12において、上接続口73aの周囲には、密閉部材の一例としての接続口シール83が支持されている。前記接続口シール83は、副補給部72の底部に沿って円弧状に貼付されて支持されており、円弧に沿った外端部83aでは、外端にいくに連れて厚みが薄く形成されている。
なお、実施例1では、接続搬送オーガ82の搬送羽根82bおよび流入規制部82cの径方向外端は、副補給部72の底面に接触せずに回転可能、且つ、流入規制部82cが接続口シール83に対向する領域では、流入規制部82cが接続口シール83に接触して流入規制部82cと上接続口73aとの隙間を接続口シール83が密閉可能に設定されている。なお、接続口シール83の厚みが薄い外端部83aは、流入規制部82cの回転軌跡の外側に配置されており、外端部83aが回転する流入規制部82cに接触して剥離されることが低減されている。
図12、図13において、補給オーガ78の回転軸78aの右端には、カートリッジカバーTC2yの右側で第1の被駆動歯車GR1が支持されており、接続搬送オーガ82の右端には、カートリッジカバーTC2yの右側で第1の被駆動歯車GR1に噛み合う第2の被駆動歯車GR2が支持されている。前記第1の被駆動歯車GR1は、下部が補給路74よりも下方に露出しており、トナーカートリッジTCy〜TCcが着脱空間U4fに装着された場合に、伝達歯車44y〜44cの露出した部分に噛み合って駆動が伝達される。したがって、カートリッジモータ46,48が駆動すると、伝達歯車44y〜44c等を介して駆動が伝達され、補給オーガ78および接続搬送オーガ82が駆動される。
図10において、実施例1では、前記カートリッジモータ46,48は、コントローラCの搬送制御手段C1により制御されており、搬送制御手段C1は、各オーガ78,82の回転を制御する。実施例1の搬送制御手段C1は、各オーガ78,82が回転を停止する場合に、下接続口シャッタ79および流入規制部82cが各接続口73a,73bを閉塞する閉塞位置で、各オーガ78,82を停止させる。そして、現像剤の搬送時には、崩しフィルム81が間欠的に落下路73内に進入して現像剤を崩しながら現像剤を各オーガ78,82により搬送させる。なお、実施例1の搬送制御手段C1は、各オーガ78,82の回転が、1回転、2回転、…のような整数回となるように、各オーガ78,82の回転を制御する。したがって、下接続口シャッタ79および流入規制部82cが、図11Cに示す閉塞位置から回転を開始して、整数回回転して再び閉塞位置に戻ってきた状態で回転が停止するように制御される。
なお、実施例1のトナーカートリッジTCyは、トナーカートリッジTCyの製造、保管、出荷時に、下接続口シャッタ79および流入規制部82cが閉塞位置に移動した状態で、製造、保管、搬送されるように構成されている。また、プリンタUの出荷時には、下接続口シャッタ79および流入規制部82cが閉塞位置に移動した状態のトナーカートリッジTCy〜TCkが装着された状態で、保管、出荷等がされるように構成されている。
図11C、図12、図13Aにおいて、補給現像剤収容部61の内部には、撹拌部材の一例としての撹拌パドル84が配置されている。撹拌パドル84は、副補給部72の後面に沿って斜め上方に延び且つ主補給部71の後面に沿って上方に延びる板状のパドル本体84aと、パドル本体84aの下端右側から接続搬送オーガ82に向けて延びる舌片状の接触駆動部84bとを有する。したがって、撹拌パドル84は、接続搬送オーガ82の回転に伴って、接触駆動部84bが、回転する螺旋状の搬送羽根82bや円弧状の流入規制部82cに接触、離間して、上下方向に往復動する。したがって、撹拌パドル84の上下方向の往復動により、主補給部71の後部の現像剤が撹拌されて、副補給部72側への移動が促される。
図11C、図12において、前記主補給部71の上端には、円孔状の補充口86が形成されており、補充口86には、補充口閉塞部材の一例としてのカートリッジキャップ87が着脱可能に装着されている。したがって、カートリッジキャップ87を取り外すことで、補給現像剤収容部61内に新たな現像剤を補充することが可能に構成されている。
前記カートリッジキャップ87の上面には、上端部材の一例としての上端カバー88が支持されている。
前記上端カバー88には、トナーカートリッジTCyに関する情報を記憶する情報記憶部材の一例としてのCRUM:Customer Replaceable Unit Memory89が支持されている。前記CRUM89には、従来公知のRFID:Radio Frequency Identification技術を採用した基板を使用可能であり、収容された現像剤の色や、累積印刷枚数、現像剤が空になったか否かを特定する情報等が、トナーカートリッジTCy〜TCcに関する情報として記憶されている。そして、CRUM89は、カートリッジ着脱部U4に装着された状態で、CRUM読み書き装置56との間で無線通信が行われて、情報の読み書きが行われる。
また、主補給部71の上端の左側外表面、すなわち奥側の外表面には、本体側ハードキー54に対応する被識別部の一例として、カートリッジハードキー91が支持されている。前記カートリッジハードキー91は、各色毎に互いに異なる本体側ハードキー54に対応して、各色毎に異なり、色が一致する場合に凸部と凹部が互いに嵌りあって着脱空間U4fに収容可能となり、色が不一致の場合には凸部が干渉して着脱空間U4fの奥まで収容されなくなることで、トナーカートリッジTCy〜TCcの識別がされ、誤装着が防止される。
図11〜図13において、実施例1の回収現像剤収容部62は、第1の回収部の一例として、副補給部72の後方に配置され、上下方向に延びる形状の空間により構成された主回収部95を有する。図11Bにおいて、主回収部95の上端の左面には、回収流入口96が形成されている。図12、図13Aにおいて、主回収部95には、遮蔽支持部の一例として、回収流入口96から右方に延びる筒状のシャッタ支持部97が形成されている。前記シャッタ支持部97の下面は開放されており、現像剤が通過して、主回収部95内に落下、流入可能に構成されている。
図12において、前記シャッタ支持部97には、流入口開閉部材の一例として、左端が閉塞された筒状の流入口シャッタ98が左右方向に移動可能に支持されている。したがって、流入口シャッタ98は、回収流入口96を塞ぐ閉塞位置と、閉塞位置から右方に移動して回収流入口96を開放する開放位置との間で左右方向に移動可能に支持されている。
また、前記シャッタ支持部97内には、流入口シャッタ98を左方の閉塞位置に向けて付勢するシャッタ付勢バネ99が支持されている。
なお、図11Bに示すように、回収現像剤収容部62の左側外表面には、回収流入口96の周囲を囲むように漏出防止部材の一例としてのシール101が支持されている。
図12、図13Bにおいて、実施例1のカートリッジカバーTC2yは、上端部後側および後側下部に、左方に向けて凹んだ形状の上下一対のハンドル収容凹部106が形成されている。また、カートリッジカバーTC2yの上下方向中央部の前側には、右方に突出する操作部用の支持部の一例としてのハンドル支持突起107が形成されている。
カートリッジカバーTC2yの右側面には、操作部材の一例としてのハンドル108が配置されている。ハンドル108は、ハンドル支持突起107に支持される円弧状の被支持部108aと、被支持部108aの上下両端から後方に延びる上下一対の連結部108bと、上側の連結部108bの後端から上方に延びる上ハンドル部108cと、下側の連結部108bの後端から下方に延びる下ハンドル部108dと、を有する。前記上ハンドル108cには、上側のハンドル収容凹部106内に収容される上摘み部108c1が形成され、上端には、上側の爪被掛かり口に対応して上方に突出する施錠部の一例としての上ロック爪108c2が形成されている。また、下ハンドル108dには、下側のハンドル収容凹部106内に収容される下摘み部108d1が形成され、下端には、下側の爪被掛かり口57に対応して下方に突出する施錠部の一例としての下ロック爪108d2が形成されている。
なお、実施例7のハンドル108は、弾性材料の一例としての樹脂により一体的に形成されており、作業者が摘み部108c1,108d1を上下から挟むように摘むと、被支持部108aを中心として弾性変形して、ロック爪108c2,108d2が内側に引っ込むように構成されている。
図12、図13において、ハンドル108の右方には、歯車保護部材の一例として、カートリッジカバーTC2yと同様の形状に形成された板状のギアカバー109が支持されている。ギアカバー109には、ハンドル収容凹部106に対応して、上下一対の操作口の一例としての指通過口109aが形成されている。したがって、ギアカバー109の外側から、ハンドル108の摘み部108c1,108d1を操作可能に構成されている。
前記ギアカバー109の外表面には、収容されている色や対応機種等の情報が記載された情報記載部材の一例としての説明シール111が貼り付けられている。
(黒色のトナーカートリッジ)
図14は実施例1のK色用のトナーカートリッジの説明図であり、図14Aは右斜め前方から見た斜視図、図14Bは左斜め後方から見た斜視図、図14Cは図14AのXIVC−XIVC線断面図である。
実施例1の黒色のトナーカートリッジTCkは、以下の点でY,M,C色のトナーカートリッジTCy〜TCcと同様に構成されているため、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図14において、実施例1のトナーカートリッジTCkは、K色の補給現像剤収容部61′の主補給部71′は、他の色の主補給部71に比べて、前後方向の幅が長く形成されている。したがって、使用頻度の高い黒色の現像剤に対応して、黒色の補給現像剤収容部71′は、他の色の補給現像剤収容部71に比べて、現像剤の収容量が大容量化されている。
また、主回収部95′も、他の色の主回収部95に比べて、前後方向の幅が長く形成されている。したがって、黒色の回収現像剤収容部62′は、他の色の回収現像剤収容部62に比べて、使用頻度の高い黒色の感光体クリーナCLkからの現像剤に加えてベルトクリーナCLbからの現像剤が収容できるように、収容量が大容量化されている。
そして、主補給部71′の上端後端部には、定着装置Fの下側前部を収容する凸部41に対応して、定着装置Fの一部が収容された凸部41が配置可能な配置凹部121が形成されている。
また、トナーカートリッジTCkの左側、すなわち奥側の壁には、主補給部71′から主回収部95′に渡る上下方向に延びる流入凹部122が形成されており、流入凹部122には、トナーカートリッジTCkが着脱空間U4fに装着された場合に、合流路収容部53が嵌るように、主補給部71′の内側に凹んだ形状に形成されている。
したがって、実施例1では、流入凹部122が形成された黒色のトナーカートリッジTCkは、流入凹部122が形成されていない異色のトナーカートリッジTCy〜TCcと容易に識別され、誤認識、誤装着が防止される。さらに、また、他の色のトナーカートリッジTCy〜TCcを黒色の着脱空間U4fに誤って装着しそうになっても、流入凹部122が形成されていない他の色のトナーカートリッジTCy〜TCcが合流路収容部53に干渉して、装着されず、機械的にも誤装着が防止されている。これに伴って、実施例1では、黒色と異色とを識別するための部材、すなわち、ハードキー91が省略されており、ハードキー91に必要な費用が削減されている。なお、黒色のハードキーは省略することも可能であるが、設けることも可能である。
また、実施例1の黒色のトナーカートリッジTCkでは、補充口86は、他の色の補充口86と共通化されて同一形状に形成されており、カートリッジキャップ87も共通化されている。
(可視像形成装置の各部材の配置に関する説明)
図6において、実施例1の可視像形成装置UKでは、現像装置Gkのアドミクスオーガ8は、一次転写領域Q4kと感光体Pkの回転中心とを結ぶ仮想線に対して、現像ローラG1kが配置される側とは反対側に配置されている。したがって、実施例1の現像装置Gkは、一次転写領域Q4k側から仮想的に光を当てた場合の感光体Pkの投影面内に大部分、特に、サプライオーガ7やアドミクスオーガ8が配置されている。
また、図5において、実施例1の現像装置Gkでは、現像ローラG1kの回転中心とサプライオーガ7の回転中心とを結んだ仮想線と、サプライオーガ7の回転中心とアドミクスオーガ8の回転中心とを結んだ仮想線とが成す角が鈍角に設定されている。
さらに、実施例1の可視像形成装置UKでは、LEDヘッドLHkは、現像容器1の第2撹拌室4の上方に配置されており、LEDヘッドLHkが、感光体Pkとアドミックスオーガ8との間に配置されている。
また、前記帯電ローラCRkおよび帯電器クリーナCCkは、現像容器1の上方に配置されており、現像容器1の後端よりも内側に収まるように配置されている。
したがって、実施例1の可視像形成装置UKでは、感光体Pkに対して、上方に一次転写ローラT1kが配置され、後方に感光体クリーナCLkが配置されると共に、下方に現像装置GK、LEDヘッドLHkおよび帯電ローラCRkが集中して配置されており、感光体Pkの前側には、黒色用の部材が配置されていない構成となっている。
なお、実施例1では、可視像形成装置UY〜UKは交換不能に構成されており、画像形成装置本体U1の左右のフレームを連結する補強部材としての機能、いわゆる強度メンバー、いわゆる、補強フレームとしての機能を有する。
(実施例1の作用)
前記構成要件を備えた実施例1の画像形成装置の一例としてのプリンタUでは、画像形成が実行されると、現像装置Gy〜Gkにおける現像剤の消費に伴って、トナーカートリッジTCy〜TCkの補給現像剤収容部61の主補給部71および副補給部72に収容された現像剤が補給される。
このとき、現像剤の補給が行われるのと並行して、各クリーナCLy〜CLk,CLbで回収された廃棄現像剤は、残留現像剤搬送路26aを通じて、トナーカートリッジTCy〜TCkの残留現像剤回収部62に回収される。このとき、補給される現像剤が副補給部72の下端の補給流出口74bから流出すると共に、回収された現像剤が主回収部95の上端の回収流入口96から流入し、重力を利用してそれぞれ流入、流出するように構成されている。
実施例1のトナーカートリッジTCy〜TCkでは、現像剤の補給が行われる際に、補給が必要な色に応じて、カートリッジモータ46,48が正回転または逆回転をして、補給が必要な色のトナーカートリッジTCy〜TCkの各オーガ78,82が駆動される。このとき、実施例1では、各オーガ78,82は補給される量に応じて、整数回回転する。よって、トナーカートリッジTCy〜TCkからの現像剤の補給が終了すると、各接続口73a,73bは、下接続口シャッタ79および流入規制部82cにより閉塞される。したがって、トナーカートリッジTCy〜TCkが着脱される場合や、取り外されたトナーカートリッジTCy〜TCkを保管したり、輸送したりする場合等に、補給現像剤収容部61に対して落下路73や補給路74が閉塞されており、補給現像剤収容部61の現像剤が漏出することが低減されている。
また、プリンタUやトナーカートリッジTCy〜TCkの保管時や出荷時にも、閉塞位置に保持されており、現像剤の漏出が低減されている。
また、実施例1では、各オーガ78,82が回転する場合に、崩しフィルム81が落下路73内に間欠的に進入する。したがって、落下路73の壁面等に現像剤が付着している場合に、崩しフィルム81が付着した現像剤を崩し、落下させる。したがって、温度、湿度等の環境の変化や長期間の保管、現像剤の劣化等に起因して現像剤の流動性が低下した場合に、オーガ等の搬送部材が配置されていない落下路73では、現像剤が詰まる恐れがあるが、崩しフィルム81により崩されており、現像剤の詰まりが低減され、崩し部材が配置されていない場合に比べて、安定した現像剤の補給が可能になっている。
また、実施例1では、可撓性を有する崩しフィルム81が使用されており、巻き付いた状態から図11Cに示すように伸びた状態に戻る際に、弾かれたように戻っており、弾かれない場合に比べて、現像剤の崩し性能が向上している。
(トナーカートリッジの着脱動作の説明)
図15は実施例1のトナーカートリッジが着脱される状態の説明図であり、図15Aはトナーカートリッジが装着された状態での補給路部分の要部断面図、図15Bはトナーカートリッジが装着された状態での回収用流入口部分の要部断面図である。
図16は、実施例1のトナーカートリッジが着脱される状態の説明図であり、図16Aはトナーカートリッジが取り外された状態での補給路部分の要部断面図、図16Bはトナーカートリッジが取り外された状態での回収用流入口部分の要部断面図である。
前記構成を備えた実施例1のプリンタUでは、画像形成に伴って現像剤が消費されて補給現像剤収容部61の現像剤が空になると、トナーカートリッジTCy〜TCkが交換される。
トナーカートリッジTCy〜TCkが、図15A、図15Bに示す装着された状態から取り外す場合、作業者がハンドル108の摘み部108c1,108d1を上下から挟むと、ロック爪108d1,108d2が内側に引っ込み、爪被掛かり口57から外れ、ロック爪108d1,108d2と爪掛かり口57とのロックが解除される。
ロックが解除された状態で、トナーカートリッジTCy〜TCkを右方に引き出すと、トナーカートリッジTCy〜TCkでは、図16Aに示すように、シャッタ保持バネ77により流出口シャッタ76が左端奥側の閉塞位置に移動し、補給流出口74bが閉塞されると共に、流入口シャッタ98がシャッタ付勢バネ99により左端奥側の閉塞位置に移動し、回収流入口96が閉塞される。
また、トナーカートリッジTCy〜TCkが取り外されると、プリンタU側では、図16Aに示すように、流入シャッタ11が筒付勢バネ14により右方に移動した閉塞位置に移動して補給現像剤流入口1dが閉塞され、図16Bに示すように、廃棄流出口シャッタ26cが右方に移動した流出口閉塞位置に移動し、残留現像剤流出口26bが閉塞される。
図15、図16において、新たなトナーカートリッジTCy〜TCkを装着する場合に、図16A、図16Bに示す状態から、図15A、図15Bに示す状態に向けて移動すると、図15A、図16Aに示す補給経路では、連動開放部13aが開放通過孔74aを貫通して流出口シャッタ76に接触する。この状態でさらにトナーカートリッジTCy〜TCkが左側に押し込まれると、筒付勢バネ14の方がシャッタ保持バネ77よりも先に弾性変形して、プリンタUの本体側の流入シャッタ11が閉塞位置から開放位置に向けて移動を開始する。したがって、流入シャッタ11の開放位置への移動により、本体側の補給現像剤流入口1dが、補給流出口74bよりも先に開放される。
そして、流入シャッタ11が開放位置に移動して、それ以上移動不能になると、シャッタ保持バネ77が弾性変形して、流出口シャッタ76が閉塞位置から開放位置に向けて移動を開始する。そして、流出口シャッタ76が開放位置に移動すると、トナーカートリッジTCy〜TCk側の補給流出口74bが開放され、図15Aに示す状態となる。この状態では、補給路74と、補給筒部1aとが流入シャッタ11を介して接続され、補給現像剤収容部61から現像装置Gy〜Gkに現像剤が流入可能な状態となる。
図15B、図16Bに示す廃棄経路では、図16Bに示す状態からトナーカートリッジTCy〜TCkが左方に移動すると、プリンタUの本体側の残留現像剤搬送路26aの先端と、トナーカートリッジTCy〜TCk側の流入口シャッタ98とが接触する。
この状態からトナーカートリッジTCy〜TCkが左方に押し込まれると、廃棄流出口シャッタ26cのフランジ部26eが、回収流入口96の縁に接触して、トナーカートリッジTCy〜TCkの移動に伴って廃棄流出口シャッタ26cが後方の流出口開放位置に向けて移動する。このとき、流入口シャッタ98は残留現像剤搬送路26aの先端に押されて、回収用流入口42cに対して相対的に右方に移動する。そして、図15Bに示す状態までトナーカートリッジTCy〜TCkが押し込まれると、残留現像剤搬送路26aが回収現像剤収容部62内に刺さった状態となり、残留現像剤流出口26bから回収現像剤収容部62内に現像剤が落下可能な状態となる。
そして、この状態では、ロック爪108d1,108d2が内側に弾性変形した後、爪被掛かり口57に嵌り、ロック爪108d1,108d2と爪掛かり口57とのロックが掛かり、トナーカートリッジTCy〜TCkの移動が規制される。
実施例1のトナーカートリッジTCy〜TCkでは、副補給部72と主回収部95が互いに隣り合い且つ補給流出口74bよりも回収流入口96が重力方向上方に配置されており、副補給部72と主回収部95が隣り合っていなかったり、補給流出口74bよりも回収用流入口96が重力方向下方に配置されている場合に比べて、空間が有効利用されて無駄な空間が少なくなっている。したがって、トナーカートリッジTCy〜TCkを小型化しつつ、補給現像剤収容部61全体の容積および残留現像剤回収部62全体の容積が大容量化されている。
また、実施例1のトナーカートリッジTCy〜TCkは、補給現像剤収容部61と残留現像剤回収部62が一体的に構成されており、一度に交換可能であり、補給用の容器と残留現像剤の回収容器が別体の場合に比べて、交換作業および交換回数の手間が削減されている。
さらに、実施例1のプリンタUでは、トナーカートリッジTCy〜TCkを交換する際に、プリンタUの一方の側面である右側面だけにおいて、右方から左方に一方向に移動させることで、各シャッタ11,26c,76,98を開放しつつ、簡単な操作で装着することが可能な構成になっている。
さらに、実施例1では、現像剤の使用頻度が高い黒色のトナーカートリッジTCkを、空間的に余裕が発生しやすい端部である後側に配置しており、他の色のトナーカートリッジTCy〜TCcに比べて大容量化しやすい位置に配置されている。したがって、実施例1では、Y,M,Cの色のトナーカートリッジTCy〜TCcでは、トナーカートリッジの構成を共通化して部品点数を削減しつつ、使用頻度が高い黒色の現像剤は大容量化されており、交換頻度が過大になることが低減されている。
また、現像剤の使用頻度が高く、交換頻度が他の色に比べて高い黒色のトナーカートリッジTCkに、黒色の感光体クリーナCLkとベルトクリーナCLbの廃棄現像剤を回収している。したがって、ベルトクリーナCLbで回収された廃棄現像剤を収容する容器が別体に構成され、別個に交換が必要な構成に比べて、実施例1では、利用者が廃棄現像剤の回収容器を交換する手間が削減されている。
さらに、使用頻度が黒色に比べて比較的低いY,M,CのいずれかのトナーカートリッジにおいてベルトクリーナCLbで回収された現像剤を回収する構成とした場合、黒の単色印刷が多数回実行されてしまうと、Y,M,Cの補給現像剤収容部61の現像剤が使い切られる前に残留現像剤回収部62が満杯になってしまうことがある。すなわち、Y,M,Cの補給現像剤収容部61の現像剤が残っているにもかかわらず、残留現像剤回収部62が満杯になっているために交換しなければならなくなる恐れがある。これに比べて、実施例1では、使用頻度の高い黒色のトナーカートリッジTCkにベルトクリーナCLbで回収された現像剤が回収されており、Y,M,Cの補給現像剤収容部61の現像剤が使い切られる前に残留現像剤回収部62が満杯になってしまうことが低減されている。
また、可視像形成装置UY〜UKにおいて、現像装置Gy〜Gkのアドミクスオーガ8が、従来の構成に比べて、現像ローラG1y〜G1kの反対側に配置されている。したがって、従来の構成のように、アドミクスオーガ8が、現像ローラG1y〜G1kと同じ側、すなわち、図4において後側でなく前側、感光体Py〜Pkから離れる側に配置されていると、可視像形成装置UY〜UKの前後方向の長さやプリンタU全体の前後方向の長さが長くなるが、この構成に比べて、実施例1では、可視像形成装置UY〜UKの前後方向の長さが短くなっている。
特に、現像装置Gy〜Gkが、一次転写装置T1y〜T1k側からの感光体Py〜Pkの投影面内に大部分が配置されており、感光体Py〜Pkの前側に部材が配置されていない。すなわち、4つの感光体Py〜Pkが水平方向に並んで配置されている状態で、感光体Py〜Pkの間に、感光体クリーナCLy〜CLkしか挟まれておらず、現像装置Gy〜Gkが挟まれていない。したがって、複数の感光体Py〜Pkの間に現像装置が挟まれる従来構成に比べて、実施例1のプリンタUは、前後方向の長さが短くなっており、小型化が可能な構成になっている。
実施例1のプリンタUでは、現像装置Gy〜Gkのアドミクスオーガ8が感光体Py〜Pkを回り込むように配置されており、現像装置Gy〜Gkに現像剤を補給する位置と、感光体クリーナCLy〜CLkから排出される現像剤を排出する位置が近くに設定されている。従来の一般的な構成では、アドミクスオーガ8が感光体Py〜Pkから遠い側に配置されることが多く、新たな現像剤は、撹拌が不十分な状態でサプライオーガ7から現像ローラG1y〜G1kに補給されることを低減するために、アドミクスオーガ8側に補給されることが多い。したがって、同色の補給筒部1cと、残留現像剤搬送路26aは感光体Py〜Pkを挟んで離れた位置に配置されることが多く、隣の色の残留現像剤搬送路26aの位置と干渉しやすかった。これに対して、実施例1の可視像形成装置では、同色の補給筒部1cと残留現像剤搬送路26aとを近接、並行して配置することが可能となっており、設計が容易になると共に、トナーカートリッジTCy〜TCkに、補給現像剤収容部61と残留現像剤回収部62とを一体的に構成することが容易になっている。
また、実施例1のプリンタUでは、感光体Py〜Pkの回転方向に対して現像ローラG1y〜G1kの回転方向が逆方向に設定されており、層厚規制部材6をLEDヘッドLHy〜LHk側に配置させられる。すなわち、層厚規制部材6を、一次転写領域Q4y〜Q4kに対して、感光体Py〜Pkを挟んだ逆側により近い位置に層厚規制部材6が配置可能になっている。したがって、感光体Py〜Pkと現像ローラG1y〜G1kの回転方向が同方向で、層厚規制部材6をLEDヘッドLHy〜LHkから離れた側に配置する場合に比べて、小型化可能になっている。
さらに、実施例1のプリンタUでは、図8に示すように、流入部5a,5bが画像形成領域L1の外側に形成されている。したがって、右側の流入部5bが画像形成領域L1内に設定されていると、流入部5bを通じて現像剤が流入する方向と、現像ローラG1y〜G1k表面が移動する方向とが互いに逆方向になり、現像剤の搬送が滞る恐れがあるが、実施例1では、右側の流入部5bが画像形成領域L1の外側に設定されており、現像ローラG1y〜G1kに保持される現像剤と流入部5a,5bに流入する現像剤とが相対する方向に向いて互いの流れを阻害する恐れが低減されており、感光体Py〜Pkに良好に現像剤を搬送することが可能になっている。
また、実施例1では、サプライオーガ7から現像ローラG1y〜G1kや層厚規制部材6に向かう現像剤の移動方向と、左側の流入部5aにおいてサプライオーガ7からアドミクスオーガ8に向けて現像剤が流れ込む方向とが、共に、後方向成分を有する。したがって、仮に、流入部5aが画像形成領域L1の内側に設定されていると、流入部5aにおいて、サプライオーガ7から現像ローラG1y〜G1kに供給される現像剤の一部がアドミクスオーガ8側に流れ込み、現像ローラG1y〜G1kの左側端部における現像剤の量が減り、形成される画像の濃度が低下する恐れがある。これに対して、実施例1では、左側の流入部5aが、画像形成領域L1の外側に設定されており、現像ローラG1y〜G1kに十分な現像剤を保持させられずにアドミクスオーガ8側に現像剤が流れてしまう恐れが排除されており、現像ローラG1y〜G1kに保持される現像剤の量が減少したり、形成される画像の濃度が低下することが低減されている。
また、実施例1では、補給現像剤流入位置5cが画像形成領域L1の外側である右側流入部5aに設定されており、補給現像剤流入位置5cから流入した新たな現像剤は、アドミクスオーガ8で十分撹拌された後に感光体Py〜Pkに供給される。すなわち、例えば、左側の流入部5bに流入した新たな現像剤が流入して十分に撹拌される前に現像ローラG1y〜G1kに供給される場合に比べて、現像剤が十分に撹拌され、現像剤が良好に供給、搬送される。
さらに、実施例1では、可視像形成装置UY〜UKの長さが短くなっているのに対応して、給紙トレイTR1の上壁TR1cの前端を上方に傾斜させることが可能になっており、補充口TR1dの入り口を広くすることが可能になっている。従来の一般的な構成では、プリンタUの前後方向の長さを長くすると、後壁TR1bに記録シートSが突き当たるまで挿入する長さが長くなり、記録シートSを入れにくくなる。このため、補充後TR1dの入り口を広くすることが望ましいが、補充口TR1dを広くするには、プリンタUの高さを高くする必要があった。実施例1では、可視像形成装置UY〜UKの前後方向の長さが短くなっており、可視像形成装置UY〜UKの前側、すなわち、ベルトクリーナCLbの下方に十分な空間が確保されており、プリンタUの高さを高くすることなく、補充口TR1dの入り口を広くすることが可能な構成となっている。したがって、広い補充口TR1dを通じて、記録シートSの補充や取出が容易になっている。
図17は実施例2の補給オーガの斜視説明図である。
図18は崩しフィルムが巻き付いた状態における実施例2の補給オーガの説明図であり、図18Aは実施例1の図11Cに対応する軸方向から見た図、図18Bは崩しフィルムの説明図である。
図19は崩しフィルムの崩し部が落下路に進入した状態における実施例2の補給オーガの説明図であり、図19Aは実施例1の図11Cに対応する軸方向から見た図、図19Bは崩しフィルムの説明図である。
次に、本発明の実施例2の説明をするが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図17〜図19において、実施例2のプリンタUのトナーカートリッジTCy〜TCkでは、実施例1の下接続口シャッタ79および崩しフィルム81に替えて、蓋部材の一例としての可撓性を有する薄膜状の崩しフィルム81′を有する。実施例2の崩しフィルム81′は、基端部81aが補給オーガ78の回転軸78aに支持されている。崩しフィルム81′には、自由端部側から、回転軸78aの軸方向に対して直交する径方向に沿って伸びる左右一対の切れ込み部81bが形成されており、切れ込み部81bで囲まれた部分により、実施例2の崩し部81cが形成されている。
実施例2の崩しフィルム81′では、回転軸78aの軸方向に沿って、崩しフィルム81′の幅L2は、下接続口73bの幅L3よりも広く、且つ、崩し部81cの幅は、下接続口73bの幅L3よりも狭く設定されている。すなわち、L2>L3>L4に設定されている。
また、図18、図19において、実施例2の崩しフィルム81′は、図18に示すように、崩し部81cの自由端81d側が、下接続口73dに差し掛からない状態で、基端部81a側が下接続口73dの外側に配置されるように、崩しフィルム81′の長さが設定されている。
したがって、図18に示すように、実施例2の崩しフィルム81′は、図18に示す閉塞位置では、崩しフィルム81′が補給オーガ78に巻き付いた状態となって、下接続口73dが閉塞される。そして、図19に示すように、図18に示す閉塞位置から崩しフィルム81′が回転して、崩し部81cの自由端81dが下接続口73dに差し掛かると、弾性復元して、落下路73内に進入した状態となる。よって、補給オーガ78の回転に伴って、崩し部81cが間欠的に落下路73に進入して、落下路73内の現像剤が崩される。
(実施例2の作用)
前記構成を備えた実施例2のプリンタUでは、実施例1と同様に、崩しフィルム81′が閉塞位置では下接続口73dが閉塞されると共に、補給オーガ78の回転に伴って、崩しフィルム81′の崩し部81cが落下路73に、周期的、間欠的に進入して、現像剤が崩される。よって、現像剤の漏出が低減されると共に、落下路73での現像剤の詰まりが防止される。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H010)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置としてのプリンタを例示したが、これに限定されず、FAXや複写機あるいはこれらすべてまたは複数の機能を備えた複合機とすることも可能である。また、カラーの画像形成装置に限定されず、モノクロの画像形成装置により構成することも可能である。
(H02)前記実施例において、中間転写体としての中間転写ベルトを使用する構成を例示したが、この構成に限定されず、中間転写ドラムを使用する構成とすることも可能である。また、転写装置として中間転写体を有する転写装置を例示したが、この構成に限定されず、例えば、中間転写体を省略して、感光体Py〜Pkから被転写体としての記録シートSにトナー像を直接転写する構成とすることも可能である。
(H03)前記実施例において、帯電器クリーナCCy〜CCkを省略することも可能である。
(H04)前記実施例4において、ベルトクリーナCLbで回収された現像剤をK色のトナーカートリッジTCkで回収する構成としたが、他の色のトナーカートリッジTCy〜TCcに回収したり、ベルトクリーナ専用の回収容器を設ける構成とすることも可能である。
(H05)前記実施例において、例示したように黒色のトナーカートリッジを大容量化することが望ましいが、これに限定されず、黒色のトナーカートリッジも他の色のトナーカートリッジと同一の容量とし、トナーカートリッジの形状を統一することも可能である。
(H06)前記実施例において、補給オーガ78に下接続口シャッタ79や崩しフィルム81,81′を設け、接続搬送オーガ82に流入規制部82cを設け、2箇所で閉塞する構成を例示したが、これに限定されず、1箇所としたり、3つ以上の搬送部材を設けて、3箇所以上で閉塞する構成とすることも可能である。すなわち、下接続シャッタ78や接続搬送オーガ82の一方を省略することも可能である。また、下側の補給オーガ78に崩しフィルム81,81′を設けたが、上側の接続搬送オーガ82に崩しフィルム81,81′を設けることも可能である。
(H07)前記実施例において、数値や長さ、材料等は、設計や仕様等に応じて、任意の位置とすることが可能であり、形状も任意の形状とすることが可能である。
(H08)前記実施例において、回収流入口96に残留現像剤搬送路26aが挿入されて接続される構成や、補給流出口74bと現像装置Gy〜Gkとを接続する構成は、実施例に例示した構成に限定されず、従来公知の任意の接続構造を採用可能である。
(H09)前記実施例において、漏斗状の形状を有する副補給部72を例示したが、この構成に限定されず、主補給部71よりも水平方向の幅、すなわち、前後方向または左右方向の一方または両方の幅が小さな任意の形状とすることが可能である。
(H010)前記実施例において、各オーガ78,82は、下接続シャッタ79等が閉塞位置に移動するように、整数回回転する構成を例示したが、この構成に限定されず、オーガ78,82の回転位置を検出する位置検出部材、例えば、市販のエンコーダを使用して、回転位置を検出して、閉塞位置に移動させるように制御することも可能である。また、毎回閉塞位置に保持することが望ましいが、これに限定されず、画像形成動作中は、任意の位置で回転を停止させ、画像形成動作が終了する場合には、閉塞位置に移動させる構成とすることも可能である。
61…現像剤収容部、
73…落下路、
73b…接続口、
74…接続路、
78…搬送部材、
78,81′…蓋部材、
81…崩し部材、
81b…切れ込み部、
81c…崩し部、
C1…搬送制御手段、
Gy,Gm,Gc,Gk…現像装置、
Py,Pm,Pc,Pk…像保持体、
T1y〜T1k+T2+B…転写装置、
TCy,TCm,TCc,TCk…現像剤収容容器、
U…画像形成装置。

Claims (8)

  1. 現像剤が収容される現像剤収容部と、
    前記現像剤収容部からの現像剤が落下して搬送される落下路と、
    前記落下路に接続される接続路と、
    前記接続路と前記落下路との接続部に形成される接続口と、
    前記接続路内に回転可能に支持され、前記接続路内の現像剤を搬送する搬送部材と、
    前記搬送部材に支持されて、前記接続口を閉塞可能な蓋部材と、
    前記搬送部材に支持されて、前記落下路に進入可能な可撓性を有する崩し部材と、
    を備え、
    前記搬送部材が停止した状態では、前記蓋部材が前記接続口を閉塞すると共に、
    前記搬送部材の回転に伴って、前記崩し部材が前記落下路内に間欠的に進入して現像剤を崩す
    ことを特徴とする現像剤収容容器。
  2. 現像剤が収容される現像剤収容部と、
    前記現像剤収容部からの現像剤が落下して搬送される落下路と、
    前記落下路に接続される接続路と、
    前記接続路と前記落下路との接続部に形成される接続口と、
    前記接続路内に回転可能に支持され、前記接続路内の現像剤を搬送する搬送部材と、
    前記搬送部材に支持されて、前記接続口を閉塞可能な蓋部材と、
    前記搬送部材に支持されて、前記落下路に進入可能な可撓性を有する崩し部材と、
    前記搬送部材の回転を制御する搬送制御手段であって、前記搬送部材が停止する場合に、前記蓋部材が前記接続口を閉塞する閉塞位置で前記搬送部材を停止させると共に、現像剤の搬送時には、前記崩し部材が間欠的に前記落下路内に進入して現像剤を崩しながら現像剤を前記搬送部材により搬送させる前記搬送制御手段と、
    を備えたことを特徴とする現像剤収容容器。
  3. 現像剤が収容される現像剤収容部と、
    前記現像剤収容部からの現像剤が落下して搬送される落下路と、
    前記落下路に接続される接続路と、
    前記接続路と前記落下路との接続部に形成される接続口と、
    前記接続路内に回転可能に支持され、前記接続路内の現像剤を搬送する搬送部材と、
    前記搬送部材に支持されて前記搬送部材の回転に伴って回転すると共に、可撓性を有する崩し部を有する蓋部材と、
    を備え、
    前記搬送部材が停止した状態では、前記崩し部が前記搬送部材の回転の周方向に沿って巻き付いた状態で前記接続口を閉塞すると共に、
    前記搬送部材の回転に伴って、前記崩し部の回転方向下流端が前記接続口に進入した場合に、前記崩し部が弾性復元して前記落下路内に進入して現像剤を崩す
    ことを特徴とする現像剤収容容器。
  4. 現像剤が収容される現像剤収容部と、
    前記現像剤収容部からの現像剤が落下して搬送される落下路と、
    前記落下路に接続される接続路と、
    前記接続路と前記落下路との接続部に形成される接続口と、
    前記接続路内に回転可能に支持され、前記接続路内の現像剤を搬送する搬送部材と、
    前記搬送部材に支持されて前記搬送部材の回転に伴って回転すると共に、可撓性を有する崩し部を有する蓋部材と、
    前記搬送部材の回転を制御する搬送制御手段であって、前記搬送部材が停止する場合に、前記崩し部が前記搬送部材の回転の周方向に沿って巻き付いた状態で前記接続口を閉塞する閉塞位置で前記搬送部材を停止させると共に、現像剤の搬送時には、前記崩し部材が間欠的に前記落下路内に進入して現像剤を崩しながら現像剤を前記搬送部材により搬送させる前記搬送制御手段と、
    を備えたことを特徴とする現像剤収容容器。
  5. 前記搬送部材の搬送方向に沿って、前記接続口の幅よりも幅が広く形成された前記蓋部材と、
    前記蓋部材に形成され且つ前記接続口の幅よりも幅が狭い一対の切れ込み部により挟まれた部分により構成された前記崩し部と、
    を備えたことを特徴とする請求項3または4に記載の現像剤収容容器。
  6. 前記接続口が閉塞された状態で出荷されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の現像剤収容容器。
  7. 表面に像を保持して回転する像保持体と、
    前記像保持体表面の潜像を可視像に現像する現像装置と、
    前記像保持体表面に対向して配置され、前記像保持体表面との対向領域である転写領域において、前記像保持体表面の可視像を被転写体に転写する転写装置と、
    前記現像装置に補給される現像剤を収容する請求項1ないし6のいずれかに記載の現像剤収容容器と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記接続口が閉塞された前記現像剤収容容器が装着された状態で出荷されることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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