JP2008276077A - トナーカートリッジ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】矩形状の供給トナー収容容器104と、供給トナー収容容器104の角部に設けられたトナー供給口111と、所定の回転方向に回転可能に設けられ供給トナー収容容器104内のトナーをトナー供給口111に向けて撹拌搬送するアジテータ140と、供給トナー収容容器104の画像形成装置への取り付け状態と同様な姿勢にてトナー供給口111の上方に位置する隅部に形成されるとともに、アジテータ140の回転方向の下流側にて変化点116aから切り上げられる段差116bを有する曲率部116と、を備え、取り付け状態と同様な姿勢にて、供給トナー収容容器104に収容されるトナーの高さが段差116bよりも下であるトナーカートリッジ。
【選択図】図10
Description
請求項3に記載の発明は、請求項2に係るトナーカートリッジにて、前記撹拌搬送部材は、前記トナー収容容器に収容されたトナーから受ける圧力により歪曲される可撓性を有し、当該撹拌搬送部材の回転中心から離れた先端側が前記曲率部を摺擦可能な長さからなることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に係るトナーカートリッジにて、前記撹拌搬送部材は、当該撹拌搬送部材の先端側に前記トナー供給口へ挿入可能な挿入片と、当該挿入片に隣接して設けられ当該挿入片よりも回転中心からの長さが長く当該トナー供給口の側部の前記トナー収容容器の内壁を摺擦する摺擦片とを有し、当該挿入片が前記段差によって跳ね上げられた後に当該摺擦片が当該段差によって跳ね上げられることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に係るトナーカートリッジにて、前記撹拌搬送部材は、可撓性部分が湾曲しながら前記掻き上げの動作を行い、前記異なる挙動は当該可撓性部分の跳ね上げに伴う動きであることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項8に係るトナーカートリッジにて、前記撹拌搬送部材の回転のための軸心は、前記トナー収容容器の中心から前記トナー供給口側に偏心していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、トナー供給口の上方にトナーブロッキングが発生したとしても曲率部にほぐす力を伝達することが可能となり、トナーブロッキングをほぐし易くすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、段階的な跳ね上げによって、トナーブロッキングをほぐす能力を向上させることが可能となる。
請求項9に記載の発明によれば、本構成を採用しない場合に比べ、より簡易な構成によってトナーブロッキングをほぐすことが可能となる。
請求項10に記載の発明によれば、撹拌搬送部材が回転した際に、供給口側でより撓むことによって、トナーを跳ね上げる力を増すことができる。
まず、図1〜図3を用いて、本実施の形態に係る画像形成装置の全体構成について説明する。図1は本実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す構成図であり、図2は画像形成装置の外観を示す斜視図である。また、図3は画像形成装置のカバーを開けた状態を示した斜視図である。
また、クリーニング装置12は、感光体ドラム8の表面に残留した転写残トナーを、クリーニングブレード15(15Y、15M、15C、15B)によって除去している。除去された転写残トナーは、クリーニング装置12の内部に搬送して収容される。
また、駆動ロール19の表面には、転写用紙を用紙搬送ベルト17の表面に静電的に吸着させるための吸着ロール22が、用紙搬送ベルト17を介して当接するように配設されている。
尚、本体1は、画像形成装置の状態を表示したり、必要な操作等を行う操作パネル34を備えている。
図4は本実施の形態に係る現像剤収容容器としてのトナーカートリッジ13の外観を示す斜視図である。また、図5は、トナーカートリッジ13を分解した状態を示す構成図である。
図6(a)〜(c)は、供給トナー収容容器104の長手方向に直交する方向の複数箇所の断面図であり、各断面を開口部105側から眺めた状態を示している。この図6(a)〜(c)に示す状態の上下方向は、トナーカートリッジ13の画像形成装置への取り付け状態と同様な姿勢における上下方向と一致している。図6(a)は、供給トナー収容容器104の長手方向における開口部105側の約1/3を占める領域の断面図である。また、図6(b)はその長手方向に沿って開口部105と反対側の約2/3を占めるトナー供給側領域110にて、開口部105側に比較的近い部分の断面図である。更に、図6(c)は、トナー供給口111を含む領域の断面図である。
尚、異なる挙動を演出するためには、例えば曲率部116に凸部を設ける等も有効である。
Claims (10)
- 矩形状のトナー収容容器と、
前記トナー収容容器の角部に設けられたトナー供給口と、
前記トナー収容容器内にて回転可能に設けられ当該トナー収容容器内のトナーを前記トナー供給口に向けて撹拌搬送する撹拌搬送部材と、
前記トナー収容容器の画像形成装置への取り付け状態と同様な姿勢にて前記トナー供給口の上方に位置し、回転する前記撹拌搬送部材を跳ね上げる段差を有する案内部と、
を備え、
前記取り付け状態と同様な姿勢にて、前記トナー収容容器に収容されるトナーの高さの上端が前記段差よりも下であることを特徴とするトナーカートリッジ。 - 前記案内部は、前記トナー収容容器の画像形成装置への取り付け状態と同様な姿勢にて前記トナー供給口の上方に位置する隅部に曲率部として形成され、当該曲率部が前記撹拌搬送部材の前記回転方向の下流側にて変化点から切り上げられて前記段差を形成し、
前記トナーの高さの上端が前記変化点の位置よりも下であることを特徴とする請求項1記載のトナーカートリッジ。 - 前記撹拌搬送部材は、前記トナー収容容器に収容されたトナーから受ける圧力により歪曲される可撓性を有し、当該撹拌搬送部材の回転中心から離れた先端側が前記曲率部を摺擦可能な長さからなることを特徴とする請求項2記載のトナーカートリッジ。
- 前記撹拌搬送部材は、当該撹拌搬送部材の先端側に前記トナー供給口へ挿入可能な挿入片と、当該挿入片に隣接して設けられ当該挿入片よりも回転中心からの長さが長く当該トナー供給口の側部の前記トナー収容容器の内壁を摺擦する摺擦片とを有し、当該挿入片が前記段差によって跳ね上げられた後に当該摺擦片が当該段差によって跳ね上げられることを特徴とする請求項3記載のトナーカートリッジ。
- 前記トナー収容容器に収容されたトナーは、粉砕トナー(粉砕溶融も含む)であることを特徴とする請求項1記載のトナーカートリッジ。
- 前記トナー収容容器に収容され前記段差の位置よりも下である前記トナーの高さは、当該トナー収容容器を数回振った後に前記画像形成装置への取り付け状態と同様な姿勢で1分間静置した後の当該トナー収容容器内のトナーの高さであることを特徴とする請求項1記載のトナーカートリッジ。
- 矩形状のトナー収容容器と、
前記トナー収容容器の角部に設けられたトナー供給口と、
前記トナー収容容器内にて回転可能に設けられ当該トナー収容容器内のトナーを前記トナー供給口に向けて撹拌搬送する撹拌搬送部材と、
前記トナー収容容器の画像形成装置への取り付け状態と同様な姿勢にて前記トナー供給口の上方に備えられ、前記撹拌搬送部材の回転方向の下流側にて変化点から切り上げられる段差を有する曲率部と、
を備え、
前記トナー収容容器は、前記画像形成装置への取り付け状態と同様な姿勢にて、前記変化点よりも下方の高さまでトナーを収容し、
前記撹拌搬送部材は、前記トナー収容容器に収容されたトナーを前記曲率部を摺擦しながら掻き上げ、当該トナー収容容器のトナーが収容されていない領域を利用してトナーを投げ出すことを特徴とするトナーカートリッジ。 - 前記撹拌搬送部材は、前記曲率部の前記変化点にて前記掻き上げの動作とは異なる挙動を示し、当該異なる挙動を利用してトナーを投げ出すことを特徴とする請求項7記載のトナーカートリッジ。
- 前記撹拌搬送部材は、可撓性部分が湾曲しながら前記掻き上げの動作を行い、前記異なる挙動は当該可撓性部分の跳ね上げに伴う動きであることを特徴とする請求項8記載のトナーカートリッジ。
- 前記撹拌搬送部材の回転のための軸心は、前記トナー収容容器の中心から前記トナー供給口側に偏心していることを特徴とする請求項8記載のトナーカートリッジ。
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