JP5167688B2 - トナーカートリッジ - Google Patents
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請求項3に記載の発明は、請求項2に係るトナーカートリッジにて、前記撹拌搬送部材は、当該撹拌搬送部材の先端側に前記トナー供給口へ挿入可能な挿入片と、当該挿入片に隣接して設けられ当該挿入片よりも回転中心からの長さが長く当該トナー供給口の側部の前記トナー収容容器の内壁を摺擦する摺擦片とを有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に係るトナーカートリッジにて、前記摺擦片は、矩形状の前記トナー収容容器のうちの最も遠い隅部に接触可能な長さを有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に係るトナーカートリッジにて、前記摺擦片は、前記挿入片の両側近傍に設けられていることを特徴とする。
ッキングが発生したとしても、撹拌搬送部材の回転し始めにトナーブロッキングをトナー供給口側から離れる方向に移送し易くすることができる。また、段差を設けることでトナー収容容積を拡大させ、例えば小型のトナーカートリッジであってもトナー収容量を増やすことができる。また、請求項1に記載の発明によれば、撹拌搬送部材が回転し始めた際、トナー収容容器内のトナーがトナー供給口側に向かう力を受けてトナー供給口側の圧力が高まるので、トナー供給口の上方にあり十分にほぐしきる前のトナーブロッキングを、本構成を採用しない場合に比較してトナー供給口までたどり着き難くすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、撹拌搬送部材の挿入片が変化点を通過直後は、変化点よりも上方位置まで満たされたトナーの圧力が挿入片にかかり摺擦片との離間が遅れるので、上方にトナーブロッキングが生じてもトナー供給口に十分ほぐされていないトナーを行き難くすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、摺擦片の先端が変化点を通過するまでの時間を延ばすとともに、摺擦片が大きく湾曲して摺擦片の腹がトナー供給口から離れる方向に迫り出すので、上方にトナーブロッキングが生じてもトナー供給口に十分ほぐされていないトナーを行き難くすることができ、変化点よりも上方位置まで満たされたトナーの圧力により挿入片と摺擦片との離間が抑えられるので、上方にトナーブロッキングが生じてもトナー供給口に十分ほぐされていないトナーを行き難くすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、トナー供給口に十分ほぐされていないトナーを挿入片の両側の何れの側からもトナー供給口に行き難くすることができる。
まず、図1〜図3を用いて、本実施の形態に係る画像形成装置の全体構成について説明する。図1は本実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す構成図であり、図2は画像形成装置の外観を示す斜視図である。また、図3は画像形成装置のカバーを開けた状態を示した斜視図である。
また、クリーニング装置12は、感光体ドラム8の表面に残留した転写残トナーを、クリーニングブレード15(15Y、15M、15C、15B)によって除去している。除去された転写残トナーは、クリーニング装置12の内部に搬送して収容される。
また、駆動ロール19の表面には、転写用紙を用紙搬送ベルト17の表面に静電的に吸着させるための吸着ロール22が、用紙搬送ベルト17を介して当接するように配設されている。
尚、本体1は、画像形成装置の状態を表示したり、必要な操作等を行う操作パネル34を備えている。
図4は本実施の形態に係る現像剤収容容器としてのトナーカートリッジ13の外観を示す斜視図である。また、図5は、トナーカートリッジ13を分解した状態を示す構成図である。
図6(a)〜(c)は、供給トナー収容容器104の長手方向に直交する方向の複数箇所の断面図であり、各断面を開口部105側から眺めた状態を示している。この図6(a)〜(c)に示す状態の上下方向は、トナーカートリッジ13の画像形成装置への取り付け状態と同様な姿勢における上下方向と一致している。図6(a)は、供給トナー収容容器104の長手方向における開口部105側の約1/3を占める領域の断面図である。また、図6(b)はその長手方向に沿って開口部105と反対側の約2/3を占めるトナー供給側領域110にて、開口部105側に比較的近い部分の断面図である。更に、図6(c)は、トナー供給口111を含む領域の断面図である。
Claims (8)
- 矩形状のトナー収容容器と、
前記トナー収容容器の長手方向の一方側の角部に設けられたトナー供給口と、
前記トナー収容容器内にて所定の回転方向に回転可能に設けられ、当該トナー収容容器の長手方向の他方側から前記一方側に向けてトナーを撹拌搬送させるとともに、当該トナー収容容器の一方側のトナーを前記トナー供給口から供給する撹拌搬送部材と、
前記トナー収容容器の内部に設けられ、当該トナー収容容器の画像形成装置への取り付け状態と同様な姿勢にて前記トナー供給口の上方に位置する隅部に形成され、前記攪拌搬送部材の回転中心から離れた先端側が摺動する曲面からなるとともに、前記撹拌搬送部材の前記回転方向の下流側にて変化点から前記トナー供給口から離れる方向に切り上げられる段差を有する曲率部と、を備え、
前記取り付け状態と同様な姿勢にて前記トナー収容容器に収容されるトナーの量が、前記変化点よりも上方位置まで満たされていることを特徴とするトナーカートリッジ。 - 前記撹拌搬送部材は、前記トナー収容容器に収容されたトナーから受ける圧力により歪曲される可撓性を有し、当該撹拌搬送部材の回転中心から離れた先端側が前記曲率部を摺擦可能な長さからなることを特徴とする請求項1記載のトナーカートリッジ。
- 前記撹拌搬送部材は、当該撹拌搬送部材の先端側に前記トナー供給口へ挿入可能な挿入片と、当該挿入片に隣接して設けられ当該挿入片よりも回転中心からの長さが長く当該トナー供給口の側部の前記トナー収容容器の内壁を摺擦する摺擦片とを有することを特徴とする請求項2記載のトナーカートリッジ。
- 前記摺擦片は、矩形状の前記トナー収容容器のうちの最も遠い隅部に接触可能な長さを有することを特徴とする請求項3記載のトナーカートリッジ。
- 前記摺擦片は、前記挿入片の両側近傍に設けられていることを特徴とする請求項4記載のトナーカートリッジ。
- 前記撹拌搬送部材は、トナー収容容器内に回転可能に軸支される軸部と、当該軸部に設けられ当該トナー収容容器に収容されたトナーから受ける圧力により歪曲される可撓性を有する撹拌搬送部とを備え、
前記軸部には、当該軸部の長手方向に複数設けられ回転中心から外側に向かって突出した突出部を備えたことを特徴とする請求項1記載のトナーカートリッジ。 - 前記トナー収容容器に収容されたトナーは、粉砕トナー(粉砕溶融も含む)であることを特徴とする請求項1記載のトナーカートリッジ。
- 前記トナー収容容器に収容され前記変化点よりも上方位置まで満たされている前記トナーの量は、前記画像形成装置への取り付け前の当該トナー収容容器を数回振った後に当該画像形成装置への取り付け状態と同様な姿勢で1分間静置した後の当該トナー収容容器内のトナーの量であることを特徴とする請求項1記載のトナーカートリッジ。
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