JP2018017972A - 現像剤容器およびこれを備える画像形成装置 - Google Patents

現像剤容器およびこれを備える画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018017972A
JP2018017972A JP2016149548A JP2016149548A JP2018017972A JP 2018017972 A JP2018017972 A JP 2018017972A JP 2016149548 A JP2016149548 A JP 2016149548A JP 2016149548 A JP2016149548 A JP 2016149548A JP 2018017972 A JP2018017972 A JP 2018017972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support member
stirring
stirring blade
toner
rotating shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016149548A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6558320B2 (ja
Inventor
育子 釆女
Ikuko Uneme
育子 釆女
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2016149548A priority Critical patent/JP6558320B2/ja
Publication of JP2018017972A publication Critical patent/JP2018017972A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6558320B2 publication Critical patent/JP6558320B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】適切な現像剤の攪拌を担保しつつ、異音の発生を抑制する現像剤容器を提供する。
【解決手段】本発明のトナーコンテナ10(現像剤容器)は、トナー(現像剤)を収容する容器本体20と、容器本体20の内部のトナーを攪拌する攪拌部材22と、を備え、攪拌部材22は、容器本体20に回転可能に支持される攪拌回転軸30と、攪拌回転軸30から径方向外側に向けて延出する攪拌羽根31と、攪拌回転軸30から径方向外側に向けて延出し、攪拌羽根31を攪拌回転軸30の回転方向上流側から支持する支持部材32と、を含み、攪拌羽根31は、攪拌回転軸30から容器本体20の内面までの距離よりも長く形成され、支持部材32は、攪拌回転軸30から容器本体20の内面までの距離よりも短く形成され、支持部材32の径方向の長さは、攪拌回転軸30の軸方向に亘って不均一になるように設定されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、現像剤容器およびこれを備える画像形成装置に関する。
画像形成装置は、現像装置に供給するためのトナーを収容する現像剤容器を備えている。
例えば、特許文献1に記載の現像剤収容器は、ケーシングに収容された現像剤を攪拌する攪拌部材を備えている。ケーシングの側壁には内方膨出部が形成されている。攪拌部材は、回転軸に固定される平板状(矩形状)の羽根を有している。羽根は、回転軸を中心に回転し、ケーシングの内部壁面に付着する現像剤を掻き落とす。この羽根は、摺擦音や弾き音の異音を低減するための複数のスリットや複数の窓部を有している。
特開2011−186198号公報
特許文献1に記載の現像剤収容器では、羽根が複数のスリットで複数の片に分離されている。複数の片をケーシングの内部壁面に接触させるタイミングをずらすことで、異音の低減を図っている。しかしながら、複数の片が略同時にケーシングの内部壁面に接触することもあった。このとき、大きな弾き音が発生する。他にも、スリットで分離された羽根が捩れた場合、ケーシングの内部壁面に付着した現像剤を掻き取ることができない虞もあった。
本発明は、上記のような課題を解決するために、適切な現像剤の攪拌を担保しつつ、異音の発生を抑制する現像剤容器およびこれを備える画像形成装置を提供する。
上記した目的を達成するため、本発明の現像剤容器は、現像剤を収容する容器本体と、前記容器本体の内部の現像剤を攪拌する攪拌部材と、を備え、前記攪拌部材は、前記容器本体に回転可能に支持される回転軸と、前記回転軸から径方向外側に向けて延出する攪拌羽根と、前記回転軸から径方向外側に向けて延出し、前記攪拌羽根を前記回転軸の回転方向上流側から支持する支持部材と、を含み、前記攪拌羽根は、前記回転軸から前記容器本体の内面までの距離よりも長く形成され、前記支持部材は、前記回転軸から前記容器本体の内面までの距離よりも短く形成され、前記支持部材の径方向の長さは、前記回転軸の軸方向に亘って不均一になるように設定されている。
この場合、前記攪拌羽根と前記支持部材とは、可撓性を有するフィルムで形成され、前記支持部材は、前記攪拌羽根の回転方向上流側に接触した状態、または、前記攪拌羽根から回転方向上流側に僅かに離間した状態で、前記回転軸に設けられていることが好ましい。
この場合、前記支持部材は、複数の前記フィルムを重ねて形成されていることが好ましい。
この場合、前記攪拌羽根は、可撓性を有するフィルムで形成され、前記支持部材は、前記回転軸の外周面に厚板状に一体に形成され、前記支持部材は、前記攪拌羽根の回転方向上流側に接触した状態、または、前記攪拌羽根から回転方向上流側に僅かに離間した状態で、前記回転軸に設けられていることが好ましい。
この場合、前記支持部材は、前記攪拌羽根よりも高い曲げ剛性を有していることが好ましい。
この場合、前記攪拌羽根は、前記軸方向に間隔をあけて先端から前記回転軸に向けて切り込まれる複数のスリットを有し、前記支持部材の先端部は、複数の段差を介して凹状または凸状に形成され、前記段差は、前記スリットの位置に合せて形成され、前記支持部材は、前記段差を介して複数の支持面部を前記軸方向に連ねて一体に形成され、前記複数の支持面部の先端部は、それぞれ、前記回転軸と平行に形成されていることが好ましい。
この場合、前記支持部材の先端部は、前記軸方向一方から他方に向けて、径方向外側から内側に傾斜する階段状に形成されていることが好ましい。
この場合、前記支持部材の先端部は、前記軸方向中央から両側に向けて、径方向内側から外側に傾斜する階段状に形成されていることが好ましい。
この場合、前記支持部材の先端部は、凹部と凸部とを交互に連続させて櫛歯状に形成されていることが好ましい。
この場合、前記スリットは、前記段差に対応する位置に形成され、且つ、隣り合う前記段差の間に1つ以上形成されていることが好ましい。
上記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、上記のいずれかの現像剤容器を備えている。
本発明によれば、適切な現像剤の攪拌を担保しつつ、現像剤の掻き取り時に発生する異音を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係るカラープリンターの内部構造を模式的に示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係るトナーコンテナおよび装着部を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るトナーコンテナを示す斜視図である。 図3のIV−IV断面図である。 図3のV−V断面図である。 本発明の第1実施形態に係るトナーコンテナの攪拌部材を模式的に示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係るトナーコンテナの攪拌部材の状態を説明する断面図である。 本発明の第2実施形態に係るトナーコンテナを示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るトナーコンテナの攪拌部材を模式的に示す側面図である。 本発明の第4実施形態に係るトナーコンテナの攪拌部材を模式的に示す側面図である。 本発明の第5実施形態に係るトナーコンテナの攪拌部材を模式的に示す側面図である。 本発明の第1実施形態の変形例に係るトナーコンテナを示す断面図である。 本発明の第1実施形態の他の変形例に係るトナーコンテナを示す断面図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下、説明の便宜上、各図に示した方向を基準にして説明する。
図1を参照して、画像形成装置の一例としてのカラープリンター1の全体の構成について説明する。図1はカラープリンター1の内部構造を模式的に示す正面図である。
カラープリンター1は、略直方体状に形成される装置本体2を備えている。装置本体2の下部には、給紙カセット3が着脱可能に設けられている。装置本体2の上面には、排紙トレイ4が設けられている。
カラープリンター1は、給紙部5と、画像形成部6と、定着装置7と、を装置本体2の内部に備えている。給紙部5は、給紙カセット3から排紙トレイ4まで延設される搬送路8に向けて給紙カセット3内のシートSを送り出す。画像形成部6は、搬送路8の中間部に設けられている。定着装置7は、搬送路8の下流側に設けられている。なお、シートSは、紙製の用紙に限らず、樹脂フィルム等を含む。
画像形成部6は、4つのトナーコンテナ10K,10C,10M,10Yと、中間転写ベルト11と、4つのドラムユニット12と、光走査装置13と、含んでいる。中間転写ベルト11は、各トナーコンテナ10の下側に配置されている。4つのドラムユニット12は、中間転写ベルト11の下側に配置されている。光走査装置13は、各ドラムユニット12の下側に配設されている。
現像剤容器の一例としての4つのトナーコンテナ10K,10C,10M,10Yは、4色(ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y))のトナー(現像剤)を収容している。なお、トナーは、磁性トナーから成る一成分現像剤でもよいし、トナーとキャリアとを含む二成分現像剤でもよい。なお、以下の説明では、4つのトナーコンテナ10K,10C,10M,10Yに共通する説明では、算用数字のみを付している。
各ドラムユニット12は、感光体ドラム14と、帯電装置15と、現像装置16と、一次転写ローラー17と、クリーニング装置18と、を含んでいる。なお、4つのドラムユニット12は同様の構成を有しているため、以下、1つのドラムユニット12について説明する。
感光体ドラム14は、中間転写ベルト11の下側に接触している。帯電装置15は、感光体ドラム14の表面を帯電させる。光走査装置13は、感光体ドラム14に向けて走査光を出射する(静電潜像の形成)。現像装置16は、感光体ドラム14の表面の静電潜像をトナー像に現像する。一次転写ローラー17は、図1の矢印方向に移動する中間転写ベルト11にトナー像を一次転写する。
中間転写ベルト11の右側には、二次転写ニップ部Nを形成する二次転写ローラー19が配置されている。中間転写ベルト11には、4色のトナー像が重ねられることでフルカラーのトナー像が形成される。このフルカラーのトナー像は、二次転写ニップ部Nを通過するシートSに二次転写される。定着装置13は、トナー像をシートSに定着させる。定着処理後のシートSは、排紙トレイ4に排出される。
次に、図2ないし図6を参照して、第1実施形態に係るトナーコンテナ10について説明する。図2はトナーコンテナ10および装着部2aを示す斜視図である。図3はトナーコンテナ10を示す斜視図である。図4は、図3のIV−IV断面図である。図5は、図3のV−V断面図である。図6はトナーコンテナ10の攪拌部材22を模式的に示す側面図である。
図2に示すように、装置本体2の上部には、装着部2aが設けられている。装着部2aには、4つのトナーコンテナ10が左右方向に並べられて装着される。装置本体2の上部には、排紙トレイ4を構成するトップカバー(図示せず)が回動可能に支持されている。作業者は、トップカバー33を上方に回動させて装着部2aを開放し、トナーコンテナ10を装着部2aに装着する。
4つのトナーコンテナ10は、中間転写ベルト11の移動方向上流側から順にブラック、シアン、マゼンタ、イエローのトナーを収容している。ブラックのトナーを収容するトナーコンテナ10Kは、他のトナーコンテナ10C,10M,10Yよりも大きな容量に形成されている。他のトナーコンテナ10C,10M,10Yは、いずれも同一容量、同一形状に形成されている。なお、4つのトナーコンテナ10の基本構成は略同様であるため、以下、イエローのトナーを収容するトナーコンテナ10について説明する。
図3ないし図5に示すように、トナーコンテナ10は、容器本体20と、搬送スクリュー21と、攪拌部材22と、を含んでいる。容器本体20は、トナー(現像剤)を収容するように形成されている。搬送スクリュー21は、容器本体20の内部のトナーを搬送するために設けられている。攪拌部材22は、容器本体20の内部のトナーを攪拌するために設けられている。
図3に示すように、容器本体20は、例えば、合成樹脂製で前後方向に長い略直方体状に形成されている。容器本体20は、正面から見て上下方向に長い環状断面を有している(図5参照)。容器本体20の内部には、トナーを収容するための貯留室が形成されている。
容器本体20は、収容部23と、蓋部24と、を有している。収容部23は、上面を開放され、前後方向に長い略直方体状に形成されている。蓋部24は、収容部23の上面開口を封止するように設けられている。
図4および図5に示すように、収容部23は、底壁25の周囲に立設される一対の側壁26L,26Rと一対の端壁27F,27Bとを含んでいる。一対の側壁26L,26Rは、底壁25を挟んで左右方向に対向して配置されている。一対の端壁27F,27Bは、底壁25を挟んで前後方向に対向して配置されている。
図5に示すように、底壁25は、正面から見て、下向きに膨出する搬送湾曲部25aと攪拌湾曲部25bとを有している。搬送湾曲部25aは、攪拌湾曲部25bの右側に連設されている。搬送湾曲部25aは、攪拌湾曲部25bよりも左右方向に幅狭く(小さな曲率半径に)形成されている。搬送湾曲部25aの前部には、トナー排出口28が穿設されている(図4参照)。また、図示は省略するが、搬送湾曲部25aの前部には、トナー排出口28を開閉するためのシャッターが設けられている。
図3および図4に示すように、前側の端壁27Fには、操作レバー20aが回動可能に設けられている。また、前側の端壁27Fには、操作レバー20aの回動支点を覆うカバー20bが取り付けられている。トナーコンテナ10を装着部2aに装着した状態(装着状態)で、操作レバー20aを回動させると、シャッターが移動し、トナー排出口28が開閉される。なお、装着状態でトナー排出口28が開放されると、トナー排出口28は、トナー補給路(図示せず)を介して現像装置16の補給口(図示せず)に接続される。
収容部23の上部には、外側に延出する本体側フランジ23aが形成されている。蓋部24の下部には、外側に延出する蓋側フランジ24aが形成されている。蓋部24は、蓋側フランジ24aを本体側フランジ23aに接合することで、収容部23に固定される。
図4および図5に示すように、搬送スクリュー21は、搬送湾曲部25aの上側に配設されている。搬送スクリュー21は、スクリュー軸21aと、螺旋羽根21bと、を有している。スクリュー軸21aは、前後一対の端壁27F,27Bに回転可能に支持されている。螺旋羽根21bは、スクリュー軸21aの周面に設けられている。図示は省略するが、スクリュー軸21aは、伝達機構を介して駆動モーターに接続されている。搬送スクリュー21は、駆動モーターから駆動力の入力を受け、スクリュー軸21aを中心に回転する。
図4および図5に示すように、攪拌部材22は、攪拌湾曲部25bの上側に配設されている。攪拌部材22は、攪拌回転軸30と、攪拌羽根31と、支持部材32と、を有している。攪拌回転軸30は、容器本体20の内部に回転可能に支持されている。攪拌羽根31および支持部材32は、攪拌回転軸30の長手方向に沿って固定されている。なお、図4では支持部材32の図示を省略している。
攪拌回転軸30は、例えば、合成樹脂製で前後方向に長い棒状に形成されている。攪拌回転軸30は、前後一対の端壁27F,27Bの間に架設されている(図4参照)。攪拌回転軸30は、攪拌湾曲部25bの内面と各側壁26L,26Rの内面とに対して略同一距離だけ離れた位置に設けられている(図5参照)。
攪拌回転軸30は、軸本体30aと、一対の支軸部30bと、を有している。軸本体30aは、正面から見て略矩形状に形成されている。一対の支軸部30bは、軸本体30aの前後両端に連設されている(図4参照)。前側の支軸部30bは前側の端壁27Fに軸支され、後側の支軸部30bは後側の端壁27Bに軸支されている。なお、図示は省略するが、攪拌回転軸30は、伝達機構を介して駆動モーターに接続されている。攪拌部材22は、駆動モーターから駆動力の入力を受け、攪拌回転軸30を中心に回転する。
攪拌羽根31は、例えば、可撓性を有する合成樹脂製(ポリエチレンテレフタラート等)のフィルムで形成されている。攪拌羽根31は、前後方向に長い矩形状に形成されている。攪拌羽根31は、軸本体30aと略同じ軸方向の長さに形成されている。攪拌羽根31の長手方向(軸方向)一辺は、軸本体30aに固定されている。すなわち、攪拌羽根31は、攪拌回転軸30から径方向外側に向けて延出している。攪拌羽根31の先端側の一辺は、攪拌回転軸30と平行を成している(図4参照)。
図5に示すように、攪拌羽根31は、攪拌回転軸30(の軸心)から容器本体20の内面までの距離よりも長く形成されている。詳細には、攪拌羽根31の径方向の長さは、攪拌回転軸30から攪拌湾曲部25bの内面までの距離よりも長く設定されている。つまり、攪拌羽根31は、攪拌湾曲部25bの内面および各側壁26L,26Rの下側内面に接触する長さに形成されている。なお、攪拌羽根31は、各側壁26L,26Rの上側内面や蓋部24の内面に接触しない長さに形成されている。
図4に示すように、攪拌羽根31は、攪拌回転軸30の軸方向に間隔をあけて先端から攪拌回転軸30に向けて切り込まれる複数のスリット33を有している。複数のスリット33は、軸方向に略等間隔に形成されている。各スリット33は、攪拌羽根31の先端から攪拌回転軸30の近傍まで切り込まれている。すなわち、攪拌羽根31は、スリット33を介して複数の攪拌片31aに分割される。複数の攪拌片31aは、同じ径方向の長さに形成されている。
図5に示すように、支持部材32は、例えば、可撓性を有する合成樹脂製のフィルムで形成されている。支持部材32は、攪拌羽根31よりも高い曲げ剛性を有している。例えば、支持部材32は、攪拌羽根31に用いた樹脂素材よりもヤング率の高い樹脂素材を用いている。
図6に示すように、支持部材32は、前後方向に長い略三角形状に形成されている。支持部材32は、攪拌羽根31と略同じ軸方向の長さに形成されている。支持部材32の底辺(軸方向一辺)は、軸本体30aに固定されている。すなわち、支持部材32は、攪拌回転軸30から径方向外側に向けて延出している。支持部材32は、攪拌羽根31よりも攪拌回転軸30の回転方向上流側に設けられている(図5参照)。詳細には、支持部材32は、回転方向上流側に接触した状態で攪拌回転軸30に固定されている。支持部材32は、攪拌回転軸30(の軸心)から容器本体20の内面までの距離よりも短く形成されている(図5参照)。詳細には、支持部材32の径方向の長さは、攪拌回転軸30から攪拌湾曲部25bの内面までの距離よりも短く設定されている。つまり、支持部材32は、容器本体20の内面や搬送スクリュー21に接触しない長さに形成されている。
支持部材32の径方向の長さは、軸方向に亘って不均一になるように設定されている。したがって、支持部材32の先端部は、軸方向に所定の間隔毎に段差35を介して凹状または凸状に形成されている。詳細には、支持部材32の先端部は、後方(軸方向一方)から前方(軸方向他方)に向けて径方向外側から内側に傾斜する階段状に形成されている。支持部材32は、段差35を介して複数の支持面部32aを軸方向に連ねて一枚の薄板状に形成されている。複数の支持面部32aは、後方から前方に向かって徐々に径方向に短く形成されている。最も長い支持面部32aは、攪拌片31aよりも短く形成されている。
各段差35は、スリット33の位置に合せて形成されている。すなわち、複数の支持面部32aは、複数の攪拌片31aに対応する位置に設けられている。複数の支持面部32aの先端部(先端側の一辺)は、それぞれ、攪拌回転軸30と平行に形成されている。
次に、図5および図7を参照して、トナーコンテナ10の作用について説明する。図7はトナーコンテナ10の攪拌部材22の状態を説明する断面図である。なお、トナーコンテナ10は、装着部2aに装着されているものとする。
画像形成処理の実行によってトナーが消費されると、カラープリンター1の制御装置(図示せず)は、以下のようにトナーの補給動作を実行する。駆動モーターは、制御装置に駆動制御され、攪拌部材22および搬送スクリュー21を図5で反時計回りに回転させる。
攪拌部材22の複数の攪拌片31aは、それぞれ、攪拌回転軸30を中心に回転することで、攪拌湾曲部25b上のトナーを攪拌する。なお、以下、説明の便宜のため、1つの攪拌片31aに着目して説明する。
図5に示すように、攪拌片31aは、蓋部24側に位置するとき、容器本体20の内面に接触しない第1の状態になる。図7に示すように、第1の状態から攪拌部材22が回転すると、各攪拌片31aの先端部は、左側の側壁26Lに接触する第2の状態になる。このとき、攪拌片31aが左側の側壁26Lに接触して接触音(衝突音)を発生させる。攪拌部材22の回転が進むと、攪拌片31aは、回転方向上流側に曲げられた状態(撓んだ状態)で、左側の側壁26Lから攪拌湾曲部25bに向けて摺動する。その後、攪拌片31aは、搬送スクリュー21に接触する第3の状態になる。このとき、攪拌片31aが搬送スクリュー21に接触して接触音を発生させる。攪拌部材22の回動が進むと、攪拌片31aは、搬送スクリュー21を通過して右側の側壁26Rに接触する第4の状態になる。このとき、攪拌片31aが僅かに撓みを開放するため弾き音を発生させる。また、攪拌片31aが右側の側壁26Rに接触して接触音を発生させる。更に攪拌部材22の回転が進むと、攪拌片31aが右側の側壁26Rから離れて蓋部24側に回動する第5の状態になる。このとき、攪拌片31aは、自身の弾性力(復元力)によって撓みを開放するため弾き音を発生させる。
以上のように、複数の攪拌片31aは、攪拌湾曲部25bの内面や側壁26L,26Rの下側内面に付着したトナーを掻き落す。また、攪拌部材22は、攪拌湾曲部25b上のトナーを搬送湾曲部25aに押し出す。搬送スクリュー21の螺旋羽根21bは、スクリュー軸21aを中心に回転することで、搬送湾曲部25a上のトナーをトナー排出口28(図4参照)に向けて搬送する。これにより、トナーは、トナー排出口28からトナー補給路(図示せず)を通って現像装置16に補給される。
ところで、トナーコンテナ10に収容されたトナーの残量が少なくなると、上記した接触音(衝突音)や弾き音等の異音が大きくなることがある。また、攪拌羽根31が容器本体20の内面を擦る摺擦音も大きくなることがある。そこで、第1実施形態に係るトナーコンテナ10は、先端を階段状に形成した支持部材32によって攪拌部材22を支持することで上記の不具合を解決している。
図7に示すように、攪拌羽根31(各攪拌片31a)は、容器本体20の内面を摺動するため、回転方向上流側に曲がる(撓む)。支持部材32は、撓んだ攪拌羽根31を回転方向上流側から支持するように設けられている。図6に示すように、攪拌羽根31を構成する複数の攪拌片31aは、それぞれ、同じ径方向の長さに形成されている。一方、支持部材32を構成する複数の支持面部32aは、それぞれ、異なる径方向の長さに形成されている。各攪拌片31aは、最長の支持面部32aよりも径方向に長いため、各支持面部32aの先端よりも径方向外側に延びる延出範囲Lを有する。複数の攪拌片31aの延出範囲Lは、それぞれ、異なる長さに設定されている。
例えば、最短(最前部)の支持面部32aは攪拌片31aの基端側を支持するため、攪拌片31aの延出範囲Lは長くなる。つまり、攪拌片31aの曲げ剛性が小さくなり、攪拌片31aは曲り易く(撓み易く)なる。一方、最長(最後部)の支持面部32aは攪拌片31aの先端側を支持するため、攪拌片31aの延出範囲Lは短くなる。つまり、攪拌片31aの曲げ剛性が大きくなり、攪拌片31aは曲り難く(撓み難く)なる。
以上のように、複数の攪拌片31aは、それぞれ、異なる長さの支持面部32aに支持されることで、異なる曲げ剛性を有することになる。したがって、複数の攪拌片31aは、それぞれ、タイミングをずらして容器本体20(側壁26L,26R)の内面に接触または離間する。つまり、複数の攪拌片31aが同時に同じ状態(第1〜第5の状態)になることがない。また、複数の攪拌片31aは、それぞれ、異なる圧力で容器本体20の内面に接触する。
例えば、曲げ剛性の高い攪拌片31aは、撓みが少ないため、高い圧力で容器本体20の内面に接触する。このとき、接触音が発生する。また、曲げ剛性の高い攪拌片31aは、急激に撓みを開放するため、容器本体20の内面から素早く離れる。このとき、弾き音が発生する。また、曲げ剛性の高い攪拌片31aは、高い攪拌能力(トナーの掻き取り能力)を発揮する。一方、曲げ剛性の低い攪拌片31aは、大きく撓みながら低い圧力で容器本体20の内面に接触する。したがって、接触音の発生が抑制される。また、曲げ剛性の低い攪拌片31aは、ゆっくりと撓みを開放するため、容器本体20の内面からゆっくりと離れる。したがって、弾き音の発生が抑制される。
以上説明した第1実施形態に係るトナーコンテナ10によれば、複数の攪拌片31aが同時に高い圧力で容器本体20の内面に接触することを防止する。これにより、大きな接触音の発生を防止することができる。また、複数の攪拌片31aが同時に容器本体20の内面から離間することを防止する。これにより、大きな弾き音の発生を防止することができる。さらに、曲げ剛性の高い攪拌片31aを設けることで、トナーの攪拌能力を高く維持することもできる。
また、第1実施形態に係るトナーコンテナ10によれば、支持部材32は、攪拌羽根31よりも曲がり難い素材で形成されている。これにより、支持部材32は攪拌羽根31を適切に保持することができる。
また、第1実施形態に係るトナーコンテナ10によれば、複数の攪拌片31aは、個別に曲がるため、容器本体20の内面形状に沿って摺動することができる。これにより、容器本体20の内面に付着したトナーを漏れなく掻き取ることができる。また、複数の攪拌片31aは、それぞれ、支持面部32aに支持される。これにより、各攪拌片31aの捩れが抑制されるため、トナーを適切に掻き取ることができる。
また、第1実施形態に係るトナーコンテナ10によれば、攪拌部材22は、階段状の支持部材32に支持されることで、後方から前方に向けて徐々に曲げ剛性を減少させている。攪拌片31aは、曲げ剛性を高めるとトナーの掻き取り能力が高くなる。したがって、この攪拌部材22を回転させると、トナーは、後方から前方に向けて搬送される。つまり、トナーをトナー排出口28側に送ることができる。このように、攪拌部材22にトナーの搬送機能を付加することができる。
次に、図8を参照して、第2実施形態に係るトナーコンテナ40について説明する。図8はトナーコンテナ40を示す断面図である。なお、以下、第1実施形態に係るトナーコンテナ10と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
第2実施形態に係るトナーコンテナ40は、第1実施形態に係るトナーコンテナ10の支持部材32とは異なる支持部材50を備えている。
支持部材50は、攪拌回転軸30(軸本体30a)の外周面に突設されている。支持部材50は、軸本体30aと一体に形成されている。支持部材50は、可撓性を有さない厚板状に形成されている。支持部材50は、攪拌羽根31の回転方向上流側に接触した状態で軸本体30aに設けられている。図示は省略するが、支持部材50の先端部は、後方から前方に向けて径方向外側から内側に傾斜する階段状に形成されている。
支持部材50を構成する複数の支持面部50aは、略直方体状(ブロック状)に形成されている。支持部材50は、段差35を介して複数の支持面部50aを軸方向に連ねて一枚の厚板状に形成されている。各支持面部50aの先端部は、攪拌回転軸30と平行に形成されている。なお、軸本体30aには、攪拌羽根31の基端部を挟み込む羽根固定部30が形成されている。
以上説明した第2実施形態に係るトナーコンテナ40によれば、第1実施形態に係るトナーコンテナ10と同様の作用、効果を奏することができる。また、支持部材50と攪拌回転軸30とを一体に形成することで、支持部材50の曲げ剛性を向上させることができる。これにより、攪拌羽根31を適切に保持することができる。
なお、第1および第2実施形態に係るトナーコンテナ10,40では、支持部材32,50の先端部が後方から前方に向けて径方向外側から内側に傾斜する階段状に形成されていたが、本発明はこれに限定されない。支持部材32,50の先端部は、前方から後方に向けて径方向外側から内側に傾斜する階段状に形成されてもよい。
次に、図9を参照して、第3実施形態に係るトナーコンテナ41について説明する。図9はトナーコンテナ41の攪拌部材22を模式的に示す側面図である。なお、以下、第1実施形態に係るトナーコンテナ10と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
第3実施形態に係るトナーコンテナ41は、第1実施形態に係るトナーコンテナ10の支持部材32とは異なる支持部材51を備えている。
支持部材51は、攪拌羽根31よりも高い曲げ剛性を有するフィルムで形成されている。支持部材51の先端部は、軸方向中央から両側に向けて径方向内側から外側に傾斜する階段状に形成されている。つまり、支持部材51の先端部は、略V字状に形成されている。支持部材51は、段差35を介して複数の支持面部51aを軸方向に連ねて一枚の薄板状に形成されている。複数の支持面部51aは、軸方向中央から前後外側に向けて徐々に径方向に長く形成されている。したがって、攪拌部材22は、支持部材51に支持されることで、軸方向中央から前後外側に向けて徐々に曲げ剛性を増加させている。各支持面部51aの先端部は、攪拌回転軸30と平行に形成されている。
容器本体20の内面に作用する圧力は、軸方向中央付近で高くなる傾向がある。以上説明した第3実施形態に係るトナーコンテナ41によれば、攪拌片31aは、軸方向中央で曲げ剛性を低下させているため、容器本体20の軸方向中央付近に働く圧力を低減させることができる。これにより、接触音、摺動音および弾き音を有効に抑制することができる。
次に、図10を参照して、第4実施形態に係るトナーコンテナ42について説明する。
図10はトナーコンテナ42の攪拌部材22を模式的に示す側面図である。なお、以下、第1実施形態に係るトナーコンテナ10と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
第4実施形態に係るトナーコンテナ42は、第1実施形態に係るトナーコンテナ10の支持部材32とは異なる支持部材52を備えている。
支持部材52は、攪拌羽根31よりも高い曲げ剛性を有するフィルムで形成されている。支持部材52の先端部は、凹部Dと凸部Cとを交互に連続させて形成されている。支持部材52は、複数の段差35を介して櫛歯状に形成されている。支持部材52は、径方向に長い支持面部52aと径方向に短い支持面部52aとを軸方向に交互に連ねて一枚の薄板状に形成されている。したがって、攪拌部材22は、曲げ剛性の高い攪拌片31aと、曲げ剛性の低い攪拌片31aとを軸方向に交互に並べて構成されている。各支持面部52aの先端部は、攪拌回転軸30と平行に形成されている。
以上説明した第4実施形態に係るトナーコンテナ42によれば、複数の攪拌片31aは、それぞれ、長い支持面部52aまたは短い支持面部52aに支持される。これにより、各攪拌片31aの捩れが抑制されるため、容器本体20の内面に付着した現像剤を適切に掻き取ることができる。
次に、図11を参照して、第5実施形態に係るトナーコンテナ43について説明する。
図11はトナーコンテナ43の攪拌部材22を模式的に示す側面図である。なお、以下、第4実施形態に係るトナーコンテナ42と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
第5実施形態に係るトナーコンテナ43は、第4実施形態に係るトナーコンテナ42の支持部材52とは僅かに異なる支持部材53を備えている。
支持部材53は、径方向に長い支持面部53aと径方向に短い支持面部53aとを軸方向に交互に連ねて一枚の薄板状に形成されている。各支持面部53aの先端部は、攪拌回転軸30と平行に形成されている。1つの支持面部53aは、2つの攪拌片31aに対応するように形成されている。すなわち、攪拌羽根31のスリット33は、段差35に対応する位置に形成され、且つ、隣り合う段差35の間にも形成されている。したがって、2つの攪拌片31aが1つの支持面部53aに支持される。
以上説明した第4実施形態に係るトナーコンテナ43によれば、各攪拌片31aの捩れを有効に抑制することができる。なお、隣り合う段差35の間には、1つ以上のスリット33が形成されてもよい。なお、第1ないし第4実施形態に係るトナーコンテナ41〜43の各支持面部32a,50a〜53aが2つ以上の攪拌片31aを支持してもよい。
なお、第3ないし第5実施形態に係るトナーコンテナ41〜43の支持部材51〜53の先端形状を、第2実施形態に係るトナーコンテナ40の支持部材50の先端形状に適用してもよい。
なお、第1〜第5実施形態に係るトナーコンテナ10,40〜43では、支持部材32,50〜53が攪拌羽根31に密接していたが、本発明はこれに限定されない。図12に示すように、変形例に係る支持部材32(50〜53)は、攪拌羽根31から回転方向上流側に僅かに離間した状態で、攪拌回転軸30に設けられていてもよい。この場合、支持部材32(50〜53)と攪拌羽根31との間隔は、回転時に撓んだ攪拌羽根31が支持部材32(50〜53)の先端に当接することができる程度に設定されている。
なお、第1,第3〜第5実施形態に係るトナーコンテナ10,41〜43では、支持部材32,51〜53が攪拌羽根31とは異なる素材で形成されていたが、本発明はこれに限定されない。支持部材32,51〜53は、攪拌羽根31と同じ素材で、攪拌羽根31よりも厚みを増加させたフィルムで形成されてもよい。他にも、図13に示すように、他の変形例に係る支持部材32(51〜53)は、攪拌羽根31と同じ素材で同じ厚みの複数のフィルムを重ねて形成されてもよい。複数のフィルムを重ねることで、支持部材32(51〜53)の曲げ剛性を向上させることができる。
なお、第1〜第5実施形態に係るトナーコンテナ10,40〜43では、各スリット33が、攪拌羽根31の先端から攪拌回転軸30の近傍まで切り込まれていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、スリットは、攪拌羽根31の延出範囲Lにのみ形成されていてもよい。
なお、第1〜第5実施形態に係るトナーコンテナ10,40〜43は、攪拌羽根31にスリット33を形成していたが、本発明これに限定されない。図示は省略するが、スリット33を省略した攪拌羽根を採用してもよい。つまり、攪拌羽根が一枚のフィルムで形成されてもよい。また、第1〜第5実施形態に係るトナーコンテナ10,40〜43は、支持部材32,50〜53に段差35を形成していたが、本発明これに限定されない。図示は省略するが、支持部材の先端部に段差35を設けず、支持部材の先端部を軸方向一方から他方に向けて上り勾配(または下り勾配)となるように直線的に傾斜させてもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る現像剤容器およびこれを備える画像形成装置における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態における構成要素は、適宜、既存の構成要素等との置き換えや組み合わせが可能であって、上記実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 カラープリンター(画像形成装置)
10,40,41,42,43 トナーコンテナ(現像剤容器)
20 容器本体
22 攪拌部材
30 攪拌回転軸(回転軸)
31 攪拌羽根
32,50,51,52,53 支持部材
32a,50a,51a,52a,53a 支持面部
33 スリット
35 段差

Claims (11)

  1. 現像剤を収容する容器本体と、
    前記容器本体の内部の現像剤を攪拌する攪拌部材と、を備え、
    前記攪拌部材は、
    前記容器本体に回転可能に支持される回転軸と、
    前記回転軸から径方向外側に向けて延出する攪拌羽根と、
    前記回転軸から径方向外側に向けて延出し、前記攪拌羽根を前記回転軸の回転方向上流側から支持する支持部材と、を含み、
    前記攪拌羽根は、前記回転軸から前記容器本体の内面までの距離よりも長く形成され、
    前記支持部材は、前記回転軸から前記容器本体の内面までの距離よりも短く形成され、
    前記支持部材の径方向の長さは、前記回転軸の軸方向に亘って不均一になるように設定されていることを特徴とする現像剤容器。
  2. 前記攪拌羽根と前記支持部材とは、可撓性を有するフィルムで形成され、
    前記支持部材は、前記攪拌羽根の回転方向上流側に接触した状態、または、前記攪拌羽根から回転方向上流側に僅かに離間した状態で、前記回転軸に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の現像剤容器。
  3. 前記支持部材は、複数の前記フィルムを重ねて形成されていることを特徴とする請求項2に記載の現像剤容器。
  4. 前記攪拌羽根は、可撓性を有するフィルムで形成され、
    前記支持部材は、前記回転軸の外周面に厚板状に一体に形成され、
    前記支持部材は、前記攪拌羽根の回転方向上流側に接触した状態、または、前記攪拌羽根から回転方向上流側に僅かに離間した状態で、前記回転軸に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の現像剤容器。
  5. 前記支持部材は、前記攪拌羽根よりも高い曲げ剛性を有していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の現像剤容器。
  6. 前記攪拌羽根は、前記軸方向に間隔をあけて先端から前記回転軸に向けて切り込まれる複数のスリットを有し、
    前記支持部材の先端部は、複数の段差を介して凹状または凸状に形成され、
    前記段差は、前記スリットの位置に合せて形成され、
    前記支持部材は、前記段差を介して複数の支持面部を前記軸方向に連ねて一体に形成され、
    前記複数の支持面部の先端部は、それぞれ、前記回転軸と平行に形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の現像剤容器。
  7. 前記支持部材の先端部は、前記軸方向一方から他方に向けて、径方向外側から内側に傾斜する階段状に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の現像剤容器。
  8. 前記支持部材の先端部は、前記軸方向中央から両側に向けて、径方向内側から外側に傾斜する階段状に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の現像剤容器。
  9. 前記支持部材の先端部は、凹部と凸部とを交互に連続させて櫛歯状に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の現像剤容器。
  10. 前記スリットは、前記段差に対応する位置に形成され、且つ、隣り合う前記段差の間に1つ以上形成されていることを特徴とする請求項6ないし9のいずれかに記載の現像剤容器。
  11. 請求項1ないし10のいずれかに記載の現像剤容器を備えていることを特徴とする画像形成装置。
JP2016149548A 2016-07-29 2016-07-29 現像剤容器およびこれを備える画像形成装置 Expired - Fee Related JP6558320B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016149548A JP6558320B2 (ja) 2016-07-29 2016-07-29 現像剤容器およびこれを備える画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016149548A JP6558320B2 (ja) 2016-07-29 2016-07-29 現像剤容器およびこれを備える画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018017972A true JP2018017972A (ja) 2018-02-01
JP6558320B2 JP6558320B2 (ja) 2019-08-14

Family

ID=61076091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016149548A Expired - Fee Related JP6558320B2 (ja) 2016-07-29 2016-07-29 現像剤容器およびこれを備える画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6558320B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10372062B2 (en) 2017-09-29 2019-08-06 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus and process cartridge
CN110244533A (zh) * 2018-03-09 2019-09-17 佳能株式会社 显影设备和处理盒
JP2019204043A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 株式会社リコー 粉体収納容器、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2019211647A (ja) * 2018-06-06 2019-12-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像剤撹拌部材、現像剤補給ユニット、画像形成装置
JP2019211646A (ja) * 2018-06-06 2019-12-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像剤撹拌部材、現像剤補給ユニット、画像形成装置
JP2020076965A (ja) * 2018-10-17 2020-05-21 株式会社リコー 攪拌装置、トナー容器、廃トナー容器及び画像形成装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0588548A (ja) * 1991-09-30 1993-04-09 Ricoh Co Ltd 電子写真装置の現像装置
JP2006276615A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Kyocera Mita Corp トナー供給装置
US20110008076A1 (en) * 2009-07-08 2011-01-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Toner cartridge and image forming apparatus
JP2011186198A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Ricoh Co Ltd 現像剤収容器、現像装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置
JP2012190046A (ja) * 2012-06-04 2012-10-04 Fuji Xerox Co Ltd 攪拌搬送部材及びこれを用いたトナーカートリッジ
JP2012198381A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Murata Mach Ltd 画像形成装置のトナーカートリッジ
JP2014067006A (ja) * 2012-09-10 2014-04-17 Canon Inc 現像装置およびプロセスカートリッジ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0588548A (ja) * 1991-09-30 1993-04-09 Ricoh Co Ltd 電子写真装置の現像装置
JP2006276615A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Kyocera Mita Corp トナー供給装置
US20110008076A1 (en) * 2009-07-08 2011-01-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Toner cartridge and image forming apparatus
JP2011186198A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Ricoh Co Ltd 現像剤収容器、現像装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置
JP2012198381A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Murata Mach Ltd 画像形成装置のトナーカートリッジ
JP2012190046A (ja) * 2012-06-04 2012-10-04 Fuji Xerox Co Ltd 攪拌搬送部材及びこれを用いたトナーカートリッジ
JP2014067006A (ja) * 2012-09-10 2014-04-17 Canon Inc 現像装置およびプロセスカートリッジ

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10372062B2 (en) 2017-09-29 2019-08-06 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus and process cartridge
CN110244533A (zh) * 2018-03-09 2019-09-17 佳能株式会社 显影设备和处理盒
JP2019159021A (ja) * 2018-03-09 2019-09-19 キヤノン株式会社 現像装置およびプロセスカートリッジ
US10527971B2 (en) 2018-03-09 2020-01-07 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus and process cartridge
JP7106303B2 (ja) 2018-03-09 2022-07-26 キヤノン株式会社 現像装置およびプロセスカートリッジ
JP2019204043A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 株式会社リコー 粉体収納容器、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP7061285B2 (ja) 2018-05-25 2022-04-28 株式会社リコー 粉体収納容器、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2019211647A (ja) * 2018-06-06 2019-12-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像剤撹拌部材、現像剤補給ユニット、画像形成装置
JP2019211646A (ja) * 2018-06-06 2019-12-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像剤撹拌部材、現像剤補給ユニット、画像形成装置
JP7131096B2 (ja) 2018-06-06 2022-09-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像剤撹拌部材、現像剤補給ユニット、画像形成装置
JP7131097B2 (ja) 2018-06-06 2022-09-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像剤撹拌部材、現像剤補給ユニット、画像形成装置
JP2020076965A (ja) * 2018-10-17 2020-05-21 株式会社リコー 攪拌装置、トナー容器、廃トナー容器及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6558320B2 (ja) 2019-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6558320B2 (ja) 現像剤容器およびこれを備える画像形成装置
JP5021103B2 (ja) トナーカートリッジ
JP6583192B2 (ja) 現像剤容器およびこれを備える画像形成装置
JP2009064015A (ja) トナーカートリッジおよびトナーカートリッジを有する画像形成装置
JP2007264253A (ja) トナー補給装置及びこれを備えた画像形成装置
JP6225850B2 (ja) トナー撹拌機構、トナー容器、及び画像形成装置
JP2009157000A (ja) 現像剤カートリッジ
JP2009237043A (ja) 現像装置及びこれを用いた画像形成装置
JP5587470B2 (ja) 画像形成装置
JP6690571B2 (ja) 攪拌部材、現像剤容器および画像形成装置
JP6520868B2 (ja) 現像剤容器およびこれを備える画像形成装置
JP5582452B2 (ja) トナーの搬送機構および画像形成装置
JP6601348B2 (ja) 現像剤容器およびこれを備える画像形成装置
JP6555207B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置に装着されるトナー容器
JP6443044B2 (ja) トナーカートリッジ
JP2008276077A (ja) トナーカートリッジ
JP6677189B2 (ja) 攪拌部材、現像剤容器および画像形成装置
JP6736616B2 (ja) 現像剤収容ユニット、現像装置、プロセスカートリッジ
JP6620713B2 (ja) 現像剤容器及び画像形成装置
JP7013642B2 (ja) 現像剤の収容容器および画像形成装置
JP6583225B2 (ja) 現像剤容器およびこれを備えた画像形成装置
JP6680245B2 (ja) 攪拌部材、現像剤容器および画像形成装置
JP6222007B2 (ja) トナー撹拌機構、トナー容器、及び画像形成装置
JP6693445B2 (ja) 現像剤容器およびこれを備えた画像形成装置
US11415912B2 (en) Developing cartridge including agitator configured to contact peripheral surface of supply roller

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190701

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6558320

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees