JP7013642B2 - 現像剤の収容容器および画像形成装置 - Google Patents

現像剤の収容容器および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7013642B2
JP7013642B2 JP2016192136A JP2016192136A JP7013642B2 JP 7013642 B2 JP7013642 B2 JP 7013642B2 JP 2016192136 A JP2016192136 A JP 2016192136A JP 2016192136 A JP2016192136 A JP 2016192136A JP 7013642 B2 JP7013642 B2 JP 7013642B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
transport
breaking
respect
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016192136A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018054952A (ja
Inventor
誠 菅野
圭佑 久保
誠悟 篠崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2016192136A priority Critical patent/JP7013642B2/ja
Publication of JP2018054952A publication Critical patent/JP2018054952A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7013642B2 publication Critical patent/JP7013642B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、現像剤の収容容器および画像形成装置に関する。
従来の複写機やプリンタ等の画像形成装置において、現像剤が収容される現像剤の収容容器について、以下の特許文献1が従来公知である。
特許文献1としての特許第3868146号公報には、回転するトナーボトル(1)のボトル口部(1a)の内周面に、トナーボトル1の回転方向(D)の下流側、且つ、トナー補給口側に傾きθだけ傾くように形成された搬送フィン部(5a)を両面テープや接着剤で1つ固定する構成が記載されている。
特許第3868146号公報(「0019」~「0024」、図1~図4)
本発明は、1つの搬送部材で現像剤を搬送する場合に比べて、現像剤の排出量を安定させることを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明の現像剤の収容容器は、
現像剤が排出される排出口が形成された排出部と、
現像剤が収容される収容部と、前記収容部と一体的に回転可能に支持されて回転時に現像剤を崩す崩し部材と、を有し、前記排出部に対して回転可能に支持された回転部と、
前記収容部に形成され、前記回転部の回転軸方向に対して傾斜し、前記回転部の回転時に現像剤を搬送する搬送部と、
円筒状の円筒部と、回転中心から径方向に延び且つ径方向の外端が前記円筒部に接続された崩し部と、を有する前記崩し部材と、
現像剤の搬送方向に対して傾斜し且つ前記回転部の回転時に現像剤を搬送方向に沿って搬送する傾斜面を有する前記崩し部であって、前記回転部の回転方向に対して、間隔をあけて複数配置された前記崩し部と、
を備え、
前記傾斜面は、前記崩し部において、前記回転部の回転方向の回転先側に設けられ、
前記傾斜面は、前記回転部の軸方向に対して、現像剤の搬送方向の搬送元側に行くほど、前記回転部の回転方向の回転元側に傾斜する
ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の現像剤の収容容器において、
現像剤の搬送方向の搬送先側に行くに連れて、現像剤の搬送方向に交差する方向の幅が広く形成された前記崩し部、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項3に記載の発明の現像剤の収容容器は、
現像剤が排出される排出口が形成された排出部と、
現像剤が収容される収容部と、前記収容部と一体的に回転可能に支持されて回転時に現像剤を崩す崩し部材と、を有し、前記排出部に対して回転可能に支持された回転部と、
前記収容部に形成され、前記回転部の回転軸方向に対して傾斜し、前記回転部の回転時に現像剤を搬送する搬送部と、
円筒状の円筒部と、前記円筒部の内周面に形成され且つ現像剤の搬送方向に傾斜した形状の崩し部であって前記回転部の回転方向に対して間隔をあけて複数配置された前記崩し部と、を有する前記崩し部材と、
を備え、
前記崩し部は、前記円筒部の内周面において前記回転部の径方向に延び且つ前記回転部の径方向および周方向に対して傾斜する傾斜面で構成された、
ことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項4に記載の発明の画像形成装置は、
像保持体と、
前記像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成装置と、
前記像保持体の表面の潜像を可視像に現像する現像装置と、
前記現像装置に補給される現像剤が収容された請求項1ないしのいずれかに記載の現像剤の収容容器と、
前記像保持体の表面の可視像を媒体に転写する転写装置と、
前記媒体の表面の可視像を定着させる定着装置と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1,3,に記載の発明によれば、1つの搬送部材で現像剤を搬送する場合に比べて、円筒部の内側の現像剤を崩しながら搬送でき、現像剤の排出量を安定させることができる。
また、請求項1,3,4に記載の発明によれば、崩し部が回転方向に複数配置されない場合に比べて、現像剤の崩し性能及び搬送性能を向上させることができ、排出量を安定させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、搬送先側に行くにつれて幅が狭い場合に比べて、現像剤が滞留しにくく、現像剤の排出量を安定させることができる
図1は実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図2は実施例1の可視像形成装置の拡大説明図である。 図3は実施例1のトナーカートリッジの斜視図である。 図4は図3のIV-IV線断面図である。 図5は実施例1のフィン部材の説明図である。 図6は実施例1のフィン部材の説明図であり、図5のVI-VI線断面図である。 図7は実施例1の図6に対応する実施例2のフィン部材の説明図であり、図7Aは実施例1の説明図、図7Bは実施例2の変更例の説明図である。 図8は実施例3のフィン部材の説明図であり、図8Aは斜視図、図8Bは図8Aの要部拡大図である。 図9は実施例4のフィン部材の説明図であり、実施例3の図8Bに対応する要部拡大図である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(以下、実施例と記載する)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,-X,Y,-Y,Z,-Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図2は実施例1の可視像形成装置の拡大説明図である。
図1において、画像形成装置の一例としての複写機Uは、操作部UI、画像読取装置の一例としてのスキャナ部U1、媒体供給装置の一例としてのフィーダ部U2、画像記録装置の一例としての作像部U3、および媒体処理装置U4を有している。
(操作部UIの説明)
操作部UIは、複写開始や複写枚数の設定などに用いられる入力ボタンUIaを有する。また、前記操作部UIは、前記入力ボタンUIaにより入力された内容や、複写機Uの状態が表示される表示部UIbを有する。
(フィーダ部U2の説明)
図1において、フィーダ部U2は、媒体収容容器の一例としての複数の給紙トレイTR1,TR2,TR3,TR4を有している。また、前記フィーダ部U2は、前記各給紙トレイTR1~TR4に収容された画像記録用の媒体の一例としての記録用紙Sを取り出して、作像部U3に搬送する媒体供給路SH1等を有している。
(作像部U3及び媒体処理装置U4の説明)
図1において、作像部U3は、前記フィーダ部U2から搬送された記録用紙Sにスキャナ部U1により読み取った原稿画像に基づいて画像記録を行う画像記録部U3aを有する。
図1、図2において、作像部U3の潜像形成装置の駆動回路Dは、スキャナ部U1から入力された画像情報に基づいて、それに応じた駆動信号を予め設定された時期に、各色Y~Kの潜像形成装置ROSy,ROSm,ROSc,ROSkに出力する。各潜像形成装置ROSy~ROSkの下方には、像保持体の一例としての感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pkが配置されている。
回転する感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pk表面は、それぞれ、帯電器の一例としての帯電ロールCRy,CRm,CRc,CRkにより一様に帯電される。表面が帯電された感光体ドラムPy~Pkの表面には、潜像形成装置ROSy,ROSm,ROSc,ROSkの出力する潜像書込光の一例としてのレーザビームLy,Lm,Lc,Lkにより静電潜像が形成される。感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pkの表面の静電潜像は、現像装置Gy,Gm,Gc,GkによりイエローY、マゼンタM、シアンC、黒Kの可視像の一例としてのトナー像に現像される。
なお、現像装置Gy~Gkにおいて、現像により消費された現像剤は、現像剤の収容容器の一例としてのトナーカートリッジKy,Km,Kc,Kkから補給される。トナーカートリッジKy,Km,Kc,Kkは、現像剤補給装置U3bに着脱可能に装着される。
感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pk表面上のトナー像は、一次転写器の一例としての1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kにより、中間転写体の一例としての中間転写ベルトB上に1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kで順次重ねて転写され、中間転写ベルトB上に多色可視像の一例としてのカラートナー像が形成される。中間転写ベルトB上に形成されたカラートナー像は、2次転写領域Q4に搬送される。
なお、K色の画像情報のみの場合はK色の感光体ドラムPkおよび現像装置Gkのみが使用され、K色のトナー像のみが形成される。
1次転写後の感光体ドラムPy,Pm,Pc,Pkは、像保持体の清掃器の一例としてのドラムクリーナCLy,CLm,CLc,CLkにより、表面に付着した残留現像剤や紙粉等の残留物が除去される。
実施例1では、感光体ドラムPk、帯電ロールCRk、ドラムクリーナCLkが、像保持体ユニットの一例としてのK色の感光体ユニットUKとして一体化されている。そして、他の色Y,M,Cについても同様に、感光体ドラムPy,Pm,Pc、帯電ロールCRy,CRm,CRc、ドラムクリーナCLy,CLm,CLcにより、感光体ユニットUY,UM,UCが構成されている。
また、K色の感光体ユニットUKと、現像剤保持体の一例としての現像ロールR0kを有する現像装置Gkとにより、K色の可視像形成装置UK+Gkが構成される。同様に、Y,M,C色の感光体ユニットUY,UM,UCと、現像ロールR0y,R0m,R0cを有する現像装置Gy,Gm,Gcとにより、それぞれ、Y,M,C色の可視像形成装置UY+Gy,UM+Gm,UC+Gcが構成される。
感光体ドラムPy~Pkの下方には、中間転写装置の一例としてのベルトモジュールBMが配置されている。ベルトモジュールBMは、前記中間転写ベルトBと、中間転写体の駆動部材の一例としての駆動ロールRd、張力付与部材の一例としてのテンションロールRt、蛇行防止部材の一例としてのウォーキングロールRw、従動部材の一例としての複数のアイドラロールRfおよび対向部材の一例としてのバックアップロールT2aと、前記1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kとを有する。中間転写ベルトBは矢印Ya方向に回転移動可能に支持されている。
前記バックアップロールT2aの下方には、2次転写ユニットUtが配置されている。前記2次転写ユニットUtは、2次転写部材の一例としての2次転写ロールT2bを有する。前記2次転写ロールT2bが中間転写ベルトBと接触する領域により2次転写領域Q4が形成されている。また、2次転写ロールT2bには、中間転写ベルトBを挟んで、対向部材の一例としてのバックアップロールが対向している。バックアップロールT2aには、給電部材の一例としてのコンタクトロールT2cが接触している。コンタクトロールT2cには、トナーの帯電極性と同極性の2次転写電圧が印加される。
前記バックアップロールT2a、2次転写ロールT2b及びコンタクトロールT2cにより、2次転写器T2が構成されている。
前記ベルトモジュールBMの下方には、媒体の搬送路SH2が配置されている。前記フィーダ部U2の媒体供給路SH1から給紙された記録用紙Sは、媒体の搬送部材の一例としての搬送ロールRaにより、搬送時期の調節部材の一例としてのレジロールRrに搬送される。レジロールRrは、中間転写ベルトB上に形成されたトナー像が2次転写領域Q4に搬送される時期に合わせて、記録用紙Sを下流側に搬送する。レジロールRrにより送り出された記録用紙Sは、レジ側の用紙ガイドSGr、転写前の用紙ガイドSG1で案内されて、2次転写領域Q4に搬送される。
中間転写ベルトB上のトナー像は、2次転写領域Q4を通過する際に、2次転写器T2により記録用紙Sに転写される。なお、カラートナー像の場合は中間転写ベルトB表面に重ねて1次転写されたトナー像が一括して記録用紙Sに2次転写される。
前記1次転写ロールT1y~T1k、前記2次転写器T2、中間転写ベルトBにより、実施例1の転写装置T1y~T1k+T2+Bが構成されている。
2次転写後の中間転写ベルトBは、2次転写領域Q4の下流側に配置された中間転写体清掃器の一例としてのベルトクリーナCLBにより清掃される。ベルトクリーナCLBは、2次転写領域Q4において、転写されずに残った現像剤や紙粉などの残留物を、中間転写ベルトBから除去する。
トナー像が転写された記録用紙Sは、転写後の用紙ガイドSG2で案内されて、搬送部材の一例としての媒体搬送ベルトBHに送られる。媒体搬送ベルトBHは、記録用紙Sを定着装置Fに搬送する。
定着装置Fは、加熱部材の一例としての加熱ロールFhと加圧部材の一例としての加圧ロールFpとを有する。記録用紙Sは、加熱ロールFhと加圧ロールFpとが接触する領域である定着領域Q5に搬送される。記録用紙Sのトナー像は、定着領域Q5を通過する際に、定着装置Fにより加熱および加圧されて、定着される。
前記可視像形成装置UY+Gy~UK+Gk、転写装置T1y~T1k+T2+B、定着装置Fにより、実施例1の画像記録部U3aが構成されている。
前記定着装置Fの下流側には、切替部材の一例としての切替ゲートGT1が設けられている。前記切替ゲートGT1は、定着領域Q5を通過した記録用紙Sを、媒体処理装置U4側の排出路SH3または反転路SH4のいずれかに、選択的に切り替える。排出路SH3に搬送された記録用紙Sは、媒体処理装置U4の用紙搬送路SH5に搬送される。用紙搬送路SH5には、反りの補正部材の一例としてのカール補正部材U4aが配置されている。カール補正部材U4aは、搬入された記録用紙Sの反り、いわゆるカールを補正する。カールが補正された記録用紙Sは、媒体の排出部材の一例としての排出ロールRhにより、媒体の排出部の一例としての排出トレイTH1に、用紙の画像定着面が上向きで排出される。
前記切替ゲートGT1により作像部U3の反転路SH4側に搬送された記録用紙Sは、切替部材の一例としての第2のゲートGT2を通って作像部U3の反転路SH4に搬送される。
このとき、記録用紙Sの画像定着面を下向きに排出する場合には、第2のゲートGT2を記録用紙Sの搬送方向後端が通過した後に、記録用紙Sの搬送方向を逆転させる。ここで、実施例1の第2のゲートGT2は、薄膜状の弾性部材により構成されている。したがって、第2のゲートGT2は、反転路SH4に搬送されてきた記録用紙Sをそのまま一旦通過させ、通過した記録用紙Sが反転、いわゆるスイッチバックされてくると、搬送路SH3,SH5側に案内する。そして、スイッチバックされた記録用紙Sは、カール補正部材U4aを通過して、画像定着面が下を向いた状態で排出トレイTH1に排出される。
前記作像部U3の反転路SH4には循環路SH6が接続されており、その接続部には、切替部材の一例としての第3のゲートGT3が配置されている。また、反転路SH4の下流端は、媒体処理装置U4の反転路SH7に接続されている。
前記切替ゲートGT1を通って反転路SH4に搬送された記録用紙Sは、第3のゲートGT3により前記媒体処理装置U4の反転路SH7側に搬送される。実施例1の第3のゲートGT3は、第2のゲートGT2と同様に、薄膜状の弾性部材により構成されている。したがって、第3のゲートGT3は、反転路SH4を搬送されてきた記録用紙Sを、一旦通過させ、通過した記録用紙Sがスイッチバックされてくると、循環路SH6側に案内する。
前記循環路SH6に搬送された記録用紙Sは、媒体の搬送路SH2を通って2次転写領域Q4に再送され、二面目の印刷が行われる。
前記符号SH1~SH7で示された要素により用紙搬送路SHが構成されている。また、前記符号SH,Ra,Rr,Rh,SGr,SG1,SG2,BH,GT1~GT3で示された要素により、実施例1の用紙搬送装置SUが構成されている。
(トナーカートリッジの説明)
図3は実施例1のトナーカートリッジの斜視図である。
図4は図3のIV-IV線断面図である。
図3、図4において、実施例1のトナーカートリッジKy~Kkは、収容部の一例としてのボトル1を有する。ボトル1は、前後方向に延びる筒状に形成されており、内部に現像剤が収容可能に構成されている。ボトル1の壁面には、搬送部の一例としての螺旋状の溝部2が形成されている。なお、溝部2により、ボトル1の内側には螺旋状の突条が構成される。図3、図4において、ボトル1の後端には、開口3が形成されている。ボトル1の外表面には、開口3の前側の位置に、締結部の一例としてのネジ部4が形成されている。
図5は実施例1のフィン部材の説明図である。
図3~図5において、ボトル1の後側には、崩し部材の一例としてのフィン部材11が配置されている。フィン部材11は、前側の円筒部12と、後側のフィン本体13とを有する。円筒部12は、前部の内周面に、締結部の一例としてのネジ部12aが形成されている。ネジ部12aは、ネジ部4に対応して形成されている。よって、ネジ部12aとネジ部4とが噛み合って、フィン部材11とボトル1とが締結される。したがって、フィン部材11とボトル1とにより、実施例1の回転部1,11が構成されている。
また、円筒部12には、後部の外周に、リング状の凹溝12bが形成されている。
図6は実施例1のフィン部材の説明図であり、図5のVI-VI線断面図である。
フィン本体13は、前後方向に延びる軸部13aを有する。軸部13aの前端には、第1の崩し部の一例であって、搬送部の一例として、径方向の外側に延びる崩しアーム13bが形成されている。崩しアーム13bの外端は、円筒部12の内周面に接続されている。なお、実施例1の崩しアーム13bは、ボトル1の周方向に対して、90°間隔で4つ設けられている。図6において、実施例1の各崩しアーム13bには、現像剤の搬送方向であるボトル1の軸方向に対して、傾斜する傾斜面13b1が形成されている。
図4、図5において、崩しアーム13bの径方向の外端部には、第2の崩し部の一例としての崩し突起13cが形成されている。実施例1の崩し突起13cは、前後方向に延びる棒状に形成されている。図4において、実施例1の崩し突起13cは、後述する排出口28に対応して、軸方向において排出口28に重なる位置まで延びている。また、実施例1の崩し突起13cは、崩しアーム13bに対応して、周方向に対して90°間隔で4つ設けられている。
図5において、実施例1の崩し突起13cは、回転中心に対して傾斜する傾斜面14を有する。実施例1の傾斜面14は、回転方向Yaの下流側に向かうに連れて、回転中心側に傾斜する面により構成されている。また、実施例1の崩し突起13cでは、傾斜面14に対して、径方向の内側に、垂直面15が形成されている。垂直面15は、回転方向Yaに対して垂直な面により構成されている。よって、実施例1の崩し突起13cは、後方から見た状態で、長方形の角の一部が切除された台形に近い五角形状に形成されている。
前記軸部13aの後端には、被駆動伝達部材の一例としてのカップリング16が支持されている。カップリング16は、トナーカートリッジKy~Kkが現像剤補給装置U3bに装着された場合に、現像剤補給装置U3bに支持されたカップリングと噛み合って、駆動が伝達される。
図4、図5において、円筒部12の後端面には、漏出防止部材の一例としてのトナーシール17が支持されている。トナーシール17は、円筒部12の後端面に沿って、円環状、いわゆるリング状に形成されている。なお、トナーシール17は、現像剤の漏出を防止可能な任意の材料で構成されており、例えば、スポンジ等の発泡部材を採用可能である。
フィン部材11の後側には、排出部の一例としてのフランジ部21が支持されている。フランジ部21は、円筒状に構成されている。フランジ部21は、前部の中径部22と、前後方向中央の大径部23と、後部の小径部24とを有する。
中径部22は、回転部1,11の後部の外周を覆う内径を有する。中径部22には、連結部の一例としての爪部22aが形成されている。爪部22aは、リング状の凹溝12bに対応する位置に配置されており、径方向の内側に向けて延びている。爪部22aは、凹溝12bに接触しており、回転部1,11がフランジ部21に対して前方に移動することを規制する。すなわち、回転部1,11とフランジ部21とを連結している。
前記大径部23の前端には、食い込み部の一例としてのリング状の凸部23aが形成されている。よって、凸部23aは、フランジ部21と回転部1,11とが連結された場合に、トナーシール17に食い込むように、トナーシール17を圧縮した状態で支持される。
大径部23と小径部24との境界部分には、上下方向および左右方向に延びる板状の壁部26が形成されている。壁部26には、カップリング16が貫通した状態で、回転可能に支持されている。
壁部26の下方には、下方に延びる排出路27が形成されている。排出路27の下端には、排出部の一例としての排出口28が形成されている。
排出路27の下部には、開閉部材の一例としてのシャッタ29が前後方向に移動可能に支持されている。シャッタ29は、トナーカートリッジKy~Kkの挿抜に伴って、排出口28を開放する開放位置と、排出口28を閉塞する閉塞位置との間で移動する。なお、トナーカートリッジKy~Kkの挿抜に伴って、シャッタ29を移動させる構成は、例えば、特開2009-229938号公報等、従来公知の種々の構成を採用可能であるため、詳細な説明は省略する。
図3において、小径部24の外周面には、被案内部の一例としての挿入ガイド31が形成されている。挿入ガイド31は、トナーカートリッジKy~Kkが装着される場合に、画像形成装置の本体の一例としてのプリンタ本体U1に設けられた図示しないガイド部に案内される。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1の複写機Uでは、トナーカートリッジKy~Kkが現像剤補給装置U3bに装着された状態で、トナーの消費に応じてカップリング16に駆動が伝達されると、フィン部材11およびボトル1が回転する。ボトル1が回転すると、螺旋状の溝部2に沿って現像剤が後方に搬送される。よって、実施例1のトナーカートリッジKy~Kkでは、ボトルの内部において、回転する搬送部材が不要となり、トナーカートリッジKy~Kkの製造費用が低減可能である。
ボトル1の回転に伴って後方に搬送された現像剤は、排出口28を通じて現像剤補給装置U3bに補給される。
実施例1のトナーカートリッジKy~Kkでは、回転部1,11が回転する際に、崩しアーム13bや崩し突起13cも一体的に回転する。したがって、ボトル1の開口3や排出口28の近傍の現像剤が崩される。また、実施例1の崩しアーム13bは、搬送方向に対して傾斜する傾斜面13b1を有する。したがって、崩しアーム13bの回転時に、崩された現像剤Tnが傾斜面13b1に沿って下流側(後方)に搬送される。崩しアーム13bに傾斜面13b1が形成されていない構成では、フィン部材11の内側では、フィン本体13で現像剤を搬送する力が付与されない。したがって、現像剤が滞留したり、固まったりする恐れがある。よって、排出口28からの現像剤の排出量が不安定になる恐れがある。これに対して、実施例1では、崩しアーム13bで現像剤が搬送され、現像剤の滞留や固まりが低減される。よって、現像剤の排出量が安定しやすい。
ここで、特許文献1に記載の構成では、排出フィン(5)は、1つしか設けられておらず、且つ、排出フィン(5)の下流端は、トナー補給口(6)に対して、現像剤の搬送方向で上流側に離れた位置に配置されている。したがって、特許文献1に記載の構成では、長期間補給されなかったり、倉庫で縦向きに保管される等で、トナー補給口(6)の近傍の現像剤が凝集して固まった場合に凝集した現像剤を崩すことが困難である。よって、現像剤が崩されないと現像剤の排出に悪影響が及び、トナーカートリッジからの現像剤の排出量が安定しない問題がある。
また、特許文献1に記載の構成では、トナーボトル(1)が回転して排出フィン(5)が下部に移動した時に、排出フィン(5)が下部に堆積している現像剤を掬い、そこから90度程度回転して側方に移動するときに、掬われた現像剤が斜面に沿って流れることで下流側に搬送している。したがって、排出フィン(5)が側方から次の下部に至るまでの間は、現像剤がほとんど搬送されない。したがって、現像剤の搬送が間欠的で、トナー補給口(6)から排出される現像剤の量がばらつきやすい。特に、現像剤を搬送しない期間は、現像剤が通過するボトル口部(1a)の一部を排出フィン(5)が塞ぐ形となり、現像剤の搬送を妨げることになる。すなわち、ボトル口部(1a)において現像剤が通過可能な実質的な面積が減り、現像剤の排出量が不安定になりやすくなる。よって、特許文献1に記載の構成では、現像剤の搬送量が安定しない問題がある。
これらに対して、実施例1では、崩しアーム13bは、回転時に現像剤が触れていれば、現像剤を搬送可能である。したがって、特定の期間のみ現像剤が搬送される特許文献1に比べて、現像剤の搬送量にムラが発生しにくく、安定しやすい。
また、実施例1では、崩しアーム13bが回転方向に沿って複数配置されており、1つしか配置されていない特許文献1に比べて、現像剤のある範囲をいずれかの崩しアーム13bが通過する頻度が高い。したがって、いずれかの崩しアーム13bが現像剤を搬送している可能性が高く、現像剤の搬送量にムラが発生しにくく安定しやすい。また、梁状の崩しアーム13bに傾斜面13b1が形成されていない場合、崩しアーム13bは、開口3の面積を実質的に減らすだけになる。これに対して、実施例1では、崩しアーム13bが搬送の妨げではなく搬送を行う。したがって、実施例1では、特許文献1に比べて、現像剤の排出量が安定しやすい。
さらに、実施例1では、崩しアーム13bは、現像剤を崩しつつ搬送を行う。現像剤が固まり状のままで搬送されると、現像剤の量が多くなる。したがって、崩されずに搬送されると、現像剤の排出量が不安定になりやすい。よって、特許文献1に記載の構成のように現像剤を崩す能力がほとんどない構成に比べて、梁状の崩しアーム13bに傾斜面13b1を設けた実施例1では、現像剤の排出量が安定しやすい。
また、実施例1では、崩し突起13cは、軸方向において排出口28に重なる位置まで延びており、排出口28の近傍の現像剤を崩すことが可能である。また、崩し突起13cは、フィン部材11において、径方向の外端部において軸方向に延びる形状に形成されている。したがって、径方向に延びる板状の形態に比べて、現像剤から受ける抵抗が小さくなる。よって、実施例1では、駆動に必要なトルクが過大になることが低減される。したがって、大型のモータを使用する必要もなくなり、製造費用も低減される。よって、実施例1では、流動性があまり高くない現像剤でもトルクが過大にならず、現像剤を円滑に排出することが可能である。
さらに、実施例1では、崩し突起13cが周方向に沿って複数配置されている。したがって、1つのみの場合に比べて、現像剤を崩す能力が高くなっている。
また、実施例1では、崩し突起13cに、傾斜面14と垂直面15とが形成されている。傾斜面14が形成されていない場合、フィン部材11が回転する際に、現像剤の固まりに対して、垂直面15が接触して崩していくこととなり、トルクが増大しやすい。これに対して、実施例1では、傾斜面14を有しており、傾斜面14を有しない場合に比べて、現像剤を崩す際に必要なトルクが低減される。
さらに、実施例1では、傾斜面14が、回転方向Yaの下流側に向かうに連れて、回転中心側に傾斜する面により構成されている。したがって、傾斜面14に接触した現像剤は、フィン部材11の回転に伴って、径方向の外側に押されることとなる。よって、径方向の内側の現像剤が、径方向の外側の排出口28に向けて送られる。したがって、傾斜面14は、排出口28に現像剤を搬送する補助をする。よって、傾斜面14を有しない場合に比べて、排出口28を通じた現像剤の単位時間当たりの供給量が安定しやすい。特に、実施例1では、崩し突起13cが周方向に対して、等間隔に複数配置されており、1つの場合や等間隔に配置されていない場合に比べて、排出が安定しやすい。
次に本発明の実施例2の説明をするが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この実施例は下記の点で、前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成される。
図7は実施例1の図6に対応する実施例2のフィン部材の説明図であり、図7Aは実施例1の説明図、図7Bは実施例2の変更例の説明図である。
図7において、実施例2のフィン部材11では、回転軸方向に沿った断面が平行四辺形状の実施例1の崩しアーム13bに変えて、断面三角形状の崩しアーム41を有する。崩しアーム41の傾斜面41aは、軸部13aから径方向の外側に行くに連れて、フィン部材11の回転時に現像剤を前方に搬送するように捩れた形状に形成されている。また、実施例1の崩しアーム41では、現像剤の搬送方向の下流側である後ろ側に行くに連れて、幅が広く形成されている。
(実施例2の作用)
前記構成を備えた実施例2の崩しアーム41では、実施例1と同様に、崩しアーム13bで、現像剤が崩されるとともに、下流側に搬送される。また、実施例2では、崩しアーム13bでは、断面形状が下流側に行くにつれて幅が広くなっている。したがって、実施例1に比べて、開口3の現像剤が通過可能な面積は、崩しアーム13bの上流部分で、大きくなる。よって、現像剤の搬送抵抗が低減され、現像剤の排出量が安定しやすい。
また、実施例2では、下流側の方が幅が広くなっており、開口3の断面積が上流側の方が広い。上流側の方が断面積が狭い場合、上流側で搬送抵抗が大きくなり、下流側に行くにつれて搬送抵抗が小さくなることとなる。よって、上流側で現像剤が滞留しやすくなる。これに対して、実施例2では、上流側での搬送抵抗が下流側に比べて小さく、現像剤が円滑に搬送されやすい。
(実施例2の変更例)
崩しアーム41の形状は、図7Aに示す形態に限定されず、図7Bに示すように、傾斜面41a′が、実施例1の断面平行四辺形状の場合と同様の面を有する構成とすることも可能である。図7Bに示す構成も、実施例2と同様に、崩しアーム13bで、現像剤が崩されるとともに、下流側に搬送することが可能である。
次に本発明の実施例3の説明をするが、この実施例3の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この実施例は下記の点で、前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成される。
図8は実施例3のフィン部材の説明図であり、図8Aは斜視図、図8Bは図8Aの要部拡大図である。
図8において、実施例3のフィン部材11では、円筒部12の内周面に、崩し部の一例であって、搬送部の一例としての搬送突条51が形成されている。実施例3の搬送突条51は、現像剤の搬送方向に対して傾斜した形状に形成されている。なお、搬送突条51の傾斜方向は、らせん状の溝部2と同様の方向に設定されている。
(実施例3の作用)
前記構成を備えた実施例3のフィン部材11では、回転部1,11の回転時に、搬送突条51で現像剤が崩されるとともに、下流側に搬送される。したがって、実施例3のトナーカートリッジKy~Kkでも現像剤の排出量が安定しやすい。
次に本発明の実施例4の説明をするが、この実施例4の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この実施例は下記の点で、前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成される。
図9は実施例4のフィン部材の説明図であり、実施例3の図8Bに対応する要部拡大図である。
図9において、実施例4のフィン部材11では、円筒部12の内周面に、崩し部の一例であって、搬送部の一例としての搬送溝52が形成されている。実施例4の搬送溝52は、現像剤の搬送方向に対して傾斜した形状に形成されている。なお、搬送溝52の傾斜方向は、らせん状の溝部2と同様の方向に設定されている。
(実施例4の作用)
前記構成を備えた実施例4のフィン部材11では、回転部1,11の回転時に、搬送溝52の段差部分で現像剤が崩されるとともに、搬送溝52の斜面に押された現像剤が下流側に搬送される。したがって、実施例4のトナーカートリッジKy~Kkでも現像剤の排出量が安定しやすい。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)~(H04)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例としての複写機Uによる構成を例示したが、これに限定されず、FAX、あるいはこれら複数の機能を備えた複合機等に適用可能である。また、多色現像の画像形成装置に限定されず、単色、いわゆるモノクロの画像形成装置により構成することも可能であり、いわゆるタンデム式の画像形成装置に限定されず、ロータリ式等の画像形成装置にも適用可能である。
(H02)前記実施例において、実施例1,2に記載の構成に、実施例3,4の構成を適用することも可能である。
(H03)前記実施例1,2において、崩しアーム13bの断面形状は、例示した平行四辺形や三角形状に限定されない。台形や5角形、六角形等の多角形や、流線形状や滴状等の曲線形状等、現像剤を下流側に搬送可能な面を有する任意の形状とすることが可能である。
(H04)前記実施例1,2において、崩しアーム13bのすべてに傾斜面13b1を形成することが望ましいが、これに限定されない。崩しアーム13bの一部にのみ傾斜面13b1を形成することも可能である。また、崩し突起13cを有しない崩しアーム13bのみを追加して、追加された崩しアーム13bに傾斜面13b1を形成することが可能である。すなわち、崩しアーム13bや傾斜面13b1の数は、実施例に例示した数に限定されず、増減可能である。同様に、実施例3,4においても、搬送突条51や搬送溝52の数や形状は、任意に変更可能である。
1…収容部、
1,11…回転部、
2…搬送部、
11…崩し部材、
12…円筒部、
13b,41,51,52…崩し部、
13b1,41a…傾斜面、
21…排出部、
28…排出口、
F…定着装置、
Gy,Gm,Gc,Gk…現像装置、
Ky,Km,Kc,Kk…現像剤の収容容器、
Py,Pm,Pc,Pk…像保持体、
ROSy,ROSm,ROSc,ROSk…潜像形成装置、
S…媒体、
T1y~T1k+T2+B…転写装置、
U…画像形成装置。

Claims (4)

  1. 現像剤が排出される排出口が形成された排出部と、
    現像剤が収容される収容部と、前記収容部と一体的に回転可能に支持されて回転時に現像剤を崩す崩し部材と、を有し、前記排出部に対して回転可能に支持された回転部と、
    前記収容部に形成され、前記回転部の回転軸方向に対して傾斜し、前記回転部の回転時に現像剤を搬送する搬送部と、
    円筒状の円筒部と、回転中心から径方向に延び且つ径方向の外端が前記円筒部に接続された崩し部と、を有する前記崩し部材と、
    現像剤の搬送方向に対して傾斜し且つ前記回転部の回転時に現像剤を搬送方向に沿って搬送する傾斜面を有する前記崩し部であって、前記回転部の回転方向に対して、間隔をあけて複数配置された前記崩し部と、
    を備え、
    前記傾斜面は、前記崩し部において、前記回転部の回転方向の回転先側に設けられ、
    前記傾斜面は、前記回転部の軸方向に対して、現像剤の搬送方向の搬送元側に行くほど、前記回転部の回転方向の回転元側に傾斜する
    ことを特徴とする現像剤の収容容器。
  2. 現像剤の搬送方向の搬送先側に行くに連れて、現像剤の搬送方向に交差する方向の幅が広く形成された前記崩し部、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の現像剤の収容容器。
  3. 現像剤が排出される排出口が形成された排出部と、
    現像剤が収容される収容部と、前記収容部と一体的に回転可能に支持されて回転時に現像剤を崩す崩し部材と、を有し、前記排出部に対して回転可能に支持された回転部と、
    前記収容部に形成され、前記回転部の回転軸方向に対して傾斜し、前記回転部の回転時に現像剤を搬送する搬送部と、
    円筒状の円筒部と、前記円筒部の内周面に形成され且つ現像剤の搬送方向に傾斜した形状の崩し部であって前記回転部の回転方向に対して間隔をあけて複数配置された前記崩し部と、を有する前記崩し部材と、
    を備え、
    前記崩し部は、前記円筒部の内周面において前記回転部の径方向に延び且つ前記回転部の径方向および周方向に対して傾斜する傾斜面で構成された、
    ことを特徴とする現像剤の収容容器。
  4. 像保持体と、
    前記像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成装置と、
    前記像保持体の表面の潜像を可視像に現像する現像装置と、
    前記現像装置に補給される現像剤が収容された請求項1ないしのいずれかに記載の現像剤の収容容器と、
    前記像保持体の表面の可視像を媒体に転写する転写装置と、
    前記媒体の表面の可視像を定着させる定着装置と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2016192136A 2016-09-29 2016-09-29 現像剤の収容容器および画像形成装置 Active JP7013642B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016192136A JP7013642B2 (ja) 2016-09-29 2016-09-29 現像剤の収容容器および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016192136A JP7013642B2 (ja) 2016-09-29 2016-09-29 現像剤の収容容器および画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018054952A JP2018054952A (ja) 2018-04-05
JP7013642B2 true JP7013642B2 (ja) 2022-02-01

Family

ID=61836638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016192136A Active JP7013642B2 (ja) 2016-09-29 2016-09-29 現像剤の収容容器および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7013642B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7192318B2 (ja) * 2018-09-03 2022-12-20 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 現像剤収容部材および画像形成装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000275941A (ja) 1999-03-24 2000-10-06 Konica Corp トナー供給装置
JP2010217834A (ja) 2009-03-19 2010-09-30 Konica Minolta Business Technologies Inc トナー容器
JP2012189920A (ja) 2011-03-14 2012-10-04 Ricoh Co Ltd トナー容器及び画像形成装置
JP2014032377A (ja) 2012-07-13 2014-02-20 Ricoh Co Ltd 現像剤補給装置、現像装置及び画像形成装置
JP2014081663A (ja) 2009-09-04 2014-05-08 Ricoh Co Ltd トナー容器及び画像形成装置
JP2016090930A (ja) 2014-11-10 2016-05-23 キヤノン株式会社 現像剤の補給容器
JP2016164615A (ja) 2015-03-06 2016-09-08 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置および現像剤の収容容器
US20160274493A1 (en) 2015-03-18 2016-09-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus and container for powder

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6104902A (en) * 1998-11-20 2000-08-15 Katun Corporation Toner cartridge assembly

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000275941A (ja) 1999-03-24 2000-10-06 Konica Corp トナー供給装置
JP2010217834A (ja) 2009-03-19 2010-09-30 Konica Minolta Business Technologies Inc トナー容器
JP2014081663A (ja) 2009-09-04 2014-05-08 Ricoh Co Ltd トナー容器及び画像形成装置
JP2012189920A (ja) 2011-03-14 2012-10-04 Ricoh Co Ltd トナー容器及び画像形成装置
JP2014032377A (ja) 2012-07-13 2014-02-20 Ricoh Co Ltd 現像剤補給装置、現像装置及び画像形成装置
JP2016090930A (ja) 2014-11-10 2016-05-23 キヤノン株式会社 現像剤の補給容器
JP2016164615A (ja) 2015-03-06 2016-09-08 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置および現像剤の収容容器
US20160274493A1 (en) 2015-03-18 2016-09-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus and container for powder
JP2016173515A (ja) 2015-03-18 2016-09-29 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置および現像剤の収容容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018054952A (ja) 2018-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4420915B2 (ja) トナー搬送装置、トナー補給装置およびこれらを用いた画像形成装置
JP7192318B2 (ja) 現像剤収容部材および画像形成装置
JP7013642B2 (ja) 現像剤の収容容器および画像形成装置
JP5370038B2 (ja) 現像剤搬送装置および画像形成装置
US9785087B2 (en) Developer container, developing apparatus, process cartridge, and image forming apparatus
JP4760939B2 (ja) 現像剤搬送装置および画像形成装置
JP6776773B2 (ja) 現像剤の収容容器および画像形成装置
JP6922330B2 (ja) 現像剤の収容容器および画像形成装置
JP2008197470A (ja) トナー搬送装置及びこれを用いた画像形成装置
JP4655984B2 (ja) 現像装置および前記現像装置を備えた画像形成装置
JP2009116138A (ja) トナー回収装置及び画像形成装置
JP6592919B2 (ja) 画像形成装置およびトナーの収容容器
JP7476605B2 (ja) 粉体搬送装置および画像形成装置
JP6665597B2 (ja) 現像剤の収容容器および画像形成装置
JP6769070B2 (ja) 現像剤の搬送装置および画像形成装置
JP3807476B2 (ja) 現像装置
JP6942950B2 (ja) 画像形成装置
JP4706541B2 (ja) 現像装置および前記現像装置を備えた画像形成装置
JP2021155203A (ja) 媒体搬送装置および画像形成装置
JP2020177157A (ja) 清掃装置および画像形成装置
JP2020197546A (ja) 媒体搬送装置および画像形成装置
JP2001066861A (ja) 現像装置
JPH11338236A (ja) 現像装置
JP2015135364A (ja) トナーカートリッジおよびこれを備える画像形成装置
JP2008287019A (ja) 現像装置、像保持体ユニットおよび画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220103