JPH09160456A - 電子写真プリンタの廃トナー回収装置 - Google Patents

電子写真プリンタの廃トナー回収装置

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JPH09160456A
JPH09160456A JP31870995A JP31870995A JPH09160456A JP H09160456 A JPH09160456 A JP H09160456A JP 31870995 A JP31870995 A JP 31870995A JP 31870995 A JP31870995 A JP 31870995A JP H09160456 A JPH09160456 A JP H09160456A
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waste toner
auger
photoconductor
waste
case
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Seiji Sugimura
精二 杉村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃トナーを廃トナーケース内へ排出させる場
合、廃トナーケース内に収納できる廃トナーの量が減少
することを防止する。 【解決手段】 廃トナー排出オーガ24により排出され
た廃トナーを受け取る廃トナー受取部28の略中央部に
落下口33を形成し、廃トナー受取部28に排出された
廃トナーを落下口33の上まで搬送する廃トナー搬送オ
ーガ35を設ける。廃トナー搬送オーガ35で搬送され
た廃トナーは落下口33から廃トナー収納部29の略中
央部へ落下して山盛り状態に堆積し、この山盛り状態の
廃トナーの中央部へ落下した廃トナーは山盛り状態の斜
面に沿って全方向へ均等に滑り落ちるため、ある方向へ
の廃トナーの滑り落ちが制限されるために山盛り状態の
廃トナーの高さが急に増加して落下口33を早い段階で
塞ぐということが起こらず、予定していた量の廃トナー
を廃トナー収納部29内に確実に収納することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プリンタ
の廃トナー回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プリンタでは、感光体の
表面に残留したトナーを処理するために様々の方法を採
用している。その一例としては、感光体やクリーニング
ブレード等をユニット化した感光体ユニットに廃トナー
ケースを着脱自在に連結し、感光体の表面からクリーニ
ングブレードで除去したトナーを廃トナーケース内に収
納し、廃トナーケースが廃トナーで満杯になった場合に
は新たな廃トナーケースに交換するという方法がある。
【0003】このような方法を採用している廃トナー回
収装置の構造を図6ないし図9に基づいて説明する。図
6は、電子写真装置の内部構造の一部を示すもので、こ
の電子写真装置には感光体ユニット1が着脱自在に装着
されている。感光体ユニット1は、感光体ドラム2と、
露光ランプ3と、スコロトロン帯電器4と、クリーニン
グブレード5と、クリーニングブレード5で除去したト
ナーを回収する廃トナー回収部6と、廃トナー回収部6
内に回収した廃トナーをこの廃トナー回収部6外へ排出
する廃トナー排出オーガ7とを有している。電子写真装
置における感光体ユニット1の近傍には、レーザービー
ム8で感光体ドラム2の外周面に書き込んだ潜像にトナ
ーを付着させて顕像化する現像ローラ9、顕像化された
トナー像を記録紙10に転写させる転写ローラ11等が
設けられている。
【0004】前記感光体ユニット1には図7に示すよう
に、先端部を閉塞した筒状のノズル12が固定されてお
り、このノズル12内に前記廃トナー排出オーガ7が回
転自在に収納されている。ノズル12の先端側下部に
は、廃トナー排出オーガ7が搬送した廃トナーを排出さ
せる排出口13が形成されており、ノズル12の外周部
には排出口13を開放する開放位置と閉止する閉止位置
とへスライド自在なシャッタ14と、このシャッタ14
を閉止位置に向けて付勢するスプリング15とが設けら
れている。
【0005】前記感光体ユニット1には、前記廃トナー
排出オーガ7により排出された廃トナーを収納する廃ト
ナーケース16が着脱自在に連結されている。この廃ト
ナーケース16内の上部には、前記ノズル12が挿入さ
れる開口部17と、開口部17から挿入されたノズル1
2をガイドする筒状のノズルガイド18とが設けられ、
廃トナーケース16内の下部には、排出された廃トナー
を収納する廃トナー収納部19が形成されている。前記
ノズルガイド18の下部には、前記排出口13から排出
された廃トナーを前記廃トナー収納部19内へ落下させ
る落下口20が形成されている。前記ノズルガイド18
内には、前記落下口20を閉止する閉止位置と開放する
開放位置とへスライド自在なシャッタ21と、このシャ
ッタ21を閉止位置に向けて付勢するスプリング22と
が設けられている。
【0006】このような構成において、図8は、ノズル
12を開口部17に挿入させることにより廃トナーケー
ス16を感光体ユニット1に連結した状態を示す。ノズ
ル12を開口部17に挿入させることにより、シャッタ
14が開口部17の周縁部に当接してスライドし、排出
口13が開放される。また、シャッタ21がノズル12
に押されてスライドし、落下口20が開放される。
【0007】排出口13と落下口20とが開放された状
態で廃トナー排出オーガ7を回転駆動させると、廃トナ
ー回収部6内に回収された廃トナーが廃トナー排出オー
ガ7によりノズル12内を搬送され、排出口13と落下
口20とを通過して落下し、廃トナー収納部19内に収
納される。廃トナー収納部19内に収納される廃トナー
は、山盛り状態に堆積される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】廃トナーケース16の
着脱操作時に要するスペースを小さくするなどの要請か
ら、ノズル12の張り出し寸法が短く形成されるととも
に落下口20が廃トナーケース16の一つの側壁に近接
して形成されている。
【0009】このため、山盛り状態に堆積された廃トナ
ーの中心位置が一つの側壁に近接することになり、山盛
り状態に堆積された廃トナーの量が所定量以上になる
と、その後に山盛り状態に堆積された廃トナーの中心位
置へ落下した廃トナーのうち一つの側壁側へ滑り落ちる
量が少なくなり、山盛り状態の廃トナーはその高さが急
激に増加することになる。従って、予定していた量の廃
トナーを廃トナー収納部19内に収納する以前に山盛り
状態となった廃トナーの頂部が落下口20に届いてしま
い、それ以上廃トナーを廃トナー収納部19へ収納する
ことができなくなり、廃トナーケース16の交換頻度が
高くなる。
【0010】特に、湿度や温度の影響で廃トナーの流動
性が悪い場合には、廃トナー収納部19内に収納された
廃トナーの堆積状態が実線で示すような急勾配になるた
め、破線で示すような望ましい堆積状態に比べて収納で
きる廃トナー量が著しく少なくなる。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
感光体と、この感光体の表面に残留したトナーを除去す
るクリーニングブレードと、除去したトナーを回収する
廃トナー回収部と、この廃トナー回収部内に回収した廃
トナーをこの廃トナー回収部外へ排出する廃トナー排出
オーガとを有する感光体ユニットを設け、前記廃トナー
排出オーガにより排出された廃トナーを収納する廃トナ
ーケースを前記感光体ユニットに着脱自在に連結した電
子写真プリンタの廃トナー回収装置において、前記廃ト
ナー排出オーガにより排出される廃トナーを受け取る廃
トナー受取部を前記廃トナーケース内の上部に設けると
ともに廃トナーケース内の下部に廃トナー収納部を設
け、前記廃トナー受取部の略中央部に落下口を形成し、
前記廃トナー受取部に排出された廃トナーを前記落下口
の上まで搬送する廃トナー搬送オーガを前記廃トナーケ
ース内に設けたので、落下口から落下して廃トナー収納
部に収納される廃トナーは廃トナー収納部内の略中央部
分が最も高くなる山盛り状態に堆積され、その後この山
盛り状態の中央部へ落下した廃トナーは山盛り状態の斜
面に沿って全方向へ均等に滑り落ちる。従って、ある方
向への滑り落ちが制限されるために山盛り状態の廃トナ
ーの高さが急に増加して早い段階で落下口を塞ぐという
ことが起こらず、予定していた量の廃トナーを確実に収
納することができる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、廃トナー搬送オーガの搬送量を廃トナー排
出オーガの搬送量より大きくしたので、廃トナー排出オ
ーガで搬送してきた廃トナーを廃トナー搬送オーガへ受
け渡す場合、その受け渡し部で廃トナーが滞留して詰ま
ることが防止される。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、廃トナー搬送オーガの外径寸法を廃トナー
排出オーガの外径寸法より大きくし、廃トナーケースを
感光体ユニットに連結したときに前記廃トナー排出オー
ガの先端部が入り込む中空部を前記廃トナー搬送オーガ
の中央部に形成したので、廃トナー回収装置の構造が小
型化される。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、廃トナー排出オーガと廃トナー搬送オーガ
との少なくとも一方をスプリングで形成したので、廃ト
ナー回収装置の構造が簡単化される。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、感光体を回転駆動させる駆動部と廃トナー
搬送オーガとの間に回転力を伝達する回転力伝達機構を
設けたので、廃トナー搬送オーガを駆動させる駆動部を
新たに設ける必要がなく、廃トナー回収装置の構造が簡
単化される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1ない
し図5に基づいて説明する。なお、図6ないし図9にお
いて説明した部分と同一部分は同一符号で示す。図5
は、電子写真装置の内部構造の一部を示すもので、この
電子写真装置には感光体ユニット23が着脱自在に装着
されている。感光体ユニット23の構造は図6に示した
感光体ユニット1とほぼ同じであり、感光体である感光
体ドラム2と、露光ランプ3と、スコロトロン帯電器4
と、クリーニングブレード5と、クリーニングブレード
5で除去したトナーを回収する廃トナー回収部6と、廃
トナー回収部6内に回収した廃トナーをこの廃トナー回
収部6外へ排出する廃トナー排出オーガ24とを有して
いる。この廃トナー排出オーガ24は、スプリングで形
成している。電子写真装置における感光体ユニット23
の近傍には、レーザービーム8で感光体ドラム2の外周
面に書き込んだ潜像にトナーを付着させて顕像化する現
像ローラ9、顕像化されたトナー像を記録紙10に転写
させる転写ローラ11等が設けられている。
【0017】前記感光体ユニット23には図1に示すよ
うに、先端部を閉塞した筒状のノズル12が固定されて
おり、このノズル12内に前記廃トナー排出オーガ24
が回転自在に収納されている。ノズル12の先端側下部
には、廃トナー排出オーガ24が搬送した廃トナーを排
出させる排出口13が形成されており、ノズル12の外
周部には排出口13を開放する開放位置と閉止する閉止
位置とへスライド自在なシャッタ14と、このシャッタ
14を閉止位置に向けて付勢するスプリング15とが設
けられている。
【0018】前記感光体ユニット23には、前記廃トナ
ー排出オーガ24により排出された廃トナーを収納する
廃トナーケース25が着脱自在に連結されている。この
廃トナーケース25内の上部には、前記ノズル12が挿
入される開口部26と、開口部26から挿入されたノズ
ル12をガイドする筒状のノズルガイド27と、ノズル
ガイド27の外周を囲むとともに前記廃トナー排出オー
ガ24により排出される廃トナーを受け取る廃トナー受
取部である筒状の廃トナーガイド28とが設けられてい
る。廃トナーケース25内の下部には、排出された廃ト
ナーを収納する廃トナー収納部29が形成されている。
【0019】前記ノズルガイド27の下部には、前記排
出口13から排出された廃トナーを前記廃トナーガイド
28へ排出する排出口30が形成されている。前記ノズ
ルガイド27内には、前記排出口30を閉止する閉止位
置と開放する開放位置とへスライド自在なシャッタ31
と、このシャッタ31を閉止位置に向けて付勢するスプ
リング32とが設けられている。
【0020】前記廃トナーガイド28の下部の略中央部
には、前記排出口30から排出された廃トナーを前記廃
トナー収納部29に落下させる落下口33が形成されて
いる。前記廃トナーガイド28内には、オーガギヤ34
と、一端をこのオーガギヤ34に連結して他端を前記ノ
ズルガイド27の周囲に位置させた廃トナー搬送オーガ
35とが設けられている。前記廃トナー搬送オーガ35
はスプリングで形成しており、この廃トナー搬送オーガ
35は、回転駆動することにより前記排出口30から排
出された廃トナーを前記落下口33の上まで搬送する。
前記廃トナー搬送オーガ35と前記廃トナー排出オーガ
24とは、ともにスプリングで形成し、廃トナー搬送オ
ーガ35の外径寸法を廃トナー排出オーガ24の外径寸
法より大きくし、廃トナー搬送オーガ35の中央部には
廃トナー排出オーガ24の先端部やノズルガイド27が
入り込む中空部36が形成されている。
【0021】前記廃トナーケース25内には、前記オー
ガギヤ34と噛み合うギヤ37と、一端にギヤ37が固
定された回転軸38とが収納され、廃トナーケース25
外へ延出した前記回転軸38の他端にはギヤ39が固定
されている。前記感光体ユニット23には、図3に示す
ように、感光体ドラム2の一端側に固定されたドラムギ
ヤ40と、ドラムギヤ40と噛み合うアイドラギヤ41
と、アイドラギヤ41と噛み合う2個のギヤ42,43
と、一端に前記ギヤ43が固定されて他端にギヤ44が
固定された回転軸45と、ギヤ44と常時噛み合うとと
もに廃トナーケース25を感光体ユニット23に連結し
た時に前記ギヤ39と噛み合うギヤ46とが設けられて
いる。
【0022】前記ドラムギヤ40には、モータなどの駆
動部(図示せず)に連結された駆動ギヤ(図示せず)が
噛み合っており、前記ギヤ42には前記廃トナー排出オ
ーガ24の一端が連結されている。前記ドラムギヤ4
0、アイドラギヤ41、ギヤ43、回転軸45、ギヤ4
4,46,39、回転軸38、ギヤ37、オーガギヤ3
4により、前記駆動部から前記廃トナー搬送オーガ35
へ回転力を伝達する回転力伝達機構47が形成されてい
る。この回転力伝達機構47は前記廃トナー搬送オーガ
35を前記廃トナー排出オーガ24よりも高速回転する
ように設定されており、廃トナー搬送オーガ35の外径
寸法が廃トナー排出オーガ24の外径寸法より大きいこ
とと相俟って、廃トナー搬送オーガ35による廃トナー
の搬送量が廃トナー排出オーガ24による廃トナーの搬
送量より大きく設定されている。
【0023】このような構成において、図2は、廃トナ
ーケース25を感光体ユニット23に連結した状態を示
す。廃トナーケース25を感光体ユニット23に連結す
る時には、ノズル12を開口部26からノズルガイド2
7内へ挿入するとともに、ギヤ46とギヤ39とを噛み
合わせる。ノズル12を開口部26に挿入させると、シ
ャッタ14が開口部17の周縁部に当接してスライドす
ることにより排出口13が開放され、及び、シャッタ3
1がノズル12に押されてスライドすることにより排出
口30が開放される。また、ギヤ46とギヤ39とを噛
み合わせることにより、駆動部から伝達される回転力に
よって廃トナー搬送オーガ35が回転駆動される。
【0024】廃トナーケース25を感光体ユニット23
に連結した後に駆動部を駆動させると、廃トナー排出オ
ーガ24と廃トナー搬送オーガ35とが回転駆動され
る。廃トナー排出オーガ24が回転駆動されることによ
り、感光体ユニット23の廃トナー回収部6内に回収さ
れた廃トナーが廃トナー排出オーガ24によりノズル1
2内を搬送され、排出口13,30を通過して廃トナー
ガイド28の上に排出される。廃トナーガイド28の上
に排出された廃トナーは、廃トナー搬送オーガ35によ
り落下口33に向けて搬送され、落下口33から落下し
て廃トナー収納部29内に収納される。
【0025】ここで、落下口33が廃トナーガイド28
の略中央部に形成されているため、この落下口33から
落下した廃トナーは図2に示すように、廃トナー収納部
29内の中央部が最も高くなる山盛り状態に堆積され、
その後この山盛り状態の廃トナーの中央部へ落下した廃
トナーは山盛り状態の斜面に沿って全方向へ均等に滑り
落ちる。従って、ある方向への滑り落ちが制限されるた
めに山盛り状態の廃トナーの高さが急に増加して早い段
階で落下口33を塞ぐということが起こらず、予定して
いた量の廃トナーを廃トナー収納部29内に確実に収納
することができる。
【0026】廃トナー搬送オーガ35と廃トナー排出オ
ーガ24との廃トナーの搬送量は、廃トナー搬送オーガ
35の搬送量のほうが大きいため、排出口30から廃ト
ナーガイド28の上に排出されて廃トナー搬送オーガ3
5に受け渡された廃トナーが、その受渡し部で滞留して
詰まることが防止される。
【0027】また、廃トナーケース25を感光体ユニッ
ト23に連結したとき、廃トナー排出オーガ24の先端
部が廃トナー搬送オーガ35の中空部36に入り込むた
め、廃トナー回収装置の小型化を図ることができる。
【0028】さらに、感光体ドラム2を回転駆動させる
駆動部からの回転力を回転力伝達機構47で廃トナー搬
送オーガ35へ伝達するため、廃トナー搬送オーガ35
を回転駆動させる専用の駆動部を設ける必要がなくな
り、廃トナー回収装置の構造が簡単になる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、廃トナー
ケースの廃トナー収納部内に収納する廃トナーを廃トナ
ー収納部内の略中央部分が最も高くなる山盛り状態に堆
積させることができ、その後この山盛り状態の廃トナー
の中央部へ落下した廃トナーは山盛り状態の斜面に沿っ
て全方向へ均等に滑り落ちるため、ある方向への廃トナ
ーの滑り落ちが制限されるために山盛り状態の廃トナー
の高さが急に増加して落下口を早い段階で塞ぐというこ
とが起こらず、予定していた量の廃トナーを廃トナー収
納部内に確実に収納することができる。
【0030】請求項2記載の発明によれば、廃トナー搬
送オーガの搬送量を廃トナー排出オーガの搬送量より大
きくしたので、廃トナー排出オーガで搬送してきた廃ト
ナーを廃トナー搬送オーガへ受け渡す場合、その受け渡
し部で廃トナーが滞留して詰まることを防止できる。
【0031】請求項3記載の発明によれば、廃トナーケ
ースを感光体ユニットに連結したときに廃トナー排出オ
ーガの先端部を廃トナー搬送オーガの中央部に形成した
中空部に入り込ませるようにしたので、廃トナー回収装
置の小型化を図ることができる。
【0032】請求項4記載の発明によれば、廃トナー排
出オーガと廃トナー搬送オーガとの少なくとも一方をス
プリングで形成したので、廃トナー回収装置の構造の簡
単化及び製造コストの低下を図ることができる。
【0033】請求項5記載の発明によれば、感光体を回
転駆動させる駆動部と廃トナー搬送オーガとの間に回転
力を伝達する回転力伝達機構を設けたので、廃トナー搬
送オーガを駆動させる駆動部を新たに設ける必要がな
く、廃トナー回収装置の構造の簡単化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す縦断正面図であ
る。
【図2】廃トナーケースを感光体ユニットに連結した状
態を示す縦断正面図である。
【図3】廃トナー排出オーガと廃トナー搬送オーガとの
動力伝達系を示す斜視図である。
【図4】廃トナーケースと感光体ユニットとを分離した
状態を示す斜視図である。
【図5】感光体ユニットを装着した電子写真装置の内部
構造の一部を示す側面図である。
【図6】従来例における感光体ユニットを装着した電子
写真装置の内部構造の一部を示す側面図である。
【図7】縦断正面図である。
【図8】廃トナーケースを感光体ユニットに連結した状
態を示す縦断正面図である。
【図9】廃トナーケースと感光体ユニットとを分離した
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 感光体 5 クリーニングブレード 6 廃トナー回収部 23 感光体ユニット 24 廃トナー排出オーガ 25 廃トナーケース 28 廃トナー受取部 29 廃トナー収納部 33 落下口 35 廃トナー搬送オーガ 36 中空部 47 回転力伝達機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体と、この感光体の表面に残留した
    トナーを除去するクリーニングブレードと、除去したト
    ナーを回収する廃トナー回収部と、この廃トナー回収部
    内に回収した廃トナーをこの廃トナー回収部外へ排出す
    る廃トナー排出オーガとを有する感光体ユニットを設
    け、前記廃トナー排出オーガにより排出された廃トナー
    を収納する廃トナーケースを前記感光体ユニットに着脱
    自在に連結した電子写真プリンタの廃トナー回収装置に
    おいて、前記廃トナー排出オーガにより排出される廃ト
    ナーを受け取る廃トナー受取部を前記廃トナーケース内
    の上部に設けるとともに廃トナーケース内の下部に廃ト
    ナー収納部を設け、前記廃トナー受取部の略中央部に落
    下口を形成し、前記廃トナー受取部に排出された廃トナ
    ーを前記落下口の上まで搬送する廃トナー搬送オーガを
    前記廃トナーケース内に設けたことを特徴とする電子写
    真プリンタの廃トナー回収装置。
  2. 【請求項2】 廃トナー搬送オーガの搬送量を廃トナー
    排出オーガの搬送量より大きくしたことを特徴とする請
    求項1記載の電子写真プリンタの廃トナー回収装置。
  3. 【請求項3】 廃トナー搬送オーガの外径寸法を廃トナ
    ー排出オーガの外径寸法より大きくし、廃トナーケース
    を感光体ユニットに連結したときに前記廃トナー排出オ
    ーガの先端部が入り込む中空部を前記廃トナー搬送オー
    ガの中央部に形成したことを特徴とする請求項1記載の
    電子写真プリンタの廃トナー回収装置。
  4. 【請求項4】 廃トナー排出オーガと廃トナー搬送オー
    ガとの少なくとも一方をスプリングで形成したことを特
    徴とする請求項1記載の電子写真プリンタの廃トナー回
    収装置。
  5. 【請求項5】 感光体を回転駆動させる駆動部と廃トナ
    ー搬送オーガとの間に回転力を伝達する回転力伝達機構
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の電子写真プリ
    ンタの廃トナー回収装置。
JP31870995A 1995-12-07 1995-12-07 電子写真プリンタの廃トナー回収装置 Pending JPH09160456A (ja)

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