JP3211498B2 - 線材保持具 - Google Patents

線材保持具

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JP3211498B2
JP3211498B2 JP19504993A JP19504993A JP3211498B2 JP 3211498 B2 JP3211498 B2 JP 3211498B2 JP 19504993 A JP19504993 A JP 19504993A JP 19504993 A JP19504993 A JP 19504993A JP 3211498 B2 JP3211498 B2 JP 3211498B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばブラウン管の背
面側における回路基板上に電子部品と共に実装する場合
に使用して好適な線材保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えばテレビジョン等に使用さ
れる回路基板上には多数の電子部品が実装されており、
このうち高圧ボリューム等の電子部品は安全規格上の理
由から専用のカバーによって保護されると共に、導線材
から所定の寸法だけ離間する位置に配置されている。
【0003】この場合、回路基板上には、多数の電子部
品と共に線材保持具が半田付けされる。
【0004】従来、この種の線材保持具としては、金属
線材からなるホルダー本体の一部表面を絶縁チューブで
被覆してなるものが採用されている。
【0005】そして、このような線材保持具のホルダー
本体に対する絶縁チューブによる被覆は、接着,溶着,
圧入あるいは熱収縮によって行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、この種の線
材保持具においては、ホルダー本体の表面と絶縁チュー
ブの内面が接合するものであるため、ホルダー本体の径
方向接合力が高いものの軸線(長手)方向接合力は低
く、回路基板に対する半田付け(半田浸漬)時の高熱に
よって、あるいは部品取り扱いによってホルダー本体か
ら絶縁チューブが抜けてしまい、生産効率が低下するば
かりか、生産自動化を困難なものにするという問題があ
った。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、生産効率を高めることができると共に、生産自
動化の簡素化を図ることができる線材保持具を提供する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る線材保持具
は、金属線材の途中部分に設けたフランジ部と、前記フ
ランジで区分けされた前記金属線材の長い部分に絶縁チ
ューブを被覆したのち、前記絶縁チューブが長手方向に
移動しないように、前記金属線材の長い部分の途中部分
にく字状の折り曲げ部を形成したホルダー部と、前記フ
ランジで区分された前記金属線材の短い部分である脚部
とから構成され、前記脚部を回路基板上に実装固定し、
前記ホルダー部を導線材にきつけて導線材を保持す
るものである。
【0009】
【作用】絶縁チューブで被覆した部分の途中部分に絶縁
チューブが線材保持具の長手方向に移動しないように折
り曲げ部を形成したので、折り曲げ部により絶縁チュー
ブの移動が規制されホルダー本体から絶縁チューブが抜
けるのが防止される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の構成等を図に示す実施例によ
って詳細に説明する。
【0011】図1(A)および(B)は本発明に係る線
材保持具の加工後と加工前の状態を示す正面図、図2は
同じく本発明における線材保持具の使用状態を示す斜視
図である。
【0012】同図において、符号1で示すものは回路基
板としてのプリント基板で、例えばブラウン管2の背面
側に装着されており、ブラウン管実装面には高圧ボリュ
ーム(図示せず)を含む多数の電子部品3が半田付けに
よって実装されている。
【0013】また、このプリント基板1には、前記高圧
ボリューム(図示せず)から離間する部位において基板
表裏面に開口するホルダー取付孔4が設けられている。
【0014】5は線材保持具としてのワイヤホルダー
で、移動規制用のフランジ6aをその一側端部に有する
例えば軟鋼線等の金属線材からなるホルダー本体6と、
このホルダー本体6の一部表面を被覆する可撓性プラス
チックからなる絶縁チューブ7とからなり、前記プリン
ト基板1にホルダー先端部を前記ホルダー取付孔4に挿
通させ半田付けによって実装されている。
【0015】このワイヤホルダー5の挿通端部には先端
に向かって漸次狭小するテーパ8が設けられており、反
挿通端部(途中部)には前記ホルダー本体6および前記
絶縁チューブ7を同一部位においてく字状に折り曲げ形
成することにより主チューブストッパ9が設けられてい
る。
【0016】そして、このワイヤホルダー5のホルダー
本体6には、前記フランジ6aの反半田付け側両端部に
おいて周方向に所定の間隔をもって並列しかつ径方向に
突出する複数の副チューブストッパ10,11が一体に
設けられている。
【0017】また、このホルダー本体6には、前記フラ
ンジ6aの半田付け側先端部において周方向に所定の間
隔をもって並列しかつ径方向に突出する複数のホルダー
取付部12が一体に設けられている。
【0018】なお、13は前記ワイヤホルダー5の反挿
通端部に設けられ線材14を保持する保持部である。
【0019】このように構成された線材保持具において
は、ワイヤホルダー5の主チューブストッパ9が機能し
てホルダー本体6の長手方向に絶縁チューブ7を移動規
制する。
【0020】したがって、本実施例においては、ホルダ
ー本体6と絶縁チューブ7の径方向のみならず長手方向
の接合強度を高めることができるから、プリント基板1
に対する半田付け時あるいは部品取り扱い時にホルダー
本体6からの絶縁チューブ7の抜けを防止することがで
きる。
【0021】因に、本実施例における線材保持具の加工
方法につき、図1(A),(B)を用いて説明する。
【0022】すなわち、同図(B)に示すようにホルダ
ー本体6の表面を絶縁チューブ7で被覆した後、同図
(A)に示すようにワイヤホルダー5の途中部において
ホルダー本体6および前記絶縁チューブ7をく字状に折
り曲げ形成することにより主チューブストッパ9を設け
る。
【0023】このようにして、本実施例における線材保
持具を加工することができる。
【0024】この場合、主チューブストッパ9の位置
は、絶縁チューブ7の挿入側端部(プリント基板9に対
するホルダー反挿通端部)であってフランジ6aから離
間する部位に設定することが望ましい。
【0025】また、本実施例においては、プリント基板
1に対するワイヤホルダー5の実装後には、ワイヤホル
ダー5の他端部を保持部13として捲きつけて線材14を
保持する。
【0026】なお、本実施例においては、ワイヤホルダ
ー5がく字状に折り曲げ形成してなるものを示したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、他の形状に折
り曲げ形成してなるものでも差し支えない。
【0027】また、本実施例においては、ホルダー本体
6を軟鋼線によって形成する例を示したが、本発明は鋼
線によって形成しても実施例と同様の効果を奏する。
【0028】この他、本実施例においては、ブラウン管
2背面側のプリント基板1に実装する場合に適用する例
を示したが、本発明はこれに限定適用されず、他の電子
機器の回路基板に実装する場合にも実施例と同様に適用
可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
路基板上に実装されるホルダー本体の一部を絶縁チュー
ブで被覆したワイヤホルダーからなり、このワイヤホル
ダーの途中部に折り曲げ形成することによりチューブス
トッパを設けたので、ワイヤホルダーのチューブストッ
パが機能し、ホルダー本体の長手方向に絶縁チューブを
移動規制する。
【0030】したがって、ホルダー本体と絶縁チューブ
の径方向のみならず長手方向の接合強度を高めることが
できるから、回路基板に対する半田付け時あるいは部品
取り扱い時にホルダー本体からの絶縁チューブの抜けを
防止することができ、生産効率を高めることができると
共に、生産自動化の簡素化をはかることができる。
た、この線材保持具は回路基板に占めるスペースが少な
くてすみ、回路基板の集積度、回路パターン設計自由度
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)および(B)は本発明に係る線材保持具
の加工後と加工前の状態を示す正面図。
【図2】同じく本発明における線材保持具の使用状態を
示す斜視図。
【符号の説明】
1…プリント基板 5…ワイヤホルダー 6…ホルダー本体 7…絶縁チューブ 9…主チューブストッパ 14…線材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−107417(JP,A) 特開 平4−29399(JP,A) 特開 平5−67887(JP,A) 実開 昭57−94993(JP,U) 実開 昭55−173189(JP,U) 実開 平4−42787(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属線材の途中部分に設けたフランジ部
    と、 前記フランジで区分けされた前記金属線材の長い部分に
    絶縁チューブを被覆したのち、前記絶縁チューブが長手
    方向に移動しないように、前記金属線材の長い部分の途
    中部分にく字状の折り曲げ部を形成したホルダー部と、 前記フランジで区分された前記金属線材の短い部分であ
    る脚部とから構成され、 前記脚部を 回路基板上に実装固定し、前記ホルダー部
    導線材にきつけて導線材を保持することを特徴とす
    る線材保持具。
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