JP2500471B2 - ポスト配線接続端子とその接続治具及び接続方法 - Google Patents

ポスト配線接続端子とその接続治具及び接続方法

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JP2500471B2 JP5234004A JP23400493A JP2500471B2 JP 2500471 B2 JP2500471 B2 JP 2500471B2 JP 5234004 A JP5234004 A JP 5234004A JP 23400493 A JP23400493 A JP 23400493A JP 2500471 B2 JP2500471 B2 JP 2500471B2
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小径かつ高密度配設さ
れたポストにストレスを加えることなく簡単に配線材を
接続させることができるポスト配線接続端子とその接続
治具及び接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からプリント配線板には、他の電子
部品等との接続部として金属製のポストを立設したもの
があり、このポストと他の電子部品等を配線材を介して
接続していた。従来、このようなポストと配線材の接続
方法としては、例えば、ラッピングツールによって図9
に示すように、配線材30をポスト50に強固に巻き付
けるラッピング工法があり、また、図10に示すよう
に、配線材30をポスト50にからげ、半田こて60に
よって、半田付けする方法があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年の電子
部品及びプリント配線板の小型化,高密度化にともなっ
て、ポストが小径化されるとともに高密度に配置される
ようになり、上述した従来の接続方法では、以下のよう
な問題が生じるようになった。まず、従来のラッピング
工法による接続では、配線材の巻き付け保持力を得るた
めに、配線材をポストに強固に巻き付けなければなら
ず、ポストが小径化された場合、ポスト本体に加わるね
じり応力によってストレスが発生し、プリント配線板と
ポストとの接触信頼性が低下してしまうという問題があ
った。さらに、このようなラッピング工法では、小径化
したポストに対応するラッピングツール(接続治具)の
製作が困難になるという問題もあった。
【0004】また、高密度に配設されたポストの先端部
にプラグイン式コネクタの接続が必要な場合、配線材を
ポストの根元部に接続しなければならないが、従来の配
線材をポストにからげて半田付けする方法では、半田こ
てがポスト根元部に挿入困難なため、ポストと配線材の
接続を行なえないという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点にかんがみてなされ
たものであり、小径かつ高密度配設されたポストに、ス
トレスを加えることなく簡単に配線材を接続することが
できるポスト配線接続端子とその接続治具及び接続方法
の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のポスト配線接続端子は、プリント配線板上
に立設されたポストと配線材を接続する導電性の端子で
あって、その形状を中央部付近を小径に絞った円筒状と
した構成としてある。また、このようなポスト配線接続
端子の接続治具は、前記ポスト配線接続端子の端部直径
とほぼ同じか大きい直径の押圧部材を有し、この押圧部
材の中心に、前記ポストを挿入する穴を形成した構成と
してあり、好ましくは、前記押圧部材の先端にポスト配
線接続端子の端部直径とほぼ同じか大きい直径の収納部
を形成した構成としてある。さらに、このようなポスト
配線接続端子の接続方法は、前記ポスト配線接続端子の
小径部分に配線材を巻き付け、この配線材を巻き付けた
ポスト配線接続端子をポストに係合し、次いで、上方か
ら圧力を加えることによって、前記ポスト配線接続端子
を塑性変形させ、前記ポスト配線接続端子の小径部分を
前記配線材とポストに圧着させて接続する方法としてあ
る。
【0007】
【作用】上記構成からなる本発明のポスト配線接続端子
によれば、その形状を中央部付近で小径に絞った円筒状
としてあるので、ポストに係合した状態の端子に上方か
らの圧力を加えると、小径部分が内側に向って塑性変形
し、ポストがこの小径部分の内径に圧着される。また、
このとき本小径部分の外側に巻き付けた配線材は塑性変
形した円筒外周面に包着される。また、本発明のポスト
配線接続端子の接続治具及びこの治具を用いた接続方法
によれば、端子の係合しているポストに、押圧部中心に
形成した穴を挿入しつつ、押下することにより、ポスト
を破損させることなく端子を塑性変形させる。
【0008】
【実施例】以下、本発明のポスト配線接続端子とその接
続治具及び接続方法の実施例について、図面を参照しつ
つ説明する。図1は本実施例に係るポスト配線接続端子
を示す断面図である。また、図2は本端子が塑性変形し
た状態を示す断面図である。
【0009】図1において、1はポスト配線接続端子で
あり、導電性の良好な金属によって形成されている。そ
して、この端子1は、中央部付近を小径に絞って小径部
1aを形成した円筒状としてあり、また、この小径部1
aには、配線材3を巻き付けてある。このように、中央
部付近に小径部1aを設けた構成からなるポスト配線接
続端子は、上方から圧力を加えると、図2に示すよう
に、塑性変形して小径部1aの内径が内側に突出すると
ともに、上下の大径部分が重なって配線材30を包着す
る。
【0010】次に、本ポスト配線接続端子の接続治具の
実施例について、図3を参照しつつ説明する。接続治具
2は、端子1の端部直径とほぼ同じか大きい直径の円柱
状となっており、一側先端部には、後述するポスト50
より径の大きい穴2aが中心軸線に沿って形成してあ
る。
【0011】なお、本実施例の接続治具2は、その形状
を円柱状としたが、四角形,六角形等又は八角形等の角
柱状としてもよい。また、治具全体を同径の柱状としな
いで、図4に示すように、端子1を押圧する部分だけを
端子1の端部直径とほぼ同じか大きくしてもよい。
【0012】図5に示すように、接続治具2の先端に端
子1の端部直径より多少径の大きい収納部2bを形成し
てもよい。このような構成とすると、接続治具2の位置
決めが簡単に行なえ、また、接続治具2を押下させたと
きに接続治具2が左右に動いてポスト50を曲げてしま
うといった事故を防ぐことができる。さらに、収納部2
bの壁部の高さを調節することにより、本端子1の塑性
変形の量を常に一定にすることができる。
【0013】次に、このポスト配線接続端子の接続方法
について、図6〜8を参照しつつ説明する。まず、ポス
ト配線接続端子1の小径部1aに配線材30を巻き付け
る。そして、プリント配線板40上に立設されたポスト
50にこの端子1を係合する(図6)。次に、ポスト5
0を穴2aに挿入しつつ、接続治具2を端子1上に配置
する(図7)。そして、この接続治具2に押下力を加え
て端子1を塑性変形させる。すると、ポスト50は小径
部1aの内径に圧着され、同時に、小径部1aの外側に
巻き付けられた配線材30は、小径部1a及び上下の大
径部によって包着される(図8)。
【0014】上述した本実施例に係るポスト配線接続端
子の接続方法によれば、従来、プリント配線板40上で
行なっていたため非常に困難であった配線材30の巻き
付け作業を手元で簡単に行なうことができ、また、配線
材30とポスト50が端子1により確実に圧着される。
【0015】このような本実施例のポスト配線接続端子
とその接続治具及び接続方法によれば、小径かつ高密度
配設されたポスト50に何らストレスを加えることなく
簡単に配線材30を接続することができる。
【0016】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のポスト
配線接続端子とその接続治具及び接続方法によれば、小
径かつ高密度配設されたポストの根元部にストレスを加
えることなく簡単に配線材を接続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るポスト配線接続端子を示
す断面図である。
【図2】図1の端子が塑性変形した状態を示す断面図で
ある。
【図3】本発明のポスト配線接続端子の接続治具の実施
例を示す部分断面図である。
【図4】,
【図5】本接続治具の他の実施例を示す部分断面図であ
る。
【図6】,
【図7】,
【図8】本発明のポスト配線接続端子の接続方法の一連
の動作を示す断面図である。
【図9】第一従来例に係るポスト配線接続方法を示す部
分断面図である。
【図10】第二従来例に係るポスト配線接続方法を示す
部分断面図である。
【符号の説明】
1 ポスト配線接続端子 1a 小径部 2 接続治具 2a 穴 2b 収納部 30 配線材 40 プリント配線板 50 ポスト

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板上に立設されたポストと
    配線材を接続する導電性の端子であって、その形状を、
    中央部付近を小径に絞った円筒状としたことを特徴とす
    るポスト配線接続端子。
  2. 【請求項2】 前記小径部分に配線材を巻き付けた請求
    項1記載のポスト配線接続端子。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のポスト配線接続端
    子をポストに圧着させるための接続治具であって、 前記ポスト配線接続端子の端部直径とほぼ同じか大きい
    直径の押圧部材を有し、この押圧部材の中心に、前記ポ
    ストの挿入する穴を形成したことを特徴とするポスト配
    線接続端子の接続治具。
  4. 【請求項4】 前記押圧部材の先端に、ポスト配線接続
    端子の端部直径とほぼ同じか大きい直径の収納部を形成
    した請求項3記載のポスト配線接続端子の接続治具。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のポスト配線接続端子を用
    いたポストと配線材の接続方法であって、 前記ポスト配線接続端子の小径部分に配線材を巻き付
    け、 この配線材を巻き付けたポスト配線接続端子をポストに
    係合し、 次いで、上方から圧力を加えることによって、前記ポス
    ト配線接続端子を塑性変形させ、前記ポスト配線接続端
    子の小径部分を前記配線材とポストに圧着させることを
    特徴とするポスト配線接続端子の接続方法。
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