JP2587848Y2 - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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JP2587848Y2
JP2587848Y2 JP1990072722U JP7272290U JP2587848Y2 JP 2587848 Y2 JP2587848 Y2 JP 2587848Y2 JP 1990072722 U JP1990072722 U JP 1990072722U JP 7272290 U JP7272290 U JP 7272290U JP 2587848 Y2 JP2587848 Y2 JP 2587848Y2
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JP
Japan
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lead wire
insertion hole
solder
terminal
soldering
Prior art date
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Application number
JP1990072722U
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English (en)
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JPH0431219U (ja
Inventor
明典 山口
義幸 中出
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車用電装品などに用いられ、リード線
をはんだごてではんだ付けして回路が形成される電子部
品に関するものである。
従来の技術 自動車のヘッドライトビームの向き(上・下)を切換
えるディマスイッチを例に第3図〜第5図により説明す
る。
第3図は、ディマスイッチの部分斜視図でリード線が
はんだ付けされる前の状態を、第4図は第3図の拡大図
で、リード線が異常にはんだ付けされた状態を、第5図
は他の従来技術の概要説明図である。
同図において、基盤5上に3枚の可動端子2,2a,2bが
絶縁体4,4aを介して取付けられ、リベット11で固定され
ている。3は可動端子2に設けたリード線1をはんだ付
けで取付けるためのリード線挿入穴である。このリード
線挿入穴3にリード線1が挿入され、はんだ6により結
合されている。
第5図の従来技術は前述の可動端子2にはリード線挿
入穴3は設けず、当該部分に、リード線1がはんだ付け
された状態を示すものである。
考案が解決しようとする課題 しかし、このリード線1を前述の可動端子2に設けら
れたリード線挿入穴3に挿入してはんだ付けするとき、
供給するはんだ量が多くなると第4図のはんだ6aのよう
につらら状に先端が尖った状態で垂れ下がってしまう現
象がしばしば発生する。そして、他のリード線7がこの
はんだ6aに接触すると、そのリード線7の被覆に突き刺
さり、中の銅線と短絡するという事故が発生する恐れが
あった。
この対策として、従来は第5図により説明したように
リード線1の挿入穴3を廃し、その面上にはんだ付けす
る方法が採られていたが、はんだが固化するまでの間、
リード線を適切な位置に保持することが難しく、はんだ
付け作業者にも無用な熟練度を要求するもので、はんだ
付けの信頼性を著しく低下させるという課題があった。
本考案は、これらの課題を一挙に解決する手段を提供
するものである。
課題を解決するための手段 本考案は上記課題を解決するため、可動端子のリード
線挿入穴の下方の絶縁体にリード線挿入穴よりも大きな
径の凹みを持ったはんだ受け部を設けたものである。
作用 以上の本考案によれば、可動端子のリード線挿入穴に
リード線を挿入したとき、リード線の先端をはんだ受け
部の壁面あるいは底面に当てると共に挿入穴の縁に押し
つけることによって、リード線の位置及び端子裏面側へ
の突出長さを一定にすることができるので、はんだが固
化するまでの間のリード線の保持が容易になり、又はん
だ付けしたときの垂れ下がったはんだは、はんだ受けの
凹みにてせき止められ、つらら状に垂れ下がることもな
く、他のリード線などとの短絡等の事故の恐れをなく
し、はんだ付けの作業性、信頼性を格段に向上できるも
のである。
実施例 本考案の電子部品を一実施例であるディマスイッチに
より第1図,第2図によって従来技術と同一部分には同
一番号を付与し、説明を省略して説明する。
なお、第1図は、ディマスイッチの端子部に設けられ
たはんだ受け部を、第2図は第1図のリード線挿入穴に
リード線を貫通させて、はんだ受け部の壁面にリード線
の先端が当てられ、はんだで固定された状態の側断面図
である。
同図において、8は絶縁体4に装着された可動端子2
のリード線挿入穴3の下方に上記絶縁体4に一体に設け
られ、しかもリード線挿入穴3よりも大きな径の凹み9
を有するはんだ受け部であり、動作について説明する
と、リード線1を可動端子2のリード線挿入穴3に挿入
し、リード線1の先端を凹み9の壁面あるいは底面に当
て、リード線挿入穴3によりリード線1を保持させて、
はんだごてで可動端子2とリード線1の被はんだ付け部
を加熱後、はんだ10を供給し、はんだ付けを行うもので
ある。
なお、上記構成により従来技術に比較して大量(従来
技術の約3倍)のはんだを使用しても他に障害を与えな
いことが確認された。
考案の効果 本考案は、上記実施例に示したようにリード線がはん
だ付けされる可動端子のリード線挿入穴の下方の絶縁体
にリード線挿入穴よりも大きな径の凹みを有するはんだ
受け部を設けたことにより、 リード線を端子の穴に挿入し、先端を凹部の底面に当
てると共に穴の縁に押しつけることにより、リード線の
位置及び端子裏面側へのリード線の突出長さを一定にで
きるので、リード線の保持に神経及び手間を使わなくて
も、安定したはんだ付け作業ができる。
リード線のはんだ付け時の供給はんだ量を多くするこ
とにより、端子の上下面においてリード線の全周囲と端
子がはんだ接続されるため、はんだ付け強度が安定す
る。
凹状のはんだ受け部により、使用したはんだを無駄な
くリード線と端子の接続に有孔に使用でき、余分なはん
だの垂れ下がりによる信頼性の劣化も防ぐことができ
る。
という特有の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の電子部品の一実施例であるディマス
イッチの端子部分の概要を示す部分斜視図、第2図は同
第1図の端子部分にリード線をはんだ付けした状態の側
断面図、第3図は従来のディマスイッチの端子部分の部
分斜視図、第4図は同その端子部分にリード線をはんだ
付けしたときの不具合状態を説明する斜視図、第5図は
同第4図での不具合点を改善した他の従来技術のディマ
スイッチの部分斜視図である。 1……リード線、2……可動端子、3……リード線挿入
穴、4……絶縁体、6……はんだ、8……はんだ受け
部、9……はんだ受け部の凹み、10……はんだ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 9/02 H01R 4/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともリード線を挿入保持するリード
    線挿入穴を設けた端子と、上記端子を装着した絶縁体か
    らなり、上記端子の挿入穴の下方の絶縁体に少なくとも
    上記端子の挿入穴よりも大きな径の凹状のはんだ受け部
    を一体で設けた電子部品。
JP1990072722U 1990-07-09 1990-07-09 電子部品 Expired - Lifetime JP2587848Y2 (ja)

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JPH0431219U JPH0431219U (ja) 1992-03-13
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JPS6045415U (ja) * 1983-09-06 1985-03-30 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 コイル装置
JPS62198667U (ja) * 1986-06-06 1987-12-17
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JPS6452272U (ja) * 1987-09-29 1989-03-31
JPH0295123U (ja) * 1989-01-13 1990-07-30

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