JP3206912B2 - 自動車用窓ガラスアンテナ - Google Patents
自動車用窓ガラスアンテナInfo
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/1271—Supports; Mounting means for mounting on windscreens
Landscapes
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Description
【0001】
本発明は自動車用窓ガラスアンテナ装置に係り、特に
AM放送電波の受信感度を向上させた自動車用窓ガラスア
ンテナ装置に関する。
AM放送電波の受信感度を向上させた自動車用窓ガラスア
ンテナ装置に関する。
【0002】
ラジオ受信用のアンテナパターンを付設された複数の
窓ガラスアンテナを接続手段によって並列に給電するこ
とにより、アンテナパターンの合計のパターン面積を大
きくして、ガラス面積の小さい自動車においても充分な
AM受信感度を得ることができるようにしたものであり、
特に、左右一対の固定式又はヒンジ開閉式窓ガラスの表
面に母線導体から延ばされた略同じ長さの平行な複数本
の導体からなるアンテナパターンを付設することによ
り、プリアンプ又はインピーダンス変換器を使用するこ
となく、高受信利得が得られるようにしたものである。
窓ガラスアンテナを接続手段によって並列に給電するこ
とにより、アンテナパターンの合計のパターン面積を大
きくして、ガラス面積の小さい自動車においても充分な
AM受信感度を得ることができるようにしたものであり、
特に、左右一対の固定式又はヒンジ開閉式窓ガラスの表
面に母線導体から延ばされた略同じ長さの平行な複数本
の導体からなるアンテナパターンを付設することによ
り、プリアンプ又はインピーダンス変換器を使用するこ
となく、高受信利得が得られるようにしたものである。
【0003】
従来、自動車の後部窓ガラス(リアーウィンドウガラ
ス)の車内側の面に付設された曇り止め用の複数のヒー
タ線をラジオ受信用のアンテナ線として使用した自動車
用窓ガラスアンテナが知られている。
ス)の車内側の面に付設された曇り止め用の複数のヒー
タ線をラジオ受信用のアンテナ線として使用した自動車
用窓ガラスアンテナが知られている。
【0004】 この場合、AM(中波帯)用の窓ガラスアンテナの受信
感度は、そのガラス面積によってほぼ決まる。つまり、
ガラス面積によって窓ガラスアンテナのパターン面積が
決まるからである。そして、 ガラス面積は自動車のボデー形状でほぼ決まる。したが
って、ガラス面積の小さい自動車ではガラスアンテナの
受信感度が不足していた。
感度は、そのガラス面積によってほぼ決まる。つまり、
ガラス面積によって窓ガラスアンテナのパターン面積が
決まるからである。そして、 ガラス面積は自動車のボデー形状でほぼ決まる。したが
って、ガラス面積の小さい自動車ではガラスアンテナの
受信感度が不足していた。
【0005】 そこで、従来技術ではカーラジオと窓ガラスアンテナ
との間にプリアンプを設けて受信出力を増幅したり、イ
ンピーダンス変換器を設けてマッチングをとることで伝
送ロスを低減していた。
との間にプリアンプを設けて受信出力を増幅したり、イ
ンピーダンス変換器を設けてマッチングをとることで伝
送ロスを低減していた。
【0006】 第7図はこのような従来例を示す図であって、 プリアンプを設けた場合のシステム構成図である。第7
図において、リアーウィンドウガラス71には電極72〜74
が設けられており、電極72と電極73との間及び電極72と
電極74との間にそれぞれヒータ線75が設けられている。
そして、電極73はボディアースに接地されると共にプリ
アンプ79の接地入力に接続され、電極74には加熱電流が
供給されると共に、プリアンプ79の入力端が接続されて
いる。
図において、リアーウィンドウガラス71には電極72〜74
が設けられており、電極72と電極73との間及び電極72と
電極74との間にそれぞれヒータ線75が設けられている。
そして、電極73はボディアースに接地されると共にプリ
アンプ79の接地入力に接続され、電極74には加熱電流が
供給されると共に、プリアンプ79の入力端が接続されて
いる。
【0007】 プリアンプ79は電極74から得られる受信出力を所定レ
ベルまで高め、外側導体の編組線が接地された同軸ケー
ブル76を介してカーラジオ77に供給する。なお、78はカ
ーラジオ77に接続されたスピーカである。
ベルまで高め、外側導体の編組線が接地された同軸ケー
ブル76を介してカーラジオ77に供給する。なお、78はカ
ーラジオ77に接続されたスピーカである。
【0008】 次に、第8図は別の従来例を示す図であって、インピ
ーダンス変換器を設けた場合のシステム構成図である。
なお、第8図において第7図と同一物には同一符号が記
載されている。第8図では、電極74の受信出力はインピ
ーダンス変換器80及び同軸ケーブル76を介してカーラジ
オ77に供給される。
ーダンス変換器を設けた場合のシステム構成図である。
なお、第8図において第7図と同一物には同一符号が記
載されている。第8図では、電極74の受信出力はインピ
ーダンス変換器80及び同軸ケーブル76を介してカーラジ
オ77に供給される。
【0009】 ヒータ線75はAM放送電波帯においてハイインピーダン
スを示し、インピーダンス変換器80はアンテナとして使
用されるヒータ線75のインピーダンスを、同軸ケーブル
76のインピーダンスとマッチングするように、インピー
ダンス変換する。このインピーダンスマッチングによ
り、電極73と電極74とによる受信出力は低い伝送ロスで
カーラジオ77に供給される。
スを示し、インピーダンス変換器80はアンテナとして使
用されるヒータ線75のインピーダンスを、同軸ケーブル
76のインピーダンスとマッチングするように、インピー
ダンス変換する。このインピーダンスマッチングによ
り、電極73と電極74とによる受信出力は低い伝送ロスで
カーラジオ77に供給される。
【0010】 一方、車載ラジオに供する2つのダイバーシティ受信
用のFMアンテナを高域カット用のチョークコイルで結合
して、利得の高い中波受信信号を得るようにしたアンテ
ナ装置が実公昭63−49954号公報に開示されていたが、
この公知文献には窓ガラスアンテナについての言及はな
い。
用のFMアンテナを高域カット用のチョークコイルで結合
して、利得の高い中波受信信号を得るようにしたアンテ
ナ装置が実公昭63−49954号公報に開示されていたが、
この公知文献には窓ガラスアンテナについての言及はな
い。
【0011】
上記従来技術では、プリアンプ又はインピーダンス変
換器を必要とするために、自動車用窓ガラスアンテナと
接続されるシステムの規模が大きくなるという問題点が
あった。又、自動車用窓ガラスアンテナが強電界中にあ
る場合に、プリアンプの飽和により受信信号に歪を生じ
るという問題点があった。更に、インピーダンス変換器
を設けても、ガラス面積の小さい自動車では、やはり充
分な受信感度を得ることができないという問題点があっ
た。
換器を必要とするために、自動車用窓ガラスアンテナと
接続されるシステムの規模が大きくなるという問題点が
あった。又、自動車用窓ガラスアンテナが強電界中にあ
る場合に、プリアンプの飽和により受信信号に歪を生じ
るという問題点があった。更に、インピーダンス変換器
を設けても、ガラス面積の小さい自動車では、やはり充
分な受信感度を得ることができないという問題点があっ
た。
【0012】 本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、ガ
ラス面積の小さい自動車においても充分なAM受信感度を
得ることができる自動車用窓ガラスアンテナを提供する
ことにある。
ラス面積の小さい自動車においても充分なAM受信感度を
得ることができる自動車用窓ガラスアンテナを提供する
ことにある。
【0013】
上記目的を達成するために、本発明の自動車用窓ガラ
スアンテナ装置は、自動車の左右一対の固定式又はヒン
ジ開閉式窓ガラスの夫々の表面に設置されたアンテナ導
体から成り、各アンテナ導体が母線導体から延ばされた
略同じ長さの平行な複数本の導体からなるアンテナパタ
ーンで構成されている一対のAM/FM受信用窓ガラスアン
テナと、前記一対の窓ガラスアンテナを並列に接続して
各受信出力を合成するための接続手段と、合成された受
信出力を信号増幅手段若しくはインピーダンス変換手段
を介さずに車載受信機の入力に供給する受信信号供給線
とを備え、前記一対の窓ガラスアンテナの一方のアンテ
ナは、他方の窓ガラスアンテナに対しFM受信出力の位相
を合わせるための位相調整用導体パターンを有している
ことを特徴とする。
スアンテナ装置は、自動車の左右一対の固定式又はヒン
ジ開閉式窓ガラスの夫々の表面に設置されたアンテナ導
体から成り、各アンテナ導体が母線導体から延ばされた
略同じ長さの平行な複数本の導体からなるアンテナパタ
ーンで構成されている一対のAM/FM受信用窓ガラスアン
テナと、前記一対の窓ガラスアンテナを並列に接続して
各受信出力を合成するための接続手段と、合成された受
信出力を信号増幅手段若しくはインピーダンス変換手段
を介さずに車載受信機の入力に供給する受信信号供給線
とを備え、前記一対の窓ガラスアンテナの一方のアンテ
ナは、他方の窓ガラスアンテナに対しFM受信出力の位相
を合わせるための位相調整用導体パターンを有している
ことを特徴とする。
【0014】 また本発明の別の態様の自動車用窓ガラスアンテナ装
置は、自動車の左右一対の固定式又はヒンジ開閉式窓ガ
ラスの夫々の表面に設置されたアンテナ導体から成り、
各アンテナ導体が母線導体から延ばされた略同じ長さの
平行な複数本の導体からなるアンテナパターンで構成さ
れている一対のAM/FM受信用窓ガラスアンテナと、前記
一対の窓ガラスアンテナを並列に接続してAM受信出力を
合成するための接続手段と、合成されたAM受信出力を信
号増幅手段若しくはインピーダンス変換手段を介さずに
車載受信機の入力に供給する受信信号供給線とを備え、
前記接続手段は、前記一対の窓ガラスアンテナの一方の
アンテナのFM受信信号をカットして他方のアンテナのAM
受信信号と合成するためのFMカットコイルを備えたこと
を特徴とする。
置は、自動車の左右一対の固定式又はヒンジ開閉式窓ガ
ラスの夫々の表面に設置されたアンテナ導体から成り、
各アンテナ導体が母線導体から延ばされた略同じ長さの
平行な複数本の導体からなるアンテナパターンで構成さ
れている一対のAM/FM受信用窓ガラスアンテナと、前記
一対の窓ガラスアンテナを並列に接続してAM受信出力を
合成するための接続手段と、合成されたAM受信出力を信
号増幅手段若しくはインピーダンス変換手段を介さずに
車載受信機の入力に供給する受信信号供給線とを備え、
前記接続手段は、前記一対の窓ガラスアンテナの一方の
アンテナのFM受信信号をカットして他方のアンテナのAM
受信信号と合成するためのFMカットコイルを備えたこと
を特徴とする。
【0015】
母線導体から延ばされた略同じ長さの平行な複数本の
導体からなる略同一のアンテナパターンを自動車の左右
一対の固定式又はヒンジ開閉式窓ガラスの夫々の表面に
設置することにより、高利得の中波受信信号を得ること
ができ、更に各窓ガラスアンテナを接続手段により並列
に接続することにより、2枚ある小面積の窓ガラスを有
効に利用してアンテナパターンの総計面積を大きくし、
アンテナ実効長を長くしてAM受信利得をより高くするこ
とができる。
導体からなる略同一のアンテナパターンを自動車の左右
一対の固定式又はヒンジ開閉式窓ガラスの夫々の表面に
設置することにより、高利得の中波受信信号を得ること
ができ、更に各窓ガラスアンテナを接続手段により並列
に接続することにより、2枚ある小面積の窓ガラスを有
効に利用してアンテナパターンの総計面積を大きくし、
アンテナ実効長を長くしてAM受信利得をより高くするこ
とができる。
【0016】 FM受信アンテナを兼ねる場合には、2つの窓ガラスア
ンテナの短波長のFM受信出力の位相が、合成したときに
受信感度に影響を及ぼすから、高域カットコイルを介し
て一方の窓ガラスアンテナの出力のFM帯をカットしてか
らAM帯での合成を行う。或いは、一方の窓ガラスアンテ
ナに位相調整用導体パターンを設けて位相調整された受
信信号を合成するようにし、AM帯及びFM帯の高利得合成
出力を得る。
ンテナの短波長のFM受信出力の位相が、合成したときに
受信感度に影響を及ぼすから、高域カットコイルを介し
て一方の窓ガラスアンテナの出力のFM帯をカットしてか
らAM帯での合成を行う。或いは、一方の窓ガラスアンテ
ナに位相調整用導体パターンを設けて位相調整された受
信信号を合成するようにし、AM帯及びFM帯の高利得合成
出力を得る。
【0017】
以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
る。
【0018】 第1図は本発明の自動車用窓ガラスアンテナの第1の
実施例を示す構成図である。
実施例を示す構成図である。
【0019】 第1図において、1は自動車の側部四半分の右側の後
端部(リアークォータ窓)に嵌め殺しされた右側窓ガラ
スである。この右側窓ガラス1にはラジオ受信用のアン
テナパターン2と位相調整用導体素子4とが導電ペース
ト材の印刷焼付け等によって付設されている。
端部(リアークォータ窓)に嵌め殺しされた右側窓ガラ
スである。この右側窓ガラス1にはラジオ受信用のアン
テナパターン2と位相調整用導体素子4とが導電ペース
ト材の印刷焼付け等によって付設されている。
【0020】 アンテナパターン2は、FMのV偏波に対して高感度に
なる縦形パターンであって、アンテナ素子2a、2bから成
る開放形のアンテナパターンである。母線導体であるア
ンテナ素子2bは給電点3から右側窓ガラス1のエッジ1a
に沿って横方向に設けられた水平要素である。このアン
テナ素子2bに縦方向に垂直要素であるアンテナ素子2aが
複数本接続されている。本実施例では、アンテナ素子2a
は20mmピッチで41本設けられており、その長さは380mm
である。
なる縦形パターンであって、アンテナ素子2a、2bから成
る開放形のアンテナパターンである。母線導体であるア
ンテナ素子2bは給電点3から右側窓ガラス1のエッジ1a
に沿って横方向に設けられた水平要素である。このアン
テナ素子2bに縦方向に垂直要素であるアンテナ素子2aが
複数本接続されている。本実施例では、アンテナ素子2a
は20mmピッチで41本設けられており、その長さは380mm
である。
【0021】 なお、アンテナパターン2の右端のアンテナ素子2a
は、エッジ1aから50mm離れている。そして、アンテナ素
子2aの上端はエッジ1aから50mm離れている。
は、エッジ1aから50mm離れている。そして、アンテナ素
子2aの上端はエッジ1aから50mm離れている。
【0022】 また、位相調整用導体素子(或いは位相調整用導体パ
ターン)4は、第1図に示すようにL字状の水平及び垂
直要素から成っており、給電点3から右側窓ガラス1の
左側のエッジ1aに沿って設けられている。そして、位相
調整用導体素子4の水平及び垂直要素は、それぞれエッ
ジ1aから10mm離れている。
ターン)4は、第1図に示すようにL字状の水平及び垂
直要素から成っており、給電点3から右側窓ガラス1の
左側のエッジ1aに沿って設けられている。そして、位相
調整用導体素子4の水平及び垂直要素は、それぞれエッ
ジ1aから10mm離れている。
【0023】 一方、第1図において、5は自動車の左側のリアーク
ォータ窓に嵌め殺しされた左側窓ガラスである。この左
側窓ガラス5にはラジオ受信用のアンテナパターン6が
導電ペースト材の印刷焼付け等によって付設されてい
る。アンテナパターン6はアンテナ素子6a、6bから成
り、アンテナパターン2と同様に構成されている。な
お、アンテナ素子6bは給電点7から左側窓ガラス5のエ
ッジ5aに沿って横方向に設けられた水平要素である。
ォータ窓に嵌め殺しされた左側窓ガラスである。この左
側窓ガラス5にはラジオ受信用のアンテナパターン6が
導電ペースト材の印刷焼付け等によって付設されてい
る。アンテナパターン6はアンテナ素子6a、6bから成
り、アンテナパターン2と同様に構成されている。な
お、アンテナ素子6bは給電点7から左側窓ガラス5のエ
ッジ5aに沿って横方向に設けられた水平要素である。
【0024】 給電点3は同軸ケーブル10に接続され、給電点7は同
軸ケーブル11に接続されている。そして、同軸ケーブル
10、11は、左側窓ガラス5の近傍に設けられた接続点A
において、同軸ケーブル12に接続され、同軸ケーブル12
はAM/FM用のカーラジオ(図示せず)に接続される。な
お、同軸ケーブル10の給電点3側の編組線と同軸ケーブ
ル11の給電点7側の編組線とは、それぞれビス10a、11a
によりボディアースに接地されている。また、同軸ケー
ブル10、11の同軸ケーブル12側の編組線は、それぞれ同
軸ケーブル12の編組線に接続されている。
軸ケーブル11に接続されている。そして、同軸ケーブル
10、11は、左側窓ガラス5の近傍に設けられた接続点A
において、同軸ケーブル12に接続され、同軸ケーブル12
はAM/FM用のカーラジオ(図示せず)に接続される。な
お、同軸ケーブル10の給電点3側の編組線と同軸ケーブ
ル11の給電点7側の編組線とは、それぞれビス10a、11a
によりボディアースに接地されている。また、同軸ケー
ブル10、11の同軸ケーブル12側の編組線は、それぞれ同
軸ケーブル12の編組線に接続されている。
【0025】 第1図に示すように、2枚の窓ガラス1、5を並列に
使用すると、アンテナパターンの合計のパターン面積が
大きくなるのでAM受信感度が向上する。また位相調整用
導体素子4によって、給電点3に現われる受信出力と給
電点7に現われる受信出力との位相が調整されるので、
FM受信感度も向上する。なお、FM受信感度を向上させる
ために、位相調整用導体素子4の長さを予め調整してお
く。
使用すると、アンテナパターンの合計のパターン面積が
大きくなるのでAM受信感度が向上する。また位相調整用
導体素子4によって、給電点3に現われる受信出力と給
電点7に現われる受信出力との位相が調整されるので、
FM受信感度も向上する。なお、FM受信感度を向上させる
ために、位相調整用導体素子4の長さを予め調整してお
く。
【0026】 次に、第2図は本発明の自動車用窓ガラスアンテナの
第2の実施例を説明するための図である。
第2の実施例を説明するための図である。
【0027】 第2図において、15はFM受信出力をカットするFMカッ
ト用コイルであり、その他の部分については第1図と同
一の要素に同一符号を付している。なお、図示を省略し
たが、同軸ケーブル10には第1図の右側窓ガラス1が接
続されており、同軸ケーブル11には第1図の左側窓ガラ
ス5が接続されているものとする。ただし、右側窓ガラ
ス1には位相調整用導体素子4が設けられておらず、右
側窓ガラス1と左側窓ガラス5とのアンテナ導体パター
ンは同一形状になっているものとする。
ト用コイルであり、その他の部分については第1図と同
一の要素に同一符号を付している。なお、図示を省略し
たが、同軸ケーブル10には第1図の右側窓ガラス1が接
続されており、同軸ケーブル11には第1図の左側窓ガラ
ス5が接続されているものとする。ただし、右側窓ガラ
ス1には位相調整用導体素子4が設けられておらず、右
側窓ガラス1と左側窓ガラス5とのアンテナ導体パター
ンは同一形状になっているものとする。
【0028】 第2図においては、同軸ケーブル10はFMカット用コイ
ル15を介して、同軸ケーブル11、12に接続されている。
このFMカット用コイル15は数μH(例えば、5μH)の
インダクタンスを有しており、給電点3に現われる受信
出力のFM成分(FM受信出力)に対して高インピーダンス
になる。したがって、FM成分の受信出力は給電点7から
のみ同軸ケーブル12に伝送される。
ル15を介して、同軸ケーブル11、12に接続されている。
このFMカット用コイル15は数μH(例えば、5μH)の
インダクタンスを有しており、給電点3に現われる受信
出力のFM成分(FM受信出力)に対して高インピーダンス
になる。したがって、FM成分の受信出力は給電点7から
のみ同軸ケーブル12に伝送される。
【0029】 第2図から分かるように、FMカット用コイル15を介し
ているが、2枚の窓ガラス1、5が並列に使用されてい
るので、AMに関してはアンテナパターンのパターン面積
が大きくなりAM受信感度が向上する。FMに関しては、左
側窓ガラス5からのみ受信出力が同軸ケーブル12に伝送
される。したがって、この場合にはFMチューニングを簡
素化できる。
ているが、2枚の窓ガラス1、5が並列に使用されてい
るので、AMに関してはアンテナパターンのパターン面積
が大きくなりAM受信感度が向上する。FMに関しては、左
側窓ガラス5からのみ受信出力が同軸ケーブル12に伝送
される。したがって、この場合にはFMチューニングを簡
素化できる。
【0030】 なお、同軸ケーブル10側にFMカット用コイル15を挿入
した理由は、同軸ケーブル10が同軸ケーブル11よりも長
く、伝送ロスが大きいことを考慮したためである。
した理由は、同軸ケーブル10が同軸ケーブル11よりも長
く、伝送ロスが大きいことを考慮したためである。
【0031】 次に、第3図は本発明の自動車用窓ガラスアンテナの
第3の実施例を示す構成図である。なお、第3図におい
て第1図及び第2図と同一の要素には同一符号を付して
いる。
第3の実施例を示す構成図である。なお、第3図におい
て第1図及び第2図と同一の要素には同一符号を付して
いる。
【0032】 右側のリアークォータ窓に嵌め殺しされた右側窓ガラ
ス1には、ラジオ受信用のアンテナパターン20が導電ペ
ースト材の印刷焼付け等によって付設されている。この
アンテナパターン20は、FMのH偏波に対して高感度にな
る横形パターンであって、アンテナ素子20a、20bから成
る開放形のアンテナパターンである。
ス1には、ラジオ受信用のアンテナパターン20が導電ペ
ースト材の印刷焼付け等によって付設されている。この
アンテナパターン20は、FMのH偏波に対して高感度にな
る横形パターンであって、アンテナ素子20a、20bから成
る開放形のアンテナパターンである。
【0033】 アンテナ素子20bは給電点3から右側窓ガラス1のエ
ッジ1aに沿って縦方向に設けられた垂直要素である。こ
のアンテナ素子20bから横方向に水平要素であるアンテ
ナ素子20aが複数設けられている。本実施例では、アン
テナ素子20aは20mmピッチで20本設けられており、その
長さは800mmである。
ッジ1aに沿って縦方向に設けられた垂直要素である。こ
のアンテナ素子20bから横方向に水平要素であるアンテ
ナ素子20aが複数設けられている。本実施例では、アン
テナ素子20aは20mmピッチで20本設けられており、その
長さは800mmである。
【0034】 一方、左側のリアークォータ窓に嵌め殺しされた左側
窓ガラス5には、アンテナパターン21が付設されてい
る。このアンテナパターン21はアンテナ素子21a、21bか
ら成り、アンテナパターン20と同様に構成されている。
なお、アンテナ素子21bは給電点7から左側窓ガラス5
のエッジ5aに沿って縦方向に設けられた垂直要素であ
る。
窓ガラス5には、アンテナパターン21が付設されてい
る。このアンテナパターン21はアンテナ素子21a、21bか
ら成り、アンテナパターン20と同様に構成されている。
なお、アンテナ素子21bは給電点7から左側窓ガラス5
のエッジ5aに沿って縦方向に設けられた垂直要素であ
る。
【0035】 給電点3は同軸ケーブル10に接続され、給電点7は同
軸ケーブル11に接続されている。そして、同軸ケーブル
10はFMカット用コイル15を介して、同軸ケーブル11、12
に接続されている。このFMカット用コイル15は数μH
(例えば、5μH)のインダクタンスを有しており、給
電点3に現われるFM受信出力に対して高インピーダンス
になる。したがって、FM受信出力は給電点7からのみ同
軸ケーブル12に伝送される。
軸ケーブル11に接続されている。そして、同軸ケーブル
10はFMカット用コイル15を介して、同軸ケーブル11、12
に接続されている。このFMカット用コイル15は数μH
(例えば、5μH)のインダクタンスを有しており、給
電点3に現われるFM受信出力に対して高インピーダンス
になる。したがって、FM受信出力は給電点7からのみ同
軸ケーブル12に伝送される。
【0036】 なお、各同軸ケーブル10、11、12の編組線の接続は第
1図の場合と同じである。
1図の場合と同じである。
【0037】 第3図から分かるように、FMカット用コイル15を介し
ているが、2枚の窓ガラス1、5が並列に使用されてい
るので、AMに関してはアンテナパターンのパターン面積
が大きくなりAM受信感度が向上する。またFMに関して
は、左側窓ガラス5からのみ受信出力が同軸ケーブル12
に伝送され、そしてAM/FM用のカーラジオ(図示せず)
に供給される。
ているが、2枚の窓ガラス1、5が並列に使用されてい
るので、AMに関してはアンテナパターンのパターン面積
が大きくなりAM受信感度が向上する。またFMに関して
は、左側窓ガラス5からのみ受信出力が同軸ケーブル12
に伝送され、そしてAM/FM用のカーラジオ(図示せず)
に供給される。
【0038】 次に、第4図は本発明の自動車用窓ガラスアンテナの
第4の実施例を示す構成図である。なお、第4図におい
て第3図と同一の要素には同一符号を付している。
第4の実施例を示す構成図である。なお、第4図におい
て第3図と同一の要素には同一符号を付している。
【0039】 右側窓ガラス1にはラジオ受信用のアンテナパターン
24が付設されている。このアンテナパターン24はアンテ
ナ素子24a〜24cから成っている。アンテナ素子24bは給
電点3から右側窓ガラス1のエッジ1aに沿って縦方向に
設けられた垂直要素である。このアンテナ素子24bから
横方向に水平要素であるアンテナ素子24aが複数設けら
れている。そしてアンテナ素子24cは、アンテナ素子24a
のそれぞれの右端に接し、かつエッジ1aに沿って縦方向
に設けられた垂直要素である。
24が付設されている。このアンテナパターン24はアンテ
ナ素子24a〜24cから成っている。アンテナ素子24bは給
電点3から右側窓ガラス1のエッジ1aに沿って縦方向に
設けられた垂直要素である。このアンテナ素子24bから
横方向に水平要素であるアンテナ素子24aが複数設けら
れている。そしてアンテナ素子24cは、アンテナ素子24a
のそれぞれの右端に接し、かつエッジ1aに沿って縦方向
に設けられた垂直要素である。
【0040】 一方、左側窓ガラス5にはアンテナパターン25が付設
されている。このアンテナパターン25はアンテナ素子25
a〜25cから成り、アンテナパターン24と同様に構成され
ている。なお、アンテナ素子25bは給電点7から左側窓
ガラス5のエッジ5aに沿って縦方向に設けられた垂直要
素である。また、アンテナ素子25cは、水平要素である
アンテナ素子25aの右端に接し、かつエッジ5aに沿って
縦方向に設けられた垂直要素である。
されている。このアンテナパターン25はアンテナ素子25
a〜25cから成り、アンテナパターン24と同様に構成され
ている。なお、アンテナ素子25bは給電点7から左側窓
ガラス5のエッジ5aに沿って縦方向に設けられた垂直要
素である。また、アンテナ素子25cは、水平要素である
アンテナ素子25aの右端に接し、かつエッジ5aに沿って
縦方向に設けられた垂直要素である。
【0041】 なお、同軸ケーブル10、11、12及びFMカット用コイル
15の接続関係は、第3図の場合と全く同じである。
15の接続関係は、第3図の場合と全く同じである。
【0042】 第4図から分かるように、FMカット用コイル15を介し
ているが、2枚の窓ガラス1、5が並列に使用されてい
るので、AMに関してはアンテナパターンのパターン面積
が大きくなりAM受信感度が向上する。このAM受信感度の
向上の程度は、第5図の周波数−アンテナ利得特性図に
示される通りである。
ているが、2枚の窓ガラス1、5が並列に使用されてい
るので、AMに関してはアンテナパターンのパターン面積
が大きくなりAM受信感度が向上する。このAM受信感度の
向上の程度は、第5図の周波数−アンテナ利得特性図に
示される通りである。
【0043】 第5図において、横軸は周波数(単位KHz)を示し、
縦軸はアンテナ利得(単位dBμV)を示す。図中の破線
Cはアンテナパターン24又はアンテナパターン25の一方
のみによるアンテナ利得を示している。また、実線Bは
アンテナパターン24とアンテナパターン25の両方による
アンテナ利得を示している。破線Cを基準、すなわち0d
BμVとすると、実線Bではアンテナ利得が2dBμV向上
していることが分かる。
縦軸はアンテナ利得(単位dBμV)を示す。図中の破線
Cはアンテナパターン24又はアンテナパターン25の一方
のみによるアンテナ利得を示している。また、実線Bは
アンテナパターン24とアンテナパターン25の両方による
アンテナ利得を示している。破線Cを基準、すなわち0d
BμVとすると、実線Bではアンテナ利得が2dBμV向上
していることが分かる。
【0044】 なお、FMに関しては、左側窓ガラス5からのみ受信出
力が同軸ケーブル12に伝送される。
力が同軸ケーブル12に伝送される。
【0045】 次に、第6図は本発明の自動車用窓ガラスアンテナの
第5の実施例を示す構成図である。なお、第6図におい
て第1図と同一の要素には同一符号を付している。
第5の実施例を示す構成図である。なお、第6図におい
て第1図と同一の要素には同一符号を付している。
【0046】 右側窓ガラス1にはラジオ受信用のアンテナパターン
28が付設されている。このアンテナパターン28はアンテ
ナ素子28a〜28cから成っている。アンテナ素子28bは給
電点3から右側窓ガラス1のエッジ1aに沿って横方向に
設けられた水平要素である。このアンテナ素子28bから
縦方向に垂直要素であるアンテナ素子28aが複数設けら
れている。そして、アンテナ素子28cはアンテナ素子28a
のそれぞれの上端に接し、かつエッジ1aに沿って横方向
に設けられた水平要素である。
28が付設されている。このアンテナパターン28はアンテ
ナ素子28a〜28cから成っている。アンテナ素子28bは給
電点3から右側窓ガラス1のエッジ1aに沿って横方向に
設けられた水平要素である。このアンテナ素子28bから
縦方向に垂直要素であるアンテナ素子28aが複数設けら
れている。そして、アンテナ素子28cはアンテナ素子28a
のそれぞれの上端に接し、かつエッジ1aに沿って横方向
に設けられた水平要素である。
【0047】 一方、左側窓ガラス5にはアンテナパターン29と位相
調整用導体素子30とが付設されている。アンテナパター
ン29はアンテナ素子29a〜29cから成り、アンテナパター
ン28と同様に構成されている。なお、アンテナ素子29b
は給電点7から左側窓ガラス5のエッジ5aに沿って横方
向に設けられた水平要素である。また、アンテナ素子29
cは垂直要素であるアンテナ素子29aの上端に接し、かつ
エッジ5aに沿って横方向に設けられた水平要素である。
調整用導体素子30とが付設されている。アンテナパター
ン29はアンテナ素子29a〜29cから成り、アンテナパター
ン28と同様に構成されている。なお、アンテナ素子29b
は給電点7から左側窓ガラス5のエッジ5aに沿って横方
向に設けられた水平要素である。また、アンテナ素子29
cは垂直要素であるアンテナ素子29aの上端に接し、かつ
エッジ5aに沿って横方向に設けられた水平要素である。
【0048】 また、位相調整用導体素子30は、第6図に示すように
垂直要素から成っており、給電点7から左側窓ガラス1
の左側のエッジ5aに沿って設けられている。この位相調
整用導体素子30はFM受信感度を向上させるためのもので
あって、給電点3に現われる受信出力と給電点7に現わ
れる受信出力との位相を調整するためのものである。位
相調整は、位相調整用導体素子30の長さを調整すること
により可能である。
垂直要素から成っており、給電点7から左側窓ガラス1
の左側のエッジ5aに沿って設けられている。この位相調
整用導体素子30はFM受信感度を向上させるためのもので
あって、給電点3に現われる受信出力と給電点7に現わ
れる受信出力との位相を調整するためのものである。位
相調整は、位相調整用導体素子30の長さを調整すること
により可能である。
【0049】 なお、同軸ケーブル10、11、12の接続関係は、第1図
の場合と全く同じである。
の場合と全く同じである。
【0050】 第6図から分かるように、2枚の窓ガラス1、5が並
列に使用されているので、AMに関してはアンテナパター
ンの合計のパターン面積が大きくなりAM受信感度が向上
する。また位相調整用導体素子30によって、給電点3に
現われる受信出力と給電点7に現われる受信出力との位
相が調整されるので、FM受信感度も向上する。
列に使用されているので、AMに関してはアンテナパター
ンの合計のパターン面積が大きくなりAM受信感度が向上
する。また位相調整用導体素子30によって、給電点3に
現われる受信出力と給電点7に現われる受信出力との位
相が調整されるので、FM受信感度も向上する。
【0051】 なお、同軸ケーブル10と11とでは同軸ケーブル11の方
の短いので、この同軸ケーブル11に接続される窓ガラス
5に位相調整用導体素子30を設けた方がFM位相を変え易
い。
の短いので、この同軸ケーブル11に接続される窓ガラス
5に位相調整用導体素子30を設けた方がFM位相を変え易
い。
【0052】 なお、第1図及び第6図に示す実施例では、位相調整
用導体素子4、30がそれぞれ給電点3、7に接続される
場合について説明したが、アンテナパターン中のアンテ
ナ素子のいずれかに位相調整用導体素子4、30を接続し
てもよい。ただし、給電点3、7に接続した方が位相の
調整を行ない易い。
用導体素子4、30がそれぞれ給電点3、7に接続される
場合について説明したが、アンテナパターン中のアンテ
ナ素子のいずれかに位相調整用導体素子4、30を接続し
てもよい。ただし、給電点3、7に接続した方が位相の
調整を行ない易い。
【0053】
本発明の自動車用窓ガラスアンテナ装置によると、プ
リアンプのような信号増幅器やインピーダンス変換器を
必要とせずに、小面積の2枚の側面窓ガラスを有効に利
用して高利得のAM受信信号を得ることができる。
リアンプのような信号増幅器やインピーダンス変換器を
必要とせずに、小面積の2枚の側面窓ガラスを有効に利
用して高利得のAM受信信号を得ることができる。
【図1】 本発明の自動車用窓ガラスアンテナの第1の実施例を示
す構成図である。
す構成図である。
【図2】 本発明の第2の実施例を説明するための図である。
【図3】 本発明の第3の実施例を示す構成図である。
【図4】 本発明の第4の実施例を示す構成図である。
【図5】 図4に示す第4の実施例に係る周波数−アンテナ利得特
性図である。
性図である。
【図6】 本発明の第5の実施例を示す構成図である。
【図7】 第1の従来例を示すシステム構成図である。
【図8】 第2の従来例を示すシステム構成図である。
1……右側窓ガラス 2……アンテナパターン 4……位相調整用導体素子 5……左側窓ガラス 6……アンテナパターン 10……同軸ケーブル(接続手段) 11……同軸ケーブル(接続手段) 12……同軸ケーブル(接続手段) 15……FMカット用コイル(接続手段) 20……アンテナパターン 21……アンテナパターン 24……アンテナパターン 25……アンテナパターン 28……アンテナパターン 29……アンテナパターン 30……位相調整用導体素子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−269625(JP,A) 特開 昭54−137259(JP,A) 特開 昭58−96402(JP,A) 実開 昭49−10444(JP,U) 実開 昭61−197713(JP,U) 実開 平1−103903(JP,U) 実開 平1−108603(JP,U) 特公 昭51−48908(JP,B1)
Claims (3)
- 【請求項1】自動車の左右一対の固定式又はヒンジ開閉
式窓ガラスの夫々の表面に設置されたアンテナ導体から
成り、各アンテナ導体が母線導体から延ばされた略同じ
長さの平行な複数本の導体からなるアンテナパターンで
構成されている一対のAM/FM受信用窓ガラスアンテナ
と、 前記一対の窓ガラスアンテナを並列に接続して受信出力
を合成するための接続手段と、 合成された受信出力を信号増幅手段若しくはインピーダ
ンス変換手段を介さずに車載受信機の入力に供給する受
信信号供給線とを備え、 前記一対の窓ガラスアンテナの一方のアンテナは、他方
の窓ガラスアンテナに対しFM受信出力の位相を合わせる
ための位相調整用導体パターンを有していることを特徴
とする自動車用窓ガラスアンテナ装置。 - 【請求項2】上記位相調整用導体パターンは、直線また
は略L字状に形成されていることを特徴とする請求項1
記載の自動車用窓ガラスアンテナ装置。 - 【請求項3】自動車の左右一対の固定式又はヒンジ開閉
式窓ガラスの夫々の表面に設置されたアンテナ導体から
成り、各アンテナ導体が母線導体から延ばされた略同じ
長さの平行な複数本の導体からなるアンテナパターンで
構成されている一対のAM/FM受信用窓ガラスアンテナ
と、 前記一対の窓ガラスアンテナを並列に接続してAM受信出
力を合成するための接続手段と、 合成されたAM受信出力を信号増幅手段若しくはインピー
ダンス変換手段を介さずに車載受信機の入力に供給する
受信信号供給線とを備え、 前記接続手段は、前記一対の窓ガラスアンテナの一方の
アンテナのFM受信信号をカットして他方のアンテナのAM
受信信号と合成するためのFMカットコイルを備えたこと
を特徴とする自動車用窓ガラスアンテナ装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18776990A JP3206912B2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 自動車用窓ガラスアンテナ |
US07/727,485 US5313217A (en) | 1990-07-16 | 1991-07-09 | Window glass antenna for a motor vehicle |
DE69129610T DE69129610T2 (de) | 1990-07-16 | 1991-07-15 | Scheibenantenne für Kraftfahrzeug |
EP91306393A EP0471449B1 (en) | 1990-07-16 | 1991-07-15 | Window glass antenna for a motor vehicle |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18776990A JP3206912B2 (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | 自動車用窓ガラスアンテナ |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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JP7711399A Division JPH11312914A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 自動車用窓ガラスアンテナ |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0477005A JPH0477005A (ja) | 1992-03-11 |
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DE4423191B4 (de) * | 1994-07-01 | 2004-05-13 | Heinz Prof. Dr.-Ing. Lindenmeier | Fensterscheibenantenne mit extremer Bandbreite für Kraftfahrzeuge |
EP0734091B1 (en) * | 1995-03-22 | 2001-06-06 | Mazda Motor Corporation | Glass antenna for vehicles, and designing method of the same |
US5712645A (en) * | 1995-10-06 | 1998-01-27 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Antenna adapted for placement in the window of a vehicle |
US5883599A (en) * | 1997-01-16 | 1999-03-16 | Ford Motor Company | Antenna system for a motor vehicle |
US5959587A (en) * | 1997-09-12 | 1999-09-28 | Ppg Industries Ohio, Inc. | On the glass antenna system |
JP3562980B2 (ja) * | 1998-03-11 | 2004-09-08 | 日本板硝子株式会社 | 車両用ガラスアンテナ装置 |
US6215450B1 (en) * | 1998-06-03 | 2001-04-10 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Glass window antenna system for motor vehicles |
JP2003318623A (ja) | 2002-02-21 | 2003-11-07 | Toyota Motor Corp | 車両用アンテナ装置 |
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US4003056A (en) * | 1975-05-20 | 1977-01-11 | Ross Alan Davis | Windshield antenna system with resonant element and cooperating resonant conductive edge |
US4331961A (en) * | 1980-04-08 | 1982-05-25 | Davis Ross A | Windshield antenna |
US4823140A (en) * | 1984-06-18 | 1989-04-18 | Asahi Glass Company Ltd. | Antenna device for a television receiver mounted on an automobile |
JPS61210705A (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-18 | Asahi Glass Co Ltd | 自動車のダイバ−シテイ−アンテナ装置 |
JPS61265904A (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-25 | Toyota Motor Corp | 自動車用窓ガラスアンテナ |
JPS61265902A (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-25 | Toyota Motor Corp | 自動車用窓ガラスアンテナ |
JPH032975Y2 (ja) * | 1985-05-30 | 1991-01-25 | ||
JPS62132402A (ja) * | 1985-12-05 | 1987-06-15 | Asahi Glass Co Ltd | ガラスアンテナ |
JPS63197714A (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-16 | Taisei Corp | 連続地中壁の継手 |
JP2563927B2 (ja) * | 1987-04-27 | 1996-12-18 | マツダ株式会社 | 自動車のアンテナ装置 |
JPS6425102A (en) * | 1987-07-21 | 1989-01-27 | Minolta Camera Kk | Production of color filter |
US4954797A (en) * | 1987-09-29 | 1990-09-04 | Central Glass Company, Limited | Vehicle window glass antenna coupled with defogging heater |
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JPH066581Y2 (ja) * | 1988-03-30 | 1994-02-16 | 日本板硝子株式会社 | 自動車用窓ガラスアンテナ |
JPH0239702A (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-08 | Central Glass Co Ltd | 自動車用ガラスアンテナ |
DE3904676A1 (de) * | 1989-02-16 | 1990-08-30 | Bosch Gmbh Robert | Fahrzeugantenne in form einer schlitzantenne |
DE8913811U1 (de) * | 1989-11-10 | 1990-01-11 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Fahrzeugantenne |
-
1990
- 1990-07-16 JP JP18776990A patent/JP3206912B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-07-09 US US07/727,485 patent/US5313217A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-07-15 EP EP91306393A patent/EP0471449B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-07-15 DE DE69129610T patent/DE69129610T2/de not_active Expired - Fee Related
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JPH0477005A (ja) | 1992-03-11 |
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EP0471449A1 (en) | 1992-02-19 |
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DE69129610T2 (de) | 1999-02-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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