JPH032975Y2 - - Google Patents

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JPH032975Y2
JPH032975Y2 JP1985080038U JP8003885U JPH032975Y2 JP H032975 Y2 JPH032975 Y2 JP H032975Y2 JP 1985080038 U JP1985080038 U JP 1985080038U JP 8003885 U JP8003885 U JP 8003885U JP H032975 Y2 JPH032975 Y2 JP H032975Y2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/1271Supports; Mounting means for mounting on windscreens

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  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、自動車用アンテナ装置に係り、特
に、ラジオ受信機以外にテレビ受信機等を搭載し
た自動車において有用な自動車用アンテナ装置に
関する。
[従来の技術] 最近、自動車のアンテナ装置として、自動車の
窓ガラスに所定のパターンのアンテナ線条を設け
た所謂ガラスアンテナタイプのものが広く用いら
れるようになつてきており、この種のアンテナ装
置は、通常、ラジオ放送電波受信用としてAM放
送及びFM放送帯域において良好な受信性能が得
られるようにチユーニングされていた。ところ
で、最近では、自動車用テレビも出現し始めたこ
とに伴つて上記したようなアンテナ装置によりテ
レビ放送電波を受信することができないかという
要求があるが、従来のかかるアンテナ装置はラジ
オ放送用にチユーニングされていたため、テレビ
放送電波を受信することは困難であつた。従つ
て、自動車にラジオ受信機以外にテレビ受信機を
搭載する場合には、テレビ専用のアンテナ装置を
付設することが必要になる。
そこで、従来においては、自動車のテレビ専用
アンテナ装置として、例えば、車体のルーフ部分
に複数の棒状のアンテナ素子を取付け、各アンテ
ナ素子で広帯域のテレビ放送電波を受信するよう
にしたものがある。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、この様な従来のテレビ専用のア
ンテナ装置にあつては、各アンテナ素子が車体の
ルーフ部分から突出するのでこれら各アンテナ素
子が外部突起になり、通行人等に危害を与える虞
れが生ずるほか、高速走行時においては風切音の
原因になるという問題がある。また、これらの各
アンテナ素子は、駐車時等において他人にいたず
らされ易く、しかも、車庫入れ時における車庫の
天井部や街路樹の枝に接触し易く、アンテナ装置
自体の破損の原因になるという問題がある。
この様な問題を解決するために、ガラスや樹脂
製のリヤウインドウパネルにテレビ放送電波受信
用のアンテナ線条を配設することが考えられる
が、上記リヤウインドウパネルには寒冷時の後方
視界を確保するために通常防霜用のヒータ線条が
設けられることが多く、この場合、これらのヒー
タ線条との干渉を防ぎながらリヤウインドウパネ
ル面に上記アンテナ線条を配設しなければならな
い。
しかしながら、リヤウインドウパネルには、後
方視界を確保しなければならないという条件があ
り、しかも美観上の観点から見ても、従来のヒー
タ線条に加えて更にテレビ放送電波受信用のアン
テナ線条を付加することは本来好ましいものでは
なく、また、ヒータ線条の配設スペースを狭くす
ると寒冷時における後方視界の確保が不充分にな
つてしまい、必然的に上記アンテナ線条の配設ス
ペースが制限されることになる。一方、テレビア
ンテナとしての受信性能を良好に保つためには、
受信領域についてある程度の広がりが必要にな
る。このため、前記限られたスペースにおいてテ
レビアンテナとしての受信性能を良好に保つこと
は極めて困難なものになり、しかも、上記リヤウ
インドウパネルにラジオ放送電波受信用のアンテ
ナ線条を配設してなる自動車においては、当該リ
ヤウインドウパネルに上記テレビ放送電波受信用
のアンテナ線条を付加することは実質的に不可能
である。
[問題点を解決するための手段] この考案は、以上の問題点に着目して為された
ものであつて、車室内からの視界を確保する上で
比較的ウエイトの低い自動車の側方後部に位置す
るサイドウインドウパネルに所定パターンのアン
テナ線条を付設してアンテナ装置とすることによ
り、装置自体が車体の外部突起になる事態を確実
に防止でき、しかも、車室内からの視界を不必要
に損うことなく、テレビ放送電波等広帯域の放送
電波に対する受信性能を良好に保てるようにした
自動車用アンテナ装置を提供するものである。即
ち、この考案は、自動車の側方後部に位置するサ
イドウインドウパネルの前縁若しくは後縁付近に
アンテナフイーダ線接続用の給電部を少なくとも
一つ設け、この給電部には上記サイドウインドウ
パネルの略縦方向に沿つて延びる第一のアンテナ
線条を設けると共に、この第一のアンテナ線条及
び上記給電部のいずれかには上記第一のアンテナ
線条に沿う第二のアンテナ線条を折返し部を介し
て分岐配設してなる自動車用アンテナ装置であ
る。
この考案において、上記ウインドウパネルとし
ては、それが自動車の側方後部に位置するもので
あれば如何なる形式、例えば、固定窓形式、ヒン
ジ窓形式又は昇降窓形式等のものであつてもよい
が、給電部からのアンテナフイーダ線の配索を考
慮すると好ましくは固定窓形式又はヒンジ窓形式
のものが望ましい。また、上記給電部の配設位置
についても、サイドウインドウパネルの前縁若し
くは後縁付近であれば任意の箇所でよいが、アン
テナフイーダ線の配索作業性を考慮すると上記サ
イドウインドウパネルの下辺寄りに配設すること
が望ましい。また、各アンテナ線条については必
ずしもサイドウインドウパネルの下辺に対し垂直
に配置する必要はなく、デザイン上の観点や受信
特性上許容される範囲で、ある程度傾斜配置して
よいし、アンテナ線条の先端側を屈曲形成した
り、他のアンテナ線条を付加しても差支えない。
そしてまた、各アンテナ線条の長さについては、
受信すべき放送電波帯域に応じて適宜設定するこ
とができるが、高バンド域に対し上記第一のアン
テナ線条のみでアンテナの実効長を確保し、低バ
ンド域に対し両方のアンテナ線条でアンテナの実
効長を確保するようにすることが必要である。そ
して更に、上記第二のアンテナ線条の折返し部に
ついても、その数や寸法を適宜設計変更して差支
えないが、少なくとも低バンド域において各アン
テナ線条の受信信号の位相を整合させるように
し、第二のアンテナ線条に対しリアクタンス素子
として機能するように設計することが必要であ
る。
[作用] 上述した技術的手段によれば、一方のアンテナ
線条に対し他方のアンテナ線条が折返し部を介し
て接続されていることから、以下のような作用が
生ずる。即ち、受信帯域の高バンド域において
は、各アンテナ線条間に折返し部のリヤクタンス
成分が入るため、第一のアンテナ線条側から第二
のアンテナ線条側を見たインピダンスが極めて大
きくなる。このため、第一のアンテナ線条と第二
のアンテナ線条とが実質的に分離した状態に設定
されることになり、給電部に接続される第一のア
ンテナ線条のみがアンテナとして機能することに
なり、上記第一のアンテナ線条が高バンド域のア
ンテナとしての実効長に対応して設定されていれ
ば、第一のアンテナ線条の折返し部との接続点が
定在波の一反射点となり、高バンド域の放送電波
は第一のアンテナ線条部分において確実に受信さ
れる。一方、受信帯域の低バンド域においては、
上記折返し部の整合作用により、各アンテナ線条
は互いに短絡した状態に設定されるため、両方の
アンテナ線条が一本のアンテナとして機能するこ
とになり、両アンテナ線条の長さの和が低バンド
域におけるアンテナの実効長に対応して設定され
ていれば、低バンド域の放送電波は両アンテナ線
条部分に跨がつて確実に受信される。このような
アンテナパターンにおいて、上記各アンテナ線条
は折返し部の作用により受信帯域に応じて適宜機
能することになることから、各アンテナ線条を比
較的接近させたとしても、アンテナとしての受信
性能は良好に保たれると考えられる。
従つて、自動車の側方後部に位置するサイドウ
インドウパネル面が比較的狭い領域であるとして
も、このサイドウインドウパネルに上記所定のア
ンテナパターンを付設することにより、自動車用
アンテナ装置として有効に機能させることが可能
になるのである。
[実施例] 以下、添付図面に示す実施例に基づいてこの考
案を詳細に説明する。
第1図及び第2図に示す実施例においては、自
動車の左右両側方後部に位置するサイドウインド
ウパネル(以下詳細な説明中においてウインドウ
パネルという)1にこの考案に係るアンテナ装置
が夫々設けられている。各アンテナ装置は、ウイ
ンドウパネル1の表面に導電ペースト材、例えば
銀ペーストの印刷焼付け等によつて形成される所
定パターンのアンテナ線材Aを付設し、このアン
テナ線材Aの基端には上記ウインドウパネル1の
後端下辺付近に位置する給電部2を設け、この給
電部2にはテレビ受信機(図示せず)と接続する
ためのアンテナフイーダ線3を接続するようにし
たものである。そして、上記各アンテナ装置は図
示外のスイツチング手段により適宜切替選択さ
れ、ダイバシテイ受信システムを構成したものに
なつている。
この実施例において、上記アンテナ線材Aは、
給電部2からウインドウパネル1の後端縁に沿つ
て略縦方向に延びる第一のアンテナ線条5と、こ
の第一のアンテナ線条5に沿つて分岐配設される
第二のアンテナ線条6とて構成されており、この
第二のアンテナ線条6の基端側には一つのコ字状
の折返し部7が形成されている。そして、上記第
一のアンテナ線条5はウインドウパネル1の略縦
方向に沿つて延びる部分のみを有しており、この
第一のアンテナ線条5の全体の長さは、テレビ放
送VHF電波帯域の高バンド域(例えば170〜
222MHz)における実効長を確保できるように略
250〜500mmの範囲で設定されている。また、第二
のアンテナ線条6の折返し部7以外の部分は略直
線状に形成されており、こに直線部の長さは、第
一のアンテナ線条5の長さを加えたものが上記テ
レビ放送VHF電波帯域のバンド域(例えば90〜
108MHz)における実効長を確保できるよう略150
〜350mmの範囲で設定されている。更に、上記折
返し部7の長さや幅寸法は、上記低バンド域にお
いて各アンテナ線条5,6の受信信号を整合し得
るように設定されており、この折返し部7は高バ
ンド域において第二のアンテナ線条に対してリア
クタンス素子として機能するようになつている。
また、この実施例において、ウインドウパネル
1の縦方向寸法だけではアンテナの実効長を確保
できない場合には、第3図及び第4図に示すよう
に、実効長の不足するアンテナ線条5若しくは6
の先端側をウインドウパネル1の略横方向に沿つ
て屈曲させ、これらの屈曲部5a若しくは6aで
不足する実効長を確保するようにすればよく、更
に実効長が不足する場合には、第5図に示すよう
に、例えば屈曲部5aの先端側をウインドウパネ
ル1の略縦方向に沿つて再度屈曲させ、この屈曲
部5bで不足の実効長を確保するようにすればよ
い。そしてまた、上記実施例において、各上記ア
ンテナ線条5,6の間隔が所定の範囲(10〜50
mm)に設定されていれば、一方のアンテナ線条が
他方のアンテナ線条に対し反射器あるいは導波器
として機能し、指向性の低い方向からの電波を効
率的に受信して指向性を改善することが可能にな
ると考えられる。更に、上記実施例において、折
返し部7におけるリアクタンス成分値を調整した
い場合には、第5図に示すように、寸法や幅を変
更するほか、折返し部7の数を複数にして行うこ
とも可能である。更にまた、入力インピダンスと
負荷インピダンスとを整合させるためには、第5
図に示すように、例えば、第一のアンテナ線条5
に補助アンテナ線条8を付加したり、第6図に示
すように、第二のアンテナ線条を複数設けたり適
宜設計変更して差支えない。
更に、この実施例では、左右両側のウインドウ
パネル1のアンテナ装置で2ダイバシテイ受信シ
ステムを採用しているため、各アンテナ装置を組
合せ若しくは選択することにより最適な受信性能
を得るようにしている。また、上記実施例では、
一つの給電部2に所定パターンのアンテナ線材A
を設けているが、第6図乃至第8図に示すよう
に、例えば、上記給電部2に近接若しくは離間さ
せて他の給電部2′を設け、この給電部2′にウイ
ンドウパネル1の視界を遮らない範囲で任意パタ
ーンのアンテナ線材A′を配設しても差支えない。
この場合、各アンテナ線材A,A′における受信
特性を顕著に相違させることが可能になり、これ
らの受信特性の相違に基づいて各アンテナ線材
A,A′で受信帯域を分担するようにすれば、か
なりの広帯域の放送電波を効率よく受信すること
が可能になり、更に、両者間で2ダイバシテイ受
信システムを採用したり、左右両側のウインドウ
パネル1における各アンテナ装置で4ダイバシテ
イ受信システムを採用することにより、受信効率
をより高めることも可能になる。また、自動車の
他の部位に設けられた別のアンテナ装置とこの考
案のアンテナ装置との組合せでダイバシテイ受信
システムを構成してもよい。
次に、二つの実験例をもつてこの実施例及びそ
の変形例に係るアンテナ装置の受信性能を評価す
る。
(実施例 1) 今、第2図において、ウインドウパネル1の後
端縁寄りで下辺から40mmの位置に給電部2が設定
され、また、上記第一のアンテナ線条5が長さ
420mmでウインドウパネル1の後端縁から55mm離
間して配置され、更に、第二のアンテナ線条6が
ウインドウパネル1の下端縁から105mm離間して
分岐し、上記第二のアンテナ線条6が分岐点位置
から70mm、25mm及び60mmで夫々折曲される折返し
部7を介して300mmだけ上方に向かつて延びると
共に、第一のアンテナ線条5に対し30mmの間隔で
離間配置されているとする。このようなアンテナ
パターンを備え且つ2ダイバシテイ受信システム
を採用した上記アンテナ装置に対し、上記各アン
テナ装置が装備された自動車を基準位置から360゜
回転させると共に、60dBμ/mの均一電界中で前
記基準位置側から所定周波数のテレビ放送電波
(水平偏波)を送信し、自動車の各位置に対応す
る受信感度レベル(単位dBμ)を測定してその指
向特性を調べて見ると、テレビ放送VHF電波帯
域において、所望な受信過度が得られるほか、指
向性数値も極めて小さいことが把握され、テレビ
放送UHF電波帯域においても、受信感度は若干
落ちるが、指向性が極端には鋭くなつていないこ
とが把握され、このアンテナ装置はテレビ放送電
波帯全域において比較的安定した受信感度を持つ
無指向性アンテナとして機能することが理解され
る。尚、増幅用のアンプを付設することにより、
受信感度をより一層高めることが可能である。
(実験例 2) 第7図において、一つの給電部2,2′がウイ
ンドウパネル1の後端縁よりで下辺から40mmの位
置に近接配置され、一方の給電部2に設けられる
アンテナ線材Aについては、第一のアンテナ線条
5(全長650mm)が一つの屈曲部5a(長さ195mm)
を有しており、この屈曲部5aがウインドウパネ
ル1の後端縁から55mm、上端縁から70mm離間した
位置に配置される一方、上記第一のアンテナ線条
5には、ウインドウパネル1の下端縁から105mm
離間して補助アンテナ線条8(長さ340mm)が配
設され、更に、第二のアンテナ線条6がウインド
ウパネル1の下端縁から130mm離間した位置で分
岐し、70,25及び60mmで夫々折曲される折返し部
7を介して150mmだけ上方へ延びると共に、第一
のアンテナ線条5に対し10mmで離間配置され、更
にまた、他方の給電部2′に設けられるアンテナ
線条A′については、ウインドウパネル1の略横
方向に沿つて延びる一本のアンテナ線条10(全
長780mm)が二つの屈曲部10a,10b(長さ
325mm,50mm)を有しており、一方の屈曲部10
aがウインドウパネル1の下端縁及び前端縁から
80mm離間して配置され、他方の屈曲部10bが第
一のアンテナ線条5から10mmだけ離間して配置さ
れているとする。そして、実験例1と同様な条件
下において、上述したパターンを備え且つ4ダイ
バシテイ受信システムを採用したアンテナ装置の
各周波数帯域での指向性を調べてみると、第9図
a乃至iに示すような結果が得られた。各指向特
性図において、符号Cは自動車を、S0は基準位置
を示しており、また、MEANは平均受信感度レ
ベル、MINは最小受信感度レベル、MAXは最大
受信感度レベル、指向性は平均受信感度レベルか
ら最小受信感度レベルを差引いたものを夫々示し
ている。
尚、上記実施例及び各変形例では、アンテナ装
置をテレビ放送電波受信用としてその受信性能の
評価を行つているが、ラジオ放送電波受信用とし
て使用しても差し支えない。
[考案の効果] 以上説明したきたように、この考案に係る自動
車用アンテナ装置によれば、自動車の側方後部に
位置するサイドウインドウパネルに所定パターン
のアンテナ線材を設けたので、アンテナが車体に
対して外部突起になるという懸念が効果的に解消
されて安全且つ快適な走行状態を確保できると共
に、アンテナの破損事故を最小限に抑えることが
できる。
また、この考案によれば、複数のアンテナ線条
を低バンド域において位相整合する折返し部を介
して結合しているので、受信すべき放送電波帯域
を各アンテナ線条で適宜分担して受信することが
可能となり、これによつて、広帯域の放送電波を
確実に受信することがどき、自動車用アンテナ装
置としての受信性能を良好に保つことができる。
更に、この考案に係るアンテナパターンはウイ
ンドウパネルの前端縁若しくは後端縁寄りに配置
されることから、このアンテナパターンが側方視
界を遮る領域はそれほど多くなく、その分、車室
内からの視界を充分に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るアンテナ装置の一実施
例を搭載した自動車の平面図、第2図は第1図の
アンテナ装置の詳細を示す第1図中方向から見
た矢視図、第3図乃至第8図はこの考案に係るア
ンテナ装置の夫々別異の変形例を示す説明図、第
9図a乃至iは実験例2におけるアンテナ装置の
各周波数帯域での指向特性を示す説明図である。 符号の説明、1……サイドウインドウパネル、
2……給電部、3……アンテナフイーダ線、5…
…第一のアンテナ線条、6……第二のアンテナ線
条、7……折返し部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 自動車の側方後部に位置するサイドウインド
    ウパネルの前縁若しくは後縁付近にアンテナフ
    イーダ線接続用の給電部を少なくとも一つ設
    け、その一つの給電部には上記サイドウインド
    ウパネルの略縦方向に沿つて延びる第一のアン
    テナ線条を設けると共に、この第一のアンテナ
    線条及び上記給電部のいずれかには当該第一の
    アンテナ線条に沿う第二のアンテナ線条を折返
    し部を介して分岐配設したことを特徴とする自
    動車用アンテナ装置。 2 第一のアンテナ線条の先端側はサイドウイン
    ドパネルの略横方向に沿つて屈曲形成されてい
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の自動車用アンテナ装置。 3 上記各アンテナ線条は、テレビ放送電波受信
    用のアンテナとして機能することを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動車用
    アンテナ装置。 4 上記給電部及び各アンテナ線条は、自動車の
    左右両側にあるサイドウインドウパネルに夫々
    設けられており、各アンテナ装置を組合せ若し
    くは選択して使用することにより、ダイバシテ
    イ受信システムを構成したことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の自動車用ア
    ンテナ装置。 5 各アンテナ線条は10〜50mmの間隔で配設され
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の自動車用アンテナ装置。
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