JP3202133U - 料理自動搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】料理を人手を介さずに搬送することが可能な料理自動搬送装置を提供する。【解決手段】コンベアユニット22は、ダイニングエリア及び用意エリアに延伸されるように設けられ、隔離ユニット23は、顧客が搬送中のコンベアユニット22に触らないように隔離するためにコンベアユニット22に設けられ、駆動ユニットは、コンベアユニット22を駆動可能に連結されている。遮蔽板31は、通り口231を開放する開位置と閉塞する閉位置とに移動するように設けられている。ゲートユニット34は、遮蔽板31と連動するように連結され、遮蔽板が開位置に移動した時、搬送されてきた料理を遮蔽板と共に受け止める第1の作動状態と、遮蔽板が閉位置に移動した時、受け止められた料理を通り口231を通して顧客側に送る第2の作動状態とになるように構成されている。【選択図】図3
Description
本考案は、料理を搬送する料理自動搬送装置に関し、特に、料理を人手を介さずに自動で搬送することが可能な料理自動搬送装置に関する。
レストランでは、一般的に顧客に対してウエイターがテーブルで注文を受け、料理や飲み物を運び、汚れた食器を下げ、請求書を持って行って支払いを受ける等のサービスを提供している。このように人手を介することにより顧客に対して快適なサービスを提供できるが、その分、時間やコストが多く掛かることにつながる。
そこで、コストを下げるために、例えばファーストフード店やコーヒーショップ等では、必要なサービスの一部を顧客側が負担する、例えば注文カウンタにおいて注文を行い、そこで、セットされた料理と飲み物を受け取り、又は自分で料理と飲み物をセットして、レジを通過する際に支払いを行い、次いで料理と飲み物をテーブルに自分で運び、汚れた食器も自分で片付けるというセルフサービスが既に行われている。しかし、セルフサービスでは、幼い子供等にとっては料理の持ち運び等に不便がある等好ましくない面もある。
上記事情に鑑みて、ウエイターによる料理と飲み物を顧客側に運ぶ作業等の人手による作業を軽減し、且つ、顧客も料理と飲み物を自分で取りに行く必要がない形態として、例えば図10に示されたサービス形態が既に実現されている(例えば特許文献1参照)。図10に示されているように、この従来の料理自動搬送装置Cは、少なくとも、1つ又は複数の顧客用テーブルA01を備えたダイニングエリアA及び食料を調理する用意エリアBの間に用意エリアBで出来上がった料理をトレイB05に載せて用意エリアBからダイニングエリアAに搬送するように設置され、操作によって注文信号を出力する注文ユニットC03と、出来上がった料理を載せたトレイB05を載置して運ぶ搬送ユニットC04と、制御ユニットC06とを備えている。制御ユニットC06は、注文ユニットC03から注文信号が入力されると、搬送ユニットC04を駆動してトレイB05を注文信号に対応するテーブルA01に送る。顧客がトレイB05に載った料理を取り上げると、トレイB05に設置されたセンサ(図示せず)によって、トレイB05上に料理が載っていないことを示す空信号を出力する。そして、制御ユニットC06は、空信号が入力されると、搬送ユニットC04を駆動して空になったトレイB05を用意エリアBに返送する。
この従来技術では、顧客がトレイB05に載せた料理を取らないと用意エリアBにトレイB05を戻すことができなかったり、次の料理を送るために空になったトレイB05を用意エリアBに戻さなければならなかったりするために、次の料理を直ぐに送れず顧客を待たせたり料理を搬送するタイミングが延びたりする問題点がある。
本考案は、ウエイターが料理と飲み物を顧客に運ぶ等の人手による作業を軽減し、且つ、顧客が料理と飲み物を自分で取りに行く必要もなく、料理を顧客に送る配膳効率も良好に図ることができる料理自動搬送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る料理自動搬送装置は、1つ又は複数のテーブルを有するダイニングエリアと、料理を作る用意エリアとを備えている飲食店に前記用意エリアにて出来上がった料理を前記ダイニングエリアの前記テーブルに搬送するように配置される料理自動搬送装置であって、前記用意エリアから前記ダイニングエリアに前記料理を運ぶように前記ダイニングエリア及び前記用意エリアの間に設けられた搬送手段と、前記テーブル毎に前記搬送手段に設けられ、該搬送手段によって運ばれてきた料理を前記搬送手段から前記テーブルに送らせる送り手段と、前記搬送手段及び前記送り手段の駆動を制御する制御手段とを備え、前記搬送手段は、所定の軸方向に沿って前記ダイニングエリア及び前記用意エリアに延伸されるように設けられたコンベアユニットと、顧客が搬送中の前記コンベアユニットに触らないように隔離するために前記コンベアユニットを囲繞する隔離ユニットと、前記コンベアユニットを駆動する駆動ユニットとを有し、前記隔離ユニットは、前記コンベアユニットによって前記ダイニングエリアに運ばれてきた料理を該隔離ユニットの外へ移動させるための通り口を備え、前記送り手段は、前記通り口まで移動した料理を受け止めると共に、該受け止めた料理を前記通り口を通過させて前記テーブルに送るために設けられ、前記通り口が開放されるように開いた開位置と前記通り口が閉塞されるように閉じた閉位置とに移動される遮蔽板と、該遮蔽板と連動するように連結され、該遮蔽板が前記開位置に移動した時、搬送されてきた前記料理を前記遮蔽板と共に受け止める第1の作動状態と、前記遮蔽板が前記閉位置に移動した時、前記受け止めた料理を前記通り口を通過させて前記テーブルに送る第2の作動状態となるように設けられているゲートユニットと、を有することを特徴とする。
本考案に係る料理自動搬送装置は、搬送手段及び送り手段によって、用意エリアで出来上がった料理を人手を介さずにダイニングエリアに搬送することができる。また、出来上がった料理は、搬送手段で留まらず速やかにテーブルに移動されるので、搬送手段による次の料理の搬送を妨げることなく駆動することができる。従って、ウエイターが料理と飲み物を顧客に運ぶ等の人手による作業が軽減され、且つ、顧客が料理と飲み物を自分で取りに行く必要もなく、料理を顧客に送る配膳効率も高い。
以下、添付図面に従って本考案に係る料理自動搬送装置の一実施の形態について説明する。
図1及び図2に示すように、本考案に係る料理自動搬送装置1は、食事をするための1つ又は複数の顧客用テーブル103を備えたダイニングエリア101と、食材を調理し、出来上がった料理をダイニングエリア101側に搬送する用意エリア102とを少なくとも備える飲食店内に設置されている。なお、2つの料理自動搬送装置1が並列して配置されている。ダイニングエリア101において1つの料理自動搬送装置1の両側に複数のテーブル103を互いに所定の間隔をおいて配置することで、テーブル103に着席している顧客に料理を提供することが可能となっている。
本実施形態に係る料理自動搬送装置1は、搬送手段2と、送り手段3と、ブラケット4と、感知手段5と、操作ユニット6と、注文ユニット7と、報知手段8と、制御手段9とを備えている。
搬送手段2は、駆動ユニット21と、コンベアユニット22と、隔離ユニット23とを有する。駆動ユニット21は、料理を搬送するコンベアユニット22を駆動し、メインモータ211とサブモータ212とを有する。
コンベアユニット22は、駆動ユニット21によって駆動するように、ダイニングエリア101及び用意エリア102の間に配置されており、一例としては、両エリア101、102を跨ぐように配置されたベルト式コンベアであり、メインモータ211と連結され、ダイニングエリア側101に配置されているメインベルト223と、サブモータ212と連結され、用意エリア102側に配置されているサブベルト224とを有する。
メインベルト223は、メインベルト223の軸に沿う第1の進み軸線225を中心とする方向である第1の軸方向に延伸されるようにダイニングエリア101側に設けられている。
サブベルト224は、メインベルト223に対応して第1の進み軸線225と同軸な第2の進み軸線226を中心とする方向である第2の軸方向に延伸されるように、メインベルト223と隣接して設けられている。サブベルト224は、用意エリア102において出来上がった料理を載置し料理の搬送を待機させるようにメインベルト223と隣接して配置されている待機部222を有する。
隔離ユニット23は、顧客が搬送中のコンベアユニット22に触らないように隔離するためにコンベアユニット22を囲繞する。図3〜図4に示すように、料理を搬送する通路230を形成するように、第1の軸方向に沿って延伸されると共にメインベルト(図1参照)223を挟んで互いに対向するように直立して設けられた一対の立て板233と、立て板233の間を連結してメインベルト223を覆うように設けられた連結板234とを有する。立て板233は、コンベアユニット22によって用意エリア102からダイニングエリア101(図1参照)側に運ばれてきた料理がコンベアユニット22からテーブル103へ移動するように通り抜ける通り口231を画成する開口枠232を設けている。
搬送手段2は、通路230を挟む両側の通り口231に対応して設けられた料理の通過部221を有する。
送り手段3は、搬送手段2によって搬送されて来て通り口231側に移動された料理を受け止めると共に受け止められた料理を通り口231を通過して顧客側に送るように通り口231に対応してコンベアユニット22に設けられ、通り口231を開閉可能に閉塞するように設けられた遮蔽板31と、遮蔽板31と連動可能に連結されたゲートユニット34とを有する。
遮蔽板31は、主に図3〜図6に示すように、通り口231が開放されるように開いた開位置と通り口231が閉塞されるように閉じた閉位置とに移動されるように構成され、その通り口231側の面には当て部材311が受け止められた料理が当接されるように通り口231に向かって突き出て設けられている。
ゲートユニット34は、遮蔽板31が連動可能に遮蔽板31と連結されるように通過部221に設けられ、制御手段9によって駆動され、遮蔽板31が開位置に移動された時、搬送されてきた料理を遮蔽板31と共に受け止め、且つ、遮蔽板31が閉位置に向かって移動される時、受け止められた料理を押しながら通り口231を通らせ顧客側に送るように構成されている。
ゲートユニット34は、図5に示すように、通り口231のコンベアユニット22側に枢結された第1の端部341a、及び第1の端部341aと反対側の第2の端部341bとを有する第1のアーム341と、第2の端部341bと枢結された第3の端部342a、及び遮蔽板31が移動可能に枢結された第3の端部342aと反対側の第4の端部342bとを有する第2のアーム342とを有し、第1のアーム341と第2のアーム342とは、遮蔽板31が開位置に移動された時にほぼ一直線に延伸した状態である第1の作動状態と、遮蔽板31が閉位置に移動された時に他の料理の搬送の邪魔にならないようにほぼ重なった状態である第2の作動状態になるように構成されている。
第1のアーム341及び第2のアーム342はそれぞれ、凸部343が、開位置にて受け止められた料理に当接することでその搬送の勢いを緩和するように突き出て設けられている。
送り手段3は更に、図3〜図6に示すように、遮蔽板31の開位置及び閉位置への移動を案内するために遮蔽板31と連結されたガイドユニット35と、ガイドユニット35を駆動する送りモータ33と、ガイドユニット35と送りモータ33との間を連結し、送りモータ33の駆動力をガイドユニット35に伝達させる伝達ベルト321(図5、6参照)を有する伝達ユニット32とを有する。ガイドユニット35は、開位置から閉位置に延伸されるように設けられたガイドレール351と、遮蔽板31及び伝達ベルト321と連結されていると共にガイドレール351に滑り移動可能に設けられているガイドブロック352とを有する。なお、伝達ユニット32、送りモータ33とガイドユニット35は、連結板234(図3、4参照)に固定された取付フレーム36に取り付けられている。
ブラケット4は、図3〜図6に示すように、通り口231を通り抜けて送られた料理が載せられるように通過部221と通り口231に対応して、隔離ユニット23の外側に例えばテーブル103に設けられている。
感知手段5は、図3〜図5に示すように、ブラケット4に料理が載せられているか否かを検出するようにブラケット4に設けられ、制御手段9に電気的に接続されている。なお、感知手段5は、物の有無を検出するように圧力センサ、光電センサ等を用いることができる。感知手段5は、図7に示すように、ブラケット4に料理が載置されてまだ取り上げられていないことを検出した場合(はい)、ロード信号を生成して制御手段9に出力し、ブラケット4に料理が載置されていないことを検出した場合(いいえ)、アンロード信号を生成して制御手段9に出力する。
図7に示すように、操作ユニット6は、制御手段9に電気的に接続され、外部からの操作により操作信号を生成して制御手段9に出力するように用意エリア102(図1等参照)に設けられ、注文ユニット7は、ダイニングエリア101(図1等参照)にて顧客から料理の注文を受けて注文信号を生成するように設けられている。
報知手段8は、図7に示すように、制御手段9に駆動制御可能に電気的に接続され、図2に示すように、ダイニングエリア101側に設けられている。報知手段8は一例として、ライトを点滅させて料理が送られてくることを知らせるように遮蔽板31の上部に複数設けられた報知灯81(図3にのみ示す)と、音を発して料理がブラケット4に載せられたことを知らせるように立て板233に設けられたブザー82とを有する。
なお、複数のテーブル103は、図1に示すように、コンベアユニット22を挟んで対向して設けられ、図3〜図5に示すように、通り口231及び通過部221に対応してダイニングエリア101に配列されている。送り手段3、ブラケット4及び報知手段8等は、ダイニングエリア101に配列されたテーブル103に対応して設けられている。図3、図4に示すように、搬送手段2の一方に設けられた送り手段3が作動されている間、搬送手段2の他方に設けられた送り手段3は作動されないようになっている。
制御手段9は、図7に示すように、注文ユニット7、操作ユニット6、感知手段5、送り手段3、搬送手段2及び報知手段8と電気的に連結されている。
なお、用意エリア102にて出来上がった料理は、図4〜6に示すように、所定の高さを有する縁部を設けたトレイ10に載置される。図5に示すように、当て部材311及び凸部343は、トレイ10の縁部に当接してトレイ10を押動可能に取り付けられる。
次に、上記のように構成された料理自動搬送装置1の動作について、図1〜図9を参照しながら説明する。
まず、主に図2に示すように、注文ユニット7は、例えばダイニングエリア101に居る顧客が料理の注文操作をすることによって、注文信号が生成され、制御手段9に出力される。制御手段9は注文信号が入力されると、例えばモニター等に注文信号による注文内容が表示され、用意エリア102に居る料理人等に知らせる。
そして、用意エリア102にて出来上がった料理がトレイ10に載せられ、図1及び図2に示すように、コンベアユニット22のサブベルト224に載せられ、操作ユニット6に所定の操作入力をして操作信号が生成され、制御手段9に出力される。制御手段9は、操作信号が入力されると、サブモータ212を制御し、サブベルト224を駆動させる。サブベルト224が回ると、トレイ10が待機部222に移動される。制御手段9は、該操作信号を記憶すると共に、所定の感知手段5が対応するブラケット4にトレイ10が載置されていないことを検出することにより生成されるアンロード信号の入力を待つ。
操作信号を記憶している制御手段9は、アンロード信号が入力されると、駆動ユニット21及び対応する送り手段3を制御してメインモータ211、サブモータ212及び送りモータ33(図3〜5参照)を駆動する。メインモータ211とサブモータ212を動かすと、メインベルト223とサブベルト224とが駆動され、待機部222に位置するトレイ10がメインベルト223に移動され、メインベルト223によって所定のテーブル103に向かって搬送される。トレイ10がメインベルト223に搬送されると共に、送りモータ33の駆動により伝達ユニット32、ガイドユニット35、ゲートユニット34が連動して動かされると、図5に示すように、遮蔽板31が連動して閉位置から開位置に移動される。ゲートユニット34の第1のアーム341と第2のアーム342がほぼ一直線に展開されると共に遮蔽板31も第2のアーム342の移動に連動されて通り口231から離れた開位置に移動されて反対側の通過部221に定位されると、遮蔽板31及びゲートユニット34によってトレイ10の受け口となる。
搬送手段2のメインベルト223によって搬送されてきたトレイ10がゲートユニット34の凸部343に当ると、トレイ10の搬送はゲートユニット34に阻止され、遮蔽板31及びゲートユニット34によって形成された受け口に受け止められる。トレイ10が遮蔽板31及びゲートユニット34によって受け止められると、図8に示すように、トレイ10が遮蔽板31の当て部材311に当接されながら、ゲートユニット34の折り畳み動作と遮蔽板31の閉位置への移動に押され、図9に示すように、対応する通過部221及び通り口231を通過して対応するブラケット4に移動され定位される。
ここで、図2に示すように、制御手段9は、操作信号とアンロード信号が入力された時、駆動ユニット21を駆動制御し、サブモータ212とメインモータ211を駆動してコンベアユニット22を動かし、トレイ10を待機部222からメインベルト223に送ると、所定の通り口231に向かって運ぶ。トレイ10が所定の通り口231の手前に移動される前に、送り手段3を駆動制御してトレイ10の到来より一歩先に遮蔽板31を閉位置から開位置に移動させる。このように、制御手段9によって、トレイ10を注文した顧客に対応する搬送距離に応じて送り手段3を駆動制御することができるので、送り手段3が適当なタイミングで開閉作動することができ、通り口231が早めに開放してしまいトレイ10が送られて来るのを顧客が待つことがなくなるので、通り口231が開いたまま、顧客が通り口231を介して作動中のメインベルト223に触り、トレイ10の搬送の邪魔になったり怪我をしたりすることを防止することができる。
なお、制御手段9は、トレイ10が所定の通り口231に到来する搬送距離を検出・算出することによって送り手段3を駆動制御するように構成されてもよい。例えば、複数のセンサ(図示せず)が通過部221(図3〜5参照)に設けられ制御手段9に電気的に接続されることによって、コンベアユニット22によって運ばれてきたトレイ10を感知し、コンベアユニット22を減速させる又は停止させる信号を生成して制御手段9に送出することによって、制御手段9の駆動制御により、トレイ10が所定の通り口231に到達される前に、駆動ユニット21を減速又は停止させ、所定の送り手段3を所定の時間内に開閉駆動することができる。このように構成することで、搬送速度が速いままトレイ10が送り手段3にぶつかってトレイ10がひっくり返ることがなくなるので、トレイ10の搬送をスムーズに行うことができる。また、駆動ユニット21のメインモータ211とサブモータ212にはステッピングモータを使い、所定の通り口231までの搬送距離を算出することによって、所定の送り手段3を所定の時間内に開閉駆動することもできる。
次に、図9に示すように、トレイ10が遮蔽板31によってブラケット4に移動すると、対応する感知手段5によってロード信号を生成して制御手段9に出力する。制御手段9はロード信号が入力されると、対応する報知手段8(図2等参照)を駆動制御することによって、報知灯81を点灯させると共にブザー82を鳴らせる。これによって顧客に所定のブラケット4に載置されたトレイ10を取るように知らせる。ブラケット4に載置されたトレイ10が取り上げられると、図7に示すように、感知手段5はアンロード信号を生成して制御手段9に出力する。制御手段9は報知手段8を所定時間駆動させてから停止させるようにしてもよく、アンロード信号を受け取ると報知手段8の駆動を停止するようにしてもよい。また、制御手段9は、アンロード信号を受け取ると、次のトレイ10の搬出を許すように制御する。次のトレイ10が既にサブベルト224(図1参照)に載置されている場合、制御手段9にて操作信号が入力・記憶されている時、次のトレイ10を搬出することができる。
なお、図1において、料理自動搬送装置1の数は、テーブル103の配列数によって増減することができる。送り手段3、ブラケット4、感知手段5、注文ユニット7、報知手段8の配置は、ダイニングエリア101のレイアウトによって変更可能であることは言うまでもない。
以上により、本考案に係る料理自動搬送装置1は、搬送手段2及び送り手段3によって、用意エリア102で出来上がった料理を人手を掛けずにダイニングエリア101に搬出させることができる。また、出来上がった料理は、メインベルト223に留まらずテーブル103に移動することができるので、次の料理の搬送に邪魔することなくメインベルト223を駆動することができる。従って、ウエイターが料理と飲み物を顧客に運ぶ等の人手による作業を軽減し、且つ、顧客が料理と飲み物を自分で取りに行く必要もなく、料理を顧客に送る配膳効率も良好に図ることができる。また、メインベルト223を覆うように隔離ユニット23を設置しているので、料理の搬送中の衛生や配膳の安全性を高く図ることができる。
1 料理自動搬送装置
10 トレイ
101 ダイニングエリア
102 用意エリア
103 テーブル
2 搬送手段
21 駆動ユニット
211 メインモータ
212 サブモータ
22 コンベアユニット
221 通過部
222 待機部
223 メインベルト
224 サブベルト
225 第1の進み軸線
226 第2の進み軸線
23 隔離ユニット
230 通路
231 通り口
232 開口枠
233 立て板
234 連結板
3 送り手段
31 遮蔽板
311 当て部材
32 伝達ユニット
321 伝達ベルト
33 送りモータ
34 ゲートユニット
341 第1のアーム
341a 第1の端部
342 第2のアーム
342a 第3の端部
342b 第4の端部
343 凸部
35 ガイドユニット
351 ガイドレール
352 ガイドブロック
36 取付フレーム
4 ブラケット
5 感知手段
6 操作ユニット
7 注文ユニット
8 報知手段
81 報知灯
82 ブザー
9 制御手段
10 トレイ
101 ダイニングエリア
102 用意エリア
103 テーブル
2 搬送手段
21 駆動ユニット
211 メインモータ
212 サブモータ
22 コンベアユニット
221 通過部
222 待機部
223 メインベルト
224 サブベルト
225 第1の進み軸線
226 第2の進み軸線
23 隔離ユニット
230 通路
231 通り口
232 開口枠
233 立て板
234 連結板
3 送り手段
31 遮蔽板
311 当て部材
32 伝達ユニット
321 伝達ベルト
33 送りモータ
34 ゲートユニット
341 第1のアーム
341a 第1の端部
342 第2のアーム
342a 第3の端部
342b 第4の端部
343 凸部
35 ガイドユニット
351 ガイドレール
352 ガイドブロック
36 取付フレーム
4 ブラケット
5 感知手段
6 操作ユニット
7 注文ユニット
8 報知手段
81 報知灯
82 ブザー
9 制御手段
Claims (10)
- 1つ又は複数のテーブルを有するダイニングエリアと、料理を作る用意エリアとを備えている飲食店に前記用意エリアにて出来上がった料理を前記ダイニングエリアの前記テーブルに搬送するように配置される料理自動搬送装置であって、
前記用意エリアから前記ダイニングエリアに前記料理を運ぶように前記ダイニングエリア及び前記用意エリアの間に設けられた搬送手段と、
前記テーブル毎に前記搬送手段に設けられ、該搬送手段によって運ばれてきた料理を前記搬送手段から前記テーブルに送らせる送り手段と、
前記搬送手段及び前記送り手段の駆動を制御する制御手段とを備え、
前記搬送手段は、所定の軸方向に沿って前記ダイニングエリア及び前記用意エリアに延伸されるように設けられたコンベアユニットと、顧客が搬送中の前記コンベアユニットに触らないように隔離するために前記コンベアユニットを囲繞する隔離ユニットと、前記コンベアユニットを駆動する駆動ユニットとを有し、
前記隔離ユニットは、前記コンベアユニットによって前記ダイニングエリアに運ばれてきた料理を該隔離ユニットの外へ移動させるための通り口を備え、
前記送り手段は、前記通り口まで移動した料理を受け止めると共に、該受け止めた料理を前記通り口を通過させて前記テーブルに送るために設けられ、前記通り口が開放されるように開いた開位置と前記通り口が閉塞されるように閉じた閉位置とに移動される遮蔽板と、該遮蔽板と連動するように連結され、該遮蔽板が前記開位置に移動した時、搬送されてきた前記料理を前記遮蔽板と共に受け止める第1の作動状態と、前記遮蔽板が前記閉位置に移動した時、前記受け止めた料理を前記通り口を通過させて前記テーブルに送る第2の作動状態となるように設けられているゲートユニットとを有することを特徴とする料理自動搬送装置。 - 前記送り手段は、前記遮蔽板の前記開位置及び前記閉位置への移動を案内するために前記遮蔽板と連結されたガイドユニットと、該ガイドユニットを駆動する送りモータとを有することを特徴とする請求項1に記載の料理自動搬送装置。
- 前記ガイドユニットは、前記開位置から前記閉位置に延伸されるように設けられたガイドレールと、前記遮蔽板が連結されると共に前記ガイドレールに滑り移動可能に連結されたガイドブロックとを有することを特徴とする請求項2に記載の料理自動搬送装置。
- 前記遮蔽板は、前記テーブル側に設けられ、前記開位置から前記閉位置に移動する際に前記搬送された料理と当接する当て部材を有することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の料理自動搬送装置。
- 前記ゲートユニットは、前記通り口の前記コンベアユニット側に枢結された第1の端部、及び該第1の端部と反対側の第2の端部とを有する第1のアームと、前記第2の端部と枢結された第3の端部、及び前記遮蔽板が移動可能に枢結された該第3の端部と反対側の第4の端部とを有する第2のアームとを有し、
前記第1の作動状態は、前記遮蔽板が前記ガイドユニットによって案内されながら前記開位置に移動された時に前記第1のアームと前記第2のアームとがほぼ一直線に延伸した状態であり、
前記第2の作動状態は、前記遮蔽板が前記ガイドユニットによって案内されながら前記閉位置に移動された時に前記第1のアームと前記第2のアームとがほぼ重なった状態であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の料理自動搬送装置。 - 前記第1のアームは、前記開位置にて前記搬送された料理と当接する第1の凸部を有し、
前記第2のアームは、前記開位置にて前記搬送された料理と当接する第2の凸部を有することを特徴とする請求項5に記載の料理自動搬送装置。 - 前記用意エリアに設けられると共に、前記制御手段に電気的に接続され、外部からの操作により操作信号を生成して前記制御手段に出力する操作ユニットを有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の料理自動搬送装置。
- 前記テーブル上に設けられ、前記通り口を通過して搬送された前記料理が載置されるブラケットと、
該ブラケットに設けられ、該ブラケットに前記料理が載置しているか否かを検出する感知手段とを有し、
前記感知手段は、前記ブラケットに前記料理が載置されてまだ取り上げられていないことを検出した場合、ロード信号を生成して前記制御手段に出力し、前記ブラケットに前記料理が載置されていないことを検出した場合、アンロード信号を生成して前記制御手段に出力することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の料理自動搬送装置。 - 前記駆動ユニットは、前記制御手段によって駆動制御可能に電気的に接続されたメインモータとサブモータとを有し、
前記コンベアユニットは、前記メインモータと連結され、前記ダイニングエリアに設けられたメインベルトと、前記サブモータと連結され、前記用意エリアに設けられたサブベルトとを有し、
前記メインベルトと前記サブベルトとは同軸に設けられることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の料理自動搬送装置。 - 前記制御手段に駆動制御可能に電気的に接続され、前記ダイニングエリアに設けられた報知手段を有し、
前記報知手段は、ライトを点滅させる報知灯と、音を発するブザーとを有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の料理自動搬送装置。
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