JP3201811U - 顆粒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】トウチを含み、消費者に好まれない風味を消し、食べやすくしたふりかけになる顆粒体を提供する。【解決手段】トウチと、ニンニク、ショウガ、ネギからなる群から選択された少なくとも1種の香辛料と、動物性乳酸菌、植物性乳酸菌、納豆菌、糖化菌、酪酸菌の混合物とを含み粒径0.1〜1.0mmの顆粒状である。【選択図】図1

Description

本考案は、トウチを含むふりかけに関する。
トウチは、中華料理の調味料であり、水で戻した黒大豆を蒸し、塩、麹、酵母を加えて発酵させた後、陰干しして水分を減少させて製造される。ところが、トウチは発酵食品であるので独特の風味を備えており、消費者に好まれないことがある。
そこで、トウチに含まれるα−グルコシダーゼ阻害剤等の有効成分のみを水又はアルコールで抽出することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3911366号公報
しかしながら、トウチを食品とする場合には、一部の抽出物のみならず、その全量を食品とすることが望まれる。
本考案は、かかる事情に鑑み、トウチを含み、消費者に好まれない風味を消して、食べやすくしたふりかけを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本考案のふりかけは、トウチと、ニンニク、ショウガ、ネギからなる群から選択された少なくとも1種の香辛料と、動物性乳酸菌、植物性乳酸菌、納豆菌、糖化菌、酪酸菌の混合物(以下、有用微生物群ということがある)とを含み、顆粒状であることを特徴とする。
本考案のふりかけは、トウチを含んでいるが、前記香辛料を含むことによりトウチ独特の風味を消し、食べやすくすることができる。また、本考案のふりかけは、トウチ自体の有効成分に加え、前記有用微生物群を含むので、栄養価が高く、健康を増進することができ、さらにダイエット効果を得ることができる。
さらに、本考案のふりかけは、顆粒状とすることにより、炊飯された白米、お茶漬け等にふりかけて食べることができ、子供から老人まで手軽に利用することができる。
本考案のふりかけを50倍に拡大して、その形状を示す写真。 本考案のふりかけの製造方法を示すフローチャート。
次に、添付の図面を参照しながら本考案の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
本実施形態のふりかけは、図1に50倍に拡大して示すように、最大径0.1〜1.0mmの範囲の顆粒状であり、トウチと、ニンニク、ショウガ、ネギからなる群から選択された少なくとも1種の香辛料と、動物性乳酸菌、植物性乳酸菌、納豆菌、糖化菌、酪酸菌の混合物としての有用微生物群とを含む。前記各成分の含有量は、適宜設定することができるが、例えば、トウチ230〜270質量部、前記香辛料30〜70質量部、グルタミン酸1〜3質量部、有用微生物群1〜3質量部の範囲とすることができる。
前記香辛料としてのニンニク、ショウガ、ネギは、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上混合して用いてもよい。
前記ニンニクとしては、例えば、青森県産田子ニンニク、長野県産無臭ニンニクを用いることができる。前記ニンニクは、青森県産田子ニンニク、長野県産無臭ニンニクのどちらか一方だけを用いてもよく、両方を用いてもよい。
また、前記ネギとしては、福島県、特に郡山、田村地域特産の曲がりネギを用いることができる。前記曲がりネギによれば、トウチを含む健康食品にトロ味、滑らかさを与えることができる。
前記有用微生物群としての動物性乳酸菌、植物性乳酸菌、納豆菌、糖化菌、絡酸菌の混合物は、例えば、EM(登録商標)菌として市販されているものを入手することができる。
また、本実施形態のふりかけは、さらに、福島県、特に田村地域特産のエゴマを含んでいてもよい。前記エゴマは、フライパンで乾煎りし、その後擂り鉢で擂って用いることができ、その含有量は、例えば、トウチ250質量部に対し10質量部とすることができる。
また、本実施形態のふりかけは、前記範囲の最大径を備える顆粒状であり、炊飯された白米、お茶漬け等にふりかけて食べることができる。
本実施形態のふりかけを製造するときには、まず、図2のSTEP1に示すように、トウチを粉砕する。前記粉砕は、例えば、包丁等を用いてトウチをみじん切りにすることにより行うことができる。前記粉砕後のトウチは、例えば、最大径0.1〜1.0mmの範囲の顆粒状とされていることが好ましい。
次に、図2のSTEP2に示すように、粉砕されたトウチに対し、ニンニク、ショウガ、ネギからなる群から選択される香辛料を、それぞれ単独で、又は2種以上混合して第1の混合物を得る。前記香辛料は、粉砕されたトウチ230〜270gに対し、例えば、30〜70gの割合で混合する。前記香辛料は、粉砕されていなくてもよいが、トウチと同様に粉砕されていることが好ましい。
次に、図2のSTEP3に示すように、第1の混合物を蒸す。前記第1の混合物は、例えば、水の入った鍋又は釜の上に載置された蒸籠に入れ、該蒸籠の底部から水蒸気を供給することにより蒸すことができる。また、前記第1の混合物は、金属製等の蒸し器、タジン鍋等を用いて蒸してもよい。前記第1の混合物は、例えば、全量が260〜340gの場合、15〜20分間の時間蒸すことが好ましい。
次に、図2のSTEP4に示すように、蒸した第1の混合物に対し、前記有用微生物群を混合して第2の混合物を得る。
次に、図2のSTEP5に示すように、前記第2の混合物を顆粒化して、最大径0.1〜1.0mmの範囲の顆粒状のふりかけとする。前記顆粒化は、例えば、前記第2の混合物をフリーズドライ、スプレードライする方法等により行ってもよく、或いは前記第2の混合物をミキサーで粉砕した後、煮詰め、急速冷却することにより行ってもよい。
また、前記第2の混合物をミキサーで粉砕した後、煮詰めるときには、中華スープ、各種調味料又は前記有用微生物群を加えてもよい。前記中華スープは、例えば、豚ゲンコツ、豚ガラ、豚の背脂、トリガラ、丸鶏、長ネギ、玉ネギ、ニンニク、ショウガ、ニンジン、リンゴ、干しシイタケの煮汁、あじ節、煮干し、さば節、干しエビ等から得られたスープを用いることができる。
なし。
本考案は、トウチを含む顆粒体に関する。
トウチは、中華料理の調味料であり、水で戻した黒大豆を蒸し、塩、麹、酵母を加えて発酵させた後、陰干しして水分を減少させて製造される。ところが、トウチは発酵食品であるので独特の風味を備えており、消費者に好まれないことがある。
そこで、トウチに含まれるα−グルコシダーゼ阻害剤等の有効成分のみを水又はアルコールで抽出することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3911366号公報
しかしながら、トウチを食品とする場合には、一部の抽出物のみならず、その全量を食品とすることが望まれる。
本考案は、かかる事情に鑑み、トウチを含み、消費者に好まれない風味を消して、食べやすくした顆粒体を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本考案の顆粒体は、トウチと、ニンニク、ショウガ、ネギからなる群から選択された少なくとも1種の香辛料と、動物性乳酸菌、植物性乳酸菌、納豆菌、糖化菌、酪酸菌の混合物(以下、有用微生物群ということがある)とを含む粒径0.1〜1.0mmの顆粒状であることを特徴とする。
本考案の顆粒体は、トウチを含んでいるが、前記香辛料を含むことによりトウチ独特の風味を消し、食べやすくすることができる。また、本考案の顆粒体は、トウチ自体の有効成分に加え、前記有用微生物群を含むので、栄養価が高く、健康を増進することができ、さらにダイエット効果を得ることができる。
さらに、本考案の顆粒体は、顆粒状とすることにより、炊飯された白米、お茶漬け等にふりかけて食べることができ、子供から老人まで手軽に利用することができる。
本考案の顆粒体を50倍に拡大して、その形状を示す写真。 本考案の顆粒体の製造方法を示すフローチャート。
次に、添付の図面を参照しながら本考案の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
本実施形態の顆粒体は、図1に50倍に拡大して示すように、最大径0.1〜1.0mmの範囲の顆粒状であり、トウチと、ニンニク、ショウガ、ネギからなる群から選択された少なくとも1種の香辛料と、動物性乳酸菌、植物性乳酸菌、納豆菌、糖化菌、酪酸菌の混合物としての有用微生物群とを含む。前記各成分の含有量は、適宜設定することができるが、例えば、トウチ230〜270質量部、前記香辛料30〜70質量部、グルタミン酸1〜3質量部、有用微生物群1〜3質量部の範囲とすることができる。
前記香辛料としてのニンニク、ショウガ、ネギは、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上混合して用いてもよい。
前記ニンニクとしては、例えば、青森県産田子ニンニク、長野県産無臭ニンニクを用いることができる。前記ニンニクは、青森県産田子ニンニク、長野県産無臭ニンニクのどちらか一方だけを用いてもよく、両方を用いてもよい。
また、前記ネギとしては、福島県、特に郡山、田村地域特産の曲がりネギを用いることができる。前記曲がりネギによれば、トウチを含む顆粒体にトロ味、滑らかさを与えることができる。
前記有用微生物群としての動物性乳酸菌、植物性乳酸菌、納豆菌、糖化菌、絡酸菌の混合物は、例えば、EM(登録商標)菌として市販されているものを入手することができる。
また、本実施形態の顆粒体は、さらに、福島県、特に田村地域特産のエゴマを含んでいてもよい。前記エゴマは、フライパンで乾煎りし、その後擂り鉢で擂って用いることができ、その含有量は、例えば、トウチ250質量部に対し10質量部とすることができる。
また、本実施形態の顆粒体は、前記範囲の最大径を備える顆粒状であり、炊飯された白米、お茶漬け等にふりかけて食べることができる。
本実施形態の顆粒体を製造するときには、まず、図2のSTEP1に示すように、トウチを粉砕する。前記粉砕は、例えば、包丁等を用いてトウチをみじん切りにすることにより行うことができる。前記粉砕後のトウチは、例えば、最大径0.1〜1.0mmの範囲の顆粒状とされていることが好ましい。
次に、図2のSTEP2に示すように、粉砕されたトウチに対し、ニンニク、ショウガ、ネギからなる群から選択される香辛料を、それぞれ単独で、又は2種以上混合して第1の混合物を得る。前記香辛料は、粉砕されたトウチ230〜270gに対し、例えば、30〜70gの割合で混合する。前記香辛料は、粉砕されていなくてもよいが、トウチと同様に粉砕されていることが好ましい。
次に、図2のSTEP3に示すように、第1の混合物を蒸す。前記第1の混合物は、例えば、水の入った鍋又は釜の上に載置された蒸籠に入れ、該蒸籠の底部から水蒸気を供給することにより蒸すことができる。また、前記第1の混合物は、金属製等の蒸し器、タジン鍋等を用いて蒸してもよい。前記第1の混合物は、例えば、全量が260〜340gの場合、15〜20分間の時間蒸すことが好ましい。
次に、図2のSTEP4に示すように、蒸した第1の混合物に対し、前記有用微生物群を混合して第2の混合物を得る。
次に、図2のSTEP5に示すように、前記第2の混合物を顆粒化して、最大径0.1〜1.0mmの範囲の顆粒状の顆粒体とする。前記顆粒化は、例えば、前記第2の混合物をフリーズドライ、スプレードライする方法等により行ってもよく、或いは前記第2の混合物をミキサーで粉砕した後、煮詰め、急速冷却することにより行ってもよい。
また、前記第2の混合物をミキサーで粉砕した後、煮詰めるときには、中華スープ、各種調味料又は前記有用微生物群を加えてもよい。前記中華スープは、例えば、豚ゲンコツ、豚ガラ、豚の背脂、トリガラ、丸鶏、長ネギ、玉ネギ、ニンニク、ショウガ、ニンジン、リンゴ、干しシイタケの煮汁、あじ節、煮干し、さば節、干しエビ等から得られたスープを用いることができる。
なし。

Claims (1)

  1. トウチと、ニンニク、ショウガ、ネギからなる群から選択された少なくとも1種の香辛料と、動物性乳酸菌、植物性乳酸菌、納豆菌、糖化菌、絡酸菌の混合物とを含み、顆粒状であることを特徴とするふりかけ。
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