JP3199808B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP3199808B2
JP3199808B2 JP00867092A JP867092A JP3199808B2 JP 3199808 B2 JP3199808 B2 JP 3199808B2 JP 00867092 A JP00867092 A JP 00867092A JP 867092 A JP867092 A JP 867092A JP 3199808 B2 JP3199808 B2 JP 3199808B2
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豊 斉藤
芳和 小島
昌明 神谷
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  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は絶縁ゲート電界効果型の
トランジスタ素子を含む半導体集積回路装置に関し、よ
り詳しくはその静電破壊防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、図22を参照して半導体集積回路
装置の一般的な構造を簡潔に説明する。半導体集積回路
装置0は、外部回路(図示せず)に対する接続部2と、
所定の論理処理等を行なう内部回路1とから構成されて
いる。何れの部分にも、絶縁ゲート電界効果型(以下M
OS型という)のトランジスタが基本的構成要素として
集積されている。ここで、発明の理解を容易にする為
に、接続部2に属するMOSトランジスタを特に周辺ト
ランジスタと呼び、内部回路1に属するMOSトランジ
スタを内部トランジスタと呼ぶ事にする。
【0003】接続部2は、入力端子3、出力端子4、電
源端子5、接地端子6等を備えている。一般に、入力端
子3と内部回路1との間には入力保護回路7が挿入され
ている。出力端子4には大別して2種類ある。一対の相
補型MOSトランジスタあるいはCMOSトランジスタ
からなるインバータ8を利用したCMOS出力端子と、
オープンドレイン接続されたNチャネルMOSトランジ
スタ9を用いたオープンドレイン出力端子である。上述
したCMOSトランジスタやNチャネルMOSトランジ
スタは周辺トランジスタの一例である。なお、電源端子
5は電源ラインVDDに接続され、接地端子6は接地ラ
インGNDに接続される。
【0004】次に、図23を参照してMOSトランジス
タの一般的な構造を簡潔に説明する。図示の例は、N+
シングルドレイン構造(以下この構造をCONV構造と
称する)のNチャネルMOSトランジスタである。シリ
コン等からなる半導体基板SUBの上に、二酸化シリコ
ン等からなるゲート絶縁膜OXを介してゲート電極Gが
形成されている。基板SUBはP型であり、ゲート絶縁
膜OXは例えば100〜800オングストロームの膜厚
を有する。ゲート電極Gの両側には、N+ 型の不純物拡
散領域からなるソースS及びドレインDが形成されてい
る。両拡散領域の間にはゲート電極Gによって導通制御
されるチャネルchが規定される。
【0005】半導体集積回路装置の集積密度を高める為
に、近年トランジスタ素子が益々微細化される傾向にあ
る。即ち、チャネルchの長さ(以下チャネル長とい
う)が益々短かくなってきている。しかしながら、CO
NV構造のトランジスタにおいてチャネル長の短縮化を
進めると、ホットエレクトロンによる特性劣化が多発す
る様になる。
【0006】図24を参照して、近年開発された二重ド
レイン構造(以下LDD構造と称する)を有するMOS
トランジスタを簡潔に説明する。このLDD構造は、素
子の微細化に伴ない顕著になってきたホットエレクトロ
ンによる耐久性劣化を防止する為に開発されたものであ
る。図示する様に、LDD構造は、N- 型の不純物拡散
領域とN+ 型の不純物拡散領域が連続したドレインDを
備えている。又、ソースSも同様な構造となっている。
なお、所謂スケーリング則に従って、チャネル長を短か
くすると相似的にゲート絶縁膜OXの膜厚が薄くなる。
例えば、CONV構造におけるゲート絶縁膜の厚みが3
00〜400オングストロームであるのに対して、微細
化されたLDD構造においてはゲート絶縁膜の厚みは1
00〜300オングストローム程度に薄くなる。一方、
CONV構造ではドレイン耐圧あるいはブレークダウン
電圧が例えば10Vであるのに対して、LDD構造を採
用するとドレイン耐圧は例えば20V程度に上昇する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図25を参照して本発
明が解決しようとする従来の技術の課題を簡潔に説明す
る。図25は、トランジスタ耐圧とチャネル長(以下L
長と称する事もある)との関係を示すグラフである。図
示する様に、CONV構造のゲート絶縁耐圧あるいはゲ
ートブレークダウン電圧に比べて、微細化されたLDD
構造のゲート絶縁耐圧は低下している。スケーリング則
によりゲート絶縁膜が必然的に薄くなった為である。一
方、LDD構造のドレイン耐圧あるいはDC耐圧はCO
NV構造のドレイン耐圧に比べて大きく上昇している。
加えて、CONV構造においては、L長が3μを下回る
とパンチスルーが多発する領域となりIC定格電圧を下
回るのに対して、LDD構造においてはL長が1μ程度
になるまで、パンチスルー領域は現われない。
【0008】図25のグラフから明らかな様に、素子の
微細化を進めてLDD構造を採用すると、場合によって
はドレイン耐圧がゲート絶縁耐圧を上回り逆転現象が生
じる。この逆転により、MOSトランジスタの静電気破
壊耐量(以下ESD耐量と称する)が低下するという問
題点が生じる。即ち、ドレイン電極に静電気ストレスが
加わりサージ電流が流れると、ドレイン耐圧が高くなっ
ている為、ストレスがゲート絶縁膜に直接影響する様に
なり絶縁破壊を起こす確率が高くなる。
【0009】再び、図22に戻って従来の技術の問題点
をさらに詳細に説明する。従来、内部回路1を構成する
内部トランジスタと接続部2を構成する周辺トランジス
タは半導体製造プロセス上、基本的に同一の構造を有し
ていた。微細化に伴ない、ホットエレクトロン耐久性劣
化の改善に主眼が置かれ、ESD耐量については実用的
な対策が講じられていなかった。内部トランジスタにつ
いてはホットエレクトロンあるいはホットキャリアによ
る耐久性劣化を防止し動作時の信頼性確保を図る事が重
要であるとともに、外部からの静電気ストレスに直接曝
される事がないのでESD耐量の低下は然程問題とはな
らない。一方、周辺トランジスタについては外部からの
静電気ストレスの影響を直接に受ける為、ESD耐量の
低下はトランジスタの静電破壊を招き故障が多発すると
いう問題点がある。例えば、オープンドレイン型の出力
端子4に接続されるNチャネルMOSトランジスタ9
は、CMOSからなるインバータ8を使用したものより
とりわけESD耐量が弱く重大な支障を生じていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した従来の技術の課
題に鑑み、本発明は、例えばオープンドレイン出力端子
に接続されるNチャネルMOSトランジスタ等の周辺ト
ランジスタのESD耐量を改善する事を目的とする。か
かる目的を達成する為に講じられた手段は以下の通りで
ある。即ち、基本的に、周辺トランジスタは内部トラン
ジスタに比べて静電気ストレス電流を逃がし易いチャネ
ル構造を備えている。なお、ここで言うチャネル構造と
は、チャネル自体だけではなくその周辺を含んだMOS
構造を意味する。
【0011】以下、図1を参照して具体的に講じられた
手段を列挙する。図1はオープンドレイン出力端子に接
続されたNチャネルMOSトランジスタ9の構造を示す
模式図である。ドレインDはオープン状態にあり、偶発
的に外部から静電気ストレス電流ESが印加される可能
性がある。一方、ソースSは接地されており、半導体基
板SUBも接地されている。又、ゲート電極Gには内部
回路からゲート電圧が供給される。
【0012】第1の具体的手段として、周辺トランジス
タ9のチャネル長Lは、定格耐圧を満たす範囲で内部ト
ランジスタの内最小のチャネル長より短かく設定されて
おり、静電気ストレス電流ESを逃がし易いチャネル構
造となっている。また周辺トランジスタ9のチャネル長
Lは内部トランジスタの内最小のチャネル長と同じでも
よいが、ホットエレクトロンの耐久性によってチャンネ
ル長を短かくする限度が決まる。
【0013】かかる場合、周辺トランジスタは急激なパ
ンチスルーによる耐圧の低下から定格耐圧を下回る下限
チャネル長よりも長いチャネル長に設定すべきである。
即ち、無制限にチャネル長を短縮化する事は実用的でな
い。好ましくは、周辺トランジスタ9のL長をチャネル
幅方向に沿って部分的に短かくしても良い。即ち、周辺
トランジスタ9は通常のチャネル長に設定された第1チ
ャネル幅部と、局所的に短縮化されたチャネル長に設定
された第2チャネル幅部を有するチャネル構造としても
良い。
【0014】第2の具体的手段として、周辺トランジス
タ9の接地ラインGNDに対する基板SUBのコンタク
トを付加抵抗Rを介して行なう構造としている。さらに
は、これに代えてあるいはこれに加えて、接地を取る為
の基板コンタクトを周辺トランジスタ9のドレイン領域
Dから離れた位置に設けた構造を採用しても良い。第3
の具体的手段として、周辺トランジスタ9は、ソースコ
ンタクトとゲート電極Gとの間の距離が、ドレインコン
タクトとゲート電極Gとの間の距離に比べて小さく設定
された所謂非対称構造を備える様にした。さらには、半
導体基板SUBとしてエピタキシャルウェハを用いる事
が好ましい。
【0015】第4の具体的な手段として、内部トランジ
スタ(図示せず)はLDD構造を有する一方、周辺トラ
ンジスタ9をCOVN構造とした。これに付随して、あ
るいはこれとは独立的に、周辺トランジスタ9がドレイ
ン領域Dの端部に沿って少なくとも部分的に厚みの小さ
なゲート絶縁膜OXを備えた構造としても良い。又、周
辺トランジスタ9はドレイン領域Dの端部に沿って少な
くとも部分的に基板領域SUBより高濃度の表面不純物
領域を備える様にしても良い。さらには、周辺トランジ
スタ9は、ゲート電極Gの直上に形成されたゲートコン
タクトを介して金属ゲートラインに接続する様にしても
良い。
【0016】第5の具体的手段として、図示しないが周
辺トランジスタ9を不純物拡散自己整合型のDSA構造
とした。
【0017】
【作用】引き続き、図1を参照して本発明の作用を詳細
に説明する。図1の中段にオープンドレインNチャネル
MOSトランジスタ9の結線を示す。ドレインDはオー
プン状態にある一方、ソースSは種々の抵抗成分Rを介
して接地ラインGNDに接続されている。又、基板SU
Bも種々の抵抗成分Rを介して接地ラインGNDに接続
されている。図から明らかな様に、N型のドレインDと
P型の基板SUBとN型のソースSはNPN接合となっ
ており、等価的にNPNバイポーラトランジスタと見做
す事ができる。
【0018】図1の下段に、等価的なバイポーラトラン
ジスタの結線を示す。NPNバイポーラトランジスタの
コレクタCはMOSトランジスタ9のドレインに対応し
ており、ベースBは同じく基板SUBに対応しており、
エミッタEは同じくソースSに対応している。コレクタ
とベースの間にはダイオードDiが接続されている。こ
のダイオードはドレインDと基板SUBのPNジャンク
ションによるものである。コレクタCはオープン状態に
ある一方、ベースBはベース抵抗RBを介して接地され
ており、エミッタEはエミッタ抵抗REを介して同じく
接地されている。所謂エミッタ接地構造である。なお、
ベース抵抗RB及びエミッタ抵抗REは、図1の中段に
示す抵抗成分Rに各々対応している。
【0019】オープン状態にあるコレクタ端子にパルス
状の静電気ストレス電流ESあるいはサージ電流が印加
されると、ダイオードDiの耐圧を越えてトランジスタ
のベースBにベース電流IBON が流れ、バイポーラトラ
ンジスタは導通状態になる。従って、コレクタCとエミ
ッタEとの間にコレクタ電流ICON が直接流れる。この
様にして、静電気ストレス電流ESは接地ラインGND
に導かれ、ゲート絶縁膜OXの静電破壊を未然に防止で
きる。このコレクタ電流ICON は、具体的にはパンチス
ルー電流あるいは表面ブレークダウン電流となって流れ
る事になる。静電気ストレス電流ESを逃がし易くすれ
ばする程周辺トランジスタのESD耐量が増加する。
【0020】図から明らかな様に、静電気ストレス電流
ESを逃がし易くする為には、第1にエミッタEとコレ
クタCとの間のコンダクタンスを小さくすれば良い。こ
の事は、等価的に見ると、エミッタ接地バイポーラトラ
ンジスタのhFE(電流増幅率)を大きくする事に他なら
ない。この目的で、前述した第1の具体的手段が講じら
れた。例えば、周辺トランジスタ9のチャネル長Lを内
部トランジスタのチャネル長より短かく設定する事によ
り、コンダクタンスが改善され大量のコレクタ電流I
CON が流れる。同様の目的で、第5の手段が講じられ
た。即ち、周辺トランジスタ9をDSA構造とする事に
より、チャネル長Lを大幅に短縮化できる。
【0021】第2に、ベース抵抗RBを大きくする事に
より、ベース電流IBON が流れ易くなり、容易にダイオ
ードDiの耐圧を越えて速やかにバイポーラトランジス
タが導通状態になる。早く導通状態になればなる程ES
D耐量が向上する。この目的の為に、前述した第2の具
体的手段が講じられた。例えば、周辺トランジスタ9の
基板コンタクトを付加抵抗Rを介して接地ラインGND
に接続する事により、等価的にベース抵抗RBを大きく
する事ができる。
【0022】第3に、エミッタ抵抗REをできるだけ小
さくする事により、コレクタ電流I CON が流れ易くな
る。この目的の為に、前述した第3の手段が講じられ
た。例えば、ソースコンタクトとゲート電極との間の距
離がドレインコンタクトとゲート電極との間の距離に比
べて小さく設定された非対称構造を採用する事により、
等価的にエミッタ抵抗REを下げる事ができる。
【0023】第4に、ダイオードDiの耐圧を下げれば
バイポーラトランジスタがオンし易くなりESD耐量が
改善される。この目的で、前述した第4の具体的手段が
講じられた。例えば、周辺トランジスタのみをCONV
構造とする事により、ドレインのブレークダウン電圧が
低下し、等価的にダイオードDiの耐圧を小さくでき
る。
【0024】以上説明した様に、本発明は静電気ストレ
ス電流に対してMOS周辺トランジスタが等価的にバイ
ポーラ動作を行なってストレスを除去できる点に着目し
たものである。バイポーラ動作あるいはバイポーラアク
ションを高速且つ効率的に引き起こす為に上述したチャ
ネル構造が採用され、MOS周辺トランジスタのESD
耐量を大幅に改善する事が可能となる。
【0025】
【実施例】以下図面を参照して本発明の好適な実施例を
詳細に説明する。図2は、本発明にかかる周辺トランジ
スタ9の第1実施例を示す模式的な平面図である。本例
においては、周辺トランジスタ9のチャネル長Lは定格
耐圧を満たす範囲で内部トランジスタの内最小のチャネ
ル長より短かく設定されている。内部トランジスタは与
えられた機能や要求される動作特性に応じて大小様々の
チャネル長を有する。従って、周辺トランジスタ9のE
SD耐量を内部トランジスタに比べて高くする為には、
周辺トランジスタ9のチャネル長Lを内部トランジスタ
の最小チャネル長よりも短かくする必要がある。しかし
ながら、チャネル長LはあくまでIC定格耐圧を保持で
きる範囲でなければならない。チャネル長Lを極端に短
縮化すると、DC耐圧あるいはドレイン耐圧が定格を下
回ってしまう。
【0026】周辺トランジスタ9は、例えばオープンド
レイン出力端子に用いられるNチャネルMOSトランジ
スタである。このチャネル長Lを小さくする事により、
NチャネルMOSトランジスタをNPNトランジスタと
見立てた場合のコンダクタンスが向上し、静電気ストレ
スを逃がす能力が改善される。これに対して、従来周辺
トランジスタのESD耐量が低い欠点を補う為、オープ
ンドレイン端子に抵抗を付加していた。この為、オープ
ンドレイントランジスタのドライバビリティが低くな
る。これを補う為に、チャネル幅を大きくする必要があ
った。一方、本実施例においては、ESD耐量が向上す
る為、何等付加抵抗を要せずチャネル幅Wを大きくする
必要がない。結果的に、チャネル長L及びチャネル幅W
をともに小さくする事ができ、周辺トランジスタの微細
化に寄与できる。
【0027】図3は、MOSトランジスタのL長と耐圧
との関係を示すグラフである。LDD構造の場合を示し
ておりドレイン耐圧が高くなっている。L長の比較的大
きい領域B例えば3μ以上の領域で、トランジスタブレ
ークダウン電圧TrBVはゲートブレークダウン電圧を
上回っている。従来の周辺トランジスタのL長は内部ト
ランジスタと同様にこの領域に設定されていた。一方、
L長の小さな領域では、トランジスタブレークダウン電
圧が低下しパンチスルー領域となる。本発明において
は、定格を上回り且つ好ましくはゲートブレークダウン
電圧を下回る範囲Aで周辺トランジスタのL長を設定し
ている。
【0028】この様に、内部トランジスタと同様に周辺
トランジスタがLDD構造であっても、単にL長を小さ
くする事でESD耐量を改善できる。従って、図2の実
施例においては、周辺トランジスタと内部トランジスタ
を同一の半導体プロセスで形成できる為何等工程を増や
す必要がない。図4は本発明にかかる周辺トランジスタ
の第2実施例を示す模式的な平面図である。周辺トラン
ジスタ9は通常のチャネル長L1に設定された第1チャ
ネル幅部11と、局所的に短縮化されたチャネル長L2
に設定された第2チャネル幅部12とを有している。図
2に示す第1実施例と異なり、本実施例においてはL長
を部分的に短縮化している。高電圧であっても静電気ス
トレス電流量は少ないので、第2チャネル幅部12が狭
くても十分ストレスを逃がす事ができる。一方、通常の
動作において、第2チャネル幅部12は第1チャネル幅
部11に比べてパンチスルーを生じる確率が高くなる。
しかしながら、第2チャネル幅部12の寸法が小さいの
で、パンチスルーが起きてもリーク電流が少なくて済む
という利点がある。
【0029】図5は周辺トランジスタのESD耐量とL
長との関係を示すグラフである。図から明らかな様に、
L長を短かくするとESD耐量が向上する。しかしなが
ら、所定の下限チャネル長LLを越えて短かくすると、
再びESD耐量の低下をもたらす危険性がある。この
為、周辺トランジスタのL長は下限チャネル長LLより
も長く設定すべきである。
【0030】図6は本発明にかかる周辺トランジスタ9
の第3実施例を示す模式的な平面図であり、Nチャネル
MOSトランジスタをオープンドレイン出力端子に接続
した例である。接地を取る為の基板コンタクト13を周
辺トランジスタ9のドレイン領域Dから離れた位置に設
けている。例えば、基板コンタクト13は周辺トランジ
スタ9のソース領域S側にあり、基板コンタクト13と
ソース領域Sとの間の距離に比べて、基板コンタクト1
3とドレイン領域Dとの間の距離が大きくなっている。
【0031】これに加えて、基板コンタクト13は付加
抵抗14を介して接地ラインGNDに接続されている。
この付加抵抗14は、例えばポリシリコン膜等をパタニ
ングして形成する事ができる。図7は、図6に示す第3
実施例の模式的な断面構造を示す図である。基板コンタ
クト13とドレイン領域Dとの間の距離が離れている
為、両者の間に基板SUBを介して大きな抵抗成分R1
が加わる。又、基板コンタクト13と接地ラインGND
との間には付加抵抗14が介在する為同様に抵抗成分R
2が加わる。この結果、ドレイン領域Dと接地ラインG
NDとの間には大きな抵抗成分R1及びR2が直列的に
加わる事になる。
【0032】図8は図7に示すMOSトランジスタをN
PNバイポーラトランジスタと見立てた場合の等価回路
図である。図示する様に、オープンコレクタとベース側
の接地ラインGNDとの間には、ダイオードDiを介し
て抵抗成分R1及びR2の直列接続からなるベース抵抗
RBが加わる。このベース抵抗RBを大きくする事によ
り、NPNバイポーラトランジスタがオンし易くなる
為、ESD耐量が改善される。換言すると、少ないベー
ス電流IBON でバイポーラトランジスタは導通状態にな
る。
【0033】図9は本発明にかかる周辺トランジスタ9
の第4実施例を示す模式的な平面図である。本例におい
ては、ソースコンタクト15とゲート電極Gとの間の距
離が、ドレインコンタクト16とゲート電極Gとの間の
距離に比べて小さく設定されており、周辺トランジスタ
9は非対称構造を有する。なお、仮にソースコンタクト
15と併せてドレインコンタクト16もゲート電極Gに
近付けると、逆にESD耐量が劣化するので好ましくな
い。
【0034】図10は、図9に示す実施例の模式的な断
面構造を示す。図示する様に、ゲート電極Gとソースコ
ンタクト15との間の距離が短縮化されているので、ソ
ース領域Sを通過する実効的な電流経路が短かくなり抵
抗成分Rを小さくできる。図11は、図10に示すオー
プンドレインタイプのNチャネルMOSトランジスタを
NPNバイポーラトランジスタに見立てた場合の等価回
路図である。図示する様に、エミッタEと接地との間に
図10に示す抵抗成分Rからなるエミッタ抵抗REが介
在している。このエミッタ抵抗REを可能な限り小さく
設定しているので、NPNトランジスタのコンダクタン
スが改善されコレクタ電流ICON が流れ易くなり、ES
D耐量が改善できる。
【0035】図12は本発明にかかる半導体集積回路装
置の第5実施例を示す部分断面図である。本例において
は、基板SUBはエピタキシャルウェハを用いている。
このウェハ上にNチャネルMOSトランジスタ等の周辺
トランジスタ9が形成される。エピタキシャルウェハは
例えばP+ の高不純物濃度を有しており、導電性に優れ
ている。このウェハに、NチャネルMOSトランジスタ
を設ける。この様にすると、オープンドレインDに加わ
る静電気ストレス電流ESは一部導電性に優れた基板S
UBを介してソースS側に流れる。NPNバイポーラト
ランジスタとして等価的に見た場合、エミッタとコレク
タ間のコンダクタンスが改善される為、周辺トランジス
タ9のESD耐量が向上する。
【0036】図13は、本発明にかかる周辺トランジス
タ9の第6実施例を示す模式的な平面図である。本例に
おいては、内部トランジスタ(図示せず)が二重ドレイ
ンのLDD構造を有する一方、図示する周辺トランジス
タ9は少なくとも部分的に一重ドレインの通常構造ある
いはCONV構造を有する点に特徴がある。図示する様
に、第1チャネル幅部17はLDD構造であるのに対し
て、第2チャネル幅部18のみ選択的にCONV構造と
なっている。勿論、周辺トランジスタ9を完全にCON
V構造としても良いが、その時にはホットエレクトロン
による耐久性劣化が懸念される。本例の様に、CONV
構造の部分を局限化しておけば、ホットエレクトロンに
よる劣化がチャネル幅部全体に拡大する惧れがないとい
う利点がある。なお、静電気ストレス電流量は比較的少
ないので、CONV構造の部分が狭くても十分に対応す
る事ができる。
【0037】図14は図13に示す実施例の断面構造を
示しており、左側がXX線に沿って切断されたCONV
構造の部分を示し、右側はYY線に沿って切断されたL
DD構造の部分を示す。CONV構造の部分は、基板の
P型領域とドレインDのN+ 型領域が接する構造を有し
ており、PN+ 接合ダイオードDiの耐圧が比較的低
い。これに対して、LDD構造の部分では、基板のP型
領域とドレインDのN- 型領域が接しており、PN-
合ダイオードの耐圧は比較的高い。
【0038】図15は静電気ストレス解放時におけるダ
イオードDiの動作特性を示すグラフである。CONV
構造におけるPN接合ダイオードDiは比較的低電圧で
オンし速やかにオン電流を供給できる。一方、LDD構
造におけるPN接合ダイオードは比較的高い電圧になる
までオンしない。この為、静電気ストレス解放の為の応
答性が悪い。
【0039】図16はチャネル幅全体に沿ってCONV
構造を有する周辺トランジスタと、同じくLDD構造を
有する周辺トランジスタについて、トランジスタのゲー
トL長即ちチャネル長とESD耐量との関係を示すグラ
フであり、実測データに基づいている。グラフから明ら
かな様に、チャネル長に関わらず、CONV構造のMO
SトランジスタはLDD構造のMOSトランジスタに比
べて優れたESD耐量を有する事が理解できる。
【0040】図17は本発明にかかる周辺トランジスタ
の第7実施例を示す模式的な断面図である。周辺トラン
ジスタ9はドレイン領域Dの端部に沿って少なくとも部
分的に厚みの小さなゲート絶縁膜OXを備えている点に
特徴がある。この様に、ゲート絶縁膜OXを薄くする
と、その直下に位置するPN接合ダイオードDiの耐圧
が下がり等価的にバイポーラトランジスタがオンし易く
なる。換言すると、チャネルchを介して表面ブレーク
ダウン電流が流れ易くなる為、ESD耐量が改善され
る。なお、チャネル幅部全体に渡ってゲート絶縁膜OX
を薄くしても構わないが、通常動作におけるパンチスル
ーを防止する為には、本例の様に部分的にゲート絶縁膜
を薄くする事が好ましい。この実施例は特に従来の5V
標準電源電圧から3V及びそれ以下の電源電圧で駆動す
る半導体集積回路装置あるいはICに有効である。
【0041】図18は、本発明にかかる周辺トランジス
タの第8実施例を示す模式的な部分断面図である。周辺
トランジスタ9は、ドレイン領域Dの端部に沿って少な
くとも部分的に基板領域SUBよりも高濃度の表面不純
物領域19を有している点に特徴がある。例えば、周辺
トランジスタ9がNチャネル型である場合には、ドレイ
ン領域DはN型の不純物領域となっている。又、基板領
域SUBはP型の不純物領域を有している。両領域の間
にP±型の表面不純物領域19を拡散形成する。この様
にすると、PN接合ダイオードDiの耐圧が下がりトラ
ンジスタ9のESD耐量が改善できる。換言すると、チ
ャネルchに沿って表面ブレークダウンが生じ易くなる
為、等価的にNPNバイポーラトランジスタがオンし易
くなる。前述した第7実施例と同様に高濃度の表面不純
物領域19はチャネル幅部に沿って部分的に形成する事
が好ましい。又、本実施例は特に低電圧駆動化された3
VICに有効である。なお、表面不純物領域19の濃度
は基板領域SUBの不純物濃度に比べて若干高めに設定
する事が好ましい。
【0042】図19は本発明にかかる周辺トランジスタ
の第9実施例を示す模式的な平面図である。周辺トラン
ジスタ9は、ゲート電極Gの直上に形成されたゲートコ
ンタクト20を介して金属ゲートライン21に接続され
ている事を特徴とする。この様にすると、従来に比べ
て、ゲート電極Gとアルミニウム等からなる金属ゲート
ライン21との間に介在する抵抗成分を小さくする事が
できる。
【0043】図20は図19に示す第9実施例の模式的
な断面構造を示す。ゲート電極Gの直上に設けられたゲ
ートコンタクト20は、その上に重ねられた金属ゲート
ライン21に直接接続される。この結果、両者の間に介
在する抵抗成分Rの値を従来に比し低減できる。この抵
抗成分Rを下げる事により、ゲート電極Gの電位を接地
レベルに近付ける事ができる。この為、チャネルchに
おける表面ブレークダウンが起こり易くなるという利点
がある。
【0044】最後に、図21は本発明にかかる周辺トラ
ンジスタの第10実施例を示す模式的な断面図である。
本例においては、NチャネルMOSトランジスタ9は不
純物拡散自己整合型のDSA構造を有している点に特徴
がある。図示する様に、DSA構造はP型の基板SUB
に対して順次、自己整合的にN型及びP型の不純物拡散
を行ない、N型のドレイン領域DとN型のソース領域S
と両者の間に介在するP型のチャネル領域chを形成す
るものである。図から明らかな様に、DSA構造におい
ては、チャネルchが不純物拡散層の厚み方向に形成さ
れるので、チャネル長を極端に短かくできる。この為、
等価的にNPNバイポーラトランジスタのコンダタンス
を非常に大きくとる事が可能になる。
【0045】
【発明の効果】以上に説明した様に、本発明によれば、
外部回路との接続部に設けられた絶縁ゲート電界効果型
の周辺トランジスタと内部回路を構成する絶縁ゲート電
界効果型の内部トランジスタとを含む半導体集積回路装
置において、周辺トランジスタは内部トランジスタに比
べて静電気ストレス電流を逃がし易いチャネル構造を備
えている為、周辺トランジスタのESD耐量を内部トラ
ンジスタより高くする事ができるという効果がある。一
般に、周辺トランジスタは内部トランジスタに比べて静
電気ストレスの影響を直接受ける為、そのESD耐量を
高める事により、半導体集積回路装置全体の信頼性を向
上できるという効果がある。又、本発明においては、周
辺トランジスタのESD耐量を選択的に改善する一方、
内部トランジスタに関しては構造上及び動作特性上何等
変更を要しないので、通常と同じ様にホットキャリアに
起因する劣化等に対して耐久性を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる半導体集積回路装置に組み込ま
れる周辺トランジスタの基本的な構成及び作用を説明す
る為の模式図である。
【図2】本発明にかかる周辺トランジスタの第1実施例
を示す模式的な平面図である。
【図3】第1実施例の動作を説明する為のグラフであ
る。
【図4】本発明にかかる周辺トランジスタの第2実施例
を示す模式的な平面図である。
【図5】周辺トランジスタにおけるチャネル長とESD
耐圧との関係を示すグラフである。
【図6】本発明にかかる周辺トランジスタの第3実施例
を示す模式的な平面図である。
【図7】第3実施例の構造を示す模式的な部分断面図で
ある。
【図8】第3実施例の動作を説明する為の等価回路図で
ある。
【図9】本発明にかかる周辺トランジスタの第4実施例
を示す平面図である。
【図10】第4実施例の構造を示す模式的な断面図であ
る。
【図11】第4実施例の動作を説明する為の等価回路図
である。
【図12】本発明にかかる周辺トランジスタの第5実施
例を示す模式的な部分断面図である。
【図13】本発明にかかる周辺トランジスタの第6実施
例を示す模式的な平面図である。
【図14】第6実施例の構造を示す部分断面図である。
【図15】第6実施例の動作を説明する為の電流電圧特
性グラフである。
【図16】周辺トランジスタのチャネル長とESD耐量
との関係を示すグラフである。
【図17】本発明にかかる周辺トランジスタの第7実施
例を示す模式的な部分断面図である。
【図18】本発明にかかる周辺トランジスタの第8実施
例を示す模式的な部分断面図である。
【図19】本発明にかかる周辺トランジスタの第9実施
例を示す模式的な平面図である。
【図20】第9実施例の構造を示す模式的な部分断面図
である。
【図21】本発明にかかる周辺トランジスタの第10実
施例を示す模式的な部分断面図である。
【図22】半導体集積回路装置の一般的な構成を示す模
式的なブロック図である。
【図23】NチャネルMOSトランジスタの一般的なC
ONV構造を示す断面図である。
【図24】NチャネルMOSトランジスタの一般的なL
DD構造を示す断面図である。
【図25】MOSトランジスタの一般的なチャネル長と
トランジスタ耐圧との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
0 半導体集積回路装置 1 内部回路 2 接続部 3 入力端子 4 出力端子 5 電源端子 6 接地端子 7 入力保護回路 8 CMOSインバータ 9 NチャネルMOSトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−189675(JP,A) 特開 昭60−767(JP,A) 特開 昭62−69660(JP,A) 特開 平3−105967(JP,A) 特開 昭62−76676(JP,A) 特開 昭62−286266(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/336 H01L 21/822 H01L 21/8234 - 21/8238 H01L 27/04 H01L 27/08 - 27/092 H01L 29/78

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部回路との接続部に設けられた絶縁ゲ
    ート電界効果型の周辺トランジスタと、内部回路を構成
    する絶縁ゲート電界効果型の内部トランジスタとを含む
    半導体集積回路装置において、 該周辺トランジスタは、第1チヤネル幅部と局所的に短
    縮化されたチヤネル長に設定された第2チヤネル幅部と
    を有し、該第2チヤネル幅部のチヤネル長は、定格耐圧
    を満たす範囲内で該内部トランジスタのうち最小のチヤ
    ネル長と同じかより短いことを特徴とする半導体集積回
    路装置。
  2. 【請求項2】外部回路との接続部に設けられた絶縁ゲー
    ト電界効果型の周辺トランジスタと、内部回路を構成す
    る絶縁ゲート電界効果型の内部トランジスタとを含む半
    導体集積回路装置において、 該周辺トランジスタは、ソースコンタクトとゲート電極
    との間の距離を該内部トランジスタのそれより短くする
    ことにより、ソースコンタクトとゲート電極との間の距
    離がドレインコンタクトとゲート電極との間の距離に比
    べて小さく設定された非対称構造を有することを特徴と
    する半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 外部回路との接続部に設けられた絶縁ゲ
    ート電界効果型の周辺トランジスタと、内部回路を構成
    する絶縁ゲート電界効果型の内部トランジスタとを含む
    半導体集積回路装置において、 該周辺トランジスタは、ドレイン領域端部に沿って少な
    くとも部分的に該内部トランジスタのゲート絶縁膜より
    も厚みを小くされた領域を有するゲート絶縁膜を備える
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 外部回路との接続部に設けられた絶縁ゲ
    ート電界効果型の周辺トランジスタと、内部回路を構成
    する絶縁ゲート電界効果型の内部トランジスタとを含む
    半導体集積回路装置において、 該周辺トランジスタのみは、ゲート電極の直上に形成さ
    れたゲートコンタクトを介して金属ゲートラインに接続
    されていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 外部回路との接続部に設けられた絶縁ゲ
    ート電界効果型の周辺トランジスタと、内部回路を構成
    する絶縁ゲート電界効果型の内部トランジスタとを含む
    半導体集積回路装置において、 該周辺トランジスタのみは、不純物拡散自己整合型のD
    SA構造を有することを特徴とする半導体集積回路装
    置。
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