JP3177011U - バックルを使用しないベルト - Google Patents

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    • A41WEARING APPAREL
    • A41FGARMENT FASTENINGS; SUSPENDERS
    • A41F9/00Belts, girdles, or waistbands for trousers or skirts
    • A41F9/02Expansible or adjustable belts or girdles ; Adjustable fasteners comprising a track and a slide member
    • A41F9/025Adjustable belts or girdles

Abstract

【課題】ベルトループがベルトの折り返し部により引っ張られて歪んでも、外部からはその歪みがほとんど見えないような、バックルを使用しないベルトを提供する。
【解決手段】ベルト本体2と、この本体の両末端に設けた折り返し部3と、この折り返し部3を開閉可能に接合する接合部材を有する、バックルを使用しないベルトである。折り返し部3は、内側部材と、この内側部材よりも長手方向に長い外側部材とを、それぞれの中央部が自由に動く状態で重ねて固定してなる。外側部材が折り曲げられたときに形成される第2折り曲げ部35の内側に、内側部材が折り曲げられたときに形成される第1折り曲げ部36が形成されている。
【選択図】図5

Description

本考案は、バックルを使用しないベルトに関する。
ズボン類に使用されるベルトは、周知のように、開閉部にバックルを使用するタイプが大部分である。このようなベルトは、ズボン類の上げ下ろしや開閉の際にベルトを緩めたり締めたり、ベルトをバックルに通したり外したりする操作が必要である。しかし、低年齢の児童や老人にとってはかなり面倒であって、介添えを必要とする場合もある。
こうした問題を解決するため前面部にバックルを取り付けないでウエスト調整を行なえるようにしたウエスト調整ベルトが提案されている。たとえば、実用新案登録第3088592号、特開2002−266139、実用新案登録第3163611号などである。これらは、ベルト本体の両端に折り返し部を設け、その部分で開閉可能としている。この折り返し部を開放させた状態でズボン類のベルトループを収納し、その後折り返し部を閉鎖することにより、ベルトループの収納状態を維持するものである。
前記従来技術のベルトを使用すると、添付の図5(b)に示すように、ベルトループ41がこのベルトの折り返し部3Xにより引っ張られて大きく歪む。使用には通常、差し障りはないが、見栄えが悪くなる。
この問題を解決するために、本出願人は実用新案登録第3167731号として、折り返し部の、折り返し状態における先端から接合部材の間に第1固定部を設けたことを特徴とするベルトを提案したことがある。
本考案は、この問題を実用新案登録第3167731号とは別の方法により解決しようとするものである。すなわち、本考案は、ベルトループがベルトの折り返し部により引っ張られて歪んでも、外部からはその歪みがほとんど見えないような、バックルを使用しないベルトを提供することを目的とする。
本考案は、本体と、この本体の両末端に設けた折り返し部と、この折り返し部を開閉可能に接合する接合部材を有する、バックルを使用しないベルトであって、前記折り返し部は、内側部材と、この内側部材よりも長手方向に長い外側部材とを、それぞれの中央部が自由に動く状態で重ねて固定してなり、前記外側部材が折り曲げられたときに形成される第2折り曲げ部の内側に、前記内側部材が折り曲げられたときに形成される第1折り曲げ部が形成されていることを特徴とする(請求項1)。
好ましくは、前記内側部材の少なくとも中央部が幅狭部となっている(請求項2)。
前記ベルト本体と前記折り返し部は別部材から形成してもよいし、前記ベルト本体を前記折り返し部の内外側部材の何れかと同一部材で形成してもよい(請求項3,4)。通常は、内側部材と同一部材で形成する。
請求項1の考案によれば、着用者の動きにより折り返し部が長手方向中央に向かって引っ張られても、ベルトループは第1固定部に接触しその位置で留まり、折り返し部の幅全体にわたって保持される。ベルトループは歪んでも折り返し部で隠されて外部からはほとんど見えない。そのため、本考案のベルトは見栄えがよい。
請求項2の考案によれば、内側ベルトが(もともと外部から見えにくいのであるが、)外部からほぼ完全に見えなくなるので、見栄えがよくなる。
本考案の第1実施例のベルトの使用状態を示す斜視図である。 図1のベルトの、折り返し部を閉鎖した状態の(a)正面図、(b)側面図、(c)背面図、(d)左側面図、(e)右側面図である。 図2のベルトの、折り返し部を開放した状態の(a)正面図、(b)側面図、(c)背面図、(d)左側面図、(e)右側面図である。 (a)は図2(b)の矢視拡大側面図、(b)は図3(b)の矢視拡大側面図である。 (a)本考案と(b)従来例を比較する正面拡大図である。 第2実施例のベルトの、折り返し部を閉鎖した状態の(a)正面図、(b)側面図、(c)背面図、(d)左側面図、(e)右側面図である。
以下、添付の図面に基づき、本考案の実施例を説明する。
図1に示すように、本考案のベルト1も、バックルを使用しない従来技術と同様に、ベルト本体2の両端に折り返し部3を設け、その部分で開閉可能としている。この折り返し部3を開放させた状態でズボン類4のベルトループ41を収納し、その後折り返し部3を閉鎖することにより、ベルトループ41の収納状態を維持するものである。
図2を参照してさらに詳細に見ると、ベルト本体2は伸縮性を有する織物又は編物製であり、着用者の前面を除く腰回りに装着される長さを有する。使用者の個人差に対応するために、ベルト本体2には長さ調節具21を設けるのが普通である。
ベルト本体2の両末端には折り返し部3が設けられている。折り返し部3はベルト本体2と別部材であって、縫製によって一体化している。折り返し部3をベルト本体2とは別部材の皮革製としているので、折り返し部3に強度を持たせることができると共に、見栄えの上で好ましい。
折り返し部3は開閉する必要があるので、開閉用の雌雄ボタン31,32が折り返し部に設けられている。ボタンの代わりに面ファスナーその他のファスナーを使用してもよい。
図2(b)及び図3(b)に示すように、折り返し部3は外側部材33と内側部材34の2部材を重ね合わせ、それぞれの中央部が自由に動く状態にして、前記雌雄ボタン31,32で固定している。これらの図から分かるように、外側部材33は内側部材34よりも長いので、両者を重ね合わせると、中央部において外側部材33に余りが生ずる。折り返し部を開放した状態(図4(b)に拡大図を示す)では、外側部材33は中央部が外方へ膨れる。折り返し部3を閉鎖した状態(図4(a)に拡大図を示す)では、内側部材34の形成する第1の折り曲げ部36の外方に、外側部材33が第2の折り曲げ部35を形成する。
なお、図3(a)に示すように、内側部材34の少なくとも中央部は、内側に切り込みを入れることにより、幅狭部37としておくことが好ましい。折り返し部3を閉鎖したとき、第1の折り曲げ部36を外から見えなくするためである。
このベルト1を使用するには、まず、この雌雄ボタン31,32を外し、折り返し部3を開放する。続いて内側部材と雌雄ボタン31,32取付位置との間にズボン等のベルトループ41を配置した上で、雌雄ボタン31,32を閉じて、折り返し部3を閉鎖する(図5(a)参照)。
図5(a)の状態では、着用者の動きにより折り返し部3が長手方向中央に向かって引っ張られても、ベルトループ41は内側部材34の第1折り曲げ部36に接触しその位置で留まり、保持される。ベルトループ41は歪んでも、第2折り曲げ部35で隠されて外部からはほとんど見えない。そのため、本考案のベルトは見栄えがよくなり、外観が向上する。
それに対して、従来例を示す図4(b)では、第1折り曲げ部に相当するものがないので、折り返し部3Xが引っ張られると、直接的にベルトループ41が引っ張られて、大きく歪む。
図6は、本考案の第2実施例である。ベルト本体2Aの両末端には折り返し部3Aが設けられている。折り返し部3Aの内側部材34Aはベルト本体2Aと一体化した生地である点で第1実施例と異なる。図示しないが、ベルト本体2Aと折り返し部3Aの内側部材34Aを一体化させてもよい。
この第2実施例では内側部材34Aがベルト本体2Aと同一部材であるから、伸縮性を有する織物又は編物製であることが通常であり、雌雄ボタン31A、32Aを取り付けるときに強度が不足する場合がある。そのようなときには、雌雄ボタンの周囲に当て板38、39をあてがうことが好ましい。
その他の点は第1実施例と同様であるので、第1実施例と同じ部品には第1実施例の符号に「A」を付してその説明を省略する。第2実施例は、第1実施例と較べて、製造工程が簡略化されるという効果が得られる。
1,1A ベルト
2,2A ベルト本体
21,21A 調節具
3.3A 折り返し部
31,32;31A,32A 雌雄ボタン
33,33A 外側部材
34,34A 内側部材
35,35A 第2折り曲げ部
36.36A 第1折り曲げ部
37 幅狭部
38、39 当て板
4 ズボン類
41 ベルトループ
実用新案登録第3088592号 特開2002−266139 実用新案登録第3163611号 実用新案登録第3167731号

Claims (4)

  1. ベルト本体(2,2A)と、この本体の両末端に設けた折り返し部(3,3A)と、この折り返し部(3,3A)を開閉可能に接合する接合部材(31、32;31A,32A)を有する、バックルを使用しないベルトであって、
    前記折り返し部(3,3A)は、内側部材(34,34A)と、この内側部材(34,34A)よりも長手方向に長い外側部材(33,33A)とを、それぞれの部材(33,34;33A,34A)の中央部が自由に動く状態で重ねて固定してなり、
    前記外側部材(33,33A)が折り曲げられたときに形成される第2折り曲げ部(35,35A)の内側に、前記内側部材(34,34A)が折り曲げられたときに形成される第1折り曲げ部(36,36A)が形成されていることを特徴とする、バックルを使用しないベルト。
  2. 前記内側部材(34)の少なくとも中央部が幅狭部(37)となっている請求項1記載のベルト。
  3. 前記ベルト本体(2)と前記折り返し部(3)が別部材から形成されている請求項1または2記載のベルト。
  4. 前記折り返し部(3A)の内外側部材(33A,34A)の何れかと前記ベルト本体(2A)が同一部材により形成されている請求項1または2記載のベルト。


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